カテゴリ:日々( 157 )

いっしょに生きてゆく幸福(千里くん)


一年着なかった洋服は処分しましょ。しましょしましょそうしましょ。
一年着なかったものは、なくても困らないもの、二度と着ませんよ。
とっておいても、着たくなった時にはまた新しいのがほしくなるわよ。
似たようなデザインでもちょっと違うものです。
流行とはそういうものです。

そんな言葉が世間で飛び交っております。
断捨離ブームなかなか根強い。
それだけ達成しがたい、ということでもあるのでしょう。

しかし田舎の一軒家、しかも築50年ともなるといろいろ様相が違ってくる。

・置き場所が(コンパクトなマンションと違って)とりあえずは、ある

・しかも、当時の大工さんと(しろうとの)施主がノリだけで決めた空間
 (ある意味たいへん無邪気)

・加えて居住者の高齢化による体力気力低下

・習慣の強化により、問題点の洗い出しが困難

などなどいろいろな要素が絡まって『親の家片づけ問題』なんて
ことに到達するわけですが。

80代の母が突然こんなことを言い出しました。

『捨てられない服があるんだけど。
 あんたが小学生の時に着てたのよ。おぼえてる?』

しんどそうに腰をかがめて出してくる。
ああ、これはおぼえてるわ。夏のワンピース。
明るいグレーで、あっさりしたコットン。
これにレースのボレロなんかあわせていた。大好きだったなあ。
麦わら帽子のリボンの色を、カーディガンとそろえたりして。

『布も傷んでなくて、もったいないんだけど』

そうだね。ていねいに保管していたからだね。ありがとう。

『……あんたもう着ないよね? 』

がくっ。
……それは単純に無理な話でしょ。
身長120センチ用ですよこれ。しかし小6でこれって小さくないか。
実際中学一年の時に(身長が同じで)『ドラえもん』『ドラちゃん』と
呼ばれていたので、まあ実際にチビだったというだけのことですが。

「○○さんのお嬢さん小学生だっていうから、
どうかなって思ったんだけど、いまどきの子はこんな洋服着ないかねぇ? 」

ううーーーーん、ひとによるとは思うけど、
確かにいまどきの子はまったく着なさそうなデザインですよね。
40年近く前の洋服なんで、まったく当然なんだけど。

私には子供がいないけれど、子供服(女子)は
『白黒紺茶もしくはグレーが上品でよいなあ』
と漠然と思っているので、うん、まあもし娘がいたら
子どもにはうけなかっただろうなあこの考え方、とは、いつも思います。
私の母もわたしに着物とか着せたがっていたから
(成人式すらやっていないので振袖未経験者)
まあ、そういうことかもね、なんて。

『じゃあやっぱり、もらってくれる人もいないし、
置いておいてもしょうがないね』

うんまあそうかもね。

このあたりになると、引越しを複数回かさねて
その都度「いるいらない辛い選別」経験のあるワタクシと
50年居住者との経験値もしくは温度差は歴然であったりしますので、
無言でリアクションを見守ります。

『じゃあ持ってく? 』

がくがくっ(二回目)。
決められない気持ちはわかりますが、
そう言いたい気持ちもよくわかりますが。

という訳で供養のために一枚パチリ。

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にごりのない明るいグレー。わたしいまでもこの色大好きです。

私は、洋服の整理にはそんなに手こずりませんが、
これが書籍・文具・書類となると、まったく以て別の話になりますハイ。

1年読んでない本は二度と読まないとか
一度読んだ本は手放しましょ、とか言われると、
(一時期)むきになってたりしましたが、いまはもう、
うん、方向性の違いよね、ただの、私そういう人間じゃないんで、
と割り切れるので本人としてはスッキリ楽ちん。
(まわりも理解してくれて(あるいはあきらめて)
そういうことを言わなくなったということもあるかも)

そして今回の大型棚導入で、ワタクシひとつのあこがれを実現するべく
あれこれ実験中です。わーいたのしー!

(いまは読む時間の確保の自信がないのでやっていませんが)
一時期『ナショナルジオグラフィック』の定期購読をしていました。
引越し単位で二回前の時代。
20世紀の終わりから今世紀初頭にかけて。

なんども持ち物(書籍)の見直しを行った際、

『雑誌だし』
『情報古くなってそうだし』
『よみかえすかどうかわかんないし』

というネガティブ要素に、以下のポジティブ要素が

『(情報の変遷があっても)それはそれで興味深い』
『ネイチャー系の記事はいつ読んでも面白いものが多い』
『なにより揃っているとうつくしい』
『集合してこその美』

せっせとおしくらまんじゅうして、保存し続けた雑誌たち。
こーんなかんじ。

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デメルの猫舌チョコレートボックスは、じつはちこのおひげ収納ボックスです。
実際いま読んでも面白いです。時間泥棒!! また購読したくなっちゃう!
15年前の雑誌をこんなに違和感なく楽しめるなんてねえ。
年をとってよかったと思うことのひとつ。

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うむ? 何か一冊混ざっていますか?? (注:ひだりから7冊目)

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おお・・・!! なんと違和感のない。

ちなみに内容は
”『マトリックス』の続編は期待大!! ”
とか
”こんどの『スパイダーマン』は、ディカプリオの親友!”
(トビー…)
なんとも言えず味わい深い記事が多いです。やはり時間泥棒。

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ふうん、と、思っているねこ。たぶん。

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そんなものより私をみなさいよ、
の、
魅惑のむっちりボディ。
それでもちょっとだけほっそりとしました。
ちょっとだけ皮がゆるんでいるの。
にしてもこのまなざし……。今日も完璧にお綺麗です!!(馬鹿)

夏休みと言えばエアコンを入れた静かな部屋で、
読書とにゃんこが最の高ですね。リゾート気分ですね。
実際にはリゾートホテルにはちこはいないから
こっちの方が素晴らしいね!
アイスコーヒーなどいただきながら、ときにうとうとしたり。
冷たくして飲むのは、紅茶よりコーヒーの方が
おいしく入れられる気がします。ワタクシの場合。

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いま読みかけの雑誌を、前に置いてみる。
地震対策なにも考えていません。

ことしはだいたい12年周期で訪れる(ような気がする)園芸ブームイヤー。
しかもうっかりばらに手を出しています。なんてこと。さてどうなることやら。
(このイベントがたのしすぎたせいも大きいと思う。我ながら簡単な人間)


マスコットキャラクター・ガーデンベアーもありがとうのおじぎ。
次の都市緑化フェアは八王子で、9/16からだそうです。
意外とすぐなんですね。そして意外と近い。



つぼみ付きでうちにやってきたので、
株を養生するためにちょっきんと摘んでこうしているのですが。

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(花を咲かせるのは株の体力を奪うのだとか)
(もちろん、すっかり育ったおちついた株なら問題ありません)
まあなんとも愛らしい。

