人気ブログランキング |

タグ:まんが ( 87 ) タグの人気記事

ただ春の世の夢の如

ネットの海で偶然たどりついた場所。
とにかく穂村弘がすごいので、興味のある人は読んでください。
興味がなくても、いま少しでも興味を持った人も是非。



ある日突然まわりに「ほむほむ」「ほむほむ」
という言葉があふれだして、
どしたの穂村弘!! なぜいまここでブレイク!
と、驚いた日のことを思いだす。
こちらが(私の知らないところで)ブレイクしていたのでした。
穂村さんじゃなかった……!



※ほむらちゃんという女の子が登場します
・・・それにしても、まどマギもう8年も前ですか。びっくりしたわ。


「『君らの大好きな繊細で眼鏡をかけた文学青年なんて
 実在するわけないやろ!!』
 と言われていたら・・・・・・いた!! 」
といわれていた穂村弘。陸奥A子か!! 清原なつのか!!
この青年は実在する、と言われていた穂村さん。
やっぱりおモテになるのですね!
ですよねぇぇ!!

それにしても、いやいやなんとも怖ろしい。存分に破壊力のあるお話です。
若かりし穂村さんがくりかえし語っていた
「奥手で恋(恋だけでなく人生のあらゆるすべて)をうまく扱えない僕」
はいったいなんだったのだ。創作か。創作なのか。
手紙魔まみだからなあ。なあ!! でもそれでいい!!
だって面白いもの! ゆるせてしまうやん!!
むしろうれしいやん!! 
創作じゃなくてももちろん全然オッケイよ!
つまりなんでもOKなのね! 

いやいや、あるいはそうではなく
実は年を重ねていろいろなことが
うまく扱えるようになったのなら
それはそれで破壊力がある話だし
そうでなくて、器用不器用そんな意識もなく
天然でさらりとこなしているのもさらなり。ううむ。
怖ろしいほむほむ。とにかくおそろしいほむほむ。

花冷えのする春の夜、ちょうどいま自分の季節、
みんなでわらわら歩いていた時に
(わたしに春樹を一式貸してくれた)英文科の後輩が、
ふっと私にジャケットをかけてくれたのを唐突に思いだす。
そうだよそういうことだよ・・・!!
『寒い寒い』とか言ってたのかな。かもしれない。

そこはふわっと笑ってありがとう、だろ自分!
と思えるのは30年後の今だからで、
たぶん
『ええーいいよいいよ寒くないよ』
とかわちゃわちゃ言ったんだろうなあ自分。
(実際彼は線が細くて
 私は(最大限よい表現で)ふっくらもっちりコロンタンでした
 その当時から)
そうじゃないんだ!! だいなし!

もちろんその時実際にどうかえしたかなんて、全く覚えていません。
べつにロマンチックな関係でも、
ロマンチックなエピソードでもなく、
そのひとも割とシンプルな善意があってのことで
いくばくかの勇気が必要だったろうに・・・・・・。
ばか! じぶんのばかばか!!

ああ、なんだかなあ、なんだかだよなあ。
こんなこと思いだしてしまうことじたい、
春の夜にうっすらただよう魔力なのか穂村弘のせいなのか!




ネットは広大だわ
という訳でさんざん悩んだあげくに手を出してしまいました。
先に『現代詩手帖』の特集号を読んでしまうというあたり、
及び腰なのか用意周到なのか退路を断っているのか。




いやこれはすごいです。
最近は文豪がキャラクター化して戦ったりゲームになったり
(もとが人物なので擬人化というのも違和感あるけれど
完全に別人だと、擬人化と言っていいものやらはて)
賑やかしいのですが
※それで文学館とかの収入が増えたり、再販がかかったり、
 とにかく間口が広がるのはよいことだと思う

こちらは文学者そのものではなく、
『創作と本人のイメージを融合させたキャラクター』
が登場するという念の入れよう。凄まじいつくりこみです。
すごい作品が出てるんだなあ。
もう10巻も出てる作品なのでわたしが
知らなかっただけですが。



少し前から知ってはいたのですがはまりそうで怖いし
はまらなくてもざわざわしそうで怖いし、
そこはかとなく警戒心のようなものが働いて、
つまりは敬して遠ざけていたのですね。うむむ。

なにがすごいってそのキャラクターでやることが
おそらく「総括」なんです。文学と歴史の位置づけ。
作品の意味でも作者という意味でも。
(まだ一巻しか読んでないので憶測成分多め)
(でも先に解説読んでるあたりが邪道)

作者の方はもともと歴史学を志していたそうで
なるほど、それはこの奥行きになるわけだわ、と
文学部卒としてはまったく平伏するのみ。
というより文学部生はもっと引っ張られるというか
流されるというかこんな描き方はできないと思う。圧倒的。

文学部(専攻は中国文学)の友人が学生時代

『文学部の男子なんて駄目よ! あんな耽溺して流されるようなひとたち!!』

と言っていた時にはピンと来なかったのですが
いやはや30年後に納得するあたり
どんくさいやら面白いやらせつないやら。
そんな彼女は数学科の同級生と結婚しましたが。
でもそんな二人は『詩を愛する』ことを共有していたのでした。
それはそれでロマンティック。

そういえば長年愛読させていただいている
この方も文学部ではなく理系の出身だったはず。




薄い本の時代から追っかけさせていただいている作家さんなので
(わかるひとだけおねがいします(小声))

『いだてん』のクレジット『明治ことば指導』には、
本当に底抜けに驚きました…!!
すごい!! もちろん快哉も叫ぶわけですが。
ご本人のツイッターに経緯がありましたので、
控えめにリンクを貼って起きます。こちら。
興味のある方はぜひぜひどうぞ。

作家さんが日本文学専攻で、
それを存分に生かしている作品と言えばこちらの大ヒット作。




勢い余って横浜市大のエクステンション講座まで行ったのはワタクシです・
(『ちはやふる』関連の講座ではありません。
 末次さんの母校ということで、興味深い講座をご紹介されていました)

