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夏のかけらが居残っているような


夏の終わりに雨が降って、しっとりと重たい空気と、
ようやくほとぼりの冷めたような空気のひんやり感に、
安堵しながら散歩をしたのを、思い出すのはひと月後のいま。
10月になろうというのに、こんなに蒸し蒸ししているなんて
当たり前だけどそんなことは思わなかった。

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ゆく夏を惜しむイベント、小雨の中、消えてしまうろうそくを
つけてまわるのはシジフォス的な苦行なのか
あるいは、キャッチャーインザライなお役目を粛々と
こなすかんじなのか。

小雨ふる夕闇の中、笙の笛の音が響いて
狐の面をつけた一行と巫女さんと神主さん、
和太鼓を叩きながらの『神渡り』という行列に
(たまたま)出会ってしまった。
いま思い出しても、異次元の出来事のよう。
もしかして、狐につままれたままなのかな、
なんていうと出来過ぎな話ですが。
狐になら包まれてもいいなあ、とも(すこしだけだけど)思う。
ふっかふか。

わたしにとって、秋は知らないうちに深まってゆくもの。
彼岸花で、ああ、そういえば、とびっくりして、
きんもくせいの香りはちょうど9月の終わりから10月にかけて。
それは今年も変わらない。

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満開になる前。季節が短いので、個人的に貴重。

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うしろに、さりげないつぼみ。
彼岸花のつぼみに、あまり見おぼえがないのでうれしくなった。

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さくらんぼと違って、「かわいいアイコン」と認識されないのは、
やはり匂いのせいでしょうか。
風の強い日には若い実が落ちはじめて、それを拾いあつめる人の姿も。

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公園で見かけたねこ。ふっかふか。輝く金色のにゃん。
(このこではないけれど)最近帰り道で見かけるにゃんがいて、心が騒いでいる。
いつも公園のベンチの上にいる、キジトラちゃん。たぶんおんなのこ。
近づいていくと、小声で長く小さく鳴く。逃げない子。
なつこいのかな。おうちどうなってるのかな。
ちこがおうちをロスしたのも(推定ですが)この季節でした。

あまり感傷的でもよくないのですが。
ちょっと心がそちらに振れています。なんだろ。

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お正月の日比谷公園より。
冬の東京は本当に明るくて空がきれい。
ぱりっぱりに乾いているけれど。

このころには、夏の名残の熱さや湿度を、
懐かしく思うのかなあ。



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by chico_book | 2016-09-28 02:08 | 日々 | Comments(0)

年越しのその前へ、未来への伝言

存外忙しかった8月。
9月になってもなんとはなしにそのテンションが続いていました。

3ヶ月を目安に、と言われていたちこの通院。前回は5/21。
そのときの記事はこちら
そろそろ行かないとね、ねこの時間は人間の時間とは違うもの。
そわそわしてはいましたが、車のない私としては雨の日は避けたい。
そのうえで、秋祭りや近所でのイベントが続く日々でついつい
あとまわしにしていました。
おみこしとか、たくさんの人出とか、満席で乗れないバスとか、
いくらなんでもかわいそうかな、なんてことを言い訳にして、
でもその行為に不安な爆弾を抱えた気持ちそのままで。

ようやく晴れた休日。
午前中、用事をなんとかひとつ終えたところで、様子を見る。
大丈夫そうかな。
ちこにゃんの様子を見る。のんびりおなかをなめなめしている愛らしさ。

トライしてみて、だめなら無理強いはしません。
それくらいの心構えでいないと。
鬼気迫る心境だと、あっさり察知されてきっぱり拒否されるから。

はたしてストン、と、キャリーにおさまるちこ。
以前は飛び出して部屋中走り回って大騒ぎだったのに。
聞きわけがよくなったのか、加齢か、信頼か。
もちろん大声で文句を言いますが、言い続けますが、
とりあえずこれはチャンスと言うことで、さくっと病院へ。
いつもの待合室、本日はちょっとにぎやか。

しっぽくるるん、りりしい黒柴さんと、
だっこされたまだちびちびしいチワワわん×2。
Chihuahua、と言うスペルもかわいらしい。
りんごを連想するオデコとまんまるおめめのかわいい横顔にうっとり。

やわらかいソフトケースを膝の上に置いた人、
その中から聞こえてくる子ねこ特有のかぼそい声。
(あとで見せていただいたら、
手のひらサイズの白いちびちびにゃんでした・・・・・・)

