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耕していつくしむこと、はぐくむことについてぼんやり思う

夜の短さにやや当惑気味。毎年のことです。
慣れていてもやはり律儀に当惑。
それでも、夏至のころよりはずいぶん朝がゆっくりになりました。
たぶん。

ベランダのバジルが(こんどは)加湿でてろてろになっていてがっかり。

わたしはこどものころ、祖母と一緒に家庭菜園をたのしんでいました。
種や苗を一緒に植えて、肥料やお水をあげて、
ナスやキュウリを収穫するときのとげとげに泣いたり、
じゃがいもやサツマイモを掘りあげて外の水道で洗ったり、
縁側にござを広げて大豆や胡麻を乾かしたり、
とても楽しかったなあ。毛虫が怖かったけど。
毛虫がいた場所にはしばらく近寄れない程度には怖かったけど。

そんなわけで、畑仕事(アマチュア版)には
なんとなく馴染みのある気分でいたのですが。
ベランダであれこれするようになるとなんだかうまくいかない。
なんにしてもうまくいかない。

地植えじゃないとか、日当たりとかでこんなにも違うものなのねぇ、
そこはかとなくしょぼんとしていました。
あんなに簡単で、適当に種まいたり苗植えたり
するだけでうまくいっていたのに、
ずいぶん勝手が違うのね、なんて。

ところが。
ある日唐突に気づいたんです。

これベランダのせいじゃない。プランターのせいでもない。

私が学校に行ってる間

祖母が毎日毎日土を耕したり肥料や石灰まいたりして
土の状態を整えてくれてたんだって!!!

私はそのうえでちょこちょこっと手を出しただけで
自分もやった気になってたんだって・・・・・・!!

ううむそうだったのか、というかそうだったのね。
そりゃそうですよね。ありえないよね。
というよりなぜ今頃気づくの
なぜいままで気づかなかったの自分
という気持ちが一気に押しよせてきました。
扉が開く瞬間ってそういうかんじ。

おばあちゃんありがとね、いまさらだけど、いつでもおもうよ、
なんてゆるく軽くメモリーにひたったりします。
祖母が逝ったのは夏だったので。
夏の終わり9月のはじめ、大学生だったわたしの夏休みが終わる頃。


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そんな実家の畑に植えられているブルーベリー。
ひと月ほど前撮影なのでまだまだですが今頃まさに
ベストシーズンになっていそう。

でも
「子供もいないんだし誰も摘んだりしない」
「蜂が来て怖いだけ」
だそうです。なにそれもったいない。
おとなが食べればいいではないですか!!
凍らせたりヨーグルトに混ぜたりすればいいですか!!

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そんなブルーベリーの根元に『自生』したかぼちゃ。
こちらは立派に実をつけていて、おみそ汁の具材になったとか。
(おそらく生ごみの中のかぼちゃの種由来と思われる)

『知らないうちに育っていた』シリーズ。
祖母は「おのればえ」と言ってました。語感の力強さ。
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ふわふわ草、と母が命名。これも勝手に増えたそうです。
すごいなあ。なんでも増えますね。
そう言えば彼女は『フレンチトースト』のことも
『ふわふわパン』と読んでいました。
パンの中まではあまりしみこんでないけれど、
表面にはじゃりじゃりの上白糖。昭和のおやつ。

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こんなところに山椒が!! どうやって芽生えたの!
この心細さになんとなくシンクロ。

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こんなところに赤紫蘇が!!
こぼれだねで増えるとは聞きましたが。
畑からはずいぶん離れている場所なのでびっくり。
来年はさらに増えるんだろうなあ。

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雨どい直下にベゴニア。
「いいところに植えたね」
というと
「そんなことしてない、勝手に生えた」
ですって。
すごく効率よく雨水を利用できるではないですか…!!
ウソデショ、そんな、出来すぎじゃない??
と思いましたら

