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しずかで明るい秋の海で、声たてて笑っちゃった


(私にしては)めずらしく羽生さんの初戦のことを話題にしたら
ショートがどっかんどっかん大騒ぎ、で、

あらまあ、大外しですね、まあそんなこともあるよね、
いい方向に予想外な訳だし

と苦笑しつつ、お昼過ぎに
そろそろフリーの結果でたかしら、
と確認すると・・・ぉっぉぉぉー。
おもわず、声たてて笑ってしまった。
桜木町から赤レンガに行く途中の、汽車道のうえで。
さわやかな秋の休日、お昼間の風景。
お向かいの結婚式場からリンゴンリンゴン鐘の音が
ちょうどよくも響いてきたり。できすぎくん。

ほんとにおもしろいなこのヒト
というのと、
羽生さんでもぐちゃぐちゃになるんだ
というのと
まあ逆に再演ということもあり、
試したパターンも半端ないんだろうなあ
とか
(音楽にめっちゃはめ込んでますもんね)
とにかく、初戦でよかったよかった
とか
いろいろ思います。うむうむ。

それからこのスポーツの競う部分と
演じる部分とそのバランスについても。

※ちょっとだけ反転※

私がかわいいし綺麗だし優雅だ華やかだけど
いまのところそこまで
真凜ちゃんに魅かれないのは
「綺麗な演技をしている自分」
がまだまだ
「演じたい対象」
を上回っていそうな気がするので。
(もちろんただのファンのただの感想です)
それはそれでシニアデビューしたての選手で
あることだし、そこまで厳しいことを
言うつもりはないのですが
しかし今の段階であまりにも絶賛されちゃうと
今後の報道の期待値としても
なんだかいろいろしんどいような
そんなこと心配しすぎなような
濱田コーチの舵取りガッチリしてそうで
安心できるような。

※ここまで※

もういい加減慣れてるんだけど、
スポーツマスコミって
だいたいいつもこんなかんじだと知ってるけど

ファビとかダイスのこととか
すこしは話題にならないものかしら?

とややしょんぼり思いながら、
土曜から日曜朝にかけての報道をチラ見してましたが
土曜の夜のテレ朝で、たまたま
小塚さん!! 小塚さんが出ていて、なんだか感涙。
思いがけないごほうびみたいでうれしい……
しみじみうれしい。
今年はテレ朝で小塚さんの解説がどっさりみられるのかしら!!
おもわず期待してしまう。前のめり。

ともあれ、
まだ動画見ていませんので何とも言えないけれど
なんともシーズンはじめの羽生さんらしいという印象。

次戦はGP初戦・ロステレコムでいいのかな。
10/20~ですって。うわ。
特番とかと絡んじゃうかな。どうかな。

新刊出てました。



今回は比較的静かだったかな。
単にシロさんご実家関連の話題がないからかも。

シロさんと小日向さんの(脳内)やりとりに
あるあるというか、安心というか。
すこしずついろんなことがきまってゆくかんじ。
「ポイントオブノーリターン」
というと、大袈裟すぎるかな。
ささやかなことでも、どんどん進んでゆくなあと実感するのは
アラフィフという年代のせいなのかも。
お若い方の感想はまた違うのかしら。

シロさんもケンジも、
ちいさい職場の中で働くひとで、
そのささやかなコミュニティがていねいに描写されていて、
本当に友人の話を聞いているみたい。





『阿・吽』があまりにすごい作品なので却って
手を出しかねていましたが
(というほど日数たっていません)

岡崎さんの描く「細部」は本当に素晴らしいので
そしてくいしん坊なのでこらえきれずに購入。

シズル感を強調するのに性的なイメージに近い表現を使う
グルメ漫画が苦手なのですが
(それともあれは性的な表現を描きたくて
グルメというジャンルを選んだのかどうなのか……)

『かしましめし』
の表現は充分に『食べる悦楽』が表現されていますが
性的ではないんです。存分に、はふはふしずるなのに。
このあたりさすがのコントロール。

レシピもきちんと書いてあって
ふだんの料理の、ちょっとだけ先、
あるいはやり過ごすのりこなす日常、
という主題が明確にあって
そこに忠実でクリアなので、安心して読めます。

にしても、この2大女性漫画家がともに
歴史(を題材にした)漫画(『大奥』は架空の日本という扱いになるけれど)
日常生活特に食を中心にした作品
並行連載中ということが
とってもとってもすごい偶然の一致のように思います。

歴史漫画の方も、
それぞれに選んだ時代もテーマもまるで違うし。

よしながさんが『中年のゲイカップル』を
おかざきさんが『アラサーの友人3人(男子1女子2)』を
選んだあたり大変興味深くもあり。



by chico_book | 2017-09-25 06:57 | フィギュアスケート | Comments(5)

