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ちょっと気分を変えてみたつもり

どうもまんがは気合入れすぎてよくないですな!

と言うわけで最近は短編集をよく読んでいると言うお題。
昔は短編集ってなんだか損な気持ちがしてたりしました。
どうせならがっつり長いお話読みたいなー、なんて。
登場人物たちとすぐに別れなくちゃならないと言うのが、さみしかったのかもしれない。

しかし最近は短編集が好き。
時間の問題なのか体力の問題なのか、あるいは長い物語を覚えてられなくなってるのか(涙)

まあそういった要素もあるでしょうけど、ぱっ! と視界が切り替わることが面白いと感じる、今日この頃。

雪沼とその周辺 (新潮文庫)

堀江 敏幸 / 新潮社



初!堀江敏幸!! 購入動機はジャケ買いですよ! あとタイトルもきれい。
『雪沼』って。。。。雪国にロマンチックな誤解(笑)をもつ九州育ちはついうっかり。
でもあたりだったのでよかよか。
解説 『池澤夏樹』 がトドメですかね。

端正な文章で、ていねいにいろんな人の気持ちを追いかけて、
かすかにつながってゆく物語、雪沼と言う場所の風景が少しずつ輪郭を持って浮かび上がるかんじ。
そして確実に手にする前に、幻のようにふわぁーっと消えてゆく。こういうの好き。

きみのためのバラ (新潮文庫)

池澤 夏樹 / 新潮社



池澤夏樹は、まだ片手くらいしか読んでいない。
『マシアス・ギリの失脚』『ハワイイ紀行』『母なる自然のおっぱい』と、先日話題にした
『ぼくたちが聖書について知りたかったこと』
なんということでしょう! 小説読んでへんやん!!『ステイル・ライフ』すら読んでないとは・・・!
なので、これからさきがたのしみです(気を取り直してみた)

しかしこの短編集はすばらしかったです。
絡まない、絡み合わない、ゆっくりと軌跡を描いてきえてゆく、
人生なんて、それだけのこと。
私はいま、横浜市の(地理的にほぼ)中央部(中心ではない)に住んでいるのですが、
たまに、ぼおーっと言う汽笛が港から響いてくる。

いつも思い出す。高校生のとき、田舎の小さな街にくらしていた。
バスも1時間に1本で、単線の駅まで4キロ(明治生まれの祖母のことばを借りれば『一里』)
映画館のある街まではその駅から更に片道一時間、
そんな街だからとても静かで、夜遅くに通る列車の音が、すごくひびいていた。
それこそ4キロ先なのに。
私はいつも、その音に耳を澄まして、その音を聞くととても安心していた。
ああ、世界はまだ外につながっているって。
いつかあの電車に乗ってここから出て行くことが(選択肢として)私にもまだ残されているんだ、って。
(何があったんだ・・・と言うほどのことはなかったんだけども。たぶん。
まあハイティーンってそういう年頃なのかもしれず)

そんな、不思議な安心感を思い出させてくれる作品。
どんなことがあっても、どんなふうに生きても、きっとそのうちに総て消えてしまうのだと、
だからこそ、その日が来るまでが痛くてきれいでいろどりにみちているのだ、と。

まだなんだか硬い感じの本(と言うか、私の感想文のほうがおかしいのだけど)がつづいたので
私と職場の本読みさんの間で話題になった本がこちら。

ダメをみがく: “女子”の呪いを解く方法

津村 記久子 / 紀伊國屋書店



『ポトスライムの舟』で芥川賞を受賞した低体温なイメージの津村記久子氏と、
いかにもキャリアなマスコミ人、といった印象が強い深澤真紀氏の対談集。
タイトルに反してなかなか深い。これは男性必見。と言うより働く人必見。
なのでちょっとタイトルが惜しいと思う。

突然職場(のふたりだけで)ではじまった『メイリオ』ブームに、
他の皆さんは首を傾げていらっしゃいます。

※『何かちょっと愉しいことがあると、しんどいときにしのぎやすくなる』
と言う文脈で、おふたりの『メイリオ』フォントへの愛が切々とつづられている箇所があるのです。
クス。
クス、のあとで、おなかのそこからあったかくなる。
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by chico_book | 2013-07-27 23:38 | | Comments(0)

これを描くのは辛いと思う

東村アキコ「かくかくしかじか」
※一部ネタバレあり

かくかくしかじか 2 (愛蔵版コミックス)

東村 アキコ / 集英社



「ママはテンパリスト」で披露した破天荒な子育てエッセイマンガが大ブレイク、
創作でも「主に泣いています」「海月姫」と、
快調な作家生活を送っている(ようにお見受けする)東村アキコ氏。
宮崎出身の彼女が、漫画家になるまでの若き日をつづった自伝的作品。
と思って読んでいるのですが、作中ではまだ漫画家になってないので、憶測です。はい。

一巻での主人公は、宮崎の田舎でほわほわのんびり高校生活を送る女子高生として登場。
美術部で楽しく絵を描いていた東村さんは、
「美大に行って学生のうちに漫画家デビューしてブレイクするあたし☆ヒャッホー! 」
な将来を漠然と描いていて、周囲もそれを(大した根拠もなく)疑わずにいる。
あっこちゃんは子供の頃から絵がうまいけんね、みたいな。いわば楽園育ちの主人公。
※ちなみに作中では、主人公は本名の「林明子」で登場します。

そんな彼女が同級生の美大受験仲間の通う絵画教室に、
便乗して通いはじめるところから物語がうごきはじめます。
「天才女子高生あらわる! なんて騒ぎになったらどうしようー☆」
と能天気に足を踏み入れた絵画教室にいたのは、ジャージに竹刀を持った強面のおっさん。
ほぼチンピラ。実はそのおっさんが先生で、
「なんやお前、こん下手くそ下手くそど下手! いっぺん死んでこい!!」(意訳)
とばかりに、竹刀ぶんぶん振り回して、自称天才女子高生をこっぱみじんにします。
すごいんだこれ。昭和の田舎にはいた、こういうおじさん。