にゃんこの眼も、手も、届かない場所にそっと。
いたずら盛り元気いっぱいの、ちびちび~若者にゃんでなくてよかったかもね。
いまのちこにゃがいとおしい。ひたすらに。

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しずかにしっぽのさきがぴこぴこしています。
優雅にリラックス。素晴らしい猫。わたしにとって完の璧とはこのこと。
(さいごはいつもの自慢)

※タイトルは大江千里くんの
”WE ARE TRAVELLIN’ BAND”
より

『年をとろう みんな一緒に 続けよう 動けなくなるまで』
で、いつもとても懐かしく切なくでもそれが思い出や過去なんかじゃなく
現在進行形の熱い気持ちにさせてくれる。

※追記※


感動のあまり大きいアイコンに!!
最新号買おうかなあ…でも、WEBだと動画も観られるんですね。


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by chico_book | 2017-06-25 21:05 | 日々 | Comments(2)

新緑とムジムジとにゃんとかかんとか

窓の外の新緑が色濃い季節。

本日で終了なのですが
『全国都市緑化よこはまフェア』
が、たいへん素晴らしくてすばらしくて、たのしうございました…………。

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港の見える丘公園、バラの季節は毎年とても素晴らしいのですが
今回は本当に本気度が違った。

結局一回しか行けなかったのですが、
もうずっと反芻してにまにましてしまうタノシサ。
もっと何度も足を運びたかったのですけれども、
ううむ、まあせわしない日々。無理禁物。
じっくりゆっくり楽しめたのでよしとしましょう。
写真はたくさん撮ったので(撮ってあるので)おいおい。

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さて現在進行形で模様替え進行中です。
BC(ビフォアちこ)時代の方向性(おおげさですが)のままの
家の中、文庫本ラック(1980円!!)やなんやかやで
しのいできましたがもう限界。

これで最後の大型家具、ということで汎用性の高いコチラを導入することに。
(何のことはない、展示見切り品で70パーオフに飛びついた次第)

3×5を横置き使用。
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本棚として使用するには上の空間が空く(空きすぎる)とは思っていました。
本棚としての使用をメインの目的にはしてなかったのですが
なんとも説得力のない写真。
上に物を置く予定はなかったよ。ほんとよ。
ま、まだ仮置きだからね。ね。と、主に自分に言い聞かせ。
縦置き横置きも最後まで悩みました。
背が高すぎて有効活用できないかな、
あと圧迫感が出過ぎるかなということで横置き使用。
いざとなったら立ててみればいいや。なんて思うもののそう軽々しくはできません。
むむむ。

ちなみに組み立ては業者さんにお願い。
ほんの20分ほどでさくさく組み立てていかれました。

興味深かったのは、プロのかたでも
「すんなりネジの通らない穴が(やはり)ある」
そのときは、別途ねじねじを通して穴を調整するようです。
カラーボックスや文庫本ラックに私ごときが手こずるのは
ある意味当たり前だわ、なんて思う次第。納得納得。

本の収納のみなら、こちらの買い足しが理想的でした。
最後まで悩む悩む悩む。
(結局見切り品がジャンピングボードに)
いま使っているのは、奥行き21センチ×縦175.5センチ。
(ハイタイプ(212.5センチ)と最後まで迷いました)

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春樹段がもうパンパン(予測できた事態)。
最新刊も一冊しかここにいない始末。
(入れようとして無理だったスペースに、哀感が漂って…いないか)
一応、まだ片付け途中なので。
しおりひもとか並びとかはあらためて対応する予定の、仮置きです。


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購入当初に、無理矢理にでも『飾り棚』設定をしてよかった。たぶん。
いまこの瞬間も、ぎっちぎちに詰めこみたい誘惑に駆られています。
全力で踏みとどまり中。

もちろん棚の設定しなおしは(理論上)可能ですが、
ぎっちりとめている棚ダボ(という名称でいいのかな)を抜くのが
簡単でないという理由で、消極的に継続。でもこれでいいと思う。

実はこのほか納戸スペースに本棚がみっしりあります。
今回そこの中身を大見直しして収納を再設定。
(ちこ関係ないやん)
(スタッキングシェルフのなかに、猫グッズ枠とかキャリー収納を入れたのが大きな目的)

あるはずの本が行方不明などの、諸々に我慢できなくなった次第。
我慢することないのにね。ほんとにね。

シェルフ組み立て中、ちこさんは寝室におこもりいただいたのですが、
業者さん電動ドライバなどの使用もなく、黙々と作業されました。
大きな音がしたらちこが怖がるかしら、と思っていたので安心安心。

設置完了後、ハイお待たせー、と、扉を開けると
それでもものすごく腰を落として警戒しながら、
ゆっくりゆっくり出てくるちこ。ネコやねえ。



モアレさんをイメージ動画としてお借りします(感謝)

ひとしきり探索しまくった後、いつもよりお疲れなのか、
いつもと違う場所で
(脱衣所のバスマットの上。何故??)
箱を組んで昏々と眠りつづけるちこさんでした。
つきあってくれてありがとね。
そして深夜三時頃にようやくごはんを食べに来たので安心安心。
ちこにゃんすこし前に、体調がやや不安定だったので
(いまは元どおりです)心配度もましましでしたがよかったよかった。

さてそれでは片付けの続きに戻ります。
(納戸の本棚に置く本と、こちらに出す本を、
分類したりあーでもないこーでもないと満喫中)

しかし家のなかがムジムジしてきました。予想はしていましたが。

こんなかっこよくはないですけども勿論。


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by chico_book | 2017-06-04 13:27 | 日々 | Comments(5)

川を渡るごとに息がしやすくなる気がする


なかなか覚えられないのですが
「テラスモール湘南」
は辻堂! 辻堂駅直結!! そして辻堂は藤沢の隣!
(大船もかなりわかりにくい。横浜・鎌倉・藤沢の境界あたりだそうです)

未だ行ったことのない湘南T-SITEは藤沢!
順番は藤沢>辻堂>茅ヶ崎>平塚!!

