来し方のかけらをふりかえる

地図を片手に、ああでもないこうでもないと
うんうん唸っていたわたくしたち4人組・当時大学生に

『どうしたん自分らなんか困ってるん? 』

と話しかけてくれた方がいました。

『ホテルが天王寺なんで、そこに行きたいんですけど』

『ああ、あかんあかん、んのうじちゃうわ、そんな街ないない
 てんうじや、ちゃんというてみい、はい、さんはいっ』

(20年以上前の話でもあり、方言が適当なのはご容赦くださいトホホ)

と、三回ほど4人全員で練習させられご教授いただき、
正しい発音を身につけたところでホテルの場所まで親切に
案内してくれて

『楽しんでってやー』

と、さわやかに去っていったお兄さんのこと、
顔や雰囲気はまったく覚えていませんが
そのことだけは強烈に覚えています。
愛は消えても親切は残るってこういうことでしょうか。
(愛じゃないけど)

南海ラピート号で、当時まだそんなには多くなかった海上空港である
関空に向かうの大好きでした。もちろん帰ってくるのも。
よくもまあこんな不思議な建造物つくったものだ、
と思いながらの着陸、
そして陸地への帰還、ワンクッションある感じが
ソフトランディングのようでやさしく感じられて。

たまたま向かい合わせに座ったかたが、
おなじ大学の卒業生であったという衝撃の出逢いがありました。
地元の学校でもないのに、関空でなぜ!! 
たしかにその方の所属サークルは、
バックパックなノリノリで海外旅行に
行きまくっていることで有名なサークルでしたが。
(いま検索してみたらSNSのアカウントを発見、
現役在校生もやはり世界中を走り回っている様子。なんとなく安心)


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こちらは函館に行ったときの写真。函館公会堂のうつくしい窓。



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ハリストス正教会と秋のばら。
それはそれはうつくしい街でした。
例によってシーズンオフだったこともあり、
人も少なくのんびりと散策を楽しむことができました。
11月半ば、秋の紅葉が終わってクリスマスイルミネーション直前というのが、
年中観光大人気タウン函館の、数少ないシーズンオフだったそうです。
お宿のかたに教えていただきました。
温泉のぬるめが43度でびっくりしましたっけ。


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当時まだうちの子でなかったちこにゃんの貴重な写真。
(背景がごみごみしていますが)うちのベランダにやってきたところ。
しっかりアイコンタクトして、わたしのココロを強奪したのち

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こうして身をひるがえして


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いずこかへと去って行っていたものです。
(ウソ。ほんとはご近所さんのおうちに帰還。
ちこは引越しの時に置いていかれたにゃんなのです)
うおう。なにこの指先ひとつで抑え込まれている感じ!!

たのしいひとのたくさんいる西の街も、
うつくしくておいしい楽しい北の街も、
どうか皆様ご無事でありますように。

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こんなふうにすやすやと、安楽にすごすことができますように。


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ずいぶんお鼻も治ってきました(9/5の写真です)
ねむねむにゃん。




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by chico_book | 2018-09-09 23:46 | | Comments(2)

Commented by pinochiko at 2018-09-10 07:02
ちこさん、順調ですな。気候も過ごしやすくなり、ほっとしますね。
関西の人も、北海道の人も、なんというか人間的な特性として、
ピンチもゆるりと切り抜けられる力があるように感じました。
様々な人種の寄せ集めの東京だったら、もっとパニックになって、大混乱する気がします。
許容範囲、視野が狭いというか。

避難所での生活を余儀無くされている皆さんには
早く落ち着いた生活を取り戻してほしいですね…
Commented by chico_book at 2018-09-11 04:28
ぴの様コメントいつもありがとうございます。
ちこにゃん元気になってきて、
もちろんうれしいのですが
写真を撮らせてくれなくなりました。
この写真は私がしつこくするので
「もう!! うるさい!」
って感じで、テーブルの下に潜り込んだところです。
かわいい。
あと二週間しっかり抗生物質を飲ませきりましょう、
ということで
「投薬用ちゅーる」一本80円×14本で
乗り切る所存です。

私の住んでいるあたりは、
都内よりはずいぶんゆるっとした空気が
流れていると思うのですが、
たまたま昨日の帰りのバスのなかで
お母さんにあえてうれしくて
おしゃべりしていた保育園くらいの
お子さんに、少し離れた席から
強めの表情のおじいさんが
『しーっ! 』
と言い続けていて、ちょっと辛くなりました。
空席もあるくらい空いていたし、
時々大きい声になるけど
ずっと泣いてるとか叫んでるとかでは
なかったので
(時々
「あのねえ、きょう○○ちゃんがねえ!」
と、ボルテージが上がる感じ)
私は気にならなかったのですが。
ただ(見た目でわからなくても)
体調悪かったりすることもあるでしょうから
おじいさんも、じつはつらかったのかもしれない。
でも、どうしても子どもさんとお母さんの気持ちに
寄りそってしまいます。
あと、接し方だわねえ。
頭ごなしに怒っちゃうのはちょっとねえ、
なんてなんて。
このあたり若い方のほうが
おおらかでよいなあと思います。
ひとりの中年としていつも自戒。

いずれにしても
このまま収束に向かいますように。
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