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そろえたおててと積みかさねた本(幸福の話)

しましまのしまちゃん、少し前の映像。

※追記:前回のしまちゃん記事はこちら

この寒波が来る前、同じ公園で日向ぼっこをたのしむしまちゃん。
隣のベンチに座った男性と、ワンちゃんづれのご婦人が
『しまちゃんがうちにごはんを食べにやってくる』
話をしていました。

なんでもご自宅の飼い猫、ミイちゃんが
お散歩帰りに連れてきてからの縁だそうで
『こいつら開けて入ってくるのはいいんだけどよ、
 閉めねえんだよなあ』
とのこと。ふふふ。
夜は軒先の、いまは使われていない犬小屋で
眠っているそうです。

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「あんたんちの子にしちゃえばいいじゃん?
 もう飼ってるようなもんでしょ」

「俺はいいんだけどな、こいつがどう思ってるかだよな。
 第一さわらせねえし」

「今年はあったかいからまだましだけどねえ」

「ほんとに寒くなったらチビも考えるかもな。そのときがチャンスだよな」
※男性の方は、しまちゃんを「チビ」と呼んでいました

この会話を隣で(何となくながらも)小耳にはさんでいて、
本当によかった。
雪のちらつくここ数日、しまちゃんの姿はありませんでしたが
不安はずいぶん目減りしました。
どうぞあたたかに安心に過ごせていますように。

3月末で有効期限のポイントが4000円分たまっていたことと
『読んで内容/感想を教えて』
というオーダーを受けたことを追い風に
そして久しぶりに上がったテンションそのままに、
ハードカバーさっくり4冊思いつきで買いこみました。
ふああゾクゾクする。しかし重たかった。

オーダーされたのはこちら。
想定していたより、読みやすかった。
しかし感想をまとめるのはまだすこしかかりそう。


あちらにいる鬼

井上 荒野/朝日新聞出版

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谷川俊太郎、横尾忠則、萩尾望都、高野文子!!
衝動買いするしかない。


あの人に会いに 穂村弘対談集

穂村 弘/毎日新聞出版

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さあ当たりであってください!!
数多の積読があってもたまに手を出さずにいられないのが
クレストブックス。




(私の見た範囲では)ネットで話題沸騰の本作。
現物見たらついふらふらっと。

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本)

チョ・ナムジュ/筑摩書房

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既に二冊読了。窯変はちょっと横に置いて。
いまは本の重さが重要な要素。痛くて持てなくなってくるので。
ほんとは文庫本が最適なのですが。

そんなワタクシに、後輩からさりげない贈り物が届きました。
ほんとにほんとにありがとう。

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さりげなくもかわいい、つやつやの赤いりぼん。
中身は、なんともかわいいミニトート!!
文庫本と携帯とお財布ジャストサイズ。
図書館やカフェでのサブバッグとか、
ちょっとコンビニとか、
公園にしまちゃん探しに行くときにとてもとてもいいサイズ!


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内袋もにゃん尽くし………。
なんとこちら、彼女の手作りなのです。。
すごいーー!! ほんとにありがとう!
ここに書いても届かないだろうけど、書かずにいられない。
じまんじまん。


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先日の絵本といい、
わたしはまわりの皆さんに本当に恵まれているなあと思います。
ほんとうにありがとう。
ソファーでうとうとしながら
私がベッドに行くのを待っていてくれるちこも、
本当にありがとう。



by chico_book | 2019-02-12 02:31 | ねこ | Comments(0)

小声できーとす

年末からのばたばたで今期は外国語の学習をお休み。
今期は、ということはつまり戻るつもりがあるのですが
じぶんでも予想はしていたのだけれど

なんとまあ日々疎くなることか!!

ものすごく絶望的な気持ちになっています。ほんのりと。
ほんのりと、なのは、まあこれはもう抗っても仕方ないかな、
という気持ちがあるから。
手術が終われば割とすんなり
日常がリカバしてくると思っていた自分の生ぬるさよ。

なにひとつするにも、二倍三倍の時間がかかるので
とてもそういう訳には行きません。
なんてこった。

あああなんだかなあ、と
ほんのりダウン気味なところに、空を飛んで届きました。
フィンランド語の絵本。ほんとうにありがとうございます。


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にゃんとおじさんのお話みたい、
しかもそこそこガッツリ文章があります!ワーオ!!

