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嫌なところがひとつもない、ほんとうにないねこの話。


※全体的にただののろけです※

濁音で鳴いている。
ぎゃうう、とか、ぐううう、と
形容したくなるような声でねこが鳴いている。
いつもどおりのとんでもなく優雅なフォルムで。

どうしてスフィンクスはあんな形になったのか
と、ぼんやり思う。
検索すればたぶんすんなりそして多様な説明が
出てくるのだろうけれど
いまは確かめなくていい気がする。

そっとねこの姿をみようとする。
ソファの影から、そっと。
平安時代の殿方はこんな気持ちで愛しいひとの
姿を見たのかしら、なんて。
雀の子を逃がしたのは犬君だっけ、
女三ノ宮のところで追っかけっこをしていたのは
こねこでしたっけ、そんな益体もないことを思いながら。
いま、ねこは私に気づいていないのだ。
ねこの素晴らしい点のひとつだと思う。
ねこは私のことを気にしない。
それでいて私のことを大好きなのだ。
すごいことだと思う。いつもほれぼれする。
その手の放しっぷりに。

ものすごく私のことを愛しているのに(自慢)
目の前にいないときは私のことをきっと忘れている。

不意に身をよじってねこが私を見た。
まんまるい瞳。たいへん美しい緑色の瞳。
エメラルド? ペリドット? いやいっそ翡翠と言うべきか。
月人好みの薄荷色、なんてこじつけてみたりして。
ロビンズエッグブルー、と、
たとえていただいたこともありました。
壊れてしまいそうな繊細さ。
この世のものと思えないような美しさ。
どこかで宇宙とつながっているようなひとみのいろ。
こんな美しい瞳で世の中を見ているなんて
それはもう気高くもなろうというもの。

まっすぐに私を見つめる。

「きゃうう」

ああ、ああ、明らかに声音が変わる。
愛らしい甘えを含んだ声。
自分の望むが叶うことを完全に信じ切っている声。
なんだいたのね、とでも言っているのか。
そんな声で話しかけてくれることのうれしさ
途方もないよろこばしさ(下僕)

はい、いますよ。
そばに仕えさせていただく喜び、
まさにマイプレジャー。

そっと近寄って顔を近づけてはなチュウ。
ざりざりと、舌の感触が鼻の頭に。
こちょばいこちょばいね、と、
そっとねこを抱き上げる。
5.3キロのねこを、それでも一応軽々と。

いつ見ても嘘のようにうつくしいましろいおなか。

夜遅くに深々と雪の降った日の翌朝、
嘘のようにあかるい天気のことがある。
空はそれこそ大気圏の青さ、
一点の曇りも迷いもなく輝く白銀を容赦なく照らす光。

ちこのおなかの白さはそれに似ている。
しかも雪と違って、あたたかくてやわらかい。
ふわふわのとろとろで、わたしにやさしい。
嘘みたいにやさしい。

しっかりとわたしの体で支えるようにして、
だっこする。大好きだっこ。
みっしりと密着するねこのすばらしさ。
下半身を腕でしっかりホールドして
あごを額を首回りを
よろこぶ場所をやさしく撫でる。

ちこが不安定にならないように。
ちこが不快でないように。

血液検査の結果がやや良くありませんでした。
とはいえもともと慢性腎臓病でもあり、
年令を加味すると一気に悲観するほどではないのですが。

BUN37、クレアチニン2.5.
正常値を極端に超えたわけではないけれど、
このところ改善傾向にあったので
すこし心の奥がしんとしています。
(通院を半年もあけてしまった
私の責任かも、とついつい思ってしまう)

誤差の範疇かどうかを確かめるために、
一か月後くらいにもう一度病院へいくことに。
年明け比較的すぐに行く必要がありそうです。
その結果によっておくすりとかサプリとか、
いろいろ検討してみましょう、とのこと。

『心配しすぎなくても大丈夫ですよ、
むしろ飼い主さんの心配は
本当にねこちゃんに伝わりますから
安心させてあげてください』

強くてやさしくて美しい、魂の立派なちこにゃさん。
怒るべき時に怒る、
いうべきことは言う、
でもいっさい根に持たない(しっかり覚えているのに!)
すばらしいにゃんかくのちこにゃさん。

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ねこおこたとエアコンのダブル稼働で
光熱費はいろいろしんどいですが
それでちこがすこやかに穏やかに過ごせるならそれでいいの。
むしろ出先で
「ああ今日は思ったより寒い、ちこ大丈夫かな」
とそわそわする方がよっぽどつらいもの。

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アンニュイな美貌。

でもこれはなんとか入手したい……。

なんで買わなかったのか、と、ここ数年じたじたしていたのです。
12/22発売ですって。もうここで買っとかないと買えないと思うのよ!
全日本も外れたし(小声)



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by chico_book | 2017-12-12 01:34 | Comments(3)

れ い せ い に !!!!

この季節にまさかこの言葉がここまではまるとは、
日々になっております。
ひいい。

きのうの朝、語学講座に出かける電車の中で
GPFのアサインを知る。
「ふわ!!」
って変な声出ちゃいましたよ。ほんと。

メドベデワさん
なんと言っても間違いなくここ数年の
トップオブトップなので
万全で五輪に臨んでいただきたいので
賢明な判断だと思うのですが

さとこさんーーー!!

