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2013年どうもありがとうございました

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※福寿草がわりのたんぽぽ。黄色い花って初春と言う感じがします。季節はずれもいいところですが。

2013年の2月におずおずと、本当に及び腰へっぴり腰ではじめたブログですが、
なんとか継続することができました。
生来飽きっぽい人間なので、続けることが出来て本当に安心しています。自分自身に、ですが。
それも、読んでくださる皆様のおかげです。ありがとうございます。

正直、どういうテンションで
自分の個人的なこと、記憶や感想や考えを、クローズでない世界に向けてつづればいいのか。
はじめは戸惑いや迷いがありました。でもいまはもう、その部分はかなりなくなったかな。
もちろん他の部分での課題と言うか、目標のようなものは出てきていますが。

ひとつには、ちこに助けられたと言う部分が大きくあります。ありがとうちこ。
私自身のつづる言葉や、わたしの撮る写真はさておき、
ちこのかわいらしさには磐石の自信をもっておりますので、
支えになってます(大ねこ馬鹿←ほめことば)
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※しっぽの不思議。

そしてアイスランドの記録。
何度も繰り返しておりますが、5年前の個人的な旅行記、
おそらくは情報としては誰の役にも立たない記録を、とてもたのしんで続けています。
もちろん個人的な愉しみのための文章なのですが、
鮮やかで雄弁な写真を見ていると、本当についひと月かそれくらい前の
記憶のようによみがえってきます。不思議。アイスランドマジック。
はじめてはみたものの、途中でだれたり飽きたりするかな、と、心配していましたが
まったくそんなことはありません。

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※風の感触や、光の粒まで思い出せる。

写真の選定や色・サイズ調整に手間取って、進捗がはかばかしくはありませんが、
旅の最後まで続ける予定なのです。よろしければおつきあいください。

それ以外についても、本や映画や展覧会や、
いろいろ見分したことに対して、自分の中で転がして、
いびつながらも形を作る作業が、日々の大きなヨロコビであり楽しみになっております。

来年の(ブログ的)課題は

・夜更かししがちなので注意する。特に午前2時以降の更新が多すぎ。

・もう少し反応を早くしたい。
たとえば展覧会の感想等、会期終了後に投稿することがほとんど。
(↑期末ぎりぎりに行くことが多いせいでもあるので、そこも含めて)

・本やまんがやや映画の感想はもうすこしフットワークよくしてもいいかも。
ついつい長広舌になってしまうので、結果作品数も少なめ。
それはそれで、自分なりに気に入ってはいますけども、
気軽な記事も増やしましょう、と言うセルフ努力目標。

ということで、まとめると

・時間のやりくり上手になる・・・はいきなりハードルが高いので、
時間のやりくり上手を目指す

といったところでしょうか。

本当にありがとうございました。
この場所が、思いのほかたのしく暖かく、静かながらも
わくわくする場所になっていて、とても慶んでおります。
そしてこの場所を少しでも楽しんでいただける方がいれば、
それは私の『ム、ム、ムジョウの喜び』でございます。

また来年も、よろしければぜひよろしくお願いします。

皆様よいお年をお迎えくださいませ。あと30分ですけど。

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※高い目標を見つめるちこにゃん。ありがとう。
2014年も、どうか元気で気の強い、けどびびりの、
『目つきの悪いおおきなねこ』と言われるちこのままでいてね。
もちろんどんなちこでもいいけれど。大好き。
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by chico_book | 2013-12-31 23:38 | 日々 | Comments(16)

ハッピーホリデイズを共に過ごそう

 

こんな映像見てしまったら、ホイホイ食いつきますよね。私が。


 しかしちこにゃん食べなんだ。
 「7歳以上のねこ用 シニアライト
と言う言葉の何かが、お気に召されなかった模様。
    
シニア部門なのか、ライト部門なのかは不明ですが・・・・・。


 これ違う。これしかないの? と
 
「・・・・むうああああああ」

と、通常かなり声の高いかわいこボイスのちこにゃんにしては
ありえないほどのどすのきかせっぷりで文句を、いえご意見をおっしゃる。

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(むす)

と言うわけで、先日頂戴したちこにゃんギフトフードをまぜてみました。



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 おお!! おお!!

 よかった! よかったねちこにゃん! 小躍りですよ。よかよか。



 ぶれぶれになるほど高速でもぐもぐしております。よかったよかった!
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 ・・・・あれれ??
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 残してる。きれいに、ヒルズの粒だけ残してる。。。。。
 おっとろっしゃのう(大分弁。語源はおそらく『おそろしや』だと思ってます)

 しかしこの、しっぽだけうつりこんでるのがなんだかかわいい(馬鹿)。お行儀は悪いけれども。





※ヒルズのサイエンスダイエットですが、ちこにゃんはちょっと歯に注意が必要な子なので、
カリカリの粒の大きさなどに好みがはっきりしています。
ふだんはロイヤルカナンをメインフードにしていますが、こちらはやや大きめ。
たまたまちこにゃんがヒルズ族でないだけで、90パーセント以上のねこが支持している、
とのことなので、興味のある方にはお試しキャンペーンもあります。
5日間お試しキャンペーン中12/31までなので、急ですが。

そんなわけなので、ちこにゃんとハッピーなホリデイズを仲良くすごすために、
月曜に御用納めを終えたらば読みたい本たちねこ編。
 ちなみにクリスマス年末自分甘やかし企画で爆買いしております(駄目)

猫語のノート (単行本)

ポール ギャリコ / 筑摩書房



 これはねえ、我慢できませんでしたねえ。即買い。
 猫語の教科書、の姉妹編とも続編とも言うべき作品。

猫語の教科書 (ちくま文庫)

ポール ギャリコ / 筑摩書房



 前作がきちんと教科書、の体裁だったのに対し、本作はあくまで詩と写真中心。
 それでも猫好きはにまにましてしまいます。
 作者・ポール・ギャリコ氏が全力全開で、どれだけ自分が猫が好きで好きでたまらなくて、
 ねこが愛するに足るすばらしい存在であるかを容赦なく語りつくしております。
 だいたい章立てからして
 「高貴な猫をたたえる歌」
 「子猫のための子守歌」
 そしてあとがきが
 「高貴な猫と、高貴とはいえない人間について」
 ですもん。

