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根こそぎ体力を奪われる日曜日

一日中むうむう唸ってすごしてしまいました
(そうですライスト視聴してしまいました)。
たぶん時差と日程の関係で、ライスト視聴できるのは
北米大会のみ、わかっていたので無理したのだけれど
やはり2週連続は厳しかった。ふー。いろいろガタガタです。
おまけに、土鍋炊飯をやや焦げ焦げにしてしまいました。トホホ。

さらっとスケカナの感想など。

男子よかったです。

パトリックの、ただ見てるだけでしあわせになるスケート
(しかもキスクラでも落ちついていた印象)
重厚なのにどこか軽やか、1000ccクラスの2輪が
迫力あるのに軽快にスラロームをこなすような印象が
ああやっぱり大好き、と思ってしまう。
4回転時代に、自分の武器を磨いて
なおかつくらいついてゆくパトリックが好き。
以前より軽やかさが増して、
やわらかい風情が増えたと思う。
ピカピカニコニコしてるいまのパトリックが好き。

羽生さん、どうかどうかこらえて(祈)…!!
阿修羅モードになるのを抑えて自分と対話して
調整するシーズンに、あのぴかぴかの少年もついに
届いてしまったのだなあと、勝手に感慨に浸るわけですが。
自分の中の魔物とかよくとか、そういうものに
のまれないでほしい。
なまじっか巨大な才能があるだけに、
このバランスの危うさを飼いならしてほしい。

ケヴィンは素直にうれしいざます。
こういう悲喜こもごももふくめて
ああ、GPシリーズだわねえ、と言う気持ち。

宮原さん。もう、宮原さんは気高い。としか言えない。
このひとはいつもまっすぐ見据えているように思う。
理想の姿が、しっかりはっきり見えているのだろうと思う。
まぶしい。とてもまぶしい。
なにがあっても、ほんとにいろんなことがあるけれど、
黙々と歩くことができるのだろう。
その貴さ気高さを、リアルタイムでみることができる
ありがたさ。感謝。

ケイトリンぱしっ! すくっ!! ぴたっ!
と言う気持ちのよさ。晴れやかさ。
ああGPシリーズだー・・・・・・(2回目)

メドべさん圧巻。推しはヴィクトルだそうです(笑)
個人の好みではありますが、
メドべさんなんでもできちゃう人だからこそ、
正統派クラシック系をみたいです(小声)
もしかして来シーズンに取っているのかな、
こわい。みたいけど怖いよー。

タノタノがうつくしいかどうかは別にして
(総量規制はあってもいいかも)
ニーグリップでバイクが安定することを思うと、
脇を締めずに手をあげるジャンプが、
『むつかしい要素』にカウントされるのはわかる気がします。
まったくトンチンカンでぜんぜん違うことかもしれないけれど。

ふー。

スケートで消耗しているせいで、ちょっと真田丸をとりこぼし気味。
我ながら、わかりやすいスケール感。

9年前、11月の函館。
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勤労感謝の日に絡めて行ったんだっけ。
いきなり気温が0℃とかでおどろきました。

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紅葉の季節のあと、クリスマスイルミネーション直前のこの時期は
函館観光の(数少ない)穴場シーズンなのだそうです。

f0257756_23382975.jpg

ギリギリベランダねこだったころのちこ。
この旅行の直後にうちにはいるようになった。

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なんどこの後姿を見送ったことか。
いまはおこたでねんねしています。

ドラマの影響でいま読んでいるのですが、存外読みにくくてびっくり。

坑夫 (新潮文庫)

夏目 漱石/新潮社

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実は漱石のなかで抜群に読みにい作品で(個人の感想です)
なんども挫折しているのです。
漱石のほかの作品では、そんなふうに感じたことないのです。
確かに異色作ではあるのだけれども。不思議。
『海辺のカフカ』で話題になった時にも読もうとしたのですが、むむ。
なんだか不甲斐ない。






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by chico_book | 2016-10-30 23:50 | 日々 | Comments(0)