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まさかの証拠。ベゴニアこんなところにまで(驚愕)
ベゴニアなんてがんばり屋さんなの。

こんなのびやかさたくましさ豊饒は望むべくもない
うちのベランダですが、バジル以外はまあまあ順調です(とほほ)
意外なのは草より木、の方が順調なこと。
ばら絶好調です。ありがたい。
こちらの向き合い方も気合いが違うのかしら、
とも思いましたが
いやいや、お手入れのタイミングに差分なし。
(ある程度)からだが大きい方が安定しやすい、
ということなのでしょうか。

いずれにしてもありがたい。

きょうみつけた動画。



漫画版はこちら。



しんどいときにそばにいることを
こんなにやさしく強く描けるひとと一緒になることの
いっしょにいられることのありがたさ力強さ。
(それにしても以前から、すごい福耳だとは思っていましたが…
アニメになるとひときわ)

監督不行届 (Feelコミックス)

安野 モヨコ/祥伝社

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雑誌連載時から大好きだったので感慨もひとしお。
(当時、モンパト目当てにフィーヤン購入してました)
そしてちょいちょい姿を見せる
庵野マイティジャックとサリーにそっと微笑んでしまう。
(ご夫妻の飼い猫ちゃんズ)
いっしょに生きてゆくってこういうことなのね、
なんてこともひっそりしっかり思う。

宮原さんとか宮原さんとか
SAYURIとか
SAYURIと蝶々夫人って、和プロでそろえるのか!!! 
とか休学とか
黒いお衣装のゴォジャスさとか
(去年とがらりと違って…でも毎年がらりと違って・・・・・・
そしてそれがことごとく素晴らしいって…(号泣))
あの鋼のようなそれこそ鋼鉄のような背中に、
それをやさしくまもるようにうっすらと脂肪がのって
それがまたうすいベルベッドとか天鵞絨とかやわらかい布を
そっと一枚まとったようなうつくしさでうっとりとか
そしてじっくりしっかりゆっくり仕上げてください、大丈夫、
さとこさんなら大丈夫(号泣)、
とか

いろいろあるのですが

しんどいときをしっかりと逃げずに向きあうということ
なかなか自分にもできないことで

わたしもじぶんのかだいにむきあおう、
なんて
(宮原さんのご両親世代(もしかすると年上かも、な)の)
思いながら、お出かけの準備をする日曜の朝です。



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by chico_book | 2017-07-30 09:51 | 日々 | Comments(0)

ぱらびおん

国際郵便を出すときには
『AIR MAIL / PAR AVION』
併記するものだと思っていました。かならず。
おそらく人生で最初に出した、大学生のころに
おぼえた知識そのまま。
でも最近は『必ず』併記、ということではないみたい。

オリンピックのアナウンスではないですが、
『フランス語が国際語だった時代から続いている伝統』
だとすると(未確認)ちょっとロマンティックではないですか。ぱらびおん。

ちょうどいま図書館で借りてこちらを読んでいるせいかもしれません。

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

サン=テグジュペリ/光文社

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「…という点について、どうお考えですかまどもあぜぅ? 」

ワタクシの通っていた学校には
と、たいへん魅惑的な低音で講義を行う
フランス文学の教授がおりまして、

机の間をコツコツと歩きながら、突然質問をしてくるので
しかも場合によってはたいへんいりくんだ
哲学的な質問をしてくるので、

まあ女学生たちはめろめろになり、
男子学生たちはへどもどしていたのでございますが
(勉強しなさいよ)

まあなんというか、すぎてしまえばすべてが
ベッラベッラな記憶になります。イタリア語かい!!

