呆然としているうちに過ぎちゃったホリデイの備忘

宮原さんに大興奮して
正直まだ余韻が抜けきれず、ざわざわしているのですが
(男子のガチンコ勝負すごかった。
しかし明確な推しがいないので男子はほんとに気持ちが楽です)

樋口さんや三原さんの気持ちの切りかえかたに、
学ぶことの多い年の瀬です。ほんとにね。

年の瀬年の瀬、いつの間にか押しせまってるにもほどがあり。
来週のいまごろは既に2018年の
三が日も過ぎようというところ! うそでしょー。

そんなふうにうかうかして、
クリスマスが終わったことに今頃気づくまぬけぶりですが
いま現在でなく、一年後の12月の私のために、
ちょっとだけクリスマスの記録。
ほんとうにふんわりと心の温まる贈り物。


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これでもかこれでもか、と、
たくさんのにゃんこのついたマグ。
ひたすらかわいい。

大きいマグでごくごく飲む派の
ワタクシの感覚ではやや小ぶりのサイズ。

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いやいや、ゆっくりていねいに飲みたいときには
このサイズがよいのです。
大きいサイズはちょくちょく入れなおさずに済むようと言う
意味合いも強いびったれ仕様。
ハンドドリップのコーヒーとか中国茶とか、
あるいは香りのクリアなハーブティとか、香りも鮮度もあたたかさも
逃げないうちにのむにはこのサイズ。

ただ『大小兼ねる』の精神で、
自分では実はあまり選ばないサイズなのでその意味でも感謝。

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いっしょにいただいたのは、ジャンナッツ紅茶@星座缶。
彼女のおかげでいつもお茶には贅沢させていただいてます。
(すごくいろんなお茶を、折に触れ送ってくれる)
ありがとう。たぶんここを見てはいないけど。


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素敵なカードが飛行機に乗って届きました。
ひょいっとひょいっと。ありがとうございます。
ロマンチックでシックでうっとり。

こんな軽やかさ優雅さを、私も身につけたいものだわ、
なんて、その実真剣に思います。


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今年さいごの一枚、ピーターラビットのカレンダーが
大好きすぎてお別れしたくない悩ましさ。
なんと素晴らしく心温まることか。

ふたりの寄り添いかた
ちっちゃなお手手に持った杖と両足とのバランス、
きりりとしたアイリング、コートの布目までもが素敵。

2018年分もピーターのカレンダーにすればよかったかな。
いま見かけたら買ってしまいそう。

いやいや、ただでさえ狭い家なのに
ついついカレンダーを増やしてしまいがち。

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2018年のうちひとつはこちらに。
日本野鳥の会。

小鳥と言うのも大変に素晴らしいフォルムであることよ。
ふっくふくの質感、くりくりのまなこ、
くちばしとあんよのバランス。
1年間おつきあいできるよろこびでわくわくしています。

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リビング用はこちら。
かわいくてシック、モノトーンに魅かれました。
しかしねこはほんとにどんなポーズも絵になりますね。
今更ですが。いつも言っていることですが。


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ことしの(自分用)クリスマスプレゼントはこちら。
ここ数年ずっとほしいな、どうしよっかな、
と思っていた。ラプアンカンクリのポケットショール。

11月半ば、イルムスで現物に遭遇しておもわず即決。
なにしろ、ほんとに寒くなるころには
どこも完売の品なので
「ええい、ここで出会ったのは運命だよね! 」
と言うイキオイ。勢いつかないと買えない系の商品でもあり。

そこそこ厚みがあるのでコートとのダブル使いは
(却って)やりにくいかも、
しかしちょっと羽織るようにはちょうど良い、
そのあたりの微妙なさじ加減、現物で確認できてよかったです。
主に自宅ご近所ワンマイル、あるいはお散歩用ならいいかな、という判断。
ある意味贅沢な使用目的ですがまあこれもアリ。


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(・・・・・・)


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たいへんお気に召された御様子で
わたしも大満足。

『LAPUAN KANKURIT』
の、すくなくとも
『LAPUAN』
の意味は、なんとなくでもするっと理解できて、
そんな些細なことが(きっと些細なほど)嬉しい、そんな年の瀬。


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ぐう。なんかもうこれで充分報われた!!


