宗旨替えというとやや大袈裟
by chico_book | 2017-07-02 22:24 | 日々 | Comments(2)
お世話係が優秀だからですねぇ。
トランス・アメリカを見て、フェリシティ・ハフマンが大好きになりました。
これを見てから、デスパレートな妻たちを見ると、彼女の演技力の凄さにあらためて気付かされたのでした。
デス妻で大好きなエピソードが2つあって、一つは、リネットが抗癌剤治療がうまく行って喜ぶと同時に、自分のせいでポッサムを殺してしまった話。
もう一つは、リネットたちが、拳銃をもった女にスーパーに監禁されて、夫の浮気相手の女が撃たれて死んでいく話。
どちらもフェリシティ・ハフマンの演技が凄いです。
シンシア・ニクソンの演技力もなかなか期待できますね。
お目目クリクリのスーパーラブリーで
フォトジェニックなにゃんにゃもたまらないのですが、
こういうリラックスしている表情がまたたまりません。
おうちでのんびりの真骨頂というか。
(もちろんどちらも素晴らしいの意)
しかしメイちゃんほんとにフォトジェニックですね。
完全に
『じぶんのかわいらしさを自覚している』
かんじがたまらない。
そして無自覚なかんじが、またおっとり坊や、
というイメージののんちゃんも素晴らしいです。
うっとり。
デス妻
(この略し方はちょっと使い辛いのですが、
便利なのでついつい)
いろいろな角度から面白かったですねー。
時間があったらゆっくり見返したいなあ。
チーズマカロニすら失敗するスーザンとか、
配管工という職業は、アメリカではなにか
モテの定番なのだろうかとか
様々に興味深くて。
アリーマクビールも終わりの方で
業者のひとと恋に落ちていたのではないかしら。
たしかジョン・ボンジョヴィビが演じていたような……。
ポッサムの話私も覚えています。
リネットは本当に自分の中の線引きと
真剣に向き合っていた印象があります。
(ブリーなんてじつは真逆)
最後の出産(←いまひとつないいかたですが)
シーンも印象的でした。
リネットは4人の中で一番他人によりそう
キャラクターだったと思います。ウウ懐かしい。
なんだか懐かしい友人のことみたいです。
全体的にとんがっている要素が印象に残りがちな
ドラマなのですが、
芯のところは己の正義と『自分なりに』(重要)
如何に折り合いをつけて人生を進むか、
そしてその時に友人がどれだかありがたい存在か、
というお話だと思っています。
ほんとにキャラが全然違うのに仲良くて、
たのしい作品でした。大好き。
『トランス・アメリカ』
静かで淡々としていて、
ひたひたとしみわたるようなお話だったと思います。
また見たいな。