<   2014年 04月 ( 12 )   > この月の画像一覧

光を受け止めるしばくさ

※最近アイスランド記事が滞りがちで申し訳ありません。
飽きたり、気が済んだわけではなく、XPからWindouws8にPCを変更してから、
画像を選択の方法の勝手が違ってしまって。
ついつい(昔の)写真を見ながらでなくとも書ける記事を優先しがち。
でもやっぱり、ひさびさにゆっくり見ると(当社比で)いい写真が多いので(自讃)、
ぼつぼつ続けます。よろしければおつきあいください(平伏)

というわけで、アゥルバイルの続き。

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屋根の飾りが美しい、窓もずいぶん高い位置にあります。

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建物の外はこんな感じ。いろんな建物がぽつん、ぽつんとゆったり点在しています。広々。

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この写真だとそれなりに密集して見えますね。
そして、車が一台止まっているだけで、時代が新しいものに感じられます。
北部ヨーロッパの代表的な民家、というように見えますがどうだろうか。
建築に詳しいひとだったら、いろいろ読みとれるのでしょうけども、
私にわかるのはただひるがえる国旗のすがすがしさ。

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しかし実は、アイスランドの伝統的な家屋と言えばこのタイプ。土と芝で覆われた壁と屋根。
断熱性に優れているとのこと。住まいは夏を旨とすべし、の真逆ですね。

そういえば、函館で訪れたハリストス正教会の、外見と裏腹の室内の狭さに驚いた記憶があります。
確かそちらも断熱使用だったはず。建材は煉瓦という違いはありますが、壁の厚さ60センチだとか。

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このちいささ、確か倉庫だったと思います。でも姿がよいですね。
天井のふちの飾りの彫刻もよい味出ています。石垣も味のある組み方。

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しかし天井の芝は微妙にこころもとないかんじ。まだ早いのかな。
8月の終わりくらいまでに茂るようになって、冬に備えるという展開でしょうか、と、勝手に想像。

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本宅はこちら。完璧におおわれています。
石積み壁を厚くして芝生で覆い、そして一階に羊を飼う、
これが伝統的なアイスランドの農家だとか。本当に生活に羊が密着しているんですねえ。
(でも人数ならぬ羊数は入りそうにないですね。入替制なのかな?? )

ちなみに、以前紹介したこの作品では、そのあたりもきちんと描写されています。
重ねてすばらしい。

ヴィンランド・サガ(14) (アフタヌーンKC)

幸村 誠 / 講談社



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ちょっとぼけぼけですが、こちらが一階。確かに農家の作業所っぽい。

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台所もここかな。確かにこれは暖房効率よさそうですね。
私も学生のころ、六畳一間(ワンルームでは決してない、懐かしい響き!)に住んでたので実感します。

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これは確かに非常に分厚い。石のすきまにみっしり茂った芝が、いかにもすきまをふさいでくれそうでたのもしい。
そして外は輝くばかりの6月の光、なのに、ここでは何とはなしにその光を弱くさえ感じる。
これが『住まいは冬を旨とすべし』ということ?

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少し離れた場所から全景。住居と倉庫の間に、ちっちゃな祠のような百葉箱のような建物が。
そしてそこに、十字架がついていますね。なんだろうこれ。
質問しようにも、人もいないし、いたところで通じたかどうかはさておき。

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ロードオブザリングの、ホビット庄を思い出す。
(『ホビットの冒険』は、見逃しております)


そういえば『大草原』シリーズでも『土手の家』が登場しました。

プラム・クリークの土手で―インガルス一家の物語〈3〉 (世界傑作童話シリーズ)

ローラ・インガルス・ワイルダー / 福音館書店



インガルス一家がミネソタに到着したあと、土手の家を譲りうけるのですが
(正確には馬と土地を交換、のようです。ダイナミックだなあ、いかにも西部開拓時代!)
なんとそのお相手が『ノルウェー人のハンソンさん』!! 
アイスランドがノルウェーと縁深いことを思うと、ちょっと驚きの事実。
もしかして、土の家というもの自体、ノルウェーに何か由来があるのかも??
※ちなみに「スコットランド人のしまり屋さん」と父さんに冷やかされる母さんは、
最初、「土の家ですって!? 」と拒否反応を示します。
だんだんと「意外と清潔で暖かい」 ことがわかってくるのですが。
実際木材が貴重でかつ厳寒の場所では、きわめて現実的な建築手法だったんだと思いますけど、
それにしてもちょっと楽しいリンク。

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このあたりは、必要なところだけ覆ってみたとか、そういう感じでしょうか?

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だんだん自然に戻っていってるようでなんとも趣深い。
日本だと、たまに乗り捨てられてる(哀)自転車がこの状態になっております。

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こちらはしっかり茂っていますね。それぞれの段階の違いが確認できてなかなか面白い。
こういう風景を見ると、巨大な木造建築を20年ごとに総とっかえって、相当にすごいというか、
木材資源に贅沢な国の発想なんだなあと思います。
技術の継承とか、いろいろな意味合いがあるとのことですが、それにしても、壊しちゃうのか、という感じ。

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洗濯ばさみのよれ具合とか、ばらんばらんぶりがいい。風をたのしんでるような、唄っているような。
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by chico_book | 2014-04-29 23:36 | | Comments(0)

初夏というには少しだけ早い

この季節の植物たちは本当に明るい。新緑は内側から発光しているようで、なんだか圧倒される。
夜道で見ると、ほの明るく見える、街灯がいらないくらい、と描いていたのは大島弓子だったかな。

毎日が夏休み (あすかコミックス)

大島 弓子 / 角川書店


※この本に収録されていると思うのですが確認できず。
追記:すみません。確認しましたが、違っていました。たぶんこちらに収録の『サバタイム』だと思われます。
(引き続き未確認ですが)