暑くなるとどうしても、古典を読みたくなります。
涼しい部屋でしっかりどっしり耽溺したくなる。
(サン=テグジュぺリは古典というにはやや新しめかも。王道というべきでしょうか)
怖ろしい新潮文庫の戦略あるいは洗脳。そして夏休みの記憶。
夏休みなくなってからの人生の方が(はるかに)ながいのに。

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ちょっとくたびれてはいるのですが、白モッコウバラのお写真。
アメリカ山公園のばらのアーチです。

ゴールデンウィークに撮影したのですが、かなり終わりかけ。
なにしろ「季節のいちばん先に咲く薔薇」で、かつ、今年は特に早かったそう。
この時期で、開花後3週間といったところだそうです。
それでも雰囲気はわかるかしら。
白い花は花弁のいたみが出やすいのが寂しいところですが
(白木蓮もくちなしも大好き)
それを凌駕して大好きなのです。たのしみ。

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黄モッコウバラはこちら。
単にモッコウバラと言えば白のことで、
黄色のことは明確に『黄モッコウ』というのだそうです。
白と違ってかおりはないとのこと。


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ひなたぼっこにゃん。
いま見ると死にそうですが、5月あたまなのでだいじょうぶ。

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お耳をカットの桜にゃんこさん。
観光地でもあるし、にゃんの多いエリア。
地域で大切にされているのかな。だといいな(祈)(切実)

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ちょっと切ない貼り紙の跡。いろいろ考えてしまった。

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このはがしかたからして、きっと平和的に解決したのだと思う(2回目の祈)

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そして、『砂』と『シート』を間違えて大量購入。
ネットの罠でもあります。何匹いるのっていうほどに。
(でも不安がなくてよかよかなんてね)

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最近人気の多肉植物が摩訶不思議な生育を。
実家の母の手にかかるとこうなります。
これはこれで盆栽の様に味わいがあったりするのかどうか。
枝ぶりとか空間把握とか何か。
うっかりほめて
「持って行かない? 」
と言われる羽目に。学習しよう自分。

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一年前のちこ。ただもういとおしさしかない。
ハチワレからなにかビームを出してます。
おなかの輝き。



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by chico_book | 2017-07-24 01:40 | 日々 | Comments(2)

ささやかな夏休みと平常心

ことしは久々に園芸イヤー。
家庭内書庫(混乱中)からこれらもひっぱり出して
テンションあげてます。


午前中しか日がささないロケーションなので
『おひさまだいすき!』な植物はうまく育ちません。
以前はオクラと朝顔に挑戦してとんでもなく徒長させて
お互いなんだかさみしい結果に。
ことしも矮性ひまわりで同様の失敗。いろいろと残念。

ことしはバジルを狙ってみました。
ジェノベーゼはちょっとオイリーなので、
時々トマトのサラダにトッピングしたいな、という気持ちで。
100円のポット苗をみっつ購入して、いそいそと育成中。

5月に行われた横浜市のイベントで、こちらを入手。
100円で詰め放題だそうですが、重たいので袋に半分くらい。
(職員さんに
「もっとはいりますよ!! どうぞどうぞ」
と言われましたが、ありがたく辞退)

すくすく育っていてしめしめ、と
よろこんでいました……。 ところが!!


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ひゃー……なにこれ!! 
と言いましても、実は水曜日あたりに発見した時は
もっとすっかすかだったんです。
ほんとうにふっとい茎しか残ってない感じで。

この二日で新芽が出てくれたということ。
ちょっと安心、そしてこの新芽をいかに守り抜くか、と緊張気味。


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手前はまだ被害が出てない様子。
農薬をあまり使いたくはないのですが、
こうなると悩ましい。

実家が農家の友人に

「バジルは虫来るよ。むっちゃくる。アブラムシなんかすごい来る。
覚悟しといてね」

と忠告を受けていたのですが。

どうやら『ベニフキノメイガ』の被害らしいです。
シソ科の植物全般、特にバジルだいすきなんだとか(悲)