走る姿があまりに尊いのでただ祈りを捧げるのみ

ツールのこともロードレースのこともよくわかっていないのに、
なにかに魅かれてこの本を読みました。かつて。


それが何だったのか、読み終わってずいぶんたってしまった
いまでは、正直よく思い出せないのですが、
大変面白く読んだ記憶だけがあります。
高い熱と強い圧の印象。

その印象をおなかのなかで反芻しながら
(あえて再読はしないまま)
観てみました。おそるおそる。




※以下公式サイトより引用(なぜか黄色い色が取れませんトホホ)

25歳のときに生死の境をさまようほどの重度のガンに冒されながらも、大手術とリハビリを耐え抜いて克服し、そのわずか3年後の1999年にサイクルロードレースの最高峰〈ツール・ド・フランス〉で奇跡の初優勝を果たしたランス・アームストロング。この並外れた野心に満ちたアメリカ人王者は、その後も敵なしの快進撃を続け、2005年の〈ツール・ド・フランス〉では前人未踏の7連覇という偉業を成し遂げた。ファンやマスコミを熱狂させるとともに、競技場の外ではガン患者を支援する慈善活動に取り組んで人々の尊敬を集めたアームストロングは、まさしく世界中を魅了するスーパースターだった。

しかしこの絶対的王者には、つねに"黒い噂"がつきまとっていた。ドーピング、すなわち運動能力を向上させるために薬物を使用しているのではないかという疑いである。本作は驚くべき執念でその疑惑を追及したイギリスのサンデー・タイムズ紙記者、デイヴィッド・ウォルシュのノンフィクションを基に、アームストロングの栄光と転落の軌跡を映画化。果たしてこの一世を風靡した稀代のカリスマは英雄か、それともただのペテン師だったのか。

本人がっつり認めているのにタイトルが
『疑惑のチャンピオン』なんだ、ふーん、と疑問に思いながら観たのですが
これは、ドーピングと言う行為にとどまらないあり方の話なのかも、
などと考えながら観ました。
たいへん見ごたえのある作品でした。観てよかった。

組織的で長期間にわたるドーピング。
もちろんそれはゆるされるものではないけれど、
そこに至る道のりについて考えこんでしまいました。
危険性も禁止されている事実も知りつつ、自らを破壊する行為。
彼を断罪するのも批判するのは簡単だし、まっとうなことではあるけれど。

私たちがスポーツをとおして観るアスリートの姿は、
危険で命がけで、心身の両面から自らを削りあげるような
ものであることがほとんど。

その行為自体と、そこから薬物に手を出すか出さないかと言うのは、
もしかしたら(素人が考えるより)
ずっとずっと近い距離なのかもしれない。
それでもその誘惑を振り払うことが、
善悪の基準を失わず自らを律することも含めての強さなのか。
どっちに転んでも悪魔じみた話ではあるのかもしれない。
彼がガンとたたかったこと、その戦いに勝利したこと、
そしてその経験を生かして同じ病気に苦しむひとたちの
支えになったこと、その事実はなくならない。

あるいは、薬物の力を借りずに自らを鍛えぬく行為のなかに、
同じくらいの危険が潜んでいないとも限らない。
薬はもちろんダメ絶対なんだけど、
人生を破壊するような勢いで競技に(薬なしで)
没頭するひとたちのことをおもうと、なんとも複雑な気持ちにもなりました。

そうです。motoGPが終わると(厳密にいうとフライングな発言)
スケートシーズンですので。
ステイヘルシーと、祈らずにはいられないけれど
パフォーマンスをみていると、
そんな気持ち吹っ飛んでしまいかねない訳で。

そんな訳なのでスケアメ浅田選手の6位については、
ああこれでGPファイナル>全日本、の
ノンストップモードではなくて、ひと息つけて
良かったのではないかと言う心情です。
全日本にしっかりじっくり調整してほしい(真剣)
もうGPでなくてもいいんじゃないかと思うほど。

実は羽生さんのことも、
ステイ! ステイステイ!! と言う気持ちで見ています。
あぁそんなに最初から飛ばすのやめてー、っていう。
なんだか、命を切り刻んでそうで怖いよ羽生さん、
とは友人の弁。
でもそんなこと言っても止まらないんだろうなあ。
止まるわけないよなあ。

(ここで源次郎信繁あらため幸村の凛々しさとやってやるぜ感と、
まったく悲しいほど逆の、大阪城に漂う先細り感に思いを馳せる。
あれも自分ではどうしようもない流れなんだろう)

