サイレントミャウと威嚇インザダーク

突発的に高熱の出た日。ワタシこれ昔からやります。体質なのかな。
そんなに規則性はないんだけど、こまかく無理がつづいた時になりがちかもしれない。
ので、一応そんなに驚きません。基本的になれてる。あら、きちゃったのね、というかんじ。

でも2年前にその体調不良を見逃して、病院に行って
『ちょっとした炎症かな。とりあえず解熱剤ね』
と様子見判定されたら、一週間後に
職場から病院直行→盲腸で緊急入院→こじらせて(盲腸なのに)まるっと一か月入院
※しかも入院の際に
『ネコがお留守番してるから即入院無理。いったん帰らせて』
『駄目だよ破裂したらまじしゃれにならないんだよ』
と、ドクターと押し問答をしたために入院期間中ずうっと
『ねこのひと』と呼ばれる栄誉にあずかりました、というオチつき。
なのでそれ以来、あまり自分の経験則をあてにしすぎないようにはしています。

土曜日にひさびさのリフレクソロジー系のマッサージに行って
ガンガン揉み倒していただいて、
足がみしみし痛むのはもみかえしかなあなどと思いながらも、
ぞわぞわしてくる背中とか唾を呑み込みのが痛い喉とか
あらら、と、見る間に38度オーバー。まいったなこりゃ。
一応できる範囲の自己判断で、扁桃腺がはれてはいないことを確認。
あと心配なのはノロかインフル。

病院でインフル判定してもらって(違いました)、
その時吐いていないのならノロ判定はできないから、
とりあえず解熱剤他で様子をみましょう、という流れに。

ロキソニン他もろもろもらって、
ウイダーインとフルーツごろごろゼリーとアクエリアスを入手して帰宅。
あとはひたすら薬を飲んで昏々と眠る。

体温高いと猫がくっついてきますね! ほんとにね!!

そして猫って本当に一日中寝てますね! こんこんとね!!
幸せでありがたいことです。
うとうとと漂う意識の中で、伝わってくるまんまるいずっしり。
そっと伸ばして指先に触れるやわらかさ。暗いところで見るまんまるでうるるな瞳。
そしていつものサイレントミャウ(…にゃ)

サイレントミャウの、聞こえてるか聞こえてないかわからないところが本当にいとおしいと思う。
聞こえてたらうれしいけど、聞こえてなくても気持ちは変わらないのよ、
私はあなたが大好きなの、秘密よ、と言われてる気がするの。サイレントミャウ。

でもねるのが仕事のねことはいえ、あんまりにもよく寝る子だと、
『もしかしてとんでもないおばあさんなのでは?』
疑惑が生じてしまいます。困った。
特にちこにゃん、大人になってからうちの子になったので、確証がないのです。
お医者さんに推定年齢出してもらってはいるけれど、
どこまで行っても推定どまりというかなんというか。
(推定年齢だといま8歳くらいのはず)
でもこれは永遠に解けない謎だもんね。謎めいた美女(安定の馬鹿)。


一緒に暮らしたことはないけど、わんぞうさんたちの
『ねぇねぇねぇ、あそぶあそぶあそぶ?? なにしてあそぶ? 』
の、熱烈猛アプローチも大好き。

散歩ワンとのアイコンタクトは、なるたけ控えていますが、
ついつい目で追ってしまいがち。
先日遭遇したお散歩ゴールデンレトリバー君はすごかったです。

目が合った瞬間に 『ハ ッ !!』 と仁王立ちになり、飼い主さんを引きずらんばかりの勢いで
『ねえねえねえ遊ぶ遊ぶ遊ぶんでしょ? 』
との猛烈チャージで前足が空をかく。なにかわいい、なんてひとなつっこさ。
でも体重のあるわんこにそんなことされたら(しかも散歩中通りすがりの人にいちいちしていたとしたら)
飼い主さんはさぞ疲労困憊でしょう。
というわけでなるたけ目を合わせず通り過ぎる作戦に。

しかしすれ違った後、何か引きずるような異音が背後から。
見ない方がいいかな、と思いつつも、恐る恐る振り返ると、

いわゆるへそ天コロンコロン状態(これってねこ用語なのかしら)で
おなかをさらしてゴロゴロしながら猛アピール、しかも目線はワタシにロックオン!!
『HAHAHAHA、おなかさわる? さわる? ねえ遊んで遊んでよー♪』
でしたよ。びっくりした。かわいさに腰が抜けるかと思った。

でも飼い主さんは大変だろうなあ。あんな風に懐こいアピをする巻き毛長毛の子とか。
体重だってしっかりあるしね。


そんなことを思い返しながら高熱の中、うつらうつらしていた夜更け。
「むああああああ!うーうーううなあああ!」
という絶叫が聞こえました。なにごと?
最初は
「何よーちいちゃん夜中ですよー」
くらいの気持ちだったのですが、結構長く続いたので、起きだしてみました。

すると、まあ。ベランダの窓ガラス越しに見知らぬねこさんが。
ちこにゃんものすごいイカ耳で威嚇。
「あたしつよいのよ! ここはあたしんちよ! あなただれよ!!」
いや、ちいにゃん、お外は君のテリトリー…かな。
以前逃げ出して、自力で戻ってこれなくなって以来もう3年近く外には出てないんじゃない?

と思い。

「なになにちいにゃんどうしたの、だれかいるのね?」

と呼びかけて背中をポン、と叩くとワタシにもすごい威嚇。
本気の「っしゃああ!!」をいただきました。
(まあこれは私が悪い)

お外の子は、暗くてよく見えなかったけど、
結構体格のいい黒白ちゃんだったのではないかな??

鍵がかかってることを確認して、黒白ちゃんにごめんね、とココロで謝って、
ベッドに戻ると、ほどなくして

「ねえねえきいてー。さっきエネミーやっつけてあたしってすごくない? 」

とご満悦でやってくる姫。自慢のざりざりで私を慰めてくれます。

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おててくにゃりがかわいい。こうして、椅子と湯たんぽと私の間に入る2月。
ねこの満足げなさまこそがひとつの完成型。
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by chico_book | 2014-02-27 23:53 | ねこ | Comments(0)

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