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# by chico_book | 2017-12-27 01:50 | 日々 | Comments(2)

感無量、冬の一日

そっとかみしめています。そっとずっと。
興奮して朝5時まで眠れなかったんですけどね☆

第3グループ後半からもう動けませんでした。
今回特筆しておきたいのは、

『ちこにゃいっしょにみてくださいね』

と、真剣にお祈りしたらずうっとちこが
胸の上にいてくれたこと。

不安で走りだしそうなワタクシに、
安定のゴロゴロでなだめていてくれたこと。

そして宮原さんの得点が出たとたんに

「はい、じゃあね!」

と、わたしの胸を
蹴り飛ばして走り出していったこと……。

(いやわたしが「おお!!」「よし!」「すごい!!」と
大声出すわ号泣するわ、やかましかったからと
言うのもあると思いますがハイ)

でもそこまではまってくれたのよ、やさしいちこ。
ありがとう。
本郷さんはひとりで声援を送りました。




安藤さんの記事が素晴らしかったのでご紹介。




オリンピアンしかも好調不調の波にむきあいつづけてきた
安藤さんならではの愛情深く強いことばに胸が熱くなりました。

すさまじい大会でした。
女子の強さメンタルの強さばんっと出てました。
なんともしびれます。

その中で宮原さんの輝き圧巻でした。
ここで私はこれをやるぞ、と言う、迫力。

PCS9点台の並ぶ美しさ、
ああ私は本当にこういう、ジャンプ以外の要素が
精密な選手が好きなのだなあと思いました。
単純に好みの話ではあるのですが。
わたしにはこれがある、と言いきれるつよさ。

濱田コーチがあんなに泣いてるのはじめて見た。

問題は2枠目ですね。
樋口選手に行ってほしい気持ちはいまでも強いのですが
ほんとうにつよいのですが
さかもっちゃんのここ2戦の切れ味はもう、
選ばないことに大変な勇気がいります。
でもピーキングがいまたまたますごくあってるだけかもしれないし、
五輪を照準にした調整は(たぶん)いままでしてないだろうし、
となるとPCSで今から大幅に見直しが必要だろうし。

でも、この大舞台の最終滑走での
一歩も引かない強さは期待するに充分でありますし。

ここでワールド銀の、大舞台での経験豊富な
エース宮原さんの存在の本当にありがたさ。

樋口さんでも坂本さんでも、宮原さんとは全く違う個性なので
どちらでもたのしみなのですが

うう。ううう!!! ツライこれ!

トリノ+バンク-バーゆかりん、
そしてソチの小塚さんと、

わたしのイチ推し選手が五輪に出られない
の(さみしい)ジンクス、


宮原さんの怪我そして試合回避のニュースで、
正直胸をよぎらなくもありませんでした。

でも応援している身としては、
絶対に言わないでおこうと、

全力で努力邁進している選手の
妨げになるようなことは、
羽毛ひとつほどのものでも
言わずにおこうと思っていました。

「勝ちたいときに勝てるのが強い選手」

濱田コーチが(確か昨シーズンだったかな)宮原さんに
贈った言葉です。

こんなに応援させてくれてありがとう。

それにしても坂本さんの『アメリ』わたし大好きです。
もともとの映画が大好きと言うのもあるのですが
いかにもあの、奇妙な魅力に充ちた少女が
小川で石投げて水切りしたり、
豆に指つっこんだり、小箱を開けて息をのんでいそう。
マイムのシーン、
自分の幸せを取り戻すのに怖れを抱いている少女人形が
少しずつ外に出てゆく感があって
小鳥の声も効果的で、
ほら、空を見上げてごらん、
世界はこんなにも美しいよ、と言う
画家のおじいさんの気持ちになって、
そのあと怒涛の連続ジャンプ。