サバの夏が来た (白泉社文庫)

大島 弓子 / 白泉社



家の近くに、銀杏並木の連なる坂があるのですが、まずはじめに若葉がおずおずと出てきて、
大丈夫だとわかると、ゆっくり堂々と葉先がほどけはじめる。ちょうどそんな季節。
美しいけど気圧される、、嫌いではないけど、及び腰になる。
無邪気にシンプルに好き、と言い切ることの難しい、そんな季節。

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いつかの秋。いまの若葉が、つまりはこれに至る道に思えてしまうのだ。

イチョウといえば、『銀杏』が一般的。
『公孫樹』はまあまあトリビア的には有名だが、『鴨脚樹』という表記を知ったのはごく最近のこと
(近くの公園の銀杏の木にプレートがついてました)
なんでも、葉っぱの形が鴨の足に似ているからだそう。ほんとだ。なんとかわいらしい。

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黄金の中にうずもれているようなはちわれにゃん。

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しっぽは雄弁。

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じつはふたりいたのです。影のように寄り添ってますね。仲良しにゃん。

このベンチの古びぐあいが大好きだったんだけど、公園再整備に伴う工事で撤去されてしまった(寂)
お手洗いとか街灯とか、いろいろ新しくなったのは嬉しくありがたいけれども、
にゃんずにとても愛されていたベンチでもあるので。

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こちらは悠然。
ちこにゃも、うちにあがりこむ前は、この公園を優雅にお散歩してました。
当時ちこにゃには推定の飼い主さんがちゃんといて、
その方が『出入り自由ねこ』という方針なんだろうなあという認識で、
「あぁ、それにしてもかわいいねこだなあ(まあねこはみんなかわいいけど!)」。
なんて思っていましたっけ。

ついつい季節外れの写真を続けましたが、気を取り直して。あらためて、季節は春。
夜が目に見える速さで短くなっていき、それがまた心もとなさのひとつでもあるのですが、
朝一番に唄いはじめる鳥たちの声が日に日に大きくなってゆく。
春先からずうっと練習してきたホトトギスやウグイスが絶好調になるのも、まさにこの季節。
まだ明けきってない冷たい空気の中を、お茶を飲みながら息をつめて耳をすますのが好き。
(そしてごみを出して二度寝するのだ)

ちこにゃも、窓辺に走り寄ってくることあり。
それでも、昔よりは減ったかな。悠然と寝てることの方がずっと多い。
年を取って落ちついたのか、おうちになじみきって外への興味が減ったのか、たまたまなのか。


成長するものを見るのは楽しくもありますが、これから待ち受けていることの大変さに
気が遠くなったりもします。どんだけ老婆心何だと、自分でも思うのですが。
ああ、こんなめんどくさくてしんどい思いをいちからやるの君ら! 
大変やねえ、みたいな。明らかに考えすぎで大きなお世話なんですが。
老婆心すぎる。我ながら。

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こんな新芽にそんなことを思うなんて、明らかに考えすぎ。

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マンション敷地内の植え込みより。どう見ても地面ジャックな感じで植えられてるラベンダー、
しかもこの写真ではわかりませんが、実はすごい大株。

小学生の時に『愛のポプリ』という本を清水(キヨミズ、とお読みください)買いして、なめるように読みました。
もちろんポプリという単語もはじめて耳にしたし
(「赤毛のアン」シリーズでは『サシェ=香料や乾燥させた花びらを入れたにおい袋、
と注釈がついていた時代)
さらにアンシリーズには、実に優雅な「ミス・ラベンダー」なる人物も登場するので、
とにかく単語のひとつひとつにワクワクした。途方もなく。

スパイスや香料なんて購入どころか手に入りさえしなかったのですが、
だからこそ余計に憧憬は高まった、と思う。
あと教会学校に行っていたので
『没薬』『乳香』『ヒマラヤスギの高貴な香り』
などのイメージがさらに再リンクしていたのかな。

愛のポプリ―素敵な手作りの香りの世界 (1980年)

熊井 明子 / 講談社



美しい写真と、それに寄せられた詩のような文章にうっとりしていた(と、思う)。
既に手元にないのでおぼろげな記憶でしかありませんが。

当然、熊井明子氏が映画監督の熊井啓氏の夫人であることも知らなかったし、
更には熊井啓氏のこともまったく知りませんでした。
その10年後くらいに『ひかりごけ』を観てひっくり返ったうえに、
三国連太郎のまねをしまくるなんてことが、私の人生に起きるなんてことは、
まったく、まったくもって想像の範囲外だった時代のお話。

ひかりごけ [DVD]

日本コロムビア


※笠智衆の戦前の判事服姿がたいへんにすばらしかった

そして、さらに言うなら
『ラベンダーやミントは、イギリスの冷涼な気候向きの植物なので
日本では北海道や信州の一部以外では、うまく育ちません』
と言われており、九州のこどもであったワタクシはおおいにがっかりしたもの。
地植えでそんなにメンテもされてうなさそうな、この大株を見るたびに思い出す。

そしてそれは単なる私の記憶違いか、それとも品種改良の成果なのかどっちなのかしら、
とぼんやり思う。そんなことと関係なく、花は毎年見事に咲きますが。

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渋い印象のある松葉も、固くしっかりした印象のある松ぼっくりも、今の季節はこんなにも初々しい。

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実家の玄関わきに植えられていた芝桜。野焼きのように一気に広がって咲くことを思い出す。

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これも実家の庭にあったドイツスズラン。若い緑と白の組み合わせは清潔感があってとても好き。
水芭蕉とかカラーとか、初夏ならではの、緑の初々しい強さがあるからこその色合いだと強く思う。