テレ朝さんは悲鳴かもしれないけれど、浅田さんも羽生さんも
グランプリシリーズはスキップするくらいでもいいと思うの…
前から思っていたの…。
日本はいまやしっかり層が厚い国なんだから、いろんな選手に
どんどん出てもらうのありだと思う。
まあ、試合を通して調整する、ブラッシュアップする、
という方法論もありなのでしょうからそのあたりの兼ね合いは
難しいのだけれど。所詮素人のたわごとです。

視聴者だって
「知ってる選手しかみない」
ひとはまあいつの時代も多いだろうけど、
「はじめてみたけどコノヒトのこれすごい、こういうの好みかも」
なんてお宝さがし増えると思うけど。
テレ朝さんその方向で行ってくださいおねがい☆

ひと昔前なら
「よくわかんないよね」
で、終わらせていた知識や情報へのアクセスも
ずいぶんラクラクとできるようになったし。

なんて言ってますけど。

実はスケカナに向けてそわそわそわそわしているのです。
さとこちゃんGP初戦!! ひゃあ。

「宮原さんの試合でもはらはらするの? 」

「するよ。するにきまってるじゃん」

「あのひと失敗しないよ」

「知ってるよ。
でも今回はどんなさとこちゃんだろうって思うよ」

こんな思いを、勝手に抱いてしまうことへの(幾許の)申し訳なさとか
うしろめたさとか、それでもファンでいてしまうことよ。

でもそんなことまったく全く関係なく、
自分の目指すパフォーマンスを、選手には存分にしてほしいとも思うし

しかしステイヘルシーですよ! わかってんの?
ほんとにもうたのむ! 祈る! 願う!!

と言う気持ちも、同時に抱くのです。

「難儀なことですなあ」

そうですなあ。でも楽しいよ。
たのしくてしんどくてまぶしくてむねあつですよ

そしてやっぱり今から来年の全日本が怖い怖い。
来年の世界選手権だって怖い怖い。
三枠! 三枠!! 確実だと信じてるけどそれでもこーわーいー!
足掛け二年もあったら何が起こるかわかんないんだよわーん!

いやだってやっぱりソチのプレシーズンには、
パトリックが金メダルじゃないとは思わなかったもの(小声)



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by chico_book | 2016-10-26 00:45 | 映画 | Comments(0)

ひっそりしっかり息をひそめて


生きてます。ちこにゃんも。
ちょっとプライベートが暴風チックなのですが、
まあ、この年まで生きていると、ままあることなので。
30代半ばからこちら、ずっとやり過ごせればいいかな、
という主義だったのですが、
そうも言っておれない案件が増えてまいりました。

幸とか不幸とかかではなく、
順当にそういう年齢になりつつある、と言うことでしょう。
ウム。粛々と向きあうのみですな。

しばらく間が空きましたが、新刊まつり発生。
ぼつぼつ取りこぼしを拾ってゆけたら、と思います。


実は結構よしながふみさんには(やや)批判的なワタクシなのですが
本巻はよかったです。

いやたのしく読んでますし、新刊も(こうして)
いそいそ購入しているのですが、わたし自身の評価と、
世間の評価とはちょっとずれがあるかなあと言う認識。
ごにょごにょ。

地道に登場人物を増やしてきた効果かな。
さすがに10巻を超えるとエピソード的にもマンネリに
なりかねないところを、志乃さんや小日向さんや
ケンジご実家の皆さんなど、バリエーション豊かに、バランスよく配置。
とっても楽しい一冊でした。

前回の大家さんへの成り行きカムアウト、も自然で、
筧さんがいろいろ解放されてゆくかんじがよかったのですが
新刊もその路線が引き継がれている。

出たばかりでがっつりネタバレなので詳細は避けますが、
中盤の史郎さんのエピソードはよかったです。
50歳を前にして、枯れてきたというか落ちついてきたというか
あるいはものごとの優先順位が明確になったとでもいえばいいのか、

