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シネマソングが聞こえる場所

ひさびさジャック&ベティにて鑑賞。
『フレンチアルプスで起きたこと』 ※公式サイト



かけなねくおもしろかったです。音楽と映像のはまり具合が抜群。
ヴィヴァルディの四季、有名すぎる『春』とは
うらはらの『夏』の不穏さが大好きなので嬉しい。
パンチがきいていてブラックでシニカルで、でもしっかりと笑える。
それはなにかを共有するような笑い。

さまざまなものをのみこんで乗りこえて、
ひととひとは(あるいは家族は)あるいてゆくもの。
前を向いているのかどうかは、わからないけど。
ひとりでも、家族でも、それぞれに。
すすめば進むほど道は深まり、単純な解決などなくなってゆく。
それでも、人生をおもしろがって進んでゆきたい。

男女間の認識の違い、そういう話ではあるけれど
それだけに集約してしまうのは少しもったいないかも。
そんな気持ちになってしまったのは、
鑑賞した時の私のメンタルの問題かもしれませんが、
さておき。

おもしろそうな予告を見つけました。

『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』
公式サイト



アムステルダムにあるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
11年前にオランダを旅行したのがちょうど10月末のこと。

本拠地である『コンセルトヘボウ』」(英語ではコンサートホールの意味)で
毎週水曜日に無料のランチコンサートがあり、
しかもドレスコードがないという気軽さからいそいそと出かけました。

木製の『大変音響がよい』と評判の場所で聴いたのは、
ベートーヴェンの小品だったと思います。
夢のような空間、夢のような音楽。

ふわふわと建物を出ると、やさしい秋の光がアムステルダムの
街並みを照らしていました。記憶鮮明。
そんなふうに、上澄みのように自分の中に残っている部分が
あることを素直に喜んでいる11年後の私。
ほかのことはあまりおぼえていないけれど。

秋の夜というと、小沢健二とピチカート。



旅に出たいと思う。
ねこを見て、とても離れられないとも、思う。
日常そのものが旅なのかもしれない。

ずいぶん遠くに来たなあと思う。江國風かもですが。



『待ち合わせのレストランは もうつぶれてなかった』

それからICE。



PV実ははじめてみました。
かっこいい。かっこいいとしか言えない。

枯れてゆくあじさいの風情も大好き。

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by chico_book | 2015-10-30 01:51 | 映画 | Comments(3)

本とねこと移動の週末

「すやのくりきんとん」を無事入手。
ちいさい子供さんには西光亭のくるみクッキー、ハロウィンバージョン。
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※画像はHPよりお借りしました。

辛党の方には湘南 葦のチーズパイ。

くりきんとんは、予想通り受けませんでしたが
そんなことではへこたれません。ダイジョブ。
あんなにおいしいのにね、なんて、小声で愚痴ってみたりはしますが。
おもたせながら自分で一個つまんだからもうそれでいい(若干拗ね気味)

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日本の秋。深まる色あい。ことしはなんだかやたらと柿が目につきます。

土曜日、日本シリーズで盛り上がるみなさんをよそに、
21時からひとりスケアメ観戦。
しかし親戚の集まりなので、ちょくちょく話しかけられてあまり集中できず。
しょうがないことではありますが。
高校生コンビすごいなあ、とか、
GGのディズニープリンセスっぷりに磨きがかかっているとか、
(キャロル翁も、ますます魔力強そうになって)
ユリアちゃんすっかり・・・!! すっかり!!!! とか、
ジェイソンくん安定のお花ちゃんとか、
メドベデワちゃん素晴らしい。何もかも素晴らしいナニコレ。
またロシア女子に新星が、とか、なんというエトワール。
いまさらですが、フィギュア界隈、お星さまとお花ちゃんしか見当たらない。

ああ、まさに夢のようなスポーツ、Motogpと入れ替わりでの開幕。
(実際にはのりしろ的にかぶっていますが)
今週末には満を持して羽生さんが!!
たいへん大変、まだスケアメちゃんと見てないのです。
しょうまさーん!!

日曜日、予定を変更して珍しく飛行機ではなく陸路で帰路に。
ねこ友にあい、ねこの御拝謁の栄をたまわる。
それは素直で性格のよいにゃんさん。
むかしからよく知っているにゃん。
ちょっとしんどそう。オラの元気をちょっと分けて差し上げる。

かわりに秘密兵器をいただきました。
『取れすぎちゃって困る』
と評判のこちら。

ファーミネーター S 小型猫 長毛種用



試してみたかったの。ありがたく頂戴しました。
「結構歯が鋭いから、優しくね」

結果。とんでもない大量。いや大漁。

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白い部分だけだと、ほんとに真っ白なちこ毛。
当たり前ですが、なんだかびっくり。

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自毛でヅラの出来るちこにゃん!! 
フレンチロココか高〇沢さんかもかくやという迫力。

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本ねこも大喜びで、大変なすりすりぶり。ありがとう。
やりすぎてはげちゃう注意、肝に銘じます。