へんにゃりしていたこころもちへ
ふんわりやさしく、手を差し伸べていただいたような
しゃがみ込んで伏せていた目の先に、たんぽぽを
差し出してもらったような。

もうすこし元気が出たらゆっくり再開します。
きっとできます。ほんとうにありがとう。
切れてしまいそうな細い細い縁を、
しっかりつないでくれたような。

おなじようにすこし外国語と距離をとっている
学習仲間からも、久しぶりに連絡が。
私のほうから連絡しなきゃしなきゃと
思っていたところだったので
やはり背中を押す、というよりそっと支えられたような。






この際立った個性の違いにもう、滾る滾る!!
凛としたさとこさんと存分な紀平さん。
こうしてみると、
確かに身長あまり変わらないんですね。

気づけば4大陸ももうすぐ。
そしてさとこさんバヴァリアンオープン!!
ヨーロッパの試合に出る印象があまりないので
とても嬉しい。
問題はどうやって見るかどうかですが。

順調に粛々と『窯変』再読しています。
いま二巻目で『若紫』。
こんなにすぐもりあがる話が来るなんて!!!
そして文字通り綺羅星のような登場人物が続々と、
たのしみでたのしみで。
ああ、続き、続きをはよ! はよ!!
と言う思いを1000年たっても
共有することができて、もうもう素直にうれしい。
ふふふ。
むかし読んだ時もそうだったけど、惟光がむっちゃ好き。
あと意外と和歌がシンプル。

それとは別に図書館からこちらを衝動的に。




青おにひどいよ、と、思わずにはいられない。
残された赤おにはどう気持ちを持っていけばいいのか、
なんて、いまさら真剣に考えこんでしまいました。

『むく鳥のゆめ』も入っていました。
この二編がすごく読みたかったのでめっちゃ満足。



by chico_book | 2019-02-04 00:55 | 日々 | Comments(2)

ちことねこに捧げる諸々

ちこにゃんの鼻水と目やにが止まらない。
膿のような、色のついたものではないのですが
くしゃみも増えてきて、
ぜんそくのようにプウプウいうので
(寝息ならかわいいけれど、
 しょっちゅうでしかも激しいので不安)

先生に診ていただく。
私ではまだ無理なので、
シッターさんにおねがいしてということになりました。

ペース変わらず、体重が減っているので慄然とする。
片手で軽々と抱えられるとは思っていましたが。

食欲はそんなに落ちていないので(もともと食が細い)
打てる手が本当にない。
しばらくウェットジプシーになって、食いつきのよいものを探してみようかな。
あと「エネルギーちゅーる」の本格切り替えを試してみます。

年齢と持病のこともあり、
本人が元気な間はそこまで深刻にとらえすぎないように、
ということなのですが
やはりそこはかとなく気配がひっそりとはしています。


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※少し前の写真です

「こんなに歯がないのに、よくごはん食べるねえ」
とは、夫のことば。
こり、こりっと丸飲みしています。
うれしい・・・というよりはありがたいとか尊いとか。
ウエットもかたまりは食べ残すことが多いので、
ほぐしたりペーストにしたり、ゆざましでのばしたり
ヨーグルトを混ぜてみたり。


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相鉄の駅でみかける「そうにゃん」。大活躍そうにゃん。
横長の楕円のお顔のフォルムに、うちの姫ばっばを連想して
見るたびに胸が熱くなるので相鉄に乗るのは結構大変です(笑)
実は。



「広報」担当のそうにゃん。
腕章をつけている姿が、
『チェブラーシカ』で”動物園に勤務するわにのゲーナ”を
連想して泣ける。





黄色いねこもよいものです。
人がよくて巨大化しやすいと言う噂を聞きましたが。

英語圏で言うオレンジ色のねこ、ですねたぶん。
そういえばマーマレードちゃんとか、
そういう名づけを見かける気がします。
そしてたぶん『ポテトスープが大好き』!!




そうにゃん絵本が出ているのは知っていましたが
購入しようか迷っているうちに第二弾も発売済でした。
初版5000部と明示してあるあたり、迷うなら早めに動いた方がよさそう。
といっても発売は2018/11ですが。



※アマゾンさんでは発見できず


R.I.Pという言葉を、そっと添えておきます。
ご家族のことも、ねこさんご自身も、たいへん素晴らしく全うされました。
心より尊敬と哀悼の意を。
そしてそんな様子を分けてくださったことへの感謝を、改めて。


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たいへん麗しい白キジさんへ。
なかよくしてくださってほんとうにほんとうにありがとう。
年齢不詳の妹ねこより。



by chico_book | 2019-01-19 07:20 | ねこ | Comments(4)