ああ、アメリ観たくなりました。

白岩さんの『亜麻色の髪の乙女』
個人的に思い入れのある曲なのですが
ほんとうによく似合っていた。
いましか見られないプログラム。

三原さんよかったけれど、
ショートが惜しかったというのもありますが、
ふわふわとフローレスすぎるとでもいうか、
流れ過ぎるというか、そんな印象をほんのり持ちました。
いろいろとこれからもっともっと良くなる選手だと思います。

本田さんも、自分の課題がしっかり見えたんだと思います。
よい宿題にしてくれることを祈ります。


にしてもティーンエイジがこのクリアな演技。
すばらしいです。ほんとうにあがとう。

でも本郷さんのすこしずつよくなってゆくところ素晴らしいと思う。
どうかどうか息長く自分の演技を見せてほしい。
心底思います。


さあ私もやるべきことします!!
逃げない!
(ただのおそうじですけどえへへ(〃´∪`〃)ゞ)



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# by chico_book | 2017-12-24 14:05 | フィギュアスケート | Comments(0)

明日のいまごろは


きのうの朝からボレロを口ずさみながら出勤と言うふわふわぶり。
そして自分の鼻歌で感極まりかけるという大馬鹿ぶり。

いやまあしょうがないことだと思ってます、自分では。
そうなんです自分にあまあまなんです。

それにしても、これだけ接戦だったら3枠あっても大変だったよね、
と思うこともありましたが

そ ん な こ と な か っ た !!

やっぱりぜんぜん、ぜんぜん違う!!
わーやっぱりこわいこわい・・・。
怖いのは想定してたし覚悟もしていましたが

どれだけ覚悟しても、怖いものは怖い!!
にもかかわらず別の方向でのオソロシサでした。

宮原さんの素晴らしさ存分に発揮されました。
精緻な鋭さ、
磨いて磨いて磨き抜かれたしぶみ、まろやかな艶を感じます。

19才なんですよこれで。19才の出す円熟…!
すごい競技だなあと思います。
妖艶なタイプではないのですが、
抑制のきいた色香、の、ようなものを感じます。
適切な表現かどうかわからないのですが。
ほんとうに彼女の体の内からこんこんと湧き出てくる
隠しても隠し切れない輝きとでもいえばいいのか。
衣通姫のならいもあらば、なんて言葉が浮かびます。
この、大技もちでは決してない選手が
すべての要素をとりこぼしなく
丁寧にていねいに繊細に磨きぬいていった、
その先にある輝きが好きなのです。ファンです。

ただ、実は宮原さんの『SAYURI』比でよい方では
なかったとも思います。
ほんのわずかですが曲に対して余裕が少なめだったような。
(しかし確認のために見返すと、どこがどう、とは言えないんですよね。
ううむ緊張しすぎてよくわからなくなってるのかも>ワタシが)

この日の主役は理華ちゃんだと思う。

壮大なカルミナブラーナ!! 
こんな本郷さんが見たかった。ほんとうに見たかった!
エキゾチックで強力で妖艶。
理華ちゃんのジャンプは決まると迫力があります。
そして薙ぎ払われてしまいそうな迫力のステップで
ずいずいずんずん爆走して、
最後に吹っ飛ばされそうなウインドミル。
大好き理華ちゃんのウインドミル。

宮原さんに、繊細で柔らかいのに
甘さよりは凛々しさや、剛のイメージが勝つ和プロが
ドンピシャはまっているのとおなじように、

カルミナブラーナも、フリーダもおなじくらい
理華ちゃんに似合っているので
本郷さんにしか出せない演技なのですごく楽しみです。

新葉ちゃんもやはり、ドンピシャはまりプロを
そろえてきているので本当に惜しかった。
でもそのあときりりと挑みなおしてきた姿勢に
胸打たれました。
ほんとうに火の玉のようなボンバーガールであることよ。
スカイフォー! たのしみスカイフォー!!