 ちなみに作者が最大で27匹の猫と暮らしていたことを、
本書の前書きではじめて知りました。。。

 でも確かに、ねこはあっさり増えるし、また子猫がかわいいんだこれ。破壊的に。
 ほぼ自然発生ですが、ほんのりやらせ風味な写真がこちら。
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猫の神話 (Truth In Fantasy 89)

池上 正太 / 新紀元社



 こういう本を衝動で買ってしまうあたり我ながら年末特需。
 九州は阿蘇にある、ネコだけ!!(猫岳、根子岳)と言う山の記事をチラ見してしまってうっかり購入。
 日本各地あるいは世界の猫の伝説や伝説を集めた本です。 うっかり、と言いましたが読み応えはずっしりあり。
 古代エジプトで神とされていたねこが、どうしてキリスト教世界では疎んじられたのか
 などなど、雑学みっちりたっぷり。ちびちび読みがたのしいです。

猫のよびごえ

町田 康 / 講談社



 新刊が出てました! 町田康の動物エッセイと言えば、
 最近はスタンダードプードルのスピンクを中心にしたシリーズがメインで、
 にゃんこ編はご無沙汰かなと思っていたので、とても嬉しい。
 (掲載誌の『Grazia』をチェックするべきかしらん)
 帯の
 『かつてなく人懐こい猫がやってきた』
 と言う一文に既に涙目。落ちつけ自分。これからじっくり読む予定。

 おまけ。

プ~ねこ(5) (アフタヌーンKC)

北道 正幸 / 講談社



 なんと2年10ヶ月ぶり(帯より)の新刊!! 月刊誌で4p連載って・・・(涙)
 猫の本来の性質を存分に生かしながらも、独特の軽みと毒と、とぼけた味の4コマまんが。
 はまる人にはがっちりはまるようす。そしてはまるひとには中毒性があります。私とか。
 猫のかわいらしさもさることながら、ねこ以外も充実している作品。
 1~4巻まではまとめて読んだので、ほんとに待望の新刊でした。

 おまけ。ねこ以外のホリデイ本。

緑衣の女

アーナルデュル・インドリダソン / 東京創元社



 週刊文春『2013年版今年のミステリーベスト10』海外編2位。
 私は基本的にミステリーには手を出さないのですが、
 これはアイスランドが舞台
 と言うことで購入。アイスランド人の作家さんだとか。
 アイスランドの記憶を追っている最中なのですっごくたのしみ。あたりだといいな。
 ・・・と言うくらいに何も知らずに購入。

 いろいろ楽しみです。何日休むつもりなんだって、自分でも思いますが。

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by chico_book | 2013-12-30 03:07 | ねこ | Comments(0)

クリスマスノタル

『大草原の小さな家』シリーズ後期の作品。

長い冬―ローラ物語〈1〉 (岩波少年文庫)

ローラ・インガルス・ワイルダー / 岩波書店


※以下、本の内容に触れる部分は私のおぼろげな記憶によります。
手元にないので、ちがってたらごめんbんなさい※

サウスダコタ州で、少しずつ体裁を整えはじめた小さな街を襲う、7ヶ月にも及ぶ大寒波。
鉄道は完全に凍結、食べるものはなくなり、店からあらゆる商品が消えてゆきます。
街のひとびとの状況はさまざま。
それなりに(入植の成果を既に得ていて)たくわえがあるものもいれば、
鉄道による物資を当てにして、入植したばかりの人間もいる。

暖をとる石炭がなくなり、干草をねじって硬い棒状にするローラたち。
薪の代わりにするにはあまりにも心細い。それでも他に選択肢はありません。
そして、その作業で手も肩も腕もがちがちになります。
小麦粉は底を尽き、翌年の収穫の為のたいせつな種小麦を、
少しずつコーヒーミルで粉にしてパンを作るほどの極限。
ランプの油もそこをつき、ボタンをくるんで灯芯をつくり、
わずかな灯油で明かりをともすことの出来るボタンランプなど、
工夫を重ねてなんとか厳しい冬を乗り切ろうとします。

さまざまな人間がさまざまに街を構成し、そのなかで厳しい気候、
いわば天災にたいして如何に協力して立ち向かっていったかと言う記録。
それまで単独で自然に向き合っていたインガルス一家が
共同体の中心的存在として、組織として苦難に立ち向かう様子が印象的。

本書のクライマックスは、やはり
「小麦の在庫を持っている男がいるらしい」
と言ううわさだけを頼りに、街のみんなのお金を託された若者ふたりが
猛吹雪の中、あてどない冒険に旅立つシーン…!!

そしてこの冒険をやり遂げた(いきなりのねたばれ)
『たとえようもなく美しくかしこい、すばらしい2頭の馬』、
の活躍ぶりが胸を激しく打つのです。
だって! 人間はいいですよ人間は!! 
リスクも目的も総てわかってる。でも馬は違う。
目の前がまったく見えない、ただの白い世界の中あてどなく走り出す馬たち、その心境。
どれだけ不安だったか、怖ろしかったか、
それでもあるじを信じて走り続けたのだと思うと、たまりません。
ようやく帰りついた懐かしい馬小屋で、からだを拭いてもらうときの
馬たちの安堵とやり遂げた誇らしさと、主が優しくなでてくれることのよろこびが
しみじみと胸に伝わってきます。つまりは馬の気持ちにシンクロしてるってことなのですが。

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(さむいのはいやー・・・・。さむいはなしもいやいや)

この物語が実に力強いアメリカンスピリットの物語なんだなあと、今更ながらに思う次第。
こどものころは、おいしそうなアップルパイやメープルシロップのキャンディや、
日々の生活の中でバターやチーズを作り、白いシーツをパリッと洗いあげ、
クリスマスや感謝祭のごちそうの準備にばかり気をとられていましたが、
インデペンデントであると言う力強さも、サブリミナル的に
からだに染みついているんだろうな、とも思います。