横須賀線が、大船を過ぎると一気に緑が濃くなるように、
東海道線も戸塚を過ぎるあたりからぐんぐん空気の色が
変わっていって、藤沢を過ぎると空と海がぐいっと近くなるのが好き。。
とても好き。

と言う訳で、ひさびさ平塚に行ってまいりました。
シネプレックス平塚に用事がありまして。
10年以上前に、レイトショーでこれを観に来て以来。
夜中にはじめての映画館、しかも友人連れと言う無茶をしましたっけ。
なつかしい。

肝心の映画については
「いやなんで英語なのコレ」
なんて思いながら観てました。

『沈黙-サイレンス-』を観ても
「ポルトガル人なのに英語だなんて」
なんて不満を持たなくなったのは、まるくなったのか
昔の私が馬鹿だったのかなんなのか。

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高い建物が、すうっと見当たらなくなって
光の明るさ強さがまぶしくて、風が通る場所。
ひとがいなくて、ひとの気配はある。不安にならずに済む。

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イチョウの若葉もすっかり大きくなった。
あるいは平塚だから? 平塚は横浜より南だから???


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電柱の根元の花もまぶしい。まぶしくて力強い。
ブーゲンビリアみたいなそこはかとない南国風味、
と言うのはさすがに贔屓の引き倒しかしら。


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大木になったモッコウバラは花盛り。
こんなに大木になるなんてさすが地植えの頼もしさ。
たぶん実際には選定などなかなか大変でしょうが、野趣あふれる素晴らしさ。
あこがれるなあこういう健全さ。

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これいいですね。この地図はとても便利。

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はじめてみました。車と兼用の自転車駐輪場。


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『チャリ』なにこの力強さ。そこはかとない湘南風味(偏見です)

平塚は(作品の舞台である)小田原に全然近くはないけれど)
東海道線のなかで読む『騎士団長殺し』は悪くない。
うっかり未映子さんの本を買ってしまったので慌てて読んでいます。
上巻まで終わったところ。いそいそと。

ゴールデンウィークはありがたくもカレンダーどおり。
水曜日がはいっているので映画のレディースディ活用したいなあと
思っていますがどうなることやら。




ジャック&ベティのスケジュール、
今回絶妙に時間帯があわないのですが(涙)
まあ体力と相談かな。とにかく無理しない。

(そういえば多摩川越えると緊張しますねなにか)



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by chico_book | 2017-04-30 23:19 | 日々 | Comments(0)

そこはかとなく不安と不穏な、晩春の夜

ちょっと考えこんでしまう晩春。みぞみぞする。
あまりよくない意味のほうで。
でもまあ、毎年この季節はこんなかんじかもしれません。
こころの動きが季節についていけてないのかも。

ぼんやり徘徊散策した週末の記録です。

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葉っぱの方が目立つ桜を、シルエット気味に。
ことしは本当によく保ってくれました。ありがとう。


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すこしずつ準備している藤の花。
そうだよね、もう来週末には連休だもの。
気がついたらすでに満開、なイメージが強いので
この段階できづけたことが逆にうれしい。

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ルリマツリかな、と思ったのですが、ちょっと自信なし。
線路のそばの植え込みにのびのびと咲いていました。

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たくさんの果実。みっしりとおもたげ。
冬を乗り切って春を迎えて、なんだか戦友みたいに思えるのは、
去りゆく春に戸惑っているような、
抱えた荷物をもてあまして途方に暮れているような気持ちを
共有しているように思えるからかな(うがちすぎ)。

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足元にはスターフラワー。濃い緑の影の涼しい白に、なんとも弱い。
そんな予定はどこにもないけれど、もし自分が庭を持つのなら
緑と白を基調にしたいなあ、なんてぼんやり思う。
そんなこと言いつつも、さみしくなって
いきなり赤や黄色のチュウリップとか植えちゃうかもしれませんが。

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ふさふさの羊歯にココロ魅かれるのは、きっと小さい城下町育ちだから。
横浜も存外石垣や急坂が多くて(特に山手のあたり)わくわくします。
散歩しがいのある街。この写真は横浜ではありませんが。

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さらさらの小川にひっそりと花筏、というと気取りすぎかな。
ほんのわすかですね。いやさすがにわずかすぎるかな。

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こちらは流れてはいません。

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思いっきりななめですが(悪癖)、鶴岡八幡宮の源平池(源氏池かも??)

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観光客のみなさんで大賑わい。
綺麗だね綺麗だね、とオオヨロコビ@ALL。
わたしも静かにココロで絶賛。盛りは過ぎているけれど、充分。
ミサイルが飛ぶかもしれないのにね。



こんな90年代アイドル(だよね??)ソングを
思い出すあたりもう。もうもう。
西炯子センセエのデビュー短編集収録のの
『まっているよ』
と言うのもそういうモチーフだったような記憶。

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(ちがってたらごめんなさい)
八幡宮の背後の山と、やわらかい新緑と、静かな池の水面。
このコントラスト大好き。

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ふわふわと芽吹きはじめる銀杏のはっぱ。

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木瓜の花。梅とも桜とも違うまるくてひらたい花。かわいい。
この色合いはことさらに。
春から夏へ、なんとうつくしい季節だろうか。
でも暑くなるのはいやだな。くたびれちゃうから。

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こんな木の洞から、リスが飛びだしてくるのをよく見かけます。
それは本当にしょっちゅう。
夜だと、一瞬ネコかリスかわからなくて目を凝らす。
キジトラさんと見紛うふくふくのタイワンリス。
ポイントはふさふさのしっぽと、上下移動のリターンとか
枝から枝への身のこなしとか。

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手のひらサイズの小さな真鯛。桜鯛と呼んでいいのかな。
小さすぎて大丈夫なのこれ、と言う気持ちにもなりました。
(サイズによってはリリース対象となるはず。
20センチ以下と言う情報もあったので、ギリギリなのかも)

私としては使いやすいサイズでありがたい。
ちなみに鎌倉ユニオンにて2匹で398円。おなか調理済。
鎌倉のユニオン、実は結構リーズナブルでありがたいことが多いのです。
鎌倉だし、セレブだったり観光地価格なんじゃないの、
と言う思いを吹っ飛ばしてくれる腰越漁港地元産。
ありがたや。
(お気に入りのチーズも、横浜の成城石井より50円もお安い。感謝)
あさりと一緒にアクアパッツァにしました。
春の味覚。しあわせ。


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ほんのりと不穏な春の夜は、なんだかやりにくい。
こういう時にはどうしてもこの曲にすがってしまう。
中毒か。中毒なんだろうなあ。



ちこの、やわやわとした腹毛に指をうずめる幸福。

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泰然自若。
時は春(中略)
はすべてこともなし。
ということかな。なんというありがたさ。


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by chico_book | 2017-04-16 23:11 | 日々 | Comments(10)

のたりのたりと春の嵐(事後報告)


ヘルシンキワールドのために、ばたばたしていました。
すみません嘘です。
(どうしてもこのタイミングで言いたかった…)
いや気持ちはバタバタそわそわしているのですが。
ナンバーさんの、世界選手権日本女子関連記事。
すっと心を鎮めてくれました。ありがとう。