滔々と古典を語るかなちゃんがかわいらしいのですが
私のいち押しはぶっちぎりでしのぶちゃん。
ひりつくような不器用さを持ちあわせた天才。
しのぶちゃんがもがくさまがもう、胸が痛くて痛くてたまらない。
はやく! 早く早くちはやがそこに行きますように!!
しのぶちゃんをひとりにしないでお願い! 
と、言う気持ちで読んでいます。

それにしても、宮原さんと言い無口で不器用で一途な
京都女子が好きなのか自分!
(しのぶちゃんとさとこさんの方向性はずいぶん違うけれども)

『ええい悔しい
 どうして男はこうも京女に弱いの』

という、サードガールのたのちゃんのセリフを思い出してみたり。
千年屋さんは不器用ではなさそうですね。まったくね。
むしろ洗練の極み。
夜梨ちゃん・大沢くん目線から「すてきな大人のお姉さん」
で描写されているとはいえ、当時大学3年生くらいのはず・・・・・。
隔世の感あり。まあ昭和の話だし。もちろん20世紀の話だし。

でも最近の宮原さんの洗練を見ると説得力もあり。
ちいさい写真ですがおそらくワールドのバンケットと同じ、
シックで細身のお衣装。あの若さでこの威厳ですよ。くう。





あと、私も男ではないですけどね!!(カムアウト)(蛇足)


連休はこれに耽溺する予定。




『現代詩手帖』もかなりのものですが
実はこのサイズの雑誌の活字が地味にしんどいお年頃。
たっぷり時間をかけて読むのがたのしみです。
きっと、さみしさもどっさりあるけれど。


by chico_book | 2019-04-23 01:19 | | Comments(3)

衝撃そして祝砲ばんばばん!!



エキサイトニュース 更新時刻 05:07って!!
国内の話題なのに海外のような!!


マンガ大賞に有間しのぶさんの「その女、ジルバ」(小学館)が選ばれた。


やった!!!

わたしにとって有間しのぶの『モンキーパトロール』は、
人生に深くしっかり刻まれた作品で
その深さ幅の広さ複雑さ優しさ強さずるさもすべて
あますことなく入っている名作中の名作なのですが
(個人的に刺さりすぎているので一般論かどうかは何とも)
(ただ一般論でも素晴らしい作品であることは間違いなし)



その有間さんがここ数年描いていた
『その女、ジルバ』は

40代独身女性が居場所を思わぬところで
見つけてしまったことを切り口に
その年代が世代として抱える悩みを中心に
上下の世代にもまんべんなく目配りしている
良作だと思っていたのですが

あれよあれよといううちに
ブラジル移民の日系人そして敗戦後の棄民という
とんでもない重い問題をさらりと混ぜ込んで

そこから国家が国民を捨てる、という点で
フクシマに話をつなげてそのうえで大団円
これを5冊でやり遂げるという、『モンパト』とは別の意味で
パーフェクトな奇跡のような作品です。



でも作品の性質上、大ブレイク! ということもないようで
ちょっと寂しいな、と思っていました。

なので本当に本当にうれしい。
有間先生本当におめでとう!!

こちらもおすすめ。
横浜市民としては横浜と明言されていなくても、
そこかしこに面影が見えるようでとても楽しい作品。
たのしくてそしてしっかり重いのですが、その重みさえたのもしい。




追記
アマゾンさんの紹介がすごかったのでご紹介

有間しのぶ、30周年めの新作は、百合でパン屋でSMな片想い。中1・若干反抗期のいぶきは、パン屋のお姉さん・リルにひっそりと片想い。そんなリルは大学の同級生・穂刈(ポカリ)に想われて幾星霜。けれどもまるで“トモダチ”で。そしていぶきのボーイフレンド・犬井(いぬい)はSM女王様・伸子(のぶこ)に猛アタック中! 心の洗濯をしたいあなたに贈る、感情ゆたかな群像劇。 描き下ろし4P!

痛みとやさしさとずるさ、それを乗りこえる強さが
繊細にコミカルに描かれる有間しのぶさんが大好きです。







by chico_book | 2019-04-21 10:12 | まんが | Comments(0)

街とかねことかまんがとか




こちらでおなじみの
松本ひで吉さんのツイッターが、
とほうもなくたのしかったのでご紹介。





こちらでも何度か話題にしましたが
ちこにゃんかなり引きが強いので
ねこ好きタクシー運転手さんに遭遇する確率が
かなり高いのですが
こちらの運転手さんほんとうに素晴らしい。、
※この本もとてもたのしいのでお勧めです。

福岡市内のマンションですって!!
藤崎だそうです。
地下鉄沿線、っていうことでしょうか?
西新近いですよね。便利そう。
西新リヤカー部隊の野菜売りのおばあちゃんたちはいまもいるのでしょうか。
なつかしいなあ。いまでも住みたい街福岡。



しかしイムズがなくなるという、
途方もない噂を耳にしております。

オクタホテルも三菱地所アルティアムも、大好きだった。
ワンフロアは比較的こじんまりしているけれど、
縦に長いビルなので
どんどんいろんなものが出てくる
開けてない引出しがたくさんあるみたいで、
びっくり箱感が大好きだったんですよね。
そしてとなりの、天神コアの
紀伊國屋書店と福家書店で散財する。
仕上げにアクロスの
ジュリエットレターという文具屋さんで目の保養
たまに挑戦。
いまはジュンク堂がはいっているようですが>天神コア、
はじめて紀伊國屋に行った時の感動はいまも忘れていません。
いわゆる全国区の大型書店に行ったのは
ここがはじめてだったのです。
歩いても歩いても続く書棚書棚そして本、また本。
胸がふるえるとはこういうことか、と
泣きそうになった記憶。