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そしてこの季節は、一日二日目を離したすきに、あっという間に花が盛りを迎える。藤もそう。
花の季節以外は、葉っぱの優しい、幹のしぶめな力強いツル植物という印象なのに。
見事すぎて逆に嘘くさいと、子供の頃の私は思っていた。

そう思うと「四季咲き」のばらって、大変な植物なのだなとも、思う。それは『お礼肥え』(花が終わった後にたっぷりあげる「おつかれさま」の肥料)という言葉が生まれるはずだわ。

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夜は、まだすこし肌寒い。そんな季節の眠り方。
こんなみっちりしたいとおしいアンモニャイトを、いつかそおっと思い出すのだろうか。
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by chico_book | 2014-04-28 02:37 | 日々 | Comments(0)

うまく想像できないけどわるくない

大統領来日につき都内は厳戒態勢とか。私は(通勤も含め)横浜から出ないので特に影響なし。
2010年にみなとみらいでAPECが開催された時はすごかったのですが。

昭和から平成に変わる時期には、さまざまな式典警備のため、かなり長い期間都内は
厳戒態勢に入ったそうです。私は九州でのほほんと日々を過ごしていたので知りませんけども。
当時外国生活を送っていた村上春樹氏が、たまたま帰国した時期この状況に遭遇して
「これはいかん」と、大分の温泉宿に長逗留した、というエピソードを読んだ記憶があります。
多分湯布院だったと思う。ちょっといまソースが確認できないのですが
(『遠い太鼓』だと思って探してみたのですが、ちょっと見当たりませんでした。
わりあい自信があったのでちょっとがっくり)

遠い太鼓

村上 春樹 / 講談社



たしか
「九州の人は、そういった行事(大喪の礼とかね)なんか別の国の出来事と思ってるようだ」
というような文脈だったと思います。わかるなあそういうの。
実際に日本は細長い国なので、その時々でいろんな場所でいろんなことが起きているわけで、
みんながみんなトーキョーの一部のピンポイントに集中しているわけではない、という。
もちろん今回のように政治や外交がトピックの場合は、国全体に影響が及んでしまうので
そうそうのどかに『みんな違ってみんないいよね』とも言えないのですが、そうでない事例も大変に多い。
そしてその事実に対して、南関東にいるとちょっと感覚が鈍ってしまうというか、
気づきにくいというか、気づかずに済んでしまうことが多いのです。多分。
そういうちっちゃなずれを見逃がさず、大切にしたいと思ってます。

しかしそんな私と大統領来日関連ニュースとの数少ない接点をご紹介。
じつは先日レンタルでこれを見たばかり。



もちろんお店に行ったことなどないのですが、この映画のことは小耳にはさんでおり、
興味があったので借りてみました。面白かった、というよりも、興味深かった。字義通り。

アメリカ人監督の作品ということで
『ああ、わかります、(お寿司って、あるいは親子って、職人って)そうですよね』
の阿吽で納めてしまいがちな部分までクリアになっていて、ちょっとはらはらします。
あ、そこまで言うんだ、みたいな。
それでもリスペクトがある為か、露悪的にはならずひたすら興味深かったです。
しかしいかんせんお寿司に詳しくないのでいまひとつピンと来なかったのが残念。
それにしても最近ドキュメンタリーばかり見ているなあ。

スコット・フィッツジェラルドの『華麗なるギャツビー』を宝塚歌劇団が舞台化した際、
その記念にお孫さんにあたる方を日本に招待したそうです。で、
その舞台の感想のことばが、この映画の私の感想に近いのでご紹介。

『うーん、オーケーだったよ。でもちょっとストレンジ』

やがて哀しき外国語

村上 春樹 / 講談社


村上春樹『まるで哀しき外国語』より。これはすぐみつかりました。なんとなくほっ。
そして(いまさらですが)安西水丸画伯のご冥福をお祈り申し上げます。
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by chico_book | 2014-04-25 00:13 | 映画 | Comments(0)

いつもいつでも落としどころは模索するもの(ではありますね)

今期は割合にドラマを見ております。これからどうなるかはまだわかりませんが。

もともと大河ドラマと(主にNHKBSで放送する)アメリカのドラマをメインで見てまして、
民放のドラマはあまり見ません。
でも去年は『リーガルハイ』と『半沢直樹』を見たので、自分比ではものすごく見た年でした。
なにこのすごい堺雅人のファンみたいなラインナップ(普通に好き)あるいは堺雅人が大活躍しているってことかな。
ちなみにこの二作以前の堺雅人と言えば『新選組!!』の山南さんと篤姫の将軍家定だったので、
ようやくちょんまげのイメージが消えたわ~、といったところ。映画なら『南極料理人』をみてるんですけど、『大奥』は見てません。いろいろ偏っている。

さてそういうわけで今見ているドラマのお話。

・グッドワイフ4(アメリカのリーガルドラマ。凶悪犯罪が少ないこれくらいが私にはちょうどいい)

・独眼竜政宗(もちろん再放送。想い出補正に怯えていましたが、いやいやむっちゃ面白い)

・花子とアン(BS朝07:30~で、出勤前に流してる。…うーん、まだ様子見かな)

・SHERLOCK
(現在放送分は再放送で、新作は5月なのですが、気になる箇所が多すぎて落ち着かないドラマ。
何回観ても発見がある(ような気がする)。あの壁紙とか、廊下に暖炉がある(…と思う、ちょっと自信ないけど)ところとか、とにかく気になってしょうがない。恋?)