ちなみにアブラムシは(隣にうつりこんでいる)
アップルミントを標的とした模様。葉水霧吹きという弱々しい反撃。

平日は(基本)家にいないので(今日のような)土曜の午前中に、
ベランダにどの程度日光が届いて、暑くなるのかどうかを
確認するのもまた充実。

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こちらはニューギニアインパチエンス。
つやつやの濃い緑と白い花の組み合わせがもう大好きで。

『インパチェンスは不忍耐を表す』

清原さんの作品はとても夏のイメージが強い。
代表作のタイトルに影響されているのかも。
あるいは大学生の時に熱心に読んでいた記憶と
リンクしているのかもしれません。
扇風機しかない狭い木造アパートで汗をだらだら流しながら
耽溺した記憶は私を豊かにしてくれています。いま現在も。

でも(行ったこともない)雪の金沢も連想する。
どこかおちついた空気の、色合いのやわらかいけれど
やさしさよりは強さとか。
(まあイメージを寄せ集めた結果とか、
思い込みとかがないまぜになっているのですが)

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がんばれがんばれおいしくなあれ。
なんだかもう食べられなくてもいいから
まるっこくてつやつやの葉っぱが、見たい気持ちです。
本末転倒。

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こちらはシーズン終わりに特価80円で入手した白モッコウバラ。
実はあこがれのモッコウバラ。
バラなのに棘がない扱いやすさ、
親指の頭くらいの白くて小さい花、
なのにみっしりした八重咲きのかわいさ、
ほんのり甘い香り、
すべてが完璧に好みですが、なにしろ大木になるそうなので
地植えしなくちゃいけないイメージで鉢植えを遠慮していましたが
強剪定もいけるということで、トライアンドエラーされどトライ。

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新芽が続々続々出ています。ひと安心。

ベランダからふりかえると、とろけるほどけるにゃん。

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かわいいおてて(あごにきびがきれいにならない(とほほ))

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とろろんおなか。いとおしさしかない。

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ぴんぴんのあんよ。

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ばあー!!

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平常心のかわいらしさ。それを満喫させていただくよろこび。









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by chico_book | 2017-07-15 10:08 | 日々 | Comments(4)

いつもいつでも明るい場所

終わった展覧会の話など今更なのですが、
ロケーションが大好きなので定期的に行きたくなる場所。




ここと神奈川MOMA葉山分館は格別。ただの三浦半島好きなのかも。
ありがとう京急。いつも楽しく利用しています。


JRでは、横須賀駅で降りて、
ひろびろとした駅前でバスをぼんやり待って、
ふりかえればばらと軍艦というロケーション。これもまたよし。
そこからとことこ揺られること30分ほど。

バスを降りてすぐ、このロケーションだもの。

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海も空も近い場所。青さがにじんだような建物。

テラス席もたのしげなリストランテ、アクアマーレ。
いちどは試してみたいのだけれど、いつも満席で
おひとりさまにはハードル高め。
このロケーションだもの、やむを得ず。
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房総半島、うみほたるまでみえるそうです。
(視力弱くて私にはわからない。望遠にしてみたけれどやっぱりよくわからない)

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でもさすがの東京湾、行きかう船を観ているだけでたのしい。

開館10周年ということで、さまざまな意匠が新しめで、
でも新しすぎなくておちついた印象。

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こういうところも大好きの理由。

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特別展はこちらでした。

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あかるくて天井が高くて広々。
のんびりサクサク見ることができてとてもたのしい。
なんというのかな、息がしやすいというか、
紺を詰めてみなくてもいいかんじ。ゆるい感じ?? なの???

