ヤッチマッタゼ!! というおぼえがき
ひとつ前の記事の、映画は川崎109で観ました。
ラゾーナ5階。10時上映開始。
webで予約はしたのだけれど、映画の日だし、
9:30には到着しておいた方が安全安心。
朝ごはんどうしよう。せっかくの早朝、日曜日、川崎(ふだん行かない街)
ということで、ラゾーナ内を検索。
おお、メゾンカイザーのイートインがある。イイネイイネ!!
となると、朝寝坊はできません。休日ダイヤだしね。
平日と同じくらいの時間に家を出る。ひんやりした空気に驚く。
ちこ大丈夫かな、寒くないかな。湯たんぽ仕込むべき?
すぐ冷めちゃうかも?? 二個準備しなくちゃかな?
いやいや、ほんとに安心。ありがとうペットの夢こたつ。
すたこらさっさと、明るい日曜の朝川崎へ。
いまにして思うと、さすがに連日映画2本立ては無茶だった様子。
ちょっと、胃がむかむかしていました。ごく軽くですが。
ただ、ふだんから胃腸の調子が良くないことも多い人間なので、
(太田胃散とビオフェルミンは常に携帯)
平常運転の範囲かなと思いつつ、順調に川崎へ。
しかしメゾンカイザーの前に立つも、いまひとつそそられない。
ふわふわサクサクのクロワッサンやおいしそうなカスクート、
ふだんは大好きなリッチな焼き菓子がなんだかやけに濃厚に見える。
ちょっと困る。
近くにあるおむすび専門店『新潟こころ亭』にしようかな。
でもこれだと食べる場所がないよね。
結局、メゾンカイザーの隣にあるスープストックトーキョーで
「朝のおかゆセット」に。
すばらしいー。選択肢のなかではベストチョイスですわコレ。
こういう「プランB」がバシッとはまるうれしさ。
10時前の大型ショッピングモール。
まだ空いているお店も少ないせいか、
明るいのに閑散としていて、でもわびしくない。
資料を何冊も広げて、マーカーに付箋に端末に、
充実の朝時間を過ごすおひとりさまとか、
今日の予定をゆっくり話し合うおふたりさんとか、
午後4時には戦場になるラゾーナの1Fの、
意外すぎる表情がちょっとおもしろかった。
わたしもおかゆとあったかいウーロン茶で態勢を整えて、
落ちついて映画館へ向かいました。
映画のあと、うそみたいに華やぐ、を通り越して
喧噪にあふれるフロアを、なかば怯みつつ降りてゆく。
ロフトをながめて、今年は年賀状を買わないので
寂しいけれど、実はずいぶん楽だ、なんて思ったりする。
クリスマスカードは出してもいいのかな、とか、
(たぶん出す)
どうして私は「ほぼ日手帳」が、
いや「ほぼ日」が得意でないのか、と考えこんだりする。
(そういえばずいぶん長いこと「ほぼにち」ではなく「ほぼひ」と呼んでいた。
この興味のなささ加減がもう!)
1ページにがっつり書き込める手帖、というコンセプトは好きなんだけどな。
なんとなく押しつけがましく感じるんだよね。
バラエティ番組で、一生懸命
『求められたりアクション』をこなして
『ワタシわかってる感』
を出してるひとみたいに感じるのかもしれない。
(好きなかたにはごめんなさい)
(ほぼ日、の、サイト自体にはもちろん興味のある記事もたくさんあります)
おそらくハロウィンからクリスマスへ変身した直後と思われる
まだちょっとそわそわした空気の残るロフトから、一階へ。
丸善に行く。
改装前の
『横浜駅 ダイヤモンド地下街 有隣堂 コミック王国』(長‼‼)
とならんで、足を踏み入れた後無傷では帰れない場所。
(横浜駅の有隣堂は、改装後まったく違ってしまって
しょんぼりするやら安心するやら)
ここはまず文具売り場から。
ロフトで一回慣らし運転(?)しているので、
割と冷静に見られます。あとコミック売り場も。
丸善のコミック売り場は、『子供向け』色が強いので、
なんというかスルーしやすい。
(これは横浜そごうの紀伊国屋書店もそうかも)
よね、なんて余裕でいたら、あらら。
これは買わざるを得ない。
トルコに旅して、トルコのひとと結婚した著者が
23年間(途中休止期間もありますが)描き続けているエッセイコミック。
さらりと、幸も不幸も織り込んでやわらかくうつくしい
タペストリーのように仕上げる作品を、私は他に思い当たらない。
特にこちらの新刊ではひとことだけ、
触れられた事実があります。
はじめてぽつりと描かれた苦労のようなもの。
本当に胸を突かれました。
大人のやさしさ、異文化と向き合い受け入れるつよさ、
しなやかさのようなものに触れた気がします。
買ってよかった。
というふうに、一冊手に取りましたら。ら!!
ああ、どうして本は本を呼んでしまうの!?
どーんとね! ひだりから4冊です。お買い上げ!!