さて、長く暗く厳しい冬がようやく終わり、大草原にそよそよと
明るくやさしい春が訪れます。
ローラたちにとっては希望の春。
これから農場に手をかけ、実りを手にする、そのはじまりの季節。
柔らかな風がほわほわのにこ毛のような大草原の、生まれたての緑をなでてゆくおだやかな風。
あの過酷な自然と、到底同じものとは思えないやさしさ。

そこへようやく届くのが、『クリスマスの贈り物』。
東部の親戚がクリスマスに届くように贈ってくれた品々が、
春が来て鉄道が復旧し、ようやく届きます。なんと5月のクリスマスプレゼント。
『クリスマスの樽』がようやく届いて、明るさと安堵の中、
家族でその喜びをしみじみと確かめ合う、心躍るシーン。。
そしてこういう時はやはり『バレル』という言葉の持つボリューム感がすばらしい。

というわけで、長い前ふりですが、実は
ちこにもクリスマスが届けられたのです! 樽じゃなくて、箱だけど!!
黒猫さんが届けてくれました!!

わぁ!!
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いつも病院の待合室や、ホームセンター展示の見本誌を食い入るように
読んでいた雑誌がこんなにたくさん。なんというゼイタク!!
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ものすごくブラッシング大好きねこであるちこにゃんになんともうれしい品も。
弾き飛ばさんばかりにすりすりぬりぬりするほどのブラッシングされたがりねこなのです
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しかも豚毛ブラシって、なんだかすごく高級そう。豚毛ブラシでねこ毛をなでるのね。

愛され飼い主になろう・・・・って、そんな(テレ)(大テレ)
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つい先日、職場で本読み仲間さん(津村記久子ファン)と
『愛されファッション』
と言う言葉に、もんくを言ったいたのは私です。
誰がどこを目指してる言葉なんだそれ!!ってな具合に。
でもいいの、この場合は主体が明確だから♪

はい、高校時代からの友人で(ぺこり)、ねこ生活の先輩でもあり仲間でもある友人から
いただきました。おもちゃの数々、フードもろもろ、そしてウワサの「ねこきも」
『愛され飼い主になる方法』
愛され飼い主。じーーーん。。。。(感動)もっと仲よく。ええっそんなぁ(歓喜)

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(ふーん・・・・)

ねこの為のクリスマスの詰め合わせ。
わくわく選んでゆっくり読みふける、楽しい年末年始になりそうです。
そのためにも、あと数日がんばらなくては。

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(『ねこのきもち』ですか。ふむ。ま、せいぜい勉強してみなさい(ねこ校長の威厳))

寒い日々が続きますが、あったかい場所ですやすや眠ることが出来ますように。
ココロ静かで充たされた、やさしい年末になりますように。もちろん、新しい年も。
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※お手本※

ハッピーホリデイズ。
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by chico_book | 2013-12-26 02:19 | 日々 | Comments(2)

秘密がとけてもとけなくてもたのしい街

中庭もやっぱりのぞき見。申し訳なくも、目が離せない。
オランダに行ったときにも思いましたが、こういうがっちりと中庭を囲い込んだ住宅、
ヨーロッパではよく見かけます。いいなあ秘密の中庭。明るい秘密の庭。
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実際には共同住宅の共有庭らしいので、自由度も秘密度も『そこそこ』らしいけれども、
イメージは暴走。

パリにゃん

酒巻 洋子 / 産業編集センター


パリの街中、丈高い塀や門扉の向こうに、ひらりと庭の奥に消えてゆくねこたち。くう!(変態)
かすかに見える濃い緑の中庭、茂みを揺らしてしっぽだけがうごいていく。
※いま手元にないので、あくまでイメージ。違ってたらごめんなさい※
ちなみに当方パリ未経験です。とほほ。

西欧諸国では一般に洗濯物やお布団を干すのがタブーとされるといわれていますが
(ただしレイキャビクではふとん干しを目撃済。でもすっきりしていますね。白一色だから?)
このがっちり囲いこむ中庭と、何か関係があるのかもしれない。
それとも中庭にも干さずに、家の中に乾燥室みたいのがあるのでしょうか

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なにもかも本当にきれい。ずうっと眺めていたい。本当に見飽きない。
この空とこの海と、その間に広がる街。

結構強い色合いもあるのに、全然ごちゃごちゃしてないのはなぜだろう。
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雪に覆われた町を想像してみる。冬はまた趣が違うんだろうなぁ。
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海沿いの散歩で見かけた背の高い建物がこう見える。
だんだんこの場所と馴染みになってゆくのがとてもうれしい。
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そのあと、アイスランド国立博物館へ。

町外れにあったホテルから教会へは2キロ、教会から博物館へはだいたい3キロ。
本当に、どこにでも歩いてゆける街。大好き。

だいたいひとり旅が多いので、旅先でタクシーはほとんど使いません。
安全とされている国でも
「女性ひとりでのタクシー利用はやめましょう」
と言う記述もちょいちょいあり(同行者があるときは別)、
生来の臆病気質もあいまって利用に積極的になれません。
結局アイスランドでも、バスしか使いませんでした。

しかし近いといっても、実は博物館の前は大きな幹線道路で、
しかもラウンドアバウト
昔、リンボウ先生の本(のどれか)で読んだ「ラウンドアバウト」
こんなに大きいのをみるのははじめてなので、軽く興奮。

いわく、自動車交通にとっては、信号と違い自分のペースで入って出ればいい、
効率のいい道路システムだとか。
しかしここは歩いている人の少ないレイキャビク。されど車はぼんぼん来るレイキャビク。
しかし、こうなるとなんと歩行者は道を渡れない!!
ひっきりなしにサークルに突入してくる車、遠心力で元気にでてゆく車。
見通しのよい遠くから、あっという間につっこんでくる。
・・・・こわい! これこわい!!

