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だいじょうぶ


四大陸から放心状態のままアンナチュラルを観て
語学の復習をしている途中で
寝てしまって(駄目)ふと目を覚ますと午前二時。
宮原さんのプレカンのことを知りました。
まさに眠れない午前二時(TK)




ううううう(号泣(実話))

注:別の記事によると、
プレカンを『最後は笑顔で締めくくった』そうです。ほっ。

順位うんぬんではなくて、
自分の目指す演技が出来なかったことに対する悔しさを、
宮原さんがきちんとことばと態度に出すことが
できてほんとうによかったと思う。

畳みかける勢いのさかもっちゃんとは違って。
じっくりピーキングや調整をしている
宮原さんだから、
復帰初戦のNHK杯であんなにも明るい表情だった
宮原さんだから

3位が悔しいのではなく、
今回の自分の演技に対する反応だと思うのです。

あらためてすごい選手だなあと思います。
もちろんトップアスリートで
すごくない選手なんていないのだけれど。

正直言って4大陸スキップするかな、
と思っていたのですが

『練習では上手になることができても、
試合でしか強くなれない』

と実戦の大切さを語っていたそうなので
震えつつ見守らせていただく所存。
だいじょうぶだいじょうぶ
この強弱も含めて
あらゆるすべてが宮原さんの道。
ファンはただ応援するのみです。さとこさーん。

今期の
NHK杯>スケアメ
GPファイナル>全日本
と思うと、
ほらもういいイメージしか浮かばない!
(団体戦はもう調整で(暴言))

坂本さんのアメリ本当によくなったようにおもいます。
あるいはスケアメ>全日本で
わたしのなかでこのプロの解釈が固まったので
見方が変わったのかもしれません。

豆に指をうずめるアメリ、
壁の中から箱を見つけるアメリ、
プルドトウ!! とか
ニノ・カンカンポワ とか
かんぼぅしぁ とか

様々な映像がそれこそ
万華鏡のようによぎってゆく。

川の水面を走ってゆく小石
地べたに散らばる証明写真
しゃべりだす絵の中の動物たち
完成された奇妙でこぢんまりした
居心地のいい閉鎖された世界

後半の坂本さんの動きと、
自分自身のためにはじめて勇気をもって
殻を破るアメリ
最初はおずおずと、だんだん勢いを増してゆく
様子が本当に重なってみえます。
ああ世界はこんなにも美しいのね、という
いままで気づかなかった、
そんなよろこびの爆発が
後半の3連からはじまるようで大好き。
※個人しかも素人の勝手な解釈です。

あとモスグリーンの衣装の方が好みだわなんて
言いましたけども
赤もとてもリンクに映えますね。
(今回リンクサイドにキヤノンさんとか
赤白の広告が多かったせいもあるかもですが)

でも宮原さんのお衣装も映えるの……
なんてうつくしい青海波………………

それにしても宮原さんの、
リンク全体を大きく舞台として
表現しつくすすごさ素晴らしさ。
そのクリアさが広い会場全体に届く様子。

やはり移動するテレビカメラではなく
観客席のように固定された視点から
見る方が、そのすごさがわかりそうです。
(スターズオンアイスチケットとっちゃった(小声)!)
いやだってパトリックファビエルネイサンって!!

三原さんのガブリエルのオーボエ、
綺麗なんだけれども
すこしふわふわとフローレスに過ぎるというか、
特にステップ前のジャンプシークエンスあたり。
ザギトワメドべさんあるいは
さかもっちゃんさとこさん(あと樋口さんも)の
演技に比すると
ちょっと音はめのタイミングが緩やかで
そこがこのプログラムの優しげで柔らかな魅力でもあるのですが
もうすこしクリアな方がワタクシの好みではあります。
勝手な言いぐさですが。