所用のため、実家へ。
問題なく用事そのものは終了したのですが、
ちょっと問題なく用事をこなしすぎて
逆にいろいろ反省しながら帰ってまいりました。
(一見、と言うだけで、本質はまったく解決していないのですが)
表面の実務をへたにサクサクこなすと、勘違いの過大評価を受けて
出来るわけでもない範囲のことを要求されたあげく、
ややこしいことになる経験の数多ある来し方なのです。
勘違いされやすくて、しかも断ったり訂正したりするのが、
どうにもうまくいかない。
今更ですが。何年生だよ、って話ですが。
(美しい誤解と言うか、勘違いで過大評価されて、
その結果よりややこしいことになることが多い。経験充分すぎるほどなのに)

損な雑事のあれやこれや、千本ノックを何とかかわして、
かわしきれなかったところに(ココロの)バンドエイド絆創膏を
(家守さんに逢えない火曜日。
でも存外すっきりしているのは、きっと満足させていただいたから。
そして闇落ち但馬守がパーフェクトだったから…!!(感謝))
ぺたっとはって終わらせて、
一日に2時間ほどその場を抜け出してお散歩。
そうしないと、濃厚さに自家中毒もしくは酸欠になりそうだったので。

幸いにしてたいへん静かなまちなので、お散歩するには最適。
ゆっくりといろいろなことに思いを巡らす。

高3の春、卒業では遠く離れることになるクラスメイトと、
高台から小さな入り江を見下ろしながら、
穏やかな春の海を眺めながら語りあったことをぼんやり思い出す。
思い出しながら同じ場所にひとり、立ってみる。

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(こーんな石垣の上にある高台)

茫漠とした春の海、同じくらい茫漠とした未来を思いながら
カラ元気と素直な期待と若干の不安を共有していた日のこと、
共有してくれた人のこと。
語りあった内容はまるで覚えていないけれど、
でもそれでいいと思う。それで十分だと思う。
18歳の私が見たら呆れるかしら怒るかしら嗤うかしら。
そういうふうに、傲慢な若者だったと思う。


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小学校の通学路を歩く。
小学生の時、こんな家並みの前の道を馬が歩いていたのを
見た記憶があるのだけれど、まぼろしかなあ。
いくらなんでも。1970年代の話。いくらなんでも(2回目)。

その山のような巨大さに驚いた記憶が、とても鮮やかで鮮やかで。

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古びた家並みの小道を、探検するのが大好きな子供でした。

晴れたり急に強い雨が降ったり、不安定な天候が続きました。
わたし自身も(大荒れではないけれど)目まぐるしく不安定で
落ち着かないこころもちだったので、あらまあおそろいだわ、なんて。
春の嵐。



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害獣ではなく、受け入れるあたたかさ、共存共栄。
いやそれ実際にはだめだけど、まあかわいいのでいっか。
昭和的さじ加減。

散歩中に、セブンイレブンに行こうと思い立つ。
市内に二軒しかないセブンイレブン。
駐車場が広大で、いつも人でいっぱいのセブンイレブンを、
まるでオアシスみたいに感じる。
見慣れた看板、いつもの音楽、けたたましくも力づよい色彩。
懐かしいセブンカフェの素っ気ないぬくもり、苦さあたたかさ。
たった三日ぶりなのに、なにこの息継ぎ感。

『この街にいると、都会と違って時間の流れがゆっくりで、おちつくでしょ』

うんそのとおり。でもセブンイレブンはほんとうにオアシス。
都会とまるで変わらない世界。
その無記名性で、濃厚すぎる空気がちょっと薄くなって、
呼吸しやすくなるかんじ。

ほんとうは『騎士団長殺し』を読む格好の機会だったのですが、
時間が確保できるか自信がなかったのと、
上下巻ボリュームを荷物としてはこぶことを検討して
泣く泣く諦め。
(もうちらほら内容が漏れ聞こえてきていて焦り気味)

今回のおともはこちら。

さくっと読み終えました。しずかで丁寧であたたかい。
『ほっこり』なんて言葉が裸足で逃げ出すような、
真摯で実直な温かさ。好きな本です。
ふたつの世界との折り合いをつける話に、
無性にココロ魅かれてしまう。
私自身のルーツはまったくの日本人、それも両親ともに
隣の自治体と言う近さ小ささなのに(だから??)
ふいっと、ふらっと、境界線を行ったり来たりすること、
その自分を内から外から見る心もとないあの感じが
どうしようもなく好きなのだろう。
ああ、台湾に行きたいなあと思う。

じぶんのトランクに貼られた、すっかり黄ばんだチャイナエアーの、
まるまると福々しい梅の花をしみじみと眺める。
そっと指でなぞってみる。
あたたかくて空が開けていて、
温度が高くて湿度も高くて、でも風とおしのよいあの街。
母方のルーツが、商売をしていたという
おぼろげな噂のあるフォルモッサ(真偽不明)
この本はタイトル買いですが、こういう勝利体験があると
書籍購入やめられなくなります。積読きりないのに。ほんとに(幸福)。

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すみれとはこべ。ちいさくて確実な春。変わらない春。

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すくすくとのびるつくしんぼ。ひさしぶりに見ました。
まさに群生。

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夏にはたくさんの実をつけるブルーベリー。
つぼみを見たのは初めて。ちょっとたのしい。

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実家の庭で、一輪だけ咲いていた枝垂桜(かな)。
歓迎されたと思うことにします。

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おするばんにゃん。シッターさんの見事なお写真。感謝しかない。
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甘え放題甘やかし放題、それは理想。ほんとに理想。
(実際にはお留守番など苦労をさせています)

元気に無事に、ちこにあえたことを改めて感謝。


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by chico_book | 2017-03-28 19:47 | 日々 | Comments(5)

ひと晩たっておちついたことと、そうでもないこと

少し落ち着きました。きっとブログの効用。
宮原さんしばらくリンクを離れて回復に努めるとのこと。
冷静な対応にホッとするやら胸が熱くなるやら。
そしていまさらながら、ぞっとしました。
ほんとうに、無理しないでよかった。
正式にスキップを決めたことで、ご本人もおちついて回復に専念できることでしょう。

ここ1-2ヶ月の間、ずっとくちずさんでいるのが
火曜ドラマ・カルテットの主題歌『おとなの掟』と、
『ラ・ラ・ランド』の(おそらく)メインテーマの『Another Day Of Sun』。
正反対の様で、どこかなにか通じるものがあるような気がしている。
語られていない物語があふれているような。
終わらない物語とか、求めつづける夢とか、掲げつづける旗とか、
それをやさしくそっと見守ることとか、たいせつにするような、何かそういったこと。
※『ラ・ラ・ランド』、単純と言えるかも、と書きましたが、ちょっと再考してみたい。
敢えてあの落としどころのバランスをとったのかな、
と言うふうに思いなおしています。

やっぱり人生はうつくしく短い夢だわね、なんて思うのは春だからかな。
そしてそれはきっと幸福なことよね、なんてことも。
それについては、まだまとまっていないのでまたいずれ。




冒頭の、わたしに聞き取れる英語はごくわずか、
グレイハウンドステイション、
彼をおいてきたこと、
そうせざるをえなかったの、true、sweet、
We were seventeen,
というところでもう、胸をうわーっとつかまれる。セブンティーン!!

