カテゴリ:映画( 69 )

いつかマジノラインをみてみたい

「いや、なんにもないよ。ただの溝だよ? なにかと間違えてない? 」
と指摘されたことも(はるか昔に)あります。いやなんとなく観てみたいのよ。
廃墟ブームなんてことが話題になるはるか昔のお話。
べつにワタクシが廃墟ファンという訳でもありませんが。
ヨーロッパ戦線に興味があるというほどでもなくぼんやり把握している程度。
そういえば『プライベートライアン』観てません。
ヴァレンヌ逃亡とか、距離感というかスケールを体感してみたいのです。

土曜に公開したてのほやほや、映画『ダンケルク』を観てきました。


とてもよかったです。さくっと観て正解でした。

くるねこさんが
『外で迷子(あるいは捨てられた)ねこを見かけたら迷わず即拾う。
悩んだところで結局拾うんだから』
という趣旨のことをおっしゃってましたがそれに近いかな。
観ると心に決めている作品はとっとと観るが吉。

オススメしたいテンションなので敢えてたたまずに。
ネタバレ回避でやってみます。

冒頭から何の説明もなく放り込まれる。
この説明のなさが最高。
まさにいまここにある戦争。
やることは決まっている。
状況説明はさらりと字幕で流れるのみ。
ところでこの
『冒頭で字幕さっくり説明』パターン、
意外とついてゆきそびれて失敗します。

理由は、
英語字幕と日本語字幕とをもたもた見比べているから。
どちらかに注力するべきなんですけども、
いつも失敗してから思い出す。
なんか大事な情報落っことしてないかって。

最初から最後までクライマックスでした。
いきなり突き落とされる感じ。嫌いじゃない。

『ハクソーリッジ』は
前半みっしり主人公のキャラクターを
説明する作品だったのですが、それはそれで、作品の性質上必要なこと。
まったくアプローチが違って、それぞれにすばらしい。

でも途中で思う。
あ、まずい。緊迫感が最後まで続く作品だこれ。
じつはスリリングな展開に余り耐性がないのです。

IMAX上映とどちらにしようかすこし迷ったのですが
通常の2Dで(私は)正解でした。少なくとも初見は。
ふつうの上映でこれだけの臨場感。
しずかに広がる圧倒的な絶望と、そこからあふれだす思い、力、熱意。


この役者さん観たことある。でも思い出せない。
トム・ハンクスほどしかめらしくない、
森川久美さんのキャラクターみたいなこのひと
誰だっけ…………、と思いましたら

ケネス・ブラナー

でした。ひゃうなつかしい!!



(やだ若い…………←誰が、って、それは全員そうなんですけど、いやその)
エマ・トンプソンと離婚した時はちょっと悲しかったです。
もうずいぶんと昔話ですけれど(小声)



なんだかすごく長い映画のように思っていましたが139分でした。
充分長いんだけど、それ以上3時間クラスの作品の
ような気がしていました。
情報量が多くて、観ているあいだじゅうついてゆくのに
必死だったから、そのせいかも。

とにかくおすすめです。公開されたてほやほや。
世間でも絶賛されているので今更ですが、私も絶賛。

興味があるなら見るが吉。
余裕があるなら二回目はIMAXもありかもしれない。
いや余裕ないので無理ですけれど。

次は『散歩する侵略者』を忘れずに。来週末かな。
きりちゃん以来、長澤さんの健康的なてらいのなさ
たまらなく魅力的に思えてなりません。
邦画ということもあり、急がないと
知らずにネタバレにさわってしまいそう。キケン。
長澤まさみ・松田龍平・長谷川博己ですよ。ひゃっほう。
キョンキョンさんも出てますよ!! 絶対観る。
黒沢清たぶん一作も見てませんけどもはてどうなりますやら。

余談ですが
作中でも『ダンケルク』とは発音されていない様子。
フランス語の音という気もしないのでようなので
(ただのあてずうっぽうなカンですが)ちょっと不思議に思っています。
ドイツ語よりなの?? でもドイツ軍と戦う映画だし………
ただ単に日本で馴染んでいる表記ということでしょうか。
だとしたらやっぱりその由来は? と、気になっています。
由来をちょっと調べてみたい。メモメモ。



