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(あっという間の)お正月を(記録に)残そう

元旦に帰省して、正月三日にはもう羽田に戻りました。
あわただしいけれど、人生時にはタッチアンドゴーが必要な時もある。

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松並木、白砂の海岸、沖に小さく朱色の鳥居。
みごとにのどかな初春の海。瀬戸内はなぜか磯の香りがしない。
昔から不思議。
この日は違うけれど、風の強い日には沖に白波が立つ。
それこそうさぎが跳ねているように。

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古いお社の狛犬。ぽつぽつやってくる初詣客のざわめきと、
お神楽の響きと、潮騒を見ている。たぶんずっときっと。

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ふだん住んでるマンションと違って、
(私と同い年の!)古い木造住宅の寒いことと言ったら!
寒いね寒いね、やっぱり夜は冷えるね、なんて言ってたら
なんと仕付け糸もそのままの、大島紬を仕立て直した丹前を出してくれました。
ナニコレ。ぜいたくなのかどうなのか(着物の知識がないのでわからない)
でも、この丹前のことは、とても好きになりました。鮮やかなのになんともシック。
「そんなに好きなら、もっていく?」
と言われてぐらっとこころが動いたけれど、
気密性の高いマンションで管理する自信がないのと、
真綿の重さをもてあましてしまうかもと言うためらいで諦めることに。
いまでもちょっとこころのこり。

大島紬と言えば宮原さんですよ! (個人の感想です)
画像をお借りしてよいかどうかわからなかったので
リンクだけ貼っておきます。→ここ
なんとすばらしいきりりとした美しさ。ああ気高い。
この段階でもまあまあすっかり美しくなって、と
ばあやは半泣きだったのに、これが一年前なんて・・・・・・・。
いまではさらに華やかさまでも加わって感無量。(ただのファン)

「(お正月だからお店は閉まってるだろうけど)ユキちゃん見にいかない?」
友人が案内してくれました。ありがとう。

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とことこ歩いてくる子ヤギさん!! 

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おとなはつながれているのですが、子ヤギのユキちゃんはあくまでフリー。
とことことお散歩。

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こちらもフリーのにゃんこさん。チャトラはなつこいと言う噂は本当なのかも。
ごっつんごっつんアピール中です。

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ふだんは看板猫さんかな。お正月で人が少なかったのかもしれない。
背中を撫でろと仰ってます。
もちろんいっぱいいっぱい撫でてさしあげて、嬉しいやら
ちこを思ってせつなくなるやら忙しい。

うさぎもやぎも、こぶたもいました。しかもこの自由さのどかさ。
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なにこれすごい、ブルーナさんの世界ではないですか!!
すごいスピードで心がほぐれていくのがわかりました。

そして昔某通販大手フェリ○モが
「みんな大好き、とってもかわいいブルーナちゃんアイテムがそろいました!!」
と言う(たぶん)誤植をしてくださいまして
大変ツボにはまったのを思い出してしまいました。
た、たしかにブルーナさんとってもかわいく素敵な老紳士でございますが!

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しまちゃんはさわらせてはくれず。
しかしものすごく大声で鳴きながら走り回っていました。
そのアピールっぷりが、やっぱりかわいいかわいい。

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悠然とお水を飲み、自由にお散歩するさまは、領地を見回る貴族のよう。
おやかたさまー!!

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追いかけっこをする子ヤギとにゃんにゃ。

ちょっとしたエアポケットのようなたのしい時間でした。
そんなお正月の記憶を、そのまま記録。


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by chico_book | 2017-01-05 02:19 | 日々 | Comments(2)

オヤゴコロとかタビゴコロとか

今回、臨場感重視の表現になっております。
いくぶんはこちらを読了した影響ではありますが。

九年前の祈り

小野 正嗣 /講談社

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ややめんどくさい内容なので一応畳みます。


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by chico_book | 2016-08-30 23:37 | 日々 | Comments(4)

思い出を発掘しながら緩やかに祈りを捧げます

あっという間に2月も半ば。
あちこちで梅祭りのニュースも聞こえてきます。
そういえば4大陸ももうすぐ。
台湾ひさびさに行きたいなあ、と、
上海のおみやげにいただいた中国茶を飲みながら思うとんちきさ。

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こんどは猫空に行ってみたい。
「猫空」と書いて「まおこん」と呼ぶ、台湾郊外のお茶の産地。
お茶畑と茶芸館が点在する山のつらなり。
ロープウェイもあって、なんでも直角に曲がったり、意外と動きが速いのだそうです。
うまく想像できないや。

※以下台湾の写真は2007年5月のものです。

台湾の国花は梅。
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(ほんとはエバー航空の方が好き(小声))

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こちらたぶん4大陸の会場となる、台北アリーナ。

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霧につつまれた夢幻と言いたくなるような場所。

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やまふところに抱かれた感じが好き。

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快速保養、力強いですね。
力豹仕で、レプソルさんなのでしょうか。違うかな。

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北海道昆布鍋。じわじわしみこむグルタミン酸。

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なんとなく大柄ですんなりしているように見える雀。
モデル体型?

台湾には三回行ったのだけれど、ほとんど台北市内しかのみ。
(淡水には行きました。あそこは台北市郊外なのかな??)
静かな海沿いを散歩するのはやはり好き。
福岡でも広島でもヨコハマでも。

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なんとも深みのある緑。
母方の親戚は、戦前台湾で商売をしていたといううわさがあります。
時々どっさりと『外地』のめずらしいものが届いたのだとか。
もう誰にも、はっきりしたことはわからないのですが。
(話を盛る癖のある人が混ざっているしなあ…)

日本もそうだけれど、温暖で湿潤な気候では、
あっという間に植物が覆い隠してしまうのかもしれない。
いいことも悪いことも、覆いつくす緑。
洗い流す力強い水の流れ。潤い。

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なんとなく九州のイメージと重なる。

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豊穣で優しい、おっとりと深い印象の場所。
街がのどかに開けていて、大都会なのに花の多さとみどりの濃さが印象的。

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三越百貨店台北店のなかに設定されていた『日本庭園』。
華やかなばらや噴水や、建物の高さをはるかに超える松の木とか、
いろいろな違いがあるけれど、そんなことのすべて、そう、なんだかすべてやさしい。

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台湾南部の地震でお亡くなりになった方々に哀悼の意を表しますとともに、
被害にあわれたみなさんに、心よりお見舞い申し上げます。

私の大好きな台湾もアイスランドも、
いま生活しているこの日本も等しく地震国です。
さまざまな天災のなかでも、
予期や対策のむつかしい『地震』について、
3月を前にあらためて考えずにはいられません。
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by chico_book | 2016-02-07 23:17 | | Comments(0)

旅とふわふわ、私の好きなこと

私の記憶にあるいちばん最初の旅は、3-4歳のころ。
九州から船に乗って、当時山口在住だった親戚のうちに行きました。

穏やかな瀬戸内海をしずしずと進むフェリーはまったく揺れない悠然。
私には、何もかもが珍しかったのですが、
その穏やかな海面とぶつかる船体そのものに、なにより魅了されました。

ふわりと泡立っては、やわやわとながれてゆく白い波しぶきを
ずうっと見ていてもまったく見飽きなかった。
なんども母親に引き戻されてたっけ。
そりゃそうです、小さな子供が船の甲板の
手すりから真剣に海をのぞいているなんて、怖い怖い、なんて怖い。

転勤族だった親戚がいたのは、山口県徳山市。
70年代らしく、いわゆる昭和な『社宅マンション』に住んでいたのですが、
田舎の『一戸建て』しか見たことのない子供にとって
それがどれだけ印象的だったことか!!