ロードマップ的には、
あとは完全に全日本シフトだったと想像するので、
正直不安な気持ちがなくもないのですが

こうなったからには
決まったからには
全力でお祈りします!!!

男子は宇野君とネイサンのガチンコだー
すごいすごい、くらいの気持ちでいたのですが
女子もわかばちゃんおもっきり行け!! 行け行け!!、
くらいのわりとリラックスした気持ちだったんですね。

むしろ3週間後までややリラックスした気持ちでいた
わたしのマインド再セットアップ! (勝手なファン)

しかし改めてみるとすごいメンツです。特に女子。
いやまったく予想ができない。

そんなぐらぐらした気持ちの中
昨日は近くのお風呂に行きました。ふううーー。
はじめての場所。


近くのスーパー銭湯よりはお高めなので
なかなか機会がなかったのですが
割引クーポンをいただいたのでレッツトライ。
近くのスーパー銭湯には、岩盤浴がないのでそれ目当てでもあります。

土曜のお昼間に入ると、ゆったりめで
混雑していませんでした。ほっとひといき。

ひさびさの温泉で、最初はちょっとおずおずと。
海の見えるお風呂はやはりいつでも最高。

最後に入ったのはたぶんこちら。



海の見える温泉、でも海も温泉も全然違う。
(万葉の湯の温泉は湯河原からタンクローリーで
毎日直送なのだそうです。貴、貴族・…!!)

そんなことを思い出しながら、ひとりくすくす思い出し笑い。
あかすりもガッツリしてもらって、
大好きな岩盤浴もみっちりはいって
(うとうとして汗ぐっしょり)

今回もぼっち参加なのでいろんな女性のリラックスした会話が
さまざまに私のまわりを渦巻いてゆく。海流みたいで興味深い。

学生のころ時々友人と時間とお金をやりくりして
スーパー銭湯に行ったなあ、なんてことを
ふんわりぼんやり幸福に思い出しながら。
あとで彼女に手紙を書こう、書きたいな、
と思いつつぼんやりと。

遠くにベイブリッジ、十五夜の月と工業地帯の夜景が
きれいに見えはじめるころ、
ちこにゃんちこにゃんと里心ねこ心がついて
スッキリ帰宅。

すこし欲張りすぎたかもしれません。
帰宅してからはもう、眠くて眠くて意識がとろとろ。
湯あたり気味だった様子。

常日ごろ目標の6時間睡眠に四苦八苦している
ワタクシですが
9時間ほどもぐっすり眠りました。
起きた後の自分にびっくり。
毛布の下でぴっとり寄り添うちこもいっしょにのびのび、
あくびにうっとり、つられてあくび。

しかしそのあとサクッとちこにゃん拉致られて
病院に連れていかれましたのです。
(いやもちろんワタクシが連れて行ったのですが)

前回は5月末だったので
なんと半年ぶりになってしまいました。
悪くはない、基本的なペースなのですが
理想は3か月おきなのでちょっと間が空いてしまいました。
やっぱり土曜に用事をいれるようになったからなあ(小声)

体重測定。5.1キロ。ううむ変わりなし。
安定しているということでしょう。
お耳はきれい、
目やにはあるけど従来通りで問題はなし、
口元は歯肉炎気味ですがカリカリを食べられているのなら、
とりあえず問題なし。
※根本的な治療は抜歯しかない、対処療法は諸々あるとのこと

血液検査のためにちっくん、
今回は精密検査なので外部機関に出すので検査結果待ち、
フードを多めに注文しておしまい。

きょうはたまたまですが、待合室に
『避妊手術』に
長毛ふわふわちびにゃんさんが来ていました…!!

最初はおとなしかったのに、
ちこにゃんがあまりに大声で不満を訴えるので

うなあ!!
むなあ!!

という声を響かせるので

みゅぅぅん? みゃーーーぅう?

とお返事してくれる事態に!
とたんに静かになるちこにゃん。
しばらく小さな声に切り替えて
「まぁぁぁん」「むなぁぁん」
と言い続けるちこにゃに、
「みゃっ! にゃッ!! 」
と元気にかわいいお返事をしてくれる
ちびニャさん!!! 
ありがとうありがとう。
手術がんばってね、すぐ終わるから大丈夫だよ。

ねえちこにゃん、ちびちゃかわいかったねえ?