そういう心境が明るくコミカルに、
でもほんのりとしたさみしさこみで描かれていました。

ああ、こういうさりげない日常を描きたいんだなあ。
こういうその時々の感情を、作品として記録したいのかもなぁ、
なんて思いました。
そしてそうね、このあたりの心情は男女でやるのはむつかしいのかも、
なんてことも。昨今はそうでもないかな。

そういえばこちらも
『最初で最後の学園もの』
といううたい文句だったようなそうでないような(自信なし)




ごはん、それも日常のごはんにまつわる漫画家さんのコミックエッセイ。
1ページ限定でリレー連載なので、知らない作家さんもどんどん出てきて楽しい。
フィーヤンで連載していたことは知っていましたが、
正直単行本になるとは思わなかった。
(とか言ってますがこれ2巻目のようです。恥)
小池田さんが載ってなくてちょっと寂しいけれど、
まあここで書かなくても、ってことだよね、と自分を納得させる。
(というわけなので、小池田さん既出かもしれませんトホホ)

最近部厚い本を読む元気勇気時間体力、
つまりは必要とされるすべてがなくなっているのに、
それをひしひしと感じているのに、
つまりは危機感抱いているのに、
こんなの買ってしまった。


ほぼジャケ買い。
原題は『H is for Hawk』。かっこいい。
ちなみに私はホークスの球団歌を歌えます。
げーんかいなだのー、あーらなみにー♪
とくにファンではないのですが、
この唄のながれる駅を使っていたので。


購入してからマイケル・ブース氏の著作であることに気づく。
『英国一家、日本を食べる』のひとではないですか!

ストレスたまると消費に走るのは傾向と言うべきか
習性と言うべきか。

こちらは読了済。

びっくりするくらい良かったです。面白かったというより良かった。
社会の片隅で、幸運にも存在することをゆるされた場所を
(ある日突然なくなるかもわからない場所)
いくぶん卑下しながらもたいせつに守り抜こうとする、
有難いという思いと、誇りにするほどよいものでもない、
でもそれが自分にふさわしい、
そんな実感が明確に正確に的確に、静かにつづられていて正直驚きました。

『新聞に載るほど悪いこともなく
賞状をもらうほどえらいこともない
そしてゆっくりと一念は過ぎてゆく
やっと三日貰えるのが夏休み』中島みゆき・あたいの夏休み

謙虚と言うのも少し違う。
芸能人の言う『等身大』は、もっと違う。
ちょっと言い表す言葉がありません。
あ、にゃんこネタも多いのでそのぶん加点があるかも。
いやきっとあるある。

先日私が体験した衝撃。ちょっと畳みます。




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by chico_book | 2016-10-24 01:32 | 日々 | Comments(4)

コーリング


『あなたの幸せなんて聞いてない。そんなのかかわりない』

真田丸40話『幸村』があまりに素晴らしすぎて、
実はもう5回も観ました。そしてずっと考えています。

がっつりネタバレなので畳みます。ほんとは照れくさいからでもあります(小声)




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by chico_book | 2016-10-14 01:01 | 日々 | Comments(2)

フリーズ>(ねこによる)強制終了>再起動の二日間


驚きました。こまかい予定てんこもり(だった)の3連休。
スタンプラリー的にTODOリストを、脳内でコロコロ転がして
ようやくたどりついた金曜日の夜から、まさかの轟沈。
しかも一度や二度でなく、何かしようとしているのに、
気がついたら眠り込んでいるというパターン。何度も何度も。
繰りかえすうちにだんだん怖くなってくる。
これ、もしかして意識失ってるとかそういうのじゃないの??

(わたしにしては珍しいことなのですが)
ことしは本当にテレビにあたりが多い多い。
ありがたいようなおそろしいような。
『真田丸』でいっぱいいっぱいなのに、
そこに『夏目漱石の妻』が入ってきて、もう脳内パンパン。
とはいえ、こちらはあと一回。
さみしいけれど、4回という短期集中枠にみっしり
凝縮されたことがよい効果だとも思います。
最初は
「長谷川さんではちょっと漱石のイメージちがうよね、
背が高いし、お肌つるんとしているし」
「でもまあ見ますね」
「見るよねぇ」
なんて友人と言っていたのですが、まあはじまってみればものすごい。
一話ごとにテーマがきりっと絞り込まれていて、
なにより真剣さと熱情がほとばしるような作品。
漱石夫妻に限らず、結婚と言うのは(あるいは人間関係と言うのは)
多かれ少なかれ決闘であるなあ、とは、いつも思うのです。
もちろんその多いか少ないかこそが、大変な違いなのですが。
役者陣も演出も、本当に素晴らしいです。たいへんありがたいことです。
(私も香川照之の亡霊が見えますが)←ひっそりこっそり同意

