出没情報に思う
ものすごくアレなので畳みます。察してください……(甘えの構造)
先週、私を襲った激震!!
キアヌ・リーブス都内各地に出没!新宿、秋葉原、浅草・・・きょうあたりはラーメン店?
某所(conatsu_cafeさんところです。ありがとうございます♪♪)で、知ることができました。
とてもうれしい、うれしくてたまらない情報に、全然知らなかったワタクシは
とてもとてもときめいた週末を過ごしておりました。
そしてそちらにあまりにも舞い上がったコメントをのこして、ちょっと自分に対して嫌悪、
まではいかないけど、もじもじしてしまう。あけすけすぎたかなあ、なんて。
いやでも後悔はしてないわ! とか、そんなこんなでもじもじしたりして。
(いまはもう、だいぶんおちついております。でもいま読んでも完全に浮き足立ってる・・・)
もじもじしながらも、そうかあ、えへへ、日本にいるのかあ、と思う。
にまにましながらすごして、そっかあ、日本に日本に日本に(エンドレス)そっかあ…
なんも言えねえ、とか、何も言えなくて夏(違う)、とか、にたにたひとりかみしめつづける。
ふわーんふわーーんとシアワセな気持ち。
上の空のままお買い物に出かけます。
カルディでコーヒー豆を買おうとしてに、スタンプカードを忘れたことに
気づいてキャンセル。どれだけ舞い上がってるのか。おちつけ。
しかも、とてもとても優しいコメントのお返事をいただいて(大テレ)、
いただいたことと、その内容、そして光景を想像して、ひとりもじもじする。
いやぁなんそれ、なんいいよっとかいな、そげ言われたら溶けるやーん、と、
ひとり地団駄踏みながら、横浜駅でPASMOにチャージするわけです。
見事なまでの変態だ。記録しますけど。
ひとりにたにた笑いながらPASMOにお札を入れる。
なんと不気味なことか(しかしとまらない)
そこで気づく。横浜駅、そうよ、ここは(一応)ビッグターミナル!
東京ではないけど! 東京のおとなり!!
ということは、ですよ、いまここに、例えば今ここに、
ふりかえるといるかもしれない訳じゃないですか!!
可能性がゼロではない訳ではないですか!
たとえば、ベランダをうろうろしていた、超絶かわいいのに
絶対さわらせてくれなかったにゃんこも、今やうちの姫で
私のおしりにくっついてるわけですもん。
奇蹟だって起きるはずさ!! メイクミラクル!
※再掲です
近くの公園でみていだけのころ。2009年10月の日付で、携帯の写真。
顔つきが全然違いますね。実はおうちを亡くした直後だと想定される日付です。
その4ヶ月後に、うちに入ってきていきなり見せた姿がコレ。
いやもうこれ、しょうがないよねこれ。
こんなことされたらめろめろになりますよね。
それでは、はい、いまここに、振り向いたらそこの椅子に彼がいるとします。
はい。仮定です。と言うか妄想ですね。馬鹿全開。あえて公開。
どうしよーーーん!? なんていえばいい???? えいご? 英語よね?
よし、おちつこう。おちついて考えよう。
私はずっとあなたのファンです。20年以上前から見ています。だいすきです。
I,,,,I still Love you,since,20years before…
なにこれ全然ダメ。駄目すぎる。自分にめげて倒れそうになる。しっかり、自分!!
Stingさまの歌声、EVERY BREATH YOU TAKE が、ぐるぐるまわる。
Oh, Can't You See!!