ああ、最近おとなしかったのになあ。
今月は春樹の新刊もあるのになあ。
小泉さんの書評。
小泉さんの文章好きなので迷いつつ手に取ってみる。
パラパラと開いたところ、
(『ツナグ』/辻村深月著の書評で)
※以下引用です(原文ママではありません。太字も筆者です)※
死んだ人で会いたい人はいない。
いなくなってからの方が近くに感じるから。
動物でも可能なら、おさない日を一緒に過ごした白いねこにあいたい。
人間の言葉がわかるようならなおよし
付記:今なら迷わず猫の小雨にあいます』
※引用ここまで※
と言う文章にノックアウト。うん、買いましょう!
ずっと読みたかった
『二つの月の記憶』/岸田今日子著、も、載っていたので
嬉しくて小躍り。
単行本化にあたり、38才から48才の10年間を小泉さんご自身が
ふりかえってもおられて、そちらの意味でも興味深いです。
あと2冊はたのしいたのしいガチまつり。
サ、サイン本って弾みがつきますよね!
かわいすぎないかコレ。
しかし松田さんの方は『サイン本』が店頭にあったのに、
そうでない方を購入してしまった模様・・・模様・・・・・・・
帰宅後、この事実に気づいた自分のガッカリ具合と言ったら…
本の中身は何も変わらないのに、オイラったら・・・なんてミーハーな・・・
そ、それでもいろいろガマンしてるんだからね!!(真剣)
まあでも、ひさしぶりに「リアル店舗」でやっちまう充足感というのは
やはり格別で独特ですな。
そして帰宅後パトリックの王様ぶりにやられる。ひー嬉しい。
ひざまずくパトリック、キラキラの笑顔。最高。
なんてうれしい。カナダの皆さんと一緒にフライングスタオベ。
そしてそのあとの、大介さんにも熱狂。キャロル翁の帽子最高。
久々凄味のある羽生さんよかったー。
羽生さんはこういう攻めの姿勢全開の方がはまるのかもしれない。
あるいはこちらが見慣れてるだけかもしれないけれど。
と言う訳でいろいろ楽しくてちょっと疲れた模様です。
やや風邪気味。のどはイガイガ、熱っぽくて少しぼぉっとしてます。
ねこがくっついて離れないことはなれないこと(嬉)
と言う訳で本日はのんびりおさんぽをすこしだけ、しました。
秋よ行かないでー!!
公園のカフェであたたかいコーヒーをテイクアウト。
こういうとき、コーヒー飲めるようになってよかったなあと思う。
(このシチュエイションでの紅茶のはずれ率の高さときたら(涙))
明るい秋の午後を満喫。
小一時間ほどさらっと歩いて、
背筋を伸ばしたり肩をまわしたりしながら
お散歩ワンの皆さんをたのしく眺める。
15時になるので、帰宅してスケカナの女子フリーと
エキシビジョンを楽しく観戦&鑑賞。
さりげない充実の一日でした。
図書館から予約本到着メールも来てたし、
こまごま用事は片付いていないけど
『安静にする』最優先で過ごしてみました、という記録。
(と言いつつ夜更かししているけれど)
おちつきと平穏。
すべてのシアワセはねことともにあるのかも。
by chico_book | 2015-11-04 02:11 | 日々 | Comments(7)
読売新聞の日曜版だったかな、
何冊か読んでヒットだったのでいつもチェックしてました。
きっと二つの月の記憶もそこから知ったのだと思います。
ツタの紅葉きれいですねー
ヤッチマッタゼ、
は一冊手に取ったらたくさんの本ももれなくついてきたことにかかるのでしょうか??
トルコで私も考えた、も面白そう。
トルコはフィンランドからもたくさんの人がアウリンコロマ(直訳:アウリンコ=太陽、ロマ=休暇)に行くんですよ。
夢こたつの中にいるちこにゃん、くつろいだ表情でしょうか。
かわいい。ピンクも似合いますね♡
お姫様のように見えますよー。プリンセスジャスミン知古にゃん。
「プランB」がピタッとはまると、むしろ本来の目的よりも達成感を
感じることってありますよね。そこには自分の意思があった!みたいに。
そして偶然にときめいたり感謝したり。おかゆセット美味しそうだにゃー。
ご本たちの充実さ、いいですね!
トルコ・・・は気になりました。ベリーダンスも出てくるということで
このタイミング。背中を押してもらっているのかな?って思っちゃいますね。
思っていていいんだと思います。そう。そんなときは。むふふ。
秋っていいですね。澄み切った空。はかなげな植物。コーヒーが深く美味しい。
いつまでも続いてほしいけど、経験上、次に冬が来るってわかってるし、
そのぶん愛おしいですよね。この風情。
ところで、スケアメやっと見たのですが、ジェイソンくんきれいだったー、
と 思っていたら、いつもの大好きコリコーチのと並んで、プリンス(歌手)
みたいなコーチ?がいるのに気が付きました。なんかあの、独特の・・・
でもでもきれいでしたねジェイソンくん。しなやかでたおやかで。
パトリックの王の滑りも拝見しました。お衣装、ひらひら系はおそらくありえないんですよね。
見るのちょっとドキドキしますしね。でも恐いもの見たさってあるかも。
そして今日もまたちこにゃんのお姿にみとれています。。
そうそう、その「読売日曜版」の書評が一冊に
まとまったものなのです。
小泉さん自身の10年間を振り返ってのコメントや補遺が、
改めてすばらしい。
書評としては王道ではないのかもしれませんが、
新聞の書評では情報の鮮度や『そのときならではのチョイス』も
加味されてしかるべきだと思うので、
いやまあつまるところただのファンなので、
購入してよかったなあとしみじみ思っています。
個人的には、読んだことのある本と、そうでない本との
マーブル具合がちょうどよいあたりもありがたい。
ヤッチマッタは、そうなんですよーーー。
本の衝動買い、一時期ほんとうに私まともじゃないかも???