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by chico_book | 2017-09-11 02:29 | 映画 | Comments(0)

夢まぼろしから音頭の響く雑踏へ

暑い中のろのろっと、重い腰をあげて渋谷に向かいました。
土曜日のお昼過ぎ。ジャック&ベティで見逃した映画を捕まえるため。
渋谷に行くのもひさしぶり。

目的地は、渋谷の映画館の中では比較的行きやすいル・シネマ。
(ちこぼんしらべ)

観た作品はこちら。



どこかで紹介された何かの縁で、
この動画を観たことはありましたが




それ以上の情報はまるでないまま鑑賞。
でもそれでよかったと思います。
生半可な知識や予習はあっさり振り落とされる世界。

悲痛で壮絶で、そして圧倒的にうつくしい。
持つ者と持たざる者、なんて単純な二分類が意味をなくすような、
扱いきれない巨大な才能と、そして人生への向き合い方という
逃れようのなささかげんはもちろんレベルの差こそあれ、
実は誰の身にも起きうるようにも思います。
(というとちょっと強引かもしれないけれど)

とんでもなく別次元の話なのに、
ものすごくリアリティをもって立ち上がる物語。
観る人を選びますが、
わたしにはとんでもなく見応えのある作品でした。

GIFTと言う言葉と、
与えられることと奪われることについて考えてしまいます。

すこし迷いましたが、時間のタイミングが良かったので
こちらを続けて鑑賞しました。
私としてはなかなかの贅沢。そして満足。
(また渋谷まで来るのもしんどそうだし、なんて
言い訳を自分にごにょごにょしつつ)




こちらはただひたすらレッスン風景やバックステージの光景が続く。
たぶん私はこの作品をたのしむには知識がなさすぎるのですが
夢幻のように美しかったのでそれで満足。
ポルーニンの映画を(半生を)反芻しながら
観れたのでタイミングとしては推定ベスト。

よくわからないけれど圧倒的にうつくしい光景を見ながら、
いや、眺めながら、その中で零れおちた星のかけらかなにかのように、
印象に残るフレーズやシーンやダンサーたちの表情やなにやかや。
説明のない素っ気なさを、それをゆるゆる追いかける豊かさたのしさ。
まさに愉悦。真夏の白昼夢を渋谷で観た印象。
ちゃんと理解できてないあたりが、まさにゆめまぼろしのよう。

はしごしたあと、それなりに(鑑賞するのに)くたびれて
ぼんやりと夕暮れの渋谷に足を踏み出すと、あらまあなんと
「第一回 渋谷盆踊り大会」
開催日でした。いやびっくりした。

「たーちーどーまーらーなーいで くださーい」
というおまわりさんと、
なにかを強力におすすめしている(らしい)テリー伊藤氏の声が響く中
(みなさん**を検索してくださいねー、と言うフレーズが
聞こえていましたが肝心の検索ワードが不明)
109の3a入り口から階段を下りる。
なんというシュールさ。トーキョーだなあ渋谷だなあ、なんて感慨にとっぷり。
地下鉄に向かい、東横線(あえての)各停でとことこうとうとしながら、
ゆっくりたっぷり本を読みつつ帰宅。
涼しいのと混雑具合と体力のバランスで、たまにやります。
各停でヨコハマ。ちなみに読んでいたのはこの本。

わたしを離さないで

カズオ イシグロ/早川書房

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SHEROCKs4ep3を観たら、猛然と読みかえしたくなりました。

たいていどこかで
「ち、ちこにゃ!!」
という気持ちになって
特急とか急行に乗り継ぐことになりますのですが
今回はゆっくりしっかり横浜まで。
もちろん帰宅後しっかり怒られました。
ごめんねちこ。そしてありがとう。
ほんとにわたし甘やかしていただいております。



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by chico_book | 2017-08-07 01:01 | 映画 | Comments(4)

うつくしくきびしくそして尊い

めちゃくちゃ面白かったです。
めちゃくちゃ面白いドキュメンタリー。




NYメトロポリタンミュージアムの服飾部門が
資金集めのために毎年行っているイベント。

この予告でも、公式サイトでも、
とにかく華やかでシビアなイベントの舞台裏と
セレブリティな皆様の諸々どっさりんこ、という
内容かなと思ったのですが、いやこれがまたどうしてどうして。

一夜限りのMETガラというイベントと、
同時に開催がはじまる企画展
『鏡の中の中国(China:Through The looking Glass)』
の準備も並行して描かれます。
この企画展がらみがまた、面白いのなんのって!!