ポスターの展示が面白くて、ちょっとほしいものがありましたが
販売はなし。残念なようなほっとしたような。

最後の椅子の展示コーナーは
『さわってよし座ってよし・ご自由にお試しください・撮影可』
カップルさんやご家族連れにまざって私もひっそり撮影を。


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パーツの展示に興味津々。

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すべすべの木肌、わたしももちろん撫でさする。


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丸い窓は船室のイメージでしょうか。

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屋上からはこの風景。なんとも完璧なロケーション。
意外や若いカップルちゃんよりも、若くないカップルさんが
続々とあがってきてはとつとつとおしゃべりをする。

なんだか風通しがよくて明るくてよい空間。

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ぼけぼけですが、大きなお船と白いヨット。

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ふりかえれば鬱蒼たる山の緑。
この山の深すぎないけれどもっふりした感じが、
わたしの記憶の九州とリンクします。

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前庭で遊ぶ子供たち。こういうのどかさのびやかさがまた魅力。
(土曜の午後でした)


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覆い尽くすように咲き誇る、大株のあじさい。
何故かあじさいの季節にしか行ったことがない場所。
前回はこちら。なんと2年ぶりでした。

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ああたのしかった。またね。



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by chico_book | 2017-07-11 00:30 | イベント | Comments(6)

熱くて楽しい世界をどっさり

とにかく面白いから読んでみて、と、複数方面からおすすめされて
重い腰をえいやらやっとあげまして、現在12巻まで読了。
いやたしかに面白いですこれ。

ハイキュー!! 1 (ジャンプコミックス)

古舘 春一/集英社

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ジャンプのスポーツまんがというと熱意はあるけれど
突拍子もない演出が多用される、
というイメージが強い世代なのですが
(『スラムダンク』を体験してないのでにんともかんとも)
(『テニスの王子様』は少しだけ読みましたが、はまらなかった)
この作品については、以前からチラ見はしていまして
ものすごく画面の構成に凝ってるなあ、
いまどきの作品は戦略的なこととか
ルールの説明のわかりやすさに余念がないなあ、
(『おお振り』(未読)の影響なのかしらとか、あてずっぽうに)
ぼんやり思っていたのですが、
やっぱりまとめて読まないとわからないものです。反省。

とにかく丁寧、試合展開も、キャラクターの配置や掘り下げも、
チームごとのバランスもすごく考えられてて圧倒されます。
これを週刊ペースで連載するのかぁ。
それはすごいことだけど、しかしそれは作り手が体壊しちゃいますよ、
なんてことを心配してしまいますが(せずにはおれませんが)。

リアルと外連味のバランスがとてもよくて、
それでいてとにかく
「これを描きたい!! 」
「このシーンをこういうふうに」
「こういうまんがを(このキャラクター達を)描けるのは自分しかいない! 」
という熱意が、熱量がほとばしっているさまがたまりません。
たまらなくおもしろい。

作者は女性なのではないかなと思います。なんとなくですが。
女子キャラの描き方の、魅力的だけどあっさりした感じ、
男子メンバーのわちゃわちゃしたほほえましさ、
そこを俯瞰でやさしく描く方法が
(男性作家だと『俯瞰で見守る』というより
 『同一線で、同じ仲間になる』方向が強いように思います)
でもそのあたりを云々するのなら
『黒子のバスケ』くらいは読んでおいた方がいいんだろうなあ。
全方面のキャラクターのたてかたは、
ちょっと『ヒカルの碁』にイメージがかぶります。
あと決めシーンの決め絵(イメージ絵、とでもいうべきか)で
入ってくるコスプレチックなカットが何となく女性作家好きそうな演出かしら、とか。
『王様』イメージでベルベット付きのクラウンと
白貂の縁取りマントを出してくるのは、
女性っぽいセンスかなあなんて思うのですが
まあ偏見ですがどうなんでしょ。

若い世代の作家さんの、男女間のあっさりした描写が
フラットでたまらなくかわいいな、と日々思っているので、
その意味でも興味深い。
何しろ情報は貪欲にアップデートしたい派なので。

こちらも高校バレーがテーマの作品ですが、
まったく描き方も描くポイントも違ってとても興味深いです。

こちらの二巻もそろそろではないかしら、と、
いま検索しましたら、7/7発売済!! 
わー!! わー!!! なんてこった! 自分に失望する日曜深夜。
一巻はまさに序章、物語が本格的に動き出す前で、
オープニングのわくわく感がふるふるに充ちてました。