香港やタイペイでの必殺技
「ほかの歩行者のコバンザメとなって一緒にわたる」
も使えない。なぜならひとがいないから!
途方にくれててもしょうがないので、一枚とってみたりする。
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でもまあ、風景が楽しいので(そして急ぎの予定もないので)のんびり待つ。
あと、あまりにも道がわたれないので逆に笑えてきた。おかしくなってるやん。
5分ほどもタイミングを見計らってからかな、(暇人)ようやくわたります。
日本では点滅信号走って渡ったりもするのにね。

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あ、誰か渡ってる!!(遠い)
しかしこの写真、確認する方向が逆ですね。その段階で駄目じゃん。
とりあえずこの道路を車が吹っ飛んでゆくと言う臨場感が、伝わるといいなあ(願望)

街はずれ湖のむこう森のとなり、アイスランド大学と並んでたつのが国立博物館です。
アイスランド建国の歴史がほぼ時系列に展示されている、とても見やすくわかりやすい。
明るくて広々している。そしてやっぱりひとはいない。
かっこいい幟。斧のデザインでしょうか??
あちこちで見かけるモチーフから、彼らがルーツをいかに大切にしているのが伝わってくるように思う。
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この地図のラウンドアバウト(ロータリーと言った方がわかりやすいかな)部分が結構ツボ。
全然狙ってないのに、なんだかかわいい。
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by chico_book | 2013-12-19 02:04 | | Comments(0)

高みにのぼって海と空の青を見る

概ね散歩してばかり、公園や水鳥やねこや街並みや風景を、
ふむふむ楽しく見てばかりですが、ばりっと観光スポットにも行っております。

ハットルグリムス教会。北欧には珍しいカトリック教会です。
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モダンですっきりしたデザインながら、なるほどやはりプロテスタントの簡素さとはまったくちがう。
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おそらく市内で一番高い建物。と言うことは、もしかするとアイスランドいち高い建物かも。
おまけに高台の上にあるので、どこからでも見ることが出来ます。
1937年に設計開始、1945年着工、そして完成が1986年というペースがなんだかほほえましい。
なんと2008年当時は工事中でいまひとつフォトジェニックさにはかけました(涙)
(でもいま見てみると、工事用の防護材がマルチボーダーぽっくて面白い・・・と言うのは
あまりに贔屓目でしょうか??)
空はもちろんきれいですが。安定の青。
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でも中に入ってしまえばそんなこと関係ない。
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平日の午前中。明るい光に満たされた室内。
ステンレスのパイプオルガンがモダンで明るくてストレートな印象。

調律か練習か、爪弾く人あり。天井の高い室内に柔らかく反響します。
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大きな建物全体にそぉっとしみこんでゆくような音楽。
『愛は静かな場所に降りてゆく』と言うフレーズを思い出す。
私自身はよくは知らないのですが、友人が好きでした。中途半端な引用ですみません。

ドアの形も、その上の表示もとてもかわいらしい。
ノブの位置からしても、とても背の高いドアであることがわかります。わかるよね??(弱気)
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これなんだろう。なんのオブジェかは、謎のまま。
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でも、オブジェはオブジェで、それでいいのかもしれない。きれいだし。
ひんやりした大理石(ぽい)花(あるいは手のひら?)、こういうのすごく好きです。
東南アジア方面のリゾートでもよく見ました。でも冬だったらレイキャビクで見るには寒々しいかも。

エレベーターで一気に展望台に。なんとこの光景です。うわぁ。
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まさに市内一望。

国内線の空港。飛行場というべきでしょうか。
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とはいえ、共にデンマーク王国の自治領であるグリーンランドやフェロー諸島への航路もあるので、
厳密な意味では国内線専用空港とも言い切れません。
国際線拡張前の羽田みたいなかんじでしょうか。近・中距離用とで言えばいいのか。
鉄道路線を持たないアイスランドでは国内線空路はたぶんすごく重要。
※バス路線もものすごく充実しているそうです。
市街地からものすごい近さ。歩いても20分程度だとか。

私の愛する街フクオカは、JRのメインターミナル駅である博多駅と福岡空港が
地下鉄でふた駅・5分でつながっているというすばらしい環境ですが、この近さもなかなか。

すっかりおなじみのチョルトニン湖。
ずうっと散歩して、何週もまわったあとなので、したしい場所に思えて
(図々しい)なんだか嬉しい。
上から見下ろすとこんな感じ。どこから見てもやっぱりきれい。
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海沿いの街であることがよくわかります。ゆるされた場所にはりつくように広がる街。

これは幼稚園かな? みんな出てきましたl。
なんだかかわいくて目が離せない。完全に覗き見。すみません。
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光学12倍ズーム、結構がんばります。

整列してます。ほんとうにかわいい。
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敷地内に大きな岩が見えますが、アイスランドでは
「大きな石は妖精が住んでいるお城(!!)なので、
なるたけ動かさない」

のだそうです・・・・・・。
建築や工事なども、なるたけ石を動かさずにすむように心がけているのだとか。
これもそうなのかな? さすが、国民のほとんどが妖精の存在を信じる国
参考リンク:アイスランド観光文化研究所


※写真が多くなりすぎたので続きます。
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by chico_book | 2013-12-18 01:43 | | Comments(0)

日曜ごとのお目当ては本(後編)

大草原の小さな家シーズン 1 DVD-SET 【ユニバーサルTVシリーズ スペシャル・プライス】

ジェネオン・ユニバーサル



NHKでドラマも放映していたこともあり、超メジャーな作品だと思うのですが、
とにかく誰も借りていなかった。ただひたすら私だけが延々と借りては返し借りては返し。
どうしてみんな借りなかったのか不思議。
もしかして寡占状態すぎて遠慮させてしまってたのかな、といまさら考えたりします。