以下畳みます。ネタバレややありますので。



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by chico_book | 2017-06-12 01:26 | 映画 | Comments(0)

うつむいてほほえむことは不幸ではない

さっそく土曜日に観てまいりました。『マンチェスター・バイ・ザ・シー』。
マンチェスターは海のそば、と言う意味かなあ
それじゃ児童文学みたいなタイトルだよね、と考えていたらもうとまらなくなって。
(タイトルはマサチューセッツ州に実在する地名で、本作の舞台です。シンプル)

ややネタバレあるので畳みます。
なのでこれだけ書いておきます・
よい作品ですので、迷っているかたはぜひぜひ。




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by chico_book | 2017-05-23 01:34 | 映画 | Comments(4)

せめてたのしく振りかえる週末の夜

連休前半の話ですが、ジャック&ベティで映画をみました。
ふうふう。ずいぶん前に感じますが、たかだか一週間前。

「なに観たの? 」

「『追憶』っていう作品」

「あ! わたしもそれ観たいんだそれ! 」

「ほんとに!? うわーすごい偶然だ。そんなにメジャーではない作品だけど」

「え、そうなの? 私はすごくたのしみなんだよね。どうだった? 」

「うん。ひさびさにこのタイプの映画観たけど、
すごく淡々としてて逆によかった」

「岡田くんかっこよかった?? 」

「……岡田くん???? 私『永遠の零』はみてないから、なにか連想したってこと? 」

「え? 」

「え? 」

はい、お互いに間違えていました。ああびっくり。
彼女が話題にしてたのはこちら。



ワタクシが見たのはコチラ。



あくまで静かなピアノ曲、淡々としていながら
凄味を増してゆく美輪さんのナレーション、強い光、同じくらい強い影、
どこまでも青い海、うっそうと茂る緑陰、
放置された戦車、ひっそりと自然に戻ってゆく風景。
しずかに、畳みかけるように提示される光景。
個人的に、観るのに勇気がいるジャンルの映画ですが、観てよかったです。
ありがとうジャック&ベティ

まあなんと製作・奥山和由ですよ。びっくり。
こんなの思い出してしまいました。


ほかに連休中に観た作品。

この季節になると庭とか植物とかにココロ魅かれますのでついつい。
作品は思ったよりやんわりした内容でした。
ちょっとアメリに寄せて、寄せきれてない、みたいな??
どうせならもっと本気でお庭の苦労とか、ガーデンデザインのたのしさとか格闘とか
ごってりくっきり観たかった…………。

ヒロインがダウントンアビーの三女シビルであることに
まったく気づけませんでした。ちょっとびっくり。
ファッションとか髪型のせいかしら。
とにかくかわいいかわいいブラウスを着ているので
(同じデザインのを色違いなどで延々みせてくれる。ありがたい)
こりこりっとした英語の響きとか、こぢんまりとしたレンガつくりとか、
濃い色の壁紙とか楽しい要素はてんこもり。ちょっと期待値高かったかな。
たのしいのはたのしかったです。

『赤毛のアン』で有名なモンゴメリの著作に『エミリーブックス』と言う
シリーズがありますが、ヒロインであるエミリー・バード・スターの美貌を
”黒髪の巻き毛に緑の瞳(光によって色を変える、ときにはしばみ色ともいえる)、
白鳥のようにすんなりとした首筋に、ものといたげでやわらかなくちびるの
頑固だけれど神秘的な魅力をたたえた少女”
と言った感じに表現されていたのですが、
おおーそのまんまではないですか? と、思いながら観てました。

触発されて近々こちらを借りる予定。




つづけてこちらも。




淡々としながらも、ものすごい圧縮充実した内容。
いや、淡々というよりは内容がつまりすぎていて
どんどん話を進めたということかしら。

なにしろエカテリーナ二世による美術館創設から
美術品の収集過程、革命と戦争とソ連崩壊、
そして現代の美術館としての戦略まで
みっしりぎっちりつまっていて、
もうスタンディングオベーションしたくなるほど。
いつの時代も最前のたゆまぬ努力が、
この巨大な美術館を支えているということを、
たいへんクリアに描いております。