Commented by 828summer at 2017-09-25 20:32
こんばんは。
わたしは演技は全然見てないけど、チコボンさんの、思わず声をたてて笑ってしまったというのとタイトルに、連鎖式に笑ってしまった。

おもしろい人だといって、つい笑ってしまうこと、わたしも時々ある。すぐに思い出せないけど…。

よそのブログでも、好きじゃないけど、ショートは音楽に乗りすけーとを
Commented by 828summer at 2017-09-25 20:45
ごめんなさい。切れちゃった…

他の選手が音楽に乗りスケートを踊るなら、スケートの技術を自在に用い、音楽を存分に表現するのが、羽生くんだと書いていた。羽生くんは寧ろ冷ややかに見ている方だったけど…。

才能や演技のレヴェルと、人間性にギャップがある。わたしは人間味にそれを最近感じるような気も…。前は特に何とも思わなかったけど、わたしは少し好きになってきましたよ。

よいオリンピックシーズンが迎えられるといいですね。わたしはけっこう愉しみ。陰ながらわたしも応援してますよ。時差の点でもいいオリンピックで楽しめそうだしね。

ではでは。
Commented by にゃおにゃん at 2017-09-25 21:21 x
何食べ?職場の漫画好きに貸して返ってこないぞ全12巻!(笑)10,11巻はダブり買いしたので読み返してます。一番好きな巻かも。。13巻今すぐ買います。待ってました。情報ありがとう♡
Commented by chico_book at 2017-09-26 22:06

828summerさまこんばんは☆

もうね、もう、ショートは本当にすごかったです。
この時間が終わらなければいいなと思いながら
見ておりました。
ピアノの音ひとつひとつが湧き出でる泉のように
羽生さんの動きにシンクロして。
最初のジャンプからの腕をあげてのイーグルと
いうのがもうたまりませんですばい。

私は羽生さんのことほんとに面白いひとだと思っていて
熱狂的なファンになるひとの気持ちも
どんびきするひとの気持ちも、なんだかよくわかります。
基本的に応援しているしまず第一に尊敬していますけれど。
私もこどものころぜんそくで、
35歳くらいまで吸入が手放せなかったので。

どこで見かけたかもう思い出せないのですが
『羽生くんはシーザー(『動物のお医者さん』の犬ぞり犬。ハスキー)』
という比喩を(ネットのどこかで)見かけて
もうそれで納得しております。
シーザーご存知でしょうか。
「俺はやるぜやるぜやるぜ」
と、とにかくやかましくて落ち着きがなくて
下手に現地に早くはいると逆にくたびれてしまって
本番の時には体力が残っていないという…!!

とにかく
お ち つ け !!!

というタイプ(笑)。

まああれくらいどやどやしているひとでないと
あそこまでたどり着かないのでしょう、
と、いつも思います。人間性と演技は別物だし、
(そしておそらくたぶん私にとって
そこまで嫌な性格ではないのでしょう)

『と言いつつも自分は小塚さんと宮原さんファンじゃない!!
めっちゃ性格よさそうじゃん! 』

と友人には言われております。ははは。
性格で選んだりはしていないのよ。
とは言え演技には性格が出ないという訳でもなく
そのあたりがまた、深みがあって面白いところでもあります。

と言いつつももうどうあっても全日本女子は
怖ろしい。どう考えても怖ろしい。ひいい。

いまから来年2月にお休みとれるかしらね、と算段しております。
ココロのなかで。きっとあっという間に来ちゃいますね。
オリンピックはふだん見られないような国の選手も
どっさり見られるのがとても楽しい。
そして最終Gの緊張感たるや・・・・・・!!


Commented by chico_book at 2017-09-26 22:16
にゃお様、わーいよかった届いた届いた!

何故か書影が出せなくなったのです。しょぼん。

歩いてゆくということはちょっとずつやり直しがむつかしくなることでもあり、
そしてそれはまた深まってゆくという積み重ねでもあるという、
そんなかんじでした。
小日向さんシロさんのお食事回がすごく好き、
というと不穏でしょうか。
なんかねえ、気持ちのうえでも全然本気じゃなくっても
そういうこと言うだけ言ってみたくなるほど
あの小日向さんがぼろんちょになっていたと思うと
ワタルくんがそうさせてしまったんだと思うと
ちょっとふわんとしてしまいます。
ふふ、でも、ほほ、でもなくふわん、と。

やっぱり友達の話聞くみたいな気持ちで読んでます。
それもそんなになかよしではなくて、
たまにしか話さないトモダチ。
『美紅・舞子』に
「クラスの仲良しは口が軽すぎ」
というセリフがあったっけ、なんてなんて。

しかしシロさんベーコン・バター系の使用頻度が
結構高い気がする、
(よしながさんわりとがっつり味濃いめが好きな印象)
と思っていましたらその作中でフォローもあり。
順調に感を重ねていて読み手としてもうれしいです。
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