東京行きのぞみ最終便に乗るのは、たぶんはじめて。
指定席は満席なので、自由席へ。
広島から名古屋までは、その自由席も満席、
しかも立ち乗り乗客ですし詰め状態。

結婚式帰りのひと、おみやげの大きな袋を持ったひと、
心地よい疲労と充実と明日への倦怠のようなものをはらんだ空気。。
なんで休日深夜の新幹線はこんなにも切ないのだろう。
羽田とはまるで違う。



ちょっとどころでなく、なつかしい映像。

以前乗った平日昼間の『のぞみ』は、
ノートPCのキイを叩く音だけがやけに響く、
オフィスさながらの空間だったっけ。

むかしよりは短い所要時間、新横浜まで4時間ちょっと。
がっつり本を読んでうとうとして、買っていた駅弁を食べてお茶を飲む。
充実の時間。こんどは車窓が楽しめる明るい時間に乗りたいなあ。

一年の積読を解消した一泊二日の旅。

低地 (Shinchosha CREST BOOKS)

ジュンパ ラヒリ / 新潮社



この作品を最後に、自分のルーツに由来した、
つまりベンガルとアメリカというふたつの世界の物語を、
ラヒリはもう書かないのだそうです。

残念な気もしますが、納得もしました。
ラヒリは、二者の間に横たわる物語に「むかいあう」ことは
やりつくしたということなのかもしれない。

みどりさんも荒川さんも
『引退するときは自分で分かる。
これ以上の演技はもうできない、と自覚する瞬間がある』
と仰っていたけど、似たようなことなのかもしません。

それぞれがそれぞれの方法で自分の人生にむきあい、
どうしようもなくはみだした部分を、大切に救いあげるような物語でした。
つまりはいつものラヒリ。
今後イタリアによって変化してゆく、醸成されるラヒリに期待。

隣の席の青年ふたりは、名古屋からの上京一年組らしい。
引越ししたい、清澄白河とかどうだろうか、
なんて会話が、切れ切れに聞こえてくる。
不慣れな大きい街に少しずつ馴染んでゆく様子が
生々しく熱くて、胸に何かが迫る。ただの年寄りの感傷ではあるけど。
通過してゆく豊橋、浜松、掛川、三島、新富士。

熱海ではなく、小田原という駅名にほっとする自分に、妙な感慨。
ここから先は何があってもどうとでもなる、と思える。
実際には、どうにもならない時間帯なのに。

新横浜に5分遅れで到着。
接続待ちをしてくれた横浜線5番ホームに、小走りで向かう。
乗りこんだ横浜戦の中は、23:30すぎなのに
いつもとまるで変わらない空気。
老若男女、いくばくかの倦怠感、みんなスマホを見ている平穏。
わたしの胸に湧きあがる安堵。ああ、帰ってきたなあと思う。
新横からうちまでは決して近くはないので、早すぎる感慨ですが。

ほっとすると、ちこのことを思う。予定より3時間くらい遅くなった帰宅。
ひさびさのお留守番一泊、思いのほか冷たい風。
どっと湧きあがる不安、心配、祈り。

おずおずと玄関を開けたのはちょうど日付が変わるころ。
「…ただいまーーーーぁ」

どん!!
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※イメージです。実際には仁王立ちでお出迎え。

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むかし、学生のころ、うっかり門限を破った友人が
おそるおそる自宅のドアを開けると、電気もつけずに
『暗い玄関に母親が無言で正座していた』
という話を思い出しました。他人事ながらあれは怖かった。

いそいそとトイレと新しいお水の準備。予備トイレは使用してない模様。
ごめんねごめんね。
そこはかとなくおかんむりのちこに『ちゅーる』を進呈。
ふだんは深夜にはあまりあげないので大変な甘やかし(のつもり)。

木枯らし一号が吹いたという週末。
急な冷え込みも、ねここたつがあるから安心。

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わくわく籠城中。

いろんなアイテムやツールや、携帯や新幹線や飛行機や、
さまざまに助けられて私はちことの暮らしに安心できるし、
大切な友人とも、だいじなねことも一緒に過ごせるのだなあと思う。

大人げなんてなくていいけど、
自分が素直に魅かれることを間違えなければ、それでいいよね。

そんなことを確認しあう、定点観測のような友人との時間。
ちいさくても貴重で、輝きのつよい時間。

ありがとう。
繰り返す「ありがとう」、そして存在自体のその貴重さ、
字義どおりの『有り難さ』。なんど繰り返しても足りない。
わたしを支える諸々に感謝しながら、日常にランディング。
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by chico_book | 2015-10-27 01:27 | 日々 | Comments(0)

おみやげに悩み、猫にまどう日々

食いしん坊族の常として、隙あらば何かおいしいものを食べたがります。
と言う訳でひとの集まりは格好の機会。

しかしなにしろ集まりは年寄りが多い。
今回は40代のわたしがなんと最年少、
『若いひとがいるとやっぱりたのしいねぇ』
と言う話の『若いひと』が65歳の方だったりする
限界集落的な場所、空間、集まり。

となると、例えばリッチな焼き菓子は受けません。
比喩でなく『バタくさい』という味覚を、
どこかに実感として保っている世代の皆さんが中心。
マドレーヌやフィナンシェ、バウムや濃厚チーズ系はこの段階でアウト。
定番のシガールも、ウエストのリーフパイすら『あぶらっこい』(涙)
鳩サブレクルミっ子も、馬車道十番館のビスカウト
ここではじかれてしまう。
マカロンやダッコワーズは
『見慣れないもの』とされてしまいます。
ここでは冒険はしないが吉。