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(……)

くたびれちゃったね。がんばりやさんかわいいかわいい。

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目やにの黒ずみとあごにきびは体質なのだそうです(涙)


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ちょっとうとうとしはじめてます。
おつかれさまでした。


たぶん今年さいごの秋ばら。もう冬ですが。
剪定が遅めだったので、間に合わないかと思っていたのですが
(咲かずに枯れちゃうかもと思っていました)
ちいさいながらちゃんと咲いてくれました。

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アイスバーグという品種です。
初心者におすすめの白ばら、ということで選んだのですが
棘が少なく扱いやすくてその意味でもよかった。
ドイツ語ではシュネーヴィッチェン、
白雪姫というそうです。

ちこのおなかのまっしろをうっとりと思いつつ。

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by chico_book | 2017-12-03 14:58 | ねこ | Comments(4)

たのしさと人生の強度について

土曜日に大変たのしい集まりがありました。

不思議なご縁でおしりあいになった方々と
ゆっくりみっちりすっきりおしゃべり。

興味深くもたのしくも、
そして力づよくも思える時間でした。
ありがとうございます。
よい時間を過ごした経験のひとつひとつが
わたしをまもる鎧になるのだと、いまさらながら思います。


そんな皆さんに最近の『かわいい』をそっとご紹介。
もちろんメインは自分メモですが。



モーメント、というのがよくわかっていないので
(すみません)
このご紹介が不適切だったら修正します。

ご友人を励ますために描いてみたらすごく話題になって
開始一週間で単行本化決定 だそうです。

ワタクシは未読ですがもともとキャリアのある漫画家さんで
ご自身の従来のものとくらべると、かなり毛色の違う作品だとのこと。

ともかく
こぐまの店長が、かわいいのです。
愛らしくていつも笑顔で、
絶品のケーキを作る(そしてソフトクリームは苦手)凄腕さん。
しかし爪や歯がなんともけものらしいしっかりした鋭さ、
毛皮もふわふわというよりはゴワゴワしていそうで、
そのバランスが私にはなんともたのしいのです。
がおー。

ただかわいいだけでないところが。
たとえば鋭い爪と牙を持つのに、
甘え倒してくる、いとおしいにゃんをどこか連想してしまう。

こぐま店長のせりふの、独特の改行については
まだ意図が把握できていません。
たどたどしさの演出とか、
あるいはこちらの読むリズムを
コントロールしているのかしらとか、
なんとなく思っていますが。

ともあれ、ゆっくりたのしく読んでいます。


もうひとつこちらも。




ささやかな事柄がささやかなほど
幸せの深度が深まる気がする。

わたしの猫と生きるわたしのよろこびを、
ねこといきるたくさんのひとと同じくする
不思議とありがたさと幸運、の、ようなもの。
人生の強度にむすびつくそのもの、のようなもの。



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by chico_book | 2017-11-27 01:05 | 日々 | Comments(8)

立ち上がりは申し分なし(深呼吸を忘れずに>自分)

ロステレコム終わりましたねー。

五輪シーズンらしい緊張感のあるよい試合でした。
羽生さんとネイサン
どうしても4年前のパトリックと羽生さんを
連想してしまって感慨もひとしお。
ソチシーズンはじまる前は、なんだかんだ言って
ソチはパトリックが金とりそうだわ、羽生さんは次もあるしね
なんて思っていたし

ソチの女子、宮原さん行けるといいけど、
まあ次もあるだろうし、ごにょごにょ
なんて思っていました。感涙。
やはり五輪は行けるときに(忖度せずに)とっとと行く
取れるときにとっとととっちゃう(そんな気軽に言うのもアレですが)
だいじだいじ。

羽生さん次はNHK杯。
ジェイソンとパトリックと羽生さん、
私的にはたいへん豪華なそろい踏み(ラトデニくんも!!)
さとこさんの初戦でたぶん死にそうなテンションで
わたしは羽生さんどころではないですねきっと。
調整試合調整試合。

女子はSPを流し見、FPはチラ見なのですが
今季の新葉ちゃんいいですね!! いいねいいね!!!

宮原さん激推し心酔のワタクシですが
女子の爆走系大好きなんですよ…!!
できるできるこんなのもできる!! っていうかんじの
特に10代のてっぺんに駆け上がる時期のノンストップ感の
まばゆさときたらもうほんとそれは暴力的ですらある。
安藤さんとかヨナキムさんとかね!!
(浅田さんはふんわりと鋼鉄の不思議な共存、
アンバランスのバランスというかんじなので
ちょっと別ジャンルのような気が………
でも誰にも似ていない気がします。
つくづく不思議なバランスの選手だったなあ。
でもやはり「なんでもできる」時期のキラッキラ感は
いま思い起こすと胸が熱くなります)

宮原さんの(すぐ語る)華麗で繊細でていねいなのに
『甘さが(すく)ない』
『りりしさかっこよさいさぎよさをあの小柄な強い強い女王様が体現』
『それをすべて受け止めて広いリンクのなかにすっくと立つ
あの美しくもりりしい背中』
というのが大好きなのでひゃあひゃあ突き刺さってくるよど真ん中!
(スケオタというほど知識はないですが、気質がアレなのですぐ語りたがる)
なので

樋口さんも大好きです。特に今期のPGM揃った感!!
泣くよもうもう!!
もぎ取ってやる! 全力でつかみ取る!!
という樋口選手の気魄とか闘志が破綻なく美しく。
表現とかジャンプのクリアさとか、全部迷いなく
邁進してきたのだなあということが
見ているひと(ワタクシ)の胸を熱くする……(涙)

新葉さん次は中国杯。
真凜さん三原さんザギトワさんってなにこの壮絶さ。
リーザも中国杯のようでうれしい。
中国杯ライストチェックしやすいといいなあ。
時差の少ない国ですからね、貴重です。

誰よりも選手自身が、
しかも若い若い選手がその過酷な戦いの中にいるのだから
ファンとしてはこちらもただただひたすら見守る、
いや、見守らせていただくしかないです。

若い選手若い選手言うてますけど
コストナさんを早くチェックしないと。むちゃくちゃ楽しみ。

なんだか(じぶんが)息苦しいような内容になったのでこちらを紹介。


おおお!!




