ささやかな日々をそぉっと記録
行きたい展示も行きたい映画も目白押しなのですが
とにかく無理しない方向で人生をほてほて歩く2016年。
マーブルをマーブルのままに記録してみる。
混沌と言った方がいいのかも。カオスとは言いたくない。
『カラヴァッジョ展』 国立西洋美術館 6/12まで
カラヴァッジォ(と表記したい、個人的な好みです)は、
実はイタリアでかなりがっつり観たので、優先順位はやや控えめ。
(それも10年以上前の話なのですが)
それでも、サイト見ていると、がぜん行きたくなりました。どーしよ。
おお、カラヴァッジォっぽいではないですか!!(いやちょっと光が足りないかも??)
『俺たちの国芳、わたしの国貞』 Bunkamura ザ・ミュージアム 6/5まで
近年浮世絵関係の展示がすごく増えたような気がするのですが
単に今まで私が気付いてなかったのかもしれません。
浮世絵は作品の流通とか、テーマのアレンジとか、
見どころのバリエーションが多い印象。
かなり凝った展示のようなので、興味津々なのですが、
いかんせん渋谷は元気とか気合いが必要な街。
行ってしまえば、それほどでもないのですけれども。
浮世絵と言えばねこ
(うそです。とりもなおさず、なんにつけ、すべからくねこ。いつでもねこ)
『100年目に出会う 夏目漱石』 神奈川近代文学館 5/22まで。
昔から大好きな漱石ゆかりの漫画家さんが『激混み!』と
レポートされていて、及び腰気味。
連休中だったせいかもしれません…でも迷っている時間はあまりなさそう。
『生誕300年記念 若冲展』 都美術館 5/24まで
フェルメールか若冲かと言うくらいに、
とにかく大人気の若冲。いつでも大人気。
大人気すぎていちども見ることができません(行列苦手)。
入室まで140分とか無理すぎる。
『黄金のアフガニスタン―守りぬかれたシルクロードの秘宝―』
東京国立博物館 表慶館 6/19まで
再読して、台湾に行きたいなあ、
さっぱりして甘くさわやかな中国茶のみたいなあ、
(日本茶の粉粉しさが気になって、台湾系の中国茶の方が好き)
と思ってみたり、
むかし伊勢丹でいただいた中国茶。
仕様は異なりますが、このとろりとした黄金色の甘さが好き好き。
そこから(また)故宮に行きたいわぁなんて思い出して、
その流れでシルクロード関係の展示にココロ魅かれています。
こ、こぶちゃんにはいつでも会えるからね!
2月のこぶちゃんはすっぴんでした。
砂のなかでねむっていたこぶちゃんと、こぶちゃんの時間を思う。
こうしてみるとやはり上野周辺が多いですね。
昨日は別案件で上野へ出かけました。
素敵なお誘い、極上の時間、上機嫌。
いつ見ても違って見える不忍池。
上野と言うより本郷三丁目になりますが、気になるお店がいくつか。
素敵文房具ショップSCOS(公式サイト)
東京駅の京葉ストリートのお店にしか行ったことがないので、
(2015年1月に閉店したようです)
本店にも行ってみたいけれどちょっと怖気づいております。
なにしろオシャレなので。
アンモナイトコーヒー(食べログのページ)。
通りすがりに見つけた、小さなお店。
少し前まで珈琲はあまり得意ではなかったのですが、
カルディからはじめてすこしずつ仲良くなっているところ。
(そとのじりじりゆっくりすこしずつ距離を詰める。
そんなスローペースが、自分ではわるくない気がしている。
知りあいのおすすめカフェは「タイズ」。こぢんまりしたお店のようなので、さらっと寄るのがよさそう。
それと、
「近江屋洋菓子店」。
アルネで紹介されていた神田店のことは知っていましたが、
本郷にもあるんですね。
まだにょきにょきしてない蓮。
これからきっとにょきにょきする蓮。
気持ちいい風、緑、光、小鳥の鳴き声。
ほんとうによい時間を持つことができました。
ありがとうございます。
近所の、紫陽花の大株にひっかかっているもの。ナニコレ。
広い意味ではねこなのかな。万能のねこ。いやいやねこはすべからく万能かしら。
(かもね)
(こちらの方がカラヴァッジォぽい・・・かな)
最近読んだ本。
小坂さんのやわらかいのにエッジのたった切り口が好きです。
はっとする。虚を突かれる。でもやさしくやわらかい。
余韻の残る、甘さのない作品をたくさん発表されています。
この季節に向いているような気がする。
by chico_book | 2016-05-08 21:09 | イベント | Comments(2)
私もカラヴァッジョ展を見てきましたので、楽しくブログを拝見しました。いろいろ美術展に行っておられますね。その中では見てみたいのは国芳と国貞でしょうか。
「カラヴァッジォっぽい」そうですね。あんな絵をかくのは有名な画家ではカラヴァッジォ詩か書かない絵ですね。それても作品数が限られていないカラヴァッジォのレベルの高い作品を11点も集めたのは立派だと思いました。劇的な明暗法によって浮かび出る人物表現とリアリティーのある絵画表現は私には非常に心の刺激となり充分満足いたしました、
私は今回のカラヴァッジョ展からカラヴァッジョの絵画の魅力と、なぜカラヴァッジョが美術史を塗り替えるほどの影響力を持ったのかを考察してみました。読んでいただけると嬉しいです。ご意見・ご感想などコメントをいただけると感謝いたします。
カラヴァッジョ展に行かれたのですね。
素晴らしい熱量の記事を拝見しました。
俄然行きたくなってしまいました。
(上では「優先順位は低め」なんていっていたのに(笑))
展覧会の英語タイトルが
『CARAVAGGIO and His Time: Friends, Rivals and Enemies』
なのですが
『Friends, Rivals and Enemies』
と言うのがとても気になってしまっています。
国立西洋美術館は版画素描展示室も、
ささやかながら好きな場所なので
合わせ技で行こうかな、
とちょっとわくわくしています。