っていう時期がありまして。
最近は積読消化とか、図書館利用とか、ずいぶん落ちついて
本と向き合えるようになったなあ、と自賛していたのですが、
まあしょうがないかな。たまには。
でもでも
「ええーこんなにかっちゃうの??」
「いやいやいやいやぜんぶ絶対あたりだから!
ビリーブマイセルフ!!」
とレジに並んでる短い時間、その時に出てる絶対なにかの脳内物質、
きっと、ばくち打ちのひととかって
こういうテンションなんだろうなあと思います。
(あるいはうさぎさんとか)
そういう意味ではおとなしい方かな、なんて自己弁護。
『トルコで私も考えた』
とても面白いです。
まじめに異文化と向き合う、でもさらりとやさしい語り口と
つみかさなる日常野菜や許容の時間の積み重ねが、
じわじわしみわたります。
ただ私は継続しての読者なので、単独でこの巻から読んでも
充分おもしろいと思うのですが、
そのへんのさじ加減はちょっとわかりません。
集英社のサイトにお試し読みコーナーがありましたので、一応。
↓
http://www.s-manga.net/book/978-4-08-792010-9.html
写真のつた、実は近所の立体駐車場なんです。
思いのほかきれいだった。うれしい。
Lindaさんのおすまいのあたりはまた素晴らしいですね。
静寂が伝わってくるというか、モニター越しの写真なのに
こちらまで浄化されるようなうつくしさ。
ほんとにね、ねここたつすばらしいです。
最初に教えてくれたのは、ねこマエストラ。
彼女も、日中は不在なので猫の寒さ対策どうしてるの?
と聞いたら教えてくれたのです。いやーびっくしりたなあ。
なにそれ!? と思ったときから数年。
こんなにも満喫してくれるなんて!! 感謝。
実はconatsu_cafeさんとまりちゃんにも、
こっそりひっそり(そして勝手に)後押しされました。
ほんとうにありがとうございます。
まりちゃんのような神秘的な感じはありませんが(笑)
とにもかくにも堂々としております。現在進行形。
朝のおかゆセット、
9種の野菜のトマト粥にあったかいウーロン茶付きで480円でした。
なんと朝のスープセット(500円)よりお安くて、
しかもひろびろとした空間で(いつも激混み店なのでひとしお)
とてもぜいたくなかんじ。
たぶんね、メゾンカイザーだと
ちょっと食べすぎちゃったと思います(笑)
なのでちょうどよかった。映画もあたりでなおよし。
(続きます)
作者さんの御夫君(トルコ人)が神戸でトルコ料理店を
営まれているのですが、そのお店にで踊るダンサーさん
(日本人のかた)に、高橋さんがダンスを習う、と
いうくだりなのです。
なので、ごくごくさらっと描かれているのですが、
その動きを勝手に真似して動かしてみる、
というだけでも結構大変です。確かに血行よくなりそう。
近くの公園はまさに枯葉でフカフカ、
どんぐりと銀杏でコロコロしまくってます。
薄着で細身のインテリさんを思い浮かべながら
お散歩するのがまた楽しい(妄想)
スケアメはしょうまさんだな、と思ってましたが、
アメリカ勢がびしっと決めてくれましたねぇ!!
『ピアノ・レッスン』は映画も曲も、
ココロのベスト10殿堂入りなので、
それをジェイソンくんでみられるという喜び・
そして驚愕のキスクラ…!!
(パトリックショックで忘れていました)
おそるおそる検索してみると、
どうやら振り付けのロヒーンさんのようです。
あーびっくりした。
(そして理華ちゃんのリバーダンスで、
ジェイソンくんの動画を巡ってしまう楽しさ)
パトリックのお衣装、ある意味安定感がありますよね。
マジで王様でほんとにうれしかった。
大ファンだとは自分では思わないのですが、すごく大好き。
いやみんな好きかな。結局。
おおお。いよいよですね。私もちょっとドキドキ。
遠い空のもと応援しています。
審査の方法にもびっくり&興味津々です。
つくづくひとがひとと向き合うことをどうとらえるか、
という違いなのかな、なんて考えこんでしまいます。
現地のお天気をネットで検索したのですが、
華氏表記だったので変換サイトで、その低さを確認して
びっくりしたり。
日の出日の入り時間にも驚いたり。
こちらも、17時には暗くなるので季節を実感しています。
チャレンジをたのしまれますよう、
お祈りしております。