しかも週中、やはり轟沈した後にふと夜中に目を覚まし、
ついつい浅田さんの初戦をみるために
ネットのライブストリーミングを見てしまったり。
(よかったです。浅田さんおとなの滑りだー!!
ジャンプにこだわるのでなく、出来る要素を細かく丁寧に、重厚感もあって!!
ステップシークエンスよかったー!
SPとFP同じ曲と言うのも、ボレロ的なくりかえし畳みかけ感があって
いやいやこの作戦ありなんじゃないの??? 
重厚感があってすこし不穏で、いいよいいよ!
ほんとに、全日本に向けてすべて調整試合のイキオイでゆっくり向き合ってほしいです)

そんなわけで何度も意識を失うことを繰り返した金曜の夜。
気づくと土曜日の朝。
6時早々に用事を済ませ、寝ているねこに添い寝。
寝姿もまるまると、アンモニャイトをつくるようになった10月のねこ。
日を追うごとに、甘えが激しくなるように思えるちこ。
夢うつつのなか、ふだんとれない機嫌をとるシアワセ。
やわやわとしたおなかをやわやわと撫で、肉球にそっと触れる。
遠くに響く雷鳴のような、家のなかでそれを聞く安心感とでもいうか、
そんなこころもちでねこの背中にそっと頬を寄せて目を閉じる。
・・・・さて。

む! むむむ!!
なんと13時過ぎに目を覚ましました・・・! うそでしょー。
呆然。しばし呆然。のんびりと大あくびするねこの頼もしさ。
前にのび、後ろにのび、目をしっかりあわせて『みゃううう』。
・・・・・・なんということでしょう、11時通院の予約入れてたのに! 
ひゃあシンジラレナイ。

土曜日は、
□10:30までに図書館
□11:00病院
□食事→買い物→映画
□途中どこかで本を読んで手紙を書く時間を取る
(漱石に間に合うように帰宅)
の予定だったのですが、いやはやいやはや。

まいったなあ・・・と思いつつ、録画しておいた番組を見ているうちに、
知らないうちに、気づかないうちにまた沈没。

わたしの亡父はとにかく家族サービス(嫌な単語だ)と言うことをしない人物で、
母親からは大変評判が悪かったのですが、
「俺はふだん仕事しかしてないんだから日曜くらい好きなことをする!」
と言って譲りませんでした。まあ昭和のオトウサンですね。
母は専業主婦だったしね。ガッチリ昭和分業夫婦だったわけでして。

遊園地とか、いっしょにスポーツをするとか、
そういうことは一切なかったけれど、
子どもとしてはごくごく自然なことに思えて、不満はなかったです。
妻として母として物足りなく見えたのかな。どうだろう。

それでは家族のレジャーがなかったのかと言うと、
自分のやりたいことに家族が同行するのはむしろ歓迎していたので、
(釣りとか、潮干狩りとか、山菜採りとか。
わたしは父が釣りをする傍らで本を読むのが好きだった)
単純に興味の方向性と言うことでしょう。
いやしかし、わたしの年齢のころ、子どもが小学生だとすると、
これは対応するの大変だわ。。。無理だわーそんな体力ないわー。

気を取り直して、それではプランBでせめてあれとこれは片付けなくちゃ、
と思っているのに、お出かけの準備もすべて整ったのに、
見計らったように寝台から飛び降りて(見計らっているのだろう)
重々しく真剣に、わたしを寝床に導くねこ。

むあああーーーーーーん

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(ぼけぼけですが、怒りのイカ耳)

本気だわ。本気だね。まあ私は今日たっぷり寝てますからね。
このところ平日相手してあげてないしね。
10分ほどそばで寄り添ってあげれば、(ちこの)気が済むもんね。
ちこが落ちついてから、そっとお出かけしよう。そうしよう。
いそいそと一緒にベッドに。ゴロゴロゴロゴロからブンガブンガへ
変化してゆくねこの声をしみじみとありがたく聴く。

