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ドラマの感想と夏の思い出とやはりねこ

今期はドラマを見過ぎました。ちょっと反省。

見慣れている人はそんなことないのかもしれませんが、ふだん主に見るドラマが
大河とNHK-BSでやってる海外ドラマ(いまは『グッドワイフ』)なので、
平日のドラマを入れちゃうとほんとしんどいです。5月には『SHERLOCK』もあったしね。
矛盾するようですが、え、もう終わっちゃったの? という気持ちもあり。
3ヶ月スパンのドラマになれていません。

観ていたのは『MOZU』と『続・最後から二番目の恋』。
木曜日に連続というのがさらにしんどさに追い打ちをかけていたのかも。

それでも『MOZU』は映画っぽくて面白かった。
ロケ地に、昔住んでいた場所がやたら登場したことと、
ちょうどその時代に思い入れのあった映画もろもろに雰囲気が近かったことが
強力な後押しになったという極めて個人的な思い入れで底上げ気味ですけど。
ドラマとしてはもう少しめりはり欲しかったかな。
ずうっと息詰まるような雰囲気だったので、辛かった部分もあった。
しかし全体的によかった、というか、挑戦の感じられる作品でした
。ここまでおれたちやるんだぞ、みたいな。
その分、肩に力入りすぎちゃった感はありますが、さておき。

『続・最後から二番目の恋』。
全体的に少しくどかったりけたたましかったりもするけれど、
あとちょっとオヤクソク感が前作より強くなったような気はしてますが、
総じて良かったと思います。まあキョンキョンさんだし。貴一さんだし。
年を重ねてきた人間の、しろくろつけないやわらかさみたいなの、
恋とか愛とか情とかが一本道でなく、友情とか批判とかやさしさとか
いろいろマーブルになっている野を、そのまま丁寧に描いたようなところが。

貴一さんと言えば、私が免許を取りに自動車学校に通っていた夏休みを思い出す。

私の通った自動車学校は合宿免許先にも使われる(云わば僻地の)学校で、
みかん山をえんやらやっと登った先にありました。
ちなみに私は『合宿生』ではなく『地元民』として通いました。

その学校の怖ろしいことは、送迎バスが一日三回しかないという点。朝・昼・夕方、ザッツオール。
ちなみにいちにちの最後(夜間授業終了後)は、バスなどでなくて、
みんな教官が帰宅する車に『テキトー』に分乗して帰るのでした。
しかも点呼も何もなく『○○町いくやついるかー!』『ハーイ』ってなかんじで、
ざかざか乗り込んでどんどん出発してゆく。
もう駐車場の電気も落とされていて真っ暗な中、自己主張しないと置いていかれる世界。
ものすごく怖かったです。暗いミカン山の中に取り残される恐怖。
公共交通機関なんて10キロ以上先にいかないとない
(しかもそこでもバスが一日数本なので、結局歩くしかない)
それもあって、ひたすら一日中ロビーにとどまり続ける生徒たち。

しかも、日程に縛りの多い合宿生を優先してスケジュールが埋まるので、
地元生はどんどん後回しになるし、私の場合個人的な問題で
どんどん補講がついてゆくので、さらにスケジュールはタイトになってゆく。
朝一番で9時からの一時間受けて、次は15時なんてことはざらにある日々。
自動車学校の教材のほかに、分厚い本を持ち込むのはオヤクソク。

そんな行き場もやり場もない空間に一定数の若い男女が集まれば、
何やかやと賑やかしくなってしまったり(私以外の話です)、なんだそれあまずっぱ!! な空間で
大人気、いやそれを通り越して最早カリスマとなってしまったのが当時の『貴一さん』。
正確にいえば『ふぞろいの林檎たちシリーズ』の貴一さん。
そう、エリーマイラブソウスウィート♪ なアレです。

ドラマの再放送を、なんとなく流している感じの気だるい盛夏の午前中。
時間を持て余して、行き場もなくロビーにたむろしている若者たち。
所在ないなりに、あーだこーだがかつ消えかつ結びかけたりあれこれしている集団の前に、
若者たちの青春とか葛藤とかをガッツリ描いた群像劇が放送されるんですよ。
ものすごく全員はいりこんでみてましたね! 
固唾をのんで、画面に集中して、中井貴一のまじめな独白とか、小林薫の熱演とか、
手塚理美の涙とか、石原真理子のやるせない背伸びとかに見入るわけです。
そしてその緊張の絶頂に流れる桑田佳祐の歌声。
クラシックのコンサートかっていうくらい、もう、しわぶきさえもはばかられる空間。
それでもロビーのあちこちから、こらえきれない鼻スンスンとかがひびいてくる。
男女問わない、押し殺しきれない嗚咽。
すごいね貴一さん!! 貴一さんだけではないけどね!