あっさり系で泉屋のクッキーはどうかというと、
歯に問題を抱える人が多いのでサクサクの歯触りが
あまり好まれない様子。
義歯ユーザーには、ゴマやナッツは鬼門。
それではゴーフルはどうかというと、
『クリームがない方がいい』と言われる羽目に。

レ・サンジュのプティ・フール・サレのような、
塩味のつよいものは血圧に悪いということになる。
昔は文明堂の三笠山という鉄板があったのですが、
愛好者もいまは故人。おまけにみなさま気になる気にする血糖値。

あっさりしていておいしいもの、こぶりで素材が生きているものがよし。
意外と冷蔵庫がぱんぱんだったりするので、常温保存が好ましい。
田舎の大きい冷蔵庫はいつも頂きもので充ちているし、
ともすると庫内で遭難、なんてことにもなりがち。

と言う訳でいつも悩ましい手土産。
『迷惑だから持ってこなくていい』
とも言われるのですが、これをどこまで真に受けるか、
あるいは
『まさかこんなおいしいものがあるなんてびっくり! 』
という結果を何とか出したいという、
食いしん坊のさもしさとか虚栄心に似たなにかとか。

と言う訳で今回のチョイスはこちら。

本命)
この季節の鉄板「すや くりきんとん

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※画像はサイトよりお借りしました

ひと粒に栗4個分という贅沢。原材料は栗と砂糖のみ。ものすごく好き。
愛知県民だった頃にはじめて食べてものすごく衝撃を受けました。
それも10年以上前の話なので、驚きはないかもしれないけど、
これならあっさりしていて上品でおいしい、と言えるのではないかしら。
消費期限が5日ですがこれならもてあますことなんて絶対にないという自信。
(あまるようならワタクシが責任をもちましょうとも!)

本命はしかし入荷状況などがやや微妙。品切れの可能性も高い商品。

対抗)山田屋まんじゅう

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(断面の写真です)
※画像はサイトよりお借りしました

というわけでこちら。わずか22グラム、ピノを小ぶりにした感じ。
さらりと口の中でほどけるこしあんの上品なやわらかさ。
なんと山田屋さん、愛媛県松山市で140年続く和菓子屋さんですが、
商品は基本的にこれひとつなのだとか。

賞味期限は7日ですが、冷凍可能。
『小豆・砂糖・小麦粉』という原料のおかげか、カチカチにはならないので
冷凍したものをそのまま食べてもひんやりとしていておいしい。
これなら、苦手なひとはいないのではないかしら。

コンセプトのよく似た二品ですが、
季節ものということでくりきんとんを優先する方針。

そして念のため、来るかもしれない『若い人』(と言っても50代)の
お茶請けに本髙砂屋のエコルセ
これなら日持ちもするし、栗芋エコルセなら個別包装で湿気対策もOK。
お茶請けによし、おすそわけによし。よし。完璧! 

と、満を持したところでまさかのご指定。
「ご近所に配るから、崎陽軒のシウマイ10箱買ってきてー」
!!
いやいや、横浜市民としてはなんともうれしい崎陽軒ご指名。
ヨロコンデ!!

そんな訳で、
今回最大の懸案事項はおみやげではなくこちら。

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(なにそれー)

かわいいかわいい甘えんぼ将軍のお留守番です。
シッターさんにお願いするべきかどうか悩みましたが、
予定が二転三転したこともあり、
そこまで寒い季節でもないし、一泊くらいは余裕じゃない? 
という周囲の声もあり、そうだよねー、なんて
思ってたのですが増大してゆく不安。

日に日に空気の冷たくなってゆく季節、
ひた、とわたしに寄り添う姿がひたすら愛しくて愛しくて。
こんなにゃんがひとりでねんねするなんて泣ける。
夜中に起きだして、私を呼ぶのではないかしら(たぶんない)
寒いよう、新しいお水ください、というのではないかしら
(これはありそう。でも対策はできるので問題はない。はず)。

だから、と言う訳ではないのですがこの秋ついに懸案のこちらを導入。

ペットの夢こたつ

ちこにゃんの加齢と、
私の生活パターンを合わせて考慮した結果の選択。
ちなみにうちに、人間用のおこたつはありません。

まったく見向きもせず、
ひたすら押し入れを愛するちこにゃんでしたが、
設置5日目にしてようやくおこたつイン! ちんまり収まる。
わぁいよかったよかった、記念撮影記念撮影、と
はりきるも、当然うまくいかず。
カメラを構えると、ちこにゃんもおこたから出てきてくれました。
か、かわいっからいいんだけど! おもわずおこたと記念撮影。

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(なーーーーーーーぅぅぅ)

ちこが寒い思いをしないのなら私も安心安心だよ。

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(…………)

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(ねえ、ほんとにおるすばんなの?(真顔))

う…うん、うん。その、ごめんね。
しかしこれではヨーロッパなんて夢かもしれない。
春樹さんが
「家を空けることが多いので猫を飼うのはがまんしています」
といってたなあ、なんて思いを馳せる幸福。

