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いっしょに生きてゆく幸福(千里くん)


一年着なかった洋服は処分しましょ。しましょしましょそうしましょ。
一年着なかったものは、なくても困らないもの、二度と着ませんよ。
とっておいても、着たくなった時にはまた新しいのがほしくなるわよ。
似たようなデザインでもちょっと違うものです。
流行とはそういうものです。

そんな言葉が世間で飛び交っております。
断捨離ブームなかなか根強い。
それだけ達成しがたい、ということでもあるのでしょう。

しかし田舎の一軒家、しかも築50年ともなるといろいろ様相が違ってくる。

・置き場所が(コンパクトなマンションと違って)とりあえずは、ある

・しかも、当時の大工さんと(しろうとの)施主がノリだけで決めた空間
 (ある意味たいへん無邪気)

・加えて居住者の高齢化による体力気力低下

・習慣の強化により、問題点の洗い出しが困難

などなどいろいろな要素が絡まって『親の家片づけ問題』なんて
ことに到達するわけですが。

80代の母が突然こんなことを言い出しました。

『捨てられない服があるんだけど。
 あんたが小学生の時に着てたのよ。おぼえてる?』

しんどそうに腰をかがめて出してくる。
ああ、これはおぼえてるわ。夏のワンピース。
明るいグレーで、あっさりしたコットン。
これにレースのボレロなんかあわせていた。大好きだったなあ。
麦わら帽子のリボンの色を、カーディガンとそろえたりして。

『布も傷んでなくて、もったいないんだけど』

そうだね。ていねいに保管していたからだね。ありがとう。

『……あんたもう着ないよね? 』

がくっ。
……それは単純に無理な話でしょ。
身長120センチ用ですよこれ。しかし小6でこれって小さくないか。
実際中学一年の時に(身長が同じで)『ドラえもん』『ドラちゃん』と
呼ばれていたので、まあ実際にチビだったというだけのことですが。

「○○さんのお嬢さん小学生だっていうから、
どうかなって思ったんだけど、いまどきの子はこんな洋服着ないかねぇ? 」

ううーーーーん、ひとによるとは思うけど、
確かにいまどきの子はまったく着なさそうなデザインですよね。
40年近く前の洋服なんで、まったく当然なんだけど。

私には子供がいないけれど、子供服(女子)は
『白黒紺茶もしくはグレーが上品でよいなあ』
と漠然と思っているので、うん、まあもし娘がいたら
子どもにはうけなかっただろうなあこの考え方、とは、いつも思います。
私の母もわたしに着物とか着せたがっていたから
(成人式すらやっていないので振袖未経験者)
まあ、そういうことかもね、なんて。

『じゃあやっぱり、もらってくれる人もいないし、
置いておいてもしょうがないね』

うんまあそうかもね。

このあたりになると、引越しを複数回かさねて
その都度「いるいらない辛い選別」経験のあるワタクシと
50年居住者との経験値もしくは温度差は歴然であったりしますので、
無言でリアクションを見守ります。

『じゃあ持ってく? 』

がくがくっ(二回目)。
決められない気持ちはわかりますが、
そう言いたい気持ちもよくわかりますが。

という訳で供養のために一枚パチリ。

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にごりのない明るいグレー。わたしいまでもこの色大好きです。

私は、洋服の整理にはそんなに手こずりませんが、
これが書籍・文具・書類となると、まったく以て別の話になりますハイ。

1年読んでない本は二度と読まないとか
一度読んだ本は手放しましょ、とか言われると、
(一時期)むきになってたりしましたが、いまはもう、
うん、方向性の違いよね、ただの、私そういう人間じゃないんで、
と割り切れるので本人としてはスッキリ楽ちん。
(まわりも理解してくれて(あるいはあきらめて)
そういうことを言わなくなったということもあるかも)

そして今回の大型棚導入で、ワタクシひとつのあこがれを実現するべく
あれこれ実験中です。わーいたのしー!

(いまは読む時間の確保の自信がないのでやっていませんが)
一時期『ナショナルジオグラフィック』の定期購読をしていました。
引越し単位で二回前の時代。
20世紀の終わりから今世紀初頭にかけて。

なんども持ち物(書籍)の見直しを行った際、

『雑誌だし』
『情報古くなってそうだし』
『よみかえすかどうかわかんないし』

というネガティブ要素に、以下のポジティブ要素が

『(情報の変遷があっても)それはそれで興味深い』
『ネイチャー系の記事はいつ読んでも面白いものが多い』
『なにより揃っているとうつくしい』
『集合してこその美』

せっせとおしくらまんじゅうして、保存し続けた雑誌たち。
こーんなかんじ。

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デメルの猫舌チョコレートボックスは、じつはちこのおひげ収納ボックスです。
実際いま読んでも面白いです。時間泥棒!! また購読したくなっちゃう!
15年前の雑誌をこんなに違和感なく楽しめるなんてねえ。
年をとってよかったと思うことのひとつ。

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うむ? 何か一冊混ざっていますか?? (注:ひだりから7冊目)

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おお・・・!! なんと違和感のない。

ちなみに内容は
”『マトリックス』の続編は期待大!! ”
とか
”こんどの『スパイダーマン』は、ディカプリオの親友!”
(トビー…)
なんとも言えず味わい深い記事が多いです。やはり時間泥棒。

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ふうん、と、思っているねこ。たぶん。

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そんなものより私をみなさいよ、
の、
魅惑のむっちりボディ。
それでもちょっとだけほっそりとしました。
ちょっとだけ皮がゆるんでいるの。
にしてもこのまなざし……。今日も完璧にお綺麗です!!(馬鹿)

夏休みと言えばエアコンを入れた静かな部屋で、
読書とにゃんこが最の高ですね。リゾート気分ですね。
実際にはリゾートホテルにはちこはいないから
こっちの方が素晴らしいね!
アイスコーヒーなどいただきながら、ときにうとうとしたり。
冷たくして飲むのは、紅茶よりコーヒーの方が
おいしく入れられる気がします。ワタクシの場合。

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いま読みかけの雑誌を、前に置いてみる。
地震対策なにも考えていません。

ことしはだいたい12年周期で訪れる(ような気がする)園芸ブームイヤー。
しかもうっかりばらに手を出しています。なんてこと。さてどうなることやら。
(このイベントがたのしすぎたせいも大きいと思う。我ながら簡単な人間)


マスコットキャラクター・ガーデンベアーもありがとうのおじぎ。
次の都市緑化フェアは八王子で、9/16からだそうです。
意外とすぐなんですね。そして意外と近い。



つぼみ付きでうちにやってきたので、
株を養生するためにちょっきんと摘んでこうしているのですが。

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(花を咲かせるのは株の体力を奪うのだとか)
(もちろん、すっかり育ったおちついた株なら問題ありません)
まあなんとも愛らしい。

にゃんこの眼も、手も、届かない場所にそっと。
いたずら盛り元気いっぱいの、ちびちび~若者にゃんでなくてよかったかもね。
いまのちこにゃがいとおしい。ひたすらに。

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しずかにしっぽのさきがぴこぴこしています。
優雅にリラックス。素晴らしい猫。わたしにとって完の璧とはこのこと。
(さいごはいつもの自慢)

※タイトルは大江千里くんの
”WE ARE TRAVELLIN’ BAND”
より

『年をとろう みんな一緒に 続けよう 動けなくなるまで』
で、いつもとても懐かしく切なくでもそれが思い出や過去なんかじゃなく
現在進行形の熱い気持ちにさせてくれる。

※追記※


感動のあまり大きいアイコンに!!
最新号買おうかなあ…でも、WEBだと動画も観られるんですね。


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by chico_book | 2017-06-25 21:05 | 日々 | Comments(2)

キャットメイクミーランそしてハッピネス


お出かけの準備をゆっくり整え、
ガスの火元・スイッチ・戸締りなどを確認する瞬間に、
まさにその瞬間に、悠然と出てくるのはねこのオヤクソク。

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こーんなふうに、すやすや寝ていたはずなのに!