いいにゃーーーー(うっとり)

商品の詳細・価格は追って発表だそうですが
福岡県大川市の職人さんの作品だそうです。
すばらしい…(うっとり)

猫ベッドとしてねこ好きの間に名高い
『IKEAのお人形さんベッド』を
何の説明もなく猫友に送り付けたところ
(おっかけで説明の手紙を別送)
速攻
『猫ベッドありがと!! さっそくつかってるよ!』
というお返事をいただきました。やっぱりツーカーだった、というお話。
うれしかったにゃ。

まとめ記事ですがこちらをご紹介。


この冬はちこにも用意してみようかな。
すでに絶賛ねここたつおこもり中ですが。


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by chico_book | 2017-10-22 12:30 | フィギュアスケート | Comments(2)

wet

目を覚ました時
まだてのひらに感触が残っていてうろたえてしまった
じぶんでもおかしいほど

朝なのに
いつもと同じ慌ただしい朝なのに
ぼんやりとしてしまってそんな余裕ないのに
ぼんやりとしたまま

すぐそばで
みごとにむっちりみっしりまるくなっている
ちこを撫でる。
なんといううつくしい円形。
しっとりと馴染むのにさらりとかわいた柔らかな被毛。
ありがとう。あんしんするのと、ともにいられるよろこびと。

夢を見た。
こんな夢を見た。

§以下長々と、夢の話です§

北に向かう慣れない路線で一時間ほどは乗ったあたりで降車。
(社内ではぐっすり眠ったようでした。夢のなかでも爆睡って)
新幹線の駅もあるあたり、
なにか美術館目当てでその街に私は行ったようだった。
はじめての街に降りたってきょろきょろとぼとぼ歩きだす。
なにしろ夢のことなので細部に限らずあやふやなまま。

14時過ぎか15時か
美術館に行くには遅すぎる時間に
知らない街にたどりつくあたり
夢のなかでも、いつもどおりの段取りの悪さで笑ってしまう。
きっと夢のなかの私も、ももたもたして
あれこれ迷ったりしていたのだろう。

駅を出て海沿いの緩いカーブを急ぎ足で歩く。
前方の高台の上に見える建物が美術館。
15分くらいで着くかな。2時間、いや1時間半くらいは滞在できそう。
駆け足で見れば大丈夫かしら。

ところがみちのわきのくさむらから、なにかがとびだしてくる。
にゃんこ。にゃんこ!!
しかもちびっこ。しかも複数!!
それなりに交通量のある道路の横の狭い歩道。あぶない! あぶないよ!!

あわてて拾いあげる。しろくろのはちわれにゃん。
両手ですっぽり包み込めるようなちいさいにゃん。

「だめにゃよーあぶないあぶないよ」

おもいきりつっぱるかぼそい手足、
折れそうなそれをすごい勢いでふりまわす。
あぶにゃいあぶにゃい。引っこまない、かすかなツメ。
おもいっきりひらたくなるイカ耳。
ぷああぴゃあー、身体に反して大きな甲高い声。

ああかわいい。なんてかわいらしいの。
あわてて歩道の横草むらの中に移動すると、
そこには一段低い、『塹壕』とでも
言いたくなるようなくぼみがある。
こちらでマジノラインを話題にしたせいかも)

そのあたりでぴんぴんはねるにゃん子さん。
たぶん4~5ひきのちびちゃんと、三毛猫のお母さん。
まだ若そうなねこママ。
三毛ママもあまえんぼですりすりしてくる。
なにこれなにこの足止め。
猫神様のお導きなのこうして導かれたまま彼岸を超えてゆくの
いいねえそれありですねえ。

うっとりと三毛ママのほっぺをコリコリかいてさしあげる。
そんな私の腕をぐいぐいよじのぼってくるのはチャトラのちび。
ハラシロでもなく、全身赤毛というか明るい茶色のしましまさん。

なあにあなた、甘えんぼさんね、高いところ大好きなのね、
そういって肩まで登ったちびにゃを両手でだっこして
そこで

「あれ、なんだか熱い? 」

と、どきりとした。もう一回三毛ママを触ってみる。
温度を比較。明らかに熱い、ちびにゃ。

お、お熱かしら。でも元気ないわけではなさそうだけど。
盛大にごろごろ言ってますけど。
でもねこは体調悪いときもごろごろいうって言いますよね。
体調悪いの隠すって言いますよね。

こんなとおりすがりのニンゲンにも隠すの。
いや知らない相手に弱みは見せないだろうから
隠すだろうけど、なついたように見せかけてさえ、
かくしたりするの? そうなの?