・MOZU
(インファナルアフェア>潜入捜査のながれで。悪い小日向さんと真木よう子が好き。
でも西島秀俊と長谷川博己って、去年がっちり『八重の桜』を観たので見ていてもじもじする。せざるを得ない。
あと『ダルマ』が本格的に怖そうなのでやや及び腰)

・続・最後から二番目の恋(キョンキョンさん)

まあこれだけ見ていれば、正直しんどいです。
SHERLOCKは新作は5月放送の3話だけなので(ただし1話90分ってそれほとんど映画)さておき、
そのうちやめたりするかもですが、いまはとりあえずこんなかんじ。

とりあえず本日は『続・最後から二番目の恋』の感想などを少々。

続、ということで2012年に放送された小泉さんと中井貴一氏W主演ドラマの続編。
内容は
『古都・鎌倉を舞台に“大人の青春”を描いたドラマ』
公式サイトより)ということです。

小泉さんがテレビ局勤務でドラマをつくっていたりするいわゆるバリキャリ(もう死語かなこれ)で、
中井貴一が鎌倉市役所勤務、という設定。
個人的に、ちょうど盲腸で入院していた時期に放送していて、21時の消灯後にそおっとみていた思い出込み
ちょうどNHK大河の『平清盛』で、清盛父・忠盛役を中井貴一さんが演じていて、
しかもちょうど登場している時期だったこともあり、
ついついツッコミながら見てしまいました。忠盛パパがよりにもよって鎌倉市観光課課長って。。。

さておき。

キョンキョンさんと中井さんは、一見ケンカ友達のような関係で描かれています。
お互いにがあっと言い合って、本当は相手の人間性に対して(ラブでもラブじゃなくても)それなりの好感を
もちあっているけど、表面は突っ込みまくる、言いたいことを我慢しあわない、毒舌コンビ。相手にとって不足なし。

続編ということで、一応前作で既にそれなりに仲良くなって、でも恋に落ちてるわけではなくって、
スペシャルな友達のひとりという雰囲気。酔っ払ってうっかりキスなどしてしまったけど、
その後ふと我に返って落ちついてしまうところとかすごくかわいくてよかったのです。
その後のスペシャル放送で『まあ、そういうのもありかもね、うん、いっかも』なかんじで
ホテルに行こうとする二人なのですが、結局どこも空いていないという間抜けな状況に阻まれて至らず。

ここまでを受けてスタートした続編ですが、再開までの間に特にふたりの関係が進展してるようすはない。
してもしなくてもどっちでもいいし、そのことによってそんなに変わるもんじゃない。

ちょっと『美紅・舞子』を思い出します。こちらは女子高校生が主人公なので全然違いますが。

美紅・舞子 1 (ビッグコミックス)

西村 しのぶ / 小学館



「憧れの先輩」と(ついに、とうとう)はじめてホテルに行った日。
眠りこんじゃった相手を置き去りにしてでてきた16歳のモノローグがこちら。

『なんだ、外はまだ明るいじゃないの。
とても長い時間だったように思うのに。
これが……”世はすべてこともなし”ってやつだな!!』
一途な恋心と割り切り感のバランスが絶妙な作品。89年初版刊行。
女子高生がデートにスーツを着たりしていて時代を感じます(余談ここまで)

というふうに、まあ低温でゆるうく期待してみた続編の開始なのですが、
ちょっといろいろひっかかるかも。ううむ。

基本的には(テレビドラマというジャンルの中では)地味な話なのだと思うし、それが地道に支持された結果の続編と類推します。キャストやスタッフの作品愛はかなり伝わってくる。
派手なトリックや、売り出し中の若手がいるわけでもなく。まあその分ベテランそろい踏み、役者の安定感半端のないですが。

……でもちょっとはしゃぎすぎだったよ。カフェ兼自宅とか、居酒屋とかでわあわあ言い合うのはまだしも、代理で打ち合わせに行った結婚式場でやいやいとか、ビジネスクラスで大声で愚痴るとか(一応両方とも作中でツッコミ演出がありましたけども)かるーく引いちゃった。
この辺のさじ加減、テレビドラマの演出としてはきわどいところなんだろうなあ。
※たとえばリーガルハイは古美門がはっきり「変人」設定なので気にならないし。
待望の続編スタート、ということでやや景気づけの要素があったのだとは思う。
このジャンルのドラマをずうっと見ていなかったので、私が文法を把握していないだけなのかもしれないけども、ちょっと気になりました。
週を重ねるうちに私が見慣れてくるかもしれないし、いろいろ落ち着いてくるかもしれないのですが。

無理やりねじ込まれたニースロケとか、ちょっとバブルな香りがするよ。
「とにかく海外取材に行きましょう、企画は何でもいいです、高額な企画ほど通りやすくなりますんで」という話がばんばんあった(という)時代のことを思い出しましたよ。いや体験してませんけど、時々真理子センセイあたりがおっしゃられる武勇伝がソースです


それにしても日本のテレビドラマで見られる『激しく突っ込みあうカップル至上主義』は
どこからはじまったのだろう。不思議。
多分最初は『夫唱婦随』の『三歩下がった奥ゆかしさ』のアンチテーゼとしてでてきたのだろうけど。

私の記憶にある限りでは『男女7人』のころの明石家さんまと大竹しのぶあたりまでは
さかのぼれるのですが、それが起源かどうかは、まったく自信がありません。W浅野とかもそうだったかな。
少し時代は下がりますが、『ロングバケーション』の山口智子とかもこの文脈だと思う。
そう考えると、80年代後半当時ふつうに人気のある要素のひとつで、それがたまたま
残ったということかもしれません。朝ドラヒロインの鉄板が「元気で愛されキャラ」みたいなかんじかな。

脚本家にとって丁々発止のやり取りって書きごたえがありそうだし、役者さんもノリやすそう。
さらに毒舌キャラがほろっとみせるかわいらしさ・弱さとか演出上では鉄板でメリハリきく要素かも、とか。
おお、ここから「ツンデレ」に流れたりするのでしょうか?