おなじような場所が無数にあって、しかもドア閉めちゃったらもう、
どこがどこやらわからなくなるんですよ!
なにこれおもしろい!!

全部同じに見える、ということは全部が(私の行きたい)場所かもしない。
それはドアを開けるまでわからない。なんという迷宮。可能性の宮殿。
(なんとなくシュレーディンガーのねこのニセモノみたいな話ですが)

いまにして思う、親は結構大変だったかもしれない。
一緒に行った兄は、知らない場所がこわくて
ずっと家の中にいる(のである意味安心)というのに、
妹(わたし)は何度も何度もドアを開けては出てゆくのです。

そしてついさっきまで自分がいた空間へ続くドアが、
まったく無機質な知らない場所になってしまう不思議を
階段の踊り場からしみじみと眺めていました。
(でも怖いから、冒険は踊り場どまり)

その親戚がつぎは東京へと転勤になり、(社宅の)赤坂住まいになるのが二年後。
『こんな一等地に住むことは二度とないから見にいらっしゃい』
ということで、私の人生はじめての東京、はじめての飛行機は5歳のとき。

ニュースでしか見たことのない羽田空港、
飛行機を降りるタラップに『赤いじゅうたん』と歓迎の列+楽団(ファンファーレ)
がないのが不思議でたまりませんでした。
だってニュースで見る『飛行機を降りる人』の映像には、
必ず映っているのに!!!!

そんな幼稚園児の不満など(もちろん)お預けで、
親戚の社交もおそらくにぎやかに展開され、
みんなで都心の社宅(マンション)へ移動するわけです。

赤坂あるいは青山界隈、それがどういう場所なのか、
当時はわかりませんでしたが、
近所の(社宅ではない、高級な)マンションには、すこしまえに
百恵ちゃんが住んでいたのよ、なんてウワサになる様な時代。

セケンノハテマデ(1) (モーニングコミックス)

サライネス / 講談社



こちらは都心でフツーに生活するちょっとふつうでない人と、
安定した猫のお話です。

それでも窓からひょいっと外を見た時に
どーんと見えた『国会議事堂』には、
びっくりした記憶が。うわー、テレビで見たことある、なんて。

いとこたち男子連は青山墓地と代々木公園へ虫取りに走り回る。
しかし私はそれどころではありません。

三越百貨店で、ふわふわ真っ白の
うさぎのぬいぐるみを買ってもらったのです。
そしてそのうつくしさに呆然となりました。
こんな美しいものが世の中にあるなんて、
そしてそれを「わたしのもの」とすることが許されるなんて!!
神様ありがとう!!

それは私がそれまで知っていた
『布地縫製・わた入り』
のぬいぐるみとはまるでちがっていました。
ふわっふわ長毛(いまにして思えばアンゴラうさちゃんぽいです)で
デフォルメされていない、ややリアルより。
きちんと本物の動物に思える、でも存分に愛らしい。
シュタイフのぬいぐるみに近いイメージのもの。
(シュタイフ製品かどうかはわからないけれど)

可愛すぎる『アンゴラウサギ』の画像集【もふもふ】 リンク

とにかく、子供のおもちゃにするには立派過ぎる品でした。
(たぶんそこそこいいお値段だったのでしょう)
私は大喜び、を通りこして呆然陶然。ずうっとずうっと離さなかった。
夜はおふとんに一緒に寝ました。
お風呂はさすがに諦めるも、
脱衣所のかごの上に大事に大事に鎮座。

いとこ連の男子たちは、虫取りに
青山墓地や明治神宮を走り回っていたけれど、
私は家の中で、ただひたすらその白くてきれいな
毛並みをなでていたことをおぼえています。アブナイ。
(少女のあんよを愛でる谷崎翁のよう)
三越の包装紙までもずいぶん長いことたいせつにしていたなあ。

ちこのふわふわの毛をなでるときに、
私のココロにひたひたとこみあげてくるよろこびと幸福と、
もしかしたら何ら変わらないのかもしれません。
・・・・・・翁のようかどうかはさておき。

大好きな移動、とりわけ船の旅、旅先で会うねこ、
(どこにいてもどんなねこでも持ち合わせる)ねこの悠然。
そのすべてに未だ魅了されています。
それはいつからだったのか、
どうして(どうやって)旅や猫を好きになったのか>自分、
なんて考えていたのは、この文章を読んだせいかもしれません。

険しい道―モンゴメリ自叙伝 (New Montgomery Books 20)

モンゴメリ / 篠崎書林



以下引用させていただきます。
(カナダの著作権の期限が50年だということで、すこし長めの引用です。改行・太字は引用者です)

先週の木曜日、オリヴァ・ゴールドスミス(18世紀の詩人・「ウエイクフィールドの牧師」)の墓地があるテンプル寺院へ行った。教会は木立の茂る広場にあって、すぐそばを走るフリート街の喧噪にもかかわらず、まるでキャベンディッシュのように静かなところだった。
 ところでこの広場のことを思い出すとき、わたしの心に残っているものはいったいなんだろう? 考えてみると、それは古い教会の建物でも、ゴールドスミスの墓でもない。わたしの心にいつまでも残る印象は、一匹の猫なのだ。とてもかわいい、いかにも雄らしい雄猫が一匹、広場を横切ってわたしたちのところへやってきた。からだも大きく、きりりとして威厳に満ちていた。軽く頭をなでてやると、甘えるような声で喉を鳴らし、まるで10年の知己のようにわたしの靴にからだをすり寄せてきたーーまるで、今の姿は互いに仮の姿、二人とも一時的な化身にすぎないとでもいうように。
 ふつうの猫ならきっと、ゴールドスミスの墓地まで私たちについてきて、追い払うのに苦労したことだろう。ところがこの猫は、わたしたちが立ち上がり、墓地に詣で、また元の場所に帰ってくるまで、じっと動かずに待っていた。やがて猫は立ち上がり、わたしが「さよなら」のしるしに頭をなでてやると、尻尾を愛想よく振って、出てきた戸口に向かって帰って行った。非のうちどころのない態度で、雄猫は自分の領地で主人役を果たしたのだ。まさに彼は、世界的な猫の信頼性を証明して見せたのだ!
 木曜日、アドリアティック号で家路につく。観光で「満腹」だったので、帰国の船旅はとてもうれしい。さあ、母国カナダへ帰ろう。我が家の神々に守られながら、新しい精進の生活にもどろう。


家庭の事情で、36才という当時としてはかなり遅い年齢で
結婚をしたモンゴメリ。既に作家として成功していた彼女が
新婚旅行先に選んだのは、自らのルーツでもあるスコットランド。
この文章は、その時の記録です。
威厳に充ちた猫の見せる親愛の素晴らしさ、
それをあますことなく描写する作家の筆の冴え。

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こちらは21世紀台北のにゃん。
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by chico_book | 2015-12-18 00:04 | | Comments(0)

リンクあるいはコネクトというべきかな

(と言いつつも、違いがよくわかりません>タイトル)
(それでも恥ずかしげなくタイトルにしてしまったのは、
こうしておけば、この疑問を(解決するまで)忘れないだろうという甘えた考え)


たとえば予備知識なしに、ウフィツィのおみやげにもらった
ボッティチェリのマウスパッドを、ロフトでも見かけて
『うわあ、すごい偶然!! うちにもあるよ!』
というような、それくらいメジャーな存在を
私が知らなかったというだけかもしれません。

それでも全く気づいていなかったので、
素直にびっくり、そしてなんだかしみじみよろこんでいます。

「そういえば台北の故宮のおみやげがうちにあったよね」

と探してみた時の衝撃ってばよ!

