2014年 01月 29日 ( 1 )

海外で路線バスに乗るたのしさ

だいたいこぢんまりした街中を歩いて、わぁわぁ(ひとりごとなので小声で)言いながら過ごす日々ですが、
この日は違います(キリッ)

アゥルバイル野外民俗博物館に行くからです。※リンク先はトリップアドバイザー様。
レイキャイビク郊外へバスで30分ほどの場所。これはもう立派に旅。
ツアーバスに乗るのとはわけが違います。路線バスだもんね! レイキャビク市民の足だもの!

アウルバイル民俗博物館は、様々な時代のアイスランドの民俗資料や住宅を「そのまま」展示してある場所。
住居や農具、生活雑貨はもちろん、なんと馬や羊も放牧されているとか。わくわくするではありませんか!

バスターミナルの貼り紙。やる気のある色合い。強い黄色。
路線バスに乗る予定がそんなにない私は、この企画に乗れなくてちょっと残念。
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ホテルの近くにあるバスターミナルから出るバスに乗りこむ。バスの中も人はぱらっと言う感じ。
あれ、レイキャビク市民は? と思いつつも、人が多すぎて降りられないよりいいかなと、
レイキャビクに(たぶん)似つかわしくない安心の仕方をする。
運転手さんに
「アウルバイル行きはこれ? 私そこに行きたいの」
と、パンフレット片手に、身振り手振りで派手目にアピール。
海外でバスに乗るときはなるたけこの方法で。よくわからないなりに、最大限手を打っているつもり。
ちょっと情けないけど、一応それでも最善策(のつもり)

サンフランシスコのリージョンオブオーナー美術館に行ったときもそう。
街中からとことこバスに運ばれて小一時間、広い広い公園(リンカーンパーク)の中にある美術館。
大迫力の大木がどっこどこ生えているのを見上げるのと、
豪快に波しぶきをあげる太平洋平洋を見下ろすロケーションがすっごく好きで、
一週間の滞在中に三度も行って大変に満喫した記憶があります。

美術館はバス路線の終点ですが、ふたつくらい手前のバス停からずうっと公園ぞい、な広大さ。
二回目だったかな、すっかりおなじみの親しい気持ちで、深々とした公園の緑を眺めながら
上機嫌でバスに揺られていました。
ところが運転手さん、まだ着いていないのにバスから降りろという。え、なんで?
「美術館いくんだろ? ここまっすぐ歩けばつくから、ここでおりなよ。な? 」
と言われました(推定)…ないわ。
でもまあ天気も良くて機嫌がよくて、公園内のお散歩たのしかったのでよい思い出です。
ちょっと不思議ではあるけれど。ありかなしかで言えば、なしだけど。

台北の故宮博物院に行ったときも同じ作戦。(なんとリンク先に日本語ページあり!! さすが!)
ここは大変にメジャーな観光地だったせいか、運転手さんは
「はいはい、わかった」
とさらりとしたもの。
あまりのあっさりさ加減に不安になっていた私に、となりの席のお嬢さんがにこにこしながら
「私も一緒に降りるから、大丈夫よ!」
と、身振り手振りで伝えてくれたっけ。
そして見逃しようのないロータリーになっている巨大なバス停で、全員が降りたのでした。

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おわかりでしょうか? 整理券発券?? ぽいなにかに、運転手さんが帽子を掛けてます。
ちょっと暗い写真で、わかりにくいんだけども。
なんだかかわいい。オッケーオッケー、アウルバイルね、ほらついた、と(推定)
優しい運転手さんに教えてもらって降りたのがこちら。

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左側の退避エリアっぽい場所が、降りたばかりのバス停。
向かいに見える低い緑の屋根が、もうすでにアゥルバイルの展示民家です。


ぱらーんとひろい場所。何となく葉祥明。

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野外民族博物館は、アイスランドのいろいろな時代の建物や民族衣装やあらゆるものが展示。
いまもまさに、ここで生活しているかのよう。
川崎にある生田緑地の民家園をイメージしていたけど、ずいぶん違う。
もちろんすべて展事物なのですが、つい先ほどまで人がいたかのような気配があってとてもたのしい。
やっぱりひっそりしている場所なのに、息を潜めておじゃまします。

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すやすやと、本当に寝ているにゃんことか。

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本当に番をしている、勤務中のわんちゃんとか。

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演出と分かっていながらも、今の今まで、ここでひとが暮らしていた気配に、息をひそめる。

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じゃましてごめんね。ゆっくり寝ててね。

さあ、わくわく歩きはじめます。
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by chico_book | 2014-01-29 02:09 | | Comments(0)