高校や大学を卒業して、新生活にはいるときのあてどない心境、
明るい春の光のなかの心細さ、それに拍車をかけるまぶしい桜の花、
なんてものを連想してしまうのかも。きっと。
闇雲に進むことが、いまほど怖くなかった頃を思い出して
なにかがこみ上げる曲。

いまのわたしが手に入れたもの、いれられなかったもの、
これからでも焦がれてしまうもの、
そんなあれこれがそれこそいっぱいに散りばめられている。
星の砂の砂浜を歩くと、一足ごとにしゃく、しゃくと砕いてしまうように。
(あるいたことないけど)




戻りたいとも取り返したいとも、思わないけれど、
ものすごく輝いていて、まぶしい。

でもいまのわたしには、そんな(不安定な)若いころとは違う、
たいへん頼もしい友人たち仲間たちがいる、そんな自分のことは素直に誇らしい。
知らないうちに強力なパーティ組んでいた的な、圧倒的な感慨が。

『カルテット』
早く二回目みたいなぁ。
この物語を、もっと堪能したい、満喫したい、こころにしみこませたい。
ああたのしかった・・・・!! しばらくドラマはもういいかな、ってくらい。

たいせつな友人にあいたくてあいたくてあいたくてたまらない。単純。
この短い夢を、それぞれの船でわたってゆく親しいひとたちに
手を振りたくて、顔を見たくて、ハグをしたくてたまらない。




気持ちに拍車かかる。

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ちいさな地上の星のような。

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本日のくんにゃりにゃん。こんな瞳で私を見てるのですよ(自慢)


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by chico_book | 2017-03-23 00:34 | 日々 | Comments(2)

いつもいつでもうまくゆくなんて、保証はどこにもなくていい


家電の管理に興味が持てなくて
(きちんとしたほうがいいんだろうなあとは、いつもいつでも思っている)
(思っているのに実現できないことのひとつ)
たとえば冷蔵庫なんか、10年ちょっと使った後に
突然死をして、あわてて買ったのですが、
それがいつのころだか思い出せずにいます。
(いま確認したところ、冷蔵庫は2008年製。洗濯機は2007年。
最近の家電は10年がひと山だとかなんとか。こ、怖い)

それでもテレビについてはとてもわりあい明確。
2010年です。断言できます。
アナログ放送が終わる終わる、エコポイントがどうのこうのと、
とても賑やかだった2月。
28型のぶあついテレビが調子を崩して、画像が大いに!!
そう、大いにみだれるようになりました。
バ、バンクーバーはじまっちゃうじゃんってのに!!!
地デジどうしようねえ、なんて話してはいましたが、
何故このタイミングなのよ!

平日仕事帰りにヨドバシに駆け込んで
(平日のヨドバシってガラガラなのね、とびっくりしながら)
購入手続きをする私のまわりも無数のモニターのなかで
浅田さんが滑っていたのです。ひゃあー。
無数の浅田さんが飛ぶ、滑る、くるくるまわるまわる、
なんというかゴージャスな空間でした。
オリンピックイヤーのこと。
たぶん応援企画的なプレ番組だったのではないかと思います。

いまどきオリンピックでテレビ買うような人がいるなんてね、
それは私、と、失笑しながらも、
間に合わなかったら大変大変、早く運んでくださいな、と
せっせとサインするも、なんと
『配送は3月になります』
の衝撃。
なだめすかして、ブラウン管をいたわり休ませながら
なんとか観たバンクーバー。ものすごく昔のことのように思えますね。
さとこちゃん、無理せず自分をいたわってやってきたことを
やれる範囲できちんとやれば大丈夫、枠取りも大丈夫、と、
小塚さんの言葉にホロリ。自身も怪我で苦しんだ選手だけによけいにホロリ。
見た時にはホロリ、で、すんでいたのに、
その後、日を重ねるごとにどんどん嵩と熱量が増してゆく
この感情を何と名付ければよいのか、
氷の上で起こることのすべては(やはり)愛というやつなのか。
今夜も猫の額にじぶんのおでこをつけて、
『さとこちゃん大丈夫大丈夫』
とお祈りをする予定です。
ちこにゃんはお手手をにぎらせてくれるとは限らないけれど。
(それはそれでよいのです)

そんなわけで今のテレビとの付き合いはまるっと7年を超え、
8年目にはいろうということじたいにも衝撃ですが
最近になって使いはじめた機能に「『毎回予約『する』」
いうのがあります。
いやほんとに連ドラ見ない人生だったので。
まだしもアニメの方が見るのですが、
きりがなくなりそう、と言う理由と、
ひと手間かけてでも見たい、と思える数に収めておきたい、という
(無意識の)理由と、
知人の
「おまかせ予約で、『アニメ』『22時~3時』に該当する者すべてを対象、
にしてたらあっという間にハードディスクの空きがなくなった」
と言う話に恐怖し(……しかしまた極端な事例)
なんとなく手を出しかねていました。

そういう訳で、
『毎回じぶんで予約』
と言う、なんとも言えないアナログ仕様な日々で過ごしてきました。
そう、まるでPDFデータをわざわざ印刷して、
それを写真にとってデータ化する、みたいな!!(なんらかの儀式??)

