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花と舟と光にのってみる(のってみたい)

首都の結構な街中近く(のはず)ですが、この静けさ。この明るさ。

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あ、誰かいた。ていうかこれなに。

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海辺にぽつねんと光り輝くオブジェ。
西暦874年に、船にのって移住した来た人々を記念しての、
ヴァイキング船を模したオブジェだそうです。
オブジェ越しに見える現代のお船もまたよし。島っていいわぁ。
どこにも所属してない感が、頼りなくて自由で、身軽で少し怖い。

こういうのってどうなんだろ。本当に無人島だったらまぁ、気にすることもないのかな。
※最近図書館で『大草原の小さな家』を再読したので、先住民族問題がやや気になっております
つまりは観光地の、観光スポット。このがらーんぶりに心底陶酔続行中。

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中央分離帯から道路を眺める。首都のどまんなかの幹線道路、確か午前10時ごろ。
明るくて広々としてて光はすみずみまで届いていて、そして静か。
向こうから車がぞくぞくと来てるけど、印象はあくまで静か。何故だろう。

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知っているお花(たぶん)。なんだか友達に再会したようでうれしい。

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おそらくはたんぽぽ。なんと言うところに咲いているのか。
置かれたところに咲きなさい、ってこういうこと?

短い夏にいっせいにひらくたよりなげな花たち。
でもそんな私の(勝手な)感傷とは関係なく、こんな火山岩がんがんの岩場に花が咲いて、
綿毛にのって種をとばし、また命をつないでゆくのだ。
それにしても夏至のころにたんぽぽとは(綿毛とはいえ)

とことこのんびり歩いています。なんの心配もなく。旅の醍醐味。

ちなみにこのあたりのどこかに、
レーガンとゴルビーが冷戦終結につながる会談をしたと言う
ホフジハウス(アイスランドの迎賓館)があるはずですが・・・正直どこだかわかりませんでした。
レイキャビクがその現場に選ばれた理由は

1)ワシントンとモスクワの中間地点だから
2)人が何しろいないので、警備しやすい

と言う、なんともにまにましてしまう理由。いいなぁアイスランド。なんでしょうこの不思議空間。
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by chico_book | 2013-05-28 23:07 | | Comments(9)

旅先ではとにかくよく歩く

ふだんから歩けばいいのに・・・と言うのは、さておき。

ぐだぐだの時差を何とか乗り越えて、まあまあ朝と言える時間に起きて、
コールドミートの朝ごはん。チーズがおいしかったと思います。
まあ旅先ではテンションあがっててなんでもおいしいんだけど。

アイスランドはなかなかどうしてマイナーなので、
当時、日本語版のガイドブックはほとんどなく。
『地球の歩き方 北欧編』のおしりのほうにわずか数ページあっただけ。
確か。
と言うわけで、事前にアイスランド大使館から取り寄せた地図と、
ホテルにおいてあるガイドマップを携えてレッツゴー。

ホテルは市街地のやや外れ。
海沿いにテクテク移動します。と言うかすぐ海でした。
ちょっとだけ坂を下ると、海。ちょっとだけ函館を思い出す。
(函館みたいに急勾配ではないです)
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海沿い育ちなので、とにかく海が好き。いきなり興奮する。

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なにこの光。なにこの色。空の青は海を反射してるんだっけ。あれ、逆?