あと映画『ミッション』というのがなんとも……
いやあれめっちゃシビアな映画………
デ・ニーロかジェレミー・アイアンズとかでてるような……
(しかも80年代のデ・ニーロ)
カンヌでパルムドールとるような……
植民地とか宗教とか先住民族とか奴隷とかの……
たしかに日本人泣かすなら、の、モリコーネで
たいへん美しい音楽ですが

舞依ちゃんが「天使なかんじで」
というたびに
いやその天使わりと雷で裁く方のイメージではないのかなどうなのかな
大天使ミカエル様ではないからそうなのかな
天使でガブリエルというと受胎告知されちゃったりするのではとか
でもそのあたりくわしくないし
映画もうろ覚えなので
自信がまったくない感想なのですが
そのあたりがちょっとひっかかります。

いや演技はたいへんクリーンでクリアでよかったです。
まあ今期はリベルタンゴとのバランスということでしょう。
三原さんの今後にとっても期待。

さて
男子SPはケビンに感涙、ジェイソン堪能、
ボーヤンのクリアでクリーンな復活に
ものすごくわくわくしました。
なんだかこまかいレベルも含めて。
全方位でよくなってませんかボーヤン。
お内裏様みたいなお雛様みたいな雰囲気は変わっていないのに!
あと田中さんのキレ味! ずっとこんなの見たかった!!
そしてとどめのしょうまさん。
ああそれにしても男子はたのしくみられる・・・。

メドべさんボーやんぞくぞくと怪我あけの選手が
そろえてきている
一流選手のピーキングの妙を観る思いです。
YOIの10話のラストのようなあのドキドキ感。

だから宮原さんも大丈夫。絶対大丈夫。
そして羽生さんも羽生さんも羽生さんも!!!

といいつついちばんの個人的な悲報は

男女ともに個人戦の日は仕事休めないこと確定

ということです。なんてこった。
こんな時差のらくちんな五輪なのに。
スマホも自宅待機で
息をひそめてやり過ごすことになるでしょう。
ていうか仕事になるのでしょうか。
特に女子。両方平日の女子!!

ソチは深夜でああもう寝なきゃ寝なきゃを
プルさんに吹っ飛ばされましたっけ。
一度目は団体戦の本気度で、二度目は直前リタイアで。

そして本日の語学教室大丈夫なのでしょうか。
不安しかない(自業自得)
いまのワタシがまさに
もう寝なきゃいやもう寝てはならぬ。



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by chico_book | 2018-01-27 04:35 | フィギュアスケート | Comments(0)

軽く絶望する時間帯


時間の足りなさっぷりになんだか
やけくそになりかける時間帯がやってまいりました。
とほ。

ドラマを3本もみると正直しんどいですね。
まあ『平成細雪』はあと一話ですが。

とても楽しく観ています。
完璧な美人ではない『美人姉妹』のバランスとか
品がよすぎてちょっともっさりしている
ふうでもあるファッション
(ピーキーではないという意味合いです)

無口なんだけど誰よりもはっきりしていて
態度の雄弁な雪子、
さて来週どう持ってゆくのでしょうか、
すごく楽しみ。すごくすごくたのしみ。

とにかく質感がものすごく肌にあいます。
姉二人の夫である婿養子二人の
なんとも言えないへんにゃり感とか
綺麗な下種とでもいうべきけいぼんとか
その中でざらざらしている板倉とか

はねっかえりの様で蒔岡の家の傘にいることを
利用しつくしているこいさん
もう絶対上手くいかへん!! 
でもぜったいとまらないだろうね、という
じたじた感たまらない。

第二話で気づいたのですが
わたしのなかでは西村しのぶ作品に
イメージがかぶります、

綺麗な街で美しく暮らすひとたちの
優雅でちょっと風変わりな生態
やや古風なふうもあるファッション
(時代設定が平成初期だもの)
いまと違ってファストファッションや
便利効率が最優先されていない時代の(ある種の)
もたつきがふんだんにそしてあくまできれいに
描かれていて、とても楽しく観てしまう。