でもそろそろ、相手を(たとえそれが軽口だとしても)叩きのめさない、
それでいて古めかしくも弱くもあざとくもないヒロイン、というのが見たいものです。
おっとり柔らかに、それでも寸鉄を人を刺す、みたいなかんじ。

『結婚できない男』の夏川結衣さんとか『かもめ食堂』の小林聡美さんみたいな、
あたりはやわらかいのだけれど芯は強いかんじとかが。

結婚できない男 DVD-BOX

関西テレビ



でもそうなると、キャラがしっかりしすぎていてゆらぎの部分やラブ方面が描きづらいのかもしれない。
ドラマじたいに疎いので、さんざんやりつくされた後だったらごめんなさい。
でも大人向けのドラマと銘打っているだけに、ちょっと気になりました。
それとも、おとなこそそういうカラ元気が必要だったりするのかな。

それにしてもキョンキョンさんいいですね。
私が思う彼女の魅力にもちろんきれいなんだけど適度によれてるところ、というのがあります。
美に対して頑張ってるテンパり感がない。
まあ芸能人様なのでそれもプロデュースの成果だといわれればそうなのかもしれないけれど。
ヘビースモーカーで酒豪という情報を知ってるせいかもしれないし、
ねこ好きのキョンキョンさんに点が甘いのかもしれないし、
彼女の声質が好きなだけかもしれないし、
小泉さんの書く文章が結構好きで、要するにただのファンではあるのですが。

あとルックスという意味ではなく、雰囲気とかちょっとやんちゃなところが
知り合いに似ているので、何となくシンパシー、というのはあります。

厚木I.C.

小泉今日子 / ビクターエンタテインメント



大好きなアルバム『厚木I.C.』。
発売当時、厚木基地近くに住んでたことも手伝って、思い入れありまくり。
とくに1曲目の『厚木』が大好きなのですが、動画が見つからない(涙)
作詞:浜崎貴司、作曲:宮沢和史、歌:小泉今日子です。パーフェクト。
紹介できなくてとても残念です。とほほ。

ちょっとさみしいのが、女子会シーンが毎回あるのですが、あまりにSATCそのものすぎてちょっと。
SATCでは登場人物4人のそれぞれの仕事や恋愛や人生がきちんと描写されて、そのうえでの女子会、
という流れなので見る方も自然に話題を共有できるのですが、このドラマでは、キョンキョンさん以外の
友人ふたりのふだんがほぼ見えてこないので、とってつけた感があってちょっとさみしい。
キョンキョンさんは独身の設定ですが、中井貴一さん筆頭のお隣一家に親しんでいるあたり、
やっぱり日本のドラマはファミリー属性に力点があるほうがおさまりがいいのかな、とかなんとか。

そしてキョンキョンさんが『ポストイットでふられた』というエピソードがまんま! まんま!! SATCでしたよ。
私はSATCはそんなに熱心に見てはいなかったので気づかなかったのですが、
放送当時ファンの間では話題になっていた様子
このエピソードを今週放送分で回収するようなのでちょっと興味深い。



『POST IT』の連呼が印象的。

SATC最初に吹き替えで見たので馴染んでいるのですが、キャリーの声とかしゃべり方が
あまりにもイメージ通りでとてもかわいいと思います。
この動画ではふられた直後で(ファッションも含めて)ちょっとはぶててますけども。
メリル様の声をはじめて聞いた時のような驚きが。
日本語吹き替えは永島由子さんでもとても良く合ってるんですけどね。
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by chico_book | 2014-04-23 02:13 | 日々 | Comments(0)

真摯さがきわだつ室内

人がいないいないといってますが、実際にはポツンポツンと見かけます。
職員の皆さんは民族衣装着用率高。でもこの写真では、ちいさくてよくわからないですね。
なんだか盗撮みたいな写真で、申し訳ない限り。
思い切ってちゃんとした写真を撮らせていただけばよかった。とほほ。

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こちらは資料性の高い写真がたくさん。すごく楽しい。つくってる途中の様子とかも。
詳しい人が見ると、いろんなことが読み取れるんだろうなあ。
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一面に刺繍を施したベッドカバー。白地に白、というのがさらによし。
さまざまに意味深い文様だと思われる。やっぱりわかっていませんけど。
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息づくような柔らかい糸の強弱がやさしげ。
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そしてこんなに美しいものになる。
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ふんわり束ねられた毛糸のたば。となりにあるのは糸巻の道具かな? 
ずいぶんコンパクトなのは、時代の違いによるものかもしれない。
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憧れの5本指手編み手袋!! しかもがっつり模様編み、さすがの北欧。
こういう細かいものを丁寧に作る作業に向かない根気のない人間なので、うっとりとただ眺めます。
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同じパターンの色違い? 雰囲気がずいぶん違う。こういう比較は楽しい。
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たてに並んだベッド。よく見ると一体型。しかし危険だ。
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1817年、で正解でしょうか。
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すっかりすり減った階段の、くたびれてるけど優しげな風情。
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木の育たないアイスランドでは本当に木材が貴重な資源なので、
流れ着いた『難破船』の端材も大切に使用されたそうです。
そう思ってこの階段板を見ると、思いもひとしお。
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by chico_book | 2014-04-16 01:25 | | Comments(0)

まっとうに濃厚で、はかない

土曜日に
『アデル、ブルーは熱い色』
を観てきました。つ、疲れた…。


※再掲です※

想像してたよりストレートな映画でした。ものすごく王道。
同性の恋人同士であること以外は。

突然のひとめぼれ、
のめりこむ激しい芸術家との恋、
お互いの文化的背景、生活の違い
少しずつはじまるずれ、
残酷に引き裂かれる、どうしようもないこころとからだ。
流れてゆく時間、止められないことのすべて。

それでも若さと痛ましさ、絶望と歓喜が見事に入り混じっていました。
十代の持つあどけなさと、無垢さと、それゆえの暴力的なエンジン。

自分がどのようにこんな厳しく激しい時期を乗り越えてきたのか、
思い出すことができません。ううむ。
もちろんこんな劇的な経験はないんですけども、
やみくもにパワフルな時期、という意味あいで。