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これでしょうか。これだよね。

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どどーん、と、くろねこを乗せてみる。
因みにこちら、香港はヴィクトリアピークの
お土産屋さんで購入したマグネット。力強くて好き。

何の話かと申しますと、これなんです。ばばーん!!

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ちょっとくたびれているのは、なかよくしてきた歴史ということで。
(写真ではわかりにくいけれど、実は小さな穴が開いています)

そう、conatsu_cafeさんのところでお伺いしたお名前。
襄陽米芾、と、読んでいいのかな? いいんだと思ってます。
(違ってたらこっそり教えてください、と、甘えてみる)

商品として、お値段として手ごろだったから、
おみやげに買った、ただそれだけかもしれない。
それでもこんな、ちいさなリンクにびっくりしました。

少し前、ささいなトラブルに巻き込まれ(かけ)た時、
話を聞いてもらった友人から、
ざばざばと豪快豪勢に力をいただきました。
ありがたいやらびっくりするやらたのもしいやら。
そう、本当に驚きました。
(現在は落ちついています)

ちょっと話を聞いてもらおう、よくある愚痴のひとつ、
というスタンスで軽く話題にした私に、
友人たちがかえしてくれたのは
豊富な専門知識、具体的な方策・対策の提案や、
助けてくれそうな窓口の紹介、そのうえ
メンタルの意味でも現実的な意味でもたくさんのフォロー、
あまつさえ(さらに状況がシリアスになった時の為に)
プロフェッショナルのご紹介まで。
(お名刺と相談の段取りまでも)そしていつでもいってね、
すぐつなぐから、なんて。

10代のころから知っている友人が、
いつの間にか立派な大人になって
世間の荒波にもがんがん対抗できる。
(自分いくつなんだ、というのはこの際さておいて)

くりかえされることば。
10代のころから変わらずにあたたかい、
そしてそのころよりも、とてもつよいつよいことば。

「昔とは違うんだからね、じぶんで解決できるよ。
こわがらなくても絶対大丈夫」

そんなトラブルへの対応でも、
あるいはそんな深刻でないささやかなひとつひとつも、
あらゆるすべてが着実に重なって重ねて、
いつの間にか結構すごいところに来てしまったのかも。

その瞬間には、まったくそんなことを思わない、
ささやかなひとつひとつの、無数の積み重ね。
そんな自分がいまの私を支えているのかもしれない。
知らないうちに。そんなことを茫と思う。
鱗みたいに一枚ずつ重なった何かが、いつの間にか鎧になっていた。
自分でも気づかないうちに。なんだか成長バトル系みたいですが。

台北(故宮)を思い出して嬉しかったのとか、
鹿児島の緑を見て、なんとはなしに台湾を思い出したのが、
重なっただけなのかもですけど。

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写真はありませんが、12月の鹿児島の駐車場の植え込みには
ブーゲンビリアとハイビスカスが咲いていました。
さすがに花の大きさはやや小ぶりでしたが、それでもびっくりびっくり。

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こちらは5月の台北。亜熱帯の赤。

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やっぱり亜熱帯どうし、通じるものがあるのかも>鹿児島と台湾。
関東とはもちろん、北部九州とも違います。

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狛犬に似てるけれどどこか違う、ような。
でも言われないとわからないかな?
やっぱり台湾という場所は、ものすごくココロ魅かれます。
フォルモッサという名前の典雅。

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ほーい。

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こちらも故宮のおみやげ。
文鳥と暮らしたことはないけれど、みるたびに
まあなんて絵のように美しい、品のいいいきものであろうかと
感動するのでつい。

文鳥様と私 1 (LGAコミックス)

今 市子 / グリーンアロー出版社



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(使いみちのない(あるいはよくわかっていない)スタンプも購入。
たまにこうして押してみます。方向が正しいかどうかすらわからない。
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by chico_book | 2015-12-16 23:08 | 日々 | Comments(4)

毎年こんな消耗しましたっけ

毎年忘れているだけかもしれないけれど。そんな土曜の夜。

月曜早出を予定して、金曜日飛ぶように帰宅。
こういう日の夜ご飯は朝ごはんチック。

レタスとかぶを蒸したものに、ゆでたまごを添えた
温サラダ風と、トーストにチーズ。
さっくり作れてゆっくり食べられるのがポイント。
たっぷりコーヒーも入れて、わくわくとテレビの前に。
ちょうど女子後半グループからでした。
こういう、何かのおともに飲むのには、
コーヒーのそっけなさが本当にいい。
紅茶はもう少し集中が必要とされるイメージ。

女子の試合を息をのみながら観る。黙々と。

浅田さんは、正直そろそろ疲れが出てくるころかも、と、
ちらっと思っていたので、正直そこまで驚かず。
(心構えができているということかもしれない)
(GPも2試合出場じゃなくてもいいんじゃないかな、
 様子見でゆっくり調整すれば、と思ってたくらいで)
(いっそファイナルはパスして全日本あわせでも
いいんじゃないかと思うくらいで)
まあ例によって勝手なことしか言わない
視聴者というやつでございます。ハイ。

しかしアシュリー、みるたびに美人さん度が増しているような気がする。
もちろんもとから美人さんなのですが、
「あれ、こんなにも美人だったっけ」
と思います。円熟ということでしょうか。

そしてポゴさんで私のココロまでぽっきり折れました。
ポゴさん!! 
ニコールキッドマン似の(私見です)クールビューティが
『火の鳥』とはなんというありがたさありがたさ、
と喜んでいたのですが……トラウマレベル。ポゴさん(祈)。
(私の『AさんとBさんは似てるよね』発言は、
賛同を得られないことが多いので、
とんちきかもしれません。ごめんなさい)

去年のユリアちゃんもそうでしたが、
こういういろんな状況があることも含めて、
フィギュアスケートというスポーツのリアルなんだなあ。
平昌の前に、いろいろトライできるシーズンは
本当にあっという間だったりするし。

そんな私の前にきびきびさとこさん。なにこのラスボス感。
ボスは偉くなるほど体が小さくなるの法則ってこういうこと??

