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いろいろ反省

ええと、最近長文過ぎてよろしくないです。どうなってるの今年の目標。
でも前回のはいまのうちに出しきっとかないとね! という時事ネタなので、後悔はしていない。

一応、記事の字数は、目安1500字・目標2000字程度を想定しているのですけども。
昨日のは5000字くらいありました(小声)
私のガラなケータイで、スクロール3P位が妥当な長さだと、自分なりに決めてるのです。
画像の大きさやはいり具合によるので、あくまでざっくりとした目安にすぎませんが。(昨日のは12Pもあったのよ…)すみません。

というわけで軽めの記事を心掛けて最近の記録。



か、軽い話題なのコレ??? 堂々3時間のドキュメンタリー。
興味はあるものの何となく怖気づいて、昨年8月のユーロスペースをパスして
11月のご当地・新百合映画祭を見送って、悩んだ挙句、
とうとう横浜ジャック&ベティでつかまえる。
ものすごく年齢層の高い観客層。おののきながら私も列に並びます。

いやこれむちゃくちゃ面白いです。
お話しされてる皆さんが、おずおずと、だんだんノリノリになってくるのが
(最初からノリノリの人もいるけど)何とも興味深い。

私の親戚は軒並み高齢で、『戦争を知っている世代』で、
海軍兵学校で終戦を迎えた伯父もいるので、そして毎年夏には帰省して来る
親戚を迎える側だったので、
何となくこの人たちの盛り上がりっぷりに懐かしさを感じました。
いやもちろんスーパーエリートのお話が中心なんですけどね。

いつもの狭い茶の間と違う食卓。
ふすまを外して広くした座敷に、テーブルを二つ並べてあれこれと大皿を並べて、
蚊取り線香をたきながら頼りなくほの甘いスイカを食べた記憶。
私の知らない時代の、私の知っている街の話、
それも恐ろしかったり辛かったりする話を、なんだかずいぶん楽しげに
生き生きと語る大人たちを不思議な気持で眺めながら、
麦茶のボトルの水滴を所在なく拭いたりした。

学校の校庭でカボチャを作って、とか、
軍事教練のゲートルがうまく巻けなくて、とか
生き生きと語る大人たちの、たのしげな横顔がよみがえる。
でも、この映画の中では人体実験の話とかしてるんですけど。

技術や研究の話なので、非常にあっけらかんとサクサクお話が進む(人もいる)
学徒動員での工場勤務で風船爆弾を作るのは、結構楽しかった、毎日班で競争してね、とも。
あるいは偽札や国家機密にかかわる業務を担当した人も。

あらゆる人がそれぞれにそれぞれの位置から、自分の言葉で語られています。
万人受けするものでは当然ありませんが、私は大変面白かったです。
興味のある方は是非。

ちなみにこれは都合がつかなくて見逃しました…悔しい。
アンテナたてて、どこかで拾おうと決意。




八番筋カウンシル

津村 記久子 / 朝日新聞出版



図書館より。
いろんな形で生き辛さ・やり辛さを抱えているひとびとが、
それぞれに説得力を持って描かれている。
津村記久子はいつでもそうだけど。

そして100パーセントの悪役がいない。
ものすごく悪いやつはいるねんけど(うつった。関西が舞台の小説なのです)
作中には描かれてへんけど、きっとこいつもやむをえん事情で
こないなところにたどりついてしもて、自分でもどうにもならんのやろな、
と、思えてしまう。それで相殺されることではないけれど。
そこまでわかってて、相手を断罪することは、自分を責める材料として残ってしまうので、
やらない。それはやさしさではないのだ。でもそれでいいと思う。良作です。
ときどき読み返したくなるかも(まだちょっとわからない)
でもずうっと手元にあると、つらいかもしれない。
登場人物たちのリアルがあまりにもそこにある感じで。

おかあさんの扉3 三歳児デヴュー!! (オレンジページムック)

伊藤 理佐 / オレンジページ



1・2巻も充分おもしろかったのですが、やはり子供が成長してきて
『人間としての側面』が充実しはじめると、理佐ちゃんの筆は冴えます。
ていうか冴えすぎ。身近にいたら怖いかも。どう描写されるのかな、と怯えてしまうだろうな。
でも、自分だけ描写されなかったらそれはそれで気になってしまいそう。めんどくさいねアンタ。

おひさしぶりです。なので、王道のアングルで。おお、美人さん(安定の馬鹿)
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こちらも冬の安定感。ねむるねこねこ。
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※実はこれでだいたい1800字程度。目標とおり。問題は時刻ですが(とほほ)

by chico_book | 2014-02-25 02:17 | 日々 | Comments(0)

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