有名な美術館の最強警備員・エルミタージュのにゃんたちも、ばっちり登場。

なにしろエルミタージュはひいきなので、点はあまあま。行ったことないけれど。
成田・ヒースローでお隣に座った旅上手のおねえさんのベストオブベストが
「夏のサンクトペテルブルグかクロアチア」
とおすすめいただいたことを今でも胸に刻んでいます。

そしてやっぱりこれが大好きだから…・・(うっとり)




六本木のエルミタージュ展(6/18まで)やっぱり行きたいなあ



どうしよう……(絶対混んでるよね疲れそう)、と思っていましたが
『それほどでもない』と言う(ネットの)噂。さあ困った。
これくらい”個人の感覚に差のある”こともないので。うむ。うむむ。
最近展覧会行けてないしね。ちょっとそわそわしています。
さあどうしよう。ミュシャ展(6/5まで)も、じつは検討中。
そんなにミュシャ好きじゃないんだけど、と思っていたのですが
政治的歴史的に面白いらしいのでちょっと元気出してみようかな。


こちらでは「デンマーク・デザイン展」を6/25まで。
例によって時間があるようでない。
ロケーションが大好きなのでそろそろ行きたい場所。
紫陽花の大株と海と、行きかうたくさんの船。

見逃した映画のメモ。これは観たかったんですけども段取りつかず。



これから(ジャック&ベティに)来るので、たのしみにしている映画。



ファッションにはまったく疎いのですが
ファッション/ファッショニスタ映画は結構好き。



こちらも併せて行ってみたい。相乗効果。
そしてこれは逃すわけには行きません。絶対に行く(断言)。




鋼鉄ジーグのことよく知らないんで、様子見と言うことになりますでしょうか……(てへ)
イタリアでの需要/受容のされ方とか、まあローマの街並み観たいしね。ウム。




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by chico_book | 2017-05-07 22:21 | 映画 | Comments(0)

夢と希望と魔法のソング&ダンス(ほろにが系)

アカデミー賞関連の話題で、あまりにキャッチーな
音楽に誘われるように、観てまいりました。

いつ行こうかな、と、うずうずもじもじするくらいなら
もうとっとと行きましょう。



以下感想なので畳みます。




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by chico_book | 2017-03-12 22:15 | 映画 | Comments(2)

おとなでよかったと思える春

予告で『原作」となっていますが
どこかで『原案』と、クレジットされていたような。
見間違いかな?? まあその方が適切ではないかと思います。

と言う訳で、土曜に『ラ・ラ・ランド』ではなく、
『お嬢さん』をみてまいりました。
理由は簡単、早くいかないと見逃してしまいそうだから。

ほとんどミステリーを読まないワタクシが、
ヴィクトリア、蔵書、侍女(メイド)と言う要素と
タイトルの美しさに魅かれて読んだ
サラ・ウォーターズの『荊の城』。
このミス1位だったようなので、
おそらく週刊文春あたりに薦められたのだと思う。


とにかくこの小説がとてもおもしろかったと言う
おぼろげな記憶を頼りに頼みに、予告も観ずにいきなり鑑賞しました。

ひゃあひゃあ吉と出たのか凶と出たのか!!
予告すら貼ることにためらうR18ぶりなので、全力で畳みますよーーー!!

ネタバレ&官能注意でございます。



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by chico_book | 2017-03-05 23:49 | 映画 | Comments(2)

ひとりぼっちはわりと幸福なものです、ただし

つながりたい相手がいない訳ではなくて、いつでもつながることが(基本)できるのなら。
わたしにとってはわりと基本的な信条なのですが
「わがまま」と言われることも(そこそこ)あって、なんというか、ままならぬ世でございます。

さて、ほぼ二ケ月ぶりに映画を観てきました。
と言うかそんなに劇場から遠ざかっていたのね。
なんともせわしなかった年末年始であることよ、と、しみじみしながら
メンバーズ特典・お誕生日月映画鑑賞券を無駄にするわけにはいきません。