「わたしお見合いでもよかったかな」
「外面いいからそれもアリかもね」
なんて会話もありましたっけ@サードガール
「お見合い必須アイテムジュンアシダ」
なんてフレーズも思い出す。

そんな中で蒔岡の分家である次女幸子の家の
娘・悦子の部屋だけがお屋敷にしては小ぶりで
二段ベッドなど置いてあるのが最初違和感でしたが、
よく考えたら
”悦子の部屋におばが転がり込んできた”
という設定なのでした。納得。

長女は本家の総領娘、次女は分家、と、ふたりとも婿養子だけれども
下のふたりは嫁入り先を探すというあたり
じつはシビアな線引きもほの見えて、
バブルや災害以外にも、ぎりぎり90年代という時代設定が
ちょうどいいのだなあと思うとちょっと怖ろしくもあり。

姉妹の中のよくなさ加減、あるいはバランスが
なんともいい塩梅。バランスというより塩梅。
もう次が最終回ですけどね!!

※本日の放送では「帝塚山」が登場しまして!!
庄野先生の読者としては色めきたつわけでございますですよ!

ほかに『アンナチュラル』を観ています。
文句なしにおもしろい。
二転三転する物語に、手もなく飲みこまれて転がされてゆく快感。
でも実は結構怖い物語が苦手なので
初見は薄目で見るかんじ。
二回目でようやくフルスロットルで鑑賞できます。

ユーロすごかったようですね。
ハビエルの6連覇圧巻。
だけどロシア男子があがってきているようでうれしい。
ヤグプル世代なので王道!! 王道ロシア男子! 
と思わずにはいられない。
ラトデニくんもどんどん変わってきている。

女子は、まだ動画見ていないのですが
結果を聞いただけでもう泣きそうです。
ものすごい精度の争いになるのね>ぴょんちゃん。
ロシアのトップ勢、とにかく大切に大切にしてほしい。
なにしろヤグプル世代なので(泣)

駆け上がる若手
既にして貫禄さえある若き世界女王
そして熟練の極みコストナさん・・・・・・。
なにその表彰台…………。

『19歳の宮原さん全日本4連覇しました!!』
と昨年末のワタクシはヨロコビの舞を踊っていた訳ですが
(フィギュアを見ない)ひとに
『ちょっとたじろぐわ。19歳で4連覇って』
と言われました。
いやほんと、慣れすぎちゃっておりますが
そうなんですよね。
宮原さんも貫禄とか凄味が出てきました。よか。
それがあの精度の高い演技にぴたっとはまると
それこそ日本刀のような切れ味が出てきてたまりません。
(ただのファン)

坂本さんアメリはモスグリーンだといいなあ、
赤もかわいいのだけれど、
アメリの映画好きすぎるので
ちょっとくすんだくらいの色合いにしてほしい。
(赤でも、もちょっと深みのある色あいがよかった、ごにょごにょ)
(女子高校生があの赤い衣装のほうがかわいい、と
思うのはなんとなくわかります)
(かわいい)
どっかんと豪快でクリアな演技がたのしみです。がんばれ坂本ちゃん。
三原さんのFPもしかして見納めかしら。

ああそれにしてももう待ったなしで4大陸
わたしの大好きな台湾で

ジェイソンとボーヤン!! ボーヤーン! 
そしてテンくんもいるし
なによりアシュリーがみられるので大変楽しみです。

もちろんきりっと右肩あがりに仕上げてきた宮原さんと
神戸組のふたりには最大限わくわくしています。


我ながら興奮し(すぎ)ているのでカームダウン的な動画を。
これでカームダウンになるのかはなはだ疑問ですが。




まずは自分がおちつけ!!(好きだねえ)



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by chico_book | 2018-01-22 02:02 | 日々 | Comments(3)