その絵画教室は美大受験用というわけでもなく、
小学生の兄弟がいたり、おじいさんがずーーっと同じアイテムに取り組んでいたりという、ある意味不思議空間。
ちなみに、そのおじいさんが描かされてるのが「ティッシュの箱」というのが、破壊力ありすぎ。
「児玉さん(と言うのがおじいさんの名前)だって、花とか風景とか描きたくて教室通ってんじゃないの? 
ずうっとティッシュの箱描いてろって、あんまりじゃん」
という主人公に、
「基本の立方体が描けんでどうすっとか! これが描けるようになったら、何でも描かしてやる」
と反論する先生。都会的でスマートな、ちょっとアートとか志向しちゃって、
みたいな美大受験予備校の真逆。真逆もいいとこ。
そんな先生の元に、戸惑いながらも通いはじめる主人公。
来る日も来る日もデッサンに取り組む、というか取り組まされる。仮病を使ってさぼろうとしたこともある。
けれどそのたびに先生のまっすぐな心配とか、絵に向かう姿勢とかに引き戻される。
そんな日々が、作者特有のキレのいいギャグを交えながら描かれます。
 そしていよいよ美大受験の本番を迎え、センター試験を終えて二次試験に臨む。しかも「らくしょーらくしょー、合格じゃん!! 」と思っていた本命校が実は不合格。第二志望校の二次試験の真っ最中に、それを竹刀先生が暴露するという最悪の展開。
「おまえおちとったぞ! もう後がないけんがんばらないかんぞ」
1巻はここまで。

 南国・宮崎育ちの少女にとってなじみのない3月の金沢、
少しずつ言葉を交わすようになって心強さを与えてくれた同宿の受験仲間たちは、
二段階選考であっと言う間にいなくなる。そのシビアな世界をうまく認識できない主人公。

試験にでたのは見たことのない石膏像。
自画像しか描いたことがないのに、課題には男性モデルが登場する。
道具すら自分の知らないものを使いこなすまわりの受験生。
ひとつひとつが丁寧に積み重名って、追い詰められてゆく主人公。
もうだめだ。落ちた。
そんな気分で宮崎に帰ってきた彼女を、散歩に連れだした先生。
道端の石を見て
「見ろ! いい石やないか! お前次はこれ描け!」
「やだよ、ただの石じゃん」
「バカかお前は! 本物があるみたいに石一個描いてみろ!! 
マドリッド・リアリズムみたいなすごくかっこいい絵になるぞ!! 
いいか、お前一年間毎日うちで描け。そしたらどこでん合格するけん」
そんな会話のあと、泣きながら帰宅した彼女に届いていたのは、なんと合格通知。
夢にまで見た美大生としての生活がはじまるのですが、ここで一気に筆を持てなくなる。
 あれほどあこがれた、毎日毎日油絵三昧の日々のはずなのに、描くことができない。
その怖ろしさに向き合うことができず、結果遊んでばかりの大学生活に逃げる主人公。
その姿がつぶさに、痛みを持ってきちんと描かれています。

「在学中に二人展をやるけんたくさん描けよ」
「課題はどんなんか? 絵をかいとるか?」
先生のまっすぐな期待が、ありがたくて申し訳ないのにうざい。
応えられない自分がもどかしい。でも動けない。

『さあ 地獄の四年間の始まりです』

 作品中に、随所に織り込まれるのは作者の現在の姿。
シングルマザーとして一人息子を育てながら、アニメ化・ドラマ化される多くの人気連載を持ち、
プロダクション形式でアシスタントを抱える多忙な、成功した漫画作家としての東村氏。
そんな作者がその当時の自分に向き合う姿が鮮明に描かれています。

 印象的なのは、その距離感。
遠い過去の、若く幼かった自分への言葉や語りかけや悔恨でありながら、そこには距離が感じられない。
痛みも、傷もまったくかわらずそこにあるものとして描かれている。
はたちそこそこの、愚かで子供だった自分の受けた(あるいは人に与えた)傷が、そのまま、
乾きも干からびも癒えもせずに、そのままそこにある。
 それは遠い日の花火でなどない。甘く苦い思い出でもない。ただのリアル。
今まさに、そのとりかえしのつかなさに苦しんでる、苦しみ続けている姿だと思えてしまうのです。

「若かったからしょうがないよね」
「ばかだったんだよね」
「子供でなにもわかっていなかったから」

すべて事実。すべて過去に起きたこと。だけど、作者はそれを「美しい・あるいはにがじょっぱい青春の思い出」ではなく、いま現在自分が向きあっている問題として、つぶさに向き合っているように思います。
 仮想メモリー(鴨居まさね@「雲の上のキスケさん」)じゃないけれど、自分の過去のことはなにかと綺麗に改竄してしまいがち。明らかに自分に非があるとわかってる「黒歴史」ですら、言い訳とともにパッケージングして、なかったことにしてしまいがち。ましてや成功した立場の人間の自伝となれば、なおのこと、なにより読者の側もそれを望むきらいがある。。
 それはそれで悪いことではないと思います。ひとつのけりのつけかたであり、ひとつひとつきちんとけりをつけて、前に進んでゆくのは必要なことだし。
 ただ、この作品を読んだときに、こういう向き合いかたもあるのか、と思った次第です。このしんどさと向き合うこと、向き合いつづけること、逃げないことがこのひとの作家としての資質となのか、と、考えてしまった作品。
傷を笑い飛ばすのも、傷にみえないように加工するのも、ドラマに仕立てるのも、みなそれぞれの作家のそれぞれのやり方。

大人になると言うのは決着をつけることだけではないのだな、と思いました。
忘れないと言うこと、見逃さないと言うこと、かわさずにうけとめるということ。

過去を引きずって生きるってのもしんどいよ、というようなことを
本日の『あまちゃん』でキョンキョンさん、いや春子さんが言ってましたね。
でもそのしんどさとガチンコで勝負するのも、ひとつのありかたなのかしらん。

とりあえず、
この先どこまで描いてくれるのか、楽しみな作品です。
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by chico_book | 2013-07-27 22:44 | まんが | Comments(0)

ちにゃこ先生と本とお手本

ねこと国芳

金子信久 / パイインターナショナル



数年前に、江戸東京博物館あたりでシールを見かけて以来国芳は見かけたら、チェックするようにしている。理由はもちろん、ねこだから。まるまっちいねこがすばらしいから。
そろそろまとめてみてみたいな、と思っていた矢先に見かけた一冊。
この類の本はときどき衝動買い。そしてあたりでした。
もっとも、『世界10カ国以上で同時発売』と言うこともあり、
解説には英語表記も併記されているので、まだまだ本文をすべて読み終わってはいないのですが。
時折手にとって、ぱらぱらと拾い読むのも充分愉しい。

そしてその本をしたがえるねこ。いかにも、この本にふさわしいポーズをご披露くださいます。
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「にゃーに? 」
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著者の金子信久さんは、府中市美術館の学芸員さん。とにかくものすごいねこ愛。
そもそも、各章のタイトルがすごい。

Ⅰ ねこ、ややこしくも愛おしい家族
Ⅱ 国芳の「ねこ」以外のお仕事
Ⅲ 「ねこ絵描き」のひみつ
Ⅳ ねこさえいれば満足と言う同好の士のために
Ⅴ 演出家国芳と千両役者ねこ、力を合わせる
Ⅵ おこまの大冒険『朧月猫の草紙』から
Ⅶ 国芳のねこ、もう止められない

そして三本あるコラムのタイトルが

版画の輝き
肉球をめぐって
屋根の上

ですとよ! 肉球をめぐって   って!!