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この島の荒涼としたかんじ。すごくわくわくする。
すごく遠くに来た、なじみのまったくない風景。その中にいるすばらしさ。

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誰もいないので、思う存分興奮することが出来る。よか!!
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by chico_book | 2013-05-25 23:44 | | Comments(0)

こんなの持ち込んでますからねぇ。

これも元はと言えば会社でもらったもの。
(ていうか仕事しなさいよ)

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これももともとは、コーラのおまけだったのを
「・・・・・犬だけど、いる?(いらないよね? 犬だしね)」
と言う文脈で見せられたのを、私がデコった代物。
※当方ワンちゃんも大好きです。

と言うか単にこのシールを貼ってみたかっただけ。
中の写真は
『お誕生日に』
と、やはり職場の方からねこ写真ふせんをいただいたものから、いれてみました。

どこに犬? と言うしあがりですが、ここにいます。実は。
右側のねこちゃんの下に。実は実は。
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あとなんとなく持ち歩いてる(意外と便利)無印のメジャーも、
たったこれだけでアラ不思議。なんと言う愛くるしさ!
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しかしアレですね。
まあ確かに、まんまるお顔のうるうるアイズの猫ちゃんはまあ、
かわいいことは掛け値なしかわいいですね。
スコちゃんやマンチカンが人気なのも、わからなくはない。
犬でいうとチワワとかポメになるのかな。、

いや、私はきっつい顔が好きですよ!!(力説)

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かくれんぼしながらもアンニュイなちにゃこさん。
無理して箱に入らなくてもよかよー(※この箱大好きです。捨てられない)

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憂い顔の美女ですなぁ・・・(馬鹿)

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あくびの途中。リラックスしてるところも、またよし。
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by chico_book | 2013-05-25 23:10 | ねこ | Comments(0)

大変よくして頂いております

私の猫ラヴを知った会社の皆さんに感謝報告第二弾。

職場でもヘビーユースなアイテムを、職場の皆さん私に下さる。
ご覧のとおり、ミネラルウオーターのおまけ。実は結構強粘着で使える。
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理由は簡単。これだからです(シルエットで半分は答えが出てるけど)
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こちらは『お母様の手作り!!』ワオ!なんだか申し訳ない。
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(これを使ってちこにゃで遊んでたので毛まみれに)

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なんだかわかるかしら??

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なんと、洗濯ばさみをわたでくるんでマスコットにしたものなのです。
しかもふたりも!! 
じわじわくるかわいらしさ。ありがたいにゃん。
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by chico_book | 2013-05-25 22:53 | ねこ | Comments(0)

おらぞくぞくすっぞ

千年万年りんごの子(2) (KCx(ITAN))

田中 相 / 講談社



ふらっと本屋で見つけました。
一巻を読んで、続きを楽しみにしていたので、こういう見つけ方はうれしい。
とてもうれしい。

一巻を見た段階では、これから先どうなるかはまだわからないなあ、
とりあえずすごくよさそうだけど、風呂敷たためない作者は本当に多いもんなぁ、
ま、期待しつつ様子見ですね。と思っていたので、わくわくしながら読む。
(えらそうですね。すみません)

昭和中期の青森、りんご農家が舞台。
都会育ちで天涯孤独の青年・雪之丞が主人公。
逃げ込むように結婚(入り婿)した青森で、少しずつ人生を築きはじめてゆくが、
ふとしたきっかけで『土着信仰の神』に妻を差し出すことになる。。。と言う物語。

労働力としての夫を必要としていた妻・朝日と、
育ての親から独立したかった夫・雪之丞がはじめた結婚生活。
とつとつと、それでもすこしずつ指先から手をつないでゆくように
深まってゆくふたり。
その矢先、唐突に妻を失う(あるいは奪われる)夫。 一巻はここまで。

自然が本来持っている理不尽さ、異界の美しさと怖さ、
そこに翻弄され/抗い戦おうとする人間を
シンプルな絵で丁寧に描いた良作です。良作だと思う。

「愛する妻を守るため、夫は神と闘う!」
と言うのがamazonさんの紹介文だけど、
その愛は、激情ではなく、もしかすると妻への恋情と言うよりは、
あるいはやっと見つけた安心できる場所そのものへの執着なのかもしれない。