まじまじと手のひらの中のこねこを見る。
こころなしかおとなしくなったような。
・・・もしかしてぐったりしているのかなこれ。
でもすっぽりと手のひらにおさまったこのねこは、
あきらかにホカホカしている。

どどっどどうしよう。このままにしておけない。
連れて帰るべき? 
病院に連れていきたいけれど、
ここで三毛ママと引き離すことになるの?
ああ、ニンゲンののにおいがついたちびっこを
母ねこは見なくなるって聞くけど…この場合そうなのかな。
どうなのかま。この街で獣医さん探すの?
それとも連れて帰るの? 帰れるの? 
ちこは? 同居できるの? この子の体力は?
なによりこのこのためになるの?
どうするべきなの??

と、いきなり、どおん!! と
重い問題に突き当たったところで
夢はおしまい。夢のならいとして唐突にエンド。

呆然とする。
手のひらのなかにはまだ感触が残っていた。
かぼそい手足、薄いひふとぽんぽこのおなか、
しっとりとしめったようなこねこのはだざわり。
そしてほかほか。明らかにほかほかしていた。

ちこをそろそろ病院に連れて行かなくちゃ
(ちょっと段取り難しい)
(でも用事がいろいろあるとかぜんぶ私のエゴ)
(もたもたしている間に、致命傷になったらどうしよう)
とか
ちこになにかあったとき
わたししっかり対応できるのかしら。
(毎日通院とか自宅で輸液とかになったら!!)
とか
※今のところ特にその心配はありません
二度寝をしたので(目覚ましアラームは三段階)
時間に追われていたのかしら、とか

そんなことを思うけれども

てのひらの感触はホンモノで
ほんものでしかなくて

ねえちこ、ちびねこちゃんと仲良くしたんだよワタシ

なんて

うしろめたさがないわけでない報告を朝からしてみるも
安定のみっしりむっちり天下泰平のすやすやちにゃこさんの
マダムパーフェクトぶりに
支えられて助けられているなあとしか思えない
きんもくせい香る秋の朝でございました。



この映画はきっと観に行きます。宣言。イスタンブールのにゃん。



(でも幸せにして「くれる」というのはちょっとわたしの感覚としては違うにゃん)

前売りには写真集がついてるんですって!! 

10/21公開のこちらは、うーん、DVDでいいかなあとかおもっていたんですけどね。
ごにょごにょ。さあどうしよう。





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by chico_book | 2017-09-27 00:06 | ねこ | Comments(2)

夏らしい朝は少しくたびれ気味の朝

カレンダどおりのスケジュールなので、月曜日以降はふつうに出勤なのですが
たいへんしずかな週末2日間をすごしました。
(金曜日は若葉台に行ったりしましたけども)
4月からこちら、なにかとわたわたしていたこともあり
すこし呼吸が楽になったような。
観たい映画はあったんですけどね(小声)、自粛ということで。

ひさびさにゆっくりお散歩したので、ちょっとだけ絵日記のような記録。

お盆を迎えて不意に静かになったような空気。
遠ざかってゆくような夏の空気を満喫。

夏枯れのあじさい。

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ほんとうはカットするべきなのかもしれないけれど大好き。
(うちのあじさいではないので勝手な言いぐさ)

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雨に濡れているのはなおよし。

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この本を学生時代に読むことができたのはありがたい偶然。
近世文学専攻の先輩のおすすめでした。
エアコンなしのアパートで汗みどろになりながら読みましたっけ。

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芙蓉のやさしいうつむき顔。
クレープデシンというか、楊柳というか、
夏らしい風合いが大好き。白花がとくに。
中央が赤いのもよし、赤くないのもよし。


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道端に咲いている百合。鉄砲百合(花期:5-6月)にしては
季節が合わないな、狂い咲きということ?? 
いや、それにしては数多いね、と思い、さらっと検索。
どうやら台湾原産の外来種:高砂百合というのだそうです。
(あるいはその交雑種かも)

ポイントは
花期(8月中旬-9月)
花と葉がそれぞれ細身
なのだそう。それはならべないとわからないなあ。

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「外来種で雑草ではあるが『美しいので』刈りとられにくい」のだそうです。
いやその気持ちわかりますねえ。

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花が咲くまではこんな感じ。この一見目立たないのところがよいですね。

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百合とはいえ球根でなく、種で増えるのだそうです。
いろいろあるのね。


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こちらの百日紅は優しい薄桃色。

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隙間に生えるささやかな植物が好き。大好き。

薄桃色百日紅のそばで、ときどき見かけるキジトラにゃん。
やや小柄。たぶん若い女の子。
声と顔立ちのかんじから(勝手に)推定。

心配で心配でしょうがありません。
ちょちょちょちょ、と、声をかけるも、
わたしなんかには目もくれないおりこうさん。
とととと、と、走り去る後姿を追うのみ。

おりこうさんだね、と感心しつつも、大丈夫かなあの子、
とはやはり思ってしまう。
猛暑のひとか台風のひとかゲリラ豪雨とか。
そんなキジ子さん(仮)の声がするある夕暮れ。