そして福岡から東京へ向かう高速バス『はかた号』に乗って、
到着した新宿で、こんどは本店に圧倒されるのですが。

15時間のバス移動、漱石の『坑夫』と『銀英伝』を
黙々と読んでいたこともあります。
体はしんどいけれど結構楽しかった。

当時はなんと、
西鉄の運転手さんが配ってくれる朝食サービスがあって、

・紙パックのオレンジジュース
・クネッケ
・ツナ(もしかしたらレバーかも)ペーストの缶詰

だったんです。いまでは信じられないくらいゴージャス☆
単価はそこまで高くないかもですが、
機内食をイメージしているような
旅情あふれるチョイスだと思うのです。

イムズビル、当時は
正面入ってすぐ横に日比谷花壇があって、
その奥のハッシュパピーで友人がよく靴を買っていて、
わたしは地下のドンクで
ハードトースト買うのがたのしみだった!
地下二階のソニプラで、
高校の同級生と偶然再会したこともありました。ひゃー。
イムズビル、『白亜の殿堂』とか言ってませんでしたっけ自分で。
どちらかというと、白亜というより金色で
そこはかとなくバーフバリみがありませんかいかがでしょうか。

福岡の友人から
『実はしれっ隣の愛眼ビルがイムズに
 似せてきていてあたかも双子ビルのような顔をしている。
 それはもうしれっと』
という情報をいただきました。なにそれ!! 見たい!

年度末だから、という訳でもないのでしょうが
諸々備忘のためのメモ。


ひゃああ。




3/13発売。ついに我慢できずに手を出しはじめている。

いまから小躍りするくらいたのしみ。

どこまでできるか自信があるわけではないのだけれど、
とりあえず一人でできる範囲はなんとかしたいので
この本などどうかしらね、と思案中。


語学もひとりでやろう、と、ゆるゆるココロ固め中。
できるかな。難しいけれど、やってみよう。

友人に紹介していただいた動画。





ちこっぽい模様の子がたくさん出てくるよ、と言われて。
ちこのちびちゃんのころ、
こんなふうだったのかしらね、なんて思う。
いまのおばあちゃんねこが最愛ですよ。もちろんそうよ。

かわいいねえ、と、ぼんやり眺めていたら
わたしの背後でしゃくしゃくカリカリを食べる音が。

もうすこしすると、無言でそっと見つめてくるのです。
声も出さずにひっそりと。
ふりかえって目があうと、ようやく口だけで
声を出さずにミャウ、とつぶやく。
かわいいにゃん。
なにも言わずにただそこにひっそりと座っているにゃん。
そろそろ一緒に寝ましょう、と、言っていただける幸福。
そうね、そうしましょう(ひっそり自慢とのろけ)


by chico_book | 2019-03-06 00:58 | ねこ | Comments(4)

思いがけないギフトみたいに


某所での情報で、あーちゃんの最新刊を探しに本屋さんに行ったところ
(ありがとうございます)


まったくノーマークだったのでほくほく、小躍りしながらレジへ。




わたし自身はたのしく読んでいるのですが、
なにしろこのご時世ですので、
主人公のまったく悪びれるところのない
恋愛模様に批判があったりするのかな、
やだなあ、と、杞憂であってほしいことを
ぼんやり思っているのですが
順調に巻を重ねているので安心しました。

まあ、前触れなく不意に終わっても
西村さんの作品だしね……
と思う覚悟はできてはいるのですが(うう)
それでも続いてほしいのです。
なんなら過去のほかの作品も、いまからでも続いてもいいのよ…。
『LINE』なんて使いづらいタイトルになっちゃっているかもですが。
ウウ。

ワタクシ贔屓のサラさんが出てこなかったのが
さみしくはありますが

順調にじぶんの歩き方でコツコツと
キャリアを重ねる主人公と
それを支えるまわりのひとたち。
描き方はやはりとても好もしい。

考えてみればそれが(俗な表現で言うところの)
不倫でも二股でも
必要なものを必要な時に手にすること
それが『女の子』(成長過程ということで敢えてこの表現)にとって
そのとき必要ならば躊躇なく手にする
そしてそのことによる傷も含めてしっかり自分のものにする、
ということを
甘く苦くしっかり描いてくれる作家さんです。
『サードガール』のヨリちゃんのころから
そうだった。

涼さんはヨリちゃんの成長を見守っていて、失恋した時にも
「ふたりとも子供だったんだから仕方ないよ」
と言ってくれたし、

『美紅・舞子』の美紅も
想いを遂げた後の有末さんに

「大事に育ててきたのにいつかよその男のところに行くんだよな」

と言われる存在であったし。

『砂とアイリス』
をはじめて読んだときに、
これはある意味
『サードガール』
の「re」ではないかと思いました。
主人公と桐谷先生、そしてサラさんの関係に、
夜梨子と涼さん・美也さんを連想して。大沢くんもいるし。

女の子の自由と成長が、
いまも変わらず底に流れるテーマで
そのうえで甘く苦くたのしい日常とロマンス、
ココロの動きを描いてくれる作品です。
ほんとうにうれしい。続刊を静かに期待。

予期せぬ愛に、自由を奪われるようで、
それでも自由であることがその恋愛を継続する唯一の魔法、みたいな。





あーちゃんもたのしかった。
子どもを持たない私が臆せずに思うところを言うと、
めきめきと子どもから人格を持った人間として
日々変化してゆく年頃なのでしょうか、
8才児って。
もちろんもとからたのしい作品なのですが、こうなってくると
俄然理佐ちゃんの筆が(ペンが??)冴えわたる。
やはり相手が明確に人格があった場合に、
愛情持って(ツッコミも含む)表現するのに
長けている方でございます。
あーちゃんだけでなく、
周りの大人の人間模様も含めてですがもちろん。
個人的にはにゃんこ模様もたのしくて楽しくて。

とてもたのしいとともに
いつまでこの連載を続けてくれるかしら、と、
ほんのり覚悟もしておく。
持病の通院のあと、月一でいく薬局の待合室で
『オレンジページ』をうしろから開くたのしみ。



by chico_book | 2019-02-27 06:43 | まんが | Comments(4)