お見合いで、初対面も同然で結婚したふたりが、
困難に直面して、それでも手を離さない、離すことが出来ないと、
その自分たちの気持ちに戸惑いつつ自覚してゆく過程が描かれたのが二巻。
ゆっくりしたペースの、ゆっくりさ加減が逆によいです。
まだるっこしくなく、ちょうどよいかんじ。
スケールが大きそうな物語ですが、巻数重ねずにきりっとまとめてくれそうな気がする。

絵のことはよくわかりませんが、
派手な画面効果や演出もないのに、
それでも異界そのもののおどろおどろしさや雪の冷たさ、
はりつめた空気や輝くりんごの赤や、なにより
『もはや人でなく』
『異界の存在』
になったヒロイン・朝日が、異様な透明感を持って描かれているのには驚きです。

この作者さんは絵の力を信じているんだと思う。
あくまでシンプルな、そして詩情に充ちた紙面は
小宇宙とはこういうことか、と言う気持ちになります。
まあ、私は東北地方にロマンチックバイアスの思い込みをやや持っているんですけど(笑)。
だってりんご園といったら、オーチャードースロープで歓喜の白路ですよ、ええ。

初期短編集『地上はポケットの中の庭』でもそうだったのだけど、
この人の描く「老人」が好きです。
なんと言うか、無理なく効果的、と言えばいいのか。

地上はポケットの中の庭 (KCx ITAN)

田中 相 / 講談社



あとなにかと犬とねこが出てくるところもポイント高い。
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by chico_book | 2013-05-24 01:59 | まんが | Comments(0)

たんけんぼくの部屋(4日限定)

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私が大好きなホテルの設備。
タオルかけなんですが、このパイプの中に温水がとおっていて
タオルがいつでもホカホカふかふかさっぱりしてるんです…♪
思い出しただけでうれしくなる。どうして日本では普及しないんだろ。
パイプにうっかりさわってやけど、とかが怖いのかな。
温泉地在住の親戚の自宅に、オンドルがあったのです。
※オンドル・・・
この場合は、日本の温泉地などで床下に地熱や温水を通して暖房設備として使用する設備のこと。
微調整がきかないのと、硫黄分がだんだん管の中に付着してくるとかで
メンテナンスが結構大変、と言うお話でしたが、
アイスランドではそんな心配きいたことない、とフロントのおじさん談。
もっとも私の英語力には、はなはだしい問題もあるので、
うまく伝わらなかったのかもしれない。
親戚の話自体、70年代のことだし、子供のころ聞いた話なので、いろいろと誤解があるのかもしれません。

そう、アイスランドでは温泉のお湯が直接蛇口につながってるのです!!
と言うわけで洗面室にあった説明がこちら。
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ジオサーマルウェーター!! なんかかっこいい!(馬鹿)
確かにちょっと硫黄っぽいにおいがしたよ!
お水だって天然水! おずおずと飲んでみると、おいしいお水でした。
確かにあまくてちょっとざらっとしたかんじ。

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しかしこのシャワーヘッドが高すぎて手が届かず、苦労するハメに。
※もちろんスライドする仕組みですが、おろせなかった。
おまけにお掃除の人がいちいちこの高さに戻すのでした。
そう、こんなに温泉大国なのに、ホテルのお部屋にバスタブがなかったんですわ…。

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全然届く訳ない、の、その2。
トランクが一部写っていますので、目安になりますかしら。
ていうか誰が使うの、この位置のセーフティボックス。
ちなみに私は、トランクをセーフティボックスにして、
チェーンロックで部屋の中の何かに固定する派ですので元々備え付けのこれは使わないのですが。
↑ これを固定するのに、暖房用の温水パイプが『ヴェリィ・グッド』(庄野潤三風)なわけです。

ちなみにトイレのボタンがこれ。なんかかわいい。
なんて書いてあるかはわからないけど(flowってこと?)、
何を意味してるのかはすぐわかる。
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ココまでお部屋を探検して、ばたんっと倒れました。
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お外はこんなかんじ、順調に、夜明けから朝へ移行中。
※重くてアップできなかったので、これだけサイズ変えてみました。