ねこのむっちりまるまっちい、ぐにぐにしてるのにすばやく動く
フォルムが実に見事に切り取られています。
とにかくなんにでもねこをつっこんでくる。とりあえずねこ。なんでもねこ。とにかくねこ。なにはなくとも。
そして基本、『猫』でなく『ねこ』表記なことのポイント高い。
私もすきです。このひらがなの「ね」のフォルム。
きゅっとあがってくうーっと下がるこのカーブが、いかにもねこのまんまるすがたっぽい。 
そしてあっけらかんとした「こ」。上下の離れ具合とシンプルさが、実に実にねこ。

※ちなみに「いぬ」も相当に犬っぽいと思います。
「い」は、真剣な顔で耳を傾けている、ひと言も聞き漏らすまいと
じっと見つめてくるわんこの、ぴんと立ったお耳を連想するし、
ぬ、の、まじめさは、素直なたたずまいと言うかんじ※

浮世絵なので、色鮮やかな作品も多いのですが、
墨と筆ですらすらっとなぞった、ねこのさまざまなスケッチが見事です。
そのほかにも、版画の下絵となるような資料も。
職業イラストレーターのような存在だった浮世絵師の下絵が残ることは本当に稀で、
オランダはライデンの国立民族学博物館に収蔵されているのだとか。
なんと! ライデンは私がオランダに言ったときに泊まった街ですよ!
もちろんこの博物館にも行きました・・・。でもこの作品のことは記憶にない(駄目)
展示されてなかったのかもしれないし、いまほど猫センサーが機能してなかっただけかもしれない。

その博物館で記憶にあるのは、小学生たちが思い思いに床に寝そべってスケッチしていたこと
>収蔵品関係なかった・・・!

ともあれ、思わぬシンクロに感動せずにはおられませんたい。
ライデンにはオランダ最古の大学があり、世界で最初に設置された『日本学科』があり、
上記の博物館も、その由来で日本関連の展示が大変多いのです。
静かで、運河が静々と流れる美しい、いい街でした。うっとり。
私の滞在は大学とは何の関係もなく、単にアムステルダムのお宿が取れなかったからでしたが。

スケッチの妙、と言うことになれば北斎漫画もかなり好き。特に動物の描写がたまらない。

北斎漫画(全3巻)

葛飾 北斎 / 青幻舎


他にも、ピカソのマタドールも好きなんですが、なんだろう?
私にはこれはこう見えてるんですよ! どうよ!! やっぱこんなかんじでしょ!
と言う、どや感がすきなのでしょうか。

でもコクトーとか、アンリ・マティスとかまで行くと、ちょっと守備範囲を離れます。
このへんのさじ加減、自分でも難しい。

「ちこにゃん、それよまないならかして? 」
「いや♪ よまないし貸さない☆」
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さてこの類の本はきりがないのでなるたけ買わないようにしてるのですが、
たまに(?)たがが外れます。

鉄道ねこ 英国の駅舎に暮らす猫を訪ねて

石井 理恵子 / 新紀元社



たま駅長、で、一躍日本でもメジャーになった感のある「駅・あるいは鉄道にすむねこ」
イギリスではそもそも、鉄道とねこが縁深い存在だということでうまれた一冊。
著者の石井理恵子さんは、ちょっとマイナーな、
でも愛すべきイギリスの穴場記事をたくさん書かれているライターさんのようです。
ねこ関連では他に、イギリスのお城に住むねこの本 『しろねこ』(未読)などがあり。

しろねこ 英国の古城に暮らす猫を訪ねて

石井理恵子 / 新紀元社



ねこは、つくづくかわいらしい愛玩動物だけど、ペット、と言うよりは
共同生活者、と言う趣が強いように思う。よく言われることですが。
ねこはねこで独立の世界を持っていて、それがたまたま共存しているだけ、と言うような。
あるいは私がおねこ様のそばにいさせていただいている、のかもしれないけど。
イギリスの鉄道で暮らす猫たちの物語。
その鉄道は、すべて一旦廃線となったものを観光用に復活させた『ヘリテージ』たち。
そのせいもあってか、やや一線を退いたちょっとのんびりした
マイペースな面持ちがあって、とても猫にあっています。

アイスランドの写真を見返していたら、
「東京に比べれば圧倒的に緑の濃いロンドンの町ですら、ほこりっぽく感じさせてしまうほど」
滴るようにみどり濃い(という評判の)アイルランドに行きたいなぁー………
(出典:村上春樹『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』)
と思って本屋さんをうろうろしていたときに衝動買いした一冊。
イギリスだし。アイルランド違うし。・・・でもまあいっか、ねこだし。
イギリスのねこちゃんたちの、それぞれの含蓄深い表情から目が離せなくなりました。

ちなみに『ポテトスープが大好きな猫』で『オレンジ色の猫』と表現されていた、
日本で言うところの トラちゃん は
『マーマレード色のねこ』
と表記されていて、その点でも興味深い。
ちこにゃんの色は、たぶん白キジと言うと思ってるのですが、確認できず残念。
(もすこし青みが強いと『サバトラさん』かな、と思っています。アメショのシルバータビーちゃんみたいな)

『エリカちゃん』や『ムーニー』、『フーバーくん』など、いかにもな名前のほかに、

ブラッキー
ラビット(この子はふわふわの長毛さん)
グリズリー
スペア(!!)