とてとてと歩きながら、みゃ、とか、なぅ、とか
ひとりごちるかわいさに(時間のある時は)
おもわず見惚れるわけですが。

まずはおトイレ。ちょっと少なめかな。
それこそ(ニンゲンの)切り落とした爪の先くらいしかない。
それでも(ちっちではないので)、
この時点ではそんなに心配していません。
基本二日に一回、しっかりさんなのがいつものちにゃさん。
そんなふうに思えるのも、長く一緒にいるからだよねえ、
なんて
いとおしさがこみあげる。ちいさな後ろ姿。

石清水のような涼やかな音を立ててお水を飲む。
だいじだいじ。慢性腎臓病対策だいじ。


※イメージです

そのあと、カリカリをシャクシャクと咀嚼。
なんとかそけくもかわいらしい音であることか。ほれぼれするにゃん。
うっとりと聞きほれながら、腕時計をちらり。
すでに予定時刻を20分くらい過ぎてます。むむ。

ごめんねちこ、じゃあ行ってくるね、と、眉間(あたり)を
軽く撫でてから玄関に向かう。
折りたたみ傘を持った方がいいかな、と思いあぐねたその瞬間。

ぇっぇっぇっぇっ

うわ。ちこにゃんえずいてるわ。たいへんたいへん。
あわててキッチンに戻り、ウエスを手にしたその瞬間。

二回目。続いて三回目。
そしてなんと真っ黄色の液体とともに食べたばかりのカリカリが!!

ううううわ。なにこの色。しかも三回たてつづけ。

立ち尽くすわたしの横をするりとぬけて、再びトイレへ向かうちこ。
え?? ええ??? さっきしたばかりなのに??

気づかれないように物影からそっと見つめてみる。
ちょっと力んでみて、うろうろと姿勢を変えて、
ぴょん、と、飛び出したり戻ったり。

もしかして。おなか痛いのかな。ちこ苦しいの??

「むおーーーん」

はい! これは異常事態かもしれない!!
かもしれない運転で行け! 行く行く!! 行きますとも!
こんなの不安で不安で用事に対応できない!

さくっとキャリーを準備。
さくっとちこを格納してタクシーを拾う。
15分後には病院へ。
ちこがうちの子になった当初、
『どうしてもキャリーにはいらないので病院に連れていけません』
と涙ながらに、病院の受付で相談したことも
区民祭の出張獣医さんブースで泣きついたこともあった。
(ちこがおとなしくなったというのもありますが)
(加齢という要素もあるだろうし、
 わたしや病院に慣れたというのもあるだろう)
(ちなみに洗濯ネットに入れてみて、と言われました)
まさに隔世の感がありますが、ひたっている場合ではありません。
病院の待合室で、電話しまくり。予定を一気にリスケ完了してひと息。

タクシーのなかで、不満げに大鳴きするちこ。
『ねこちゃん病院に行くの? どうかした?? 』
営業的な意味合いもあるだろうけれど、ちこ連れタクシーでの
猫好き運転手さん率半端ない。
『結構おばあちゃんでしょ』
むむむ。
『声でわかるよ。ちびちゃんの声じゃない』
うむむむ。
ちこは声が高くてとんでもなく愛らしいと、定評があるんですけどね!!
(力説)(ちこぼんしらべ)
・・・・・・ま。まあちびちゃんじゃないのは事実なのでいいんですけどね。
ほんとにね。

という訳で診察室へ。
かるくぱにくった私の説明を、真剣に聞いてくれるドクター。
けぽ、の証拠写真もお見せする。
「食欲や、トイレの具合は変わりないですか」
「はい。まったくかわりません。全体的には少し甘えたになってますけど」
「便秘なのかな、ちょっと確認しますね」
先生、ちこのおなかをもみもみもみもみ……。
どんどん難しい顔になってゆく。なんてこと!
「・・・・・・うーん」
カミサマ!!
「ちょっとわかんないですね。
おなかがこれだけまるまるとしている子は、
ちょっとわかりにくいこともあります
ち、ちこ。おばあちゃんだわおでぶちゃんだわ
なんだかすごい日になってますね。
「5キロちょうどなんで、体重は減ってますね」
「それはいいことですか、わるいことですか? 」
「まあ基本的には悪くはないはずですけど。減り方によりますね」
という訳で、急きょレントゲンと健康診断へ。

「おなかの中は綺麗ですね。胃も空っぽだしおなかも特につまってはいません」
よかったよかった。それでは、あの黄色いものは。 
「たぶん、カリカリの色がうつったのと、
あとすこしは十二指腸液もあるかな。
いずれにしても、あまりめずらしいことではありません」

私、胃の調子が悪い時に、胃液を戻した経験がありますが、
あれは苦しかった…。

「十二指腸液……本人は苦しくないんでしょうか」
「うん、そんなには。通常の範囲とでも言いますか」
そうなんだ。ちょっと安心。

「骨格にかかる負担とという意味の、体格と体重のバランスでは、
もう少し体重がすくない方がいいんですが、
年齢とのバランスを考えると、そうですね、
まあ現状維持でいいかな、と思います。
高齢も慢性腎不全も、体重を落とす要因になりますので、
維持できているというのも大事な目安になりますし」

そうなのかあ。体重が落ちると体力も落ちるというやつでしょうか。
なるほどー。
(だんだん人間の話か、ねこの話か判然としなくなる私の反芻)

「ちなみに六本腰椎の子は、数が少ない分だけ負荷がかかりやすいので
ヘルニアになりやすいのですが、ちこちゃんはだいじょうぶですね。
骨と骨の間がしっかり空いています。
ここが詰まってくるとあぶないんですけれど」
(腰椎は通常七本。
一本少ないケースはたまにあることで、それ自体は特に問題ないそうです)

緊急性もなく異常も(とくには)見当たらないということで
あとはふつうの健康診断と、爪切りをお願い。

待合室で待っているあいだ、
「うなーーーー むあーーーー」
という世界を呪うような大絶叫と、
爪切りの、パチンパチンという音が響き渡る。

「おわりましたー」
という声にたまらず駆け寄ると
「ちこちゃん、いまは落ちついちゃいました」
とのこと。
3人がかりでご機嫌をとっていただいた様子(感謝)。
そしてその結果ご満悦になった様子(かわいい)。
診察台の上で、スーパー銭湯のくつろぎスペースで
ゆったりするひとみたいな風情を醸し出しているちこ。
いやいやおつかれさまでした。さあおうちに帰りましょう。

お通じを楽にする「傾向のある」フードの試食の
小袋をいただく。
ちこは三カ月おきに血液検査をしていて、
病院で結果の出る簡易版と、外の機関に出すパターンを交互に。
前回は簡単版だったので、今回はしっかり版なので、
結果は一週間後。

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「はぁぁ、もうつかれたー」

と言いたげなちこにゃ。がんばったがんばった。
なにより異常なくて本当によかった。ありがとね。
(見事にすっきりしているツメにほれぼれ)

最近、おねむの時間が本当に増えました。帰宅時のお出迎えも少なくなったかな。
たいていベッド化、この椅子の上でねむっています。お気に入り。

これから暑くなるので心配だけど、
今年の夏もいっしょに無事に乗り切ろうね。

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もうひまわりが出ていました。そうだよね、もう夏至だもんね。
ミッドサマーと言えば、やはりアイスランドを思い出す。
ほんとうに本当に幸福な記憶であることよ。