すくなくとも、監督の描きたかったものはすべて反映されてたんだろうなあと思える、幸福な作品。
主演ふたりの最上のものが描きだされていたと思います。
つくりものでないエロスの洗練についてはやはりフランス映画最強なのか。

観ている最中はちょっと長いかなこれ、と思っていたし、
いまもいやあ長かったね! 
退屈はしなかったけど、いやいや長かった、という感想に変わりはないのですが。

ふりかえってみると、どのシーンも切りたくないであろうというのはわかる。
そうしてみると必要な長さなのかな。
いやいやそれでも、もうすこし、なんとかなるかもね、などと
しみじみと思い返しております。朝からまあ。2日もたってるのにまあ。

それにしても見つめあって小声で(愛を)ささやきあったり、
あるいはブチ切れて大声で罵り合うのに(恋愛がらみ限定)フランス語は、
ほんとうに最大の効力を発しますなあ。
こんなに痛々しさが伝わってくる響きってないわ。

日本語には、ほおりだされるようにぽつんと落とされる言葉に
それがあるような気がする。
ネイティブであることをわりひいて考えることはむつかしいけども。
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by chico_book | 2014-04-14 07:03 | 映画 | Comments(0)

見逃したり見たかったり迷っていたりの記録

そう言えば、少し気になっていたんだけどどうしようかな、
今週末あたりどうかしらと思って検索しましたら、4/11(金)までの映画2本。


『コーヒーをめぐる冒険』

あまりに軽快すぎる予告に、少し出鼻をくじかれておりましたが、
うーん。見逃したとなるとむきになってしまいがち。
ドイツ映画久しぶりなので、ちょっと見てみたい。
4/26から横浜と川崎に来るそうです。これは悩みどころ。



『シネマパラダイス☆ピョンヤン』 これは見ておきたかったなあ・・・!!
渋谷は4/11まで、いまのところHPには大阪と名古屋の情報のみ。あらら。
ジャック&ベティ@横浜のミニシアターにリクエストしてみよう。そうしよう。
『ドストエフスキーと愛に生きる』

『世界一美しい本を作る男 -シュタイデルとの旅-』
もやってくれた映画館だもの。信じてる。

こちらは現在公開中で悩んでる作品。うかうかしてると、また見逃すのですが。

『フルートベール駅で』

サンフランシスコ大好きな街なので久しぶりに見たいし、興味はあるんだけど
でもちょっと辛くなりすぎてしまうかもしれない。踏ん切りがつかない理由はそのあたり。


『アデル、ブルーは熱い色』
一時期やたら映画館の予告上映で見て、ちょっと気になっているのですが、
179分というボリュームにやや警戒気味。
でも映画館で見ないと逆に辛そうではある。なやましい。
原作はコミックだそうです。何となく南Q太とか、90年代キューティコミック系?
日本のコミックとの違いを確認するのも面白そうではある。


『チョコレートドーナツ』
これはいま見つけました。アラン・カミングではないですか!!!
でもちょっとこの予告だけでおなか一杯かもしれない(暴言)


『ヴィオレッタ』
5/10からなので、まだ先ですけどこれは観ます。宣言しづらいけど。
イザベル・ユベールだけでも訴求力ありありなのに、まさかのドニ・ラヴァン!! 
あと、70年代ファッションとかインテリアとかパリのたたずまいですよ。観たい観たい。

そしてこのタイミングで『汚れた血』をキネカ大森で上映してます。何そのタイミング。
成層圏の向こうから狙い打たれてる感ありまくり。
※開館30周年大感謝祭の一環だとか。なかなかすごい企画が目白押しです。
以下HPより引用

≪35mmフィルムで観る80~90年代の傑作選プラス1≫
キネカ大森はセゾングループが、1983年「シネヴィヴァン六本木」に次いで1984年にオープンしました。まさに80年代ミニシアター・ブームの先駆けとして誕生したのです。 その1980~90年代に日本に紹介された珠玉の名作の中から、現存する35mmフィルムで5作品を上映。&熱いコールで1作品をチョイス(プラス1)しました。
※すべて1本立て上映
※1000円均一

「ミツバチのささやき」 4/5(土)10:30 / 4/14(月)10:30 / 4/17(木)18:50
「汚れた血」 4/7(月)18:50 / 4/11(金)18:50 / 4/16(水)10:30
「ラルジャン」 4/8(火)18:50 / 4/12(土)18:50 / 4/15(火)10:30
「霧の中の風景」 4/8(火)10:30 / 4/13(日)10:30 / 4/18(金)18:50
「サクリファイス」 4/9(水)10:30 / 4/15(火)18:50
「地下鉄のザジ」 4/7(月)10:30 / 4/10(木)18:50 / 4/13(日)18:50


一部80年代どころではない作品が混ざってますけど、気にしなーい、
だってこれがみたいんだもん! ということでしょうか。そういうの好き。

ちなみにキネカ大森には『大森キネコ』というキャラクターがいます。もちろんニャンです。
『キネカ大森に住んでいるねこ』という設定なのだとか。
スーパーの上の、映画館に住んでいるねこ、ファンタジー具合が絶妙。

西友の5階という気さくな立地に反してがっつりしたラインナップで、
大好きな映画館です。ねこもいるしね!(重要)
にもかかわらずサイトに『大森キネコ』がいないという非常事態。。。
まあ、ねこのシルエットだけなんですけどね>大森キネコ。

とりあえず、30周年記念ピンバッチの画像をお借りしました。
シンプルだけど、結構好きですこういうノリ(ただのファン)

f0257756_34221.jpg

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by chico_book | 2014-04-10 02:57 | 映画 | Comments(0)