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by chico_book | 2015-10-23 04:29 | 日々 | Comments(4)

時の過ぎゆくままに、ちいさい命とともに歩むこと

昭和のこどもだったから、そして田舎のこどもだったから、
「誰の所有かよくかわからない」動物が、
ふつうに身の回りにいました。
犬猫を(親の意向により)飼うことはなかったけど、
ハムスターと手乗りのインコとは仲良く過ごした、小学生時代。
そんな思い出。

通学路にあったささやかな神社に、ある時期わんこがつながれていました。
いまにして思うと、ちょっとみぞおちが冷たくなるような話ですが、
昭和の時代には、そういう誰のものでもない、
あるいは誰のものかわからない犬とかネコがいました。

猫も外飼い当たり前の時代だったし。
サザエさんちのタマ方式なのかな。

ノラや (中公文庫)

内田 百けん / 中央公論新社



昭和のねこ、泣いてしまう話。

ねこに未来はない (角川文庫 緑 409-2)

長田 弘 / 角川グループパブリッシング



『一ぴきのねこと
友だちになれたら
ちがってくる 何かが
もっと優しくなれるかもしれない
ねこは何もいわずに語る
激しく愛して
ゆっくり眠る
きみはねこの友だちですか?』

神社にいたわんは、三本足のわんでした。つながれていたわん。
やさしい顔立ちのおとなしい犬でした。
しっぽがくるりと丸まっていて、やせて固くて毛が汚れているのに
なぜかやさしい手触り。いまも強くこころにのこっている。

私は今でこそ食いしん坊バンザイ!! な人間ですが、
小学生のころは、とにかく給食を食べきることができませんでした。
(でも
「小食ではなくって、単においしくないものは
食べたくないってだけだよね」
とは、友人の弁)

いつも持って帰っていた、給食の残りのコッペパンを、
毎日毎日ワンにあげていました。
勿論21世紀から見ると、あまりにも微妙な話ではあるのですが。


幼稚園のころ、寒い寒い冬の日、池の表面にはった薄氷を
必死で拾おうとしたことがあります。
園庭にあったドーナツ型のまるい池のふち。
不安定な足場に、しゃがみこんで必死にバランスをとりながら、
なんとか『お気に入りの氷』を拾おうとがんばります。

もうすこし、もうすこし。
池の水の冷たさにひるみながらも、なんとか選びぬいた
絶妙な『氷』をひろいあげようとした、その瞬間。
つん。

なにかが背中にあたりました。だれ? なんだろ??
足場のバランスを気にしながら、おそるおそるふりかえりました。
そこには、満面の笑みを浮かべたわんこが。

『ばふっ』(あそぼ(♬)

※イメージです

!!! ふ、不意打ち!

どんくさい子供は、そのまま池に落下。
……という経緯で、何となく犬が苦手だったのですが
(濡れ衣やん、という自覚はあり)
神社にいたわんと仲良くなったおかげで、
犬が怖くはなくなりました。ありがとう。
いまでもほのぼのと思い出す。

何故唐突にわんの話かというと、
こちらの記事を発見して心底驚いたからです。
『家庭動物(犬猫)の高齢化対策』(PDF)
リンク
※日本獣医師会のサイトです

1980年の時点で、寿命は犬猫ともに3年以下なんですよ!
うそみたい。ほんとうにうそみたい。
990年で、ねこは5年以下。いぬはようやく、ちょうど9年。
なんということ。

『犬猫は、亡くなればまた拾ってくるか、近所からもらうことが普通であった』
(上記の記事より)

………ううむ。ありました。そういう時代。

海ちゃん―ある猫の物語 (新潮文庫)

岩合 光昭 / 新潮社



海ちゃん時代も、トイレ用の砂とか子猫用のキャットフードとかは
そんなになかったようです。

雨天炎天―ギリシャ・トルコ辺境紀行 (新潮文庫)

村上 春樹 / 新潮社



修道院のねこの話を思い出す。
かびたパンとしゃばしゃばで塩辛い豆のスープをむさぼり食べるねこ。
女人禁制のギリシャ・アトス山ですが、
唯一猫だけはメスもOKなんだそうです。
ねずみ対策としてねこは繁殖の必要があるのだからだとか。

図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語 (ハヤカワ文庫NF)

ヴィッキー マイロン / 早川書房



図書館の返却ボックスに捨てられていたオレンジ色の仔猫の話。
実話がもとになっています。
ねずみ対策で、『図書館ねこ』という存在自体は、
そんなに珍しいわけではないようです。

飼い主となり、図書館に一緒に勤務した図書館長ヴィッキーの
『アイオワ州の小さな街の図書館長』という人生と、
その並走者となったねこ、デューイ・リードモアブックスの物語。
ねこと歩む人生。時間を共有するということ。



デューイは、2006年に永遠の18歳となりました。
こちらは追悼ニュースの動画です。

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いつものにゃん。
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by chico_book | 2015-10-18 23:56 | ねこ | Comments(4)

不出来な人間とパーフェクトなひととねこの話

羽生さんの初戦を動画で見られる幸せ。



(動画をあげてくださった方に大感謝)