すこしだけ安心のちこにゃん


ちこにゃんすこしおちついてきました。
ごはんを、カリカリもウェットも着実に食べているし、
この味じゃいや、とか、もっとちょうだい、も
頻繁に出るようになりました。
置いてあるお水も、自分でどんどん飲むようになったし。
その結果としてか、トイレもしっかり。

うれしくて泣きそうになります。
もちろんおくすり継続中なのですが。
元気が出てくると、おくすりをあげるのも
なかなかむつかしくなってくるのもいつものこと。
それでも何とか投薬します。慣れてはきたかな。
少なくとも私は。
ちこの意見はたぶんそうでもないけど。





こんなに奥の方まで指いれられません・・・ううむ。
そして結構無理強いしてますが(笑)


そして激しくなるあまえんぼぶり。
一緒にいていて、そばにいて、と言われるのです(でれでれ)



f0257756_23082417.jpg

先日の、ねこ三匹のタクシーの運転手さん
なんとなく今まで女子ねことは縁がなかったそうで、
はじめてきた女の子しかも2カ月の綺麗な三毛、にもう
めろんめろんだと言ってました。

「甘え方から見つめ方からぜんぜん違うんだよーーーー」

ふふふそうでしょうそうでしょう。
男の子のおっとり鷹揚な王様っぷりもほれぼれしますけどね!

長年の友人でもあるねこマエストラのご実家が、
やはりご近所からもらってきたねこが
日本画に出てきそうなあるいは西根家にいそうな
それはそれはうつくしい完璧な
くっきりはっきりした三毛猫だったそうで

「いまこういう三毛少なくなっていて
 (パステル三毛が増えてきているらしい)
 一回だけお産させてみない? 」
と、ドクターに食い下がられたそうです。

三毛は生まれるとは限らないじゃんね、
と彼女はいってましたが
ううーんわからないでもない。
三毛は母性本能が強いとも聞くので
さぞうつくしく立派なお母さんになるでしょう、とかね。
なかなか現実的ではないお話なのですが。

f0257756_23120308.jpg

ちょっと毛並みがアレでお耳もアレですが
表情もしっかりしてきました。

f0257756_23331131.jpg



目やについたままでごめんね(この後とらせていただきまいた)
綺麗になった後はゴキゲンが悪くなるので、
なかなか写真撮れないのです。

寒くなってきたので、ねここたつのほかに湯たんぽもセット予定。


新刊出ましたわーい!




8巻以降の流れが劇的すぎて何度も読み返しています。
孤独ということをこんなにうつくしく表現できるなんて。



by chico_book | 2018-11-13 07:09 | ねこ | Comments(6)

たらたら休日

ふだん見ないお相撲を、お休みの日なのでたらりっと眺める。
と言っても、最後の三番だけですけれど。

じつは、私のなかでは白鵬というひとは、
やんちゃなドルジに対する優等生的な立ち位置だと思ってました。
モンゴル会云々の話が出るあたりまで。
そして詳しいひとに『それ10年くらい前で止まってる情報』
とご指摘をいただく訳ですが。アップデート大事。
白鵬もずいぶんいまは大変なんだなあということは、
いまはもう把握しています。
そこに至る流れなどぜんぜんわかっていないのですが
ものすごい逆風のなかで、己の強さを恃みにして
その場所にいるんだなあと思うと、それは
ものすごい物語だなあと思います。

稀勢の里も、なんだか勝っても負けてもいつもいろいろ言われて
なんと辛そう…………悲壮感に満ちた顔になってるやん!
と思って観戦していましたら無事勝利。よかったよかった。

ミュージックステーションでピチカートが
出演すると言う噂を聞いたのですが
羽生さんが何らかのコラボで出ていたようなのですが
見逃しました。まあねーながいからねー。

敬老の日なので実家の母親に電話をする。
知りあいに誘われて作文講座に通っているが
それをみんなの前で音読するのが
いやだいやだと言うお話。
うん、まあわかる気がします。

「でもねえ、みんな奥さん行こう、奥さんもう書いた? 
 とか言ってくれるから断りにくくて」

これはこれでたのしそうな話なのかな??
と、判断して、励ます方向で会話をする。
実際、帰省する際にはあれこれひっぱり出して
読んで聞かせてくれるのです。
それを(なんとか)そつなく褒めるのがワタクシのお仕事でもあり。

「あんたハワイとか行ったことあるん? 」
 
ああ。ないんですよハワイ。にしても唐突な。なに?

「ふうーん・・・・・・(あからさまにつまらなさそう。すみません)
 ××さんが今度行くんやっち。やっぱきれいなんかなあ」

うん、みんな大好きだもんね。
なになに行く?? 行きたいの?
オススメするわけではないけれどアテンドするよ?
わたし抜きのがよければ、プランニングしましょうか?
(大好き)

「いんげ! (否定の強調表現)そげなごう飛行機やら乗りきらん」

うんまあ無理強いはしませんこちらも。
そんな話をたらたらとした後

そういえば兄はそのへんにいる? かわれる? と、たずねましたらば 

「いまおらんよ。コンビニにオツカイにいっちょる」 

そうなんだ
(50過ぎのおっさんがオツカイ・…というのはさておき)