このひとのせりふの間合いとかキャラクターの表情のためとか
大変魅力的で大好き大好き。
上質なドラマを観るようです。たのしみ。

レディ&オールドマン 3 (ヤングジャンプコミックス)

オノ・ナツメ/集英社

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上質なドラマあるいは映画に似た作劇の作家さんといえば
オノさん。
こちらも物語が動き出しました。すんごくたのしい。
続きを待つこのじりじりした気持ち。

ねぇ、ママ (A.L.C.DX)

池辺葵/秋田書店

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愚直で、凡庸で、時に狡猾で。それでも母親はすべての子供たちを照らす優しい光。
「母」をモチーフにした珠玉の短編集。かつて子供だった母親と、やがて母親になる子供たちへ。
※秋田書店の公式紹介ページより引用

『母をモチーフにした短編集』ということで
よしながさんのこちらを何となく念頭に置いていたのですが
まったく違いました。


池辺さんの徹底して研ぎすまされた語り口。
だいすき。たいへんすばらしい。
そして、なんといっても余白の雄弁。
語られる言葉と、口に出されない感情が紙面を支配する圧巻。
こちらはむしろ漫画でしかなしえない表現。

BSドラマの『プリンセスメゾン』は、とてもよかったけれど、
漫画とは方向性が違ったように思います。
(しかしキャスティングは完璧でした) 

読んでいる作品のアニメ化情報。



期待と不安の見事なマーブル。
フルカラーで動くうつくしいキャラクターたち
(なんといっても『宝石』ですから)を観たい、という気持ちと
独特でかつ確立した美しい世界を果たして再現していただけますでしょうか(祈)
と、いう気持ち。



こちらは2018年だそうです。
蒙古襲来という、みんな知ってるようでよくわかっていない
戦争を丁寧かつ大胆にファンタジー色ももりもりで
描いているこちら。すごく楽しみ。
東アジア史という視点がはいっていてとても興味深い。
なにしろ冒険活劇ですから、アニメ化にはあぶなげがない気がします。

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しっとりと濃く深い緑の中の白い花、
という
イメージがとても好き。梅雨が明ける前に、この写真を。
とはいえ、一日も早く、九州北部の雨が収まり、事態が収束しますように(おいのり)

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by chico_book | 2017-07-10 01:09 | まんが | Comments(3)

たゆとうとも沈まないまま、踊ろうとして流れるヨロコビ


一気に放出される宮原さん情報に溺れそう。幸福。



どうやら、まだ様子を見ながらの仕上げになる様子。
どれだけもどかしく辛く悔しい思いをしているだろう。
しかしそんなときに、そんな時だからこそ、
何より自分自身を信じて、こつこつと重ねる力こそ
必要な時に必要な力を出すことができることこそ
最大の能力だと私は思っているので、
そしてそれこそ宮原さんの真骨頂だと思っているので、
やっぱり今夜もねこ神様とそっとお祈り。

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※猫神様御真影

現在にいたるまでも(辛いので具体的にはかきませんが)様々な壁を、
黙々とコツコツと丁寧にひとつずつ乗り越えてきたさとこさん。
信じて祈ってまっています。ひとりのファンとして。

コストナーさんがスズキ・イタリアとスポンサー契約を結んでいるそうですが
この動画は、今日初めて見ました。



ムジェロの縁石カラーはイタリアン! 
……美女はどこにいても美女ですなあ。陶然。
そしてヴァレンティーノ目立ち過ぎではないですかと思いましたが
イタリアなのでありなのかもしれない。かもしれない。

欧州のサーキットは、緑が深くて濃くてそんなところがまた魅力的。
ブルノとかアッセンとか。
ブルノなんて、サーキットに鹿が出たことありましたっけ(危険)
肉うどんとか餃子ドッグとか売ってる(売ってしまう)
日本のサーキットもまたたのし。