再度熱烈におすすめ。

なんともすばらしかったです。
『ドストエフスキーと愛に生きる』。
なんとも苦手な渋谷に、二度も行ってしまうほどに。
(以前の記事はこちら。と言っても、鑑賞する前に書いたものですが)




静かで、語られない物語と想いに充ちたドキュメンタリー。

沈黙の向こうにある雄弁。
言葉をよすがに、とどかないものへと手を伸ばす、憧憬。
手を伸ばしてもいいと、信じる祈り。
美しいものを、善きものを描き出そうとする、捕まえようとする。
あらゆる行為が胸にしみわたります。
人を選ぶとは思いますが、届く人には確実に届く作品。

ちなみに原題は
『5頭の象と生きる女』。
5頭の象、とはドストエフスキーの長編5作品のことを、
彼女自身がそう呼んでいたことによります。
(『罪と罰』、『カラマーゾフの兄弟』、『悪霊』、『未成年』、『白痴』)
素晴らしい原題がそのまま生かされなかったのは残念だけれども、
ちょっと誤解を招きやすいかもしれません。

第二次大戦中に(ほぼ)亡命に近い形で、ドイツに移住した彼女が、
はじめて故郷・ウクライナへ孫娘と向かう電車の中。
沈黙の中、座席に身をうずめる翻訳者とのたたずまい。
静かな大地をひた走る電車。
すばらしく、心の隅々にあまねくゆきわたる作品です。

この映画で語られた言葉やあらゆる意味を、たぶんわたしは
折々に反芻し、ゆっくり自分の中に刻み込んでゆくのだと思います。
時々そういう映画があります。それはとてもありがたいことです。
更に言うなら、有難いことでもあります。

ところでたぶん彼女の自宅にはねこがいるのではないかと類推するのですが、
作中に登場しなかったこと、唯一かすかに残念。ほんとにかすかに。
ほぼどうでもいいんですけども。はは。
ねこは、人見知り率が高いことが多いから、
映画の撮影なんかは嫌いだろうと思うので無理からぬことですが、
ほんとに、ほんっとーにかすかに残念。
※階段の横の棚に、キャットフードの袋が、ちらっと映ったのです。しかもふたつも!

ああ、動物愛護先進国(と、評判の)ドイツのねこ、見たかった…!! 
というのはさておき、こじつけすぎにしても、ちこにゃとドイツを結ぶごくごくかすかな縁があるのです。

f0257756_2322391.jpg


ちこの場合、メインフードは主にカリカリと言われるドライフードなのですが
(主にロイヤルカナン)たまにウェットもメニューに加わります。ちにゃは歯も弱いしね。
しかしほんっとうに食に興味のないねこなので、思うように食べてはくれず、
あれこれいろんな商品をお試し中。その中で比較的お気に入りなのがこちら。

f0257756_236073.jpg

具を食べるというより、スープが多めなの気に入ってるご様子。
それでも一回に食べる量はわずかで、残りはジップロックで
冷蔵庫に保管するのですが『合成保存料不使用』なので、ちょっと心配。

しかしまあ、これは(ほかのウエットフードの比べると)わりあいちこの口にあうわけです。
そりゃそうでしょうと、納得することしきり。見てくださいこの原材料。

f0257756_2391984.jpg


f0257756_2393057.jpg


ものすごくちゃんとしているように思える……。
鶏ささみと鯛って!!! 余計なものが、一切入ってない(様に見える)!

ちなみに、私のふだんの行動範囲では売っているところを見かけません。
なので、少し遠出した時のお土産。まあ物珍しいのもあるのかもね。

他にも、とにかく原材料のお肉のバリエーションが豊富で、
なんとねこ用ウエットフードは33種類もあるのだとか!
ドイツの底力を見る感じ。鳥肉と野鳥獣とか、七面鳥の心臓!!とか。

サイトはこちら。なかなか興味深い。

ちなみに、写真の商品はこちらになります。
なんだか普通にサンドイッチやサラダの具にしか見えません・・・・・・・。
しかもしっかりおいしそう。いやたべませんけども。
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by chico_book | 2014-04-08 02:58 | 映画 | Comments(0)

桜と外ねこと、うちのねこ

家の周りに桜が多いので、ありがたいことにこの時期、花見はとても贅沢な環境です
そして、ベランダと言わず廊下と言わず一面の花吹雪。
ひっそりと、花びらひとひらを家の中に連れて帰ってることもあり。

しかも桜のバリエーションが豊富なのがうれしい。
横浜寒緋桜、というご当地ものもあります。
※横浜緋寒桜、との表記もありますが、『彼岸桜』との混同を避けるため、
近年『ヒガンザクラ』は『カンヒザクラ』とされることが多いのだとか。
八重桜のようなしっかりした色合いですが、花そのものはシンプルで可憐。

色味も咲き方も少しずつ違う桜がそろっているので、花の重なりに奥行きが出るように思います。
近くのコンビニも、お店の前にテントを出しておでん猛プッシュ。焼き鳥屋のおじさんも大活躍。
ちょっとしたおまつりみたい。

f0257756_1521649.jpg

歩道と雪柳と桜の枝のカーブが同じ流れのような。ちょっと強引かな?

f0257756_1551055.jpg

満開をややすぎてはいますが、いやいやまだ充分に見事。
こんなにたくさんの桜の花びらって、どこに行くのだろうか。

f0257756_1581741.jpg

桜吹雪の中、目の前を小走りに駆け抜けたくろねこさん。
動きが早くて間に合わず、かすかにおしり(の一部)のみ。ほとんど盗撮ですね。

ところで、横浜駅隣接のショッピングビル内で、突然ねこ(の写真)を見て小躍りしました!!(断言)

「あらら、こんなところにねこちゃんが顔のぞかせてる! かわいい!! 」
f0257756_225292.jpg


「お目目クリクリだね。なに見てるの? 」
f0257756_23454.jpg


「・・・・ん? 」
f0257756_255353.jpg


…違ったぁーーーー・・・・・・・。
『木の実』のサンプル写真でした!

