夢と希望と魔法のソング&ダンス(ほろにが系)

アカデミー賞関連の話題で、あまりにキャッチーな
音楽に誘われるように、観てまいりました。

いつ行こうかな、と、うずうずもじもじするくらいなら
もうとっとと行きましょう。



以下感想なので畳みます。






思いのほかまっすぐな映画でした。
まっすぐストレート。
一本調子と言うべきか王道と言うべきか。

でも人物造詣の、ちょっとしたこじらせかた、
やややこしいあたりは
見事に『セッション』の監督らしくて
途中からなんだか楽しくなってしまった。

主人公のダンスがそこまでキレッキレと言うほどでもなく
ミュージカル映画としては中途半端、と言う評価があるようですが
わたしはたのしかったなあ。
昔のミュージカル映画へのオマージュてんこもりらしいのですが、
そのあたりの知識もないので、かえって素直に楽しめたのかも。

じつはミュージカルについてはこちらで
かなり鍛えられました。たぶん。




『GLEE』、
見終わってしまうのが恐ろしくて
最終シーズンまるっと見ていないという、まさに往生際の悪さ。
でもそろそろ成仏させてあげましょう>自分

賛否が分かれるでしょうが、さらりと楽しかったです。
ライアン・ゴズリング、役柄とは裏腹の、
すこし弱気なかんじの、かぼそい高い声がよかったです。
(『マネー・ショート』はみている模様ですがよくわかっていませんでした)

わたしがLAに行ったのは16年も前のこと、
しかも911当日で全米の空港封鎖、
帰国できなくなってとぼとぼと歩いたLAのダウンタウン、
いたるところに貼られた
「NATIONAL TRAGEDY」
の文字、
マンハッタンビーチから眺めたサンセット、
ピックアップを心細く待ったマクドナルド、
(そしてそこでホームレス(推定)のひとに50セントくれ、
とねだられて震えながら断った)
もちろんグリフィス天文台にも行って夜景をながめました。
※なにしろ、3泊5日の予定が帰国日未定になって時間が余ってしまった

同行者の知人の、オレンジカウンティ在住のかたのおうちに
お招きいただいて、
『日本に行ったときの写真』
を見せていただいたのですが、それがなんとワタクシの出身地近く。

「ここはわたしの故郷なのよ」

と言いたくて、言おうとして

『THIS IS MY COUNTRY』

と言い放ったことも含めて、たいへんよい思い出。
バックヤードにバスケットゴールがあって
なつこい大型犬(レトリバー)と、
むくむくで威厳たっぷりのにゃんこ(ロシアンブルーのはず)がいた、
オレンジカウンティのご自宅。
なんだかあまりに理想的すぎていまとなっては夢のよう。

サンフランシスコとはまた違う、ちょっと漠然とした感じ、
ややもすると野放図ですらあるような
LAの街並みを存分に眺められて、
なんだかひさびさでうれしかったので、すこし点が甘め。
たぶん16年前の、じしんの(16年までも若くはないけれど)
いまよりずいぶん青々しくたのしかった自分の、
LAの記憶と混ざりあってひいき気味。

ずいぶん世界の色合いも変わってしまったね、
日本も、アメリカも、なんて、
やはりどこか夢のなかのできごとのように思う。

アカデミー賞で作品賞と脚本賞は取れてないようなので、
まあ納得でしょうか。音楽素晴らしいです。
原色ドレスと、ヒールとアメ車も素晴らしい。

なんかこんなシーンありましたしね!!(大好き)



(……いまこうして見返してみたら結構違いました(えへ))

気になった小ネタを、なんとなくメモ。

・型落ちプリウスは、
『そんなにリッチでないひとが便利に使うありふれたカー』
である模様。そして信じられないくらいたくさん市場にあるのね。

・冒頭のハイウェイは『SPEED』でバスが飛んだところでしょうか・・・・・
(LAのハイウェイが、どこも同じように見えているのかもしれませんが…
でもうっとりしてしまう幸福なキアヌ・リーブスファンなので
明確にしない方が吉かも、ずっと幸せでいられます)

・劇中歌に
RENTARO TAKI の『JAPANESE FOLK SONG』
とありましたが全然わかんなかった……!!



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by chico_book | 2017-03-12 22:15 | 映画 | Comments(2)

Commented by pinochiko at 2017-03-13 06:52
こんにちは。
映画は見ていないので、ちこさんの感想をフムフムと読ませていただきました。

小ネタのプリウスについて。
ブレーキとアクセルの踏み間違いといった系統の事故映像などを見ると、
意外とプリウスが多いなぁという印象です。
小金を持った、60、70歳代のとにかくトヨタが良い、ハイブリッドがなんだかはっきりは良く分からないけどエコらしいからそれが良い、
という人が乗るのがプリウス。
な~んて、私は思っていますよ。
Commented by chico_book at 2017-03-14 00:56
ぴの様こんばんはー
コメントありがとうございます☆

プリウスね、わたしのいとこも乗ってます。
20歳年上の、テニスとそばうち(!!)と孫の世話に
明け暮れるリタイア組。まさにドンピシャ。

鑑賞+記事にしたので、
漸く安心して感想サイトなどをみているのですが、
ものっすっっごく、賛否両論分かれていて
逆に興味深かったです。

すこしネタバレになっちゃうんだけど、
プリウスに乗ってる女性と
ガソリン吐いて走ってそうな、
アメ車に乗る男性と言うのは、
合わないだろうなあ……なんて思ったりするという
(そういうフックも単純と言うかストレートと言うか、
よく言えば素直、悪く言えば安直ともいえそう)

私がなんだか不安なこころもちでLAに滞在したこと
(帰国便のあてが全くないこと、
戒厳令下みたいな状態だったこと、
またLAが車がないとどうにもならない街なので
どうにも落ちつかないこころもちでした)
と、
『カルテット』
の巻夫妻とか、
「あきらめきれないひとたち」
のようすに、がぷよつではまっているので、
ふむふむとうなずきながら観ることができました。
個人的には、いろいろタイミングがよかったのかな。
(でも作品の出来としては『カルテット』の方が
良い出来かもしれない。
まあ傾向が違う作品なので、比べるのも強引かも)

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