あのとき、旅行に行くことを決めた自分に感謝。

羊飼いの暮らし イギリス湖水地方の四季

ジェイムズ リーバンクス,James Rebanks/早川書房

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あまりに美しい表紙に魅かれ、いま読んでいる本。
アイスランドではないですが。
シビアで美しくてとても面白い。家族の年代記としても興味深い。


まったくねこがらみには甘いよなあ、
と思いながら購入したのですがよかったです。

知人のうちで生まれたちびにゃんこ、
9歳の息子のたっての願いで引き取る約束をした(元来犬派の)著者。
『まだ赤ちゃんだから、もう少しお母さんねこのそばで過ごしてから渡すわね』
ということで、
赤ちゃん猫が家に来るのを文字通り指折り数えて待っていた息子。

しかしその直後、交通事故でその息子は逝ってしまいました。
悲嘆の底で呆然とする著者のもとに、約束通りちいさな猫がやってきました。
帯には
『こんな時にねこなんて飼える訳ない』

人生を立て直す、向き合いなおす、ひとりの女性の
苦闘と回復、人生の物語としても読むことができます。

その傍らにしっかり秘かにたたずむにゃん。
寄り添う、というほど近くなく、
それでもしっかりと見守りつづけるにゃんの物語。

タイトルの『クレオ』は、ねこの名前。
永遠に9歳のままの息子が、クレオパトラにちなんでつけた名前。
子ねこのお母さんはアビシニアンで、クレオパトラみたいだから、
というのがその由来。

クレオ自身は黒猫で、特にちびちゃんのころは
毛もまばらで目ばかりぎょろぎょろしていた様子、
(名前の候補に「E.T.」があがるくらい! )
アビシニアン風味はないようですが。
9歳の男の子がいかにその猫の美しさに
魅了されこころを奪われたかがよくわかります。

(ほかの候補にブラッキーやスーティーがあがるあたりが、
また英語圏あるあるでたのしい)

※追記※

帰宅後はいきなり
ごはんをもぐもぐ、トイレもすっきり、そしてすやすや爆睡という
大変ありがたいおちつきぶりでした。

これ以上にありがたいことはないわー。ほんとにもう。
もうこれだけで泣ける。安心して腰抜けそう。
ちょっと大げさかもだけど。



ちこにゃんも私も好きでよく流しっぱなしにするライブ動画。
おそろいーなかよしー……という、自慢(てへ)



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by chico_book | 2017-06-11 09:06 | ねこ | Comments(2)

新緑とムジムジとにゃんとかかんとか

窓の外の新緑が色濃い季節。

本日で終了なのですが
『全国都市緑化よこはまフェア』
が、たいへん素晴らしくてすばらしくて、たのしうございました…………。

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港の見える丘公園、バラの季節は毎年とても素晴らしいのですが
今回は本当に本気度が違った。

結局一回しか行けなかったのですが、
もうずっと反芻してにまにましてしまうタノシサ。
もっと何度も足を運びたかったのですけれども、
ううむ、まあせわしない日々。無理禁物。
じっくりゆっくり楽しめたのでよしとしましょう。
写真はたくさん撮ったので(撮ってあるので)おいおい。

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さて現在進行形で模様替え進行中です。
BC(ビフォアちこ)時代の方向性(おおげさですが)のままの
家の中、文庫本ラック(1980円!!)やなんやかやで
しのいできましたがもう限界。

これで最後の大型家具、ということで汎用性の高いコチラを導入することに。
(何のことはない、展示見切り品で70パーオフに飛びついた次第)

3×5を横置き使用。
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本棚として使用するには上の空間が空く(空きすぎる)とは思っていました。
本棚としての使用をメインの目的にはしてなかったのですが
なんとも説得力のない写真。
上に物を置く予定はなかったよ。ほんとよ。
ま、まだ仮置きだからね。ね。と、主に自分に言い聞かせ。
縦置き横置きも最後まで悩みました。
背が高すぎて有効活用できないかな、
あと圧迫感が出過ぎるかなということで横置き使用。
いざとなったら立ててみればいいや。なんて思うもののそう軽々しくはできません。
むむむ。

ちなみに組み立ては業者さんにお願い。
ほんの20分ほどでさくさく組み立てていかれました。

興味深かったのは、プロのかたでも
「すんなりネジの通らない穴が(やはり)ある」
そのときは、別途ねじねじを通して穴を調整するようです。
カラーボックスや文庫本ラックに私ごときが手こずるのは
ある意味当たり前だわ、なんて思う次第。納得納得。

本の収納のみなら、こちらの買い足しが理想的でした。
最後まで悩む悩む悩む。
(結局見切り品がジャンピングボードに)
いま使っているのは、奥行き21センチ×縦175.5センチ。
(ハイタイプ(212.5センチ)と最後まで迷いました)

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春樹段がもうパンパン(予測できた事態)。
最新刊も一冊しかここにいない始末。
(入れようとして無理だったスペースに、哀感が漂って…いないか)
一応、まだ片付け途中なので。
しおりひもとか並びとかはあらためて対応する予定の、仮置きです。


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購入当初に、無理矢理にでも『飾り棚』設定をしてよかった。たぶん。
いまこの瞬間も、ぎっちぎちに詰めこみたい誘惑に駆られています。
全力で踏みとどまり中。

もちろん棚の設定しなおしは(理論上)可能ですが、
ぎっちりとめている棚ダボ(という名称でいいのかな)を抜くのが
簡単でないという理由で、消極的に継続。でもこれでいいと思う。

実はこのほか納戸スペースに本棚がみっしりあります。
今回そこの中身を大見直しして収納を再設定。
(ちこ関係ないやん)
(スタッキングシェルフのなかに、猫グッズ枠とかキャリー収納を入れたのが大きな目的)

あるはずの本が行方不明などの、諸々に我慢できなくなった次第。
我慢することないのにね。ほんとにね。

シェルフ組み立て中、ちこさんは寝室におこもりいただいたのですが、
業者さん電動ドライバなどの使用もなく、黙々と作業されました。
大きな音がしたらちこが怖がるかしら、と思っていたので安心安心。

設置完了後、ハイお待たせー、と、扉を開けると
それでもものすごく腰を落として警戒しながら、
ゆっくりゆっくり出てくるちこ。ネコやねえ。



モアレさんをイメージ動画としてお借りします(感謝)

ひとしきり探索しまくった後、いつもよりお疲れなのか、
いつもと違う場所で
(脱衣所のバスマットの上。何故??)
箱を組んで昏々と眠りつづけるちこさんでした。
つきあってくれてありがとね。
そして深夜三時頃にようやくごはんを食べに来たので安心安心。
ちこにゃんすこし前に、体調がやや不安定だったので
(いまは元どおりです)心配度もましましでしたがよかったよかった。

さてそれでは片付けの続きに戻ります。
(納戸の本棚に置く本と、こちらに出す本を、
分類したりあーでもないこーでもないと満喫中)

しかし家のなかがムジムジしてきました。予想はしていましたが。

こんなかっこよくはないですけども勿論。


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by chico_book | 2017-06-04 13:27 | 日々 | Comments(5)

そこはかとなく不安と不穏な、晩春の夜

ちょっと考えこんでしまう晩春。みぞみぞする。
あまりよくない意味のほうで。
でもまあ、毎年この季節はこんなかんじかもしれません。
こころの動きが季節についていけてないのかも。

ぼんやり徘徊散策した週末の記録です。

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葉っぱの方が目立つ桜を、シルエット気味に。
ことしは本当によく保ってくれました。ありがとう。