ちなみにほてるはこちら

口コミでは、
とにかく『シンプルでリーズナブル』と評価されまくってます。うん、まあ、グッドイナフ。
簡素ではあるけれど、必要充分。
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by chico_book | 2013-05-19 04:02 | | Comments(0)

あいさつでなく、ただの確認だとしても別に構わない

ちこはだいたいいつもお昼間はお留守番をしている。
平日のみならず、休日もなんだかんだと用事があるので
(本当はおうち大好き引きこもり人間なんだけど)
ちこがひとりで過ごす時間は長い。とても長いといっていいと思う。

長いひとりの時間を、ちこがどう過ごしているのか、知りたくないわけではない。
これはペットと暮らすヒトの、共通の思いだろうと思う。

「WEBカメラで中継したらどう? 」
と、提案されることもあるが、そんなことしたら出先でも携帯から離れられなくなる。
そもそも私の携帯は、(いまどき)動画が再生できないものだし(!)
職場でも、データ管理上ネットへのアクセスが制限されている。
でもそれはそれでいいと思う。うっかり導入したら気が気でない。
画面の外側で
「みゃーう なーう」
と甘えたような、困ったような声が聞こえたら、不安で不安でどうしようもなくなる。
映ってなくてしずかだったとしたら、なおのこと、心配で心配で心配になってしまう。

そうね。
なにより、ちこにもひとりの時間が必要なのだと思うのだ。
覗き見とかしたら、怒られそうな気がする。
ちこは、秘密とか、自分だけの時間を大切にしていそう。

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まあでも、たぶんこんなかんじでいつもどおり寝てるんじゃないかな。
にしても本当に、ちにゃさんこの椅子好きねぇ。(IKEAで)買ってよかった。
おなじくIKEAで購入したキャットスツールは全く無視しておりますが。

そんなちにゃこさんは、実はお出迎えにゃんこ。
私が玄関のドアを開けると、すたっ! と、飛び降りる音が(するときもあり)。
そして、のちのちと、玄関に現れる。
ベッドからあくびしながらのときもあるし、
ソファーの背から、それはそれは優雅に、ふんわりと柔らかな舞い降りぶりを
見せつけるように悠然と歩いてくることもあり。
まるで、レッドカーペットを歩く女優さんだわー・・とうっとりするワタクシ。

私が(たとえばブーツを履いてたりとか、荷物の多い日とかで)玄関でもたもたしていると、
玄関から絶妙に届かない、一メートルくらい手前に腰を下ろし、
スフィンクスのように白く輝くまぶしいおなかを見せつけながら
口だけで「ミャウ」。半分くらいのまばたき。あわせ技。必殺技。
完全に閉じるのではなく、ひたすらにやさしい、いとおしさにみちた
「おかえりなさい」「まってたのよ」「だいすき」のメッセージ。
※個人の感想であり、実際の行為の内容を検証するものではありません。

モテ、の極意は『小声で話すこと』だと聞いた事アリ。(実践したことはナシ)
ささやくような小声がききとれないと、
何を言ってるのか知りたい、もっとこの人に注意を傾けたい、
と言う気持ちでいっぱいになってしまうのだとか。なるなる!!

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なにみてるの? といいたくなるまなざし。


『ただいまちにゃさん、いいこさんだね。夜もかわいいね』

と私が言うと、ご機嫌のよろしいときは
「ふるにゃあん♪」
と、しっぽピーンとたて、激しくメトロノームのように震わせて、
するり、と私に身をなすりつけると、
「こっちよー早くきてきて! 」
とばかりに、廊下を走ってゆくのです・・・(悶絶)
おなかがたぷたぷ揺れるのがまたよし。と言うかすばらし。たとえようもなし。

そのあとは、私「を」クッションにしてグルグルタイム。至福。私が。
凛々しいおかおでアップで迫る。

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私のおなかの上で。近づきすぎて見切れております。

このあとたいてい、ざりざりと私のお顔を毛づくろいしてくださる。
これはもうね。

最大級の愛情表現だと思いますね!(断言)

たとえこの一連の好意、いや行為が
各種ねこ本およびねこサイトの解説によると、

「帰宅して見慣れないにおいにまみれたニンゲンへのマーキング行動」

「単なる生理反応」
だとしても・・・・・!!