「原稿用紙と消しゴムをな、買いに行かせちょんよ」

がくっ。
いつのまに文豪になっていたのか我が母。
ちょっとびっくり。テリブルな84歳。


※文豪先生と書生さんと言えばこちら。試し読みページあります。

さて9/15に出たばかりの新刊。あわてて買ってきました。


いまいちばん続きたのしみにしている作品のひとつ。
いよいよ輪郭がクリアになってまいりました。
ゆるゆると話が収束してゆくかんじ。たまりません。
どう考えても有利なはずなのに
そこはかとない勝ち目のなさがあるAくん推しなのは、
彼が語学が趣味の職業『翻訳家』というあたりで
盛大に底上げされていると言えなくもありませんが、
いいと思う。断然いいと思う!
ここからネタバレなので反転します
なんといっても彼にとっての念願の仕事
『空の怪物アグイー』の英訳に取り組みながら
それに行き詰ると気を紛らわせるために
はじめた趣味が『漢字の習得』なんですよ・・・・・
ここまで。
もういとおしさしかないこのヒト。
ちょっと太一くんを思う気持ちに通じているかもしれない。
(でも新とちがってA太郎はいい奴では全然ない)

こちらは7月に出ていたのですが。

中学聖日記 4 (フィールコミックスFCswing)

かわかみじゅんこ/祥伝社

undefined


「ぎぼむす」の後番組が、本作のドラマ化・有村架純主演と聞いて
いまでもうろたえています。いやこれだいじょうぶなの。
かわかみさんだからこそ描ける、むっちゃ繊細な落としどころの
中学生と担任教師のコイゴコロですよ。
変に扱われちゃったりしたらつらいせつない怖い怖い。
繊細にお願いします(祈)……。
男子中学生が『黒岩晶(クロイワアキラ)』くんで
これはこれでうろたえる始末。

西村先生の作品も、いまの世の中だと
風当たりが厳しかったりするのかしら、
せつなくなるはずじゃなかったのにどうして!!


by chico_book | 2018-09-18 01:42 | 日々 | Comments(0)

たぶん間違いなく傑作


いまさら何を言ってるんだ、という話でもあるのですが
(羽生くんスケート上手いよねえ、みたいな話でもありますが)



『ちはやふる』を、
ことしの5月頃から少しずつ読んでいます。



このきっらきらの表紙と、
高校生の部活もので実写主演は広瀬すず!!
という情報に、
ああ、なんか評判いいよね、とは思うものの
でもきっと私向きではなさそう(みんな大好きだよねこういうの)
※最新刊の表紙が男子二人で言うほどキラキラしてないので一巻を

というくらいのテンションだったのですが
夫の長きにわたる静かで熱いプッシュプッシュ更にドン、
に根負けした要素が大きいのですが(いまは平伏)

ほんっとごめん!! ごめんなさい!!!
むちゃくちゃ面白いですこれ!

このキラキラの高校生たちが全力で
競技かるたに挑んでゆく物語なのですが
全員の個性をものすごく実体をもって描いています。
これはすごい。
みんなすごいのですが、すごいの裏側にあるダメなところ
ちょっとあれ、ってなるようなところを
破綻なく、きちんと両方成立して描いています。
キャラクターの、立体的な肉づけの凄味。

もちろん、メインの強くて強くて研ぎ澄まされた人たちだけではなく
部活やかるた会で一緒にすごす、あらゆるキャラクターに至るまで
その生活が人生がきちんと成立していて、いまたまさかここにいるのだと思える、
そうとしか思えないこのリアリティ。

そしてそこだけで終わらないのがこの作品のすごさ。
彼らのまわりにいる大人たちが、ものすごくきちんと大人として
むきあっています。
もちろん「競技かるた」を応援するひともいるけれど、
そうでない立場のひとについても
とおりいっぺんの嫌われ役などではなく、
その発言その立場にいるだけの背景がきちんと見える。
そしておとなが全力で若い人の成長をアシストするのだけれど
導くだけではなく、自分の進歩も決してあきらめない。けっして。

これはすごい作品だと思います。
私のなかで、成長もののコミックとして
『ヒカルの碁』がひとつのシンボルなのですが
(週刊少年誌・月刊女性誌と、掲載媒体もかなり毛色が違うので
 安直に比較するのもよくないのですが)
『ヒカルの碁』が22巻で完結しているのに対して
30巻前後から、鮮やかに背景が立ちあがってくる
このダイナミズムは只事ではありません。
ここまできていまからこんなにギアがあがるものなの?
と、びっくりした。ほんとうにびっくりした。

キャラクターとしては、
ほんとに嫌いになるひとがいなくてびっくりします。
いやな子や、いやな人はいるんですよ。
でも、いやに思える部分と表裏一体のなにがしかが
きちんと描かれて、ああ、そうだよね、そういうひとだよね人間って、
なんて、受け入れてしまえる。

こんな幸福なまんが体験ができるなんて。
いままで(偏見で)手を出さなくて本当にごめんなさい。

決して届かないと思っていた場所
一歩でも足をすすめれば、そこに近づくことができる
そのことの尊さ
そして努力すること
あきらめないことの強さ

「ねだるな
 勝ち取れ
 さすれば与えられん」

は、私の胸にこだましているフレーズのひとつなのですが

私はそれを

届いても届かなくても、
自分が望んだもの以上の豊かなものがきっと戻ってくる
そしてそれは思わぬかたちで恩寵のように
自分でも気づかないうちに
それをその形をコントロールすることなんて誰にもできない

という意味で受け止めています。

誰もが誰かを育てているし、
じぶんも自分のやり方で足をすすめる、
自分は自分の戦いを決してやめない、
NEVER,NEVER,NEVER,NEVER!!
というその足の裏に感じる力強さ。

それでいてコミカルな部分も
そしてあくまでメジャーではない、アマチュア競技としての
いろんな不完全さ不安定さも
余すところなく万全に描ききっています。
こんなにそこ力があって華やかさも備えていてなおかつ
やさしく笑かしてくれる作品に、リアルで出会えてよかった。
ほんとうによかった。

「あんたは昔っから家のことせんで
 本のじょう読んでひとつもおぼえんで
 嫁御に出されんちおばあちゃんもいいよった」
 
と、この夏も思い出したように母に言われたワタクシですが

好きなものは、
切り離すことなんてできないのだということを
それは人生そのものなのだということを
今更ながら思い知ることができた(幸福)作品です。
すごい。
いや、ほんと、
おかげですばらしく豊かな人生をおくっております。