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すこしずつ準備している藤の花。
そうだよね、もう来週末には連休だもの。
気がついたらすでに満開、なイメージが強いので
この段階できづけたことが逆にうれしい。

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ルリマツリかな、と思ったのですが、ちょっと自信なし。
線路のそばの植え込みにのびのびと咲いていました。

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たくさんの果実。みっしりとおもたげ。
冬を乗り切って春を迎えて、なんだか戦友みたいに思えるのは、
去りゆく春に戸惑っているような、
抱えた荷物をもてあまして途方に暮れているような気持ちを
共有しているように思えるからかな(うがちすぎ)。

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足元にはスターフラワー。濃い緑の影の涼しい白に、なんとも弱い。
そんな予定はどこにもないけれど、もし自分が庭を持つのなら
緑と白を基調にしたいなあ、なんてぼんやり思う。
そんなこと言いつつも、さみしくなって
いきなり赤や黄色のチュウリップとか植えちゃうかもしれませんが。

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ふさふさの羊歯にココロ魅かれるのは、きっと小さい城下町育ちだから。
横浜も存外石垣や急坂が多くて(特に山手のあたり)わくわくします。
散歩しがいのある街。この写真は横浜ではありませんが。

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さらさらの小川にひっそりと花筏、というと気取りすぎかな。
ほんのわすかですね。いやさすがにわずかすぎるかな。

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こちらは流れてはいません。

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思いっきりななめですが(悪癖)、鶴岡八幡宮の源平池(源氏池かも??)

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観光客のみなさんで大賑わい。
綺麗だね綺麗だね、とオオヨロコビ@ALL。
わたしも静かにココロで絶賛。盛りは過ぎているけれど、充分。
ミサイルが飛ぶかもしれないのにね。



こんな90年代アイドル(だよね??)ソングを
思い出すあたりもう。もうもう。
西炯子センセエのデビュー短編集収録のの
『まっているよ』
と言うのもそういうモチーフだったような記憶。

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(ちがってたらごめんなさい)
八幡宮の背後の山と、やわらかい新緑と、静かな池の水面。
このコントラスト大好き。

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ふわふわと芽吹きはじめる銀杏のはっぱ。

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木瓜の花。梅とも桜とも違うまるくてひらたい花。かわいい。
この色合いはことさらに。
春から夏へ、なんとうつくしい季節だろうか。
でも暑くなるのはいやだな。くたびれちゃうから。

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こんな木の洞から、リスが飛びだしてくるのをよく見かけます。
それは本当にしょっちゅう。
夜だと、一瞬ネコかリスかわからなくて目を凝らす。
キジトラさんと見紛うふくふくのタイワンリス。
ポイントはふさふさのしっぽと、上下移動のリターンとか
枝から枝への身のこなしとか。

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手のひらサイズの小さな真鯛。桜鯛と呼んでいいのかな。
小さすぎて大丈夫なのこれ、と言う気持ちにもなりました。
(サイズによってはリリース対象となるはず。
20センチ以下と言う情報もあったので、ギリギリなのかも)

私としては使いやすいサイズでありがたい。
ちなみに鎌倉ユニオンにて2匹で398円。おなか調理済。
鎌倉のユニオン、実は結構リーズナブルでありがたいことが多いのです。
鎌倉だし、セレブだったり観光地価格なんじゃないの、
と言う思いを吹っ飛ばしてくれる腰越漁港地元産。
ありがたや。
(お気に入りのチーズも、横浜の成城石井より50円もお安い。感謝)
あさりと一緒にアクアパッツァにしました。
春の味覚。しあわせ。


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ほんのりと不穏な春の夜は、なんだかやりにくい。
こういう時にはどうしてもこの曲にすがってしまう。
中毒か。中毒なんだろうなあ。



ちこの、やわやわとした腹毛に指をうずめる幸福。

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泰然自若。
時は春(中略)
はすべてこともなし。
ということかな。なんというありがたさ。


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by chico_book | 2017-04-16 23:11 | 日々 | Comments(10)

導かれたりたどりついたり(感謝そして自慢は鼻息荒く)


ややこしい機能とか、どうせ使わないし、いいよ、
そのへんので、なんて思っていたワタクシが、(ミラーレスとはいえ)デジタル一眼を
求めてすたこらさっさと、浜のヨドバシに走ったのはもうずいぶん前のこと。
2012年の秋ではないかと、うろおぼえ。

人生で最初に購入したデジタルカメラは当時『4メガピクセル』が
キャッチコピーだったキヤノンのIXY 400と言う機種でした。


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(下記リンク先/キヤノンのサイトより画像をお借りしました)
http://cweb.canon.jp/pls/webcc/WC_SHOW_CONTENTS.EdtDsp?i_tx_qasearch_url=http%3A//search5.canon.jp/ja_all/search.x%3Fq%3DIXY+400+%25E6%25A9%259F%25E7%25A8%25AE%25E4%25BB%2595%25E6%25A7%2598%26ie%3Dutf8%26pid%3D4NK-l66MYRuumtn74-444Q..%26qid%3DFLeUY0yV12g.%26page%3D1%26i_cd_pr_catg%3D%26i_cd_pr%3D%26qa_search_category%3D%26i_cd_transition%3D1&i_cd_pr_catg=&i_tx_contents_dir=/e-support/faq/answer/digitalcamera/&i_tx_contents_file=10669-1.html&i_fl_edit=1&i_tx_search_pr_name=&i_cl_form=01&i_cd_qasearch=Q000010669&i_tx_keyword=IXY+400+%8B%40%8E%ED%8E%64%97%6C&i_cd_pr=&i_cd_transition=1#1
(うまくリンクが貼れませんのでこちらで↑)

いまは驚きとか安値とか、何かそういうものの殿堂になっている小売店に
まだ、ヨドバシがあった時代のお話。2003年発売と言うことで、結構な昔話。

お店のかたの説明を聞いているうちに、
3万円くらいの予算が、4万5000円に諸々ついて
5万円くらいのお買い上げになりました。
実は私のお買い物ではよくあること。守備範囲外ではなおさら。
詳しい人に話を聞くのが好きなのと、あとで物足りなくなるのがせつないのと。
(しかしおかげで
『デジカメ買うときは機能>>>値段(もちろんできる範囲で)』
という意識が根付いてしまった)

ポケットに入るサイズで、ふいっと思いついていきなりシャッターを切っても、
観たまんまの色と質感の写真が撮れるのが面白くて面白くて。
リモアっぽいシンプルなシルバーと厚みのある本体が頼もしくも手になじむ、
欠点と言えばバッテリーの消耗が激しくて旅先ではいちにちもたないことくらい。
ほんとうに大好きだったのに、うっかり壊してしまって
なんとも激しく落ち込んだのも、桜の季節でした。
最後に撮影したのは駅のそばの八重桜。
いまでもそばを通るたびに、ちょっとだけ胸が痛みます。

さてそんなふうに楽しみながらも基本ざっくりがっさりと
写真と向きあってきましたが、
猛烈に憧れる、いやもうただただ素敵だなあとうっとりするお写真があります。
世にあふれるねこブログ(あるいはねこツイッタやねこインスタ)は数知れず、
うつくしかったり可愛かったりいとおしかったりする猫もたくさんたくさん。
素晴らしいお写真は限りなく途方もないほどですが、
それでもマイベストはあくまでうちのにゃん。

けれどそのかわいさ素晴らしさなんてまるで映し切れていないわ!
と、日々思っていたところ。
ちこがお世話になっているシッターさんのお写真ときたら!!
このかたが撮影してくださるちこときたら!!

たとえば、私が撮ったちこ………。

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ううむ………(しょぼん)
いやいやさすがに、もっとかわゆく撮影できる日もあります! ちゃんと!!

