過ぎてきた時間と、花様氷滑のはなしなど

年末ってこんなに忙しかったっけ、なんて、毎年言っているような気も。

10月以降、スケートのない週末は貴重です。
とはいえ、来週に向けていまからもうそわそわ
しっぱなしなんですけれど。

浅田さんの動向が全く聞こえてこないのが怖い。
(ニュースをまめにチェックしていないせいかも)
浅田さんは、良くも悪くも旧採点方式が根っこにある選手で、
世界全体をざっくり掴む、リンク全体を把握して支配する、
そのうえで自分の出来ることを行えば必ず結果がついてくる、
と言う確信あるいは信仰があるのだろうと思うのです。
それはいまどきの
『修正して得点を重ねる』
『出来ることの点数を加算して作戦をたてる』
考え方とはまるで違う。
現在上り調子の(主に)10代の選手たちと一緒にみると、
ことさらに差異は際だってみえて、
そのままそれでもその(いまとなっては)異質さのなかで、
彼女が何をどこまで見せてくれるのか不安なようなたのしみなような。

ジャンプが決まらなくてもいい。
パトリックやジェイソンくんやテンくんだって4回転よりも
その重厚感、円熟、練れたスケートは魅力です。
(もちろんジャンプが決まれば大興奮しますが)
わかばちゃんのスピード爆走感も(そのコントロールできてない感も)
真凜ちゃんの軽やかさ華やかさも(ちょっと地に足がついてない感じも)
さとこ様の神々しさも(はい全面降伏)すべて個性ですべてありがたい。

ただ、浅田さんはジャンプが決まらないと、
全体的に辛そうな演技になるのがちょっときびしいかな。
観る側の気持ちの問題なのかもしれないのだけれど。
要素のひとつはいまひとつだけど、ほかのいいところ
どんどん出していこうよ!! って気持ちになります。
まあファンってのはたいへん身勝手なのですけれど。

ともあれ、今年は平日被っていないのでたいへんありがたいです。
ことしも滑走順抽選やってくれるのかなー。

11月の話ですが、高校時代の友人に会いました。
なんと彼女の結婚式以来。20年ぶり。
年賀状のやり取りは細々と(とぎれとぎれながら)続いていたのですが
『たまには会いたいね』と言う社交辞令を実現してみませんか、
に、あっさり
『いいねやろやろ』
とお返事が。思いきってよかった。

私と違ってお酒に強い彼女の指定は土曜の13時に銀座ライオン!!
サラダバー、カキフライ、トリッパの煮込みのような何か。
トマトとモツァレラのサラダ。
私もひさびさに黒ビール。チェイサーにガス入りウォーター。
ちびちびつまみながらだらだらおしゃべり。
変わってないところ、変わったところ、
お互いの現状とそれに至る物語などを確認復習点検などなど。
昼のみたのしかった。たまにはいいですね。

なんと知らないうちに動物看護士になっていた彼女。
知りあいの長寿ねこさん22歳の抜け毛の一部を長寿の
お守りにしているとか(ブラッシングでとれたもの)で、
みせてもらう。まっしろでふわふわ。
私も拝ませてもらう。ありがたや。
わんにゃん専門の動物病院勤務ということで、
さまざまな現場をみてきている彼女。
『じぶんではあまり飼おうって気にはならないかな。もう充分だから』
お互いのここまで歩いてきた道のりに改めて乾杯。

「いまもアニメとかまんがとか好きなの? 」
もちろん、と返す私に盛大に噴き出す彼女。失礼な。
10代の時にロック聴いてた人が
50になったからって演歌に行かないでしょ。一緒だよ。
しかし二人ともYOIをみていたので話は早い。

「でもこの趣味手放さなくてよかったよ。10代のわたしをほめてあげたい」
「そうだねえ。きみの親の圧力激しかったもんねえ。
私が貸した本も勝手に捨てられたよね」
「…申し訳ない」
「いいよ、中野のまんだらけでそろえなおしたから。
でもご両親そろってどなりこみに来られた時はびっくりした。
いまでも実家では話題になるよ。大変そうだったねって」
「……まあまあ、ほんとにスミマセン」
「いいよ、あなたのせいじゃないし」

そんな私といまもこうしてつながってくれてありがとう。

彼女もフィギュアファンでもあるのでやっぱり話が早い。
しかし好みは微妙に違って興味深い。まあそういうものではあります。
「いまいちばん好きなのは昌摩くん。わたし大輔さん好きだったから」
私は好みでは小塚さんだったかな。羽生さんは普通に好きですよ。
今期のエキシはとくに大好き。
なんというか、素直にありがたいです。あんな人が同時代で、しかも日本人で。

彼女は女子にはあまり興味がないそう。
同じものをみてもさまざまでやっぱりたのしい。
高校時代と同じようでやはり違って、その違いをきちんと把握して
共有出来てよい時間でした。