図書館で借りて読んでいるのはこちら。


イギリスの高齢者たちの群像劇。
知的階級に属するひとたちがメインなので
古典や美術、歴史とりわけ
(カナリア諸島の別荘地が舞台のひとつなので)スペイン内戦など
話題のひろがりが多岐にわたっていてとても楽しい。
ミーハーなのでとっぷりとひたっております。
急いで読むこともできるのだけれど
そんなもったいないことはしたくない作品。
じりじりねちねちゆっくり読むのがたのしい。
購入した方がいいのかな。いいのかも。

そしてろくろく夏休みがある訳でもないのに
どうしてこうして外国文学とかに
手を出させる魔力があるのが8月半ばという季節(責任転嫁)
夢にみるほど芬語やんなくちゃテンションなのにね!


by chico_book | 2018-08-17 00:01 | まんが | Comments(0)

全知であり無心であり(讃えるのみ)

最近ねこと暮らし始めた知人のご自宅にお邪魔しました。

15ヶ月くらいのアメショちゃん。女の子。
3キロすこしとのことで
それはそれはすらりとしたお耳の大きい美人さんでした。
本当に足音が全然しない。ビックリ。
ちこは……そうですね、少し高いところから降りるときは
すたっ、と、足音がするし(………た、体重??)、
廊下の向こうから来るときも気配があります。
でもそれは私の感覚が、
ちこに特化されている部分もあるのかも(自慢)
ふふ。そんな楽しい妄想をしながら、存分に遊んでいただく光栄。

ほんとうにすらりしゅるりとした
(写真がなくて申し訳ありません)
モデルさんのような美猫さんでした。
三階建てのおうちの階段を、
どどどどど、と
ひとり元気に走りまわる。
地元のことばで飛び回ることを
「とんくりまいよる」
と表現しますが
(個人的にフランス語っぽくて好き)
まさにそんなかんじ。
クッションでもなんでもピョンピョン飛び越えて
空中で身をひるがえす。
ああそうだ、ねこってこんなイキモノでしたね。
なんてね。

ちこがそんな動きをしたことあるかな。
たぶん見たことないような気がする。
ある程度おとなになってから
うちの子になったためでもありますが、
もともとそうなのかもしれない。
ちびっちゃいこだったらそうだったのかな。
そうかもね。
あったことのないちこの時間もいとおしい。

私が持って行ったおみやげのおもちゃも大うけで
(スタンダードな羽根付ねこじゃらし)
ほぼ午後中ずっと遊んでいました。すごいすごい、
若いにゃんこって、床に置いたおもちゃを
自分で咥えてまで遊ぶのね。
動いてなければ自分で動かしちゃう!! 
ぴょんぴょん空中戦で飛び回っちゃう!!
情熱全開のかわいらしさ。
夢中になるちいさいからだが
その一心不乱さがかわいくてかわいくて。
そう言えば、種類のはっきりわかっているにゃんに
あうのはこれがはじめてかもしれない。
(ねこカフェや、ねこ展などを除く)
知人の家のねこたちはみんな、
『側溝で鳴いていた』
『近所の屋根裏で生まれた→壁から出てきた』
『玄関先をうろうろしていた』
『ベランダから入ってきた』(←ちこ)
な、由来バリエーションたのしいねこ、いわゆるミックスちゃんばかり。

でも、そういう元気とは無縁で、
自分の欲望や心情にゆっくりひっそりつきあって
日々充足しているうちの姫ばっばが、
やはりわたしは大好きです。
なんという宝石。ミ・テゾーロ、なんて呟いてみる。

本日の姫ばっば、
お昼過ぎにゆっくり起きだして
「にゃああん みゃうううん」
と私を呼びました。

猫じゃすりですりすり、カリカリも少し、
『15歳以上のねこのためのなめて食べられるごはん』
に、腎臓病のお薬を混ぜたものを
小さじいっぱいくらいなめて満足。
トイレも終えると、満足げにベッドに戻っていきました。
日々こんなかんじで過ごしているのかしら。
そのささやかなしあわせを抱きしめて慈しんでいるような
ちこがたまらなくて、そっと手を頬を添える。

廊下の途中で立ちどまっているので
(やっぱり足音してるような??)
そっと様子を伺うと、目を合わせ、サイレントミャウ、
そして3歩あるいてゆっくり振り返る。
じっと私を見る。
ついてきなさい、の、リアクション。

やはり年を経たねこは、
ちょっとなにかの境界を越えているのでしょうか。
ヒトのことば理解していますね完全に。

若若姫にゃん、近々避妊手術の予定だそうです。
幸い多い日々を存分に過ごされるようにお祈り。
もちろんちこにも、
さくらちゃんまりちゃんMOMOさん
のんちゃんメイちゃんだいちゃんと
ほかのしりあいのにゃんこさんも、
そうでないすべてのにゃんさんも、ひとしくすべて。

さてすこし先ですが忘れないうちにメモ。まんがメモ。
7/23発売。


きのう何食べた?(14): モ-ニング

よしながふみ/講談社

undefined


夏冬年二回の、友人との会話みたいな。

LIMBO THE KING(4) (KCx)

田中 相/講談社

undefined


ゆるっと話が動きはじめています。期待期待。
おためし読みのリンクを置いておきます。



とりぱん(23): ワイドKC

とりのなん子/講談社

undefined


近刊は鳥以外の話題にも広がって、
やはり友人の定期報告のような。
(ずいぶん年齢が違うので図々しくもある発言ですが)
とりのさんちににゃんこもいて、その意味でもたのしみ。

こちらは7/6!!





by chico_book | 2018-07-02 01:50 | ねこ | Comments(5)

ぱんたれい

図書館にリクエストしていた
『羊と鋼の森』ハードカバー
横浜市立図書館所蔵は106冊。すごいー。
3/4にリクエストして本日『準備できました』メールが来ました。
現在の予約数は216人。