シッターさんのお写真のなかのちこときたらもう(うっとり)
すごいなあ麗しいなあちこってば。うっとりするねえ。
ほんとほんと、あますことなくこんなかんじよちこ。
みなさーん! これがちこのリアルですよ!!
いや実力どおりだわすごいわぁぁ
レポートのお写真をみて、うっとりとつらつら、
際限なく語りつづけるワタクシに夫曰く。

さすが一眼はすごいねえ。

ほお…………これが噂には聞く、
立派なカメラ様である、一眼さんのお写真なのね。
よかね。よかねえ。
……でも私には扱えんやろうねえ。
ややこしかったり機械扱うの苦手だもんねえ。

いやあ、どうだろうね??

うほ?(ゴリラ)
わわわワタシでも、こんなちこの写真撮れたりするかなあ? 
もしかして?

…スッ。
(コンデジから一眼まで7種類くらいのカメラの性能/特長などを
エクセルの表にまとめたものを差し出す夫)※実際にはメールに添付でした

ワーオ(小声)
ちょうどコンデジが故障して(ズームが戻らなくなりました)
カメラどうしようねえ、なんて考えていた矢先。

と言う訳で、その後ワタクシは無事ミラーレス一眼を手に入れて
その素直な色調/絵面の写真を日々たのしくたのしく過ごしています。

sonyのNEX-5Rを使用しています

※sonyさんは『生産完了』って表記するのですね。なんだか力強い)

一眼使っても結局、こんな写真になってますが。
でもいいの、たのしいから。

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(わ、悪そう)
(でもこのお耳の角度が好き)

ふだん持ち歩くには、ちょっと大きめで手に余るのが
残念と言えば残念だけど(荷物が増えちゃう)
そのおかげでこの写真、と言うことで不満はありません。

そんなわけで、私を一眼レフの世界に連れてきてくれた
(まあ勝手についてきたのですが、きっかけになったということで)
(使いこなせてはいないので『入り口で立ちどまっている』状態)
(でもほんとにたのしい楽しい。これ以上言うと嘘くさくなるほどですがほんとに)

キャットシッターさんのインスタグラムに、
ちこが登場させていただきご紹介!! 
ワーイワーイ!(ちこ国民歓喜の雄叫び)
ちこにゃ!!

ちこ素晴らしく美しいわ…(号泣)
(ブログ的には同じ写真なのですが
そんなことはもうまったく問題なし!)
そしてほかにも
たくさんのたくさんのうつくしくかわいくたのしいにゃんたち!!

すっかりあまえんぼでれでれのちこの、
ほてほてのおなかを撫でてくださるやさしく頼もしいシッターさん。
やむを得ない出張や帰省も、あるいは急な入院も
(もちろんこれはない方がいいのだけれど)いつも大変心強いです。

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こちらは今夜のちこ。ことしはいつまでも寒いねえ。

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お花が長く咲いてくれるのは、ありがたいことですが。
さとこちゃんを思い出すではないですか(涙)



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by chico_book | 2017-04-06 01:06 | ねこ | Comments(2)

サニーサンデイクリニックの記録


フィギュアで興奮して疲れてしまった土曜日。
ことん、と眠りこんですっきりと目覚めた朝はたいそう良いお天気。

日曜日の朝からちこを病院へ。年末の検査からほぼ3ヶ月の定期検診。
前回しっかりした検査(外部機関への委託)をしたので、
ほんじつは簡易版。病院で結果が出るので安心です。

定期検査のほか、爪切りと、
おなかにできたぱげをみていただく必要があります(!!)

ぱげには、じつは一週間前から気づいていたのですが、
なかなか病院に行く都合がつけられなくてそわそわしていました。
ネットで検索したところ
「(加齢による(!!))抵抗力の低下による真菌の感染」
もしくは
「ストレスによるなめすぎ」
あたりが該当しそう………。
素人判断ダメ絶対、と思いながらもモニタの前で固まってしまう。
なんてこと。ストレス、加齢。胸がひしゃげそうになる。
お留守番に嫌な顔をしないちこに、わたしは甘えていたのかも。
調子に乗っていたのかも。
ちこはひとり、しんどい思いをしていたのかも。

あかるい春の陽ざしのなか、
にぎやかにたのしげに、うらうらと大きなトートバッグや
レジャーマットを手にしたお花見の皆さんを横目に、
タイミングよく9時過ぎ、開業時間早々に病院へ。

なんと既に先客がいました。
おじいさんにだっこされたロングコートのチワワ。
本年度の注射、ですって。
そうか、年度が替わったのね、もう4月なのね、と(こそっと)しみじみ。
そう言えばわんちゃんには、そういうオヤクソクがあるのね。
実際には、なかなかしみじみさせてくれない
大鳴き大騒ぎにゃんがうちのねこ。

ほどなく病室へ。前回は年末でしたのでほぼ三か月ぶり。
体重は微増。5.2キロ→5.38キロ。あらら。
来る前にごはん食べたからかな??(違うらしい)

うしろあしから採血、触診、耳と鼻とお口、異常なし。
ぱげは大小併せて3ヶ所。おもにおなか。
自分でなめることのできる場所なので、なめすぎかもしれないし、
あるいは真菌か何かかもしれない。
皮膚炎の原因特定はとても難しいとのこと。
幸い赤味もなく痛がってはいないので、とりあえず様子見でいきましょう。
広がったり、変化があるようならまたすぐに連れてきてね、と言われました。
はい。要経過観察ですね。

血液検査の結果が出るまで15分くらいかかる、とのことで待合室で待機。
相変わらず文句を言い続けるも、ついにはくたびれてうとうとしはじめるちこ。
ごめんね。
私はこの本を読んでいました。青いわ若いわなつかしいわ。
ひさびさに、桃尻娘も読んでみようかな。昭和のはねっかえりティーンエイジウォーク。


私の
『生意気で自分の才能を過信している若者好き』
は、このあたりが源泉かもしれない。

続々とわんちゃんが来院。
なつこい子も、元気な子も、おとなしい子も、
みんな春の陽ざしのなかでかわいいかわいい。

三毛猫さんが洗濯ネットにいれられたままで来院。びっくり。
キャリーなどでなく、洗濯ネットごとだっこされているんです。
白多めの三毛猫さんでした。怪我をした傷口をみてもらってるのだそう。
一生懸命飼い主さんに話しかけていて、やっぱりかわいいかわいい。

さて、検査結果は以下の通り。

BUN(尿素窒素):31(基準値16-36) 
CRE(クレアチニン):2.6(基準値0.8-2.4) 

やや高めですが、この程度なら誤差もあるので
気にしなくてもよさそう、とのこと。
前回と同じかんじ。
腎不全ではありますが、安定はしている、ただし油断は禁物、とのこと。
次はまた7月前ころに。

おうちにいそいそと帰る。途中で救急車と消防車とすれ違う。
大きな音と振動、きっと怖かったよね。ごめんねちこ。
帰りは個人タクシーさんで。
ねこ好きの運転手さんで、ずっとちこに話しかけてくれていました。

「そうか、血を抜かれたのか」

「痛かったねえ、頑張ったがんばった、帰ったらごちそう出るからね」

「腎臓はね、ネコはみんな腎臓に来るからね。その分先生のノウハウあるからね」

ありがとう。まじめになう、にゃあう、と、かえすちこがまたかわいい。
運転手さんのおかげでよい通院になりました。
帰宅して、キャリーを飛び出すちこは、一目散にごはんのお皿へ。
せっせせっせとカリカリを食べる。
シャクシャクと言う軽い音を聞きながら、そっとそのちいさな後頭部に手を添える。
おつかれにゃん。

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ふー、もうなんだったのよー・・・・・と言いたげな、ちこ。