若いひとたちをまぶしく思いつつ、日々をのらくらやり過ごす

結局お正月もうまく時間を使えずに
(映画も散歩も、それはもちろん良い過ごし方だったので
後悔はしてませんが)
家の中ががっちゃりしているのでちょっとダウナー気味です。
読み物も書きものも、家の中よりお外のカフェの方が
はかどるというこの環境を何とかしたい。
切実。

いやそういうものだという意見もあるのですけれど。
なにより、わたしはそうやって別の場所に行けるけれど
そして気分を変えることができるけれど

ち こ に ゃ ん は 
ず っ と こ の 場 所 で 
過 ご す の だ か ら !!

来週は四大陸です。
宮原さん年末年始しっかりお休みされた模様。
彼女のように『豊富な練習量で自信を深める』選手が
(今回のように)不可抗力でその方法論を
手放さざるを得なくなった時に
どうシフトチェンジするのか、
とても興味があったのですが、
固唾をのんで見守っていたのですが

なんとも力強い復活以上の復活ぶりで
胸が熱い以上のなにかがあります。フウ!!

おもえばNHK杯でもファイナルでも、
順位に囚われずたいへん明るい表情でした。
ほんとうに目先にとらわれず、
自分のマイルストーンをきちんと見据えて着々と
こなしているのだなあと
もう敬意しかありません。

でも4CCでは坂本さんがまた楽しみで。
上り調子の選手が階段飛ばしで駆け上がってゆく姿は
それはもう文句なし魅力的。

しかし10月にはまさか羽生さんについて
こんなにもこんなにも
心配する羽目になるとは思わなかった!!

でも、だからこそ羽生さんのことも大丈夫だと思う。
願望こみかもしれないけれど。
宮原さんも自分を見据えていまここにいるんだもの。
なにより信じるしかないので、
静かに信じて待つのみ。
羽生さんが自分の思うような自分でいられまうように。
いやもちろん皆さんそうなのですが。

そして1-2月の羽生さん関連本雑誌番組などの
目白押しっぷりにたじろぐ。
このすべてを背負って(たしか)猛寒波のトロントで
銀盤に向かっているのね。
どうか、よい方向に向かいますように。祈。

いよいよユーロもはじまって、メドべさんも再始動。
千両役者続々と揃い踏み。
(確か最後と明言しているはずの)
パトリックにとって五輪がよい大会になりますように。
わたしも謎の武者震い。
カセット式HDD調達しなくては。
うちのテレビはとっくに生産終了のHITACHI製で、
テレビ本体にスロットがあるのです。
前に探して純正品は(たしか)見つからなかったんだけど
ともあれもう一度チャレンジ。
さ、真田丸消したくないんですよねとほほ。

メディア買いなさいよ、という声が
(自分の中からも)聞こえてきますが
なにしろようやくこちらを清水買いしたばかりなので。



さようなら諭吉! ウエルカムボックス!!
奇跡の再販ですよ。もうここのがしたらきっと手に入らないもの!!
これでいつでもみられます!
あそびをーせんとやーうまれーけーむ♪
(しかしいまうちではメディア再生機器が全滅、
CDすら聞けないという由々しき事態)

そろそろ20年選手の電子レンジが不穏な動きをしていますが!
まだまだぎりぎりつかえるもの! 
あと電子レンジはたぶんいつでも買えるもの!!

12月後半からは『ちこシフト』として、
エアコンゆるーく入れっぱなしだったので
電気代にびくびくしていたのですが、
うん、まあ何とか想定内でした。
一番低い月の倍くらいはするのですが、
夏場のクーラーフル稼働よりはやや高め、というレベル。
ちこにゃんの快適と健康のためならなんちゃないことです。
(比較的)新しいエアコンだったこともきっとよかったのでしょう。
むしろなかなか動物病院に行けないのが気がかり。