ありがとうインターネット、という感慨は
デジタルネイティブの皆さんにはないのかしら。

まだじっくり見ていないのですがお衣装が素敵。
和風のシルエットですが、布地の表面がきらきらしてて、
淡色なのに明るい色。繊細なのに力づよい。
そうそう、平安時代の優美さってこういうノリだよね!! と、ニギリコブシ。

羽生さんくらい細いと、キレッキレでかっこいいけど、
折れちゃいそう! と心配になっちゃいます。
この衣装はそのあたりのバランスがとてもいい。
力強さと繊細さと華やかさが同居している印象。
(そして手袋で完璧に)

なんて思ってましたら、小塚選手中国杯欠場のニュースが。ひょええ。
ううう。黙々と見守らせていただきます。
長いですからね。選手もファンも。ウム(自分に言い聞かせ)

このところ平日が慌ただしいので、荒み切った室内にむきあう土曜の午前。
選択したりごみをまとめたり散らばった本を集めたり。
じぶんの一週間のかけらにむきあうホリデイモーニング。

ほんとうは今日あたり、永青文庫の春画展に行こうかと思っていたのですが、
いろいろ段取りがむつかしいのと、こまごま用事がたまりすぎてるので自粛。

公式サイト

12/23まで開催なので(展示替えはある様子)、余裕はあるのですが
うかうかしていると見逃すパターンではあります。自戒。
前売りも買っているしね!

公私ともに、なにやかやがばたついているせいかな、
旅に出たいなあと思う。しみじみと思う。

ヨーロッパに行きたいなぁ。ヨーロッパの、都会じゃないところ。
(しかし英語もろくにわからないのに、例によって無茶)

ヨーロッパの、淡い光の薄白い空と海のはざまをながめてみたい。
ぼーっとながめていたいなあ。
あるいは迷い込んだら出てこれなさそうな森の入り口で、
そのずうっとむこうをながめていたい。
クレストブックス適当に見つくろって持っていきたい。

初夜 (新潮クレスト・ブックス)

イアン・マキューアン / 新潮社



ドーバーをぼおっと眺める。
そういえばオランダの海岸をひたすら散歩したのも、この季節。

タイガーズ・ワイフ (新潮クレスト・ブックス)

テア オブレヒト / 新潮社



くさくさたまった摩擦のせいで、静電気を帯びてまつわりついてしまった
ほこりやあくたが、自然にはらはらと落ちるのを待ちたい。
待つ時間を持ちたい。
いまパスポートも切れてるんだけどね!!

こういうのも逃避になるのだろうか。まあ、逃避でもいいんだけど。
海におふねを浮かばせて 行ってみたいなよその国(いろいろ違)。

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薔薇と戦艦(画数の多い5文字)。

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最近ときどき出会うおそとにゃん。キジねこさん。
ものすごくがりっがり、2-3才くらいかな、
幼さが抜けかけて若さ全開! な印象。
すごくすごく気になる。気にしている。

夜の公園、暗い中携帯であわてて撮影したので、
たいへん心もとない写真なのですが。

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すたすた去ってゆくつれない姿。

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と見せかけて、階段でおなかを見せてころんころん。あ、あぶない!!
おっこちちゃうよ! と、必死な私にすかさず
鼻チュウタッチアンドゴー!!

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ちょ! ちょちょちょちょちょ!!!

な、なんということでしょう。
・・・・やはり猫からは学ぶことが多いようです。すごいなあ。



不意打ちにもほどがある!
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by chico_book | 2015-10-17 13:08 | 日々 | Comments(0)

ちいさい本見つけた

海外旅行で本を買うこともあります。主にちいさい本。
予算の都合とスペースの都合と。
あと短い本や詩なので、手を出しやすいというのもあるかも。

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手のひらサイズのピーターラビット。オランダで購入(英語版)。
ベンジャミンバニー、ジェマイマおばさん、
ハリネズミの奥さんとピーターという取り合わせ。

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にゃんのミニチュアブックは、会社のひとにいただきました。
ラブキャット。
ブリティッシュミュージアムのにゃんしおりは、友人のロンドンみやげ。
にゃんでミュージアムで本。完璧。

新潮文庫の表紙が、2色だった時代を懐かしむ企画。

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こまかい経費削減なのかもしれませんが、
赤紫の色合いが大好きだったのでちょっと寂しい。

鳩サブレーの缶を愛でる企画。このなんとも言えない黄色の塩梅。
レモンイエローでも、黄色すぎでもない。
ちょっと色の抜けた終わりころの銀杏の葉っぱにつうじるかな。
こじつけ気味かも。

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ロフトで見つけた素敵マグネット。

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ワキミチダイスキーノフにはうれしい言葉。
ファンタジー好きの友人へのお土産。

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文句なし。

フライングタイガーにて!! 
『割れ物なので、包みますね』
と言われて渡されたのがこの包装。にゃんともうれしや。
でもどうしてばれたんだ! とうろたえる始末。

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わたくしは職場で小銭貯金をしています。
郵便局でいただいた旧式ポスト型の貯金箱に、
あまったおつりをちょろちょろ、ちゃりんちゃりんと入れるわけです。
だいたい2-3ヶ月でいっぱいになる、小さなオタノシミ。
しかしその貯金箱がだめになってしまいました。
繰り返し使ったせいか、底の部分がぼろぼろになってしまったのです。