と言う訳で、『続・最後から二番目の恋』での貴一さんの、
恐らく当人比で紳士ぶりをやや抑えめにしたコメディ演技の品の良さが愉しかったのです。
ああ、貴一さんいまこういう感じなのね、なんて思ってしまって。親戚か!
キョンキョンさんの、キャリアなのにどっかかわいいスケバンぽさが透けてみえるところとかね。
そんなふたりの心がふわっと寄り添ったり離れたりするところが、みていて愉しかったな。

貴一さん演じる和平さんは鎌倉市役所観光課の課長さんで、
キョンキョンさん演じる千明はテレビ局の副部長といういわばバリキャリ。
そんな主人公ふたりも、そしてそのほかの人物も皆、何かを持っているけれど、持っていないものも明確。
完璧な人もいないけど、完璧に駄目な人もいない。
ないまぜになっている幸福と不幸は、形を変えて平等に存在する。

そういうひとたちが、ちょっとずつなにかを持ち寄ってよりそったり、
すこしはなれたりするような距離感が、
仲のいい友人の話を聞いているような親密さがありました。
一部けたたましかったりもしたんだけど、安心して「うるさいよ!」といえるかんじ。
結論を出すのださないの、出したところで人生は続いてゆくわけだし、

演出の宮本理江子氏が、『ふぞろい』の脚本家の山田太一氏のお嬢さんであると知って、
驚きと納得と、重ねて自動車学校の思い出が蘇っってなんだか不思議な気持ち。
こういうこと最近多いのです。意外なところでぱんぱんと、ピースが埋まる醍醐味。
加齢というか経験値のおかげでもあるとは思いますが。

個人的なダメ押し(ダメ押され)ポイントはこちら。

1)ちょいちょいキョンキョンさんの家の庭先にやってくる猫!! 素晴らしかった!
オープニングには毎回写っていたのですが、それ以外ではあくまでちょいちょい。
このさじ加減がたまりません! 
ふだんは地域ねこ問題などもいろいろ考えたりすることもないわけでないし、
設定上線路が近いおうちなので、ちょっとハラハラしてしまいがちだけど、
これはあくまでドラマの話!!

そのにゃんこを『三郎』くんと名付けてだっこするキョンキョンさん……!!
『あまちゃん』でもそうでしたが、キョンキョンさん猫をだっこする手つきがやさしいなあ。
もうキョンキョンさんが好きなのか猫が好きなのかどうにもこうにもわからなくなる。

私の中で『猫をだっこする手つきの優しい動画』と言えばこれ。


生放送のスタジオににゃんこが入り込んできたのだそうです(何故)
二度見はするけどあわてず騒がずねこのあごをなでてあげる手つきにほれぼれ。
きっとにゃんこもぐーぐー言ってます(ちょっとちこにゃに似ている気も)

キョンキョンさんとねこということでこれは欠かせない。
なんと『続・最後から…』にも出演していた加瀬亮さん、こちらにも出ています。
なんというシンクロ。

グーグーだって猫である ニャンダフル・ディスク付き [DVD]

角川エンタテインメント



2)ちょっとクラシックなイメージのエンディングの映像。
ミュージカル映画ぽく唄うキョンキョンさんと中井貴一さんのはまり具合も素晴らしいけれども、
ドラマ内のライブシーンでまさかの野宮真貴カバー!! にとどめを刺されたピチカートファン。

※(ドラマのシーン込の映像です)


以前コメント欄でご紹介いただいた、こちらの鎌倉のカフェにも早くいきたくてじたじたしてるんですけど、
紫陽花+ドラマ効果で、江ノ電40分待ち、などと聞くとつい二の足を踏んだりしております
(一応J横須賀線へのアクセスは悪くないので、江ノ電にのらなくても鎌倉駅にはたどりつけるのですが)
何といってもねこと小鳥と英国紅茶ですよ!!
でもこれから夏になるとまた人が多そうだわね、などと考えたところで、
鎌倉はいつでも本格的な観光シーズンではありますね。

挿入歌もすばらしかった。

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by chico_book | 2014-06-30 02:31 | 日々 | Comments(2)

なかなか守れない目標の話

早寝早起きもそうですが(!)

映画は月に2本まで、展覧会は月に1か所まで

と、言うのが今年の目標だったはず。

今月に関しては映画は守れそうです。6/1に2本梯子したっきり。
ブルージャスミン  チョコレートドーナツ

でも観たい映画があるのを、後回しにしている状態なので、
これで守れているといえるのかどうか・・・・・・。

美術館に関しては、上野のバルテュスと、
新宿・損保ジャパンのハーグ派展に行ったのでアウト。うむむむ。
でもどちらも、行ってよかったのでしょうがない事だと思う。

7月になってから見る予定の映画は、
以前紹介した『みつばちの大地』と『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』(記事はこちら

そしてこれは見逃がしたくないのですが、
6/5から既に公開されているので、そろそろ心配なこちら。


最近重ため・しっかりめの映画が多かったので、気分を変えたい。
ホテルもの、しかもグランドホテル、美術品絡み、時代設定、東欧、
どれももれなく楽しそう!!