なかなか読書にあてる時間をひねり出せないうえに
『アダルトアイ』(!!)の進行で
コントラストの薄い小さな活字が読みづらい
かつ
重たい本を持つのがしんどい
というしょぼぼぼんな理由で読めてないのがこちら。


早稲田文学増刊 女性号 (単行本)

早稲田文学会/筑摩書房

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横浜ルミネの上の有隣堂で、最後の一冊をなんとかみつけて
えっほえっほとレジに向かったのに
あれからもう何か月もたってるなんて嘘みたい

ちなみに文学誌の棚の前で高校生と思しきお嬢さん方ふたり
『私自分のこと結構読書家だと思ってたんだけど』
『そうだよ、○○ちゃんすっごく本読むじゃん』
『でも××先輩が
「どんな本読む? 』
って聞いてくるから
『有○浩(代表作:図○○館戦争)とか三○し○ん(まほろ駅前)とか』
って言ったら
『もっとちゃんとした本読みなよ、村上春樹とか』
って言われちゃったんだよ』
『えぇー、きびしいね』
という会話をなさっておられて

学生時代、学部の先輩に
春樹の話をしたら
『そんな流行作家なんか読まずに
三島読まなきゃだめだよ。
『豊穣の海』の話をするんだからお前はやく読め!! 』
(80年代後半国文科あるある)
と言われたことを思い出して
(でも私に岡崎京子を教えてくださったありがたい先輩)
なんというか、なんというか
ほんとうに積年というか隔世とでもいいますか
そうとしか言えない想いに呑み込まれて
うっかり昇天しかけていたところ

『あ、でも、先生のおすすめ作家は『オリモウガイ』だって』
『古典じゃん!!』(ふたりともばくしょう)

という会話でわたしを現世に呼び戻してくれましたありがとう。

そうですね、
私も森鴎外とかひさしぶりに読んでみましょう。
須賀敦子さんの御父上が須賀さんにおすすめされていたという森鴎外。
冬の津和野には、立ち寄ったことがあります。
吹雪と言っていいほどの天候で
まさに墨絵のごとき静謐なうつくしさでした。
(九州育ちなので雪を見るだけで興奮ということもあり)・

いかにも図書館向きなのですがいかんせん
少し古い版の文庫は
ほんとに活字が小さいわ
紙もふんわりけば立ってるわで
アダルトアイには大変厳しいこともままありまして、
さてどうなりますやら。

とおりすがりの眼鏡屋さんで見かけた表記です>アダルトアイ。
いやなんといいますかその、みんなたいへんですね。
素直にご配慮感謝します。


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by chico_book | 2018-01-17 01:46 | 日々 | Comments(2)

年始3本、中身はばらばら(たのしい)

お正月元旦はかならずお休みになる(たぶん)
唯一の映画の日。
いきつけのジャック&ベティは元旦が休館で、
かわりに1/2が映画の日という振替えブラボー。
(素晴らしい)
そして今年の1/3(水)はレディースデイ、という
完璧なならびに、
12月半ばからいそいそわくわくしていたのですが
実際にはようやく1/3に無理くりねじ込んで2本。
いやいや充分十二分です。ジャック&ベティにて。
ことしもよろしくお願いします。




パイプ椅子まで動員する満席ぶり。
さすがお正月さすがレディースデイ
さすがカウリスマキ、といったところでしょうか。

しずかで冷静で無表情のなかしずしずと進んでゆく
淡々とした熱くてシビアな物語。
いつもどおりのカウリスマキ。
しかし静かすぎるせいかあちこちから響いてくるzzz。
皆さんお正月に無理くり予定をあわせたのでしょう。涙。

奇妙で救いがないのにぽん、と置かれた
むきだしのやさしさや希望が
とてもとても、強く輝いて見える。
わんこもいますよ。すっごくかわいい。
いつもどおり。

カクシサタア、に、
立ち上がりかけるほど色めきたったり。



予備知識なしで観たのでいろいろびっくり。
ベジャールのことも(名前くらいしか)
ズービン・メータのことも
(名前くらいは)(かろうじて聞きおぼえが)
ほぼまっしろで臨むことに。
バレエやクラシック関連のドキュメンタリはいつもそうして
『無心』でのぞみます。
なにしろ要素が膨大過ぎて予習できない。

