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私は自分のことを知りたすぎるのかもしれない疑惑

あるいはいくつになっても自分のことがわかっていないのかも疑惑について。

ずいぶん前のことになりますが
同窓会なるものに(珍しく)参加してまいりました。
別件の口実にするためという要素が強くて
正直参加自体はそんなに乗り気ではなかったのですが
受付に行ったとたんに

「あーーー! ちこぼん(仮名)やーん!!」

うわぁ、とか、変わったねとか変わってないねとか
いまどこでなにしてるとかなんやかやひとしきり
にぎやかにやりとりしたあとで
不意に真剣な表情で問われた内容が

「ねえ、いまでもおたくなの?」


…………チョチョトマテクダサイ

ナニソレなんですかそれ
チミのなかで私どういうキャラなんですか

「なにそれいきなり」

「いまも本読んだり
まんがとかアニメ見てるの? 」

「…………ええと、あのその、うんまあそういうことになりましょうか」

「やっぱり!!」

ううむ、なんでそんなこと聞………
いや(この質問はなんかリターンきそう。やめておこう)
(すこし方向を変えて)

それにしてもななななんでそんな満面の笑みなの??

「最近なにか見てる? アニメとか? 」

「ええと、そうですね、ユーリとかかな」

「ああ!! うちのこどもといっしょやん!! 」
「うちの娘もむっちゃはまっちょるよ! 」

えええええへへ
こういう時どんな顔をしたらいいかわからないのほんとに。

でもまあいっか、ほんとのことだし、
ちょっと恥ずかしいけど実際いい作品ですし。
わたくしだいすきですし。堂々。うむ。

相手も、からかったり冷かしたり馬鹿にするような
ニュアンスではなくてニコニコしてるし。

「うわああいいねえ、うちの子むっちゃ話ししたがるよ! 」
「うちもうちも、おたく趣味の子やけん、
イベント行きたい行きたいいいよるけん
横浜におるとか言うたらすっごいうらやましがるわあ」
『お母さんもいっしょにやろう、イベント行こうよ』、っていうけん
お母さん興味ないって返事するやん、
そしたら
『世の中には理解あるお母さんもおるのになんでうちはちがうんよ!?』
とかいわれよるんよ」

…ひゃあこれはアレですね、
ロックは昔は不良の音楽だったとか
文学なんかまっとうな人間の仕事ではないとか
そういう流れでしょうかどちらかと言えば。

「そうそう、うちらなんかおたく趣味のことは
ようわからんけど、
そう言えばうちのクラスにもそんな子おったねえってあるとき気がついてさ」

「それがちこぼん(仮名)やーん、ってみんなでいいよったんよ」

「そうそう、あんたなんかむちゃくちゃたのしそうで忙しそうやった」

・・・うおおおお気恥ずかしいようなまあそうでしょうなとか
いろいろな感情が渦巻いていしまいますね
これどう認識すればいい流れなんでしょうか
戸惑うばかりのワタシ。
まあ(必要以上に)恥じ入らなくても
よい流れではあるようですがどうなのでしょうか
※でも必要ってなに(小声)

そんなことを思い出してしまったのは
友人と一緒にジャパンオープン観戦したのですが
『フィギュア観戦』
の微妙な温度差に軽く戸惑って、
はてどう対応するべきか、と、いう局面に

「やっぱりおたくなひとは何にむきあってもおたくなんやねえ」
と言われたことに由来しております。

そうなんだよね。
『おたく趣味』はジャンルのことですが
性質がおたくなひとは、何にむきあっても
アプローチの方法がもう『おたく』としか言いようがないという。

私自身は、おたくと名乗るのは気恥ずかしいほどの浅さですが
(深め方が全然足りないという自己認識。
でもまあひとと比較するものでもないですね)

なにかにふれたときに

私はなぜこの対象に心を動かされるのか


知りたくて知りたくて気になって気になって
うずうずうずうず、我慢できなくなる、のです。
そしてそれを分析(そんなたいしたものではありませんが)
して文章にするとはあスッキリ、ということになります。

それこそ夜中でも走り出したくなるような。
遠吠えしたくなるような。
いい年してほんとに、とも思いますが、
たぶん若いころよりは少しは落ちついていると思う。
しかし依然としてワオーン!! と叫びたくもなります。
えへへ(照)

JOすこしだけメモメモ。

アボさんの『MY WAY』に感涙。
有香コーチのお姿も拝見することができました(歓喜)

未来ちゃんの3A見られてとっても幸せ。変な声出ました。

舞依ちゃん途中までは地味かな、と思っていましたが
途中からの盛り上がりがすごかった。

そしてお隣の席の方々が
世界女王に
『はいはい上手上手ハイハイ手あげるあげるうまいうまい』
とコメントしててちょっと興味深かった。
うん、その気持ちもまあわかります。
(私はメドさん嫌いという訳でもなく
ビタ好みという訳でもない)
※悪口という訳ではなくて、よいところは
しっかりほめている会話がちらちら聞こえてきました。

町田さん切れ味よくてすばらしかったです。

ネイサンみてて「空中でピタッと回転を止めて降りてくる」
の意味が分かってとってもうれしいかぎり。

おっと、とまらないのでこのあたりで。
本日はこのあとお出かけなのです。わっせわっせ。

ちこは押し入れに籠城中。何かを察知しているのでしょうか。
(ごめんよう)



by chico_book | 2017-10-09 06:06 | フィギュアスケート | Comments(0)

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