さとこさんいつの間にこんな迫力が。優雅で鋭角。
一見静かなのに、水底にたぎる炎、
ああ、これではまるでアイスランドじゃないですか……(うっとり)
※個人の感想です

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※再掲です
この澄み切った水底にあんな熱い炎があるなんて・・・!

抜き身の日本刀みたいな研ぎすまされた感じ。
きびきびと、音のひとつひとつにはまる。にも拘わらず綺麗。
若々しいのに(17才に何を)瑞々しいのに、この迫力。
圧倒的。ひゃー。
GPFはバルセロナですよ! バルセロナで舞うさとこさん!
バルセロナでのファビエルもたのしみすぎて倒れそうですが、
いやーいやーオリンピックシーズンでもないのに、
なにこの死にそうな感じ。って毎年言ってるかな。そうかな。
だとしたら大変幸福なことです。


※動画を有難くお借りします

と言う訳で女子ショート終わって、あわてて録画分を視聴。
そう、この段階でワタクシまだ男子の結果を知らないのです。
うかつに目にしてしまう前に、と、あわてて再生。

私は本田さんの解説が結構好きです。
ジャンプが決まった時の、隠し切れないわくわく感が
なんともたのしそうで。

ヤグプル時代に『アランフェス協奏曲』で滑っていた本田さん。


※動画主様ほんとにありがとうございます。なんというありがたさ。

インタビュー時に泣いてしまい、その涙の理由を
『悲しいプログラムなので感情移入しすぎてしまいました』
と答えたその日からそぉっとファンなのです。
(ソースがないので、自信がないのですが。勘違いだったらごめんなさい)
いいよいいよ! 
そういう陶酔型というか演技に入り込むスケーター好きだよ!
大好きだよ!!! と思った当時。
日本人にはいないよなあそういうの、と思ったあの時から
10年とすこし、町田さんとか羽生さんが出てくるんだもんなあ。
ありがたいなあ。
そして枠とか予想とか、自分でちまちま考えるのって
無駄なことだなあ、なんて。
自分ができるのこんなとこでしょ、なんていうようなこと。
無理かな、とか限界かななんて思わずに、好きなものにまっすぐに
行くしかないのだな、と思う。今更だけど。深まる確信。

ともあれ、今回の本田さん、ほんとにうれしそうでよかったよかった。
(そして佐〇さんじゃなくてよかった・・・・・・声の大きい人があまり得意ではないのです)



『限界なんかは、時間の果てに捨ててしまおう』
この作品にはまって、函館まで旅行しましたのですよ。
いわゆる聖地巡礼というやつですね(てへ)
ヒロインが大きい犬とくろねこと一緒に暮らしているのですが、
はちわれ白い靴下の、黒いにゃんでございました…(アニメでもねこチェック)
名前が、犬はバロンでねこは殿、というのがまたよし。

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※再掲です
アイスランドのにゃんこ。上記のアニメの「殿』はこんな雰囲気です。

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※再掲です
函館のにゃん。ふっくふくのもっふもふ。

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11月のトラピスト修道院。2007年の写真です。

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本格的な冬が来る前の函館はとても素晴らしかった。

男子のショートでまたがっつり、気力も体力も削られて
へろへろのまま朝を迎えて、
無理矢理午前中にちこを病院に連れて行った話はまたあらためて。
充実というべきか否か。

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函館でむっちゃ気に入った看板。
やっぱり函館には、毛がフカフカでモフモフの犬が多いのかな、
とまた、北国への勝手なあこがれという名の妄想を広げております。
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by chico_book | 2015-11-29 01:57 | 日々 | Comments(0)

スケートと街とフランスと旅の記憶

金曜夜の解放感からか、ついうっかり、
エリックボンパール杯のライブストリーミングなど
視聴ししまって4時就寝。

ライスト安定しないと評判だったので、観ていて辛いようなら
そこで諦めよう、と思ったのですが、意外とサクサク、
女子・男子ともにSPを最後まで、安定して観ることができました。
ただでさえ夜更かし体質なので、時差がきつい試合の歯止めがきかなくなるのは
あまりよろしくないのですが、よろしくないという自覚はあるのですが、ううむ、
とりあえず今回は順調でしたということで。

ベッドに行かないの? 
夜更かしばっかりして、 
もうお母さん知りませんよ!!(怒)
な、
ちこにゃんをなだめながら
(ウソ、ごまかしながら。ごまかしきれませんでしたが)
明け方までネットで視聴。

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あんよはラジエーターなのでしょうか。
おしりラジエーターと言えば伊藤理佐ちゃん。

あさって朝子さん

伊藤 理佐 / マガジンハウス



4時過ぎは真っ暗なのね、もう11月だもんね、
と、ふらふらしながらベッドに行くと、3分しないうちに、ひたひたとやってくるちこ。
私の毛布をまきとってまるくなる。
ちょ、ちょっと寒いんですけど。と、文句を言いながらなでる幸福。
指先から染みてくる幸福をしみじみと満喫しながら睡眠。

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そして起床は11時前。ビバ週末。でもさむくて起床。11月だなあ。
最近話題の『沼サンド』をイメージして、
たっぷりキャベツ(さっとゆがいてしんなりさせたもの)と
小松菜とカッテージチーズのサンドイッチのブランチを作る。

夏の間は、朝のサンドイッチの定番はトマト。切るだけでいいし(笑)。
寒い季節の定番がなかったのですが、沼サンド作戦で解決しそう。
あらかじめ千切りしておいたキャベツをアレンジする。
生でコールスローぽくてもいいし、軽く火を通してもいい。
たくさんのキャベツも、もてあまさず消費できる。ありがとう沼サンド。

久しぶりに紅茶をていねいに入れる。
お湯の温度、リーフ、蒸らし、ジャンピングする茶葉をじっと見る。
茶葉がほどけてゆくのを見守る。こんな時間はしばらくなかった。

窓の外は秋というより、もう初冬。枯葉が音を吸収して、とても静かな午前。

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ねこも起きてきてにゃうにゃう騒ぐ。
ごはんとお水を新しくして、トイレの片づけ。
ひとしきり文句を言った後、静かにカリカリを咀嚼。
『かそけき咀嚼音』に耳を傾ける。水琴窟に耳をすますみたいに。
素晴らしい休日。

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食事の後、コーヒーを入れる。ペーパードリップ。
ふわっと盛り上がるコーヒー豆。集中してお湯を注ぐ。
そろそろ、コーヒードリップ用のケトルを買ってもいいかなあ、と、今日も思う。
道具はなるたけ増やさないよう心掛けているので消極的。
でも、どうやらコーヒーは飲み続けそうだし、そろそろいいかもしれない。

私の住んでる場所は横浜の田舎というか下町というか
(オサレではない)住宅街というか、とにかくふつうの街なのですが、
そんな街にも、各停しか止まらないような小さな駅前にも、
素敵なパン屋さんや自家焙煎の珈琲豆専門店があるのが、
都会(笑)のすごいところ。

近所のおじいちゃんおばあちゃんが集うスナックの貼り紙は
「昼カラオケ:1時間150円、ワンドリンク付き」
(もちろん手書き。もしかすると素敵ワードアート)