リハーサルや作成過程が躍動感いっぱいに
ていねいに描かれていてみていて
たのしくなります。
『MET GALA』もそうだったけれど
わたしはこういうきらびやかな舞台裏のドキュメントが大好き。
でも予備知識がないだけに本番の映像がもっと
たっぷり見られたらよかったなあ、とは思います。
でもまあ尺とか構成とか考えると妥当かもしれない。




待っていたので、土曜日にさくっと鑑賞。
のっけからプリンス様の『LET'S GO CRAZY』で
わたしの脳内は薄紫の羽生さんがのりのりで踊るという!!
(もうひと月ないんですよね)

前作にやや劣るものの
やっつけっぽい雑な展開すらもそういえばこういう映画だよね、
と思わせる力技がずるい。でもいいよねえ、というかんじ。
3作目の制作も決まっているとのことで、なるほどと納得。
ふだんお金のかかったアクション映画を
あまりみないので、その意味でも壮快。イタリアの雪山とか! 
トリノ五輪を思い出しちゃうよ!!

前作からのつなげるところと捨てるところが豪快で
ええ、それありなの? というレベルですが
鑑賞後に

完璧になんにも残らない

というのもひとつの愉悦ではあります。
エルトン・ジョンたいへんすごくてよかったです。




観ようかなと思って、
実は第2作であることを直前で知ってやめてみたけど、
気にしなくて大丈夫そう、
すべてケレン味で吹っ飛ばしてくれる、
と聞いて、更に迷い中。
しかも長いんですよねこれ……。141分って。
あわないとほんときびしいよねえ。
さてどうなりますか。
(キングスマン2も、ほぼ同じ長さではあります。もちろん偶然ですが)


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by chico_book | 2018-01-15 00:35 | 映画 | Comments(0)

文字どおりの絢爛さ


翌日が必修科目(第一外国語)の試験だった、
そんなしょうもない理由でワタクシは成人式に出ていません。
まあほぼほぼ口実で、基本的に興味がなかったのですが。
(一外落とすと即留年、という緊張感はありました)

実家となにかと距離を置きたい年頃だったし、
『振袖のために貯金しているからね』
と言ってくれていた祖母が
既に他界していたこともあるかもしれない。
アパート暮らしで仕送りをいただいていたから、
わたしとしては遠慮があったようにも思う。
両親からすると、しなくていい
遠慮であったかもしれないけれど。

そんなこんながかさなって、
実は振袖を着たことがありません。
いまとなっては
和装という非日常をイベントとして
めいっぱい経験しておくのはよかったかもしれない、
とも思いますが、まあ当時のワタクシでは
いまの私が想定するほどにはあじわえなかったことでしょう。

母がコミュニティのお見合いマッチングおばさんだったので
「たいせつなものいれ」である引き出しには
いつも一定量の『お見合い写真』がありました。
写真館の名前入りの立派なものと、釣り書きと、
『普段のイメージがわかるように』
と、スナップ写真も少々。やたらとテニスしてました。
昭和だねえ。

いざお見合いの当日になると、主役であるお嬢さんや、
そのご家族のかた、そしてもちろん母じしんも
いっしょになってにぎやかに着付けがはじまりました。
ふすまをしめきった座敷にさまざまな見慣れない
小物が散らばっているのを、すみっこの座布団の上に
ちんまり座って眺めていたものです。
緊張とかあでやかさとか、
いろんな思惑のいりまじる不思議な空気。