原作はテレビドラマとは結構似て非なるもので、その違いもなかなか面白いのですが、
原作シリーズ9冊そのものも、それぞれに趣がすこしずつことなります。

原作既読の方はご存じでしょうが、主人公一家は実はかなり場所を転々としています。
最初は五大湖そば、ウィスコンシンの森の中に「小さな家」を構えているのですが
(そこは親戚も比較的近くにいて、クリスマスの時などに交流があります)
新天地を求めて一家は南に移動。まさに独立、開拓の旅に出ます。
ミシシッピ沿いに南下してカンザス州に居を構えるのですが、
インディアンテリトリーとの概ね政治的理由により、そこから出てゆくことを余儀なくされます。
その後、ミネソタ(プラムクリーク)からさらにサウスダコタへと移住するのですが、
このあたりで「幌馬車で未開の原野を進む独立の旅」から
鉄道敷設で街ができてゆき、自給自足をベースとしていた一家の暮らしが
だんだんと経済の流れに順応してゆく様子が興味深く読みとれます。

インガルス一家の物語
※福音館書店のHP です。シリーズ前半5作の紹介です

父さんは開拓と冒険が好き。人のいない、見知らぬ地平に胸を熱くするのですが、
街の発展と、結婚前に教師をしていた母さんの「娘たちには教育が必要」との主張
(そして『子どもの教育をおろそかにしない』と言うふたりの間の約束)との
かねあいもあり、定住することになります。
『大草原の小さな街』はちょうどその頃の物語。主人公のローラは14歳。
大きな森を出たときには5歳で、トウモロコシの芯に布を巻き付けた人形が宝物だと言う子どもだったのに。
ローラはいまや街でシャツ仕立て屋さんでお針子をして家計を助けたり、
黙って前髪を切って流行の髪型にして両親に微妙な表情をされたり、
流行の雑貨である優雅なデザインのネームカードをわくわくしてつくってみたりします。

息苦しいコルセットや流行のフープに頭を悩ませつつも
『流行のかっこうをしないわけにいかないのよ』
と、ため息まじりに妹に愚痴ってみたり。すっかりおねさんになって・・!!そ
ついにはのちに夫となるアルマンゾに
「帰り道、家まで送ってもいいですか」
と、なんともジェントルな提案をされたり、それをおずおずと受け入れたり、
彼のすばらしくうつくしい馬でのドライブに誘われて、どぎまぎしたりしているのです。
あらまぁ。すっかり大人になって(二回目)。

学校に行くのはいや、街での暮らしは人が多くて落ちつかない、
あてどないけど冒険に満ちた旅と草原の生活が好きなローラが
はじめてふれる華やかな社交生活に、おなじようにわくわくそわそわする様が、
生き生きと伝わります。
そしてなによりも興味深いのは西部開拓時代のさまざまな風俗。

懐かしい友人に会うような気持ちで、図書館で見つけた本を一気読みしたのですが、
あえて『インガルス一家の物語』シリーズ中の、本作を取り上げる理由は

ねこのキティが大活躍するからです!

以前はブラックスーザンと言う猫がいて、ねずみ対策になんの心配もなかった一家ですが、
ねこのいない今、ネズミやら地リスの被害になやまされています。
特に地リスは畑にまいたた種とうもろこしを片っ端から食べてしまうし、
ねずみの被害は食糧はおろか、家具家財にまで至るほど深刻。
本文に特に記載はないけれど、たぶん衛生的な問題だってあるはず。
ついには寝ている父さんの髪の毛をネズミが食いちぎるというとんでもない事件まで発生します。

ああ、ねこがいればなあ。そんな折、知人の元にねこが列車で東部から届いたという噂が広まりました。
少し前までは、幌馬車でトコトコ移動していたのに、今やねこだって鉄道で来るのです。すごいなあ。
しかもそのねこが妊娠しているらいとな。
とうさんはすかさず子猫を手に入れる算段をつけます。
4匹うまれた目もあいてない子猫を(!!)一匹50セントでひきとってきました。
「まさか父さん、このねこに50セントも払ったんじゃないでしょうね?」
※ちなみにローラのお針子の日当が一日25セント昼食付※

目を丸くしてローラは言いますが、とにかくねこは必要で、
うかうかしているとほかの奴にとられてしまうんだと言うのが父さんの主張。
こんな小さいねこ育てられるかしら、と家族全員で心配しながら、
小さなスプーンでミルクを与え、ふわふわの寝床を用意して見守ってゆくことになりました。
その名前がキティ。シンプルでかわいいですね。
日本語でいうとにゃー子ちゃんとか、そんなかんじ?

現代では一般に牛乳をねこに与えるのは推奨されていません。
ねこが消化できない乳糖を含んでいる、と言うのがその理由だとか。
でも個体差があるみたい。ねこに牛乳を与えるシーン、よく見かけますよね。。
岩合さんの番組でもありました(ブルガリア編。12/27再放送予定
百姓貴族でも
「牛小屋のねこたちはしぼりたてミルク飲んでみっちみっちぱんぱんつやつや」
な記載があったと思う(手元にないので、記憶違いだったらごめんなさい)
人間でも、牛乳でおなかゆるくなりやすい体質とかありますしね。
あくまでケースバイケースと言ったところでしょうか。

百姓貴族 (1) (ウィングス・コミックス)

荒川 弘 / 新書館



ともあれ、このキティというねこのあまりのすばらしさに腰が抜けました。

青としろのまだらのある子猫。産毛はたばこの煙のような青だとのことで、
アメショのシルバーっぽい姿をついつい想像してしまうのはやや出来すぎかもしれませんが、
まだこどものうちから期待以上のハンターになります。

はじめての狩りは、なんと自分より大きい大人のネズミ。
ハツカネズミとかそう言うラブリーなネズミではなく、なかなかに面構えが立派な
どぶねずみ系を想像してみるとすごい光景です。おののきます。
ようやくよちよちとはね回るようになったばかりの「ふにゃふにゃの」こねこ(一ヶ月ころと勝手に推定)
に捕まえられた大人のねずみは、身をくねらせて何度もこねこにガブガブかみつきます。ひいい。
そのたびに悲鳴を上げながらも、決して放さないキティ。