にゃああん、みゃあん、と、長く尾を引く鳴き声。
こんな甘えた声で鳴くんだ、と、キジ子ちゃんかな、
どこにいるんだろう、と。きょろきょろしていると、
前方のベンチに、すたっと腰を下ろしたご婦人のもとに、
木を駆け下りてきて一目散に向かう弾丸。

ベンチの前にすとっと座り(それでも充分に距離をとり)、
しっぽをくるりんと巻きつけてかわいくにゃあん。
えさやりさんでした。

おそとにゃんのえさやりにはいろいろな意見もあるし、
その方がどういう関係なのか、
どういうスタンスなのかわかりません。
えさやりさんも、ご飯を置いてかなり離れて見守っている様子で、
生粋のノラちゃんかもしれないし、ひとならし訓練途中かもしれない。

現実キジ子さんに何もできることのない私は、
そっとその場を立ち去るのみ。

腕は二本しかないのだから、
そしてうちにはちこがいるのだから、と、
自分に言い聞かせ。

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雨上がりの水滴を撮影するという、デジカメあそび。
デジカメあそびたのしい。


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ことしもまた、ゆっくり夏が過ぎてゆきます。
今週来週は『直虎』で、ずっと泣いていそう。ココロの底の方で。



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by chico_book | 2017-08-14 01:36 | 日々 | Comments(0)

5月の明るい夕闇に寄せて

ちいさなたましいのお見送りに(ご家族のご厚意で)立ち会わせていただきました。
感謝。

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(たたみます)


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by chico_book | 2017-05-16 06:44 | ねこ | Comments(2)

猫と寄り添い本を読む、夜がどんどん短くなる日々(切実)

連休中に一気に読み終わりました。ふうう。

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

村上 春樹/新潮社

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宿題を一気に片づけた感じ。
もうぽろぽろと、漏れ聞こえてくる情報を防ぐのにも限界でしたので。
いやあよかったよかった。内容もよかった。
『世界の終わりとハードボイルドワンダーランド』
『ねじまき鳥クロニクル』
推しのワタクシとしては、大変ありがたかった。
今年中に再読しよう(自分メモ)。出来ればカフカ君も。

読んでいる途中で、どんどん加速してゆく巻き込まれ感。
どこか楽になっている変化。
知っているような新しいような物語の奔流。
幸福で懐かしくてそれでいて新鮮で泣きたくなる。

日本画家と言うひとたちが、なんだかやたらに長命で、
しかも70代80代になってから新境地を切り開くことが
とても多いのを知ったのは『山種美術館』でした、たしか。



ちょっとちこに似てますね。えへへ。

解剖学的にちょっと無理のある絵なのだそうですが
ねこの素早い動きの一瞬にはこんなふうに見えたりもするよね、
なんて。やや贔屓の引き倒し?? 
アングルの『オダリスク』ではありませんが、
そのかすかな異形が却って魅惑的、とでも言いますか。

本作の登場人物にからめて、と言う意味ではなく、
私が『騎士団長殺し』からかんじたのは、村上春樹氏が
「(全く同じものではないけれど)モチーフを何度も繰り返し描く」
「主題のとらえ方について、切り口や角度を変えて変化してゆく」
そして
「その結果、得も言われぬ妙味/あるいはかるみに至る」
境地を、進行形で体感させていただいているのかしら、と、
思い至って、ぞわっときました。なんというヨロコビ。
ずっとリアルタイムで追いかけてきたからこその感動。
モネの睡蓮と言うか。セザンヌのりんごというか。
(もちろん、内容としてはそこまで同一ではないのですが)
そういえば庄野先生も、後半はどんどん軽さが増してゆくというか、
体積はしっかりあるのに重さが感じられないというか、
明度があがるというよりはむしろ透明になってゆく感がありましたなあ。

とにかく大変満足することができました。
幸福な読書体験。
ありがとう。ありがとうとしか言えない。

そして未映子さん! 未映子さんてば!!


なんという本気度。圧倒されました。ここまで本気で切りこむ覚悟。
それをするりとぬるりとかわす春樹さん。
いやいやかわしているのではなく、作為のない素直さの発露なのでしょうが、
とにかくものすごく尊い。
この素直な妖怪ぽさは、すこしこのころの河合先生ぽい、
と言うのも安直な発想かしら。



「ああ、やっと読めたんだ。よかったね。おめでとう」

友人からも寿ぎといたわりのオコトバを。

「私は日本文学読まないから、村上春樹をいままで一冊も読んだことないし、
このまま読まないんだろうけど、あなたが好きなの知ってるから
よかったねって思うよ」

ありがとう。もうね、これでいいよね。
興味ないひとは読まなくっていい。
そういうものですよね。
なんであんなに
『読んでないし興味もない』
ひとにああだこうだ言われるのかしら。
好きな人が新刊をたのしみにしていてだいじに読む、
もうこれで充分だよね。