なにしろ昭和のお見合いなので、
たいてい行先はホテルで、
ふだんは手に入らないような
おみやげのお菓子がとても楽しみでした。

お話がまとまったあとは、
いわゆる『嫁入り支度』がはじまるわけで。
呉服屋さんが来て反物を広げ、
あれでもないこれでもないと
にぎやかに華やかにもりあがっていました。

媒酌人夫妻として参加する結婚式の当日、、
礼服を着た父が仏頂面で
手持無沙汰にずうっとタバコを吸っていたことも思い出します。
せっかちなひとだったので。
おみやげのカチカチの鯛と、お赤飯とか紅白饅頭とか、
名前入りのお皿とか、そんなことばかり私は思い出してしまう。
ほんとにもう歴史上のできごとすぎて、なんだかおかしい。

そして
おとなになっても、
わたしはきっと誰からももらっていただけない
(それは生きていけないこととほぼ同意でした。
当時の認識では)
どうしようでもどうしようもないよね、
暗澹たる気持ちで、
そんなこんなをながめてもおりました。
昭和だねえ。

なんとかなってますよ、
本当にまあなんとかかんとかぎりぎりでって
レベルですが、
と、昭和のこどもに教えてあげたい。
たぶんいろいろ想定外だけど。
でもそこそこ楽しくやってるよ、って。

それでも昭和のノリにつきあって
振袖着たらよろこんではくれたのかしら
でもきっと
30年も経ったらそんなこと
どっちみちどうでもよくなるよね。
なんて
自分自身のことでは
まったく思い入れなく思うのですが


なんでか感無量になりました。


完璧や……。
キモノのことよう知らんけど
なんだかこれもう完璧や。
いやなんでかっていうか自称ばあやだからね。
わかってるんですけどね。





あの制服を着ていたぴかぴかのお嬢さんが
なんて高校の制服にあうお嬢さんなの!
全日本の滑走順抽選会で
(わたしが)(勝手に)感極まっていた
さとこさんが
こんなあでやかな豪家絢爛たるお衣装の
完璧に似合うはたちのご令嬢やなんて・・・・・・。

おちつきのある朱色と金色
品のいいビーズのバッグといい
ちいさくてかわいい髪飾りといい

あああ神様ありがとうございます。


この週末は全米の結果を見ていろいろ
いかんともしがたい衝撃を受けていたので
(いやだってジェイソンがアシュリーが、そんなのありえない)
ちょっと元気が出ました。
いや気を取り直しました、くらいが適切かしら。

『平成細雪』を興味深く見ていることもあり、
お正月らしい大変な眼福眼福。




B足りてへん、どうするのかなというのを
早々と解決してくれて爽快。

そう言えば市川崑版では鶴子役は岸惠子さんでしたね。
なんとなくお顔立ちの雰囲気が似ているように思います。
フランスにゆかりがあるというのも共通点かな。

三女のぽわーっとした得体のしれない
美しさというのが大変に肝なので、いろいろたのしみです。
(市川崑版では吉永小百合で、
次女の夫(石坂浩二)がどうにも下心がありそうに見えて
ひやひやした)(偏見)
このドラマではそのあたり
丁寧かつ穏当なかんじで安心かな。
ただ時代設定として『芦屋の大水』が
相当するものを思うとちょっとぞっとする。
(それともわたしの考えすぎで台風でいくのかも)

さばけてるんだけどもおっとり上品、
シリアスなんだけどほんのりコミカル
わたしのなかではこちらに通じます。


録画してあるのですが、何度も何度も観る予定。


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by chico_book | 2018-01-08 22:39 | フィギュアスケート | Comments(2)

冬の一日

2017総括をさらりと。
いまさらですが、やはりやっておこうと思ったので。

あたらしくはじめたこと

これはなんといっても外国語です。
めちゃくちゃ面白いです。
まったく捗っていないので
おこがましくもあるのですが。

主に自己流で英語以外のことばを
すこしかじった経験もあり、
古本屋で買っただけで手を出していない
みごとな教科書コレクターぶりでもあり
(しかも『寝ながら学べるシリーズ』と言うやる気のなさ)

にもかかわらずまた新しい言語に
手を出すなんて中途半端でダサ!