映画も展覧会も楽しいんだけど、週末における
時間と経済のバランスがむつかしいのです。なにかと遠出になりがちだし。
ほかになんにもできなくなっちゃう。

そんな中、展覧会からみで読んだこちらはとても面白かった。

世紀末の赤毛連盟―象徴としての髪

高橋 裕子 / 岩波書店



赤毛であるということの意味合い、それが異端であり集団になじまない
(和を乱す)ものである事を踏まえると、アン・シャーリーが
『なんて赤い髪だろう』
と言われたことに激高する理由への理解が深まります。
単なる好悪以上の意味合いがあったのね。
しかしその激昂こそが、いかにも赤毛の性格ぽくもあり。
アン自身の尽きない『赤毛憎悪・金褐色へのあこがれ』がなんとも切なく思えます。
(もちろんタイトルはホームズものから来てるのですが、
いかんせん私がホームズを読んでないので(観てはいます(笑)そのあたりはさらりと)

そして『赤毛のアン』のなかでも、アンのことを
「あのチチアンの髪の少女は誰だい? 」
と、プリンスエドワード島に避暑に来ていた画家に言わせているあたり、
同時代のイギリス美術界の中世イタリアへの傾倒ぶりがここでも透けて見え、
唯美主義やラファエル前派ともリンクしました。私の中で。
(チチアン:赤毛の女性を多く描いたティツィアーノ(1488年-1567年)由来のことば)

親友のダイアナの名前が『異教の女神』でいかにも不穏当、と
いう描写もありましたが、黒髪もまたオリエンタリズムの代表なんだとか。
ダイアナ本人はいたっておだやかな人間ですが、
そのあたりのちょっとしたニュアンスをふまえることができて非常に満足。
そういえば『デスパレートな妻たち』でも、完璧主義で(やや癇性な)
ブリー・ヴァン・デ・カンプも赤毛で、
『あの赤毛女』と呼ばれて眉を吊り上げておりました。

いろんなことがさりげなくつながってるような、
ちょっとこじつけかななどとおもいつつも、何とも興味深い一冊。

少女漫画の髪の描写、あるいは19世紀後半の美術が少女漫画に与えた影響
(少女漫画が積極的に取り入れたというべきかな)についても、
読み応えある本でした。
そんなわけなので、細々とでも映画も展覧会も読書も続けていこうと思うところ。
無理のないプランで、ご利用は計画的に!

黒髪のエキゾチシズムと言えば、どうしても名作中の名作を思い出す。

トーマの心臓 (小学館叢書)

萩尾 望都 / 小学館


ご紹介するのも恐れ多いほど。す、すみません(もう謝る)
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by chico_book | 2014-06-25 01:46 | 日々 | Comments(0)

とろとろ過ごした半日の記録

『ミシン』の語源が『Machine』であることに気づいた時のおどろき。

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でもかっこいいですよね。シンプルに『機械』だなんて。
その伝でいくと『アイロン』というのもかなりのかっこよさ。

そういえば『大草原の小さな家シリーズ』の『大草原の小さな町』でも、
はじめてローラがミシンを使うシーンがありました。

大草原の小さな町 (講談社 青い鳥文庫―大草原の小さな家シリーズ 6)

ローラ・インガルス・ワイルダー / 講談社



手で縫うよりずっときれいにそろった縫い目が、あっという間に続いてゆくのよ!
という新鮮な感動に、読んでるこちらもシンクロします。
私にとっては、当たり前になってるはずのことなのに、そういう共感共有が読書の楽しみのひとつ。

私の実家にはこのタイプの足踏みミシンがありました。なつかしいな。
ものすごくうるさいし、鉄と木なのでとにかく重たいんだけども、
とにかくかっこいいので大好きだった。お裁縫は苦手でしたが。
(むしろ機能を要求してないからこそ大好きとか言いやすいのかも)
家庭科の課題など、学校の備品の電動ミシンとはまるで違うこれで、
がっしゃがっしゃすごい音を立てながら仕上げ・・・・いや、取り組んだものです。

アンティークの趣があって素敵なんだけど、いまもあるかどうかは不明。
実家を離れて久しいので。あるといいなあ。ただの郷愁です。
広いおうちだったらディスプレイアイテムとして生かせるんだろうけど、なかなかそうもいかず。

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渋かっこいいツールの数々。後ろの壁板も、いい雰囲気です。

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見事にいろいろ映り込んでいる残念な写真ですが、この手のポスター好きなんですよね。
動物病院にある『犬の系統図』もガン見しまくります。あれほしいなあ。

このあたりで探すけど、なかなか見つけられない。
※追記:実は『犬の系統図』で検索したらあっさり楽天で売ってました。とほほ。

1886年あたりを見ていると、自動車が『馬車』の延長線上の発想でできたことが
何となく見て取れるのが面白い。
日本では馬車は定着しなかったのに、自動車大国にはなったんだよね。興味深い。