昨年あんなに熱心に見ていた『真田丸』に至ってもそう。
毎回毎回、律儀にテレビの番組表から予約していたのです。
それはそれで、やっぱり儀式めいてたのしい作業だったのだけれど。
(しかも大河は、気持ちに比較的余裕のある日曜の夜なので
失敗も少なかったし、再放送も土曜日にあるという万全な体制)

ただ、録画もれもそれなりにないわけでなくて
自分のまぬけさにしょぼんとしている私に、
友人がたいそう不思議そうにいうことには

「なんで毎回予約しないの?」

「いやなんかさあ、前につかってたんだけど、
 番組の延長に対応できなかったことがあって、
 (フィギュアの全日本の延長に対応できず、観ていたのに
  録画が途中で終わったのに気づかなかったという衝撃が)
 イマイチその機能を信じ切れなくて」

呆れた表情で首をふる彼女。
 
「馬鹿言ってないで取説読みなさいよ。逃しまくるよりましでしょ」
 
うーむむむ。

「機械におまかせして、でも信じすぎずに、
 自分でフォローすればいい話じゃん」

そ、それもそやね。正論やね。
と、しずしずとうなずきながら
(厚さ2センチ弱の取説をみることもなく)
「毎回予約『する』」を選択。

これがなんと2017年になってからの話です。
遅すぎるやろジブン。
そんな脳内ツッコミを(自分で)さておいて
ながくつきあっても発見があるのやねえ、なんてほくほくと
過ごす日々でした。

今期のドラマは、
たのしくたのしく『カルテット』と『バイプレイヤーズ』を録画。
(そのほかに大河とべっぴんさんも)

土曜の朝、明るい陽射しのなかでいつもより(ちょっとだけ)
手のこんだ朝食(あくまで自分比)と、
ゆっくりいれたコーヒーあるいは紅茶と
『バイプレイヤーズ』を、のんびり楽しんで、
土曜の夜から月曜の夜までのどこかで、
『カルテット』の復習をする生活。ナニコレ天国ですやん!

そんな私を悲しみが襲ったのは先々週の火曜夜。カルテット第8話。
野球延長のあおりでぜんぜん始まらない。
22時から律儀に野球の試合を録画しはじめたのをキャンセルし、
放送開始確定後に、再度予約を入れなおし。
よしばっちり、そんな気分でずいぶん遅い時間の放送を、
うとうとしかけながらぐらぐらしながら、
そんなに必死にではなく観ていました。
いやだって流し見で大丈夫でしょ。
ゆっくりまたあとでおさらいするのもたのしみだよね、って。

さてようやくたどりついた週末。
たのしいおさらいタイム、しっかり観よう、そうしよう、
と、準備万端、お茶とデコポンと
(ねこがのってもツメのひっかからない)パーカーに着替えて
レッツ再生、と思いましたら。
あれ、あれれ?? 見当たらない?? ええ? うそでしょ?

・・・・・・そうです。この日の放送開始時間は23時過ぎ。
「毎回録画」のこちらと、まるかぶり。ひゃーーーーー!!

※TOKYO MX にて 火曜日23:00~
(BS11なら水曜2430なのにーーー)

録画できていませんでした…!! トホホ、どころでない衝撃よ!
ひゃあーちょっと待ってちょっと待って。
大丈夫大丈夫、過去の録画分でも見ましょう、削除してないもんね、
と、自分に言い聞かせるも、なんと3話以外見当たらず。
む! むむむ!!

事ここに至ってようやく取説の出番です。カモン!

そしてここにきて、ようようやっと知るわけです。

「番組を毎回予約/更新する」の場合、
「上書き保存」 だということを!!
つまり、最新一話しかのこらないのです。うそやーん!

私てっきり
「(スポーツ中継の延長などで)放送時間帯がずれても
予約を更新してくれる」
機能、つまり『予約情報を更新』だと思っていましたとよ・・・・・。
も、ものすごく勝手に(しょぼん)

そのため結果として

・最新話が録画できていない(ACCAの予約が優先された為)
・(おそらく最新話を『録画しよう』とはしたせいで)『更新あり』で
 録画した過去分は削除済
と、なった模様。しばし愕然。

なんて怖ろしい。
・・・慣れないことはするべきではないのかしら、
なんて、しっかりぐっさり落ち込む。。

いちいち予約を入れていた真田丸は40話近くどかん! と、
ディスクに残しているので
それに安心するやらひときわ落ち込むやら。

気を取り直して、公式サイトで最新話配信、を有難く拝むわけです。
ありがとうTBS!! ありがとう『カルテット』のスタッフ!


ひとがひとをたいせつだとおもうこと
すきだとおもうこと
ふだん言葉に、形にしない、
意識しないことがたくさんたくさん詰まった
ドラマだと思います。
それをひとつずつひろいあげ、ゆびさきでなぞってみたり、
綺麗にきれいに磨いてまた心のどこかにしまうような。

録画しそびれているのは本当に本当に残念だけれど
そのぶん深く思いを馳せることができる様な気もしている。

あと一話で終わってしまうなんて信じられないけれど、
4人の物語に、古くからの友人の話を聞くように、
こんなにも心を寄せることができたのがやはり幸福だし、
冬の奇跡のように思えます。
寂しいけれどたのしかった。ほんとうにびっくりするほどたのしかった。
みぞみぞしたり不安でぐわんぐわんしたけど、
いっしょに過ごせて、過ごすことができてよかった。
ありがとうありがとう。明るい気持ちでサヨナラできますように。
ロスに溺れませんように、自分にお祈り。




(30thバージョンしかなくて残念)
教えてくれた物語 とても不幸な結末だった
おぼえた冬の星座は 春になってすべて変わるだろう

この季節になるといつもこの唄をくちずさむ。
ことしはひときわ、さみしくも明るい気持ちで。




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by chico_book | 2017-03-16 01:02 | 日々 | Comments(2)

傲慢でかわいい秘密のおしゃべり

眠くてぼんやりしたまま、機械的に職場へ向かって歩く。
ずいぶん陽ざしが強くなった。もう春だもの。
結局今年は雪は降らないままなのだろうか。そういう年もあるってことかしら。
ちょっと残念なようなありがたいような。
そんなことをぼんやりと考えながら足だけはしゃきしゃきと
進んでゆく。無意識の動きが自分でも少し不気味で、でもありがたくもある。
もたもたしている暇はないし、油断すると
いくらでもたもたする人間なのだから。

登校中の小学生がばらばらと私のまわりを走ってゆく。
まさに三々五々、集まっては離れ、歓声を上げる小さなひとたち。
みんなしっかりとランドセルを背負っている。
私がこどものころは
『いかに早くランドセルを卒業してマイバッグに移行するか』
競争のような風潮があって、早い子どもは3年生くらいから
もう使わなくなっていた。
ランドセルそのものも、当時のものは(きっと)使い勝手が悪かったり、
品もよくなかったりしたのかもしれない。
いまどきのランドセルは色づかいもデザインのディティールも
様々で、身長の高い子どものものでもそんなにくたびれている様子はない。
もしかしたら、手入れしながら大切に使っているのかも。
だとしたらそれはよい変化ではないですか。
高度経済成長・大量生産・バブルでイケイケどんどん期を経て、
いまや子供の意識も変わってるのかもねえ、と、勝手に思いを巡らせてみる。

わたし自身は身長が伸びなかったことと、
両手がフリーになって、本を読みながら歩くことができる、
というメリットを感じていたので、6年間みっしり使い倒しました。

そして近所のおじちゃんおばちゃんに
『二宮金次郎』『ものを大切にするこども』
と、うつくしい誤解の要素のある評価をいただいておりました。
あぶないでしょ! と(強くは)言われないほど、交通量の少ない田舎のお話。

短いパンツからすんなりした足を突き出して、
気持ちいい切れ味でしゃきしゃき歩く女子ふたり。
いわゆる『恋人つなぎ』をした手を軽く揺らしながら、
肩を軽くぶつけないながら。
長い髪は朝日を受けて信じられないくらいいつやつやしている。
ひとりはポニーテール、ひとりはツインテール。
盛大に揺れる髪のふさふさ、傲慢なほどの髪の艶までがなんだか楽しげ。
でも聞こえてくる会話の内容は、ちょっと意外でした。
夢遊病者のような(やる気のない)私と、彼女たちの歩く速度が
たまたま一致した、短い時間に聞こえてきた内容をキキミミ頭巾。
そしてその記録。だってあまりにかわいくて!!