ちなみに文庫版は9冊所蔵で本日時点で272人待ち。
山内文庫だと『公開ティーンズ』書棚にあるそうです。ふふ。
山内文庫は、帰り道あざみ野駅のPAULで
お茶しながら
わくわくいそいそと本を開くのがたのしみ。

いま読んでいるのはこの本。



めちゃくちゃ面白い……。
ことばの森に迷い込んでゆく、底なしのわくわく。

いったことないのだけれど
中欧から東欧にかけて延々と続く大地に
ぼんやりとしたあこがれを抱いております。
主に映画で知ってるんだけど。
ほぼ映画でしか知らないんだけれど。










こんなかんじ。

思いつきで借りてみたのですが、ほんとうによかった。
作者のかたはロシア語の先生とのことです。
これはうれしいめぐりあい。


f0257756_23575121.jpg


今日の姫ばっば。相変わらずのおこたつライフ。
こまめに拭いているのですが涙目と鼻水が収まらず。
ちょっと心配。

f0257756_23574295.jpg

※デジカメ不調につきスマホ使用したところ、
写真のサイズがちょっとアレですがご容赦ください

この写真がわかりやすいかな。
あまりにひどく食欲も落ちるようなら抗生物質も検討しましょう、とのこと。
うーん悩ましい。
とりあえず嫌がらずにふかせてくれるいい子にゃん。

食欲もトイレも変化はないのですが
そこはかとなく気配が静かなようで
私は少しびくびくしています。びびりねえ。
そんな私にどっかり乗って
大音量のぶるんぶるんで
「まあオチツケ」
ってやってくれる豪気で高貴なおねこさま。最愛。

『万引き家族』
カンヌでどういうタイトルになっていたのかが気になる……。
そして是枝監督とはちょっと趣味があわないことが
多いのですが絶対観ます。

夫のおすすめコミックをすこしずつレンタルで消化中。

いやあ熱い! 熱い熱い!!
なんだこの痛気持ちいい後先考えない生き物たちは!

そして推薦してから何年も経ってから突然着手、
というペースにまったくせっついたり文句言ったりしない
夫にそっと感謝。
ペースを大事にするというか、無理強いしないというか、
あるいはいつもコンテンツに
追われていることにお互い理解があるというか
(同好の士どうしというとかっこよすぎ??)
ありがたいことです。
嬉しいというより稀有、という気持ちが強くて
やっぱり『有難い』という表現になっちゃいます。

お相撲とか私全然わかんないけど…とたじろいでおりましたが
読んでみましたらめっちゃおもしろい。
そんなことぜんぶ吹っ飛ばされて巻き込まれてしまいます。

そう言えば碁のことは最後までわからなかったけれど
ヒカルの碁はめっちゃ面白かったなあ。

そしてワタクシの亡父が
日本棋院まで行って、塔矢名人ごっこをしていたことを
知ったのは没後のことなのでした……。

f0257756_00221175.jpg

証拠写真。
さすがにそのまま載せるのは憚られましたが
どう加工しても犯罪者あるいは亡霊ふうになってしまうので
ええいままよ、と、ちこにゃんにゃお面をつけていただきました。
ごめんねパパ上。でも名誉なことですよ!(力説)

『ヒカルの碁』ブーム当時、突然
『碁をやりたい』と言い出す子どもたちに
囲まれて戸惑いながらも大喜びしていたことや

宮崎に旅行した時にふたけた万円の碁石と碁盤を(内緒で)購入して
あとから妻(私の実母)にぎっちり怒られていたことなども思い出す。
(まあばれるでしょう当然)
(そして事前に要求してもまずとおる話ではないので
事後承諾というのは作戦としてあり、というか……
ほかに手はなかったことでしょう、うむ)

それらも通っていた公民館の碁会所に寄贈したとのこと。
すこしずつ片付いて遠くなってゆくのも
そして不意に思い出されて世界に発信されたりするのも
もろもろふくめてぱんたれい。

『もし生きてたら将棋の藤井さんのことなんて言ったかねえ』
『でもお父さんはどっちかというと碁の方が贔屓やったけん
意外と悔しがったりしたっちゃないやか』
『そうなん? どっちも好きかと思いよった』
『うん、どっちも好きやけど、くらべるんなら
盤上の見た目がきれいやけん碁の方がいいんやち』

とても意外な答え。
ジャージに革靴でどこへでも行くオシャレとは無縁の
玄関に花を飾ろうが何をしようが全く目に入っていない!
と母親をいつもプンスカさせていた人が
そんなこといっていたとは。

いないひとのことを、いるように話す。
どこか遠いかんじで話す。

『火ノ丸』の相撲の含有している歴史やそのたましいとか
『ちはやふる』の連綿と続いてきたうたへの思い
(あくまでスポーツとはいえ)
それらの流れも含めて
ぱんたれいに思いを馳せる初夏の夜。

ねこのかそけき寝息(…いびき??)を聞く幸福。


by chico_book | 2018-05-23 00:38 | 日々 | Comments(2)

たのしみはすこしずつ



あいだが開いてしまうと、
その間に話題にしたいようなことがアレコレわさわさと積み重なって
逆にどれを選ぶということが出来なくなる。
自分でハードルあげてるってこういうことかな。

ともあれとにかくばたばたとしていまして

なつかしいひととあったり
はじめての場所に行ったり

f0257756_01155633.jpg

※大仏様ははじめてでした。凄い人出でびっくりしたよ。

はじめてのイベントにおずおずと出かけてみたり
(さとこさーん!!)
(まさか私の人生で生プルシェンコを目撃する機会があろうとは)



バージョン違いのマダムバタフライがシーズン最後に
みられて本当にうれしかった。
このシーズンを戦い抜いたさとこさんに
怪我あけのシーズンで
一時は「完治までに二年」とまで言われたほどなのに、
まったくあきらめずにしっかりとたたかいぬいた
タイニイクイーンさとこさんに、
ほんとうにこころからの敬意と感謝を。


さとこさーん!!!