「賛否両論あるみたいだけど、どうだった? 」

私は好きですよ。すごくよかった。
賛否両論、春樹の本はいつもそうだから、
そして私はずっと気にしてないから大丈夫。
でもありがとう。


ひさびさジャケ買いまんが。
北斗の拳も北斗の拳イチゴ味もよく知らないのに。


ねこブームと言われて久しく、いまやねこまんがは無数にあるわけですが、
こんなねこまんがははじめてでした。

「……いや。うちのねこそりゃ(私的には)かわいいけれど、
まんがにするようなことは」

と、作者が本気でたじろぎながらも話をすすめているかんじがなんだか新鮮。
創作の現場を観ることができるという点でも興味深い。
(よく知らない作家さんなのにそう思ってしまう自分のさもしさよ
覗き見根性よ、あるいは創作の現場大好ぶりよ、なんてことも)

※WEBコミックなのでリンクを置いておきます



いやいや充分かわいいですよこちらのにゃんず。

よく知らない作家さんのねこまんがなのに楽しく読めちゃった、
と言えばこちら。前述の春樹を読まない友人のおすすめでした。

『あなたホラーとか読まないでしょ。絵柄が苦手かもしれないけど、ためしに読んでみて』


独特のかわしっぷりさらりとしたツボのおさえっぷりが素晴らしい。
ホラーはほんっとーに苦手なジャンルなので、とても無理ですが
きっとよい作家さんなのでしょうなあ。ザンネン。

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さいごに、連休らしい新緑と光の記録をちょっと添えておきます。

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あっという間に夏に近づいていますが、夜はまだまだひんやりと過ごしやすいの間くらい。
ねこが猛烈にくっついてくる幸福な季節。

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by chico_book | 2017-05-11 01:42 | | Comments(4)

(あっという間の)お正月を(記録に)残そう

元旦に帰省して、正月三日にはもう羽田に戻りました。
あわただしいけれど、人生時にはタッチアンドゴーが必要な時もある。

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松並木、白砂の海岸、沖に小さく朱色の鳥居。
みごとにのどかな初春の海。瀬戸内はなぜか磯の香りがしない。
昔から不思議。
この日は違うけれど、風の強い日には沖に白波が立つ。
それこそうさぎが跳ねているように。

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古いお社の狛犬。ぽつぽつやってくる初詣客のざわめきと、
お神楽の響きと、潮騒を見ている。たぶんずっときっと。

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ふだん住んでるマンションと違って、
(私と同い年の!)古い木造住宅の寒いことと言ったら!
寒いね寒いね、やっぱり夜は冷えるね、なんて言ってたら
なんと仕付け糸もそのままの、大島紬を仕立て直した丹前を出してくれました。
ナニコレ。ぜいたくなのかどうなのか(着物の知識がないのでわからない)
でも、この丹前のことは、とても好きになりました。鮮やかなのになんともシック。
「そんなに好きなら、もっていく?」
と言われてぐらっとこころが動いたけれど、
気密性の高いマンションで管理する自信がないのと、
真綿の重さをもてあましてしまうかもと言うためらいで諦めることに。
いまでもちょっとこころのこり。

大島紬と言えば宮原さんですよ! (個人の感想です)
画像をお借りしてよいかどうかわからなかったので
リンクだけ貼っておきます。→ここ
なんとすばらしいきりりとした美しさ。ああ気高い。
この段階でもまあまあすっかり美しくなって、と
ばあやは半泣きだったのに、これが一年前なんて・・・・・・・。
いまではさらに華やかさまでも加わって感無量。(ただのファン)

「(お正月だからお店は閉まってるだろうけど)ユキちゃん見にいかない?」
友人が案内してくれました。ありがとう。

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とことこ歩いてくる子ヤギさん!! 

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おとなはつながれているのですが、子ヤギのユキちゃんはあくまでフリー。
とことことお散歩。

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こちらもフリーのにゃんこさん。チャトラはなつこいと言う噂は本当なのかも。
ごっつんごっつんアピール中です。

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ふだんは看板猫さんかな。お正月で人が少なかったのかもしれない。
背中を撫でろと仰ってます。
もちろんいっぱいいっぱい撫でてさしあげて、嬉しいやら
ちこを思ってせつなくなるやら忙しい。

うさぎもやぎも、こぶたもいました。しかもこの自由さのどかさ。
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なにこれすごい、ブルーナさんの世界ではないですか!!
すごいスピードで心がほぐれていくのがわかりました。

そして昔某通販大手フェリ○モが
「みんな大好き、とってもかわいいブルーナちゃんアイテムがそろいました!!」
と言う(たぶん)誤植をしてくださいまして
大変ツボにはまったのを思い出してしまいました。
た、たしかにブルーナさんとってもかわいく素敵な老紳士でございますが!

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しまちゃんはさわらせてはくれず。
しかしものすごく大声で鳴きながら走り回っていました。
そのアピールっぷりが、やっぱりかわいいかわいい。

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悠然とお水を飲み、自由にお散歩するさまは、領地を見回る貴族のよう。
おやかたさまー!!