なかなかパンチの効いた名前のにゃんこたちもたくさん。イングリッシュジョーク?なの??
ちなみにスペア君は
『スペアの代わりは誰もいません。かけがえのない存在です』的な
フォローを本文でもらっていました。

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「・・・・・・」
いやいやいやちにゃにゃん、ごめんごめん、他のねこの話いっぱいして。
もちろんちこにゃが世界一ですよー
世界一のオンリーワンキャットですよー!すごいねぇ!!

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「・・・・・・(当然すぎて口にだす必要もないわね、と言う表情)」
どや。まさにどや!!(感無量) やっぱり好きみたいですね、どや。
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by chico_book | 2013-07-23 07:07 | | Comments(0)

ジャポネスク、、、なの?

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にしても、攻撃的なまでの陽ざし。これは日焼けするわ。
帰国後みんなに笑われるほど真っ黒だったのもむべなるかな。

そんな感じでるるらるるらと愉しく散策していたときに、突然発見。

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んん??
6月の、レイキャビクで。んん???

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・・・・・・どうみてもこれ、鯉のぼりですよね。「輝」って。なにそれ。かっこいい。光の軍隊だもんね。

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しつこくもう一枚。しばらくうろついてみたのですが、誰も通りかからなかったので、
あきらめて退散。と言うわけで、鯉のぼりの謎は解けず。
甍の波もないところで、この日は雲の波すらもなく。何より6月だし。。。
それにしても最近は国内でもめっきり見なくなった大型の鯉のぼり(当社調べ)を、
よもやアイスランドで見ることになるとは!
日本のお庭でイングリッシュガーデンとか、ロココな噴水とか東屋とか
見かけるようなことなのかしら。
そして鯉のぼりの「のぼり」が、「幟」にも通じることに、今更ながら感銘をうけております。

こちらがレイキャビク一の繁華街! 
イセザキモール!! あるいは元町チャーミングセール!(よりはたぶん小さい)
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え? ・・・・バリン??
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※これを書くために、いまぐぐって見たら
「-inn」が、定冠詞(英:the)なので、英訳すると"The Sushi Bar"ではないか、
と言う記事を発見しました。ほうほう。
ちなみにスシバリン、で検索すると、ほぼこの「レイキャビクのネタ看板」にたどりつく模様。

そしてマキネッタと共に鎮座する南部鉄器を発見。
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確かにしぶかっこいいですもんね。

欧米では(と言うくくりもちょっと面映いですが)おふとん外に干したりしない!
とってもみっともないよそれ!! 
と、一時期盛んにいわれてましたがレイキャビクでは干してる人いました。
でもなんだかかっこいいなぁ。色のコントラスト? すこし引っ込んでるから?
おふとんのデザイン? きちきちに干してない、干し方の問題??
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以上、レイキャビクで見かけた日本にまつわるコネタ集でした。
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by chico_book | 2013-07-16 07:01 | | Comments(8)

知っているものがすこしずつ違う

明らかに、この国についてから見た人間より多くの鳥たち。
まるい浮島は、鳥たちの休息用だそうです。そういうのいいと思う。
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お、白鳥! 白鳥いるとテンション上がりますね。目立つしね。見た目でひいき。
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かわいいおうち。色のコントラストがいいですね。夏の光の中で鮮やかに。冬の雪景色の中でも映えそう。
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しかしドイツやスイスの山岳部ならともかく、この国では森林資源も貴重なのでは? 
と、空港からくる途中の荒涼とした風景を思い出す。
かといって、石造りのおうちのほうが、材料の入手はむつかしいんだろうなぁ。
イタリア現地では大理石のほうが木材よりはるかに安い素材だと、聞いたことあるし。

そういえば横浜は、公園からゴミ箱を撤去してしまいましたっけ。
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春の花の印象が強いですが、6月のアイスランドではパンジーが花盛り。
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近くで見るとやや微妙。。。かも。あまり日当たりのよくない場所で、オクラを育てて、
ひょろんひょろんの思いっきり徒長した苗になってしまったことを思い出す。
一緒の話にしていいのかどうかわからないけど。
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by chico_book | 2013-07-16 06:20 | | Comments(0)

私がいない間に

毎日とろける暑さですね。
ちこも、いままで見たことないような場所で見かけるようになりました。
洗面所で伸びているときには、ちょっと感心。ふだん近づきもしない場所なのにね。
狭いマンションゆえ、風通しが良く、と言うこともないのだけれど、
暗くてややひんやりしてるのかもしれない。

こわいのが、玄関のたたきに長々と寝そべっているケース。
もともと、お出迎えねこなので、すれ違いに飛び出されるのがいちばんこわい。
駐車場すぐそばだし。

基本的に、いまのちこは外には出たがらない。お外から来たねこなんだけどね。
結構鳥や虫の声がする環境なので、網戸越しのウオッチは熱心ですけど、ほんとに見てるだけ。
すきあらば、お外へゴー! と言うのはありません。
もちろん、私も開けっ放しにはしないけど。

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『異常なし!!』
こんなかんじで。いつも熱心です。

何しろお外から来た子なので、最初はこうじゃなかった。
でも外に出せ出せとせがんで困るようなことはなかったなぁ。
むしろ私のほうが、閉じ込めちゃっていいのかな、という不安がありました。

けれど、この季節何より胸を痛めるのが
『迷子猫探してます』
のチラシや貼り紙。結構よく見かけます。

なかでも
「おとなしい子です」「人見知りをする、警戒心が強いねこです」
「知らない人はこわがります」
のパターン。そんな子が、いまどこでどんな気持ちでいるかと思うと、胸が苦しくなります。
知らない人がおうちに着ただけで、こわくてこわくてすみっこで固まっちゃって
「あたしいませんいませんいませんいませんどうか無視してしてしてしてだって知らない人こわい怖い怖いもの」
と、圧縮ねこになるようなパターンは、特に。

ちこは強気に見せかけて弱気、と言う性格なので、
ねこのことに疎い私は、ベランダねこ時代は、てっきりボスねこだと思ってました。
なんだかやたらとえらそうだったし。
ちこの他にもベランダに来ていたくろちゃんや茶虎のマイケル(安易なネーミング)のことも嫌いで、
よく喧嘩していましたが、シャーと威嚇してから(先に)ごはんを食べていたので、
てっきり格が上だと思っていた。
毛皮も実際、ものすごくきれいで肌に傷もひとつもないし。