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先生の爪切りほんとうに素晴らしいです。ガッツリ切っていただきました。
人間用のつめきりでさくさくあっさり(でも今回は二回ほどシャアって言いました)

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このフォルムの愛おしさ。なんだかやせて見えるのにね。
錯覚だそうですよ。びっくりだ。

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梅の実の赤ちゃん(大好き)。こんな季節になりました。


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by chico_book | 2017-04-03 23:17 | ねこ | Comments(0)

のたりのたりと春の嵐(事後報告)


ヘルシンキワールドのために、ばたばたしていました。
すみません嘘です。
(どうしてもこのタイミングで言いたかった…)
いや気持ちはバタバタそわそわしているのですが。
ナンバーさんの、世界選手権日本女子関連記事。
すっと心を鎮めてくれました。ありがとう。

所用のため、実家へ。
問題なく用事そのものは終了したのですが、
ちょっと問題なく用事をこなしすぎて
逆にいろいろ反省しながら帰ってまいりました。
(一見、と言うだけで、本質はまったく解決していないのですが)
表面の実務をへたにサクサクこなすと、勘違いの過大評価を受けて
出来るわけでもない範囲のことを要求されたあげく、
ややこしいことになる経験の数多ある来し方なのです。
勘違いされやすくて、しかも断ったり訂正したりするのが、
どうにもうまくいかない。
今更ですが。何年生だよ、って話ですが。
(美しい誤解と言うか、勘違いで過大評価されて、
その結果よりややこしいことになることが多い。経験充分すぎるほどなのに)

損な雑事のあれやこれや、千本ノックを何とかかわして、
かわしきれなかったところに(ココロの)バンドエイド絆創膏を
(家守さんに逢えない火曜日。
でも存外すっきりしているのは、きっと満足させていただいたから。
そして闇落ち但馬守がパーフェクトだったから…!!(感謝))
ぺたっとはって終わらせて、
一日に2時間ほどその場を抜け出してお散歩。
そうしないと、濃厚さに自家中毒もしくは酸欠になりそうだったので。

幸いにしてたいへん静かなまちなので、お散歩するには最適。
ゆっくりといろいろなことに思いを巡らす。

高3の春、卒業では遠く離れることになるクラスメイトと、
高台から小さな入り江を見下ろしながら、
穏やかな春の海を眺めながら語りあったことをぼんやり思い出す。
思い出しながら同じ場所にひとり、立ってみる。

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(こーんな石垣の上にある高台)

茫漠とした春の海、同じくらい茫漠とした未来を思いながら
カラ元気と素直な期待と若干の不安を共有していた日のこと、
共有してくれた人のこと。
語りあった内容はまるで覚えていないけれど、
でもそれでいいと思う。それで十分だと思う。
18歳の私が見たら呆れるかしら怒るかしら嗤うかしら。
そういうふうに、傲慢な若者だったと思う。


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小学校の通学路を歩く。
小学生の時、こんな家並みの前の道を馬が歩いていたのを
見た記憶があるのだけれど、まぼろしかなあ。
いくらなんでも。1970年代の話。いくらなんでも(2回目)。

その山のような巨大さに驚いた記憶が、とても鮮やかで鮮やかで。

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古びた家並みの小道を、探検するのが大好きな子供でした。

晴れたり急に強い雨が降ったり、不安定な天候が続きました。
わたし自身も(大荒れではないけれど)目まぐるしく不安定で
落ち着かないこころもちだったので、あらまあおそろいだわ、なんて。
春の嵐。



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害獣ではなく、受け入れるあたたかさ、共存共栄。
いやそれ実際にはだめだけど、まあかわいいのでいっか。
昭和的さじ加減。

散歩中に、セブンイレブンに行こうと思い立つ。
市内に二軒しかないセブンイレブン。
駐車場が広大で、いつも人でいっぱいのセブンイレブンを、
まるでオアシスみたいに感じる。
見慣れた看板、いつもの音楽、けたたましくも力づよい色彩。
懐かしいセブンカフェの素っ気ないぬくもり、苦さあたたかさ。
たった三日ぶりなのに、なにこの息継ぎ感。

『この街にいると、都会と違って時間の流れがゆっくりで、おちつくでしょ』

うんそのとおり。でもセブンイレブンはほんとうにオアシス。
都会とまるで変わらない世界。
その無記名性で、濃厚すぎる空気がちょっと薄くなって、
呼吸しやすくなるかんじ。

ほんとうは『騎士団長殺し』を読む格好の機会だったのですが、
時間が確保できるか自信がなかったのと、
上下巻ボリュームを荷物としてはこぶことを検討して
泣く泣く諦め。
(もうちらほら内容が漏れ聞こえてきていて焦り気味)

今回のおともはこちら。

さくっと読み終えました。しずかで丁寧であたたかい。
『ほっこり』なんて言葉が裸足で逃げ出すような、
真摯で実直な温かさ。好きな本です。
ふたつの世界との折り合いをつける話に、
無性にココロ魅かれてしまう。
私自身のルーツはまったくの日本人、それも両親ともに
隣の自治体と言う近さ小ささなのに(だから??)
ふいっと、ふらっと、境界線を行ったり来たりすること、
その自分を内から外から見る心もとないあの感じが
どうしようもなく好きなのだろう。
ああ、台湾に行きたいなあと思う。

じぶんのトランクに貼られた、すっかり黄ばんだチャイナエアーの、
まるまると福々しい梅の花をしみじみと眺める。
そっと指でなぞってみる。
あたたかくて空が開けていて、
温度が高くて湿度も高くて、でも風とおしのよいあの街。
母方のルーツが、商売をしていたという
おぼろげな噂のあるフォルモッサ(真偽不明)
この本はタイトル買いですが、こういう勝利体験があると
書籍購入やめられなくなります。積読きりないのに。ほんとに(幸福)。

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すみれとはこべ。ちいさくて確実な春。変わらない春。

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すくすくとのびるつくしんぼ。ひさしぶりに見ました。
まさに群生。

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夏にはたくさんの実をつけるブルーベリー。
つぼみを見たのは初めて。ちょっとたのしい。

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実家の庭で、一輪だけ咲いていた枝垂桜(かな)。
歓迎されたと思うことにします。

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おするばんにゃん。シッターさんの見事なお写真。感謝しかない。
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甘え放題甘やかし放題、それは理想。ほんとに理想。
(実際にはお留守番など苦労をさせています)

元気に無事に、ちこにあえたことを改めて感謝。


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by chico_book | 2017-03-28 19:47 | 日々 | Comments(5)

ひと晩たっておちついたことと、そうでもないこと

少し落ち着きました。きっとブログの効用。
宮原さんしばらくリンクを離れて回復に努めるとのこと。
冷静な対応にホッとするやら胸が熱くなるやら。
そしていまさらながら、ぞっとしました。
ほんとうに、無理しないでよかった。
正式にスキップを決めたことで、ご本人もおちついて回復に専念できることでしょう。

ここ1-2ヶ月の間、ずっとくちずさんでいるのが
火曜ドラマ・カルテットの主題歌『おとなの掟』と、
『ラ・ラ・ランド』の(おそらく)メインテーマの『Another Day Of Sun』。
正反対の様で、どこかなにか通じるものがあるような気がしている。
語られていない物語があふれているような。
終わらない物語とか、求めつづける夢とか、掲げつづける旗とか、
それをやさしくそっと見守ることとか、たいせつにするような、何かそういったこと。
※『ラ・ラ・ランド』、単純と言えるかも、と書きましたが、ちょっと再考してみたい。
敢えてあの落としどころのバランスをとったのかな、
と言うふうに思いなおしています。

やっぱり人生はうつくしく短い夢だわね、なんて思うのは春だからかな。
そしてそれはきっと幸福なことよね、なんてことも。
それについては、まだまとまっていないのでまたいずれ。




冒頭の、わたしに聞き取れる英語はごくわずか、
グレイハウンドステイション、
彼をおいてきたこと、
そうせざるをえなかったの、true、sweet、
We were seventeen,
というところでもう、胸をうわーっとつかまれる。セブンティーン!!

