花と裏庭には秘密の気配がする

※やはり唐突に続くアイスランド旅行記。もう少しだけ続きます。

もう7月になってしまったけど、
私がアイスランドに行ったのはちょうど夏至のころ、わずか一週間。
この季節になるたびに、まぶしい陽光に満ちたアイスランドを思い出す。
どんなに日本が梅雨空と湿気でいっぱいでも。

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小さい飛行機だけど、国内線の空港の近さを考えると、
もしかしたらこれは定期便かもしれない。いいなあ。


今回はアイスランドの街角シリーズ。
街角でみかけた花とか裏庭とか。本当に好きなものたち。


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ささやかな白い花。こういう花がやみくもに好き。

小学生のころ、学校を休んだ同級生のお見舞いに
「どくだみ」の花を摘んで持って行って
「これ毒の花なんだよ! 」
と、窓から投げ捨てられたのを覚えている(我ながらしつこい)。
もちろん実際には薬草なので誤解なんですが、
小学生には『どく』ということばが名前に入ってるだけで、
誤解するには十分だったんだろうなあと、いまにして思う。

ただ、重さのない白い十字の花が、頼りなげに落ちてゆく光景が印象的だったのだ。いまでも。


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すみれっぽいような、少し違うような。色のせい?

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やさしいつぼみと光の明るさ。

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これはミモザでしょうか? でも枝垂れているようだから少し違うのかも。
ミモザは春を告げる花で、フランスでは3月頃の花というけれど、
アイスランドではどうなんだろ。
例えば北海道では、ゴールデンウィーク頃には桜やライラックや、
春を待ちわびていた花が一斉に咲く、というので、それに近い話なのもしれないし、
あるいは全然別の花なのかも。

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白い花だけでなく、葉っぱに緑に近いような、目立たない系の黄色い花も
やはり闇雲に好き。枯れたのかな。

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こちらは本当に枯れたばら。
道路から一段下がっているところに、何故かおいてあった花束。
隣の窓は地下室かな。忘れられたような花束はなんだか追憶の象徴みたい。

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明るい日陰、緑の中の白い星のような花が咲く裏庭。優しげな風情。

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とはいえ、ちゃんとこういう華やかな花も好きです。要は何でも好きなのかな、花。

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庭先にこぼれるような華やかさ。

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なにこのかわいらしさ。

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裏庭にまた魅かれる。
アメリカのサブアーバンの、気合入りまくり
『さあどっからでもご覧になって!(キリッ)』
なドライブウェイとは全然違う、ひそやかさ。

裏庭

津田 晴美 / TOTO出版


手強くて静かで端正。副題の『my own backyard』というのがまたよい。 折に触れて読み返したくなる。

裏庭 (新潮文庫)

梨木 香歩 / 新潮社

裏庭
実は未読。
何となく梨木香歩とは縁がなかったのですが、
最近少しずつ読んでいるので、近いうちに何とか。

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やはりどこまでも透明な明るさに満ちた印象。地上の小さな星たち。

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綺麗すぎるばらよりも、少しよれているくらいの優しげな風情が好き。

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夏を満喫するばら。
サマースノーという品種のばらがある。
たしかつるばらだったから、たぶんこの写真の薔薇の品種名ではないけれど、
この写真を見ると思いだす単語。
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by chico_book | 2014-07-06 23:25 | | Comments(0)

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