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mobilさんです。なじみのある名前で少しうれしい。

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紙好き印刷好きとしては燃える!!!
私の父の生家は印刷屋だったんだそうです。
父が15歳の時に廃業してしまったので(当然私の意まれるはるか以前)
ただ情報として聞いてるのみですが、『なにそれかっこいい!!』と思ったのも事実。。


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右下の動物が一体何なのか…。い…いぬ?? おててはねこっぽいですけれど。
まあ、全員非常に楽しそうなのでいっか。

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すみません、これ、上下逆、というわけでは(実は)なく、下敷きになってる線画の
イラストの適当っぷりに魅了された一枚。
(ガラスケースの中の展示品なので、これ以上の情報は不明)

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唇の赤さになんだか本気度を感じてしまう。天使のはずなのに。
あと、縁取りの青い花がかわいい。忘れな草かな。

非常にゆったりと楽しんだアゥルバイルとも、そろそろおわかれです。
ああ楽しかった。書いてる最中も、追体験できてたのしかったです。少なくとも本人は。
(アイスランドの旅は、もう少し続きます)

石積みとトタン屋根と煙突の、ばらばらの質感と
遠景のモダンな住宅の(偶然の)とりあわせが大好きな一枚。

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見事な立ち位置のアイスランドポニーの皆さん。お見送り感謝です。

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帰りのバス停での一枚。続いてゆく昼間の星空のような黄色い花。

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しかしなにがびっくりしたって、帰りのバスが(おそらく)行きのバスと同じ運転手さんだったこと……!!
乗り込んだ瞬間に、にこにこ笑って「enjoy? 」と話しかけられました。
証拠はこちら。謎のお帽子です。
(でもこの一回しかバスに乗ってないので、このお帽子(風のなにか)が私物ではなくて、
アイスランドのバスのデフォルト装備だったら、ただの勘違いですが)
トコトコとバスに乗って、再びレイキャビク市街地へ。

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みちすがらの風景もやっぱり素晴らしい。
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by chico_book | 2014-06-22 23:25 | | Comments(2)

憂鬱なる虚栄と小さなダイナミズムと祈りの静寂

映画の日に見た作品その2。2週間も前ですが。
『ブルージャスミン』


後味の悪さが素晴らしい。
ウディ・アレン作品を云々できるような知識はないのですが、
非常に辛辣。愛ある辛辣ではなく、淡々と辛辣。
でもそれはもとより人生が内包している毒ではなかろうか。
たいへん痛々しい物語だし、共感しているわけではないのですが、
笑い飛ばせない、うっかり共有してしまう何かが痛い作品。

花の名前つながりなのか、そのシニカルさが被るのか
(そしてその花が存在するものではないというところで、なんだかイメージが被る)
この作品を思い出しました。(『8月の家族たち』でも思い出してたけど)
アネット・ベニングすごかったなあ。
「I'm not loser,I'm not loser,I'm not loser」
と震えながら繰り返すシーンが忘れられない。



※『ブルージャスミン』は、『青いジャスミン(花)』ではなく、
『ジャスミン(固有名詞)の憂鬱』、の意のようです。
ちなみにジャスミンは一般的に黄色か白で、青い花は存在しません。
予告でもわかっちゃうのですが一応ネタバレなので色を変えますけど、
ヒロインも本名は『ジャネット』なのを、変名として『ジャスミン』を使っているようだし。
(ルリマツリを『ブルージャスミン』と呼ぶ場合があるようです。漢字で瑠璃茉莉だもんね。
でもまったく別の種類の花です)

※ちなみに『アメリカン・ビューティ』は、
過去に存在していて今は絶滅してしまったアメリカ産の薔薇の品種名で、
いまはもうなくなった、古き良きアメリカの家族像の崩壊、
とかけてるとかなんとかかんとか、公開当時に耳にした記憶があります。
が!! 
いま検索してみたらふつうに楽天で苗木を販売してたので記憶違いかもしれません。
(でもその苗木は『1875年 フランス産』とあるので別物かも。諸説あるようです。
さすがに薔薇は奥が深い)

NYでのかりっかりでピーキーなセレブリティワールドと、
そこから引っ越してきたサンフランシスコの何とも言えず
力の抜けた街の姿の、対比が素晴らしい。
サンフランシスコ大好きな街なので(私がはじめて行ったアメリカの街)
それだけでちょっと評価がプラスになります(笑)


これから見たい映画2本自分メモ。またもやドキュメンタリー。
『みつばちの大地』


なんだかものすごそう。以下公式サイトの『ストーリー』より抜粋。

マークス・イムホーフ監督は、世界中でミツバチが大量に死んだり、失踪している事実を知り、その原因を求めて旅にでる。
その旅は、スイスの山岳地方に住む養蜂家にはじまり、世界中へと広がっていく。(中略)旅の最後の地は、イムホーフ監督の娘家族のベア=イムホーフ夫妻が研究をすすめるオーストラリアである。ここでは、ミツバチの大量死がまだ始まっていない。彼らは太平洋に浮かぶ孤島に人工交配させたミツバチを放っている。果たしてこの島は、ミツバチにとってノアの方舟になるのだろうか?