待て、伏せ、をきちんとこなすしばわんの賢さ、
つやつやの黒い背中にうっとりしながら、
呪詛の雄たけびをあげるちこにゃんを気にしつつも、本を読む。
こういう時には、あっさりやさしい本がいちばん。
本の内容がはいってこないこともおおいので。


舞台はロンドン。
主人公は、老婦人の膝乗りねことして、平和な日々をおくっていた
灰色ねこのアルフィー(4才・オス)。
飼い主との死別により、家なしねこになってしまったアルフィーが、
自分で『新しい居場所』を探す物語。
リスク管理として複数のおうちを確保する『通いねこ』となり、
そのかかわりを持ったおうちのひとたちすべてが幸せになるように、
幸せであり続けるように奮闘する姿が描かれます。

たわいない、平凡なハッピーエンドストーリーではあるのですが、
猫ならではの
『愛情をしっかり求めるけれど深追いしすぎない』
『引き際を見極める諦めの良さ』
が鮮やかで、不安な気持ち、ねこに寄り添う気持ちで読むには
本当にちょうどよい作品でした。

(お年寄りに愛されてしっかりしつけられていて、
ずっとそのままおうちねことして幸せに過ごすと思っていただろうに、
突然家なしになってしまったアルフィーの境遇を、
すこしちこにも絡めて考えてしまいます)

30-40分ほど待ったところで、病室へ。まずは体重確認から。5.4キロ。

「ああ、減ってますね。よかった。
前回が5.7キロだから、ひとつきで0.1キロ減と
言うのは理想的です。この調子で頑張りましょう。
目標はあくまで4キロ台です」

採血。いつも言われることですが、ちこにゃん体格のわりに(涙)
血管が細いということで、採血に時間がかかります。ちょっとかわいそう。

「飼い主さん、顔を見て励ましてあげてください」

お耳も肉球もお鼻もまっか。がんばれがんばれ。

触診、目、鼻、耳をみていただく。特に異常はなし。

「少し背中が薄くなっていますね。最近ブラッシングしましたか? 」

ええ、抜毛シーズンかなと思ってついついついつい、ファーミネーターで。

「背骨沿いの黒いところだけ、アンダーコートがごっそりありません。
そこだけない、と言うのは、自然では考えにくいことですね。
たぶん自分でうまく手入れができない部分があって、
ブラッシングの時に取れすぎちゃうのかなと思います」

「体格的に、ねこちゃん自身での手入れが届かない
可能性のある場所なのでブラッシングでとってあげるのも
たいせつですけれど、
やりすぎちゃうと本人が気にする場合もありますので、
その辺バランスをみてあげてください」

・・・ものすごく気を遣って表現してくださってます。感謝。

そうそう、がっつき食べをしてケポ、とすることが多いんです。
前からなんですけれど、
歯周病とかも心配なので一応歯をみていただければ。

「うん、奥歯はもうないですね。
でもごはん食べられているのなら心配はないです。
むしろ、歯石がつかないので歯周病のリスクは少なくなります。
歯ぐきも問題ありません」

ほっ。
なかなか見ることがないので、記念に撮影させていただく。がうー。

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エコーで腎臓検査。

「本来はこの辺にあるはずなんですが、ちこちゃんはここですね」

モニタ画面の5センチくらい下をしめす先生。むむ。

「つまり、この部分は全部脂肪なんです。がんばりましょう」

しゅ、粛々と受け止めます。

「腎臓の大きさは前と変わらないので、委縮は心配しなくてもいいかな」

・・・・・・ほっ。

比重をみていただくために、ちっちを採取することに。なかなかでない。
カテーテル導入してもうまくいかないっぽい。おうちでしちゃってたかな?