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と言う訳で、思い切って新調。職場で使用予定。
派手派手なのでこっそりひっそり引き出しにしまう訳です。
財宝とともに眠れる引出しの美女。ミイラっぽくてちょっといいかも。

キャベツ炒めに捧ぐ

井上 荒野 / 角川春樹事務所



連休中に読みました。面白かった。
『雉猫心中』
がいまひとつピンと来なかったのですが、こちらはあたり。
うれしいうれしい。
最初は空元気っぽいけたたましさがやや気になったけど、
読んでいるうちに自然に馴染んできました。たのしかった。

お惣菜屋に集う60代『女子』3人それぞれの、
かなしく明るい物語。
表題の『キャベツ炒め』、
平凡な料理なだけに、それを丁寧に作ってくれた
そのおいしさ丁寧さは、愛情そのままで、
確かにその時そこにあったのだと思うと胸が熱くなる。

わたしにそういう料理はあるかしら、と、軽く考えて、
思いあたることにほっとして、それからせつなくなった。
もう2度と食べることのない、おむすびとかブイヤベースとか。
それはさみしいことだけど、それでもその経験が私を生き延びさせてくれる。
生きてゆくのはそういうことなのだと思う。ショウマストゴーオン。

すこし江國さんの『ホリー・ガーデン』を思い出しました。

ホリー・ガーデン

江國 香織 / 新潮社



両方ともこれでもか、と、おいしそうで
丁寧な家庭料理がでてきたからかな。安直。かつ食いしん坊。
東横に乗るたび、この作品があたまをよぎる。
はじめて読んだ頃は、自分が横浜に住むなんて夢にも思っていなかった。
たまに酔狂を起こして東横線の各停に乗るのは、
たとえば代官山からの帰り、乗り継ぎがめんどくさいからだけではなくて、
この作品の影響もあるのだと思う。
妙蓮寺、白楽、東白楽という駅名のつながりの典雅さと、
ふたりの依怙地な女子小学生の姿。
ネズミのしっぽみたいと表現されたかぼそいおさげとか。

江國さんの作品の登場人物は、
年をとったところもみてみたい気がする人が多い。
見事に依怙地な、ゴリゴリと音のするような『ご婦人』に
なっているだろうな、なんて、ちょっとわくわくしてしまったり。

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英語ではゴールデンコスモス、とも言うのだとか。

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無印の綿毛布が大変よくお似合いの美女。家で一番の美女。
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by chico_book | 2015-10-12 23:18 | | Comments(0)

ひたすら静かな秋の休日

先週のさいごに、少しばかり業務上の屈託が発生、
そのまま連休に突入。なのでちょっとダウナー気味なテンション。

それでも10日は109シネマズの日ということで
一番近い相鉄ムービルへ。
すこし考えて『キングスマン』を再鑑賞。
10月後半からジャック&ベティが怒涛の展開なので、
ちょっとおとなしいかんじで。


(2回目なので、特典映像をご紹介)

2回観ることにしてよかったです。
すごくたくさんの、細かい細かい伏線がピタピタと回収されていくさま、
ああ気持ちいい!! すっきり! 
一回目ではもう追いかけるだけで手いっぱいだったのが、
すみずみまでクリアになりました。よかった。

そこから新横浜へ。
連休中に新横で大荷物のおめかし女子がたくさんいると、
それはジャニーズ関連、という認識なのですが、今回は
Hey! Say! JUMPだった様子。
ロゴ入りバッグとうちわを持った人がたくさんいたのでそう思っているのですが、
(ソースがそれだけなので、ちょっと自信ありませんが)
イベントに行く人たち、特にジャニコンに行く人たちは
独特のたのしそうな足元で、なんだかいいなあと思います。
ホテルの話をしてたり、中華街とか行く? なんて会話も。
横浜愉しんでねぇ、と、横浜らしくないヨコハマ(ただの田舎)で
日々を過ごしているワタクシは心の中でこっそりエール。

そこから港北IKEAへ。実はこのところ毎週IKEAに行っています。
IKEAに足しげく通う理由はこれ。ヴァリエラ。

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(画像は公式サイトよりお借りしています)

最初にすこし調達して様子見。
抜群に使い心地がよいので2個、3個と買い足しています。
片付けの出来ないひとの特徴として
『先に収納を買う』
というのがあるようですが、まさにそれ。
わかってはいるのですが、実際に使ってみないと判断できないのです。
だからこそ片付けられないのですが。うう。
それでもたくさん買うのではなく、少なめに買って、
様子を見て足してゆくのが気に入っています。
けっして近くの店舗ではないのでめんどくさいけれど、
必要量をゆっくり見極める気持ちになるからいいかな。
ほんとに必要かしら、と、しつこく考えることになるし。

あとバスや地下鉄でえっちらおっちら持って帰るので
すこしがちょうどいい、という事情もありますが。
でも大荷物になりすぎて、帰りにパン屋にも寄れないし、
お茶も飲めないのがちょっとさみしいですが。

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(…そんなのあたりまえ……早く帰ってきなさい……)