ええと、現在完了進行形っていうのになるんだっけ、
ずぅっと好きだったしこれからも好きでい続けますね、って言いたいだけなの。
絶対それ違うやろ、みたいな単語しか出てこない。
I'm your FAN で充分なのかな、いやいやそんなんでこの気持ち伝わるわけないよね、
ていうか日本語でもうまく言えなくて
なんも言えねぇ、(しつこい)よくわからないけどいやーんどうしよう♪
そんなふうに思いを巡らしつつ、お買いものと用事を終わらせて帰りのバスに乗ります。
あれ? PASMOが反応しません。おっかしいなあ。さっきチャージしたばっかりなのに。
しょうがないので、現金で支払って席へ。あとでゆっくり探しましょう。
その後、自宅に帰ってひとしきり探すも見当たらない。どこにもない。
まさか。まさかねえ。やっちゃいましたか。やってしまいましたかわたし。
こういううっかり人間であります。
こんなうっかりで、しかもこの英語力でよく外国とか行くよなあ、私
(最近行ってないし、これからも何とかして行きたいけど)
とりあえず、おちつきましょう。
PASMO記名式だから、すぐ連絡して止めれば被害は最小限で収まるかも。
ちこにゃんも
『遅かったわね、お布団のくせに!』
と、おなかにのって動かないし(電話させてください)
そうだ、コーヒーいれましょう。スタンプわすれたから、豆ではなくてパーソナルドリップを買ったはず。
ゆっくり飲んで、落ち着こう。まずはそれから。
・・・あれれ。あれまあ。カルディの袋も、ないではないですか。うそでしょー?
家に入ってからのルートも、玄関前も確認する。
3回ほど往復して、バス停のベンチまで見に行って、うーんやっぱりないですな。
しょぼん。
おなかかから降ろされたねこは無言で怒りつつも、隙あらばまた乗ってやるわよ、
おひざでもこの際いいけど、と言わんばかりの熱視線。
うれしいことではもちろんありますが、この時の私はさすがにしょぼくれてます。
タブレットもスマートでフォンもないので、パソを立ち上げて連絡先を探す。
あああ。浮かれすぎましたかなあ。
だめだめじゃん。だめじゃん自分、と、思いながら、よろよろと電話。
まずはチャージした駅へ。
「ああ、PASMOの落とし物、ありますよ。ちこぼんさん(仮名)ですね。
ねこのシールが貼ってあるやつですか?」
「そうです、丸いくろねこの!! 」
よよよよかった・・・。ちゃんと駅に届いてました! チャージの金額もまったくそのまま。
すばらしい。どこかのだれかさん、ほんとうにありがとう。
I'll be watching you!!(いろいろ違う)
そして今度はバスの営業所に電話。
「ああ、ありますあります。中身は」
「コーヒーと、紅茶と、トマト缶と」
「牛たんシチューですね! 」
(……はい)
カルディのオリジナル商品、はじめて購入してみました。あたりだといいなあ。
http://kaldi-online.com/item/4515996904547.html
「あと図書館の本もありますが」
「ああ! そうです。『のぼうの城』ですよね(穏当な本でよかった…)」
「うん、まちがいなくご本人様ですね。どうされますか」
「明日取りに伺ってよろしいですか? 」
「了解しました。
袋の中に牛乳がはいってましたので、こちらは営業所の冷蔵庫でお預かりしますね(にこ)」
「・・・・ありがとうございます」
※牛乳はカルディではなく、スーパーで購入したものをカルディの袋に入れていました。
本日のまとめ
・舞い上がるのは楽しいけれど足元もちゃんと見ましょう
・世の中の皆さんやさしいです。ありがとう。これもキアヌ効果ですね。たぶんきっとね。
・「てぶくろをかいに」のラストが脳裏に浮かびます。
人間ってそんなにいいものなのだと思ってもいいよね、きっと。
・英語いくらなんでもひどすぎ。何とかしよう。
そして月曜日の20時すぎ、仕事帰りに伺ったバス営業所はハンバーグ弁当の香り。
夜遅くまでご苦労様です、と、ココロのなかで頭を下げる。
カルディの紙袋を手に出てきた職員さん
「もうすこしまってくださいね」
と引きかえして、冷蔵庫から牛乳を出してくれました。
以下、冷え冷えの牛乳に貼られていた付箋。
職員さんピッとりりしくはがされましたが
(墨ではなくても)墨痕鮮やかにこんなメモ書きが。
「ちこぼん様(仮名)お預かり。忘れずにお渡ししてください!!」
そんないきさつで手元に戻ってきたものたち。ティーバッグは職場用です。
ジャンナッツの二匹のにゃんこに助けてもらう昼間のちこぼん。
春はもうすこしかな。とてもいい香りです。まさに芳香。
ひだまりのねこ。
by chico_book | 2015-02-19 02:06 | 日々 | Comments(2)
人ってあったかいんですね〜。PASMOもカルディの
食材も牛乳も図書館の本も、全部戻ってきてくれるなんて!