「ねこはかわいいが仕事なの。
何千年も前から、そのかわいさで人間のそばにいつづけたのよ」
とは西原りえぞう先生の発言。
(ねずみとったりもしたけどね)

ちこは今日も仕事熱心です。
たまには休みなさいよ。ね。有休ね。

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『無理』

そうね、まあそうかもね。ただそこに存在するだけでかわいいもんね。
とにかくお好きになさいませ。
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by chico_book | 2013-05-17 01:52 | ねこ | Comments(0)

一応そういう日だからね

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シッターさんにだっこされてるちこさん。
ぷっくりマズルが満足げです。

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コレは初対面時のちこさん・・・・ち、小さい。
あまりと言えばあまりにサイズが。

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「なんかいった?」
あ、いや、写真のサイズがね(昔の携帯写真ですから)・・・。
被写体のサイズではないですよ、うん。

幕末古写真ジェネレータ、と言うサイトで遊んでしまいました。
ついうっかり。出来心。きりがないのでこのへんで。
でもアップはしたいハハゴコロ。にゃんこ心はハハゴコロ。

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本人は写真などどーでもよく、
背中なでなでとおしりぽんぽんとブラッシングをひたすらに待っております。
それがこの体勢。このままにしておくと、直接ねこ力行使されるわけです。

・・・まぁ、そうね、ブラッシングしがいのある季節ですしね。はい。
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by chico_book | 2013-05-12 22:10 | ねこ | Comments(3)

推し量りきれない

姉の結婚 5 (フラワーコミックス)

西 炯子 / 小学館



先が読めないのは時としてほめ言葉ではありますが、
迷走していると言う場合にも使われます。ううむ。

娚の一生 1 (フラワーコミックスアルファ)

西 炯子 / 小学館


『娚の一生』
でプチブレイク以上大ブレイク以下のブレイクを起こした西炯子の最新刊。

正直、4巻でもうやめとこうかなぁと思いました。
前作と同じ、
仕事は出来るが恋愛に不器用なアラサーもしくはアラフォーとかのヒロインに
インテリでストーカー気質のいわば『一途な純愛』を捧げる男性と言う配置。
※ちなみに前作は哲学の(!)大学教授で、今回は精神科医
ヒロインの周りに対照として配置される『甘え上手なかわいい女子』の構図とか。
ううーん、どうなんだ、コレ、と思いつつ読みすすめる。

ストーリーの大枠の大きな流れでみせると言うよりは、細かい感情の機微を拾い上げて
モザイクみたいに構成していくのが大切な作品なんだろう、
読みどころはそこなんだろう、とも思いつつも、
二作連続でこのパターンだとどうかなぁ。
ちょっと昔の恋愛ドラマみたいで、どうにも乗り切れませんでした。
(基本大河ドラマとアメリカのドラマしか見ないので、よくわかんないけど。ちょっとどころでなく昔かもしれない)

じゃあ何故買ってるの、と言うと、作者とほぼ同世代で(あ)、
デビューのころの痛々しいほど繊細な作風から知っているので、
そのあとしばらく辛そうな時期もあったことも知っているので
(このあたりは『学生と恥』に詳しいのですが・・・現在は絶版なのかな。

学生と恥 (上) (小学館キャンバス文庫特別版)