ねこはかくれんぼが好き
→穴から顔をのぞかせているのは(ほぼ)ねこに間違いない
→あ。丸い穴だ、うん、たしかにねこちゃん好きそうね。
→誰かねこ好きの人が、ねこを配してみたんですよね! わかるよ!!

…・・・とかそういった感じの誤解というかミスリードというか単なる画像の誤変換ですな。
そして勝手にひとりで盛り上がったという。。。えへへ(照れ隠し)

でも、この鼻筋の感じがすごくねこっぽくないですか・・・・・・・?
と、おずおずと主張してみます。

きっと、公園の片隅に捨ててあった白いごみ袋に
『あらら白猫さんですかー?』
とか、
木の切り株に
『さびねこちゃんですね!! お散歩してるの? 』
などと、つい話しかけてしまうねこ好きの視力弱い皆さんには
ご賛同いただけるのではないかと、弱弱しく主張してみます。

ちなみに写真は裏面で、表側はこちら。
f0257756_2134618.jpg
表側はこちら。

「・・・・・・・・・ふううん・・・」と思ってそうな猫。相変わらずの眼力。
f0257756_2213663.jpg


いやその。そとの猫がどうとか、そんなんじゃ。
f0257756_2224985.jpg


ええと、その、ごめんなさい。

「…・・知らない」
f0257756_2243151.jpg


花冷えの夜にアンモニャイト。
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by chico_book | 2014-04-07 02:26 | ねこ | Comments(0)

ちこ暦5年目のくらいの春

ワタクシの春のコートは紺色。

我ながら中途半端というかなんというか……よい買い物ではなかったなあ、と思います。
でも着ていておちつかない、というほどひどくもでもないので(ないと思う。思いたい)
それでも毎日着ています。もう7年くらいになるかな。
ファッションに興味のない人間ってこれだから、

冬の上着から軽いはおりもの、の間がなくて、デニムとかカーディガンとか
試行錯誤をずっと繰り返していたのですが、いややっぱり軽いコートがあった方がいいよね、
というのが購入動機。
そして

「紺がいいですよ。明るい色は春しか着られないけど、紺色は春秋どちらも大丈夫です(力説)」

と、すすめられ、ほうほうなるほどね、と、苦手なジャンルなだけに至って素直に
従ってみたのですが。

・季節を選ばない

というより、

『いつ着てもいまじゃない感』

が出てしまうという悲しさよ。

こういうひとつひとつも、実際に購入して、毎日着るようになって、
そしてある日突然気づくのです。涙。ファッション音痴ってホントに悲しい。
いっそ最後まで気づかなければそれはそれでシアワセなのに。
でもその瞬間まではよくわかってないので(緩い違和感はあるけども)
もう、どうしようもありません。
単純に得意でないジャンルってこういうことなんだと、あきらめております。

それにしても、紺色の軽い素材のコート。見るたびに「紺なんてねえ」と、ひっそり笑ってしまう。
だってこれは、まだ、ちこがあがりこむ前の買い物だもの。
いまならこんな、コロコロの手放せない買い物はしません。多分。
そして気づくと、まっしろでやさしいねこ毛がしっとりとくっついていたりします。
なんと幸福な悩み。
そして、ちこ以前とは、ビフォアちこ。まさにBCであることに、いま気づく。

f0257756_1545591.jpg


綿素材のラグではまだ寒いようなのでフリースを投入。
何か考え込んでおります。思慮深げな表情。
写真を撮る直前まで、何とかチャンスをつかもうとしていたので、爪切りも一緒に。

f0257756_1561910.jpg

湯たんぽはさすがにもう片付けたんだけど、この時期は気温の調整が
本当に難しいですね。今夜は特に、花寒とでもいうべき冷たい空気。
冷たい雨で、まるごと冷やされているような印象。ちこも、いまは見事にまんまる。
寒すぎないかな。いろいろ心配。

f0257756_1582154.jpg

実家の庭にもあった雪柳。優しい枝が、ふわふわ風に揺れる姿が好き。

【Amazon.co.jp限定】 くるねこ 13 イラストカード付

くるねこ大和 / KADOKAWA/エンターブレイン


※本書の中にも、雪柳が(ちょっとだけ)登場するのでご紹介※

花と猫の絵といえば、こちら。猫だけでなく、わんこや鳥も虫も素敵。
そしてなにより、時折差し込まれる植物の表現は圧巻です。
光や風や湿度も伝わる、力がある絵。

そしてやはり別格なのはねこ。
一見簡単な線だと思いきや、背中の肩甲骨や背骨の表情の饒舌さに、
いまさら驚かされます。骨格で語る心情。とても雄弁。
個性豊かな猫たちの骨格や表情、体格もすべて、シンプルなのに饒舌。
ブログの書籍化なので、一度は読んでる話なのに、こうして紙媒体の書籍になると、
また別の重さがうまれる。そしてずっしりと伝わる。

少しずつ進んで行くひとと、ねこの時間。
年を取ることで少しずつ増える心配や配慮、
一緒にいる時間に比例して深まってゆく猫と人との静かな愛情。
これはやはり「深化」なんだと思います。

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連翹。私はこの漢字が好き。書けないけど。
春の光の色のちいさなちょうちょが、たどたどしく舞っているみたい。

f0257756_2143611.jpg

木蓮と桜。この桜はまだ咲きはじめたばかりかな。ちなみに先週の土曜日に取った写真。

f0257756_2162791.jpg

同じ日ですが、場所によるのかな。
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by chico_book | 2014-04-04 02:35 | 日々 | Comments(0)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


by chico_book

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