「カテーテルって、ねこ自身が結構痛いんですよね。
自宅のトイレが二層式なら、簡単に採取できますので、持ってきてください。
あとで容器を渡しします」

そのあと、さくさくとツメを切ってもらう。
まさか、ここでついに怒りのシャア!! が、2回も出る。
大変珍しいちこのシャア!
我慢の限界と言うことですね、かわいいやらかわいそうやら。

血液検査の結果が出るまで15分ほど待合室で待つことに。
その間にさくっと『アルフィー』を読み終わりました。スッキリ。

検査結果を聞きに病室へ。

尿素窒素(BUN)  :36  → 43  → 31 (正常の目安:16-36)
クレアチニン(CRE):1.9 → 2.0 → 2.4 (正常の目安:0.8-2.1)

ううむ、改善された値もあるし、そうでないものもある。

とりあえず悪化してるとは言えないとのこと。
引き続き今の方針で問題はないでしょう。
食事を療法食にして、サプリメントも。

おくすりを導入するかは微妙なところ。
進行しきってからでは効果がないおくすりなのだけれど、
消極的予防策なので、結果が出てるかどうかはわかりにくいのだとか。
それ以上の積極的治療は、いまのところ不要かな、というところ。

「採血あとの、バンドをそろそろ取りましょうか」

再び診療台に出されるちこ。あら! あらあら!!
たいへん、ちこにゃんちっちしちゃってます!

「よかったよかった、これで充分です」

吸い取って検査する先生。やはり比重は軽いものの変化なし。

今回もフードのサンプルをたくさんいただいて、
病院取り扱いのフードをオーダーして、とりあえず今日はおしまい。
おつかれさまでした。

玄関あがったところで、待ちきれずにキャリーを開ける。
ぴょいっと飛び出るちこ。
かくれたりもあわてたりも、わたしに怒りも小言もなしで、
カリカリに一直線。もぐもぐ食べてひと休み。

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やっぱりおうちがいちばん、ね??
(少しラグがゆがんでいますがご容赦ください)

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実は今回、帰宅後しばらくトイレに入っては出て、を
神経質に繰り返していたので大変心配しました。

先生曰く、ちっち採取のために強く刺激をしたから、その影響かもしれない。
(また連れてくるのもストレスだし)
しばらく様子を見るしかないのですが、

ひどく痛がったり、明らかに異常におちつかないようなら
また連絡をください、とのこと。

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こちらの心配し過ぎか、不安げな横顔に見える。
思いきってベッドに連れていって寝かしつけ。

なんどか起きあがってそわそわするちこをぽんぽん、と、
撫でると、思い直したように寄り添ってねむるちこ。
わたしも一緒にうとうとして、ゆめうつつに繰り返す。
せわしない日々、回復にとてもよい時間でした。ありがとうちこ。

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落ちついたあと、このねんね姿。あんよからまってませんか。

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知らにゃー……(ぐう)

次は年末かな。そこまで行かずに済むことをお祈り。
すこし早いかもですけれど、無事に年を越せますようにお祈り。
たくさんの知りあいのにゃんの、健康と無事と安心と幸せを、
ちこと同じようにお祈り。そんな季節になりました。

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ね(にゃ)


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by chico_book | 2016-09-25 23:34 | ねこ | Comments(4)

しずかな雨しずかな秋

20年以上前の秋。

慣れない会社員生活に四苦八苦していた私は、
休日や退社後に、同期の友人とCDやさんめぐりをするのをとても楽しみにしていました。
タワレコもヴァージンも、HMVもみんなみんな威勢のよかった90年代。

ジャズドラムをたしなんでいた彼女に、いろいろ教えてもらいながら、
すこしずつジャズやボッサを聴いて過ごした。
新しいことを、ぽつぽつと知ってゆくたのしさ。

お互いの部屋で過ごすことも多かった(恋人か!←違)
彼女の部屋の窓からは、少し離れた場所に川が見えて、
それがとても好きだった。
わたしの部屋からも川は見えたけれど、にぎやかな国道と
ビルや高速道路の隙間からのぞくそれとはまるで別物の、
静かで河口近い悠然とした流れは、彼女そのもののようにおちついて見えた。
近くに古くて大きな神社があることも、その場所の素晴らしいことのひとつだった。

彼女が学生のころから住んでいるという、
こぢんまりしたとても居心地のいい部屋には
厳選された書物やCDや、素っ気ないけれど
味わい深いアイテムがそっと置かれていて、
いまだに油断すると『塚』が出来てしまう私の部屋とは大違い。
お邪魔するたびにわくわくそわそわしていた。
きっと今でもそうなんだろうなあと思う、
そうして日々を過ごしているのだろうなあと思う。
いまとなっては、彼女と会うことはなかなかむつかしいのだけれど、
そう思うだけで胸のどこかがほっとする。

思い立って30分もあれば顔を合わせてお茶を飲むことができた。
当時、福岡の地下鉄はシンプルだったから。
不安定な時代に、そんな友人がいたこと、
そういうふうに過ごしたことをほんとうに宝物のように思う。