西 炯子 / 小学館


でもそれでいいと思う。それほどに痛々しい記録でした)
なんというか、クラスメイトを見守るような気持ちかな。
・・・と、ここまで書いて、これ私が以前岡村靖幸について言ってたことと
ほぼ同じ内容であることに気づく。自分で。
ファンってはた迷惑なことを言い出すもんですね。い、いろいろすみません。

ただ5巻は持ち直した感があり。
中学生のころからの想い人と再会して、想定外に不倫の関係になり、
そこから逃れる為に、知り合いから紹介された相手のプロポーズを受けようと決意して、
その結果うまく行かず。。。と言う展開。
ヒロインの揺れる心を、揺れるままに4巻までの物語が流れてました。

5巻では、終わった関係(終わらせた関係)の不倫相手と仕事上で再会し、
ふたりとも心を相手に残したまま、それでも淡々と仕事や日常を過ごしてゆく姿が描かれます。
辛くないわけではない。けれどそれで立ち止まることももうない。
仕事と私生活と。どちらも満点ではない
(仕事はばつぐんに出来る人間ですけど、基本の職種が『地方図書館の司書』。
ただ、県の文化プロジェクトに参加してメディアとやりとりしたり、優秀な文芸評論を書いてたりするので、
それなりに華やか。このそれなり具合は確かにうまいところに落としていると思う)

なんというか。。。
ここまできてはじめて、作者の描きたかった境地が見えたような気がします。
逆に言えば、うがった見方ですが、
最初からこのステージ、と言うわけにはいかなかったのかしら、と言う。
疑問とも提案とも安堵とも歯がゆさとも、なんともつかない気持ちが。

正直言って、いきなりこの位置の話からスタートすると言うやり方が
面白いんじゃないかと思うのですが。
もちろん作品の中でエピソードを積み重ねるほうが説得力あるし、
その時間で読み手の気持ちも育っていくと言うことがあるんでしょうけど。
でもいきなりこの位置から出して、回想などを入れて
重層的にエピソードを重ねるほうが(かるく)迷彩もかかって
主人公の心情にひだによりそうに、複雑にわけいるように
読み込めて面白いんじゃないかな、と思った次第。

と言うか、西先生のそういう読み手をがっしがっしゆすぶってくるような
演出が見たかったなぁと言う個人の感想です。
つくづくファンってやつははた迷惑な存在。
まあ、作者の意図が分からないんで、すっごくとんちきな意見かもしれのですが。。

あとはヒロインがアラフォーにどうしても見えないところがやや惜しい。
確かにぴちぴちきゃぴきゃぴ感はないけど
(もしかしてきゃぴきゃぴって死語ですかそうですか)
おちついて大人の女性に見えるけど、いかんせん体型に崩れがなさすぎる!
きれいでナイスバディで、過不足なくみえる。としかみえない。
しかも無頓着設定なので、余計に違和感が。
※オシャレにおいてはオンチ描写がちゃんとあるのです。
そういう匙加減でかまわないので、さらっと入れていただけるといいと思うの。

いちゃもんじゃないですよ。と、本人は思っていますよ。
絵柄として、ヒロインを老けさせるのが厳しいのかもしれない、、
というのはわかるのですが。
老眼とかそういうエピを入れてあるので、ヒロインが恋人と過ごす時間において、
自分の肉体に対する多少の葛藤描写なりなんなりがあってもいいと思う。

ちょっときびしいかな。
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by chico_book | 2013-05-12 01:01 | まんが | Comments(0)

竜飛岬でないことは確か

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皆さん静かに興奮して、白夜の夜明けを指差したりしています。
そして更にそれを写真におさめるアジア人(私)

少しずつ明るくなってくる。ううむ。白夜ってこうなんだ。
本当に暗くならずに、夕焼けから朝になっていくのね。
考えてみれば当たり前のことなのですが、特に何も感動もなく、
壮麗な儀式もなく(笑)ふつうー・・・・に夕方から朝に静かに移行。
ちょっと肩透かし。って何を期待してるんだ。
でも、本当の白夜のすごさを知るのはまたあとの話。
それでも、光のなかに、ちゃんと夜明け独特の、朝らしい青さがあるのに感動する。

