音もなくすすみゆく春
青山に興味深いお話を聞きに行ったのですが
『マシアス・ギリの失脚』
俳優さんの熱愛発覚には基本的に興味がないのですが
by chico_book | 2018-03-12 00:06 | 日々 | Comments(4)
こちら信州はあまり影響がなかったので、311というと、東北のことばかりを思ってしまうのですが。
まだまだ復興してはいないと思うのだけど、なんとなくみんなで忘れようとしている感じは怖いですね。
マスコミの流すニュースしかキャッチ出来てないから、こうなっちゃうのかな。
池澤夏樹さん、青春時代に読んだなぁ。
スティル・ライフ、マリコ・マリキ-タの印象が強いです。
ギリシャ神話には疎いのですが、高校入学が決まってから、春休みに英語の課題が出たのですが、
長文の内容がナルシスの話だったのはよく覚えています。
青山のビルの一室でギリシャの話。傾きかけた陽を受けるビル群。
想像してみました。私はきっと都会には住めないなぁ。
自分がどこにいるか分からなくなりそうで。精神力が弱いのかなぁ。
東北大震災がなかったら私も東京へ転勤することはなかったから、運命の必然を思わずにいられません。Uターンして二年、国の行政で平和な日々を過ごしております。さくらにも会えます。今週末はお彼岸だからまたサイクリング実家しないとな。
プリンセスメゾン、ドラマ面白かったですよね。YouTubeで一気に見ました。住んでいた築地から近い設定。あの居酒屋行ってみたかったなぁ⇦実在しないでしょ(笑)
何はともあれ、眠れて食べられて仕事もある猫もいる。これ以上望んだらバチが当たります(ばぁちゃんかよ)
こちらも長い冬を終え、沈丁花が満開です。一気に季節が変わり気圧やホルモンバランスも崩しがち、ご自愛くださいませ。
横浜なんて被災というほどでは全然ないのですが、
最初の数時間は被害の規模も情報もまるでつかめなくて
千葉のコンビナートで火災が起きているとか、
津波のこともわかっていなくて
(スマホも当時私は持っていなかったし)
どんどん伝わってきたときの
途方もない呆然とした気持ちは
いまでもまざまざと思い出します。
忘れたくないですね。
忘れないように、自分で
意志を持ち続けることしか
ないのかな、ないのだろうな、と思います。
池澤さん私もつかず離れず、
若いころからずっと読んでいる作家さんです。
そんなに熱心な読者ではないのだけれど、
定点観測的に戻ってくる作家さん。
たいへんありがたい存在です。
たぶん六本木ヒルズだと思うのですが
ぎらつくような銀色が、穏やかな日差しの中なのに
思いのほか禍々しく見えて
(一応本文では失礼かもと思って自粛してたのですが←意味なし)
そして、いまこの瞬間地震が来たら私どうやって
家に帰るのかなあと、不安がむくむくと湧いておりました。
都会は面白いなあと思うのは
外国語口座でラテン語やイディッシュ語が
ふつうにあることですね。
むかし246沿いで『カブトムシ専門店』という
看板を見かけてびっくりしたことを
思い出しました。
最近のスマッシュヒットは
『「雅歌」をヘブライ語で読む』
都会はすごいことにひとが集まるんだなあ
なんて
しみじみ思います。
にゃおさま
そうだったんですね…。
わたしはいま住んでる街はなんというかほんとうに
ふつうの住宅街なので
(大きい公園のそばなのがうれしい)
(おかげで公園からちこにゃがやってきたのですが)
(もとのおうちでは外歩きお散歩にゃんだったのです)
都内に行くと、気合がはいります。
(実際に住んでみると違うのでしょうけど)
横浜は良くも悪くも地方都市で、磁場とでもいいますか
重心のバランスがこぢんまりと完結しているので
都内に行くと、その広大さと膨大さに圧倒されます。
たまに、しかも趣味でうろつくから
あまり気にならずにすんでいるのかもしれません。
プリンセスメゾン、新刊もよかったです。
かなり微妙なバランスの上に立っている作品なので
ドラマ化とても心配だったのですが
まあびっくりするほど完璧でした。
あの居酒屋さんよかったですよね。
カジュアルなのに品がよさそうで、
清潔で生き生きしていておいしそうで。
木の花が咲くと、本当に春が来たんだなと実感しますね。
はじまりはクロッカスとか水仙とか、足元から
あかるい光が昇ってくる感じですが、
そうそう沈丁花! 梅の花と沈丁花の香りはとても春を思います。
あとレンギョウ、モクレン、こぼれるような雪柳。
たのしいあかるさに心躍らせながらも、
お互いおちついてマイペースでいきましょ。
ほんとうにいつもありがとうございます。
さくらちゃんにもよろしくです。
ちこにゃんも、病院でいただいた試供品のフードが
お気に入りの様で私も安心しています。
(今日電話で注文しました)ささやかな変化の春。