その隣に、結構本格的なブーランジェリーや北欧カフェや
シングルオリジンとか提携農場とか、こだわりの詰まった珈琲豆が買える場所があります。
ちなみにそのお店は店内でコーヒーも飲めるのですが、
サイドメニューはなく「焙煎に集中したいから」コーヒーのみ。
※唯一「カカオ70パーセントのチョコレート」がチェイサーとしていただけるようです。
ワオ。

食べログなどではどのお店も『こんな田舎になんでこの店が』と書かれていておかしい。

そういえば、先日帰省した時に
『(知り合いの)○○さんは高級志向で叶姉妹みたいだ。
だってスーパーのパンより、パン屋のパンの方が好きっていうのよ!!』
という話題が出てまして、ひっそりと口を閉ざしたちこぼん。
美香さんか恭子さんか、えらい違いがありますよね。とかね。(ソコジャナイ)


実は、そのブーランジェリーで購入したパンを
サンドイッチにしていただいたのです。
そしてしみじみとおいしいなあ、と思いました。

歩いていける範囲に
(近所というほどではなく、一時間越えお散歩コースだけど)
お気に入りの小さなパン屋さんがいくつかあるのはすばらしいこと。
ただ、どのお店も週3~4日しか空いていなくて、
開店3時間ほどでほぼ品切れ状態になるので、
私としてはタイミングが合いません。
なかなか購入できなくてやきもきすることもあるけれど、
そういうお店がきちんと成立していて、
持続しているというのがなんだかうれしくもあるのです。

f0257756_1413062.jpg



なんてぼおっと思っていたら、パリで大変なニュースが!!
パリで同時テロ、120人以上死亡か=仏大統領「前例ない」―銃撃と爆発、自爆も

そしてフランス国境封鎖の報道。おもわず14年前の、LAを思い出す。

LA滞在2日目の朝。
私と友人は、オプショナルで「グランドキャニオン日帰りツアー」に参加する予定。
朝7時にホテルのロビーに集合、という段取りでした。

イーサン・ハント@ミッション・インポッシブルごっこしようね、
(到着2日目なので)
時差きついけど、寝坊しないように頑張ろう、
なんて、ふわふわたのしみにしていた私と友人。

ホテルの部屋の電話で飛び起きることになります。
ああやっぱり寝坊したのかな、と、時計を見るとまだ早朝。
モーニングコールたのんだっけ、それにしても早いよね、
と受話器をとりました。相手は、オプショナルツアーの会社の方。

『全米の空港が封鎖されました。
グランドキャニオンへの飛行機は飛びませんので、
ツアーは中止です』

と言われて、なんのことかわからず。

『事故ですよ。攻撃かもしれない。まだ何もわからないんです。
とにかく、ツアーは中止です。テレビつけた方がいいですよ』


と言われて、画面に映し出されたのは
飛行機と、倒壊するワールドトレードセンターの映像。
聞き取れたのは『KAMIKAZE ATTACK』ということば。
そう、2011年9月11日のことでした。

呆然と画面を見た時の、漠然とした不安な心持ちが蘇りました。
結果、国境・空港封鎖で四泊六日の弾丸ツアーが
三週間越えの滞在になりました。
(個人的には、たまたま添乗員込のツアーだったので、
帰国便の確保は代理店の方にお任せできて、その意味では苦労はなかったのですが)


どうか皆様ご無事でありますように。

f0257756_13562285.jpg


「ねこが眠っているときには、悪いことは何も起こらない気がするわ」
とは、アン・ブライス(結婚後のアン・シャーリー)の言葉ですが。
第一次世界大戦下、息子を3人とも出征させた銃後の母としての言葉です。
(この写真のちこは、眠ってませんが)

モンゴメリ自身の戦争に対する態度に対して、
さまざまな評価があることと、今回の文脈は関係ありません。

追記)2015/11/14 21:30

フランス杯、FP以降の中止が発表されたとのことです。
あらためて黙祷を捧げます。
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by chico_book | 2015-11-14 14:26 | 日々 | Comments(2)

空からテヴェレ川にさようなら

※イタリア帰国の日に停電が起きたという話のつづき。
今回ラストです。
その1 その2

運転手さん、腕をぐるぐる回してこっち来い、と、合図。
なんというたのもしさ。キャーかっこいい♪
こけつまろびつ、タクシーの前に。
ずっしり重いトランクを軽々と持ち上げ、積み込んでくださいます。
よろよろと後部シートに乗りこむと、隣にはバリっとしたスーツ姿の紳士。

『ぼ、ぼんじょるの』

ちょっとカルロス・ゴーンさん風のお顔立ちの、ポルトガルの方。
(12年も前のことなので、あくまでイメージ映像)
ありがたくも、相乗りさせていただくことになりました。
なんという紙一重。でも、とりあえず安心。
シートの上で安堵のあまりぐずぐずになりかけます。
ビジネスマンさんはむっちゃパリッとしてるのに、
バックパッカーすれすれの、よれよれ姿で乗りこむ(申し訳ない)

明るい陽ざしの中、ローマ市街を快調にぶっ飛ばすタクシー。
ものすごく道路がガラガラ。渋滞で有名なローマなのに!!
いま思い返しても不思議。
停電ということは、信号はどうだったんだろう…
まったく印象にありません。これも不思議。
綺麗な街並み、明るい陽ざし、
濃い緑のことはぼんやりと記憶にあるけれど。

とにかく車がいなかったこと、
タクシーが飛ばしに飛ばしていたこと、
運転手さんがずうっと、からだごと後部座席にむけて
(前を見てー!!、と、小声で絶叫)
しゃべり倒しだったこと。
運転手さんは英語がわからず、
私が英語以上にイタリア語がわからず、
イタリア語を解するポルトガルのビジネスマンさんが、
(だいたいわかるけど、全部ではないそうですが)
時折英語に変換して伝えてくださいます。

その中で、私がダイレクトに理解した
運転手さんの(唯一の)イタリア語は
『TUTTI ITALIA』(TUTTI=ALL)
だったこと。どうやら停電の範囲のことのようでした。
・・・・・・停電範囲はイタリア全土とは!! ようやく気づきます。
それはえらいこっちゃ。
ということは空港も停電なのかな。
たどたどしくたずねてみると、『maybe』とビジネスマンさん。
下唇を突き出して、首をふってみせる。なんともヨーロピアンなしぐさ。

でも私の心中では、もっとエラいことになってます。
『このタクシー代いくらなんだろう…』

タクシーを使うことを全く想定していなかったので、想像もつかない。
カードは、はたして使えるのかしら、と、今朝のホテルを思いかえす。
頼みの綱のガイドブックはトランクの中。とほほ。
旅の指さしイタリア語も、トランクの中。うわー。
もうあとは、駅と空港だけだから問題ないと思ったんだよねぇ。
朝、トランクから出して、手荷物にすればよかった(後悔)
停電はせいぜいホテル内だけだと思ってたんだよね。
つくづく生ぬるい。ああ。
ガイドブックで流し見した、いい加減な記憶によると
タクシー代はたしか(当時)40~50ユーロくらいだったはず。
相乗りだとどうなるのかな。
それともこのパターンって、海外旅行では
『とにかく白タクには気をつけましょう』
に該当するのかな。
でも他に選択肢なんてなかったし……。
飛びつきすぎたかな……。
いやいやでもでも・・・・・・。