ジャック&べティのメンバーは、年会費2000円で
お誕生日月招待券と更新記念鑑賞券をいただけるので
それだけでも会費はクリア。
ジャック&ベティにちょくちょく行く人にはおすすめ。
(そういうひとは、とっくに持っているのかも)

観たのはこちら『幸せなひとりぼっち』
ストーリーのイントロダクションはこんなかんじ(公式サイトより引用)

愛する妻を亡くした孤独な中年男オーヴェ。かつて町内の自治会長を務めたこともあり、近所には規律に厳しい人間として知られていた。年齢を重ねてからは気難しさに拍車がかかり、いつしか鼻つまみ者でしかない厄介なおじさんと化していた。地域の治安を守るため、共同住宅地の監視役を自ら買って出ていたのだが、数年前、自治会選挙で落選。今や、誰からも望まれていない見回り日課とする日々を送っているのであった。

オーヴェは43年間、鉄道局職員としての仕事を全うしてきたが、突如クビを宣告されてしまう。家に帰れば、今は亡き妻の面影が脳裏をよぎる。孤独に耐え切れなくなった彼は、自宅の天井にロープをかけ、首つり自殺を図る。ところがその時、向かいのテラスハウスへ引っ越してきたパルヴァネ一家の騒がしい声がオーヴェの耳に飛び込んでくる。一家の車がオーヴェの家の郵便受けにぶつかってしまい、自殺どころではなくなってしまう。オーヴェは外へ飛び出すと烈火のごとく怒り、挨拶もしないまま代わりに車を駐車場にきれいに車を停め、ぶつぶつ文句を言いながら家に帰る。


以下感想です。ネタバレあるので畳みます。





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by chico_book | 2017-01-30 00:34 | 映画 | Comments(2)

豊作すぎて戸惑うばかりのわたし

気づけばものすごい豊作で豊穣大漁、まさに実りの秋、
と言いたくなるほどの、ジャック&ベティのラインナップに、
ひゃあびっくり。
混乱しかけているのでまとめておきます。

ジャック&ベティ 11月のラインナップより。

『ティエリー・トグルドーの憂鬱』



11/5-11/18まで。
『サンドラの週末のような作品かなあと予測。
社会派と言われるフランス映画が増えたのか、
(もとからあったものが)日本に来るようになったのか、
あるいは私が知らなかっただけか。
でもちょっと(じぶんの)テンションと相談しないと、
へこんじゃうかもなあ。なやましい。

『92歳のパリジェンヌ』


川崎109でもやっている様子。ありがたいやら悩ましいやら。
こちらも11/18まで。

『PK』



公開中。サクサクっとみておきたいのですが。
いったいどれだけ映画館にいるつもりなのわたし。


『将軍様、あなたのために映画を撮ります』



11/12より。
こういう映画はさくっと見るに限ります。ずっと待ってた待ってた!

すこし先ですが備忘メモ。

『神聖なる一族24人の娘たち』



12/3より。チラシが大変素晴らしいのです。
ひとめぼれですよ!


『エボリューション』



11/26より。
うつくしい悪夢を描いた映画、とのこと
ディストピア物は振り幅が大きいので、なやましいところ。
邪悪ということのレベルは個人差が大きいということでしょうか。
(先日大きく外したばかり(『ハイ・ライズ』私には厳しかった・・・))

ジャック&ベティのほかにも、たいへん気になる映画たくさん。
ほんとうにたくさん。

『リワイルディング』



オランダですよ、オランダで自然回復ドキュメント系。これ絶対観る!
UPLINKで公開中。
UPLINK、作品によっては上映期間が長いので有難い。
でもちょっと遠いので、予定を云々しているうちに
逃してしまいがちなのも事実。

フランコフォニア ルーヴルの記憶



ユーロスペースにて公開中。

美術館ムービーの決定版ではなかろうか。
ルーヴルを舞台に『エルミタージュ幻想』の監督が撮影、
もう予告だけですばらしい。
ありがとうございますありがとうございます。
12/17にはジャックアンドベティに来る様子。
上映回数の多いユーロスペースでさくっと観ておくべきかどうか、
たいへん悩ましい。

12月には『スモーク』のデジタルリマスター版も公開されるそうです。
NHK杯もファイナルも全日本もこの2か月にあるというのに、
どうすればいいのやら。
ことしあんまり映画に縁がなかったのはこの冬の為だったのかしら、
なんて思わずにいられないような充実、というよりむしろ困惑とか逼迫とか。

これは絶対観ます。
本日『絶対』の大安売りですが、本当に絶対観る。

『この世界の片隅に』



11/12公開。ほんとにずうっと待ってたのです。




・・・・11日までですと!

