ふだん見ないお相撲を、お休みの日なのでたらりっと眺める。
と言っても、最後の三番だけですけれど。
じつは、私のなかでは白鵬というひとは、
やんちゃなドルジに対する優等生的な立ち位置だと思ってました。
モンゴル会云々の話が出るあたりまで。
そして詳しいひとに『それ10年くらい前で止まってる情報』
とご指摘をいただく訳ですが。アップデート大事。
白鵬もずいぶんいまは大変なんだなあということは、
いまはもう把握しています。
そこに至る流れなどぜんぜんわかっていないのですが
ものすごい逆風のなかで、己の強さを恃みにして
その場所にいるんだなあと思うと、それは
ものすごい物語だなあと思います。
稀勢の里も、なんだか勝っても負けてもいつもいろいろ言われて
なんと辛そう…………悲壮感に満ちた顔になってるやん!
と思って観戦していましたら無事勝利。よかったよかった。
ミュージックステーションでピチカートが
出演すると言う噂を聞いたのですが
羽生さんが何らかのコラボで出ていたようなのですが
見逃しました。まあねーながいからねー。
敬老の日なので実家の母親に電話をする。
知りあいに誘われて作文講座に通っているが
それをみんなの前で音読するのが
いやだいやだと言うお話。
うん、まあわかる気がします。
「でもねえ、みんな奥さん行こう、奥さんもう書いた?
とか言ってくれるから断りにくくて」
これはこれでたのしそうな話なのかな??
と、判断して、励ます方向で会話をする。
実際、帰省する際にはあれこれひっぱり出して
読んで聞かせてくれるのです。
それを(なんとか)そつなく褒めるのがワタクシのお仕事でもあり。
「あんたハワイとか行ったことあるん? 」
ああ。ないんですよハワイ。にしても唐突な。なに?
「ふうーん・・・・・・(あからさまにつまらなさそう。すみません)
××さんが今度行くんやっち。やっぱきれいなんかなあ」
うん、みんな大好きだもんね。
なになに行く?? 行きたいの?
オススメするわけではないけれどアテンドするよ?
わたし抜きのがよければ、プランニングしましょうか?
(大好き)
「いんげ! (否定の強調表現)そげなごう飛行機やら乗りきらん」
うんまあ無理強いはしませんこちらも。
そんな話をたらたらとした後
そういえば兄はそのへんにいる? かわれる? と、たずねましたらば
「いまおらんよ。コンビニにオツカイにいっちょる」
そうなんだ
(50過ぎのおっさんがオツカイ・…というのはさておき)
「原稿用紙と消しゴムをな、買いに行かせちょんよ」
がくっ。
いつのまに文豪になっていたのか我が母。
ちょっとびっくり。テリブルな84歳。
※文豪先生と書生さんと言えばこちら。試し読みページあります。
さて9/15に出たばかりの新刊。あわてて買ってきました。
いまいちばん続きたのしみにしている作品のひとつ。
いよいよ輪郭がクリアになってまいりました。
ゆるゆると話が収束してゆくかんじ。たまりません。
どう考えても有利なはずなのに
そこはかとない勝ち目のなさがあるAくん推しなのは、
彼が語学が趣味の職業『翻訳家』というあたりで
盛大に底上げされていると言えなくもありませんが、
いいと思う。断然いいと思う!
ここからネタバレなので反転します
なんといっても彼にとっての念願の仕事
『空の怪物アグイー』の英訳に取り組みながら
それに行き詰ると気を紛らわせるために
はじめた趣味が『漢字の習得』なんですよ・・・・・
ここまで。
もういとおしさしかないこのヒト。
ちょっと太一くんを思う気持ちに通じているかもしれない。
(でも新とちがってA太郎はいい奴では全然ない)
こちらは7月に出ていたのですが。
「ぎぼむす」の後番組が、本作のドラマ化・有村架純主演と聞いて
いまでもうろたえています。いやこれだいじょうぶなの。
かわかみさんだからこそ描ける、むっちゃ繊細な落としどころの
中学生と担任教師のコイゴコロですよ。
変に扱われちゃったりしたらつらいせつない怖い怖い。
繊細にお願いします(祈)……。
男子中学生が『黒岩晶(クロイワアキラ)』くんで
これはこれでうろたえる始末。
西村先生の作品も、いまの世の中だと
風当たりが厳しかったりするのかしら、
せつなくなるはずじゃなかったのにどうして!!