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シネマソングが聞こえる場所

ひさびさジャック&ベティにて鑑賞。
『フレンチアルプスで起きたこと』 ※公式サイト



かけなねくおもしろかったです。音楽と映像のはまり具合が抜群。
ヴィヴァルディの四季、有名すぎる『春』とは
うらはらの『夏』の不穏さが大好きなので嬉しい。
パンチがきいていてブラックでシニカルで、でもしっかりと笑える。
それはなにかを共有するような笑い。

さまざまなものをのみこんで乗りこえて、
ひととひとは(あるいは家族は)あるいてゆくもの。
前を向いているのかどうかは、わからないけど。
ひとりでも、家族でも、それぞれに。
すすめば進むほど道は深まり、単純な解決などなくなってゆく。
それでも、人生をおもしろがって進んでゆきたい。

男女間の認識の違い、そういう話ではあるけれど
それだけに集約してしまうのは少しもったいないかも。
そんな気持ちになってしまったのは、
鑑賞した時の私のメンタルの問題かもしれませんが、
さておき。

おもしろそうな予告を見つけました。

『ロイヤル・コンセルトヘボウ オーケストラがやって来る』
公式サイト



アムステルダムにあるロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団。
11年前にオランダを旅行したのがちょうど10月末のこと。

本拠地である『コンセルトヘボウ』」(英語ではコンサートホールの意味)で
毎週水曜日に無料のランチコンサートがあり、
しかもドレスコードがないという気軽さからいそいそと出かけました。

木製の『大変音響がよい』と評判の場所で聴いたのは、
ベートーヴェンの小品だったと思います。
夢のような空間、夢のような音楽。

ふわふわと建物を出ると、やさしい秋の光がアムステルダムの
街並みを照らしていました。記憶鮮明。
そんなふうに、上澄みのように自分の中に残っている部分が
あることを素直に喜んでいる11年後の私。
ほかのことはあまりおぼえていないけれど。

秋の夜というと、小沢健二とピチカート。



旅に出たいと思う。
ねこを見て、とても離れられないとも、思う。
日常そのものが旅なのかもしれない。

ずいぶん遠くに来たなあと思う。江國風かもですが。



『待ち合わせのレストランは もうつぶれてなかった』

それからICE。



PV実ははじめてみました。
かっこいい。かっこいいとしか言えない。

枯れてゆくあじさいの風情も大好き。

シネマソングが聞こえる場所_f0257756_1502936.jpg

by chico_book | 2015-10-30 01:51 | 映画 | Comments(3)

Commented by kumanekoy at 2015-10-30 20:39
ピチカートもICEも本気で泣きそうになりました。
大学時代の感覚がうわーっと細胞レベルで(?)蘇って。
麗しの90年代半ば。愛しい。
しばらくこのへんの音楽をうろうろしてしまいそうです。特にBABY・・は大げさでなく20年ぶりくらいに聴いた気がします。
ありがとうございます。
あ、今の季節オザケンいちょう並木もいいですね。

いよいよスケカナですね。なのにワタス、まだスケアメをきちんと見ていません。さっとんSPだけ見ましたがあーん、素敵。
NHK楽しみ!ぐおおおお!(たかまる)
Commented by chico_book at 2015-11-01 07:08
ゆゆゆゆうさまこんばんは…!!
コメントありがとうございます。
金曜の夜はひたすら90年代まつりでした。たのしくてたのしくて。
何故か秋のイメージなんですよねぇ。
野宮さんのファッショニスタなかんじが
リンクしているのかもしれません。
あと、はじめてピチカートのCDを買ったのが9月だったからかも。

ICEにコメントありがとうございます!
オザケンとピチカートに比べると、
ちょっと知名度としては劣るかなあ、
(私のまわりだけかな??)
でも私は大好きなので、コメントいただいてほんとに
「うわぁん!!」というかんじです。
[MOON CHILD」のイントロが、
早回しでお花がひらいてゆくようで、
いつもフィギュアのスピンを連想します。
ゆかりたんとか(いまだに、あるいはいまでも??(笑))
コストナーさんとか。
まさに90年代、麗しの時代だったんだなあと、しみじみ思います。
このあと宇多田さんが登場するし。
(と言いつついまはDrifter聴いていますが。テヘ)
当時は福岡在住だったので、いちょう並木のオザケンが
あまり実感できておらず、関東に来てはじめて見た時の
(舞い)あがりっぷりは、自分でも笑えるほどでした。
何度も楽しめて田舎者はオトク☆

スケアメの男子フリー、実は個人的なベストはブラウンくんです
もうね、もう、音楽そのものでした。ふわー素敵……。
という夢心地を吹っ飛ばしてくれるスケカナ。スケカナ!!!!
(実は女子録画をまだ見てませんが、
SPの結果はチラ見しちゃいました。リーザ!!)

ひさびさの足元ぐらぐら不安なかんじ。
眠れないような夜。
いやースケートシーズンですねえ。
いろいろ思い出して(すくなくとも)冷静でいようと
努めることができるのは、いわゆる年の功かも。
成功するかどうかは別にして、
方法論(だけ)はたくさん持っているという。
来週は真央さんだし。ひぃー。

アボさんとこづに関しては薄目ではなくほぼ瞑想状態で、
無事と安定を祈るただのファンです。
Commented by chico_book at 2015-11-01 21:19
ゆかりたんって………ゆかりんを間違えるなんて、
自分にトホホです。

スケカナのフリーすごかったです。興奮冷めやらぬ日曜の夜。
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