お散歩で気分を鎮めよう
全日本でそわそわ、年末でわたわた。毎年のことではありますが。
アップで迫るお嬢さんもいらっしゃいますが、
年末年始のお休みに入る前の用事をせっせと片付ける必要があります。
とは言え、昔と違って元旦から営業しているお店も多いので
(これに対してはあまり賛成ではないのです。
販売業のひとも、みんなゆっくりする日があってもいいのではないかと)
あせる必要は(昔よりは)ないのだけれど、ついでがあったので
念のため、ちこにゃんのごはんを買い足すことにしました。
キャットフードは、重さや(トイレの砂と一緒に購入するような)タイミングの
兼ね合いなどもあり、最近はネット通販が多いのですが、
今回はストック切れのロイカナをちょっと買い足し。400gだけ。
メディファスはたくさんストックがあるので、緊急性は低いのですが、
どちらかというと、ロイカナの方が受けがいいんですよねぇ。
『メディファス 体重ケア 7歳から 高齢猫用チキン&フィッシュ味』
ありがたいことに、メディファス国産です。
『フィーライン ヘルス ニュートリション
適正体重の維持が難しく、食欲旺盛、避妊・去勢で太りやすい中高齢猫用
ステアライズド アペタイト コントロール 7+(7歳以上)』(長い)
どうやら飽きがくるようなので、現在はこの2種類をブレンドしています。
でも、次はこちらにしてみようかな?
『猫用 キドニーケア(フィッシュテイスト/チキンテイスト)』
ドクターに試供品をいただいたのですが、とても気に入ったみたい。
現在のところ、ちこの腎臓は『完全療法食』にする必要まではない
そうですが、要注意ではあるので、トライする価値はありそう。
ただ、ダイエットフードではないので、体重管理とのかねあい、
つまりどちらを優先するべきかは悩ましいところ。
そこの含めて、経過観察していきましょうとはドクターの弁。
よろしくおねがいします。
(………)
ぶすっとしているのではなく、リラックスにゃ。
まずは(ニンゲンの)薬局に行って、処方箋を提出。
年末の薬局は激混み。堂々の40分待ち。
ふだん読まない生活実用系オクサマ雑誌をサクサク読み飛ばす。
片付け片づけ掃除整理収納、時短レシピ家計簿拝見。
方向性が明確で大変興味深い。3冊も読めてとても満足
(読み飛ばして、だけど)
堀北さんが表紙でびっくり。新婚さんだから??
結婚直後に
「僕らのヒロイン、いままでありがとうグラビア(露出度低)」
が少年マガジンに載ってて大笑いしましたが、
ステージ変更ってこういうことでしょうか、なんて。
堀北さんの浮世離れした感じ結構好きです。
あまりドラマを見ないので、よくわかってだけかもしれないけれど。
個人の感想ですが、ティーンエイジのころの堀北さんは
藤岡ハルヒのイメージどんぴしゃでした。
周囲の思惑を気にせずドライでマイペースで現実的、
そして大きな決断のはやそうなところ。
『実はカジュアル』『素顔は親しみやすい』
アピールのない若手女優さん。
結婚もなんだか浮世離れしたかんじ。
(幕末大河ファンとしては『新選組!』副長と
『篤姫』皇女和宮の結婚で、胸熱くするという混乱ぶり)
薬局のあと、ホームセンターへ。お正月飾りと大掃除アイテムで大混乱。
ここであらためて、いやはじめて年の瀬の切迫に気づく。
あふれるシクラメンの大鉢。なんとも華やか。
蛍光灯や洗剤をどさどさ買いこむひとが人たくさん。
私もねこのごはんのほかに、洗剤の詰め替え用などを購入。
おひるごはんは、そのまま餃子屋さんに行く。ひさびさ。
だいたい年に2回くらいかな、たまにがっつり餃子だけを食べたいときに行く場所。
いつも行列なのに、今日はすっとはいれてありがたい。
餃子専門店のカウンターで、さくっと2皿(5個×2皿)注文。
ニンニク控えめ野菜多め、皮はやや厚め。
ひっきりなしにひとが来て、お持ち帰りや生餃子の注文もどんどん。
お隣のひとは『カウンターで餃子3枚と生』、そして文庫本に没頭。
うーんかっこいい、下戸人生としては憧れます。
昼下がりのおそばやさんで、
天ざると瓶ビール(日本酒まで行くと高望みしすぎ)の
スタイリッシュさに通じるような。
餃子が焼けるまでの間、私が読んでいた本。
私にとっては、吉野朔実さんつながりで縁深い春日先生の本。
いやびっくりしました。
臨床担当の精神科医ご本人でさえも、鬱屈とか自己肯定/否定とか
コンプレックスとか行き詰まり感とかをかわすことなど、
(簡単には)できないのですなあ。
それをつぶさに記録したという意味で興味深い本。
ただ、読むタイミングは選ぶかもしれない。
春日先生と言えば、穂村さんとの対談が面白かった。
ふたりとも変にねじれていて、奇妙に乾いてあじわいぶかい。
見慣れない石のかたちをなぞるように、その奇妙さと手ざわりを
たのしむことができます。
(対談集『人生問題集』改題)
実は私は文庫でなく単行本の『人生問題集』を所有しているのですが、
なんでしょうこのカバーは。ほしくなるじゃないですか。
にゃ、にゃんがいればそれでいいのかっ!!(苦悶)
ご近所の庭先の柿の木。ほんとうに今年は当たり年だったみたいですね>柿。
季節がすすんで、これでもずいぶん落ちついた状態。
いまは、鳥にとってのご馳走になっている様子。よかったよかった。
ちぃーよちぃーよ、とにぎやかな声を聞きながら、
名残を惜しみ、実りに感謝しつつシャッターを押す。
片づけられちゃう前に、いまさらな一枚ですが。
(マライアふうでない)女子のサンタってあまり見かけない気がする。
……でもおひげがあるなあ。じょ、女子じゃないのかな。
これから先は、少しずつ日が長くなる。ささやかな太陽のような花。
もう咲いていたのね、と驚きました。
さりげないのに身に沁みるほど明るくて、なにより際立つ香気。
年々、こういったごくごくささやかな変化にこころがふるえるようになる。
加齢っていいわぁ、なんて思う要素のひとつ。
散歩中に見かけました。胸に沁みるひとこと。
おうちのまったりにゃん。とろりんこのお顔(いくえみ先生)って、きっとこんな感じ。
冬の穏やかな夕陽を浴びる南天。
つやつやの赤い実に、難を転じるという意味を託した先人を思う。
そんなふうにつらつら思いながらだらだらすごした土曜日。
平穏な休日という幸福に感謝。
by chico_book | 2015-12-27 04:01 | 日々 | Comments(0)