しずかに息継ぎするように

金曜日に早速購入。わくわく読み進めております(まだ途中であることのありがたさうれしさ豊かさよ)

ギケイキ:千年の流転

町田 康 / 河出書房新社



縦横無尽の疾走感あふれた文章で語られる
源九郎判官義経青春篇。
いやいやまだアヴァンと言ったところでしょうか。
とにかくとにかく、むっちゃ面白い!!

「かつてハルク・ホーガンという人気レスラーが居たが私など、
その名を聞くたびにハルク判官と瞬間的に頭の中で変換してしまう。
というと、それはおまえが自分に執着しているからだろう。
と言う人があるけど、そんなこたあ、ない。」


とんでもない冒頭。奇天烈なのに説得力のある人物描写。
出ました名人芸!! 
『告白』の強烈な薄気味悪さ怪異さ、
なのにそこから離れられない激烈な魅力を思い出す。

告白 (中公文庫)

町田 康 / 中央公論新社



実際、『平家物語』は語りの文学だったし、
『義経記』じたい軍記物とも伝奇物ともつかない物語なので
その時代に会ったキャッチーさ、と言うのは必要なはずなのです。
いやいやいやこれ面白い、と、夢中でページをめくるうちに
ふっと不安になる。全然話すすんでないじゃないこれ。
どうすんのこれ。

全4巻刊行予定
2021年年完結予定
……ってウソでしょ!
と、思いつつ、
ああこれで少なくともこの完結は見届けなくちゃね、
と思えるコンテンツが増えたことをそおっとよろこぶ。

この義経が果たして頼朝にいさんをどう語るのか。
たのしみすぎて武者ぶるっちゃう。

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(ふーーーーーん……)

というわけで、大事にちびちび読むことにしました。
きっと何度も読みかえすことになるのかな。
最近再読の体力落ちているので、
そういう自分でありたいという願望だけかもしれないけれど。

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5月のばら。名残のうつくしさ。

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どくだみの花のすがすがしい十字を見ると、
いつもヨーロッパの紋章を連想する。

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すこしずつ咲きはじめているあじさい。
(このまま暑くならなければいいのに(涙))

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あじさいは、近年ものすごく
バリエーションが増えたように思います。
原産国と言うこともあってか、
すぐにすくすく大株になるので見ていて安心。

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数年前に整備された公園のあじさいたち。
この一面すべてあじさいです。
あっという間に茂るこのもふもふぶりが、なんとも頼もしい。

この本も一緒に出てました。

くよくよマネジメント

津村記久子 / 清流出版



ちょっと(本買いの)歯止めがなくなっているので
このあたりで自覚するためにメモ。
まあこの二冊は、
買うことに迷いがない作品ではあるのですけれども、
それでも、一応。(購入済です)
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by chico_book | 2016-05-22 23:27 | | Comments(2)

Commented by Linda at 2016-05-23 03:46 x
ちこぼんさんの一つ前の記事がご縁となり試し読みしてみました。
おもしろかった\(^o^)/

最後の写真で
あじさいの花の右側にハート型の葉がありますっ
Commented by chico_book at 2016-05-25 06:25
Lindaさん、ね!! 実に効果的な「ちらみせ」だと思います。
町田さんの小説の文章は読んでいるうちに酩酊状態になって
読み進めるうちにぐるんぐるんしはじめるようなところがあるので、
細切れに、ではなく、時間のある時に没頭してがっつり読みたいのですが、
そうすると一気になくなっちゃう…。
ので、ちびちび大事に読んでいます。
読み終わってもまだまだ先があるので安心とかうずうずとか。

ハートの葉っぱ、全然気づいていませんでした! かわいい!!
梅雨は苦手だけれど、紫陽花はかわいくてうれしくなっちゃう。
毎年、花屋さんで買おうかな、と思いつつも
1)種類が多くて選べない
2)まわりにとにかくうんとこさ大量にある
のでまあいいかな、と見送っております。
それにしてもかわいいなあ。葉っぱもつやつやで素敵。

Lindaさんのお写真もとても素敵でいつもうっとりしています。
ファンです(告白)
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