7/11まで岩波ホールで上映中。

ちなみに岩波ホールの次回上映作もやっぱりとんでもなさそう。
「推薦:カトリック中央協議会広報」ですよ!! これはいかずばなるまいて!
『大いなる沈黙へ グランド・シャルトルーズ修道院』


公式サイトの作品情報より抜粋。
ドイツ人監督、フィリップ・グレーニングは1984年に撮影を申し込み、ひたすら返答を待つ。そして16年後のある日、突然、扉が開かれた。
 彼は修道会との約束に従い、礼拝の聖歌のほかに音楽をつけず、ナレーションもつけず、照明も使わず、ただ一人カメラを携えて6カ月間を修道士とともに暮らした。なにも加えることなく、あるがままを映すことにより、自然光だけで撮影された美しい映像がより深く心にしみいり未知なる時間、清澄な空気が心も身体も包みこむ。


私の中の修道院に関する知識と言えばこのあたり。

薔薇の名前 The Name of the Rose [Blu-ray]

ワーナー・ホーム・ビデオ


※ジャケットにクリスチャン・スレーターが載っているのが(なぜか)
ブルーレイ版だけなのでこちら。ちなみに我が家にブルーレイの再生機器はありません。

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

村上 春樹 / 新潮社



ギリシャ・アトス島の修道院を巡る旅(徒歩、というよりかなりハードなトレッキング)の途中で、
『いま食べたいもの』を実に精密かつ鮮やかに表現しだす作者があんまりだ。
なんでギリシャの山の中(しかも粗食続きの旅でまいってる頃)でうなぎの話なんて!
あと修道院のねこ情報も見逃せない。トルコ編ではヴァンねこも出てきます。

修道院のお菓子と手仕事

柊 こずえ / 大和書房



実家のちかくに修道院があるのは(看板などで)知っているのですが、
行ったことがないのだけれど、前から興味を持ってました。
(車で移動するしかないような場所で、私一人では移動手段がない)
そんな、日本のあちこちにひっそりとある修道院を紹介している本。
ちょっと女子趣味が強い本ですが、資料性高。

フラガ神父の料理帳―スペイン家庭の味

セサール・フラガ / ドン・ボスコ社



こちらも地元つながり。私がスペイン出身、なわけではなく、
著者であるフラガ神父様が日本で滞在した街のひとつと、私に縁があるのです。
(鎌倉のスペイン料理屋さんで、この本を見つけて知りました。びっくりした)
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by chico_book | 2014-06-16 22:01 | 映画 | Comments(0)

淡々と力強く

『日の鳥』 こうの史代

日の鳥

こうの 史代 / 日本文芸社



被災後の東北をめぐる旅行記のような、詩のような、随筆のような、スケッチのような、

主人公はなんと雄鶏です。多分白色レグホンという種類かな。
とてもポピュラーな種類のにわとりではないかと思います。
そして彼は、突然いなくなった妻を探して旅をしている。
※こうの史代氏は『こっこさん』という、やはりニワトリが主人公の作品を
これ以前にも描かれているのでそういう意味では「なんと」というほどではないのかもしれません


彼が訪れる東北の、さまざまな街のいまの(震災後の)風景が、
宝物を扱うようなやさしさあたたかさで、そっと示されています。
(一部東京が舞台の場面もあり)

こうのさんの繊細でていねいな風景描写のなかに配されるまんがっぽいにわとり。
ごく小さく描かれることも多いのに、そして白黒画面なのに
まっしろく輝いてみえ、なんとも言えず目を引きます。
白い部分と、赤いとさかのコントラストがはっきり見える気がする。
力強い足とか、いかめしいくちばしさえも、まざまざと伝わってきます。
精密描写されている絵ではないのに。その不思議。

心象と風景の融合という点で、こうの史代氏は前作『ぼおるぺん古事記』でも
素晴らしい調和と力を生み出していましたが、本作でも冴えわたる力量は健在。

ぼおるぺん古事記 (一)天の巻

こうの 史代 / 平凡社


ぼおるぺん古事記 過去記事

大きく強く、輝く光そのもののような、そして唐突にいなくなった「妻」。
彼女を探し、あてどない旅を続ける夫。これは鎮魂の物語だと思う。
おそらく夫(にわとりですが)は妻にあうことはないのではないかしら。
その不在をつぶさに観察し、自分に沁みこませ、納得させるための旅路。
淡々とした明るさが切々と胸に迫ります。