お見舞いは先延ばししないが吉

最近の移動は飛行機が多い傾向にあります。

単純に空を飛ぶ乗り物が好きというのと
空港という場所が好きだというのと
帰省先が新幹線沿線ではないというあたりの
事情もろもろが絡まりあっているのですが
(あとwebでさくっと予約できる手軽さも)

実際にドアtoドアの時間距離で考えると、
1時間程度しか変わらなかったりもします。
しかしなにしろちこのことがあるので少しでも早く帰りたい
となると、この1時間は貴重でもあり。

九州往復交通費、私なりの基準では
往復3万円以下ならまあまあかな、
というところなのですが、
早割などを駆使するとかなり割引率が大きいこともあり、
2.5万程度だと勝利宣言だせる気になります。単純。
(早朝深夜便など駆使すると、理論上片道10,000円以下も
 可能なのですが空港からの足がないので対象外)

しかし直前で動こうとすると
いきなり片道3万円オーバーの座席しかないことも多くて、正直きびしい。
そういえば学生のころには片道5万円だったりもしたのですけれど。
まさに隔世の感あり。スカイメイトの空席に祈りをかけましたっけ。

という訳で突然決まった日帰り九州出張コース、
帰りはひさびさの新幹線でした。
山陽東海道ほぼほぼフル乗車。
しんどいかも、という気持ちと、
移動と乗り物が大好きなのでわくわくする気持ちと。

駅まで送ってもらった後、
発車時間の10分前にみどりの窓口に駆け込んで
指定席は真ん中しかないということで自由席にかけてみる。
(この気軽さは結構楽しい。わくわくしました)
ホームへ駆け上がって、長い長い新幹線の端っこ三両の自由席車両へ。
日曜午後の上りは結構混んでいる率が高いのですが
さてどうなることやら。
もっと遅い時間の場合、結婚式などなどで出来上がってる人も多くて
しんどいことも(過去に)あったのですが
15時過ぎという早くも遅くもない今回の場合はさて。

窓際は座れなくて残念でしたが通路側に無事着席。
ひさびさの新幹線、記憶にあったよりも足元が広くてほっとしました。
そう思うのは飛行機に慣れてしまったからかも??
4時間半ほど。本を読んで疲れたらうとうとして
また読んで。
いやあ充実したすごくよい時間でした。凄くすっきりした!!




中学生のころに北杜夫>遠藤周作の流れで読んでいた原民喜。
なつかしくなって読みました。
ふるえるような繊細さとか真摯な祈りとか、
いろいろなことをゆるゆると思いめぐらしながら読了。
広島を通過しながら読むことができたのもよい経験でした。
こういう記憶って刻まれるから。自分のなかに。


図書館本を、延長して返却してまたすぐ借りてようやく読了。
最後のほうは新富士、静岡、熱海、小田原と、競争するように読み進めて
新横浜で一緒にゴール。

大学受験の時は新幹線で移動したし、
私にとって新幹線は、
学生時代に友人と一緒に移動した記憶が
多くて深い乗り物だから
(飛行機はひとりで移動が圧倒的に多いのでまた違う)
いろいろなことを思い出して
ついつい内省的になってしまったり。

細やかな記憶の機微がふらりふらりとかつ消えかつ浮かぶ、
あぶくのようにほろほろと流れゆく情緒の短編連作、
そう、まさに揺蕩うような感慨とともにある読書体験に
ぴったりでした。新幹線のなかで読むマンロー素晴らしい。

そして5時間弱をみっちり読書にあてる快楽。
これは飛行機では味わえないなあ。
九州便はだいたい1時間半前後で到着
(軽くうとうとして週刊文春読むとちょうどいい時間配分)
という思いと、

すっかり縁遠くなって、もう国際線の長時間フライトとか厳しいかしら、
と思っていましたがいやいやまだまだいけそうだわ。
と思った次第です。もちろんケアは諸々必要ですが。じぶんに軽く安堵。
正直まだまだ乗っていたかった。もう一冊本があればぜんぜん余裕。
フライト時間で行けば、
マレーシアシンガポールフィリピンくらいだものね。
欧州便はまた別ですがきっと大丈夫。
そんな謎の自信を深めた日曜の午後でした。
まあなんでもいいのよ自信を取り戻せるのなら。

朝8時に家を出て(往路は飛行機)21時前に帰宅。
ほぼ平日と同じタイムスケジュール。
あまえんぼねこの機嫌をとって取らせていただいて、
外出先で触れ合ってきたねこの気配(におい)に
きっと気づいていてもなにもいわないちこ。
やさしいちこ。