あと、保護直後に、病院に連れて行こうとして、古くなっていたペットキャリーに
(先代モルの通院に使用しておりました)
入れたら、怒りくるったあげく、おでこでプラスチックをわって飛び出してきたことも、その一因かな。
※古くなってプラスチックが劣化していたせいで、ちこの頭突きで簡単に割れました・・・・・・。
↑飛び出した勢いで、お花を水揚げしていたバケツにつっこんで、ヒトねこ共に更にパニックに。

でも、アレ、もしかして違うかもしれない、と思うようになったのは、
ペットシッターさんと、初対面のとき。

実家が九州なこともあり、家を空けるときの対応として、キャットシッターさんに登録しておくことにしたのです。
ペットシッターさんとは、ペットホテルの逆で、留守の間おうちに通いで来てくださって、
猫のケアをしてくださいます。
何しろ片付けられない人間(涙)なので、おうちに入っていただくのは大変ココロ苦しいのですが、
猫友も地理的に近くにはいないこともあり、そうも言っておられず。

私自身ねこに詳しくはないこともあり、
やはり何より猫のお世話はプロにお任せするほうが安心、というのもあり、
まあ何よりも、ねこのお話を誰かとしたかったのかな。2011年のこと。

さすがにねこ扱いのプロさん、
びびって逃げ回るちこに、巧みなおもちゃさばきで
「・・・こわい・・・けど、、気になる! なるなる!! なっちゃう!」
と言う葛藤をさせます。あざやかー。
私は、ちこはあんまりおもちゃが好きな子じゃないんだと思ってたのに(衝撃)
※ちなみに羽根のついたカシャカシャ言うタイプのおもちゃ。
いまでは軸棒がすっかりゆがんでしまいましたが、捨て切れずにおいてあります。

おもちゃになかなかいい反応をしたちこ、シッターさんはなれたかんじでニコニコと
もちょっと間合いをつめようと、そう、だっこかな、何かそんな感じの近づき方をしたら
いきなりのシャァァアァ!!が発動。
軽くどころか目いっぱいうろたえる私に、にこやかにシッターさんおっしゃいました。

「ああ、これは言ってみただけのシャーですね」

!!!
ちこ形無し!
これがでると、うわーちこおこったおこった、強いねこが怒った怒ったごめんごめん、
と言っていた私と、ふたりまとめて衝撃。

言ってみただけのシャー。。。むちゃくちゃ弱気ですやん。

なんだか3才児がライダーキッ!! とかを繰り出して、
それに真面目にやられているじいちゃん、みたいだ。ちことわたし。

ちなみに、実際のシッティングの際は、
ちこはシッターさんにすりすりごろごろ、普通に当たり前のようになつこかったそうです。
・・・うん。いや。いいことです。警戒してるほうがかわいそうだもんね。
そのシャーを、ほぼ最後に、うちに来る人には基本的に警戒心を(少なくとも全面には)
ださなくなりました。
うちに来る人は、みんないい人で、ちこにやなことしない。
心配も威嚇も必要ないって、わかってくれたのだといいなぁ。勝手にそう思うようにしています。

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写真は、シッターさんに甘えまくりのちこ。なんという見事なメロメロフェイス。

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私もこういう写真撮れるようになりたいなあ。

ちなみに暑い暑いおひるまはこんなかんじで過ごしていることが海の日に発覚。
あまり陽のささない室内なので、冬場はちょっとさみしいけれど、この季節はありがたい。
明るい日陰、結構好きです。
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ちこが暑くて辛い思いをしていないか、それはいつも不安なのですが。。
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目を開けて寝てます。ぐー。
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by chico_book | 2013-07-16 05:46 | ねこ | Comments(3)

備忘録はけりをつけるためのものかもしれない

最近読んだ本。こうして書くことで、記憶の一部を切り離すことになるのかもしれない、
整理をつけると言うのはそういうことかも。
でもその分、新しいものが入るから大丈夫。きっと。残るべきものは血肉となってしみわたるから。はずだから。
そう思うと、呪いと祝福はやはり表裏なのだなあと思って見たり。ビバ漢字。いまさらですが。

オリーヴ・キタリッジの生活 (ハヤカワepi文庫)

エリザベス ストラウト / 早川書房



連作がつながって構成される、元数学教師オリーヴ・キタリッジとその周辺の人々の物語。
オリーヴ・キタリッジはかなりくせのある性格で、呼んでいて距離が深まらないのですが、
こういう扱いづらい人物に近づけるのも、小説ならではの愉しみ。
※私は偏屈な人間なので、リアルだとなるたけ逃げる、全力で。←でも逃げ足があんまり早くないと言う悲劇。

共感出来るタイプではない主人公、それでも彼女の機微が丁寧に繰り返し描かれ、
それが繰り返しではなく、状況は刻々と変化してゆく中で少しずつ、いろんな感情が深まってゆく。

理解も納得もシンクロもしないけど、それでも近くに感じることは出来るのだと実感。
理解しなくても許容することは出来る。
最近。個人的に不寛容について考えていることもあり、ちょうどそこにうまいことはまりました。
少し時間を置いて読みかえしてみるのが愉しみ。


タイガーズ・ワイフ (新潮クレスト・ブックス)

テア オブレヒト / 新潮社



ほぼジャケ買い。あるいはブランド買い。クレストブックスは信じている。わりと。
(そういえばハヤカワepiもわりあい信じてる)

数が多いのと、そこそこのかさとお値段なので、そんなに持ってないけど。
溺れるように『その名にちなんで』を読んだこと思い出す。しかもフィリピンのセブ島で。
リゾート地に似合う装丁の本、と言うことでのチョイスでしたが、
いかんせん舞台がアメリカ東部の豊かな秋や、雪深い冬の描写が多かったのでいろいろ惜しかった。
しかもインド系移民が(ふるさとと違う気候に)寒々しい思いをする、と言うシーンが結構あるので、
それを日本人がフィリピンで読むと言うなんだか混乱に拍車がかかる状況に。
いや自分がしたんですけど。あと、当然ですがかさばった(!!)