テレビを持たない彼女が、朝聴いているFMの
ヘビーローテーション曲だった、きっと好きだよ、
と、教えてくれたのがこれ。




「ああ 知らないことが もっとあるような気がしてるから いつか聞かせて」

20代で、この曲に会えてよかった。
ひとにむきあうことに、まだまだ勇気と元気のある時期に
聴くことができてよかった。

貧乏なのにバイトもろくろくしなかった学生時代の反動で、
月に一枚CD買っていい、と自分を赦すことにした時期。
そしてそのことに舞い上がっていた。
単行本も、月に3000円までは出していいという、
自分甘やかしに、陶然としていた時代。
(書籍に関しては、そのあと
ぐだぐだ総崩れ→敢えての大暴れ→見直し緊縮財政→反動で見境なし、など、
購入基準についてはめまぐるしく変遷。
現在はわりあい落ちついています。
もうこれは、ひたすら置き場所と時間がないから…)

テレビや雑誌への感度はあまり高くなかったので(これはいまでもかな)
店頭のレコメンドに魅かれて、視聴してみることにしました。
既に充分すぎるほど、トップミュージシャンだった。
ああ、なんだかよく名前見かけるひとだわね、とは思いましたが。
岡崎京子は読んでいたからなんとなくイメージはあったかな。


いまにして思うと、どうやってスルーしていたのか不思議なほど。
情報遮断? 
いやいやインターネットのなかった時代ならでは、可能だったのかもしれない。
そういえばワタクシ、星野源さんのこともよくわかっていません。
(秀忠公はいいね! 最高やね!! と思っていますが)

それでも、対価を払う、ある意味賭けのようなこころもちで、
お財布を開いて、ねえねえこれきっとあたりだよね、
とワクワクしたこと、胸弾ませて家に帰ってパッケージを開けたこと、
そういうかたちで彼(ら)に出会えて、夢中になって、
それからとてもとても幸福な体験をすることができたことは
いまでも『有難い』ことだと思う。

秋が深まってゆくこの季節に、いつも懐かしく思い出す、
秋にまつわる、若さにまつわる、もろもろのこと。
表参道のいちょう並木なんて全然イメージできなかったけど。

ネットで評判の、リオパラリンピック関連で
『トーキョーは夜の7時』
の動画をようやく観たので、勢い余って自分語り昔語り。
※リンクはこちら。NHKのサイトです。

オリンピックの間、なんとなくヘビロテしていたのはこちら。



福岡でバンド活動をしていた知人が
『最初から抜群にすごかった』
と言う林檎ちゃん。
百道浜も室見川もない街で、わたしもなんとか生きている。



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by chico_book | 2016-09-22 11:22 | 日々 | Comments(2)

『真田丸』のある深々とした幸福に感謝

ことしは自分でもびっくりするほど映画を観ていません。
7月8月つうじて『シン・ゴジラ』2回と言うのもなんというか。
よりによって。でもすっきりしたからいいの。
なんとも2016年らしいし。大変楽しいおまつりサマーでありました。
(大河ドラマはまだまだおまつり続行中)

用事が多いせいもあるけれど、かなりの割合
『真田丸』に週末を支配されているせいでしょう。
5月頃だったかな、
『ここからは毎回神回』
と、石田三成@山本耕史さん(あ、逆? )がおっしゃっていると
小耳にはさんで、ええ、そんな幸福あるのでしょうか、
期待しちゃうよーん! でも怖いなーいくらなんでも怖いなー、
なんて思っていたら、あらまあ。あらあらまあ。
ありがとうございます!!

土曜日には、ああ、あと少しで次の回だわとそわそわして、
昼前には再放送見ようかなあとうんうん唸って、
特番やら何やらで時間帯がずれていないかなとか、
日曜日には予約を何度も何度も確認し、
一日のタイムスケジュールをおさらいして、
(前回放送分をおさらいするべきか否か)
HDののこりはどうなのかしらと思いあぐねる。
まあ。なんとまあ幸福な。

日曜の夜にはぐったりひたってなんとか自分の中で
(かたちにならないまでも一応)醸成して、
ゆるゆるとネットの海にひろがる感想とかさざ波を
追いかけてみたり、のまれてみたり。たのしい。
30年前には、これ「文通」でやっていたんですよね。
「投稿」でやってる人もいました。
なんともひそやかでのどかな時代でありました。

まとめきれずにざわざわしているうちに
周回遅れになってしまうので、
なかなか『真田丸』の感想が書けなくてもどかしい。
でもまあ、意欲だけでも記録しておこう。おこう?
(わかるひとだけわかってください…)
こんなにも面白くてやるせない大河があったでしょうか!