貴重なねこの危機に、ほうきを持って介入しようとする母さんにしたがいながらも、
「手を出したくはないわ。あんなにがんばってるのに、これはキティのはじめての闘いよ」
と制止するローラもすごい。
それでも、ねこをねずみから放そうとした、まさにその瞬間。
以下引用
ネズミに飛びかかって、前足で押さえつけ、ネズミにまたかまれると、ギャーッと叫び声をあげた。そして、小さな歯でネズミの首にがぶっと思い切りかぶりついた。ネズミは金切り声をあげ、それからぐったりした。子猫はたったひとりで闘い、ネズミをやっつけた


なんとも見事なハンターっぷり。
その後、傷跡をやさしくお湯でぬらした清潔な布で拭き、
ちっちゃな鼻とふわふわの頭をなでてほめる様など、
60年前の物語をこの臨場感で語る作者(発表当時74歳)もすごい。
そしておそらく相当のねこ好き。
こねこが
「ほそいしっぽをぴんとたて、しずしすとあるく」
と言う一文だけで、私の胸は熱くなります。

その後すくすくと成長して、
『すっきりした青と白のまだら模様に、ほっそりした体、長いしっぽのとてもきれいなネコ』
に成長したキティは、家族以外の人間がなでようとすると、
歯をむき出して(ああ、想像がつく)飛びかかってひっかこうとする強気なねこになります。

犬をけしかけれられると(西部開拓時代って・・・!)犬が吠えてる間はすまして座っているけれど、
とびかかってくると、すかさずその背中に飛び乗ってつめをグッサリたてるのだそうです。
そして、驚いた犬が走り出しても悠然と背中にまたがったままのキティ。すごいなキティ。
そののち家からだいぶ離れたところまでくると、ひょいと飛び降りて
「尻尾をぴんとあげてゆうぜんと歩いて帰ってくる」
のだそうです。
ううむ、これはさすがに武勇伝ぽい気がしなくもないけれど、すばらしいですな。
忘れられない猫になっても不思議はないですね。
そしてやはり作者は相当な猫好きとみた。盛大にばれてます。
キティがアメリカンショートヘアーかどうかはさておき、
西部開拓時代におけるねこのあつかいとか立ち位置とか、いろいろ興味深いです。
※ちなみにアメリカンショートヘアーは一般に陽気で遊び好きで人なつこいけれど、
だっこが苦手(自分からいくのは別)で狩りが大変に得意
な品種とされているそうです。

それにしても青い色のねこ、というと、ドラえもんのような青を思い浮かべがちですけど、
タバコの煙のような青、と言うことは青みがかったグレー、
やっぱりシルバータビーやシャムねこの色合いを指すんでしょうね。
このときも思ったけど、ねこの毛色の英語表記って面白い。
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by chico_book | 2013-12-09 03:23 | | Comments(0)

日曜ごとのお目当ては本(前編)

子供の頃、教会付属の幼稚園に通っていました。
特に理由も根拠もなく、強いて言うなら近所の年近い子供がみんなそこに通っていたこと、
たぶん送迎バスがある幼稚園がそこだけだったのが理由ではないかと想像します。
まわりの保護者に自営業者が多かったことと関係あるのかもしれません>バス送迎。
わりあい自然な選択結果だっのだと思います。宗教的意図などは全くなかったはず。

とはいえ、田舎町の小さな教会でしかもプロテスタント。
荘厳なマリア様や磔刑像があるわけではなく、敷地内にある教会は大正期の作で
木造のシックな建物でしたが、幼稚園児がふだん入れるわけでもなく、
木造の建物が珍しくなかった環境でもあり、
(小学校も途中まで木造でした)印象としてはあくまで『簡素』。

それでもお弁当の前に「感謝の祈り」があったことや「聖書のおはなし」が
ふんだんにあったこと、クリスマス会ではキリスト降誕劇をやったし、
イースターもペンテコステもアドベントも行事としてごくごくふつうに行われていたので、
やっぱり宗教色はそれなりに強かったのかもしれません。
幼稚園児の頃の私は、寝る前に「天のかみさま」に、毎日お祈りをしていたという
母の証言もあるので、影響は受けていたようでもあります。ようしらんけど(サラ・イネス)

よう知らんけど日記

柴崎友香 / 京阪神Lマガジン


『ようしらんけど日記』タイトルはサラ・イネスさん由来だそうです。本書には柴崎さんとサラ・イネスさんの
関西出身東京在住著述家対談あり。個人的に必読。

しかしお祈りの内容がほぼ毎日
「今日の私は悪い子でした。もっといい子にしてください」
だったというエピソードに脱力。我がことながら、どうしようもない子どもだなあ。
我がことなんだろうけども、全く記憶にありませんので、ひとごとみたい。

その街のいくぶん不思議なところは、小さな街なのに宗教的に充実と言うか密集しているところ。
城下町で、おそらくは防衛的な配慮のために坂にそってお寺が一直線に並んだ「寺町」があり、
一番上に藩主(笑)の菩提寺があるのですが、
そのすぐ真横(坂の頂上)にカトリックの教会があるんですねぇ。何故か。
つまりすべてのお寺の上に。いきなりカトリック教会が。わぁ。脈絡ない。
※私が通っていた幼稚園のある教会とは別です。ただしその幼稚園へも、徒歩5分くらいのちかさ。

さらにカトリック教会から道を挟んだところに神社までもあり。
なんでそんな狭いエリアに宗教的バラエティが充実しているのかしてしまったのか、
いま思い返しても不思議空間。あるいは固められてるってことなのかしら。
あるいはごくごく小さい街(しつこい?)なのであらゆるものが集まっているだけ、
ということかもしれないのですが、それでも。

そして実は小学校の六年間、毎週日曜学校(教会学校とも言う。いわば子ども用の簡単礼拝です)に
通い続けたのでした。
家族やまわりの人間誰ひとり、特にクリスチャンというわけでもないのに、我ながら不思議な熱心さ。
まわりの大人や環境も、それが宗教的な活動であるとは思っていなかったようなのどかさの中にいました。
たとえば夏休みになると禅寺で合宿するとか、座禅会をするとか、そういった種類、
なかば部活のような扱いでした。
それでもだんだん、学年が進むにつれ塾に通う子や
スポーツ(リトルリーグやテニスが当時は人気)をはじめる子が増えてゆき、
すこしずつ人数が減ってゆくのが通例。
なので、6年間みっちり通った子どもは少なかったと記憶しています。
確かに同じ幼稚園に通っていた兄はいなかったもんなあ。
ねぼすけで怠け者、めんどくさがりのくせによくもまあ、毎週日曜にでかけていたものです。

