この世のかわいいものもろもろ
つぼみも花も小鳥もねこも(ゆるキャラも)、いろいろあります。みだれうち。
共通項は「とにかくかわいいもの」。たどたどしい春先にふさわしい、かも。
梅はすべてがすばらしい。
つぼみのまとまりもさらなり、花はシンプルでかわいらしく、
黒々とした枝ぶり、そこにほろほろとならぶのも味わい深い。
桜(ソメイヨシノ)よりも、花の時期も長いのでせっつかれている感がなく、
おちついてみることができる。
そしてなにより香りがあります。冷たい空気の中に凛と冴えるすがしい香気。
台北のホテルは星の数でなく梅の花の数でランクを表示するそうです。
(意味合いは星と一緒。五つ星ホテルが五梅ホテル、となるわけ。
でも最近はあえて表示をしないホテルもあるなど、事情な様子)
台湾の花は梅。かわいらしくも、まるまると温和で典雅。まさにフォルモッサ。
(フォルモッサ:ポルトガル語で『美しい』の意味だそう。
大航海時代、台湾にたどりついたポルトガル人が、
緑したたる美しさのあまり、かの島をそう呼んだのが由来だとか)
こちらは、公園の梅園そばのお手洗い(……すみません)の表示。
なんだか楽しそうに見えて、好き。
ちなみに男性用は青くてカルガモの絵がついていました(写真はありません)
中身はほとんど54歳の中年おやじであるヒロイン(※主人公です)を、
真剣にピュアに心底愛する弁護士・オジャブー。
『どんな女だ』
と問われて、
『この世の全てのかわいいものの中でダントツかな』
と、頬染めて答える屈指の名シーンでも、背景に列記された
『この世の全てのかわいいもの』の例の中に
「ヒヨコ」「マガモ」「キタオットセイ」などととならんで、
「うめのつぼみ」がありました。
私にとって、梅のかわいらしさにまつわる何かが決定的になったたいへん重要なシーン。
ふくふくとまるく優しい花の中にちらちら動く、それはうつくしい翠色。あ! もしかして!!
おわかりでしょうか!! メジロさんです。なんとかわいらしい…(悶絶)!!
となりのふっくらすずめさんも、あったかそうですばらしい。
めじろんと言えばこんな動画がありました。
眉があるとか、(ダンスのためとは言え)足が長すぎないかとか、
5羽のクオリティが結構違うとか、汚れてるのがある様な気がするとか、
気にしたら負け、な感じのめじろんズ。
ばらばらなダンスのやっつけ感もすごい、
けどまあ『ゆるキャラ』なんだからこういうゆるさもありだと思う。
リラックス感と言うべきでしょうか。いかにも観光課のひとが兼任でやっているような。
そもそも「血の池地獄」の前でダンス、と言うところからして相当にシュール。
まあ隣の県にこの人がいるのは、いろいろと不利かもしれません。
いや有利不利ではなく学べばいいのね。みんな違ってみんないい!!
しかしこの緩急の操りぐあい。休むときはきっちり休みましょうということ??
くまモン先輩に学ぶことはまだまだ多いようです(そしてくまモン先輩にも眉があった…)
Call Me Maybeといえばいれ。2012年かあ。
かわいかったり豪華だったりキレッキレだったり、とにかく盛りだくさん。
もうずっと、いいものを見せていただいているんだなあ、と、あらためて感謝。
実は2羽います。わかりにくいけど。
みっちり詰まったフォルム、きゃしゃな足、何より際立つアイリング。
すばらしい。
風もないのに枝が小刻みに揺れていたり、
花吹雪が起きていると、小鳥の仕業であることが多いです。
かるくだけど、揺れ幅が大きいとタイワンリスの確率が高いみたい。
ふわっふわのしっぽがゆっさゆさゆれるので、こちらはわかりやすい。
蜜を吸うめじろんと、見守る雀先輩。
ひとり梅を堪能する雀先輩。
一定の距離を保つめじろんと雀先輩。独立国同士と言う感じでかっこいい。
ちょっと不思議な模様のにゃん。だまし絵みたい?
by chico_book | 2015-02-22 03:11 | 日々 | Comments(2)
梅の花の香大好きです。
お花も小鳥もぷくぷくしてかわいいなぁ。春だなぁ。
そちらはまだまださむいようですね。ネットの天気予報を見ると晴れのち雪、と言う表記になっていたりして。これは「お天気の急変」なのか「天気雨ならぬ天気雪(ただし結構ちゃんと降る)」どっちかな、と思いながら見ていました。
この写真を見るとすごく春めいていますね。でも実際には結構空気が冷たくてぴりっとしています。そこがまた梅春季節の魅力。
メジロさん、カメラのモニターではうつってるのかどうかわからなくて、家でPCを見るまでドキドキでした。アナログカメラのドキドキ感を思い出して、なんだか楽しかったです。まあまあ、これだけ撮れてればいいや、というかんじかな??