ふと気づく

そうだ 

わたくしはもう帰る家を

持たないのだと


そして思う

この世界のどこもが

妻の待つかもしれない

地なのだと



ひたひたと湧き出でる泉のような寂寥と尽きない嘆きをありのままに描写している。
明るい静寂の中にある不在の大きさ、喪失の質量がこちらの胸に
ひたひたと伝わる良作です。
切なさと、あたたかいユーモアに充ちた短い文章の力。
私はなんとも長文体質なので、このバランスの良さに感心することしきり。
そして作家が絵に向かい合うとき、何を描こうとして何を描かないのか、
そしてそれは見る側にどう伝わるのか。
そんなことを考えながらしみじみと頁をめくりました。

絵と言葉の融合の、その力を作家自身が何より信じているのだと思う。
その真摯さが、みるものにまっすぐ届いている、稀有な作品です。


それにしても、自然の力により
(本作では明言されてはいませんが、私にはそう受け取れました)
不意に奪われた妻を探し求める夫、というイメージに、どうしてこうも胸が熱くなるのか。

それは、私の胸をこの作品がよぎるせいかもしれないし、
『千年万年りんごの子』

千年万年りんごの子(2) (KCx(ITAN))

田中 相 / 講談社



2巻の感想 3巻の感想

『ぼおるぺん古事記』で描かれた『黄泉比良坂』を想起してしまうためかもしれない。



それでも生きのびた

それでも生きている

それでも生きてゆく


やるせないような


それでもすこし

ほこらしいような


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by chico_book | 2014-06-14 00:54 | まんが | Comments(0)

夏を待たずにいまを生きるねことわたし

最初の夏は、よくわかっていなかった。
見よう見まねで、それでもいそいそそわそわしたこころもちで
ペットコーナーで買ったシリコンブラシは、
お気に召さなかったようで、大変な不興をかいました。

そのあと、めげずに懲りずにいろいろ試してみたところ、スーパーヒット。
ものすっごくブラッシング大好き姫であることが発覚しました。
しかもどうやら少し強めが好きらしい。毛足が長いせいもあるのかも。
結構毛玉を吐く子なので、少しでも減らしてあげたい。なにより嬉しそうだし。
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とろーんと、のびている。
この段階では、べつにブラッシングを要求しているわけではないのだけれど。

けれど、ブラシをあてるともうメロメロ。
マッサージ大好きで気持ちいいんだろうと、思っています。
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少しブラッシングをはじめたところ、手を休めたらふりかえってこの真剣なまなざし。
激しく要求しております。

なんとものの5分でこのごっそりぶり。既に目詰まりしております。
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ならべてみました。
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いつも不思議なのは、なぜこの色合いになるのか、ということ。
ロシアンブルっぽくみえちゃう。いろんなところがまざるとこの色になるんだね。

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まだまだとれます。
ちょっと指先でマッサージしただけでも、ふわふわと浮いてくる。
冬毛ごっそりすっきり。
これはたしかに、ブラッシングでとってあげないと危険かも。
ぜんぶのみこんじゃだめだよ、ちこにゃん!

やらせ写真。『うむ。ご苦労』
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かなりすっきりして、ご機嫌な後姿。
なんとしっぽもまっすぐになるリラックスぶり。(ちょっと捏造)
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なんて、カメラをむけていたら、遠くで洗濯機の止まった音が。
ビックリした瞬間です。ごめんね、おどろいちゃったね。
でもかわいらしいので公開しちゃいます。お目目まっくろだし。
ぼけぼけで申し訳ない。
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おっと、怒りのしっぽぶんぶん。ぶんぶん過ぎて消失。
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なんか飛んでっちゃいそう。
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by chico_book | 2014-06-09 00:03 | ねこ | Comments(2)

邦題のかわいさがいい

6/1が日曜だったので、やっぱり映画の日対応で鑑賞してまいりました。
今年はもう11月までないので、寂しくも一息つくかんじかな。

ちょっと予告でネタバレしすぎかもしれない、と、やや消極的だったこちら。
『チョコレートドーナツ』

原題は『ANY DAY NOW』。
いささかかわいらしすぎるかもな邦題ですが、
キャッチーだし覚えやすく興味持ちやすいので、成功と言えると思います。

しかし感動の実話モノ、つらくなっちゃうかなあなどと迷いながら
5/30(金)の夜にネットで確認したところ、既に横浜は満席、川崎が残り2席。
これは即決せざるを得ない。と言う訳で川崎で予約。

ところで、主演のひとりアラン・カミングと言えば、私の中では
アメリカのリーガルドラマ『グッド・ワイフ』のヒロイン・弁護士アリシアの夫で、
イリノイ州知事からゆくゆくは大統領を狙うピーターの選挙参謀、
やり手の政治コンサルタント役・イーライ・ゴールド一点なんです。息継ぎ。(長)
まあ一言で言うと非常に有能でやり手の選挙参謀です。大好き。
有能なのにまわりに振り回されてじたじたしながら、
それでも策を練ってプランBやらCやら繰り出すところがたまりません。