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そしてバスははじめてホテルに止まる。そうそう、空港からのホテル送迎バスだからね。
しかしまあ、いきなり期待を裏切らないかんじのホテル。いーじゃんすげーじゃん。
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だんだんと市街地に近づいてきました。はじめて通行車を見かけたよ!
ようやく信号にもめぐりあいました!!
日本でも、雪国の信号は積雪対策で縦長だと聞いたことがありますが、これもそうなのかな?
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なんだか、バスにこのままずっと乗っていたいような。降りたくないような。
この段階で29時間ほぼ起きっぱなし(機内で少しうとうとはしたけど)なのに。
乗り物好きと言うかめんどくさがりと言うか。
まあ一応、だるくて早く横になりたいのですが、
見慣れないものがガンガンでてくるもの珍しさに興奮しております。
しかし初日のこういうテンションって危険ではある。
途中からどっと反動来ます。たぶん。

しばらくしたら、だだっ広い駐車場のようなところにバスは止まりました。
他に数台の大きいバスがゆったり駐車。
ええ? どいうこと? ホテルまで運んでくれるバスなんじゃないの?
必死でヒヤリングした結果、ココから各ホテルの方面ごとのバスに乗り換えるみたい。
(自信なし)
でもみんなどんどん降りていくので、あわてて降りて、トランクひきずって、
ホテル名を指定されていた(と思われる)バスにどかどか走っていき、
運転手さんに必死で確認する。大袈裟かもですが、本当です。
何せ現地でも時刻は午前1時過ぎですから。
間違ったら大変!と言うか手のうちようがない。

必死なワタクシに対して、ざっくりうなずいて、いいから早く乗って乗って!と
言うリアクションで、返事をもらえる。
いいなぁこういうの。旅先のこういうの好き。
でもいろいろ自信が(どこまでも)ないので、必死で聞き耳を立てる。

ようやくホテルにチェックインしたのは午前2時を回っていたはず。
フロントの方には大変申し訳ない。

以前オランダはライデンで宿泊したときのホテルが
(と言うか、ゲストハウスと言うカテゴリーでした)
夜になると管理人さん帰っちゃうパターンで、カギもかけられていたので
非常にあせった経験有なのです。ちょ、締め出しやん! って。
なにしろ大学町で有名なライデンの静かな住宅地だったので、
だーれもいなくてものすごく心細かった。
10月だったから、どんどん暗くなるし。
なんと、渡されていた自室のカギで外の玄関も開いたのですが。。。
あれって各室のカギが全部同じだったのかもしれない。
他に宿泊客がいなかったからよかったけど。
この疑問も、後で気づいたからよかったんだけど。

そんなこんなで、
実際にチェックインしてお部屋に行くまでは安心できず。

フロントは意外にも、ターキッシュのおじさんでした。
なんと私とおじさんは、
欧州人(この場合ドイツ人でした)からすると『アジア系』と言う同じカテゴリーに属するひとたち、
なんだとか。・・・・・・ううーん、そうなんだ、そうかもねぇ。そうなんだ・・・。
※朝ごはんの食堂で
「アジア人同士で、親近感わくでしょ、それでここのホテルにしたの?」
と質問された。たぶん。私の記憶とヒヤリングが確かならば。

ともあれこの日は、こゆいおじさんのニコニコフェイスにウェルカムされて、
お部屋に到着。ハイ、おつかれさんでした>自分。

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ちなみに、窓のむこうに見えるのは、
この3ヵ月後にリーマンショックのなんだかだで、
金融破たんを起こすアイスランドの銀行のうちのひとつです。たしか。
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by chico_book | 2013-05-11 23:27 | | Comments(0)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


by chico_book

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