そのあとはわりとひたすら細かい片付け。
なにしろ紙物が多いので終わりません。全然。いまも継続中。

それでも8年ぶりくらいに開けた箱で、古いシールや雑貨を発見。
それは、開けなくてはいけない箱が
ひとつなくなったことなのでたぶん良いことなのです。

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国旗シール。オーストラリアとニュージーランド。
違いをおぼえたかったのか、あるいはネタにしたかったのか、
もうよくわかりません。しかし100枚もあってどうするのよ(自問)。

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懐かしのハンズ文具チケット。平成17年に終了済。
知らずに使おうとして断られ、
『それではこれはただのごみになっちゃったんですか』
(でもかわいいからシールにしようかなぁ、なんて
ぼんやり思いながらあえての質問)
『そうですね!!(にっこり)』
という会話をしたのを覚えています。クス。
聞く方も聞く方ですが、その返事もなんだかたのしい。
そんな横浜東急ハンズも移転済。

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レターセットは趣味のコレクション。
とは言えコレクターではないので結構使用するのですが、
これはいまのところ保存版かな。
なんということもない3ユーロちょっとのお土産グッズですが。
ローマの街角にいくらでもあるスタンドに、いくらでも売っていたレターセット。
実に平凡なのですが、見るたびにその光景を思い出します。
それはひとつの幸福。

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たぶん二十世紀に手に入れたもの。
なんということのないシンプルなデザインなのですが、
いまはもう売ってないのでもったいなくて使えません(使いかけです)
どこかの雑誌に、故・安西水丸さんが『愛用のレターセット』として
紹介したという偶然もあり、ますます永久保存版に。

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オランダで購入した。ディック・ブルーナさんのおじさんが設立した
文房具メーカー『ブルーナ』の商品。0.95ユーロ。

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シンプルな、ただのレポートパッドですが(でも両面ですね)。
これも、お店を出た後、路面電車でとことこと移動した
アムステルダムの街の風景を思いだします。
秋のアムステルダム。街のはずれ、生花市場のそば。
家屋の切れ間から見えるのは静かな運河。
黄金の光と枯葉とそれを水面に讃える水のうつくしさ。

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おっと。やはり紙物を広げているとにゃんが来ますね。

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(ちらかしてるのかかたづけてるのかわかんにゃい!)

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下敷きにした新聞は2005年2月のフィリピンのもの。
セブ島に行ったときのものかな。メモリアル。

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マライカか、チャイハネか、なにかそういう場所でネタとして購入したサイ〇バシール
一時期ネタとして使っていたのですが、受け取ったひとに、
とにかく真剣に心配されまくったので(感謝)なんだか使えなくなりました。
ご配慮ありがたくてあったかくて泣きそう。
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by chico_book | 2015-10-12 14:32 | 日々 | Comments(3)

日常と本のマーブル

おうちを細かくメンテナンス中。
シルバーウィークあたりで火がついて、地味にちみちみ継続中。
なにより動き出すのが遅いので、とりかかった時はたいてい
にっちもさっちもいかないレベルだったりするので、しょうがない。
本と紙物の整理は永遠の課題、これとダイエットはライフワーク。

断捨離というのとは(たぶん)違うけど、何年かに一度フラグが立ちます。
捨てフラグ見直しフラグメンテフラグ、とでもいえばいいのか。
マメな人はこの周期が短いんだろうなあ、なんて想像。
76年に一度か3ヶ月に一度か、みたいな感じでしょうか。ちょっとちがう?

本格的に寒くなる前に、お布団とカーテンを新しくするつもり。
ずっと(お安い)羽根布団を使っていたのですが、
にゃんこのお汚し対策(がっつき食べその後)がそろそろ限界。
布団カバーのみならず、本体も自宅で気軽に
洗えるものにしよう、その方がストレスなさそうだと検討中です。
羽根布団軽くて好きなので、別れがたくはあるのですが。
こういうことは思いきりが大事。タイミング。



※本家はこちら

変にあわせすぎても、たぶん辛いだけさ!!

某所でラヒリの新刊の情報をいただく。(感謝。いつも感謝です)

べつの言葉で (新潮クレスト・ブックス)

ジュンパ ラヒリ / 新潮社



いつもの私ならすらこらさっさと本屋に行って、
一度は悩んですごすご帰宅、それでもだいたい三回目くらいには
あきらめて買っちゃうのですが(様式美??)
今回はとっても慎重。理由は簡単。こちらをまだ読んでないのです。

低地 (Shinchosha CREST BOOKS)

ジュンパ ラヒリ / 新潮社



現在の積読リスト。

禁忌

フェルディナント・フォン・シーラッハ / 東京創元社



アンダルシアの肩かけ

エルサ・モランテ / 河出書房新社



クアトロ・ラガッツィ (上) 天正少年使節と世界帝国 (集英社文庫)

若桑 みどり / 集英社



こちらは、実家で誰も読まない本を回収してきたもの。

妻と私

江藤 淳 / 文藝春秋



九年前の祈り

小野 正嗣 / 講談社



地元の本屋の謎システム。

1)本屋さんが見つくろった本を自宅まで配達(田舎なので施錠しません)
在宅でも不在でも、そっと無言で上がり框においてゆく。

2)そのまま、家族は素直に自宅の本棚へ納める(誰か読もうよー(涙))

3)後日、本屋さんが集金に来る

芥川賞寄りのチョイスのようなので、もしかしていまごろは
『火花』もあるかもしれません。
(横浜市立図書館は80冊所蔵で3587人待ち!!)