そう、そのとき私のお財布には、
30ユーロくらいしか入っていませんでした。

もう帰るだけだから、現金は電車のチケット代と
(電車代は、当時9ユーロくらいだったはず)
空港でのお小遣いくらいでいいや、と考えて、
前日スーパーで散財してしまったのです。
旅慣れたヒトぶって、ユーロ使いきっちゃうよ、ヘイヘイ! 
とばかりに暴れ買い(と言っても、スーパーでですが)
したんですよねぇ。激しく後悔。

こわー。マジで怖い。……日本円ならあるんだけどだめだよね。
一応、駅に向かう途中で確認したところにあった
銀行の両替機もATMも『停電』でとまっていたのです。

最悪泣きついて(そして少しチップをはずんででも)
めんどくさいカード決済してもらうしかない。してくれるかなあ。
怒りだしたりしないかしら。

※検索したところ、2014年現在の情報ですが、
ローマ市内・空港間のタクシー料金は定額48ユーロ。
直通電車は年々上がって14ユーロ。
ただし、現在はシャトルバスが各社参入していて人気があるようです
(だいたい5-8ユーロ)
参考リンクはこちら:
フィウミチーノ空港からローマ市内へのアクセス

空港までは33キロ程度。30分もかからずに到着。
最高に気持ちいいドライブのはずなのに、
私は不安で踊りだしそうになってました。
言葉は通じないわよれよれだわ踊りだすわ、
これ以上不審な人物になりかけるのをかろうじてこらえる。
空港の建物が見えてきて、降車エリアに車がはいりかけた時、
運転手さんがようやくいいました。
「じゃあ、ひとり25ユーロね」
・・・よかったぁ!! 本当によかった。
前日、電車のチケットをあらかじめ購入しようかどうか
迷ったんだけど、買わないでほんとによかった・・・!!
そこで9ユーロ使ってたら、足りませんでした。
ほんとにぎりぎり。
※それにしても大変良心的な運転手さんだと思います。
イタリアありがとう。グラツィエミッレミッレ。

さくっと現金でお支払。
スマートな笑顔をのこして、ビジネスマンさんは
すごい勢いで走っていきました。
すたこらさっさと、言いたくなるイキオイ。
ほっとした私は、
電気のついてない薄暗い建物にゆっくり入っていきます。

アリタリアのカウンターへ。香港便は予定通り。
香港でなんとか遊べないかな、と生ぬるく見込んで、
あえて選んだ香港経由ですが、空港を出て市街へ行くには
ちょっと余裕がありませんでした。とほほ。
(そのぶん空港でみっしり遊びました)

ちょっと魂が抜けかけた状態でチェックイン。
チェックインカウンターでは、職員さんが大わらわ。

なんと、ベルトコンベアーが動いていないのです!
停電だから!! ひゃぁ!  

と言う訳で、
トランクの重量を昔懐かしい『体重秤』でゴロゴロっと計量、
そのあと職員さんがひとつずつ抱えて奥に持ってゆくという、
見ているだけで(そして思い出しただけで)
汗が噴き出てきそうな光景。

そして、チェックインの手続き。
私とならんでチェックインするのは、ツアーの添乗員さん。
日本のパスポートをどっさり出していました。
添乗員さんつきのツアーでも南回りとかあるのね、
この方も朝から大変だったんだろうなあと、ぼんやり思う。
こんなトラブル、解決する係だもんね。ほんとおつかれさま。

ところが、パスポートを回収するときに、
添乗員さんが間違えて私の分をもっていきそうになったのです。
(そしてツアー参加者の方のパスポートが私のもとに)
あ、あぶない!
もちろんすぐにかえしてもらい、問題なかったのですが、
ひやっとしました。安心して気が抜けていただけに。
たしかにパスポート、表紙だけでは区別つきませんけど!!

スパイ映画とか事件とかで、パスポートのすりかえなんて
「ないわー」
と思ってましたが、意外とこういう、単純なことかもしれません。

飛行機は満席。もしかして振替えとかあったのかも。
ちゃんと間に合って、席もあってよかった。

いつもたいてい個人旅行だけど、
個人旅行は最後の最後までドキドキします。
職員さんの努力も(おそらく)あって、ほぼ定刻に離陸しました。
カードも使えないし、手持ちが5ユーロもなかったので、
お水を一本購入が、せいいっぱい。だいじにちびちびのみます。
名残惜しく、ペットボトルのラベルの
『ミネラーレ』の表記を眺めながら。

と言う訳で
『残していてもしょうがない、とは言え、
お金をぎりぎりにしすぎない』

という、
旅の教訓が(またひとつ)増えた、夏の終わりの旅の思い出でした。
夏がはじまる前に記録。特に旅の予定のない夏ですが。
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by chico_book | 2015-06-07 11:06 | | Comments(0)

なかなかアリヴェデルチ出来ないローマ

こちらのつづきです。

朝ごはんのレストラン会場は地下で、そんなに天井が
高いわけでもないのですが、なんとも優雅なアーチ形。
私はこの空間が大好きでした。
ちいさいホテルなので、広すぎないし、ひとも多すぎない。
その場所が、なんだか混乱しています。
いつもよりひとがおおくてざわざわしている。

ここで、カメリエーレさんから、
停電継続中であることを説明していただく。
ものすごく申し訳なさそうに

「あたたかいものが用意できないんだ」

とのこと。

でも、だいたいいつもならんでいるのは、
ハムとチーズとヨーグルトとジャム、
珈琲に紅茶にジュース、ミルク、シリアル。
そんなに雰囲気変わらないわ、と、その時は思いました。

「でもゆでたまごもないし、トースターが使えないからで、
あたたかいパンが出せない。それに」

ものすごくシリアスな表情で。

「カプチーノが出せないんだよ。ジャポネーゼは大好きでしょ」

いやいや全然問題ありません。あったかい紅茶はちゃんとあるし。
この当時はコーヒーをまったく飲まなかったので
全然問題なし。
プンパニッケルもシリアルもあたためなくても
充分おいしいです。
満足満足、でも手早くごちそうさま。さあ、気合い。

えっちらおっちら最上階まで登って、
みちみちに重たいトランクをさげて
よろよろと階段を降ります。フロントは一階。

そして予想はしてましたが、フロントもやっぱり大混乱。
ひとでごった返しています。
あらら、今日はチェックアウトのひとがそんなに多いの?
と思いきや、
なんとなんと、停電のため
カードリーダーが作動せず、
クレジットカードの精算を全部手書きで対応
といういきさつなのでした。なんてこと。

私もおとなしく順番に並びます。
ドイツの方がとても多い。
やっぱりバカンスはうつくしい南の国なのかな。
極東から、わざわざ南回りできたジャポネーゼに
言われるのも心外でしょうが。

イタリア紀行(上) (岩波文庫 赤405-9)

ゲーテ / 岩波書店



みんなスクエアなリュックに国旗をつけていて背が高い。
背の低い私は、まわりを囲まれると不安になるほど。
みんなそれぞれ、いろいろやりとりしながらなので、
すすまない精算の列。
大丈夫かな。この段階でかなり不安。
わたし問題なくチェックアウトできるかな。
それと飛行機は大丈夫かしら。