日曜学校だの礼拝だのと言っても、あくまで子供向けの緩いもの。
牧師様のお話を30分ほど聞いた後に賛美歌を歌って、献金
(たいてい50円玉を握りしめていた。たまに100円のときはなんだか誇らしかった)しておしまいでした。
当時はピアノを習う(あるいは(主として)娘に習わせる)のが流行というかステータスというきらいがあり、
「音大を出たご近所のお嬢さんやきれいで優しい若奥さん」
がレッスンしているおうちがあちこちにありました。
同じくらい人気のあったおけいこごとの「珠算」と「お習字」がロッテンマイヤーさん的に厳しい
女史先生(しかし昭和の田舎のかなしさで出力は田中真紀子風に化学変化)とは何とも対照的。
比較的上品でお嬢様風な嗜好とみなされていたと思います。

なのでレッスンそのものも、相互扶助的いろあいの牧歌的なシステム。
結果、ピアノがすこしは弾ける(そして何かというと弾きたがる)子どもがやたらに多く、
礼拝の前後も勝手にピアノを弾く腕自慢あるいは練習熱心なキッズが、
ピアノの奪い合いをしていたものです。賛美歌関係なく弾きまくる。
なにしろピアノのおけいこ人口は多いのに、ピアノ所有者はそこまで多くはないと言うかなしさ。
たいていの子どもは(おそらく安価な)オルガンで「ピアノのおけいこ」用の練習していたのです。

私自身も行きがかり上(やはり近所のお嬢さんネットワークで)ピアノを習いはしたのですが、
いかんせん親同士の申し合わせではじめた故に本人の熱意は、はなはだ乏しく、
熱心な生徒ではありませんでした。
何より早い子は3才からはじめてるようなおけいこごとに、小4スタートというのはあまりに遅い。
そろそろやめどきかしら、と言う同級生もちらほらいたタイミングです。
まあそんなこんなで、ピアノに関してはひたすら聞き役だったのですが、
それでは日曜学校でなにをしていたかというと、ひたすら本を読んでいました。
ああ、もう、そのころから!!!
 
日曜学校の蔵書を、貸してもらえたのでした。
しかも先生(幼稚園の先生がそのままスタッフとして参加されていました)にお願いして
鍵つき硝子扉の本棚から、うやうやしく出していただくというシステム。
そのせいか、図書館の本に比べてとにかく美しかった。
同じ本でも、学校図書館の日焼けや手ずれしたそれと同じとは思えませんでした。

さらに大判で色鮮やかなデザインの本が多く、子どもにはとても立派な本ばかりに思えました。
一週間貸し出していただけるのですが、本を手渡されるときの晴れやかさ誇らしさ、
胸の高鳴りわくわく感はいまでも忘れられません。
ああもう、その頃から本のことばかり考えていたのね。
不思議でも何でもありませんね>6年間

小さい本棚なので数は少ないのですが、そこはやはり
「正しく良質な児童文学」
が中心だったと思います。
特に宗教色が強かったわけでもなく、ふつうにアンデルセンやグリム童話もありました。
特に『ラプンツェル』のあざやかな金髪と、白鳥の王子の『イラクサの上着』のイメージは強烈でした。
ラプンツェルが宗教的に正しい作品かどうかはさておき。

当時の私は何度も何度も同じ本を借りていました。
と言うか、ほかの子たちはほとんど借りていなかったので独占。寡占。
ほぼ本棚の牢名主状態。
今だったらそんなに好きなら買っちゃえば? と、自分に対して思います。
学校の図書館のほかに「地域の巡回文庫」にも手を出していた。つくづく強欲ですね。
それでも、所有すると言う発想がなかった分、いまよりのどかな時代だったのかも。

市の図書館でそんな懐かしい本に再会。むさぼりよみました。

大草原の小さな町 (講談社 青い鳥文庫―大草原の小さな家シリーズ 6)

ローラ・インガルス・ワイルダー / 講談社



※私が昔読んだのは岩波ジュニア文庫(旧版)ですが、図書館にあったのはこちらなので。
※つづきます
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by chico_book | 2013-12-09 02:16 | | Comments(0)

12月最初の日曜日の記録

12/1は映画の日で日曜日。
と言うわけでがんばって、朝から渋谷にお出かけです。
映画2本立て。ネットで予約をしたので、逃げ場なし、がんばれ自分!
と励まさないと、とうてい渋谷で10:40開始の映画にはたどりつきません。



新作公開時に見逃していたので、アンコール上映をありがたくつかまえる。
フランソワ・オゾン、どまんなかではないけれど好きな映画監督。
最近ドキュメンタリーついているので、こっくりねっとりみっしりした
フランス映画を久々に見たくなりました。

悪魔が本とやってくる (吉野朔実劇場)

吉野 朔実 / 本の雑誌社



この本の中で
『エッセイや聞き書きなんかをたくさん読んでいると(それらはとても面白くて読みやすいのだけれど)
嘘で固めた面倒くさい、つくりものの話が読みたくなる』
と作者が語っていましたが、そんな感じかな。
そしてフランス映画らしさを堪能(わりあい素直なつくりではありましたが)
まだまとめ切れてないので、出来れば感想は改めたいです。


2本目はこちら。


ファッションにほとんど興味がないと言う枯れた人生なのに、
この手の映画は大好き。SATCの映画も見ました
(招待券もらったからだけど。完璧に中身がなくて感動した)
たぶんアートとか、風俗文化と言うポジションで見るのがすきなんだろうな。
昔からゴルチェとか好きでしたし。着た事ないけど。

デザイナーとか評論家とかアーティストという人ががんがん出てきて
がんがんインタビューに答える。そのロケーションが眼福。
お部屋のインテリアとか、本棚とか本棚とか本棚に集中してしまいがち。。
※そういう意味では『危険なプロット』も、
「文学を愛するくたびれた中年の国語教師の部屋」がすばらしくよいです。
にしてもカール・ラガーフェルドのこわもてぶりはいつも完璧で、出て来るとわくわくします。。

ちなみに原題は
「Scatter My Ashes to Bergdorf's(私の灰をバーグドルフにまいて)」
だとか。
なのでドキュメンタリーと言うよりはもう少しデパートより。
豪華版プロモーション映画と言う趣もあります。要はファン感謝祭。
けれど充分にたのしい。
バークドルフのこと何も知らないし、NYに行った事もないし、
ブランド物なんかなにひとつ持ってないのに・・・・・・!