高校の修学旅行で、松本に宿泊しました。
永平寺>兼六園>(富山泊)、翌日黒部ダムから松本へ。
はじめてみる高い高い山なみに囲まれる風景の不思議さ。
同じ山地でも、九州の九重や阿蘇は、空に向かって開いている感じがする。
信州の山々は、もっと厳しく道を隔てて存在する、
それでも意地悪なところのない印象。
あくまでも純粋に険しい、障壁のように思えました。たぶん。

もう30年ちかく前だから、自信ないけれど(本日二回目)
その印象を確かめに行ってみたいなあ。最近の秘かな願望。
ここまで盛り上がっているからには
『大河ドラマ館』に行ってみちゃおっかな、
と言う気持ちとずっと綱引き。新幹線も乗ってみたいなあ。
東海道山陽新幹線しか知らないので、それだけでもわくわくしてしまう。

これから出るまんがのおぼえがき

宝石の国(6) 9/23

宝石の国(6) (アフタヌーンKC)

市川 春子/講談社

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そろそろ真面目におさらいしようと思う。
ややふりおとされ気味。

あかぼし俳句帖(4)

あかぼし俳句帖 4 (ビッグコミックス)

有間 しのぶ/小学館

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うっかり!! 8/30発売してました!
ヒロイン目当ての赤星さんがどんどん俳句の楽しさに
目覚めてゆく様子がたのしくおかしくほほえましい。
しかしあくまで真剣に創作。

3月のライオン(12) 9/29

いろいろもったいない印象。
将棋まんが、とみるのか、将棋少年じしんの成長ものなのかで、
評価が分かれるところかな。
なのでこの表紙は、やや不安になりがち。
アニメや映画も控えているので、その辺の事情も絡んでいるのでしょうが
内容がガッツリ硬派だったらいいなあ(願望)

なに食べ と そろそろ!! そろそろ『プ~ねこ』の新刊を!!(涙)
直近の単行本が2013年ですからして。

こちらで『プ~ねこ』一話の試し読みが出来ます→
(1巻が2005年1月なので確実に10年以上前になりますが)

こちらはものすごくたのしみ。11/12公開。



劇場数が多くなさそうなので気をつけましょう>自分

冒頭の、駅名のアナウンスの響きからして見事。
呉 の、発音に緩やかな郷愁。
(短い間ですが、広島に住んだことがあります)
広島ことばの、ややゆっくりした速度、独特の抑揚。
のんさん(元能年玲奈さんと言えばいいのか)の
透明で素直な、華美さのない明るい声。

原作も素晴らしかったので、
期待するのがこわかったのですがおもしろそう。

※一部表現を改めました。いろいろヒドイ間違いが(恥)


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by chico_book | 2016-09-13 01:48 | Comments(4)

わかっていてもさみしいものはさみしい

意識しないよう意識しないよう頑張ってきた一週間なのですが
1時間を切りまして(BS視聴組)、どうにもそわそわおちつきません。
『真田丸』
ついにとうとうおそれていた『犬伏』。3月頃からずっとおそれていた。

とりあえず(最近運動不足でもあるので)お散歩をしてみる。
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いつの間にか、桜の木から落ち名がたくさん。
すこし早すぎないかな。まだ9月になったばかりですが。

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夏の花もまだまだ元気元気。
このクレープデシンのような花弁の素材感が、いかにも夏の花。
夕暮れに観るすこし暑さに疲れたような風情が
なんとも言えず色香があります。
あてどなくのたうつような、夕焼け色のノウゼンカズラとともに
大好きな夏の花のひとつ。

図書館で借りました。さくっと読了。

おもしろかったです。とにかく描写がていねい。
江國さんが
『あり得ない生物の(生物学的な意味合いでの)変態をのぞきみる』
(そしておどろく)
のに対して、
こちらはあり得るかもしれない話を、ていねいにていねいに
掘り下げた印象。もちろん私はまるで主人公とは違うのだけれど。