そしてちこちゃん、よかったね。ほんとによかったね。
ベンチの上でどうしていたんだろ、って想像するだけで
泣けてきます。
頑張ったからいいおうちにたどり着いたんだね。もう大丈夫だよ。
わたしも、先週の土曜日はカメラを持って出かけました。
いちおうメモ帳とサインペンも持参。メモ帳はリラックマ
だったりしたけど、キアヌは心が広いから大丈夫かな〜、
なんて。
そして「今日、キアヌいなかったわー。残念。でも、すれ違って
いたかもしれない」って、普通に一般家庭の会話に登場してくる
キアヌって、なんだろ、素晴らしいですよね。
なので、酔いしれてくださいませ〜。せっかくの機会ですもん。
「好きやー!」って叫ぶのはどうでしょう?関西弁で。
すき家の前というものおもしろいかも。(ああ、違いますね)。
でも、ときめきってすごーく心身にいいと思います。
わたし、ときめきのない、あー、ばかばか、ハズカシイわー、もう、
みたいなことばっかりですから(苦)。キアヌでほんとに
楽しんでます。ちこぼんさん、ちこにゃんちゃん、ほんとに
ありがとうございます!
改めましてコメントありがとうございます(ぺこ)しかし某所の意味まったくないですよね……自分の間抜けぶりにある意味感心しております。感心しすぎて修正しませんけど。
キアヌもう日本を離れたかしら。なんだか夢のような想像なので、あえて確認しないでおくのも粋かしら、なんて思います(宝くじもなかなか引き換えに行かないタイプ)でも、そうね、同じ時代を生きてる人なのね、と改めて思うことができてうれしかった。ほんとうにありがとうございます。春樹の新刊が出るたびに、あと何回この瞬間があるのだろうと思う、それと同じような。
最初の写真の日付が2009年で、やっぱりちこ、今年で9歳くらいだよねえ、と何度も計算しています。永遠にはっきりわからないのに、ぐだぐだ考えてしまう。その存在に、甘えてるなあ、甘やかしてもらってるなあと思います。依存しないように、とは、常に自らに言ってはおりますが。そして2枚目の写真が異常に手足が短く見えて、なんだか笑ってしまいました。雪の2月にベランダで騒いで、網戸にはりついてスパイダーニャンと化し絶叫、そのままずかずか入ってきていきなりコレとか、どう考えても完璧な家ねこ。野良のかけらもない。でもありがとう。
そして、そうですよね、いっそすがすがしく日本語! すき家おごるよ、あ、ラーメン屋の方がいい? わたし九州やけん、とんこつどげね、っていうくらいの勢いで。イキオイでも十分伝わりますよね。以前シンガポールで、3個買うと1個フリーを、2個買うと1個おまけなのか、すごいじゃん、と勘違いして(なにしろ初めての海外旅行)レジに運んだら、いきなり『NO!』と指を振られてかごごと突っ返されたのを思い出します。なんで勘違いがわかったのかいまだに不明。でも英語はちょっと触らないといけないな、と思いました。まだまだ英語圏で行きたい場所たくさんあるので。やはり緑したたるアイルランドかな。ロンドンが埃っぽく見えるほどの(『もし僕らの言葉がウイスキーだったなら』より)これを読んで以来あこがれの地。しかし鉄道がないので移動が大変そう…。