「ああ卒業式めんどくさいねえ」

「ねえ」

「ずっと小学生でいたいのになー」

「私もそう言ったらママすごく怒ってた。びっくりだよ」

「うちもだよ。行かないって言ってるわけでもないのに
なんであんなにむきになるんだか不思議」

「行きたくないけど行くに決まってるじゃんか。
ママってさ、よくあんなにむきになれるよね。
わたしだってぐちくらい言いたいよ」

「やだよねえ中学。髪の毛とか好きにできないんだよ」

「ほんとほんと」

うーんそうだねえ。
わたしに子供はいませんが、中学の校則の不合理性に
異を唱えられた場合、説得できる自信は正直ないなあ。
(もちろん内容にもよりますが)

「制服やだよねえやだやだ」

「ママがさあ、『ぜいたくねえ。○中の制服あんなにかわいいのに』って。
そういう問題じゃないよね」

「いやいくらかわいくてもね、たまには別の着たいじゃない」

「そう! 」

「『私が着たいくらいだわ』だってさ。バカみたい」

オオなんとも辛辣な。
しかしこのくらいの年ごろの万能感とか
さわるものみな傷つけるとげっちさとか
じぶんたちは一番賢いわよフンフフーン!! なイキオイが、
(はたから見る分には)嫌いではないのでほのほのと
聞こえてくるままに任せる。

「だいたいスカートしかはけないじゃない。
それがすっごく嫌。さむいって」

思わず少女たちの足もとに目をやる。
ショートパンツから出ている足は鮮やかなカラータイツにつつまれている。
ひとりはマスタードイエロー、ひとりはカーキ。

「双子コーデとかふたりならんだときの色のバランスとか
配分とか、一生懸命工夫するのたのしかったのに。
制服なんてなんにもできないじゃん。台なしじゃん」

「そうそう。みんなとおそろいなんてまっぴらだよね。
ふたりでおそろい、は、こんなにたのしいのにねぇ。
知らないひとと、何の工夫もなくまるっきり
おんなじ服なんてぜったいやだやだやだよね」

「ねー!!!!」

なるほど。なーるーほーどー!!

いやはやなんとも興味深い。
こうやって(そんなに大都会ではないけれど)都市に住む
ふつうの女の子たちは爪を磨くのね。
桜色のつやつやしたツメを。
そしてその爪は守られて宝石に変わるのです、
と言うと、まるきりサードガールになりますが。

失礼しちゃうわ! とか言いそうな、オシャレ小学生のリアルボイス、
(期せずして)聞くことができて、なんだかちょっとたのしかった。
小鳥のさえずりみたい、意味がなくて生意気で、
甘やかでかわいくて傲慢。まさに天使な小生意気(読んだことないけれど)

春が来ようと強いる季節の、まぶしい朝のスナップショット。

f0257756_01081039.jpg
こちらはエリザベス女王のように威厳に充ちたねこ。
威厳ありすぎて見切れてしまってます。

f0257756_01101150.jpg
最近のお気に入りはねここたつの『上』。
春先はちょっとアレルギーぽく、涙目でかわいそう。
(なのでちょっと写真を控えめ)

基本おっとりとくつろいで、毎日を過ごしています。

すこしおばあちゃんぽくなったかな。
基本的によく食べよく眠り、ご機嫌で日々を過ごしているので、
心配はしていないのですが。


ふわふわ

村上 春樹,安西 水丸/講談社

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大きくて年老いためすねこのすばらしさ。


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by chico_book | 2017-03-07 01:14 | 日々 | Comments(6)

ちょっとテレビっ子すぎる日々

いや幸福ではあるのですけれど。

去年の『真田丸』がスペシャルで特別で、
とはいえなんだかすっかりテレビの視聴習慣がついてしまって
よい作品があるからでそれはもちろんありがたいのですが
ちょっと時間配分に手こずりはじめたので、反省。

『カルテット』
『バイプレイヤーズ』
は完走しますが、そのあとは控えましょう>自分。

大河は見つづけるつもりだし。

江國さんの新刊読了。
裕福だったり奇妙だったりする大人たちの屈託。
江國さんの群像劇大好き。不穏で不遜で、みんな得手勝手。
勝手に幸せになったり不幸になったりしている、
謎の生態、とでも言いたくなるような、不思議な、
身に覚えのあるようなないような感情や、
まったく共感できなくても、それ故に
興味津々になってしまう登場人物たちの不思議。
存分に味わえて満足。

書店の店員さんが軒並み「騎士団長殺し」と言う名札(違)を
胸につけていて、それがみんなのふたつ名だったら面白いな、
なんて思う程度には中二だわっしょいわっしょい。

春樹さんの新刊横目にうずうずしながら
江國さんの新刊を読む、空前絶後の贅沢。

アカデミー賞もとてもにぎやか。
『ラ・ラ・ランド』
軽くスルーしていたのですが監督が『セッション』のデイミアン・チャゼル
ヒロインが『バードマン』のエマ・ストーンだと聞いて
興味が出てまいりました。
さて無事にたどりつけるかどうか!!

だってだってあの監督がこんなの撮るなんて…!!
気になっちゃうではないですか!!