・・・・・・・ふわぁぁ。あららっらっら。
すこし予測はしておりましたが、また寝落ちしました。
呆然とする。19時過ぎ。暗くなるのが早くなった10月。
いや夕方じゃないかこの時間。

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(・・・ぐうう)

これはあれだ。
無理して再起動して、フリーズして強制終了と言う流れだ。
しかもねこがシャットダウン。
ねこかいあるある。ねこかいラッキー。ねこワンダフル。

睡眠不足が続くと、脳がじぶんでは睡眠不足に気づけなくなって、
知らないうちにダメージが進行してしますと聞きます。
そしていったん正常な時間の睡眠をとるようになると、
「その状態を思い出して維持しようとする」
ので、短い睡眠時間に慣れたヒトには
『なんで眠くて眠くてしょうがないんだろう』
となってしまうのだとか。ううむ。
そして夜のNスぺでは睡眠不足が健康に及ぼすリスク、が、
話題になっていました。

ありがとうちこ。わたしをまもってくれたのね。
ちこがいなければ、きっと無理して動いていたと思います。
そして一応、動くことはできていたと思います。
でもこんなにすっきりはしなかった。ぜったい。

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(あ、そう)

リセットかデフラグか再起動か、さすがに本日は
ずいぶんすっきりしゃっきりしたこころもちです。

アニメはこれをみることになりそう。



この作品に出合うタイミングが、すごくドンピシャだったので見るしかない。
こういう幸福は信じる主義。



ああっ、こういうのはスケートファンアニメファンの友達と、
やいやい言いながら一緒に観たいっ……!!
思っていたより少年まんがのノリで、各話タイトルからして
「気楽に楽しんで」観るのによさそう!!
OPたいへん美しい。スケートファンが『見たい』アングルとか動きが、
さすがにさすがにがっつり入っていてこれはたのしくみることが出来そうです。
男子選手のみ! と言うすがすがしさ。久保センセエかっこいい!!

ちょうどいい機会だからジャンプの飛びわけとか、
ステップの種類とか難易度とかさらっとでいいからやってほしいなあ。
たのしくやってくれそうで期待。
(↑いつまでたってもサルコウとトウループを見間違う。
※ほかのジャンプは見間違えない、と言うことではありません)
男子は特に早くてよくわかんないんですよね。
構えが大きいひとがわかりやすいこともあるけれど、なんとも。

さ、さりげなく世界選手権3位がカザフスタンの選手なんですけどっ!!(ガタン)



とりあえず一話を見た感じでは、なんとも言えず。

たぶんわたし自身が
『ひとがたくさんいてあったかい家庭が幸せの象徴だね』
『みんなでたべるごはんはおいしいね』
と言う価値観にかるく違和感を持っているので、
乗り切れないのかなあとは思う。
(もちろんたのしいけれど、疲れちゃう部分もあるかな、なんて思うので、
『120パーセント全開でわあいたのしいね!』
とは言えない、という意味合いです)

作品としてはおもしろいしかわいいんだけれど、
アニメになると自分のペースではなく展開されるので、
もともとある違和感が強調されるのかな、なんて。
なんだか黒い感想で申し訳ない。

『孤独のなかにいた人間』が愛情にあふれる世界にふれて
そこに迎えいれられたときに、
素直にそれを享受できるのかどうか、そこに違和感を感じずにいられるのか、
ちょうど『夏目漱石の妻』でそのあたりについて考えていたので、
個人的にひっかかる部分ではあります。

原作が完結していないので、どこまでやるのかわからないけれど、
香子さんの毒に魅かれているのか、あるいは罪悪感なのか、
そういうのがないまぜになっている10代男子の心理を
深めてほしかったので、個人的には
その伏線はまだ生きてるの? 生きてるよね? どうなの?? 
…いやまあ半分あきらめてます、みたいなところはあります。ハイ。

スケートシーズンもはじまって、
来週はツインリンクもてぎでmotoGPもあり、
実り多き秋でございます。



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by chico_book | 2016-10-09 16:47 | 日々 | Comments(0)