ふりまわされてあんまりうれしくないけれども
元気にいそいそおでかけしますきっと。
にしても多すぎ。お。おいかけられるのい、いやよ(小声)

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by chico_book | 2016-11-05 00:16 | 映画 | Comments(3)

浸透するには圧がいるのかも

たいへんに美しい秋の休日。
お散歩に行きたいなー堪能したいなーと言う自分と葛藤した結果、
映画に行きました。行ってよかったというお話なのですが。


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いつまでもうつくしい秋のままであればいい。

映画の感想として、
まだ全くまとまっていないんですが
まとまっていないまま、記事にするのは惜しいのですが
かといって
この気持ちを記録しないのも惜しいように思っています。フクザツ。

映画を観てきました。ひさびさにはしご。

『エル・クラン』 
 


一週間限定上映、アルモドバルと言う情報だけで観に行きました。
ジャック&ベティたぶん満員かな。ここの木曜日はメンズデイ。

チリのお話だったので驚く。
(アルモドバルなのでスペインだと思い込んでいた)
(アルモドバル氏は本作の製作で、監督ではありませんでした)

ブラックでシニカルで底意のある描写。
好きなタイプの映画です。扱っている内容は好きになれないけれど。

南米の大地の、どこか空っぽなかんじ、
どこにもつながっていない感じ。
あくまで明るい光と乾いた空気が
かえって底知れない不穏さを感じさせる。

江國さんの描く南米はまぼろしの様で、実在の場所ではないみたい。
でも江國さんが書くとそこがどこでも、そんな気がするかも。
フィレンツェでも梅ヶ丘でも浄水通でも。


『ユーリ!!! onICE』が一部で大変な(うれしたのしい)
話題の、山本紗代監督のこちらも南米が舞台。
好きですこれ。



政治的・歴史的な背景を把握していないので、
見逃していることも多いんだろうなあ。
(はじめのほうに出てくる組織の名まえに引きずられて、
勘違いしたまま見ていました)

観終わって、少し、いや大いに悩んではしごすることにしました。
2本目を見ると、19時終映。11月のジャック&ベティとしてはぎりぎり。

でもこれが大変素晴らしかったのです。

『シーモアさんと、おとなのための人生入門』


『シーモアさん一枚』と言うのすらなんだか楽しい。

技術と、表現と、求めるもののバランス。品格。
ひととしてのありかた、生きることの意味。

観ている最中に、どんどん充たされてゆく。
音楽と、シーモアさんの語りが私にしみこんでいく。
でもほっこりとか癒し、なんていう生ぬるいものではなく、
根源にそっと光をあてるような感触。なんだろうこれ。

たとえば私は生活のために働いているし、
なけなしのお金でごはんを食べねこに尽くし本を読んで
映画なんかも観て日々を過ごすわけですけれど

それだけでいいの? という大上段ではなく
それはそれで大事だけれど、魂のありようもたいせつだよ、
と、いろいろな角度からぽつんぽつんと
話してくれるような作品です。

良作。たぶんことしナンバーワン。
こちらを思い出しました。こういうリンクも幸福。




羽生さんの白鳥エキシや、スケカナさとこさんについて
(つまりはフィギュアスケートについて)
ずうっと考えているタイミングだったから、と言うのもあると思うけど。

もうすこし考えてみます。
と言うか、すでにもう一度観たくて困っている金曜深夜。

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我慢できずにひさびさに購入したパンフレット。
裏表紙にはにゃんにゃにゃん。

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ぶれぶれですが、今年のおこもり姫。
『真田丸』を観ながら、籠城戦は得意だよねー、
なんて話しかけるもまた愉し。
(水分補給大事。とても大事)





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by chico_book | 2016-11-04 01:27 | 映画 | Comments(0)