と言う内なる声をふりきってのトライ。
たいへん面白いです。いまのところ。

たいへん複雑なのですが
徹底してルールが明確で
(いま学んでいる範囲限定)
(活用できているかどうかは別)
クリアな世界観の見晴らしのよさが
いまのところ大変楽しい。手こずってますが。
レンガをひとつずつ集めているかんじ。
でももう半年近く習っているんですよね(照)

はじめたけど継続をやめたこと

家計簿。
こちらを参考にしてとりあえず一回やってみよう、
と、
『全情報洗い出し』家計簿にトライ。




ほぼ三ヶ月で撤退。
でも得ることが多かったので良い撤退です。

わたしの場合、毎月の固定支出はそんなに変動しません。
(食費や雑費など含む)
たいへんシンプルな家族構成だからかもしれない。
加えて(いきつけのスーパーごとの)底値を
躍起になって意識するよりは、
ざっくりと把握してくりまわしをする方が現実的、
という実情をかんがえると、そこに労力をかけるよりは
固定額を超えそうなときは個別に調整、
イレギュラーな支出だけ
(ねこ費とか飛行機代とか医療費大きくなる月とか)
明確にした方が現実的、と言う結論に至りました。
もともとそうかな、と思っていたことの
裏付けが取れたのでよかよか。

【解決】手帖ジプシーについて

市販のノート(1ページがさっくり3分割)に
カレンダーシールを貼ってみたところ、
この使い勝手がよくてよくて!!!

日記的なメモを書きたいけれど
毎日はなかなか無理、
空欄が続くと自分を責めている気がする、
けれど書き出すと一ページ分くらいさらっと埋まっちゃう、
と言うむらっ気対策には実は最適。
はじめてみてよかった。
自由度が高いのが向いているようです。


じつはうまく睡眠時間が確保できなかった元旦。
溜めに溜めこんだ書類整理をだらだらと
テレビを見ながらうっかり朝まで。
でも確定申告問題が解決したのでいまはまあまあすっきり。

ベランダから朝日をたっぷり吸って、
なんとか用意したお正月料理的なものをつまむと、
ソファーでほんの3時間ほどうとうと。
ぐだぐだですやん。

映画に行くのはあきらめて、
それでもすこしお散歩したくて
なにより海が見たくてひさびさ鎌倉へ。
江ノ島と悩んで、近い方へ。
八幡宮と鳩サブレの袋を下げたみなさんとは逆の方向。



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ムーンではないけれど、
ずっと『Drifter』をうたっていました。小声で。


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かわいいわんこのステップたくさん。
なつっこいパピヨンさんにご挨拶させてもらったり、


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波の音をずっと聴きながら歩くのは気持ちいい。
波がどんどん洗ってくれる気がする。
他力本願。

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思い思いの轍の跡。

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わんこの多いこと多いこと。
寝そべるひとたち
自撮りのひとたち
凧揚げ(スポーツカイト??)は空を縦横無尽に
みんなほんとうにたのしそうで、
それぞれぶりがのびやかでうれしいたのしい大好き!

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ごらん、新世界のようさ、とも口ずさむ。
夜ではないけれど仮面のようなスポーツカーも
134号線を走り抜けるから。

冬のラブソングとして最上のもののひとつ。
あかるく淡々と喪失を歌いあげるそこには、
後悔と痛みがあるのに乾いている。




卒論を書いていた時代、煮詰まって
夜中に散歩にでると、夜空に浮かんでいたオリオン。
圧倒されて言葉もなく、
すごすごと戻りました。
この季節になるといつも思い出す。





今年もよろしくお願いします。







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by chico_book | 2018-01-02 01:27 | 日々 | Comments(6)