いよいよ私の番が来ました。
現金があれば話が早いんだろうけど、
とりあえず、精いっぱいにこにこクレジットカードを差し出す。
オッケィ、と、おじさんは(たぶん慣れない)
日本語の名まえのアルファベットを、一文字ずつ書きうつす。
手書き。ていねいにアルファベットを読み上げながら。

アルファベットで表記した名前のことを、
日本人は『ローマ字読み』って言うよ、
と、チェックインの時にお話ししたら
すっごく受けたことをぼんやり思い出しつつ、
わたしはじいっとおじさんを見つめる。
「できた! 確認して! 」
と、素晴らしい笑顔をいただいて、少し訂正したりのやりとり。
「これで大丈夫。じゃあね、元気で。気をつけて帰ってね」
ありがとう。アリベデルチ!!
まっすぐにテルミナ駅に向かいます。
とにかく空港までたどり着かないと。
この段階で、たしか9時前。

果たしてテルミナ駅も、同様の大混乱でした。
駅前・チンクエチェント広場に、既に人がこぼれている。
土曜の午後の渋谷駅、には少し及ばないかも?
それでも大変な混乱。

えいやえいやと駅の構内に入ると、
電気がつかず、電車が動かず、券売機も稼働せず、
つまりたいへんひっそりしている。
ただひたすらひとがたくさんうろうろしていてざわめきだけが
濃い霧みたいに空間に充ちている。
ひとの声がわんわん反響する空間。
・・・・・・どゆこと??
そうです。そうだよ。気づいてなかった。
電車が動かないんだよ! だって停電だもの! 
電車だもの!!

そこに至るまで気づかなかったのです。
とんでもない間抜け。
9月の終わり、ローマの朝、つよい陽ざしの中で
どっと変な汗が背中に出ます。なんてこと。

とぼとぼと、構内から外に出る。なんとか人をよけながら。
昨日買い込んだおみやげで重たくなったトランク、
そのお土産を購入したテルミナ駅内のスーパーを、
途方に暮れてちょっと恨めしく眺めなたりして。
まいったなあ。なんとかして、とにかく空港に行かないと(2回目)
バスとかなにか、振替輸送とかあるのかな…?

地べたに座りこむひと多数。
ふとみると、入り口出てすぐの地面に、とぐろを巻いて
からまりあってるアジア系3人組。シチリア州の旗みたいになってる。

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バックパッカー風だけどこざっぱり。
Tシャツがまあたらしいかんじの、男子ふたりと女子ひとり。
「どうすべ」
「あつくなってきたねぇ」
「体いたいんだけど」
!! 日本語だ!

こういう時は、迷ったら負けだと、勇気を出して声をかけることに。
「あの、日本の方ですか」
「ああ、はい」
「これ、やっぱり停電だから電車動かないんでしょうか」
「そうみたいですよ」
「どちらまで」
「昨夜のおまつりで朝まで遊んでて、
今日はこれからミラノに電車で移動の予定だったんですけど、
どうしようもなくて。
いま、現地の友人が車で迎えに来るのを待ってるんです」

旅先で、こういうささいな会話が本当にありがたい。
なんにも現状変わってないけど。

「私はきょう帰国で、フィウミチーノに行かなくちゃなんなくて」
3人いっせいに「ああーーーー」と残念な表情になる。
「振替え輸送とか何かないかなあと、
探さなくちゃと思っているんですけど」
「そうですね…僕らもわからない。
日本だったら、確実に対応するけどどうかなあ」
「ありがとうございます。ちょっと探してみますね。よい旅を」
「そちらもよい旅を」
ほんと、どうすべ。そう思いながら人の波をくぐります。
いまこうして書いていてもはらはらしてしまう。
12年も前の、自分のことなのに。

エアポート、とか、フィウミチーノ、とか何かそういう掲示ないかなあ、
ときょろきょろしていると、聞こえてきた声。

「エアポート! フィウミチーノ!!」

そう、まさにそれ。 ・・・って、え!!??
声の方向を見ると、タクシーの運転手さんが叫んでいます。
きょろきょろっとして、さっさとドアを開けて
車に乗りこむ運転手さん。
空港いきってこと? だよね?? 
乗り合い? 乗り合いタクシーってことなの?? 
ちょちょちょちょっとまった!!

「すっくーじ!! エアポート! 
TAKE ME PLEASE(とかなんとかてきとう)」


この旅で一番気合の入ったイタリア語(最初のひとことだけですが)
ローマで、イタリア語をイタリア人に向かってどなるなんて!
カジュアルイタリアンの『ぼんじょるのーぷれーご攻撃』とは違うぜ!
なんて、陶酔する余裕もなく。

※ちなみにこのほかの、
『イタリア人にイタリア語を素で(重要)発言した』
のは、ボルゲーゼ美術館のコインロッカーのカギを、
トイレの洗面台に流してしまったときに対応してくださった職員さんに
伝えた『Grazie mille!!』です。

もうすこし、つづいてしまいます。
もう一回くらいになりそう。
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by chico_book | 2015-06-06 21:21 | | Comments(0)

永遠の都、大停電の夜と朝

6月は、私がアイスランドを旅した季節。
いまもあの場所は、あんなにもうつくしいのかな、
と、思い出してひとり深呼吸をします。
背筋を伸ばして、梅雨の合間だけですが、高い空を見上げて。
ほんとうにありがとう氷島。ほんとに行ってよかった。
なんという宝物。
そして空港で出会ったドイツ人ファミリーさんは本当にやさしかったなあ、
などと、しみじみと思いかえす季節。
またことしも無事にめぐってきたことが、素直にうれしい。
ほんとうに旅はいつもどこでも楽しい。
たのしいけどラクではなくて、それなりに大変だったりもします。
でもそこもふくめてオールオッケイ。

そんなわけで、別の旅の思い出をちょろっと記してみます。
2003年イタリアの旅。
遅い夏休みとして、9月後半に
フィレンツェ・サンマリノ・ローマをうろうろしました。
実は、このときがはじめてのヨーロッパ。
往復6万円香港経由、まさかの南回り。

アイスランドではコンサートの翌日に帰国でしたが、
このときも、お祭りの日の翌日が帰国日でした。
夏休み枠で旅行するとありがちなのかもしれません。
ゆく夏を惜しむ『白夜祭』が開催されていたのです。

La festa della NOTTE BIANCA”。
※リンク先はイタリア版WIKI先生。
なんと私が訪問したこの年・2003年が初開催だったようです。
その後も、順調なイベントのようでうれしい。なんとなく。

にぎやかに夜通しお祭り騒ぎがつづくつづく。
ローマっ子たちの歓声が、
波音のようにいつまでもいつまでも聞こえる夜。
でもワタクシはとっととホテルにこもって、
お部屋を満喫しつつ、
たのしいたのしいパッキング大会(地味)。

旅の終わりに、テルミニ駅にあったスーパーマーケットで
グリーントマトのジャムとか、リゾット用のお米とか、
重くて珍しいものをたくさん買い込みました。
それをわくわくにまにま、出したりしまったり。
あーでもないこーでもないと、たのしくつめつめしておりました。
機内で眠ればいいや、と余裕の夜更かし気味。

