いちにち遅れても書いておきたい男子SPざっくり感想
by chico_book | 2018-02-17 23:55 | フィギュアスケート | Comments(3)
こんばんはぁ。
わたしはネットでフィギュア関連は、あれこれほとんど読まないので、お気に入りにさせてもらっている、専らスケート好きな主に三人のかたのブログを通して、見方の鋭さ深さ独自性に刺激を受けて、スケートを見るのが楽しくなってきて、このオリンピックに至ります。なのでチコボンさん達みたいに、深く鑑賞したり、味わったりができないので、感想もよかったとか、あんまり好きじゃなかったとか、そういう淡い楽しみかた、チコボンさんを読むたびに楽しませてもらってます。
全日本のだったかNHK 杯の後の、安藤さんの選手の演技に対して寄稿した文章や(スケートやひたむきに頑張る選手ラブぜよみたいな)、宮原知子さんのおばあさまインタビューの紹介も、とても面白く感激して読みました。今ごろになりましたが、ほんとうにありがとうです。
同じような意味で元スケート選手などが、いまの選手を評して言うのに、あぁそういう風に見るのかと興味深いし、素直にそうか!、なんて鵜呑みにしたりする、ナイーブさで恥ずかしい限りなのですが、SPの後にNHK から受けた取材に、チコボンさんも書いていた、ランビエールが宇野昌麿くんのことを、Musicality、Interpretation 、そしてFlow が彼の優れた特徴、それ(天性の資質)がある選手ばかりではない、というように言ってました。羽生くんのことも何か言ってたけど、1つも覚えてないけど、それは響いてきました(キャメルコートでない、普段のリンクサイドにいる時みたいな、アースカラーのラフでスポーィーな防寒着姿、ひょっとして無精髭!? みたいな雰囲気も、かわいかった)。チコボンさんはそちら見ました?
見てなかったらと、日頃の多大な情報に感謝を込め、FYI です。
女子シングル、陰ながらお祈りし応援させていただきます。
ではでは。
ふぅふぅ男子シングルすごかったですね。
(しかし今日のアイスダンスも圧巻でした)
こんないいもの毎日見させていただいて
ほんと寿命が延びるわこれ。
ランビ先生!!
ランビ先生のその映像たぶんHDのどこかに入っているはずです。
ランビ先生穏やかでお茶目でジェントルで完璧ですわー。
NHK杯の時に同居しているラトデニくんのことを
『彼は選手としても紳士としても立派に日々成長してる
それを間近でみるのは僕の楽しみです』
みたいなことを言っておられて
なんかもう、ありがたさでうっかり昇天しそうになりました。
危ない。
と言いつつ、ふだんの練習風景だと
「いつもこうしなさいっていってるよね?」
「わかってることいちいち言わないで! 」
みたいなやりとりがあって、なんだもう、なんなんだもう!!
しかしあらゆる方向でキャラだちしている人が
ざっくざっくいる怖ろしいフィギュア界。
ラトデニくんも(なにも見ずに)
日本のお城とか鎧兜とか描くそうです。趣味で。
なんなのこのひとたち・・・・・・
やはりスポーツでありながら
『自分を表現』
することにポイントがある競技は、
ひと味もふた味も違いますなぁ、と、思います。
話を戻すと、そうなんです。
私しょうまさんのSPはかなり好きで
衣装と相まって淡々と深々と深まって
雪が音を吸収して逃げ場をなくしてしまう
冬の感じがいいなあと思うのですが
でもどこかでちょっとひっかかって
すんなりなじまないんです。
FPはそれがもっと強くなる。
たぶんフリーだと
『トゥーランドット姫に恋い焦がれて
命がけで愛を語る王子』
を(ワタシが)みようとしてしまうからではないかと。
身体能力と表現力は充分なのに、
その先のもうひと押しを私は見たいのですけれど、
これこそ純粋に好みの問題で
競技者としてはそれで充分なんですよね。
長々しいまま続きます
ヤグディンプルシェンコどっちがお好き問題ではないか、
と、友人と話していてはた、と気づいたりして。
プルシェンコをマイヒーローと言っている
羽生さんですけどかなりの憑依型というか没入型で
キャラになりきってしまうようなところがあるので
じつはヤグディンではないかというのが、
私と友人の見解。
そこにいくとしょうまさんはキャラの力など頼らずに
淡々とやるべきことを重ねる選手なのだなあと
ようやく思いあたりました。はぁスッキリ。
そのうえで、ランビ先生のおっしゃるような
様々なことをしっかりこなせる能力があるとなると、
これは強いー強いわー。
正直言うと今回銀はハビエルかなあ、と
思いながらみてました。
いやつよいわしょうまさん。
そしてしょうまさんはたぶんずっとこのままだろうなあ、
とも思うのです。
しかしそろそろほかの振付師のプログラムも見たいぞー。
堂々たるオリンピックメダリストなので
ぜひいろいろチャレンジしてほしいなあ、なんて
ファンはいつも勝手なことを思います。
苦悩する純粋な青年路線が続いているからなあ。
でも本人にその気はあまりないのかも。
はてどうなりますやら。
ところで女子の滑走順抽選会がおこなわれまして
宮原さん最終G第二滑走、メドべさんのあとです。
一瞬
「うう!!」
と思いましたが、最終Gならだれのあとでもきっと
「うう!!」
と思うことでしょう。
それにしても滑走順は世界ランキングでグループ分けされる
と思っているのですが
怪我による長期離脱のあとでも最終Gということに
ムネアツ。
もうそこから泣いてたら
とてもじゃないけどもたないのですが。
わかっているのですが。
もうワタクシいまから緊張して走り出しそうな勢いです。
怪我あけ復帰戦ということで羽生さんのことばが
さとこさんの力になっているといいなあと
思わずにはいられません。