アメリカ人の語るファッションは聞いていて面白い。
リアルクローズの実用性が『自己実現』『自己肯定』に絡んでいるあたりもそうですが、
ハイエンド系はまた別の味わいがある。

華麗なるギャツビー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産) [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ



お金で手に入れることの出来るひとつの頂点ということなのかしら。
成金的なとってつけと言う意味でなく、真に成功した場合は経済力で
すべてそっくり置き換えられる、様なニュアンスを感じます。うまれかわりのような。
プラグマティズムというやつなのかな。
このあたりはまたいずれ、できればあらためて(目標というか宿題)
映画としてはファンムービーとして充分面白かったし、
私はそれをのぞき見た部外者だけど退屈しなかったということ。

そのあとこちらも気になったのですが
(久々のジャン・ロシュフォール! 順調に年を重ねているようで感無量)




いくらなんでも映画連続3本はくたびれすぎるだろうということで、
会期末までひとつきを切ったこちらに足を運ぶことにしました。六本木の国立新美術館。


『クレラー=ミュラー美術館所蔵作品を中心に
印象派を超えて―点描の画家たち
ゴッホ、スーラからモンドリアンまで』


正直言ってゴッホがあまり得意でなく、
印象派もそこまで興味がないので、ふーん・・・くらいにしか思ってなかったのです。
でも、とにかく各所でものすごく評判がいいのと、
私にはピンときてない印象派人気の秘密がつかめるかしら、と考えて、
迷うくらいなら行ってみよう、の精神でお出かけ。

結論から言うと、とてもよい企画展でした。
印象派の画家たちが何を意図してその表現にたどりついて、
そこからどのように展開していったのかが、ていねいかつ明快に説明されてました。
最終的にモンドリアンにたどりつくのが、飛び道具と言うか裏技のようでありながら
存外収まりがいいと言う不思議さ。

理論的な流れが縦にあって、それを説明するのに、
たくさんの画家のいろいろな作品(かなりバリエーション豊か)に
展開していたのがその幅の広さも含めて説得力があってよかったです。

日曜日の16時入館(18時閉館だったので出来た無茶ですが)
ですが、2時間ほぼみっちり楽しめました。
会場はそこそこちょうどよい混み具合。壁と絵画の色合いなどもなかなかよかったです。

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東京メトロ千代田線乃木坂駅より。突如標識ブーム?
ちょっとモンドリアンに見えた帰り道にぱしゃり。でもいま見ると全然違いますね(失笑)

ところで六本木の国立新美術館は
(いつも呼び方に迷う。コクリツシン? 私はついつい『シンコクリツ』と言い間違いがち。
六本木の新しいほう、などと呼んでいるのは、我ながらちょっとなさけない)
地下にあるショップが結構気合はいっています。
『スーベニアフロムトーキョー』
と銘打ってるとおり、ミュージアムショップと言うよりは雑貨屋さんの色合いが強いのですが、
ついついなんだかかんだか手を出してしまう魔窟。こわいこわい。

で、今回購入したのはこちら。なんでここまできてこれなんだ・・・・・・・。
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とにかくこれ以上ねこねこしいグッズは増やさないと際限が本当にない、
と思っていたのに、いまも思っているのに。

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(ピントがいまひとつですが)
こんな顔で見られたら、ああ、ち、ちこにゃん!! と思ってしまいましたのです。はい。

ちなみにこんなサイトにはこんな一文が。
No cats were harmed in creating this content. All the filming/shooting of the cats was conducted under the guidance of professional animal handlers.
猫の撮影は、専門家の指導のもとに行いました。


そんな感じで、わっせわっせと都心を駆け抜けた日曜日の記録。

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年末の都心はなかなかに綺麗でした。
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by chico_book | 2013-12-03 01:25 | 日々 | Comments(0)

街かどあれこれ

ただ街角で見かけただけ、それでもなんだか胸に残る。
でも読めないから何かいているのかわからないんだけどね。
変な漢字Tシャツを着ている来日ツーリストの皆さんと仲良くなれそうなシリーズ。

たぶんバス停に貼ってあったもの。完璧にわからなくてすがすがしいほど。
かろうじて右上の数字は日付だよねとか、下の数字は電話番号かなとか(テキトー)
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レッカー警告そのいち。確かにみっちり路駐してある街でした。
でもさりげないところがかっこいい、なんていうのはひいきがすぎるかな?
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こういうセンスは大好き。大事に運んでよね!
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首都のどまんなかにこの標識。
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たぶんスクールバスのパーキング。ただそれだけ、のはずですがなんだかかっこいい・・・。
やっぱり色あいのせいでしょうか?
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これは標識ではありませんが、やっぱりかっこいい。もんくなし。
空の青さとの相乗効果もあると思う。
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こちらも白と青。・・・・・いやいや、かわいいです。はい。
しっぽくるりんが、柴犬っぽいシルエット。
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ミッフィーちゃんがペケくちうさぎなら、羊さんはYくち。
ほんとは道路標識にステッカーを貼ってはいけないような気がしますが、
さすがにそれは国が違っても変わらないような気もしますが、さておき。
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動物シリーズ最後はやっぱりこちら。
ながながしいしっぽと、やる気満々の左手と、後ろ足のまるっとしたフォルムと、
ぴんぴんのパラボラな耳と、とにかくすべてがツボ。
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by chico_book | 2013-12-02 02:41 | | Comments(0)