たとえば、すこし年代が上の作家さんの作品で、
どうにも性にあわない、としか言えない方がいます。
単なる傾向とか趣味の話なので、割り切ってはいるのだけれど、
世間的には人気があるので
『どんなふうに自分とあわないのか』
『私はこのひとのどこに違和感を感じるのか』
を、確認するために新刊を時々読んだりします。
読んだ後、うむむ、やっぱりどうにもなあ、と
思うところまで含めての、読書。

宮下さんのこちらはいまひとつあわなかった。

遠くの声に耳を澄ませて (新潮文庫)

宮下 奈都/新潮社

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丁寧だし上手だし、仕掛けも申し分ないのだけれど、
そこを突破するヒトオシがない、と言うか。
その仕掛けとか、外枠とかで、手一杯な印象が強かった。
『よくできてるし、おもしろい』
のだけれど、どこか胸に迫らないというか。
※もちろん個人の感想です

この作品だけしか読まなかったら
『ああ、人気ある作家さんだけど私はそれほどでも』
ワクで納めていたかもしれない。

でも
『田舎の紳士服店のモデルの妻』
は、そこをもうすこし乗り越えてきた。
この世界のどこかにありそうな物語、
それを受け止める誰かの世界のなにかが、胸に迫る。
これは作家としての進化なのか、あるいはたまたま作品との相性なのか。

それはこの作品で取り上げられるような鬱屈やリアルが、
もう既にして遠くなっているせいかもしれない。
現役だとしたら、目のゆく場所が違ったかもしれません。

というわけで
『羊と鋼の森』
たのしみです。一応予約しているのだけれど我慢できずに購入するかもしれない。
してもいいかもしれない。
ちなみに横浜市図書館現在1870人待ち(蔵書数66冊)

とりあえず次はこちらが届きそうなので、いろいろ読んでみて様子を見てみます。


そんなこんな、図書館本と、そうでないもの2冊。

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『血脈』
読書好きの親戚のおすすめ。
瀬戸内寂聴と田辺聖子をあいする彼女とのおつきあいのうえでも
読書は重要なトピックなのです。ありがたい。



ちなみに『ジョゼと虎と魚たち』と間違えて、こちらを観て
『やーびっくりした』と言ってました。なかなか元気な戦中派。
私は彼女と、そういう話をするのがたのしい。
たのしいので、勧められたものは(できる範囲で)なるたけ
観たり読んだりすることにしています。

『ペリー』
佐藤賢一氏の歴史小説はとにかくとにかく面白い。
ぐんぐんぐんぐん圧をかけて、なにかが一閃した瞬間にすべてがひっくりかえる、
そしてそのあとの茫漠とした感じ。
歴史エンタメのポイント全開(ちょっと描写がきついものもありますが)

ヨーロッパ物と違い、北米素材となると少し(筆致が)冷静な印象を受けます。
それは決して悪いことではなくて、フランス革命やスペイン・イタリアものの
好きで好きでたまらんのだ!! 面白いやろこれ!
と言う絶叫とはやや異なるバランスというだけのこと。
それはそれで大変面白いのでたのしみです。
幕末好きでもあるので、その視点から見てもきっと面白い。

『図説真田一族』
半年待ち。間に合ってよかった。でも泣いちゃうかも。

以下2冊は、非図書館本。

『100分de名著』旧約聖書。
歴史と思想の流れがコンパクトにまとまっていてよかった。
参考文献(なんの??)として申し分なし。

『本屋がなくなったら、困るじゃないか』

福岡での、ブックカフェや本にまつわる様々なイベントが
にぎやかなようなので、興味津々で購入。
西日本新聞社は攻めてるなあ。
ちょっと独特のフットワークの良さ、切れ味のよさ、
私は福岡と言う街がたぶん今でも大好きです。
自治体は大きすぎない方がいいのではないかと、
いまでも思っているのはこのあたりに由来があるのかも。

横浜市民の完結した感じも好き。
用があったら都内に行くけど、ちょっと緊張する、とか。

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夏の終わり、秋のはじまり、昼下がりから夕方のはじまり。
なにかをしっかりと見つめている深い表情。
こんな素晴らし生き物が私のそばにいてくれることにいつも感謝。
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深くいとおしくすばらしいにゃん。
(ごめん、めやにっこですね、あまりに美しくて息をのむのに忙しくて!!)←実話



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by chico_book | 2016-09-04 17:17 | | Comments(6)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


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