秋が来るのを心待ちにしつつかつ怯えかつ期待しつつ、
息をひそめて過ごすしんどい季節。

7/8からジャック&ベティで公開作品。
なんとかして観たい。



とにかく評判がいいので気になります。



こちらもものすごく評判がいい。
いろんなところで評判を聞いていたので、見逃さないように>自分。

以下2本はバレエ映画。来週末から上映。
文化村ル・シネマで予告を観てから気になっています。
評判はまったく知りません。でも私はきっと好き。



イサドラ・ダンカンのこと知りたかったので期待。
なにも知らないのでわくわくしています。
そしてリリー・ローズ・デップって…!!
この紹介がなんともアレですが、結構期待できそうなのでは。



(たぶん)あたま空っぽにして観るタイプの作品。
予備知識がないので、さっくり素直に受け止めたい。

ところで上記の二作、原題はそれぞれ
『La danseuse』と『Dancer 』だそうです。
同時期に同じ劇場で鑑賞できるなんて(偶然かもしれませんが)
ぜいたくなかんじで嬉しい。なんとはしごできる時間割なんですよ。
JBの本気度すごい。いやいっぱいいっぱいになっちゃうかな??

すこしまえに
『ハクソー・リッジ』
を、観たのですが、あまりにすごすぎてちょっと整理できていません。
内容もすごいし映像も壮絶だしなによりネタバレせずには書けない。
(でもちょっと感想を記録しておきたい気持ちはある)
うむむむ。今日のところはとりあえず、メモっとくだけメモ。





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by chico_book | 2017-07-07 00:04 | フィギュアスケート | Comments(0)

宗旨替えというとやや大袈裟

使えるわけではないけれど、それこそもう「断捨離」
されちゃいそうなのが忍びなくて、実家から回収してきた本。
父の遺品のひとつです。

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つねづね、有楽町無印やツタヤ図書館の
「読めない(読まない)本をアクセサリーに使う」
のをよしとせず、みたいなことを言うてましたけどね! 自分!!

しかし50セントって!!
父親がどの段階で購入したのか、ページが散逸しているので不明。
ザンネン。

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グラフィックがなかなか趣深い。
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本日は久々にのんびりできた休日です。
家の中のあれこれをごそごそと。
しかし例によっていろいろ仕掛中なんですけどね。

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ほんの少し小柄になったんですよ(これでも)
首回りとか、後ろ足の盛り上がりの骨格のクリアさ加減とか。
すこしだけ心配しています。
ごはんもトイレも順調なので、心配しすぎだとも思うのですが。

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わたしのことを、よく呼びつけるようになりました。
いそいそとワープにゃーん。お役に立てるシアワセ。
(でも、いないときはどうしてるのかと心配にもなる)

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眠るでなく、起きるでなく。


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うとうととしたまどろみの平穏と幸福をちこに。
(でもお耳が立ってますね)

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老師のようなまなざし。
しかし、一日じっとしているだけでも汗ばむ暑さと湿度。
(不在の時の)ちこのケアがまた難しい季節になりました。


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「よきにはからうにゃ」
ぜ、全力で対応することこそマイプレジャ。


これから楽しみな作品。




エミリ・ディキンソン役を、
まさか(SATCの)シンシア・ニクソンとは・・・!!
私としては、エミリ・ディキンソンは、
この作品で引用されたのが印象深いです。


あと『THE SIMPSONS』の(たしか)ファーストシーズンで、
自分の藝術への情熱と才能をもてあまして、
おそらく誰にも理解されないまま死んでゆくだろうと
将来を悲観するリサ(小2)が、
ひとり夜中にベッドの中ですすり泣きつつ
「私は誰にも理解されないまま、
この(芸術に理解のない文化の死んだような)街で
エミリ・ディキンソンのように死んでゆくんだわ・・・・」
言っていたことが大変印象的でした。