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追いかけっこをする子ヤギとにゃんにゃ。

ちょっとしたエアポケットのようなたのしい時間でした。
そんなお正月の記憶を、そのまま記録。


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by chico_book | 2017-01-05 02:19 | 日々 | Comments(2)

約束できること、そのものの、ム、ム、ムジョウのよろこびについて

GPファイナルと、全日本の間に年末の約束を果たしておりましたので
自分の為に記録。

体重(キロ):5.0 → 5.7(!!) → 5.4 → 5.2
(201511 → 201605 → 201609 → 201612)

『なんだかやせちゃって心配なんですけど』

と、ふかふかのねこをだっこしてキャリーから出すところまでが
いつものオヤクソクになりつつある(なんという幸福)。

『順調ですね。ペースもちょうどいいです。年齢を考えても、急減はよくないので』

ほっ。

『このまま4キロ台を目指しましょう』

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はい。あくまで理想はその先まだ遠く。健康のためだよね、と気を引き締める。

尿素窒素(BUN)  :36  → 43  → 31 → 28 (正常の目安:16-36)
クレアチニン(CRE):1.9 → 2.0 → 2.4 → 2.1 (正常の目安:0.8-2.1)

よかったよかった。先生もニコニコ。
療法食完全切り替えと、サプリの効果が出ているのだと
素直に喜ぶことにしましょう。

エコーで腎臓の確認。

『大きさは大丈夫ですね。
すこし白い影があるので、キラキラのもとがあるかもしれませんが、
まあちいさいうちは大丈夫です。
10歳以上で完全にない猫と言うのは、ほとんどいないので。
痛がったり、トイレの様子がへんだったらすぐに連れてきてください』

アルコールでおなかを湿らせてエコー。
丁寧にみていただく途中で、みゃーうきゃーうふあーう、と、
盛大に文句を言いはじめます。

『ちこちゃんほんとに面白い鳴き声ですね。すこし子猫っぽいのかな』

そう。高くて、変わった声で鳴くちこ。
きゃっひゃっみゃっ、とでも表記したくなるような声。

途中でおずおずとシャアも出ました。
私と、ドクターと、看護師さんと三人にニコニコされるちこ。
ごめんねぇちこ。必死の声なのにね。

『このペースで、3か月おきに基本的な検査をして、
半年おきに詳細の検査と言うことにしましょう。
なにか気になることはありますか? 』

最近すごく大声で鳴くようになりまして!!

『どんな声ですか? 』

…すごく不満そうにながく鳴きます。
 
『どんなふうに鳴きますか? 
その、例えば壁とか、なにもない空間に向かってとか?』

いや。はっきり私を見て、長く鳴きます。ものすごく盛大に、明確に。

『ああ!! なら大丈夫です。
ねこも、アルツハイマーを発症するケースがあって、
大声で鳴きまくるということがありますが、そうではないですね』

では、どういうことでしょうか?

『まあたぶん、ほんとにはっきり不満があるんでしょうね。
なでろ、とか、ごはん、とか、構って構ってとか。
それが何に該当するかは、実際にその願いを叶えてみるまでわかりません

実際に願いをかなえるまでわかりません。なんだか含蓄のある言葉。

『あとは、耳が遠くなってひとりごとが大きくなることもありますが、
ちこちゃんはとくに聞こえてない感じもないので大丈夫でしょう』

ふむふむ。

『では、特に異常がなければ次は3月くらいですかね』

一時期心配していた腎萎縮も特に心配なしとのこと。
診療が終わって、安心してやや脱力。
会計を待っているときに声をかけられました。

『……あの、ちょっといいですか』

え。なになになに。実は何かあるの??
もしかしてこのブログがばれちゃった?
あの先生イケメンで素敵ね、って見知らぬマダムが
話しかけてきたこととか、ばれちゃった??
(まずくはないよね。ないよね? ……よねよね??)

『もしよかったらなんですけど』

……はい(緊張)。

『もういっぴきいかがですか??』

がたっ!! あぁびっくりした。

保護されて病院に持ち込まれた推定1か月半の男の子。
3きょうだいのちびちびさん。

『この子なんですよー。
3匹のうち、2匹は決まったんですがこの子だけまだなんです』

ひゃあかわいい!!
まだ保護されたばっかりで、風邪気味ちびくん。
虫下しとかお注射とかで、ヘロヘロでぼーっとしています。
お鼻はまっかっか。
おずおずと撫でさせていただくと、口だけでぴゃーう。
なんてかわいらしい。たよりなくて胸がいたくなる大きさ。いや小ささ。
ぷっくりマズル、ちこと同じ位置にほくろがあります。
運命? おそろい?? しろ多めの白キジさん。
いいなーかわいいなーすごいなー。

うーんうーん、すごくかわいいけど……。
たぶんちこが嫌がっちゃいそうかなあ??

『ああ。そうですね、それはちょっと思いました。
うちの病院ねこも、見た瞬間からシャアシャア言ってて。
まあどうしても見つからなかったらうちの子にするんですけど』

おっとりやさしい笑顔の先生。
(一週間後、検査結果をもらいに行ったときには、
その子も新しいおうちが決まっていました。
よかったよかった。ほんとうによかった)

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(しっぽが別の生き物みたい)

わたしはちこを、大事にするからね。また約束を更新できてうれしい。
ちこありがとうね。ねこ神様もありがとう。



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by chico_book | 2016-12-31 21:35 | ねこ | Comments(2)