しかしてなにより驚いたのはやはりさかもっちゃん!
いやもうなんというか、こういうことがあるから怖い怖い怖い。
デビューイヤーのいきおい怖い。
どっかんどっかん余裕充分なジャンプ、目の覚めるこのかんじ、
ちょっといろいろ粗削りなところも含めてみていて笑っちゃうタノシサ。
行け行け行っちゃえ! 
(でも宮原さん4連覇祈)

男子もたのしく見ております。

山本草太くんにとにかく全部持ってかれました。
しょうまさんと一緒にジュニアだった頃、
しょうまさんより草太君派だったのですワタクシ。
月日のたつのは早いのう………。





※我慢できずにご紹介。ありがとうございます。

このシンプルで清潔な表現そしてのびやかなステップ、
イーグルで悠然とまわったあと、
スピンにはいるあたりでもういろいろ崩壊。

怪我また怪我、困難を乗り越えた、
苦闘のその先にこの美しさやわらかさ丁寧さ。
高校生の表現する奥行きに感涙。
よくぞフィギュアを続けてくださいました、
平伏したくなるほどのありがたさ。

あと無良くんのファルーカのステップほんとうに大好き。
キスクラにくまちゃんだ! と思ったら、
無良くんシュタイフと契約したのでしたっけ。
やさしい風貌にくまちゃんよく似合います。
それにしてもクマちゃんにシュウクリームって、
無良くんを取り巻くもののかわいらしさときたら。
こ、こぐまのケーキ屋さんか!!

田中刑事さんのここに照準びしっとね!! にも
また圧倒されます。文句なしかっこいい。

それにしても、たくさんの選手が自分の思う自分の理想に
魂を捧げて情熱をこめて表現する。演技する。
そのすさまじさ。
こんな素晴らしいものを見せてくれて本当にありがとう。

ああ本当に全日本なのね。
そして本当に今年も終わってゆくのね。
(全日本を見ながら年賀状を書くのがならい)

満知子せんせいと美穂子先生揃いぶみを
見られてことしも満足。厄払い完了。



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# by chico_book | 2017-12-23 00:01 | フィギュアスケート | Comments(0)

さらりとしたかっこよさ


ずいぶん前から観たい観たいと思ってはいたものの、
時間の段取りにへどもどしていて、
公開中であることにも気づいておらず
「すっごくよかった!!」
と感想の絵ハガキをペンフレンドに
(正確には大学の先輩)いただいて、
あわててさっさと劇場へ。
「もうすぐ終了」枠でした。危ない危ない。





『スタジオライカ』の作品を見るのははじめて。
たいへん面白かったです!!

中世説話風の舞台に
スピード感と爽快感のある展開、
生き生きと描かれる主人公と
(開始5分でその性格のよさに涙ぐんじゃう)
村人たちのかかわり、そして溌剌としたアクション!

「If you must blink, do it now! 」
と言うセリフからはじまるかっこよさ
そして異形が異形でありながら
(なにしろ折り紙がするする動くんだもの)
滑らかにスピーディに話が展開していくのは
それだけで快感だし、
なんとはなしに
NHKで夕方放送していた人形劇を思い出します。
山川草木敵味方、栄枯盛衰夢の間も!!





※75年放送とは! 
幼稚園児が歌うには難しい歌詞ではないですか!!
このあたり兄がいたので(しかも、いまも昔も歴史好き)
いろいろ引っ張られ気味です。末っ子あるある。

お手本のような展開の冒険活劇
(実際構成を分析したらたぶん教科書どおりな作品ではないかと)
不思議なオリエンタリズムの味付けが
リアル日本との距離がじつに絶妙。

不思議な意匠の背景など、
逆に日本だと意識しすぎると情報として混乱する
さまざまを、却ってあっさり流せます。
広大な雪原とかあんな海岸線とか、
こんな場所日本にはない! リアリティがないわ!!
とかね。
(もちろんあるかも、私が知らないだけかも、ですが
それでも一瞬ついうっかり思ってしまいがち)

あ、でも、植生がちょっと北米っぽくて
そこはほほえましく見てしまいました。
生えてる木がね、太くて大きい。
水際ギリギリまで巨木と言うのは
あまり日本ではない気がします。
※予告でもちらっと映っているので言及
ちょっとリバーランズスルーイットぽく見えるというか。
(どういえばこういう邦題最近見かけなくなりましたね。
そうでもない??)