ところがこの方、検索したところ、トニー賞俳優なうえにあらゆる映画に出ています。
ひゃあ。

X-MEN2とか、マスク2とか・・・でも一番びっくりしたのはこれ。
ワタシこれ東銀座の映画館で見ましたよ。
タイトルはアレですが、そういう映画ではありません。確か。
違ったと思います。
そういう話がベースの映画ではありますが(とはいえもう記憶が曖昧)。
『セックス調査団』
※予告動画があったらよかったけど、見当たらず。そういう映画ではないんですよー…(しつこい)

一応、現在公開中の作品のネタバレなので畳みます。

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by chico_book | 2014-06-06 02:46 | 映画 | Comments(0)

ふわふわとふかふかと光と野の草

だんだん光が強くなり、日増しに夜が浅くなるこの季節。
宵っ張りなのでうかうかしてると朝に追いつかれそうで、落ちつかない気分も
あるのですが、8年前にアイスランドを訪れたのも6月でした。
それ以来いつもアイスランドの6月を思い出す。
沈まない太陽、すべてにこよなく届く光の粒、そしてそれを存分に受容するあらゆる存在。

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こんな小さな草や花をめでるために、片道29時間のはるかかなたに言ったなんて嘘みたいで、
なんだかたのしい。自分でも。

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見覚えのあるような、ちょっと違うような野の花。

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この芝生が、やがてこんな感じになるのかな。

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アメリカのドラマや映画を見ていると、「芝刈りと(個人宅の)プール掃除」が
高校生男子のバイトの代表として登場します(女子はベビーシッターとかかな)
そして、高校生男子はそこの家のマダムとねんごろになったり(古風な表現)…
という安直なイメージを持っているのは、ワタシがこのドラマが好きなせい。

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なにが楽しいって、このドラマ(というかアメリカのドラマはだいたいそう)、インテリアが素晴らしい。
趣味や家族構成がまったく異なるサブアーバンの豪邸
(日本の、いや私の感覚では。でもたぶん作品中では
「そこそこいいおうちだけどスーパーリッチ、ではない」
あたりではないかと。お屋敷ではあるけども、御殿ではないというあたりでしょうか)
そして、やはり困難に直面した時のひねり方とかタフさが肝。

その意味では、この芝生がとても美しいのは、
きちんとお手入れの行き届いた観光地であることのほかに、
芝生の成長速度のせいもあるのかな??、などとつい考えてしまいますけど、
単なる先入観かも?? 
何しろこの季節のアイスランドは(短いとはいえ)夏真っ盛りで、夏草は茂り放題だったし。

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何となくこの、力強くはないんだけど、ややふっさり気味の草の茂り具合が、
ちこを連想させる(馬鹿)。いや、なに見てもちこなんでしょ、と言われたら無言でうなずくんですけど。
写真ではわかりにくいのですが、ちこ、実は結構毛足が長めなのです。
長毛というほどではもちろんないけれど、指先の、
第一関節くらいまでは優にうずめることのできる毛の長さ。
それに慣れているので、(そしてふだんは意識していないので)、
ほかのねこさんを触る機会があると、びっくりする時があります。
うわ、指がすかっとぬけちゃう、って。
丸坊主の男の子みたいなわしゃわしゃ感とでもいえばいいのか。
もちろんそれも充分かわいいけど、全然違う。
そして上の写真の芝生は、そういう「普通の短毛」の猫の手触りを連想する。
柴犬のおでこなんかもそうかな。
そんな感じの、やや長めの草たち。でも日本の夏の(しかも九州の)、これでもか!!
と、気合の入った草いきれ感とは全然違う。あくまでさわやか。

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植え込みと木立と小道。

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ねこでも羊でもないけど、ふわふわの謎。謎だけどかわいい。

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ちいさい城下町で育ったせいか
(通った小学校は藩校の跡地で、武家屋敷や土塀があったのです。
でも小学生が傘で落書きをして大変なことになっておりましたが(涙))
こういうささやかな規模の石垣にはめっぽう弱い。石のすきまに植物が入ってるとなおよし。

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これは馬の手綱をつなぐわっかかな?? 私の育った町では、坂の途中にこういう鉄のわっかがたくさんくっついていました。いまにして思うと、なぜコンクリの壁につけてたのか不思議。城下町演出だったのかな。

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そしてやっぱり明るい花。光を受け止めて、同じだけ返しているような鮮やかさ。

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なんだかわいい標識。お客さんむきでなさそうな情報なところがなんともいい。
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by chico_book | 2014-06-04 01:39 | | Comments(0)

さまざまな外のねこたち

一気に暑くなりましたね。
うちは幸か不幸か、直射日光がほぼはいらないうえ、
ベランダ正面に枝を広げる木ががあるので、
この季節になると濃い緑の陰に部屋全体がおおわれるような印象になります。
勿論、思いっきりアゲアゲ、ほめすぎなくらいにで言うと、ですけど。
でも私は大好き。

