なんだかだとばたばたしていて、気づくとひとつきちかく
まともにスーパーに行っていませんでした。
・・・我ながら、よくもったなあ。
最寄りのコンビニが、もと八百屋さん系でこまめに(野菜は)補充ができるのと、
冷凍しておいた肉魚や缶詰などを繰り回した結果、ではあるのです。
最近は、会社の帰りも寒いので寄り道する気にもいまひとつならず。
(ダッシュで帰ってちこにあいたい)
そんなわけですっかり空っぽの冷蔵庫を何とかするべく、
この週末は勇んでスーパーへ。
シロさんの
『狩るぞ!! 今日は買うぞ!!』
と言う武者震いと、完全にシンクロ。
最近はじめた(あるいは自分にゆるすことにした)
小さなぜいたくは、
『スーパーでお買い上げした商品宅配サービス』
です。ネットスーパーではなく、あくまでお店で自分で購入する。
レジに並んでお支払いもする。
ただその後、サービスカウンターで配送をお願いするのです。
ボックスひとつで300円。
私の場合、いまのところひとつにおさまらなかった経験はありません。
良い点
・荷物を持たなくてよいので、スーパーのあとの動きが自由
基本土日にしか活動しないのでものすごく重要。
・かさばるものや重たいものをためらわずに買える
牛乳とか調味料とかお米とか。トイレットペーパーなどもそうですね。
・受付12時までなので、だらだらしている暇がない
ついうっかり、休日をだらだら過ごしがちなので(午前中から動かざるを得ない)
まあそれはそれで楽しい一日ではあるのですが、はい。
悪い点
・ついつい買いすぎちゃう
・配送カウンターが激混みで受付に(長いときは)30分くらいかかる
・配送時間との調整が必要
18-20時の枠で配送をお願いした場合、
18時に届くのと20時に届くのでは、晩ご飯やその後の
時間の配分が違ってきます。当たり前だけど。
まあ車も持ってないので必要経費かな、と思えています。
なによりお買い物後に別の用事にラクラク動けるのがありがたい。
重たいものもつとくたびれちゃうしね。
しかし荷物が届くのを待つというのもそれはそれでゆるいストレスなわけで、
「いつかないつかなまだかなまだかな」
より
「18時までに帰らないと!! 」
の方が、ストレスとしては大きいような気がしています。
比較してもしょうがないんだけど。
そういえば堀井和子さんも「宅配便を待つ時間がとても苦手」
と言う内容を、どこかで書いていらしたような記憶が。
しかし、配送カウンターに並んでいるのはほぼほぼ高齢者のかたで
『14時でいいですか』
と、毎回言われるので、わたしみたいな使い方は
メインではないんでしょうねえ。
でもいいの、ありがたく使わせてもらってますので。
そして、故郷の老親や自分の将来を想定すると、
こういうサービスがあるのはとてもありがたいことだと思います。
などと言いつつも土曜日は久々の都心お散歩。
リュックを背負って、両手をフリーにしてレッツお出かけ。
久々に思いきり歩きたいな、と、野望充ち充ち。
目当ては
・やっぱりまだまだ海を見ていたい午後、ひさびさの浜離宮
・新宿御苑か六義園か、今年は早くも梅が咲いているから
・そういえば昭和記念公園って一度行ってみたいんだよね
というあたり、勇んでスニーカーを履きます。
まずは、水-土しか空いていない大人気パン屋さんで
うきうきとパンを買いこむ。
目当てのチーズブレッドは焼き上がりのタイミングが合いませんでしたが(涙)
バゲットと焼きキーマカレーパンとキッシュが買えたのでほくほく。
どこかでコーヒーを調達しよう、公園でおやつタイム!!
と意気込むも、
・ものすごい強風のため、浜離宮をあきらめる
・中央線運級のため、昭和記念公園をあきらめる
・この本を横浜駅の有隣堂で入手できなかったため、
本屋さんをルートに組み込む。
というわけで、有楽町>三省堂>日比谷公園ルートに変更。
ことしもおひさまみたいな実のなる木たち。
大好きな光景。
国道沿い、廃屋みたいな建物のそばにすっくと立つ姿。
冬の明るい陽射しと、ちぎれそうな寒風のバランスが実は大好き。
本物の寒さでないゆえの甘えた気持ちだけですが。
はぼたんは和でも洋でもいけるオールラウンダー。
万能すぎてちょっと地味とかかわいそうなほど。
やっぱりすみれはすみれ色であってほしい。
じつはルミネの屋上庭園。はじめて行きましたが、
こぢんまりしていてよかったです。
喧騒のレストランフロアから全力逃避。
ここで(ネット上の)あらゆるところで話題沸騰のこちらを一気に読了。
実はこのタイトルは『なんらかの比喩』だと(根拠なく)
確信していたのでいろいろと驚きました。
対象との距離の取り方、
丁寧に選んでそこにぽつんと置いてあるようなことば、
受容について、人生を歩むことについて
すすむこと とどまること ひととなにかを共有することについて
一気にいろいろ考える。
読み終わって顔をあげた先の、冬の横浜の抜けるような
青い空をきっと忘れない。
『ねじまき鳥クロニクル』を紀伊国屋書店で買って、
我慢できずにそのビルの屋上で読んだのは広島だった。
夕方になって、どんどん暗くなる寒くなるのと
競争するように文字を追いかけたこと、
あの日とおなじように、ずっとおぼえていられるかな。
(最近自分の記憶能力に不安しかない)
もしそうならそれはとても幸運です。
東京の真ん中に、こんな静かな場所があるのはとてもよいことだといつも思う。
高い建物がないのも、威圧感がなくて好きです。
しかしさすがに座ってお茶をするには寒すぎました。
あたたかい飲み物もどんどん冷めちゃうし。
ちょっとくたびれちゃったので早々に撤収。
それでも充分満足できる一日でした。
なんと想定外なことに『花束』をいただきました。
お誕生日に、ということです。びっくり。
そう私はカプリコーン(オブカプリコーン)
春樹といっしょなのでちょっとうれしい。
宇多田さんとも坂本教授とも一緒です。ワーワー!!!
読んでみたりする。
ことしは新しい基盤づくりの年だとか。いいではないですかそれ。
睦月のリラックス姫。いつも強くてやさしくて賢く愛情深い。
おててくんにゃり姫。
ことしもいっしょにすごしましょ。