高校や大学を卒業して、新生活にはいるときのあてどない心境、
明るい春の光のなかの心細さ、それに拍車をかけるまぶしい桜の花、
なんてものを連想してしまうのかも。きっと。
闇雲に進むことが、いまほど怖くなかった頃を思い出して
なにかがこみ上げる曲。

いまのわたしが手に入れたもの、いれられなかったもの、
これからでも焦がれてしまうもの、
そんなあれこれがそれこそいっぱいに散りばめられている。
星の砂の砂浜を歩くと、一足ごとにしゃく、しゃくと砕いてしまうように。
(あるいたことないけど)




戻りたいとも取り返したいとも、思わないけれど、
ものすごく輝いていて、まぶしい。

でもいまのわたしには、そんな(不安定な)若いころとは違う、
たいへん頼もしい友人たち仲間たちがいる、そんな自分のことは素直に誇らしい。
知らないうちに強力なパーティ組んでいた的な、圧倒的な感慨が。

『カルテット』
早く二回目みたいなぁ。
この物語を、もっと堪能したい、満喫したい、こころにしみこませたい。
ああたのしかった・・・・!! しばらくドラマはもういいかな、ってくらい。

たいせつな友人にあいたくてあいたくてあいたくてたまらない。単純。
この短い夢を、それぞれの船でわたってゆく親しいひとたちに
手を振りたくて、顔を見たくて、ハグをしたくてたまらない。




気持ちに拍車かかる。

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ちいさな地上の星のような。

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本日のくんにゃりにゃん。こんな瞳で私を見てるのですよ(自慢)


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by chico_book | 2017-03-23 00:34 | 日々 | Comments(2)

うららかざわざわこころは平らかを目指す(祈)

コメント欄で軽く触れましたが、ちょっと体調を崩して
たいへんひっそりと過ごした三連休でした。
息を殺して明るい春先、いろいろなことがざわつく季節をやり過ごすのはとても悪くない。
(変な日本語がちょうどはまる心情)

これはちょっと観たかったのだけど、自重。



なにしろジャック&ベティのレイトショー(3/24まで)
レイトショーにはやや厳しいロケーション。
弱虫なので。
(ほぼほぼ歓楽街と言っていい場所のはずれにある映画館)

またどこかで拾いましょう。


体を休めながら相談しながら、ごそごそたまった家事やお片づけをする。
あれこれたくさん。文字通り雑事。
天気がいいのを先途とばかり、洗濯機をまわして干してをなんども繰り返す。
充実。春のひざしをながめてお茶を飲む。乾いた洗濯物をたたむ。
書類の整理、家計簿つけ、食器棚や冷蔵庫の中のレイアウトを変更などなど。
ソファにちょっと腰掛けるたびに、こたつやベッドから飛びだして、
律義に駆け寄ってくる愛しいねこ。
びゃーうびゃーう、と、のんのんをせがむ。それに応じたり応じなかったり。
のどかな日。ありがたくのどかな日。なんという幸福。

日曜の夜ぐったりしたまま、読みはじめた本。
日記だったら読みやすいかしらなんて(大変な誤解)
魅かれた理由は装丁だったはず。予備知識ほぼゼロ。
「結構話題の本らしい」
「帯を末井さんが書いていてびっくり」
(私のなかで末井さんは初期りえぞうせんせいの
「このままだとおうちに小豆(大豆かも)が5トン来る末井どん」)


途中で止まらなくなったのですが、いやまったく以て
体調の悪いときに読む本ではなかった…!!
具合悪いまま、一気に読了。ほぼほぼ徹夜。
なんとかごみ出しをして、ふらふらもうろうとしながら月曜日を過ごす。
先延ばしにしていた(3月リミットの)携帯の契約変更に
えっちらおっちらと行くのが精いっぱい。

月曜の夜、見逃していた『直虎』二週分を視聴。
(面白いです。圧倒的に不穏で)
そのせいですっかり日曜日の夜と勘違い。
おりからの睡眠不足もあって、倒れるようにベッドへ。
………と言う訳で、月曜の夜はほぼニュースに触れることなく。
火曜朝のニュースでいきなり知りました。
宮原さんワールド欠場・・・・・・!!

※※以下ファンがめそめそぼそぼそ呟いております※※

ひぃぃぃぃ。朝から声にならない声で立ちすくむ。
ねこがいて、ほんとうによかった。
立ちすくむ私の足にすりすりとまとわりつく
やさしい毛皮のあたたかさやわらかさ。
手にしたマグをかろうじて取り落とさずにすみました。
ありがとうちこ。

呆然としたまま、機械のようにただ流れにそって身支度を整えて、
そのまま家を出ます。

週末ジュニアワールドをみて、苛烈や!! これは大変だ!!
ぴょんちゃんどうなっちゃうの! と、思っていたところ。
ザギトワさんのドンキ、たのしかったー。
後半ジャンプ固め打ちが
「おいたてられるように/せわしなく」
ではなく
「メロディやリズムと追いかけっこをするように」
駆け抜けていったのがなんとも楽しくて。
勢いのあるプログラム大好き。ジュニアはさらなり。
溌剌、と言うにふさわしい
(ザギトワさんにかぎることではありませんが)

真凜ちゃんの
『一位の選手に、頑張っておめでとうと言いたいと思う』
と言う言葉に胸を突かれました。

15歳の女の子が、自分の完璧を出すことができた
そのわずか数分後に突きつけられる現実。
そのシビアな状況にまっすぐに向き合おうとする姿勢、勇気、りりしさ、
そしてそれを言葉にするということ。
すごいなあ。
(でもちょっとインタビュー厳しすぎではないかしら、
そこまで放送しなくてもいいんじゃないかな。
と言う思いと、
(流れ上、おたがい引っ込みがつかなくなっただけかもしれませんが)
もしかして真凜ちゃんにとっては
ここまでワンセットなのかも、などとも思ってしまったりもする。
もちろんすべては憶測なんだけど)

このスポーツで負傷って並大抵のことではないわ、と
あらためて思い、
股関節ということで、こづを連想し(涙)、
濱田コーチのインタビューを拝見して
状態あまり良くなさそう、と、不安は思いきりあったので、
覚悟、あるいは予感がないとまでは言えないのですが。
ひゃぁぁぁぁ。さとこさん。さとこさん。

あの小さくて貴くて気高い、たおやかさと強靭さを併せ持つ背中。
SW冒頭、まっすぐにのばされたうでのうつくしさ。
指先の繊細さあでやかさ。
そんなことを思い出して、全日本を思い出して、
ゴージャスレイバックスピン、小鳥のようなバレエジャンプ。
やわらかい所作。惑星のジャンプの音はめ。
可憐だ。まさしく字義通り可憐!!

そんなことをぶんぶん思い出す。
出勤途中の車内で、じんわり半泣きになる。わたしが泣いてどうするの。
連休明けの出勤だってのに。ふぅぅぅぐぐぐ(奥歯かみしめ)
PRINCESS、ではなく TINY QUEENと称されるさとこさん。
そう、可憐なのにその威厳がものすごくクイーンなのですよ。ううう!!