しかしながら園芸にはいまいち向かない環境。
以前無理矢理育てたオクラとひまわり(またよりによって太陽大好きな植物)は、
徒長してしまって、ちょっとかわいそうな結果になりました。
なので今は小休止中。

もともとが昭和の九州の田舎育ち、畑も田んぼも野原もすべて
なじみ深い人間なので、時々無性にやってみたくなるのだけれど、
こればっかりはしょうがない。
勿論、明るい日陰でもすくすく育つ種類を選ぶ、というやり方もありますが、
まあ無理せずお休みしております。
またいずれ、余裕ができたらやってみたいなあという思いは、いつもあります。

はじめてベランダでプランター栽培した時にまず一番に
『土を買う』ことにとても驚きました。
考えてみなくてもごくごく当たり前で、だいたいどこから調達するのよ?
って話になるんですけど、土は
『畑からてきとうにもらってくるもの』
という記憶が拭い去りがたくあるので。
いまでも土を買うときは
『うわ、わたしったら(都会のひとっぽーい)
という、言葉にならない感慨に襲われたりしております。
こういう感覚って一生ぬけないのかなあ。

そして、まめに水やりしないとだめなのね。
なんだか昔は、適当に苗なり種なり植えたり蒔いたりするだけで、
たいして手をかけなくてもすくすく育っていた印象があります。
やっぱり『地植え』の方が何かと有利なのかしら、などと思っていましたが
実は畑仕事大好きだった祖母が(私の知らないうちに)
あれこれこまやかに、手をかけてくれていたのかもしれない。
いまとなってはもう解けない、幸福な謎のひとつになりますが。

ところでねこさんにとっても、日光浴は健康の維持にとても大切だそうです。
その点でも、はたしてうちがちこにとってよい環境であるかどうかは、
何とも言えず、いろいろ自信がないところではあるのですが、
この季節になると、北西向きの部屋の窓辺にも夕陽が届くので、
なんとかだいじょうぶ・・・と思うようにしております。
ただこちらは通路に面していることもあってか、
ちこにゃんあんまりお好きではありません。
それなりににぎやかなので落ちつかないのかも。

玄関ドアを開けると、とてもいい風が通り抜けるのですが、
そういうわけにもいかないし。

でもまあ満足そうだからいいかな。
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ちょっと寝とぼけたお顔。ずいぶん開くようになりました。
実はこのポーズでううーーん、と伸びをして、
転げ落ちたことがあります(激かわ)

だって(今年じゃないけどね)三月はこれだもの。こうしてみると、ほんとにゆるんでいます。よかよか。
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ぎゅっ。みちっ。

さてそんな5月の最後の日、近くの川沿いであいさつをさせていただいたにゃんこさんがた。
※スマートではない携帯からなので画像が粗めです※

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とても良い風がそよそよと吹き抜ける川べり、おなかのにこ毛を風にそよがせている、
しましまのしまちゃん。あんよの縞々もくっきり見事な美形さん。
ちょうどお散歩わんこさんがいたので、やや警戒気味の表情。

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本物はもう少し色が薄め。ミルクティ色の『さくらちゃん』。すごくかわいい。
よくおじさんからパンをもらっています。
甲高い細目の声で「ふゃぁーぁう」と鳴くのが、
どうにもこうにも愛らしい。
おじさんとしては『鯉にあげるパンのおすそ分け』なんだとか。
『でもさくらはパン好きじゃねえんだよなあ』
なんて言ってデレデレなでまわしているおじさん。う、うらやましすぎる。
私が近寄れたのはせいぜいこの距離だというのに!(とてもさわれっこない)

このふたりがお外の子なのか、近くのマンションの子なのか、
ちょっとわからないんだけど、これから雨の多い季節になるので心配。
(このあたりでよく見かけるのです)
どうか無事でしあわせに過ごせまるように、と、祈らずにはいられない。

こちらは川崎の生田緑地。強い日差しを避ける三毛さん。
三毛は憧れ。くっきり三毛は凛々しく、パステル三毛は優しげで、どちらも大好き。
「みけ」という名前の響きも。みじかくきりりとかわいらしい。
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実は大好きな毛色。青みの強い灰色。ブルーグレーと言えばいいのか。
むかしは『たばこの煙の色』と言って通じていたけど、最近は厳しいかも。
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なんと見事な靴下!! 昔住んでいた家の近くにいた猫。
とにかくねこまみれねこ天国でございました。
さわらせてくれるlねこはいなかったけども。

そしてこのワイルドな風景、実はなんとなんと、上野公園なのです。
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きじとらのしまねこは確かに保護色。

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この写真の直後、奥にいるさびちゃんが木に登って上の写真になったのです。

ねこのケンカは「高い位置にいる方が優位」というのをまざまざと思い知らされました。
そして、この写真ではわかりにくいのですが、しまちゃん、
ちょっとアメリカンカールっぽいお耳でした。つい、いろいろ考えてしまう、都会の自然の中。
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by chico_book | 2014-06-03 07:38 | ねこ | Comments(0)