明解な苦闘(苦悩を突き抜け歓喜に至る道について)

『あかぼし俳句帖』4巻。大変素晴らしかったです。


職場でも私生活でもいきづまり気味のバツイチ明星啓吾さん(55)が、
ふとしたきっかけと、さらにいきつけの飲み屋『お里』で
たまたま知りあった(小娘ではない)さわやかな美女で俳人の、
水村翠(ミズムラスイ)さんに魅かれて俳句の世界に入ってゆく本作。

もともと自動車メーカー勤務、広報部でキャッチコピーを書いていた
言わばことばの扱いについて『腕に覚えのある』明星さん、
最初は俳句の世界にも
『よっしゃ俺の実力みせてやんよ! 』
くらいのイキオイで入っていったのですが、
当然そこは思いどおりになりません。
迷いや戸惑い、苦闘やその先にあるヨロコビ、たのしさなどを
丁寧に描いてきた本作ですが、4巻はさらに深まりました。
読んできてよかった・・・・・・。

俳句の世界に入り込んでゆくうちに、
すこしずつ初心者でなくなってゆく明星さん。
4巻ではその姿がていねいに描かれます。
どこで初心者ではなくなるのか。
逆に言うと、どこを乗りこえられないといつまでも
『初心者』
にとどまるのか。

真摯に向きあい、答えを探し続けること、そしてその先にだけ開かれる(こともある)世界。
それはきっと俳句に限らない。
こたえのないものに向きあい続けることの苦しさ。
それでもそれを続けること、それのみによって開かれる扉。
『努力はうそをつく。でも無駄にはならない』
とは、羽生さんのことばだそうです。
(さっき見かけたけれど、ソース確認できず・・・・・・)

ややネタバレ気味になりますが、自分の心情がドンピシャとはまった句を
つくることのできた明星さん。会心の一句に胸震えます。
わかるなあその気持ち。

ところが、その句
『この仲で また囲もうや うどんすき』
の、『うどんすき』は季語ではありません。さあ困った。
でもどうしてもうどんすきにしたい。
だってほんとに、みんなで食べたうどんすきがおいしくてうれしくて切なくて、
それを表現したいための句なんだから。
俺の心情は、ほかのことばでなんかありえない。絶対。
そこから、明星さんの苦闘がはじまります。
興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

なにかを表現したいと言う思い。それを実現するためには、
自らの意図や意志や(ある種の)欲やエゴを捨てて、
それも捨てようとして捨てるのではなく、ひたすらみずからを捧げた結果、
その先に浮かび上がるものがある(こともある、と言う残酷)、
それは当人には意識もコントロールも出来ないものなのかもしれない、
とは、フィギュアスケート(に限らないけれど)を見つづけて
思うことではあります。

大変、こころにしみる巻でした。有間さんは本当にうまいなあ。
やさしくて強い、きびしいひとなんだと思う(モンパト教信者)。


作画の奥山さんの絵柄や構成が明快で、内容とのバランスがまたよし。
原作の有間さんは、ご自身でも俳句を読まれるとのこと。
作中にたくさん登場する句がまた、それぞれのキャラクターにあっていて、
たいへん贅沢に楽しめます。

明星さんから見ると、若くて実力もあり、人望もある
まぶしいほどのふたり
(スイさんと、さわやかイケメン(としか言いようがない)
飄々とした天才っぽい遊佐さん)
の側面がこれから掘り下げられそう。
明るい深みというさわやかさは、稀有なものかもしれません。

そして新キャラ、気が強くて強烈なんだけど、どこか不安定な美女!! 
スイさんとは別の方向の実力者・『よつゆ』さんの登場に、
椿を連想してムネアツなモンパト教信者(2回目)。

読んできてよかったです。
これから先もすごくすごく楽しみな作品のひとつ。

f0257756_03453042.jpg

俳句を読むひとは、たとえばこの花をみても
違う言葉が浮かぶのかな、なんて。

f0257756_03462571.jpg
柔らかな暑さの名残をみて思う。
(今日は30度越えの予報が出てますが。ウソデショ)


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by chico_book | 2016-10-04 03:47 | まんが | Comments(2)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


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