バルカン半島を舞台にした、戦争と民間伝承(あるいは説話)が濃厚に混ざり合った物語。
ユーゴとその紛争に関しては、昔読んだこの本が印象に深く、その意味でも飛びつきました。

そこから青い闇がささやき

山崎 佳代子 / 河出書房新社



血と因習と土地の記憶と、拭い去ることの出来ない悲劇の気配と実在が
重たい。むっちゃ重い。祖父の記憶と、それを引き継ぐ孫娘。のしかかる戦争と暴力の系譜。
章ごとに、主体が入れ替わるので、ちょっと読みづらかった。
でも殺伐とした歴史と荒涼とした風景の中で、人が織り成してゆく風景は、眼前に迫るよう。
これ映画化されたら見てみたいな。
ストーリーがどうこう、と言うより、この風景を目の当たりにしてみたい。

と言うわけで宗教とは何ぞや、と言うがっさりとした興味にながれ。

ココにすこし寄り道

死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書)

安達 正勝 / 集英社



これ実は荒木飛呂彦氏の帯に魅かれて読了。ジョジョ読んでないのに!いろいろすみません!!
※『ジョジョの奇妙な冒険 』第7部 スティール・ボール・ラン の
ジャイロ・ツェペリのモデルとなった人物なんだそうです(帯より)

これ面白かったです。
フランス革命の、革命初期は立憲君主制への以降というおだやかな
路線を志向していた時期があったはずなのに、
どうして血塗られた恐怖政治へと向かっていったのかが、
よくわかっていないので、その意味でも大変興味深かった。

6代続く死刑執行人の家柄で、職業としての死刑執行人でありながら
敬虔なカトリック教徒でかつ国王ルイ16世を深く敬愛していた人物。
まさにあれですよ!
忠ならんと欲すれば孝ならず、孝ならんと欲すれば忠ならず!!
ちょっと違う。しかも横書きだと決まりませんなぁ、この手の文言は。
そして学問、知への欲求と言うことがいかに人を救いうるかと言う話でもある。

と言うわけでいま読んでいるのはこれ。

ぼくたちが聖書について知りたかったこと

池澤 夏樹 / 小学館



積読にしてたのですが、文庫版も既に出ていることに気づいて
悔しいのであわてて読みはじめたと言う側面もあり・・・どうしようもないですね。

池澤夏樹と、旧約聖書専門の学者さんの対談と言う形式で、何しろすごい。
いきなり古代ヘブライ語の文法からはじまっています・・!!
なんでも古代ヘブライ語には時制がないんですってよ。つまりいつでも現在なの。
神様が言ったことは、昔の時代の話ではなくって、なう。つまりいまこのときの話。
なるほど、それでは教義は永遠に変わらないし、赦しとか水に流すとかもありえないのかもしれない。
などと、憶測コミで考えてみるわけです。そもそも水流れてないしね!

なんでも、古代ヘブライ語をギリシア語に翻訳する段階で
『光あれ、と神は言う→言った』
になったのだそうですよ。ひゃー。なにそれ。ものすごく大切だそれ。

と言うわけで読み終わってないのですが、現代ヘブライ語の成立過程とか流派の分割とか
さまざまに興味深いお話がどんどこどんどこありそうです。たのしみ。

そんなあたりをさまざまにちぎっては投げ読みをしております。
乱雑に読むから乱読なのか。濫読のほうがまだましな気がする。気休めぽいけど。

写真は、梅雨明け記念! 新しいマットをしいてもらってご機嫌なちにゃこさん。
堪能してます。でも、そろそろ、寝なさいよ、と怒られてます。
さすがですちにゃこさん。ちにゃこさんの言うことはいつでも正しいですなあ・・・(うっとり)
はい、自慢です。でれでれです。
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ピンクのカシャカシャトンネルはいただきもので、『ねこのきもち』の付録。
手前の段ボール箱は、ちこさんのお気に入りなので捨てられないのです。
猫と共同生活者のお約束。
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by chico_book | 2013-07-08 03:28 | | Comments(0)

職業代書家と言うのを探っていた時期がある(妄言←自覚あり)

文具好きは昨今珍しくない。カタログやガイド本も多数出ている。
私も時折購入してはふむふむうなずいたりしている。
きりがないので、なるたけ購入まではしないようにしてますが。
カタログなので、手放しがたくなっちゃうし。
便利で手っ取り早い電子ツールの台頭で、逆に趣味性が向上しているということかな。
好きな人が好きなように使うということで、こりがいもあると言うか。
そこにくわえて、いろんなソフトで培ったデコ魂、と言うか
工夫心に火がついてしまうと言うことかも。
いずれにしても、やすぽっちい文具好きにはありがたいご時世。

私もそんなひとりとして、ロフトやハンズや何やかやで
細かく楽しんいる。散財してるとも言うけど。
200円やそこらで出来る道楽。
とはいえ、物によっては順当に金額がかさんでいく、
それが一見見えにくいと言う恐ろしさがあり。
200円を5枚買ったら1000円だよ!
あと、伊東屋などでは、輸入品などの高額商品が
さりげなくまざっているのも罠。
さすがに罠の存在にもずいぶん慣れた。

ともあれ、私は手紙が大好き。
書くのも、もちろんもらうのも。
このメールはおろかLINEの時代に、逆行することはなはだしいと知りつつ。
スタンプひとつで通じるかもだけどね。
しかもごらんのとおり、なんだかやたらと長文体質。
少しでも嫌がらずに読んでくれそうな、
リアルな知り合いには手紙をついつい出してしまうと言う
ちょっと困ったちゃんなくせと言うか趣味があり。
お付き合いくださってる(あるいは嫌がらずに見逃してくださっている)
皆さんに感謝。いつも心の底から感謝。

私の手紙は、何しろ長い。
本人はそんなに長いという実感はないのですが、
普通におしゃべりしているように書いてるだけなんだけども、
とにかく枚数いってしまう。
そのため、セットで購入して使い切れてない封筒が大量在庫と化し。
なので、もう買わないようにしている>セットの封筒。
いつも葛藤することになる。やっぱりセットで出したいもの。。
でも、わかっているけど、一枚の封筒に対して
基本2枚、多くて3枚の便箋が設定されていると言う無理設定(私的に)。
便箋売り場の『お手紙の見本』をうんうん唸りながら(変態)眺めてしまう。

何故私がそれほどまでに手紙が好きなのか。
メールのほうが圧倒的に早くて安上がりなのに。

単に昭和だから? 慣れてるから?
もちろんそれもあるだろうけど、
メールと違って、文面を見返すことが出来ないと言うのが大きいように思う。
私は手紙を基本読み返さない。
勢いで、ばあっと書いて(書きなぐって、とも言う)封をして、忘れないうちにさっさと出す。
勢いがないと、出すのに勇気が必要になってしまったりする。
ええいままよ、と言う、踏ん切り。
80円では届かないことも多いので、計量も(たいてい)する。
10円切手のストックも、だいたいいつもある。

