にゃんとの暮らしさまざま
ねこマエストラは、私の高校時代からの友人です。
彼女の妹さんも、ねこ飼いさんで、以前3にゃんとくらしていました。
いまは2にゃんかな。直接の知人ではないのでまた聞きですが。
彼女のお引越し暦はなかなかにぎやかで、
欧州と日本をお引越しで往復すること複数回。
最初は日本に里帰りした際に拾ったねこを
マエストラが連れて行ったのですが、そのあと日本に帰国する際に、
現地生まれのねこが増えて、ねこの数だけ往復したり、
もともとなかよしだったにゃんずが、
引越し先になじんだ順番で仲良く『なく』なったり(!)と、
なかなか示唆に富んだお話を、また聞きで漏れ聞いております。
日本と欧州を往復するたびにねこが一匹ずつ増えてゆくお話を
たのしく聞いていました。感謝。
マエストラご自身も、持病持ちのにゃんふたりと暮らしています。
こころ強く頼もしい友人。
きっかけは高校の渡り廊下。高1どうし、クラスこそ違っていましたが、
体育と家庭科の女子合同授業で顔見知りになって、
わたしの下敷きにはさんでいたサムシング(照)に
彼女が反応したのでしたっけ。もう30年も前の話ですキャア
さて、妹さんの欧州生まれのにゃんに、腫瘍が見つかりました。
そのあと欧州から日本へお引越し、さらに欧州に里帰り、
闘病や移動や負担や、さまざまな要素がありましたが、
20歳前までの長寿をまっとうされたとのこと。
フクちゃんのことを聞いて、
最初に、このにゃんくんのことを思い出しました。
直接の知り合いではなく、あくまでまた聞きなのですが、
ねこは思っているより強いのね、
なにより一緒にいることがねこ自身のよろこびだと
確信してよいのね(それは思い上がりではないのね)、と
そして、配慮はもちろん必要だけど、
心配しすぎてしまうことも心配だよね、と、
実感しました。
フクちゃんゆったりがんばろうね。
あらためて、横浜からささやかなエールを送ります。
たいせつないのちを、あずかっているのだなあ、
いや、預からせていただいているのだなあ、
猫神様に託されているのだなあ、
神様に試されているのだなあ、
そしてじぶんの出来ることをできるだけ、
ちこに真摯に捧げるしかないのだなあ
そんなふうに思います。
いまもおしりにはりついている、
あたたかいけものに思うのです。
いま現在、マエストラの妹さんのもとにいる2にゃんは、
ともに15歳越え。
やはりいろいろと心配な要素があり、
妹さんご自身も身辺がばたばたしていた時期のこと。
「ねこのことがたいへん。
じぶんのこともそうだし、手が回らないし、お金もかかるし」
と、姉であるマエストラに漏らしたそうです。
マエストラの妹さんへの言葉がこちら。
「そんなこというのなら、最初からねこ飼っちゃだめだよ」
「自分にできるだけのことしか、自分のねこには
できないんだからその範囲で精いっぱいやるしかないでしょ」
ううむ。旧家の総領娘と言うのは、身内に対してかくも厳しいものなのか。
彼女は、ワタシにはもっとぬるま湯で接してくれるので、
そして、あまり厳しくないタイプの兄を持つ妹である私には
なんだか身の引き締まるお話。
といいつつ、妹さんがほんとに困った時には
そっと手を貸しているマエストラ。
私の自慢の友人であります。かっこいいなあ。
某所でご紹介されていたこの本を、読み終わってしみじみとしたところでした。
(ありがとうございます)
ねこマエストラは三姉妹の長女なのです。
本日のちこ。変わらない日常のありがたさ。
さぁ、気がすすまないけれど炎夏のなかを
図書館に行ってきましょう・・・・・・。
by chico_book | 2016-08-07 12:22 | ねこ | Comments(2)
フクちゃんのことに思いを馳せてくれる人がここにも。
なんて私は、そしてフクちゃんは幸せなのでしょうか。
できることを精一杯するだけですよね。
大変だとは全く思わないですよ。だって人間の子どもと同じだもの。
人間に比べたら全然お金もかからないです。
縁あって出会った命、最後まで責任を持って面倒見ます。
愛情を注げるだけ注いでね。
猫にはいろんなこと教えてもらってますねぇ。
横浜からのエール、嬉しいです。本当にありがとうございます。
きれいなピンクでしたね。
フクちゃん自身がリラックスした表情なので
安心しました。
大物でおっとりさん、ほんとに立派なお兄ちゃんですね。
末っ子のメイちゃんがほんとにかわいい。
そんなメイちゃんをついつい構っちゃう
のんちゃんもふくめて。
メイちゃんが来てまだ日が浅いのが信じられないほど、
よいバランスだと思います。よかったよかった。
すべて含めて、猫といっしょの暮らし、ですもの。
とは言え、オンでもオフでもいろんなことを
分かちあって、おねこ様の為に充実させていきましょうね。
なにより皆さまご無理なさらず。祈。