しかしそんななか、脳内でずっと流れているのは










という、
ドラマと映画に支配された生活を送っておりましたが
(さすがにすこしおちつきました)

実は語学の立ち遅れが深刻になったというか、
イマココでおっついておかないとえらいこっちゃ!!
な、事態を把握というか直面というか
冷や汗書いてテコ入れ中です。
いやほんと、ようやくベースのうっすいところが
おぼろげにつかめてきたくらいのところなので。
ぜったいここからが大変で面白いはずなので。
(自分に言い聞かせ)

にも関わらず本とか映画とかギリシャ神話講座とか
ああだのこうだの、わっせわっせと走り回って、
展覧会に行きそびれて悔んだり
映画ドレにしようか悩んだり、
はたして私はコントロールできているのか支配されているのか、
なんてことをぼんやりと思う。
我欲に踊らされている日々ではなかろうか、とかなんとか。


f0257756_01232555.jpg

NHK青山教室のビルの窓から。ギラギラギロッポン。

お向かいに森が広がってると思ったら赤坂御用地でしたよ。
都心ですねえ。びっくりするよ。

通勤途中に小学校があり、
マンション内でも新入生の集団登校のお知らせ。
「お騒がせすることもあるかと思いますが
 どうかご寛恕のほどを」

そんなに長い時間ではないだろうし、
そんなにへりくだらなくても、
と思うものの、
ずっと体調悪く過ごしている場合などは
気になってしまうものかもしれない。
私の家にはあまり声が聞こえないし、
たぶん時間帯もかぶってないので不用意な発言かも。
先にひとこと投げておくことで回避できる
あれやこれやももしかするとあるのだろう、なんて。

それより驚いたのは、
小学校の前に集う保護者の皆さんの年齢層。
圧倒的にグランドなお父さんやお母さんが多い。
そういう時代なのでしょうか。
出産年齢もあがっているので、わたしの勘違いかもしれませんが。

ちなみに35歳でワタクシを出産した実母、
当時としてはそこそこの高齢の部類で
小学生当時の私と一緒にいると、
『大奥様でなく若奥様はいらっしゃいませんか』
『おばあさまではなくお母様は』
とちょくちょく言われ、
みるみる機嫌が悪くなっていったものです。
(途方に暮れる子ども)

おまけに百貨店の子ども服売り場を
ああでもないこうでもないとうろうろするも、
当の本人(私)は試着にくたびれてめんどくさがるわ、
さっき買ったばかりの本が
気になってそわそわするばかりという、
まあなんとも甲斐のない話ではありますが。ごめんね母上。
ちょっと趣味のベクトルがアレだったんですよね、お互い。

青山から歩いて渋谷に抜けるか、
代官山まで遠征するか、
あるいは中央線方面に抜けるか
がんばって東京駅まで行くか、ぼんやり歩くのは嫌いじゃない。
おのぼりさん全開。

片道2車線以上ある道路の、
横断歩道わたるのが怖かったのよ。
ずらっと並んだ車が
じいっと見つめているような気がして怖くて怖くて、
高校を出るまで、つまり地元を離れるまで。
だって生活圏になかったんだもの。
なにしろ、
小学校の社会見学で『スクランブル交差点を歩く』
があったんですよ。牧歌的にもほどがある、

たまに車で20分くらい離れた、
大きい街の本屋さんに
父親に連れて行ってもらった時くらいしか遭遇しなかったのです。
娘を本屋に連れてゆく、という名目で
たまにドライブがてら。
父は父で(地元では本人的に憚りのあったらしい)
ほかの街でパチンコに興じる2時間ほどの間、
娘を本屋に放流するのでした。
いま思い返しても夢のような時間であったよ。
たぶん彼にとってもそうだったのでしょう。
解放感そのものの貴重な時間。





思いたったが吉日! 

246の横断歩道を歩くときに
いつもそれを思い出してひとり照れ笑い。
当時『ぶ~け』で描かれていた、オシャレなカフェやら
なんやらがある246ですよこの道!!
(ファッション誌ではなく、まんがで語るあたりが
いろいろと限界というか特性というか)
※主に松苗あけみ先生と吉野朔実先生です(涙)(プラウドオブ)

あのころよりも大きな街の
大きな本屋が綺羅星のようにある場所に
いまは住んでいて
そして高校生のころよりは
ためらいなくお財布を開くことができるのに。

なんだか卒然としてしまう。
あの頃もあのころで必死でたのしかったなあ。
たいへんな事も多かったけど。

そんなことを思うのは、春だからかもしれない。
そう、話題の春バテ気味なのですきっと。
安直に話題にのっているだけかもだけど。
五輪イヤーのスケートシーズンが終わって
気が抜けているのかもしれない。たぶんきっと。

とりあえず気を取り直して備忘録。
明日か明後日には買いましょう>自分。


ダンジョン飯 6巻 (HARTA COMIX)

九井 諒子/KADOKAWA / エンターブレイン

undefined


6巻早々と出たような印象、
うれしいけどちょっとどきどきしなくもなく。


うたえ! エーリンナ (星海社COMICS)

佐藤 二葉/講談社

undefined


こちらはちらちら噂を聞いている。すっごくたのしみ。

そしてうっかりスルーしていましたこれ。
去年の秋には出ていた様子。
そして6月には続刊が出るとのこと。ひゃあ。


保護犬(しかも大型犬種の秋田犬、独身女性はじめて犬と暮らすことなど)
との暮らしをていねいに描かれていて
ああ、続くといいなあこれ、と思っていたのです。
よかったよかったそしてうっかりスルー。

ともあれもっと活字を読みたいのです。飢えている。
読みなさいよ、と、自分で言ってしまえばそれまでですが
なんだかんだとうまく回せず。



by chico_book | 2018-04-13 01:47 | 日々 | Comments(0)