…そうか………モンタナが舞台だったのね。
いやモンタナのことなにも知りませんけど。


そういう細かい点では、
あの時代に(あの形の)××(自粛)があったのかとか
あの小道具時代的にありなのかな、とか
言いだすとアラサガシと言うよりいちゃもんじみてしまうし、
そしてそういうことの似合わない作品なのです。
ここまで日本のエッセンスを愛してくれてありがとう、
と言いたい。


※このあたり現在放送中のアニメ
『魔法使いの嫁』の、イギリスやアイスランドの描写の
細かいところが気になっていたりするのと
私のなかでは対になっております。
原作を軽くしか読んでないので確かめなくちゃ、
というかんじ。
いやその…アイスランドが出てくるとその……
つい前のめりになっちゃって。


CGアニメなのに、絵巻物のように思える不思議な浮遊感があった
(するする巻物がころがってゆくかんじ、
あの巻き戻し不可の不可逆性、容赦のないかんじがとても好き)
『かぐや姫の物語』と照らし合わせて考えると
たいへん面白いです。たぶん。
(説話風な物語とのリンクと言う意味でも)





キャラクター配分のバランスもよかったです。
アメリカ映画らしさが存分にあってその良さがカチッとはまった感じ。

わたしは字幕版を見たのですが、
ずいぶん小さな子供さん連れのかたもいて
(暗くなったらちょっとぐずるようなお年頃)
最初少しびっくりしたのですが
上映がはじまると大変集中していたようで
なかなか得難い経験でした。

クエスト、と言う単語の使い方にしびれました。
たぶん私が無知なだけなのだけれど。


生きてゆくうえで通過してゆくこと
失ったものへの哀悼や鎮魂と言うこと点でも
とてもよく描かれていたと思います。
繊細ではないけれどていねいでまっすぐに。


でもこれは本日最終回の『直虎』と
リンクしてしまっている部分もあり。
しかしこれは、偶然とはいえ幸福なリンクであります。
わたしにとって。
史実と講談【物語】の融合という点でも、
二年続けて面白いものみせていただいた、
という達成感と言うか満足感と言うか、とにかく素晴らしい。

それにしても、直虎のラストカットときたら……!!
そばにいるねこを抱きしめずにはいられなかったです。

あんなに(本日の最終回を見るまでは)
終わらないで終わらないでまだ観ていたいと思っていたのに
こんなにさわやかに晴れやかに見送ってしまえるなんて!!
引導をみごとに渡されていました。気づいた時には既に。
ほんとうにありがとう。

(でもあの井伊の赤鬼が首置いてけされるところは
ちょっとみたい、ごにょごにょ)


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# by chico_book | 2017-12-18 01:44 | 映画 | Comments(2)

嫌なところがひとつもない、ほんとうにないねこの話。


※全体的にただののろけです※

濁音で鳴いている。
ぎゃうう、とか、ぐううう、と
形容したくなるような声でねこが鳴いている。
いつもどおりのとんでもなく優雅なフォルムで。

どうしてスフィンクスはあんな形になったのか
と、ぼんやり思う。
検索すればたぶんすんなりそして多様な説明が
出てくるのだろうけれど
いまは確かめなくていい気がする。

そっとねこの姿をみようとする。
ソファの影から、そっと。
平安時代の殿方はこんな気持ちで愛しいひとの
姿を見たのかしら、なんて。
雀の子を逃がしたのは犬君だっけ、
女三ノ宮のところで追っかけっこをしていたのは
こねこでしたっけ、そんな益体もないことを思いながら。
いま、ねこは私に気づいていないのだ。
ねこの素晴らしい点のひとつだと思う。
ねこは私のことを気にしない。
それでいて私のことを大好きなのだ。
すごいことだと思う。いつもほれぼれする。
その手の放しっぷりに。