積んでるだけでなくて、ちゃんと読んでいるはずの本も、
やや飛ばし気味というか、精読までは無理にしても、
なかなかきちんと向きあえていないかなしみ。
いろいろペースを落とすべきなんでしょう。

しかしそれはそれとして、お片づけとかメンテナンスとか
些末なあれやこれやに、結局追われてはいるのです。

いま図書館から借りている本。

源氏供養〈上巻〉

橋本 治 / 中央公論社



じぶんが『源氏』を現代語に訳す必然性と理由と意図を、
当時の時代と人間の心理と歴史の流れをここまでねちっこく
かく作家がほかにいるでしょうか(いるかも)
でもねちっこさでは天下一品です。ありがとうマイヒーロー。
しかし『窯変』は大変美しいモノクロの写真を装丁に
使っていたことを思うと、この装丁にはいろいろと不満も。
さみしいけどしょうがない・・・かなあ・・・・・。

猫の紳士の物語

メイ サートン / みすず書房



みすずさんでおなじみのメイ・サートン、こんな本だしてたなんて!!
ミャウ激ラブの一冊。めろめろにまにま。
たいへん読みやすいのですが、すぐに読み終わるのはあまりにもったいない。
だいじにだいじにちびちび読んでいます。

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お天気のいい、きもちのいい日曜日なのに、私を置き去りにするのかにゃ……。
(シンジラレナイ)

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(ま、どうでもいいけどー……ぐー)

処分予定のおふとんの上で(くたびれているだけで清潔ではあります)
りらっくすにゃん。
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おへんじにゃん。
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この写真だとわかりやすいかな。ちこにゃん実は、歯が弱点なのです。
(実はおばあちゃん説の根拠でもある)
カリカリの好みにうるさいのもこのあたりかと。
ちゅーる偏愛は、もっと単純な理由かもしれませんが。

ねこを置き去りにしてまで、獲得した戦利品。

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ぶどうでは今のところ甲斐路が好きです。なんといっても見た目が美しい。
いかにも静物画のモデルになっていそうな粒のかたちとグラデーション。
さっぱりした甘さも好み。そして桃とならんで偏愛の無花果。
橋本治つながりになったのは、実はただの偶然です。

帰って来た桃尻娘 (ポプラ文庫)

橋本 治 / ポプラ社



無花果少年と瓜売小僧 桃尻娘 (講談社文庫)

橋本治 / 講談社



まだちょっとみかんには早い季節。

雨の温州蜜柑姫(おみかんひめ) (講談社文庫)

橋本 治 / 講談社


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by chico_book | 2015-10-05 00:45 | | Comments(6)

10月が来ておわったりはじまったり

週末まであとまわしにしたら、ものすごく今更な話題になってしまった福山さん関連。
(でもすこしだけ)
福山さん、ほんっとに人気あるのねえ………、と、粛々と受け止める。
受け止めているうちに収束した模様ですが。
私のなかで福山さんは田舎の気のいいあんちゃんのイメージなのです。
なんか高校の時、学年にひとり、あるいは3年とおして
ひとりいるくらいの、評判の先輩か後輩か同級生か、
なんかそういうかんじの(福山さんと、年が近いせいもあるかな)

わたしが福山さんの人気を実感したのは、大河ドラマ『龍馬伝』。
最終回、龍馬の暗殺シーン、固唾をのんで見守っていたという
知人のおかあさん(福山ファン)が
暗殺者が階段を上っていよいよ、というところで我慢できず、
テレビを消してしまったというエピソード。

「なんで消すのよ!?」
という知人に、お母様は震えながら
「福山さんが殺されるところなんて見たくない!! 」
と返したのだとか。すごいなあ福山さん。
お母様のなかでは福山龍馬は今も生きている模様。

吹石さんというと『平清盛』の、清盛の生母。
一話しか出ないんですけど、すごく鮮烈でした。
あんな女性にあんな出会いをしてしまったら、
忠盛パパ(中井貴一さん)はああなってしまうよねえ、というほどの。
マイペースで健やかそうなイメージ。走るのはやそう。
ちょっと森高さんぽいかな。(個人の感想です)

さてJO。いろいろ用事を片付けて、18時前にはなんとか帰宅。
そわそわしながら『あまちゃん』最終週を視聴。
18:30を過ぎても、しばらく試合の映像ではなさそうだったので、
JOを録画しながらそわそわと『あまちゃん』。
でも実際に観はじめると、がっつり入り込みました。よ、よかった。
いまさらの感想ですが、つくづくコメディとシリアスの
バランスが絶妙な作品だなあと、思いました。
ユイちゃんの決して甘くない、険のある美貌って全く以て
アイドル仕様じゃないよなあ、なんて感心しつつも
鈴鹿ひろ美こと薬師丸さんの透明感ある歌声にうっとり、
つくづく幸せなドラマだったなあ、と明るくサヨウナラ。

以下畳みます。たいしたことは書いてないけど。

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※ひとつきくらい先の季節。いつかの秋。

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by chico_book | 2015-10-04 12:50 | 日々 | Comments(0)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


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