(私にとっては)SATCの影響で、
バリキャリ(死語)のイメージの強いシンシア・ニクソン
さあいかがでしょうか。ちょっとドキドキ、そしてわくわく。

こちらのような成功例もありますので、
しずかに期待してみます。

『デス妻』のキャリア担当・リネット役のフェリシティ・ホフマン主演。
まったく印象の異なる、たいへん静かな演技でした。



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by chico_book | 2017-07-02 22:24 | 日々 | Comments(2)

かなうならば


結局7/1までに記事を書けなかったので
前々回書いておいてよかったなあ、と、しみじみしていましたら!!

ら! ら!!!


ひぃーーーーー

しょうまさんなんて、
ありとあらゆるアイスショウに出ているんじゃないか、
と思うほどですが、
宮原さんなにも聞こえてこなくて、
心配ではあるのですが、
もちろんスタッフの皆さんがしっかり見てくれているのだろうから、
ずっと心配するのをやめようと思っていたけれども
(小塚さんでおなじみ)デミさんブログで
『回復順調』
だけで、半泣きになっていたのに・・・・・!!


氷上のさとこさん。
可憐でエレガントでピュア。
すっかりしっかり大人の女性なのにピュア。

GPアサインが後半固め打ちなので、回復思わしくないのかしらと
心配していましたが
フィンランディア杯にアサインするとのこと。
フィンランドでのワールドを断念したさとこさんが
フィンランディア杯に! うう!!

・・・・・・じつはですね(コホン)
ジャパンオープンのチケットとっております。
初観戦です。たまアリです。先行発売とれちゃった(息をのむ)
ついに禁断の扉を開いてしまったよ・・・・・・・!!

「フィギュアスケート、一回くらい生で観てみたいね」
という話になり、
それでは(いきなり試合はハードル高いので)アイスショウでもご一緒に、
という話になり、
しかしお互い7・8・9月はなかなか予定が合わなくて、
じゃあJOにしてみる?? という流れに。
し、試合じゃないですか!! 
試合だけど、JOだしね、とかなんとか。

JOということは木下グループなので、
もしかして宮原さん来るかしら!? と
こっそり期待していましたが、していなくはなかったですが、

たいせつなオリンピックシーズンに
試合勘の意味でも、ワールドランキングの意味でも、
フィンランディア杯のチョイス素晴らしいです。
そしてJOには織田信くんアボさんゲストに町田さんなんて、
望外のヨロコビ。



真凜ちゃんトゥーランドットとは。
しかも記事を読むと
『なかなか決まらなくて先生が決めてくれた』
ですって。かわいい。

あまりに鮮烈な荒川さんの記憶を塗り替えてくれるでしょうか。
(今でも時々見ます。Y字すごいー……)



※YOUTUBEのサイトに飛びます

迫力あってなおかつ優雅で優美。いまも大好きです。
定期的に見返しております。

真凜ちゃんは真凜ちゃんで、軽やかで華やかなトゥーランドットになることでしょう。

そしてああ、さとこさんのプログラムにもう、
限りない期待とか祈りとか諸々を込めて。

明けましておめでとうございます。ほんとに。
ついに来ちゃいましたね。



アシュリーの圧倒的姐さん風格だいすき。
(この動画の英語は私にも(比較的)聞き取りやすくてありがたい)
※聞き取れるわけではありません


※追記




ぁぁぁっぁあ!!!!


にっこりはにかんだ宮原。
にっこりはにかんだ宮原。
にっこりはにかんだ宮原・・・・・・!!

ちょ、蝶々夫人・・・。
ディクソン振り付けの蝶々夫人・・・・・・。
年明けいきなりこれですか!!

ス、ステイヘルシー、なによりも自分
ま、まずはじぶんがおちつけ


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by chico_book | 2017-07-02 19:29 | フィギュアスケート | Comments(0)