口に出したことばは取り返しがつかない。
書いたことばも、同じ。荒っぽいかな。
でも、読みかえすと、ずぶずぶ底なし沼にはまってしまって出せなくなるから。
それでも、そのことばを書いた、その気持ちまでなかったことにするほうが、
ややこしくなることも(まま)ある。

メールはその後悔が断ち切れなくて、断ち切りがたくなって、
いつまでもいじましい私に詰め寄るのだ。
…もちろん削除しちゃえばいいんだけども。
後になって相手から返事が来たときに、見返すことが出来ないと
困るかな、なんて思うともうだめだ。
そう思うと、端末の不具合なんてのは、
差し詰め天が授けてくれる強制リセットと言うところだろうか。
いやもちろん困りますけども。

私が軽はずみにつづったことばが、ゆっくりとことこと運ばれてゆく。
鉄道や飛行機や、あるいは赤い車の中で。
私はそのさまを夢想する。
私が封じたあのときの私のかけらが運ばれてゆくのだと思う。
そう思って線路を見つめたり、空を見上げたり、
高速の緑色の明かりを見つめたりする。
その感情は、いまはもうないのかもしれないのに、
確かにそのときあった、私の一部が封じられて運ばれてゆく。

それはなんだか光に似ている。星の光。
今はもう存在しないかもしれない光が、地球に届くような。
確かに存在した証として。

そんなことを『宇宙戦艦ヤマト 2199』を見てたら思いました、
と言うお話。
まだ青かったころの地球の映像を、
(地球から)遠ざかるヤマトから見るシーンで、
ああ、こういうことなのかしら、などと思った次第。

なんか各方面にすみませんってなおとしどころですが。

写真はうちの廊下に張ってあるポスター・・・あるいは包装紙かも。
伊東屋で一枚500円。こういう道楽です。
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(はり方が汚くてすみません。何度かはがれちゃったりしてるので、ずいぶんいい加減)

ねこまみれ♪
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ふーん・・・・・と思っているねこ。たぶん。
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by chico_book | 2013-07-08 02:34 | 日々 | Comments(22)

おまけメモ

ほんとはひと眠りしてから出勤したかったんですがもう無理な時間ですよトホホ

そんなわたしがいそいであわてて備忘録。
と言うかエキサイトニュースが面白かったので、場所借りていることでもあり、たまには。

「なぜ日本人は暑い季節にスーツで働いてるんだ!?」外国人が驚愕
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20130701/Spa_20130701_00462476.html?_p=
※すみません、うまくリンクはれないのであとで直すかも。


NHK BS1 で、気づけば結構な長寿番組(だと思う)の『cool japan』の記事だわ、へぇ。
と思ってみてみたら、なんと司会の鴻上さんが著者でした。週刊SPA! 連載からの引用です。
日本ならではのあれやこれやをテーマにしたトーク番組。
在日外国人の皆さんにレポートしてもらい、
それに対してみんなでスタジオでコメントすると言うかんじの番組です。

今回のお題は、
日本ならではの「涼しい演出」=金魚とか風鈴、
あるいはクールビズ対応のハイテク素材スーツなどがトピックだったようです。

 予想通りというか、外国人がまったく理解しなかったのは、「金魚」。

「魚を見て、どうして涼しくなるんだ?」「金魚以外も涼しく感じるのか? サバとかタイを見ても涼しいのか?」なんて疑問が連発しました。


欧米人は、セミの声をうるさいとしか感じないと言う話を思い出しました。
エヴァンゲリオンとかどうなんだろうか。
夏しかなくなった世界の演出として、ヒグラシ多用されていたと思うんだけども。
あれもうるさいだけなのかな。
サマーウォーズとかも、虫の声を演出に使用してそうですが(未確認)
そのあたりどうなのかな。

私の住んでる団地は、隣が公園で緑が多い環境なので、
これからの季節はセミの声が鳴り響きます。
特にすばらしいのが、朝一番のヒグラシ。

静かな夜の空気が、冷め切る前に群青色に変わるころ、まず一匹のヒグラシがながく鳴く。
静寂の中に、すうーーっと、汽笛のように響いてゆく。
すると、さーっと波が広がってゆくように、セミの声が大きくなってゆきます。
夏の早朝。九州育ちの私には(未だに)馴染めないくらい、早く明るくなる朝。
宵っ張りの私をせかすように咎めるように明るくなっていく空気の中に、
響き渡るセミの合唱が私はとても好き。
お昼間のミンミンゼミとかアブラゼミ・クマゼミと、ヒグラシは別だと考えております。
差別です。

でもセミの声をうるさいとかんじるのなら、日本の夏はちょっとたまらないでしょう。
どこいっても。セミって、外国ではあまりいないのかしら。どうなのかな。
カナダにはいなかったと言う話を聞いたような記憶がありますが。

クールビズのスーツに関しては
紫外線カット素材や薄い布地など、クールなジャパンのハイテク技術も駆使した背広で、「さあ、どうだ? これは、君達の国でも売れるんじゃないか?」と聞くと、

「そもそも、こんなに蒸し暑い国でスーツを夏に着ることが間違っている」と返されました。


明快ですねぇ。
私の職場は、お客さんと直に触れ合うことが少ないので、クールビズ移行が浸透していて、
男性陣も皆さん洗いざらしのほどよく色がさめたようなポロシャツにチノパンが一般的。
いかにもさらっと肌触りがよさそうで、いいないいなと思います。夏はやっぱり綿麻だよね。
みんなそうなればいいのに! 通勤するだけでへとへとになっちゃうよ!!