そんな秋の思い出を、飛んでいかないうちにそっと記録。

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by chico_book | 2016-12-18 22:42 | 日々 | Comments(4)

Commented by pinochiko at 2016-12-19 07:23
20年の壁を感じさせないお二人の様子。
お互いに素敵な大人になっていたのでしょうねぇ。
彼女、なんだかカッコいいですね。
私もその長寿のお守りを拝んでみたいものです。ふふふ。
Commented by 828summer at 2016-12-19 19:03
チコボンさん

こんばんは。真田丸終っちゃいましたね。来週から、どうしましょう、って感じです。上田民は最終回はパブリックビューイングで名残を惜しんだらしいですよ。草刈さんやらサプライズで来たり、ただただ多くは感謝感激らしいですが。長野県は来年はさみしくなるけど、でもわたしも同じだなぁ、今年にただ感謝、感謝。1年をまるっと楽しませてもらって感謝しかない感じ。いつまで待たせんのよ、のきりちゃんに、きりちゃんは口とは裏腹に分かってるから、信繁はあれで十分よかったし、お茶々様に最後に言い含める信繁も、あれがらしくていいと思ったり。チコボンさんみたいに、深い見方はしてないけど、いろいろとにかくよかった。終わってみれば、堺さんが1年良すぎて、人間として何とも魅力的で、同じ人間としてうらやましいくらいだった。


ドラマ館はいいと言えばいいけど、来られなくても大丈夫ですよ。時間が許せば、ひゅぃっ、と来て、さっと見て、(池波さんは贔屓だったらしいが、今も同じに良いか知りませんが)刀屋かどこかで蕎麦をさっと食べて、ちこにゃんちゃん待つヨコハマに、飛んで帰ってもいいですしね。

わたしも展示がえあるし、二度行きたいなんて夢に終わりました。二週目でおわるけど、わたしは新年も無理だろうな。


ではでは、唐突に終わるようですが。またそのうちに♪
Commented by chico_book at 2016-12-19 22:48
ぴの様コメントありがとうございます☆
うちの子も、友達のうちのにゃんも、まりちゃんもさくらちゃんも
勿論フクちゃんものんちゃんメイちゃんも、
みんなみんなのことをしっかりお祈りしましたよー。
「ちょ、重いわソレ」
なんて返されながら。ふふ。
でもきっと、しっぽが割れはじめてる
ねこ神様なので大丈夫です。

逢ってみるまでは結構不安があったのですが、
13時からなんとなんとノンストップで19時まで
しゃべり倒すという暴挙。ひさびさの暴挙。
さすがにちょっとくたびれて、気分を変えてこんどは
カフェで終電まで粘りました。ああおもしろかった。

最後にあったころの彼女は営業ウーマンで、そのあと
職人さんの見習いのようなことをしてあれやこれやで
いまは動物看護士。
その道筋だけでも充分すごかったのです。
もっともむこうからすると、わたしの住所が
『いつどこにいるのかわかんない』
『気がついたら関東にいた』
(住所変更がうまく受理されなくて、
郵便物が迷子になったことなどあったのです)
ということのようです。ほんと、いろいろで興味深い。
こういうことがあると、ひととあうのが
怖くなくなるので良いなあ、なんて思います。
やはりトライアンドエラーされどトライ、なのかな。
Commented by chico_book at 2016-12-19 23:03
828summerさま

ねー!! 真田丸終わっちゃいましたね!!
もうお盆過ぎくらいから『ロス』を覚悟していたせいか、しすぎていたせいか、
いまのところ意外と大丈夫です。
『幸村』を名乗るようになってから
(大阪城にコスプレ入城したあたりから)
物語がずいぶん『講談』よりというか
『英雄譚』になった印象があって、
そういう要素も取り込んでこその『大河ドラマ』だよね、なんて
思っていたので、たぶんそのあたりで気持ちがシフト出来ていて、
『物語のエンディング』にうまいこと軟着陸できたのだと思います。
だってなんだか終わってる気がしないもの。
そういう意味で、信繁も大阪城の面々も決定的なシーンを見せず、
真田と言う名の船は続いてゆくというようなエンディング、
最後まで本当によかった。
きりちゃんが、説明もなくふっ、と消えたのも
歴史のなかに吸いこまれていった、もどっていった、
そしてそれはごく自然なことと言うように思えて
私は嗚呼素晴らしかったなあと思っております。
うーんこれはやっぱり改めて感想を書きたいかな。
自分への宿題。

でも実は、最終回をみて帰って上田に行きたくなってしまっています。
いやいま行っとくしかないでしょ、とかそういう気持ち。
この気持ちを忘れないうちに、上田と言う街を見ておきたいなあと
思っているのです。どうしよう。
今週末全日本でなければたぶん行くんだけどなあ。
となると、年明けしかないないない。わー。もうすこし考えます。
ガッツリ寒そうですが、いや寒いに決まっていますが。
寒さじたいに生ぬるい憧憬を抱いている九州人。
(そしてたぶん思い知らされる)
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