まあ音楽と言う共通点がある、
と言ってよいのやらどうなのやら。

この本はジャケ買いタイトル買い。はじめて知る書き手のかた。

ふんわりしているがしっかり毒のあるかんじ。
でも苦くない毒。となると、毒と言う言葉は誤りだろうか。
ふわふわといとおしい猫との日々、猫と関係ない日々の描写も多い。
そして甘くない文章。

タイトルにはまったく同意。完全なる同意。
では犬は? と、言葉遊びをしてしまう。
犬には、悪いところが全くない。ような。
でもちょっと言葉遊びにすぎるかな。
『愛しているけど好きじゃない』
について、ここ1~2週間つらつら考えていたせいかも。

そしてそんな人の思惑とは全く交わらない時空に生きている
げっ歯類のことがとても好き。
とても孤独で孤高な魂だと思う。
ふいに、私を見るときの
「あ、忘れてたけど、何かいるわ」
と言う風情。そしてまたすぐ忘れる無関心。
そばにいるのに違う時空を生きているかんじ。
あんなに小さいのに、魔力と磁場を持っている生き物だと思う。
私が一緒に暮らしたことがあるのは、
ハムスターとモルモットだけど。

f0257756_01561339.jpg
ほんとうのばらはピンクのものだけね、
と言うのは
アン・シャーリーのせりふですが(ここでは頻出)

ほんとうのすみれは紫のものだけね、
いつも思います。
そして大好きなこの映画を思い出す。



すっかり春。早咲きの桜。
桜はせわしなくてどうもね、と思いつつも、いざ花ざかりになると
わくわくしてしまうのを止められない。

f0257756_01574989.jpg
見上げるとおひさまみたいなまるい実が、ずいぶん上の方に。
もう柑橘類もラストスパートかな。
長い冬を一緒に過ごしてくれてありがとう、
ちいさなおひさまたち、と、なんとはなしに感謝を捧げたくなる、
というのは大袈裟でしょうか。

f0257756_01580875.jpg
こちらは息をひそめているような芝生。
春樹さんの本のタイトルで『つかいみちのない風景』と言うのがありますが
そんな感じに思える。
f0257756_01543683.jpg
図書館からまわってきた本。まさか一気に二冊来るとは!
(狙ってない)

あひる

今村 夏子/書肆侃侃房

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こちらあみ子

今村夏子/筑摩書房

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嬉しい悲鳴。ガチで嬉しいけれど、悲鳴なのもガチ。

ちこは最近、ねここたつの上でゴロゴロすることをおぼえた模様。
あたたかくなったということでもあるのかな。

私としても、お姿を拝見できてうれしい。ウインウイン!!




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by chico_book | 2017-03-01 02:11 | 日々 | Comments(0)

ナレーションでごまかされていますが

ふんわり明るくやわらかなのに隠しようのない毒があって、
ああ、刃物ってうつくしいよね、なんて気持ちに、
うっかりほんのりなってしまう『べっぴんさん』。
実は私、結構好きです。
視聴して元気が出たりはしないタイプの作品ですが。

ひとさまの大切なおうちで『結構好きです』なんて書いた直後に
いやこれないわーさくらちゃーん、ちょっとここ来て座りなさい、
と言う展開になった、なってしまいました(笑)
(828summerさますみません!! 
長々しいのでじぶんのところに引き取りますね)
と言う訳でここ数日をメインに感想をすこしばかり。

まあさくらちゃん前からああいうお嬢さんではあったのですが
いろいろ不協和音がおきていて(おこしていて)
あらあらまあなんとも明るくて不穏なことでしょう。

さくらお嬢様の空気を読む気のみじんもない剛腕ぶり、
是非論を問うのではなく、
いまひとつ明確に言語化しないけれど、
自分の感性を決して譲らない、一見優しげでその実頑固な母親と、
それをまた無言でのみこむのが基本の、父親で構成される家庭で
(文字どおり慈母のごときキヨさんの全肯定をプラス)
戦後民主主義の明るさと高揚感とかをたっぷり吸わせて
不自由なく育てて、アメリカ留学までさせたら
(まだ1ドル360円で、外貨持ち出し規制の時代のはず)
↓しらべました
※観光旅行客の外貨持出制限枠の緩和:作中は1969年
(69年700ドル,70年1,000ドル,71年3,000ドル,78年制限撤廃)
そりゃそうなるよね、と至極納得してしまう
(ええのかそれで、と言うツッコミはさておき)

そこそこ強情で生意気盛りなお嬢様になるのは、なんというか道理。
けんちゃんに対してたいへん残酷なのもまあなんというか、
自分の能力魅力にまったく疑問を感じていない様子が伝わってきて
なんというか見ていて納得してしまいます。
そのあたり『あさが来た』の母娘はあっさりさっぱり
明快にわかりあえなかったけれど、こちらはまるで違って、
むしろリアルに感じてしまう。
たとえば
「○○してあげたのだから感謝してくれるはず」
「○○(たとえば母親/父親)ならわかってくれるはず」
みたいな思い込みがまるで一致せず、
それぞれの人間がそれぞれに別方向に向かって走っている
(もちろんそれぞれにとってそれは真正面なのですが)
そんな様子が結構たのしいです。シニカルな楽しさ、だけど。

まあでもあれは、心底君枝さん嫌だろうなあ。
自慢の息子を、あんなにも盛大にふりまわすお嬢さんとか。
また息子が唯々諾々と(見えるでしょう)
ふりまわされてるあたりがまた。

入社の経緯は正直いろいろあかんやろ、とも思うけど、
これはこれで
「すぐに諦めず。プランBで成功」
と言うパターンなのでしょうか。ちょっとわたしにはわかりにくかった。

ただ、現在の選考方法と重ねるのはまた、解釈が違うように思う。
なにしろ女子の定年は平気で30歳とかだった時代(のはず)ですし、
同族経営のコネ入社なんてたぶんいまよりもっと珍しくはなかったはず。
説得力とか端折りすぎとかいろいろありますが
(ふたりがどういう方面に優秀なのか、入社して「やりたいこと」が明確で、
あらかじめ入社を反対されている描写があったら、
印象が変わったと思います。
人事部長が何を根拠に推しているのか伝わりにくかった)

そういえばけんちゃんが『京大でなく東大でやりたいこと』も、
さらりとでも具体的な表現があったらよかったなあ。
あこがれの教授がいるとか、そういうのでいいから。
これでは、さくらちゃんがいるから東京に行きたい、な、かんじも
してしまうし(それはそれで明確ならいいのですが)
こまごまとピンが甘いような印象が無きにしも非ずで、
いろいろ惜しい。うーん。
なにしろ、入社してからの方がたいへんなので
あとひとつき、そのあたりをきっちり描いてくれればうれしいな。
さくらお嬢様の知りあいではあっても、そんなに入社を
歓迎してないふうのある明日香さん(、でしたっけ??)あたりを
ほりさげていただければいいなー。
そのあたりもまた、母親世代との対比になるのでしょうか。

そんなふうにゆるゆるっと期待してみています。すっごく夢中ではないけれど。

それにしてもあのファッションはいいですねえ。眼福。
年若い女優さんたちの年代がすすんだの演技が
おちついていてよいだけに、やっぱりいろいろ惜しいかな。



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by chico_book | 2017-02-23 02:55 | 日々 | Comments(0)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


by chico_book

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