あたしゃ、この連載が始まった20年近く前から、「夏にバカンス。大型バカンス。最低でも二週間のバカンスが普通になる国、日本!」と言い続けているのですが(二週間は、ものすごく妥協してます。ヨーロッパだと一か月、四週間が平均ですからね)、日本が変わるまで言い続けるぞと言っているんですが、あんまり変わらないのでくじけそうになっていますが、負けるもんか。こういうのは、言い続けないとダメなんです。あきらめたら、そこで試合終了なんです。はい。でもつらいです。


と言うわけで、賛同・応援記事と言うことで、かけあしでアップ。

「バカンスというか、休暇がながくなるとお金かかってしょうがないからおやすみはいらない」
と言う意見を耳にするたびにちょっとがっくり来ますけど、私も負けるもんか。
くじけませんよ。おとこのこです(ウソ)さみしくなったら、ブログに書きます。いつか、たぶん。
(『ははうえさま』 アニメ一休さんより)
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by chico_book | 2013-07-02 06:53 | 日々 | Comments(0)

こういうのってユイちゃん押し、になるのだろうか。

『押し』と言う表現が面映いちこぼんです。また無理して使ってる。

なんだかんだで大人気の『あまちゃん』。
♪暦の上ではディセンバー♪
とついつい歌ってしまうこのかんじ、ついつい口ずさむ、抜けないこの感じ、
何かに似てると思ったら、あれです。
戦国鍋テレビ!!
※YOUTUBE動画の引用の仕方がわからなかったのと、面映いので引用せず。

よくよく聴くと結構歌詞がつっこみどころ満載で、なのに抜けないところも。
・・まあ単に『アイドル歌謡』と言う枠でくくっちゃえばいいのかもしれません。はは。

私も見てますけど、、、絶賛と言うわけではなく。
そもそもふだん、大河とアメリカンドラマメインなので、見方がよくわかってないのかもしれません。
でもまぁ、毎日見てしまってるんですけど!
ちょっと細かいところがあらっぽいかなとか、30代40代ホイホイってこと? こういうの好きでしょ? ん? 
ってかんじのあざとさがやや鼻につくと言うか。些細なことかもしれませんけど。

。。。などと文句言いつつも、毎日15分と言う短い枠で、
朝から愉しい気持ちになれると言う意味ではいいのかな、
とも思います。基本復興支援ドラマだと思うと、大成功だしね。

ヒロインのアキちゃんは、あいかわらずかわいい。
作中でも
『かわいいにはかわいいけど、どんぐりがかわいいとか
カタツムリがかわいいと言うか、そういうタイプのかわいさ》
と明言されてるあたりは、さすがの匙加減。
(ちょっと表現が違ってたらごめんなさい。第一回ミス北鉄のあたりで出たせりふです)

私には、豆柴とか、柴の仔犬とかっぽくみえます。もう絶対わんこ。しかも和犬。ポメとかチワワではなく。
東京編でうろうろ、しょぼくれてるあたり(なうですね)もそうですが、
(しっぽが脚の間にひょーん。。と下がってるかんじ、
困ってくるくるまわってしまってるようでかわいい)
主に岩手編で、きらきらの黒目まんまるでにこにこしてる様子が、
しっぽちぎれるほどふりまわしてる姿に思えてしまって、それ以来もう、
わんこにしか見えない・・・!(病気です) でこかしかししてあげたい!!

でですね。タイトルなんですけども!
ユイちゃんの暴力的なところがかわいいなぁと思うのですよ。

ティーンエイジャーで、若くて自信家で、
何かが出来ると言う自信、あるいは何でもできるという万能感があって、
しかもそれが地方の、狭い世間でそれなりに評価されていて、
こんなところに似合う自分じゃないわ!
と思ってるのに、いざとなると怖気づくところが、
いかにも地方の優等生(成績の意味でなく)っぽくって、なんかいたかわいい。

すっごく子猫っぽくみえる。
しかも、よちよちではなくなったころの、半年前くらいの、暴れん坊盛りの。

あたしかわいいんだよ!
あたしつよいんだよ!!
あたしせかいいちなんだよ!!

と、わかってるわかってる、いちいち言わなくてもいいよ、と言うのに、
あうひとあうひとに訴えずにはいられないかんじ。
たからかに宣言してるかんじ。
そんなことは言葉でじぶんからいうことじゃないので、
うにうに言ってないでとっとと結果出しなさいよ、と言うことくらい、
(たぶん)自分でもわかっているのに、いわずにはいられないところ。

でも、知らない人が実際に家に入ってきたら、だーっとものかげに隠れてしまっちゃいそうな。
そしてたぶん、カーテンレールの上とかにだだっとのぼって行って、
降りられなくてにゃーんとなく子にゃんこ。助けに来なさいよ!と鳴くくせに、
いざ行くと、近寄らないでよちょっと!! と叫ぶ子にゃんこ。
ただ単なる内弁慶っていうのともちょっと違うような気も。

自信家なんだけど、周りの評価が気になってしょうがないんだと思う。
いままで自分のことを評価しない人間が、いなかったから。
(あるいは、そういう相手がいても、その人間の評価は聞くに値しないと思ってきたから)
でも絶対にこのままでずっと行くはずない。
いつ? いつこのお城はこわれるの? っていうのにびくびくしてる。
(このへんはねこじゃないですね。ねこのお城はこわれないもの(断言))

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「・・・・・・(ふああ)」
興味ないときは相手しないちにゃこさん。まあそんなもんだよね。

実際身近に、こういう女子高生がいたらもてあますような気もしますが。
そこはドラマだしね。

こういう自信家の人が、一旦壊れてそこから再構築してゆく物語って結構好きなので、
ちょっと楽しみにしております。
そのお城が崩れてからがスタートなんだ、というかんじ。一個一個れんがを拾う物語。
リアルだとものすごくバクチで不安要素ですが、そこはドラマだしね(二度目)

にしても見るたび、橋本愛さんってつくづく男顔。
男顔の女子ってよくわからなかったけど、こういう事か!
と、ガン見してしまう。。この段階でただのファンなのかもしれない。
そして 『RUSH』 作:西村しのぶ の ヒロイン、百合を思い出す。
※主人公ペアが(カップルと言っていいのかどうかわからない)
・男顔の女子 と 女顔の男子 (いとこ同士) と表現されているのです。

RUSH 1 (アクションコミックス)

西村 しのぶ / 双葉社



※現在入手可能なのは祥伝社FEELコミックス版で、上記の引用ではないのですが、
表紙のイメージがこちらのほうがあってるので、あえてこちらを使用しました。

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興味あるものにむかってゆくちにゃこさん。
自信たっぷり、やる気満々で匍匐前進中です。
たぶんターゲットロックオンしてる。
ロックオンされてるターゲットは、たぶん私。。もう、しょうがないなぁ(自分が)

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(どふっ!!)
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by chico_book | 2013-07-02 05:53 | 日々 | Comments(1)