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お茶とおしゃべりで情熱を確認(多忙につき大変楽しく満喫しています)

フィギュアスケートファンの友人と
ゆっくりお茶をいただきながらぴょんちゃんについておしゃべり。

彼女はすこしまえまで
『いまの日本女子には華がない』
といい、ワタクシのいち押しスケーターさんについても
『悪くないけど、もう一押し欲しい』
となかなか辛辣でもあり。私としてはちょっとしょぼん。

わたしはすきなんだよー

といつもの主張をすると

うん、そうだよね知ってる(にやり)

というかんじ。

まあここから先は好みの問題でもありますし、
という訳で宮原さん愛を思い切り
発表できる場所(ここ)があって本当によかった、
と自分に感謝したりしていました。自家発電。

ちなみに彼女のレジェンドはみどりさんとシズーカアラカワ。
トリノシーズンはスルツカヤを応援していたけれど
あの試合の荒川さん金には納得、とのこと。

トリノシーズンと言えば、お互いいまほど熱心にフィギュアを見てはいなくて
(ネット環境などもいまほどではなかったし)
ジョニーの演技初見の彼女が

「ちょっと! 男子に白鳥がいるんだけど!!
ホンモノの白鳥にしか見えないんだけど!! 」

という焦りまくった電話をかけてきました。
いまにして思えばほほえましくもあり
あれから堂々12年。 



ちなみに昨年JOを一緒に観た友人の推しは真凜ちゃん。
とにかく華! 華やかであでやかでキラキラしてほしい!!派だそうです。
みんなそれぞれに好みが違って興味深い。

羽生さん間に合うのかしら(疑問)
間に合うよね(認識あわせ)
間に合ってほしい(願望)
間に合っていないような状態なら出てこない
と荒川さん言ってたし! なんてなんて
ウエストのリーフパイとビクトリアをつまんで
猫をなでながらおしゃべり。

直近のブライアンの発言は
いかにもいかにもキングメーカーらしい
(そして日本の狂騒のマスコミ対策もコミコミ)
老獪さすらある発言で
情報戦というか心理戦というか
キタコレ!!感があって
こういうひとだからこそ安心できる部分って大きいよね
羽生さんがしっかり自分に集中できるのは
トロントという距離の問題だけではないよね
(ありがたや)
などと確認しあう訳です。わーいたのしー!

ファンにできることはお祈りそして座して待つのみ、
大舞台一発勝負というとんでもない
このシーズンのことをきっと一生忘れないね
いっしょの思い出ができることのありがたさにお茶で乾杯。

宇野さんの演技、
何回観ても選手本人の中から湧いてくるものが
ありそうでなさそうというか
つかみきれないあの感じは何なのだろうか、
と、暑苦しく盛りあがる。

本人も
『トゥーランドットを演じきれていない』
とたびたび発言しているし、
氷のような姫君を命がけで恋をする王子に
なりきれていないのに
情熱的な感じがするのはなぜだ!
感じはするのに何でなりきれていないと思っちゃうのか!!
とお互いの感じ方を分析してみるもつかみきれず。

そのあと全日本の樋口新葉かっこよかった……
あの悔しさを静かにこぶしに混めて氷にこつん。
なんという千両役者っぷり。あの若さであの対応只者でない! 
と、大興奮。
とうとうねっさんどーるまー、スカイフォー!!と歌いだす始末。

そんな厳しい彼女から

「全日本の宮原さんほんとに素晴らしかった
ああいうスケーターになるとは思わなかった
若々しさがあるのに青さが抜けて円熟味が増してきて」

との発言が出て

でしょ! でしょでしょ!!

と(架空の)ばあや感全開でドヤってウザがられるもまた愉し。

そして四大陸未見の彼女から、会見の涙について
『ほんとに珍しい。こころ折れてないか心配』
といわれて

大丈夫!! ぜったい大丈夫!!!

と、おもわず前のめりで肯定。
そうか、そんなに熱心に追いかけてないひとだと
「全日本の復活で燃え尽き症候群」
的にも思えたりするのね、と、自分になかった視点を再確認。

ほんとにだいじょうぶだよー
ココロ折れたりは絶対してないよー、
いや私もちろんただのファンですが。


(宮原さんのブログの書き出しが毎回大好き)



それにしてもオリンピアンになると
こんなにも報道量が違うのか! と日々驚いています。
ご家族の云々はあまり好きではないのだけれど
宮原さんのおばあさまの、しずかにしみじみと
喜びを胸に抱きしめているかんじ大好き。
※京都新聞さんいつも素敵な写真と記事ありがとうございます

あたらしくHDDを購入してダビングかただた
2015年ボストンワールドを観て
ああこの衣装ショートフリー両方とも大好き
花が咲き乱れるような
スケートの軌跡を花と光が
追いかけっこしてゆくみたい
宮原さんのスケート大好き
と涙ぐみ、

2016年GPファイナルを見直して
ああ、このころ
『ガッツポーズの練習をしていた宮原さん』!
この時もう痛みがあったなんて、とやっぱり涙ぐみ

そこから2017全日本への幸福な無限ループ。
しずかに号泣。矛盾していますがそうとしか言えない心情。

SAYURIの毅然としたすいすいステップと
蝶々夫人のたんたかステップ
さかもっちゃんの投げキッスお手振りが
大舞台で見られるヨロコビを

そして
YOIのテーマが五輪の大舞台で流れるという
展開に船端を叩いてかんじたり、ありがとう団体戦!!
というとんでもない幸福を味わい尽くすには
ひとりでもできるけどふたりだとやっぱり倍増。

こっそりメダル予想などもするたのしい時間。
予想の内容はちょっといろいろアレなので
ヒミツにしますけど

オリンピックって結構その時のいきおいが
ガッと出ちゃう怖ろしさあるものね、と、
それこそ4年前のはにうさんとパトリックのこととか

ネイサンとか天天とか
いまのパトリックのやわらかさとか
(4年前の大輔さんのあの静かな演技)

点数を更新しつつもその境地に
行ってしまったようなコストナさんとか、
(いつもロードオブザリングの最後の船出を思い出す
途方もない戻れないしずかな境地)
ジェニャとザギトワについてなど
もろもろしみじみする。

ソチでは
団体戦は曲かけ練習くらいの気持ちでね!
という私のゆるゆる気分を
フルスイングで吹っ飛ばしてくれたのは
深夜2時ころのプルシェンコですけども。
眠れなくなったやん! どしてくれるのこれ!!
と、なった、あの日から4年。

でも全員五輪初体験の日本シングル勢はそれでいいと思うよ!

本日宮原さん現地入りだと聞いております。
毎日うちのにゃんにゃとお祈りしています。

全日本後に宮原さんの演技を『梅の花』にたとえてくれた安藤さん。
花言葉は『高潔』。うう!! ありがとうございます。

お茶とおしゃべりで情熱を確認(多忙につき大変楽しく満喫しています)_f0257756_04421936.jpg


厳しく凍てつく寒さのなか、薫り高く凛と咲く梅の花。
その静謐でぶれない美しさ強さりりしさ。
そして2月に咲く花。


お茶とおしゃべりで情熱を確認(多忙につき大変楽しく満喫しています)_f0257756_04404976.jpg

あかるさと力強さが少しずつ増してゆくこの季節の花。
祈。




by chico_book | 2018-02-07 04:49 | フィギュアスケート | Comments(0)

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