ものすごく私のことを愛しているのに(自慢)
目の前にいないときは私のことをきっと忘れている。

不意に身をよじってねこが私を見た。
まんまるい瞳。たいへん美しい緑色の瞳。
エメラルド? ペリドット? いやいっそ翡翠と言うべきか。
月人好みの薄荷色、なんてこじつけてみたりして。
ロビンズエッグブルー、と、
たとえていただいたこともありました。
壊れてしまいそうな繊細さ。
この世のものと思えないような美しさ。
どこかで宇宙とつながっているようなひとみのいろ。
こんな美しい瞳で世の中を見ているなんて
それはもう気高くもなろうというもの。

まっすぐに私を見つめる。

「きゃうう」

ああ、ああ、明らかに声音が変わる。
愛らしい甘えを含んだ声。
自分の望むが叶うことを完全に信じ切っている声。
なんだいたのね、とでも言っているのか。
そんな声で話しかけてくれることのうれしさ
途方もないよろこばしさ(下僕)

はい、いますよ。
そばに仕えさせていただく喜び、
まさにマイプレジャー。

そっと近寄って顔を近づけてはなチュウ。
ざりざりと、舌の感触が鼻の頭に。
こちょばいこちょばいね、と、
そっとねこを抱き上げる。
5.3キロのねこを、それでも一応軽々と。

いつ見ても嘘のようにうつくしいましろいおなか。

夜遅くに深々と雪の降った日の翌朝、
嘘のようにあかるい天気のことがある。
空はそれこそ大気圏の青さ、
一点の曇りも迷いもなく輝く白銀を容赦なく照らす光。

ちこのおなかの白さはそれに似ている。
しかも雪と違って、あたたかくてやわらかい。
ふわふわのとろとろで、わたしにやさしい。
嘘みたいにやさしい。

しっかりとわたしの体で支えるようにして、
だっこする。大好きだっこ。
みっしりと密着するねこのすばらしさ。
下半身を腕でしっかりホールドして
あごを額を首回りを
よろこぶ場所をやさしく撫でる。

ちこが不安定にならないように。
ちこが不快でないように。

血液検査の結果がやや良くありませんでした。
とはいえもともと慢性腎臓病でもあり、
年令を加味すると一気に悲観するほどではないのですが。

BUN37、クレアチニン2.5.
正常値を極端に超えたわけではないけれど、
このところ改善傾向にあったので
すこし心の奥がしんとしています。
(通院を半年もあけてしまった
私の責任かも、とついつい思ってしまう)

誤差の範疇かどうかを確かめるために、
一か月後くらいにもう一度病院へいくことに。
年明け比較的すぐに行く必要がありそうです。
その結果によっておくすりとかサプリとか、
いろいろ検討してみましょう、とのこと。

『心配しすぎなくても大丈夫ですよ、
むしろ飼い主さんの心配は
本当にねこちゃんに伝わりますから
安心させてあげてください』

強くてやさしくて美しい、魂の立派なちこにゃさん。
怒るべき時に怒る、
いうべきことは言う、
でもいっさい根に持たない(しっかり覚えているのに!)
すばらしいにゃんかくのちこにゃさん。

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ねこおこたとエアコンのダブル稼働で
光熱費はいろいろしんどいですが
それでちこがすこやかに穏やかに過ごせるならそれでいいの。
むしろ出先で
「ああ今日は思ったより寒い、ちこ大丈夫かな」
とそわそわする方がよっぽどつらいもの。

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アンニュイな美貌。

でもこれはなんとか入手したい……。

なんで買わなかったのか、と、ここ数年じたじたしていたのです。
12/22発売ですって。もうここで買っとかないと買えないと思うのよ!
全日本も外れたし(小声)



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# by chico_book | 2017-12-12 01:34 | ねこ | Comments(4)