なによりなにより、なによりご本人がなんと無念でありましょうか。

それでも引いてくれてよかった。引く勇気。
これほど難しいこともそうないと思います。
ありがとうさとこさん。そしてコーチやスタッフの皆さん。
そして理華さんありがとう。調整むちゃくちゃ大変だと思います。
(やはり小塚さんを連想して涙)
元気なリバダン見ることができますように…!!

練習の鬼、と言われるさとこさんにとって、
存分に練習できないのはさぞつらいだろうし、
いろいろと勝手が違うこともあるでしょうけれども、
シフトチェンジにいい時期なのかもしれません。
そしてそれに、クレバーかつ確実に対応できるのがさとこさん
(祈そして信)

ファンの間では有名な言葉ですが
振付師・ミヤケンさんの
「才能あってひゅって伸びる選手はブレがあるんだけど、
宮原選手は大きなピラミッドみたいになっててブレない」
と言う言葉をここに刻ませていただきます。

get well soon と、小声でそっとお祈りします。
このひとと。おでこごっつんしながら。

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土曜日の成果。新しい写真たて(閉店セールで半額!)に飾るのは、
最愛のねことアイスランドの記憶、

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優雅に横たわるお姿を写真に収めようとするも、
すかさずのんのん体制に入るの図(かわいい)
やる気満々のおてて。

「さあ!! わかってるんでしょさあさあさあ!! 」
ってかんじですね。
ジャッジに向かってずんずん進んでゆく羽生さんのような。

確信に満ちたまなざし。ちこも見事なクイーンぶり。
姫にゃん、なんて呼ぶこともあるけれどね。



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by chico_book | 2017-03-22 01:40 | フィギュアスケート | Comments(0)

傲慢でかわいい秘密のおしゃべり

眠くてぼんやりしたまま、機械的に職場へ向かって歩く。
ずいぶん陽ざしが強くなった。もう春だもの。
結局今年は雪は降らないままなのだろうか。そういう年もあるってことかしら。
ちょっと残念なようなありがたいような。
そんなことをぼんやりと考えながら足だけはしゃきしゃきと
進んでゆく。無意識の動きが自分でも少し不気味で、でもありがたくもある。
もたもたしている暇はないし、油断すると
いくらでもたもたする人間なのだから。

登校中の小学生がばらばらと私のまわりを走ってゆく。
まさに三々五々、集まっては離れ、歓声を上げる小さなひとたち。
みんなしっかりとランドセルを背負っている。
私がこどものころは
『いかに早くランドセルを卒業してマイバッグに移行するか』
競争のような風潮があって、早い子どもは3年生くらいから
もう使わなくなっていた。
ランドセルそのものも、当時のものは(きっと)使い勝手が悪かったり、
品もよくなかったりしたのかもしれない。
いまどきのランドセルは色づかいもデザインのディティールも
様々で、身長の高い子どものものでもそんなにくたびれている様子はない。
もしかしたら、手入れしながら大切に使っているのかも。
だとしたらそれはよい変化ではないですか。
高度経済成長・大量生産・バブルでイケイケどんどん期を経て、
いまや子供の意識も変わってるのかもねえ、と、勝手に思いを巡らせてみる。

わたし自身は身長が伸びなかったことと、
両手がフリーになって、本を読みながら歩くことができる、
というメリットを感じていたので、6年間みっしり使い倒しました。

そして近所のおじちゃんおばちゃんに
『二宮金次郎』『ものを大切にするこども』
と、うつくしい誤解の要素のある評価をいただいておりました。
あぶないでしょ! と(強くは)言われないほど、交通量の少ない田舎のお話。

短いパンツからすんなりした足を突き出して、
気持ちいい切れ味でしゃきしゃき歩く女子ふたり。
いわゆる『恋人つなぎ』をした手を軽く揺らしながら、
肩を軽くぶつけないながら。
長い髪は朝日を受けて信じられないくらいいつやつやしている。
ひとりはポニーテール、ひとりはツインテール。
盛大に揺れる髪のふさふさ、傲慢なほどの髪の艶までがなんだか楽しげ。
でも聞こえてくる会話の内容は、ちょっと意外でした。
夢遊病者のような(やる気のない)私と、彼女たちの歩く速度が
たまたま一致した、短い時間に聞こえてきた内容をキキミミ頭巾。
そしてその記録。だってあまりにかわいくて!!

「ああ卒業式めんどくさいねえ」

「ねえ」

「ずっと小学生でいたいのになー」

「私もそう言ったらママすごく怒ってた。びっくりだよ」

「うちもだよ。行かないって言ってるわけでもないのに
なんであんなにむきになるんだか不思議」

「行きたくないけど行くに決まってるじゃんか。
ママってさ、よくあんなにむきになれるよね。
わたしだってぐちくらい言いたいよ」

「やだよねえ中学。髪の毛とか好きにできないんだよ」

「ほんとほんと」

うーんそうだねえ。
わたしに子供はいませんが、中学の校則の不合理性に
異を唱えられた場合、説得できる自信は正直ないなあ。
(もちろん内容にもよりますが)

「制服やだよねえやだやだ」

「ママがさあ、『ぜいたくねえ。○中の制服あんなにかわいいのに』って。
そういう問題じゃないよね」

「いやいくらかわいくてもね、たまには別の着たいじゃない」

「そう! 」

「『私が着たいくらいだわ』だってさ。バカみたい」

オオなんとも辛辣な。
しかしこのくらいの年ごろの万能感とか
さわるものみな傷つけるとげっちさとか
じぶんたちは一番賢いわよフンフフーン!! なイキオイが、
(はたから見る分には)嫌いではないのでほのほのと
聞こえてくるままに任せる。

「だいたいスカートしかはけないじゃない。
それがすっごく嫌。さむいって」

思わず少女たちの足もとに目をやる。
ショートパンツから出ている足は鮮やかなカラータイツにつつまれている。
ひとりはマスタードイエロー、ひとりはカーキ。

「双子コーデとかふたりならんだときの色のバランスとか
配分とか、一生懸命工夫するのたのしかったのに。
制服なんてなんにもできないじゃん。台なしじゃん」

「そうそう。みんなとおそろいなんてまっぴらだよね。
ふたりでおそろい、は、こんなにたのしいのにねぇ。
知らないひとと、何の工夫もなくまるっきり
おんなじ服なんてぜったいやだやだやだよね」

「ねー!!!!」

なるほど。なーるーほーどー!!

いやはやなんとも興味深い。
こうやって(そんなに大都会ではないけれど)都市に住む
ふつうの女の子たちは爪を磨くのね。
桜色のつやつやしたツメを。
そしてその爪は守られて宝石に変わるのです、
と言うと、まるきりサードガールになりますが。

失礼しちゃうわ! とか言いそうな、オシャレ小学生のリアルボイス、
(期せずして)聞くことができて、なんだかちょっとたのしかった。
小鳥のさえずりみたい、意味がなくて生意気で、
甘やかでかわいくて傲慢。まさに天使な小生意気(読んだことないけれど)

春が来ようと強いる季節の、まぶしい朝のスナップショット。

f0257756_01081039.jpg
こちらはエリザベス女王のように威厳に充ちたねこ。
威厳ありすぎて見切れてしまってます。

f0257756_01101150.jpg
最近のお気に入りはねここたつの『上』。
春先はちょっとアレルギーぽく、涙目でかわいそう。
(なのでちょっと写真を控えめ)

基本おっとりとくつろいで、毎日を過ごしています。

すこしおばあちゃんぽくなったかな。
基本的によく食べよく眠り、ご機嫌で日々を過ごしているので、
心配はしていないのですが。


ふわふわ

村上 春樹,安西 水丸/講談社

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大きくて年老いためすねこのすばらしさ。


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by chico_book | 2017-03-07 01:14 | 日々 | Comments(6)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


by chico_book

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