ちなみにお宿はこちら。
Hotel Villa delle Rose
名前がなんとも優雅なこと。
※リンクはトリップアドバイザーのサイトです
(公式HPは、なぜかうまく開かなかったので遠慮しました)

たしか一泊90ユーロ(当時)、こぢんまりした三ツ星ホテル。
以下の条件でさがした結果です。
たしかホテルのHPから直接予約したんじゃないかな。

・一泊100ユーロ以下
・豪華さはいらないので(そもそも無理だし)
こぢんまりこざっぱりしていてほしい。
・バックパッキングなノリは無理
・出来れば古い建物

古い貴族の館を改装して作られたということで、
最上階だった部屋は(といっても3階もしくは5階建てだったと思う)
体育館かと見まごうほど天井が高うございました。
おまけに何かの間違いではないかというほど広かった。
ひとり旅なのに。
その高い天井へ、ジェイコブズラダーよろしく
すっきりまっすぐにのびる、高いアーチ窓。
それを覆う鎧戸と重々しく垂れ下がるカーテン!! 
なんといううつくしさ。当然うっとりしました。しまくりました。
カリソメとはいえ、そこが自分の部屋だなんて!存分に味わい尽くす幸福。

しかし実はその、優雅極まりない鎧戸もカーテンも、
重いわ届かないわ回らないわ
(高すぎて手が届かないので、カーテンを扱う金具や
鎧戸を開閉するための蝶番に似たなにか(名称不明)が
ついていたのですがこれが固い重い動かない)
で、
まったくもって使いづらいという事実を知ることが出来たのでした。
……知は力なり、ってことかな、もしかして。

これってたとえば
『ルイ・ヴィトンのトランクはめちゃくちゃ重たいつくりだけど、
自分で持つことが前提になっていないので問題ない』
というのと同じような話なのかな。
(伝聞情報です。ヴィトンのトランクなんて持ったことないのでわからない)
「窓開け係」がいることを前提にした仕様なのでしょうか。
それはそれで夢想の広がるお話。

ともかく、すばらしく素敵なホテルでした。
こんもりと緑に覆われた小さな中庭、
ホテルのフロント前のサロンは、
天井画と優雅な細工の壁と柱が鎮座。
ソファーでゆったりと、ローマ市内の地図や
おなじみ『ローマの休日』のアン王女がベスパを
運転している写真入りの、レンタルバイクのチラシを眺めたりしました。
(大型ホテルの優雅さも捨てがたいけど)
このサイズ独特のひっそり感、B&Bほど距離が近くない
バランスがとてもよかった。

テルミニ駅の周辺は、
(大都市の中心となる駅の周りが得てしてそうであるように)
治安の面でやや微妙な評価を下されがちなエリアです。
実際、駅前の広場にはスリが多いから気をつけるようにと、
さんざん言われていました(2003年当時)
ただ、このホテルは、駅から350メートルという近さですが、
にぎやかな側の反対側。
少し落ちついた、ちいさいホテルや商店がぽつぽつとあるエリア。
テルミニ駅近と言うのは、バス路線が頭に入っていない
身としてはとても楽でした。

ほんのりお外のざわつきを、重くて開かない窓の向こうに感じながら
優雅なお部屋に早々と引上げ、高い高い天井と
ねこ足のバスタブを満喫する夜。
やはり途方もない幸福感に包まれていたなあ。

お外のみんなは元気だわね、と、ほほえましく思いながらも
ようやくパッキングを終わらせ、それではひと眠りしますか、
というところ。

飛行機はお昼前にローマ発。
歩いて5分のテルミニ駅から空港までは電車で20分。
8時半頃に出れば余裕を見ても9時半までには空港に着くよね、と言う算段。
2時間以上余裕があれば、まあ大丈夫かな。
目覚ましをセットして、
機内持ち込みの本をえらんで、にまにまとベッドにはいる活字中毒者。
さよならローマ、おやすみなさいイタリア、たのしかったよー、
と、いたって満ち足りたこころもちで、
やはり興奮しててあまり寝付けずにおりました。

ところが。突然『ブンッ』というような、大きな音が。
振動とともに、電気が消えました。部屋中の。
同じタイミングで、外でも「オーゥ」という、
ため息のような驚きのような声がした。
て・・停電??

高さのあるベッドを降りて、ハイジのようにぺたぺた歩く。
手探りで壁にある照明のスイッチを押す。
何も起きないまま。

うわーこれ停電だ! 

なんとか窓に近寄ってみるも、重たい鎧戸はやはり開かず。
しょうがないので、重い鎧戸ごしに外の様子を伺おうとする。
まさにフランクフルトのハイジ気分。
そしてハイジよろしく、なにもわからない。
でもたしかに、さっきまで鎧戸ごしにとどいていた街灯りがなくなっている。
外では騒ぐ人たちの声。イタリア語だし、
なにをいってるか、まるでわかりません。

とにかく、このホテルだけの問題でないのなら、
まあしょうがないよね、と、
私はとっとと眠ることにしました。

※当時の記事を調べたら、午前3時半頃に発生したとのこと。

とりあえず寝ましょう。それしかないわ、真っ暗だし、
と、ベッドに入りました。

実はこれ、イタリア全土・5600万人に影響を及ぼした
『2003年イタリア大停電』だったんです。

(以下抜粋)
首都ローマでは、9月28日はちょうど白夜祭(La festa della nottebianca)で町中に繰り出した150万人の若者達で、 中心街は夜明けまでにぎわっていた。しかし、皮肉にも白夜の最中の午前3時半に突然ブラックアウトし、 それから夜明けまでの数時間、家に帰りそびれた50万人は、真っ暗闇の白夜を路上で過ごさざるを得なかった。 だが、待ちかねた朝はおろか、昼も過ぎ、夕方の5時になってやっと電気が戻る有様で、 13時間半の大停電は、戦後最長という不名誉な記録を残した。
(中略)
計算根拠は明らかではないが、冷蔵庫の中の物が融け出したり、牛乳がいたんだりの食品の被害が、 一家庭当たり平均20ユーロ、一般商店の被害総額はおよそ1億ユーロとConfucommercio(イタリア商業連盟)は発表している。

(中略)
大停電は何故起きたのか?

隣国スイスのドイツ語圏の山中で、折からの嵐により古い大きなモミの樹が倒れて高圧電線に接触した。 それが災難の始まりであったと言う。

(抜粋ここまで)
参照記事:原発なき先進国イタリアの悩み(その2)

もちろんその時の私は、そんなことまーったく知らず、
さよならまた来るねイタリア、むにゃむにゃ、と幸せなきもちでうとうとしておりました。

さて、7時に起きてまずは朝ごはん。
ところがエレベーターが動いていない。うわー。
朝ごはんの会場は地下一階。なんてこった。
えっちらおっちら階段を降りることにしました。

◎つづきます
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by chico_book | 2015-06-04 01:39 | | Comments(2)


ねことか本とかまんがとか、と言いつつ映画にじわじわ圧される幸福


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