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最近いつも同じ場所のおなじような写真ですが
どの写真のどのちこも同じようにすべていとおしくてならない。

こんなに愛させてくれてありがとうちこ。

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2017年6月のちこ。むっちりみっちりしていますね。
こうして並べてみると、いまのちこはたしかに
すこしJOBOJOBOしてるけれど
その枯れたような奥行きがこのうえなくいとおしくて
いつもいつでも本当に日々刻々とぴかぴかの輝きを増してゆく。
魔法か! 魔法やねえ。マジカルやねえ。
最上にして最愛。

エアコン・ねここたつ・電気ひざ掛け装備で、
ちこの冬をバックアップするよ。一緒に乗りきろうね。



by chico_book | 2018-11-22 01:52 | 日々 | Comments(2)

夕方の病院で、日暮れの早さを実感

前回の記事のあと、
さっそくちこにゃんの病院に行ってまいりました。
ちょっと久しぶりかな、と思いましたが
実は2週間ぶりでした。日曜の夕方。

体重4.12キロ。微減。
お熱は38.2℃、平熱でした。。
だっこした時にちょっとほかほか感があったので
心配していたので安心。
くしゃみは時々、お鼻はちょっとかぴかぴ。
いまのところ腫れてはいません。

ちょうど終わるところだったおくすりを
延長して様子見ということになりました。
また一週間分だしていただく。
これで効かないようなら変えましょう、ということに。
鼻水をサンプル採取されるちにゃ子さん。
どうしてそんな瞬間までそんなにかわいいの!!
(安定の馬鹿)

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本日のちこにゃん。お鼻のかんじわかるかな。
リラックスしているかんじのところかな。

ところでこのところ
抜け毛がものすごいのです>ちこにゃん。
季節の変わり目だし
珍しいことでもないとも思うのですが
なんだか今年はものすごく量が多くて、
ブラシをあててもあててもきりがないので
心配で聞いてみました。

「毛根に力のないタイプの抜け毛ですね。
 こんなかんじでしばらく抜けると思います。
 病気ではないので、まあちょっと薄いかんじには
 なるかもしれませんが気にしないでください。
 たいていそのうちまた生えてきますんで」

毛根に力のないタイプの抜け毛……
なんだかすごい響きですねぇ。こういうのパワーワードというのでしょうか。
身につまされるとでも言いますか。

ところでこの日のちこにゃんは
いつになくご機嫌ななめで
おつめツンツンしていただく間、
大音量で文句を言ってました。

むぉぉぉぉぉぉう!
うぁぁぁぁぁぁん!
で、間にシャア! シャア!! と、大騒ぎ。

この夏は6日も入院したのに、
もう何年も診ていただいているのに、
おなじみの皆さんなのに
『ちこちゃんの、こんな声聞いたのはじめてです』
と言われてしまうほどに。あはは。
でもまあ、声を出すような
元気のない時期もありましたもん。
ドクターには申し訳ありませんが、
笑ってくれたので良いとしよう。感謝。

ちなみにこの日は待合室にワンちゃんがたくさんいて、
ずうっとフンフンにおいをかぎながら歩き回っている
長毛の小型犬さんがいました。
おとなしくてほんとにかわいらしかった。
なんでも、目が見えないわんちゃんなんだそうです。
そうなんですね。
うーん、全然わかりませんでした。
穏やかにまわりのひとつひとつを確かめるように、
ていねいににおいを嗅いで確認していたワンさん。

「この子、病院の待合室が大好きなんですよ。
 いろんな犬のにおいがするから」

飼い主さん優しく説明してくださる。
なんて優しくてかわいいの!

そのワンちゃんとご家族で、いっしょに来ていた
もうひとりのワンコさんは(フレンチブルっぽかった)
おなかをなでてほしいようで、
お父さんの膝の上に完全にひっくりかえって
完璧すぎるほどのへそ天・開きを披露。
ずうっとおなかをなでてもらっててご満悦でした。
お父さんが少しでも手を止めると
『ウォン! 』
と、怒りを表明。かわいいなー。ほんとにかわいい。

たまにさわらせてくれるわんこさん、
ふだんねこを見慣れている身からすると
わんこさんはお耳が分厚くてふっくらしていて
あんよがしっかりしていて
(そしてそれを『お手!』で実にフレンドリーにさわらせてくれる!!)
ああ、ひとのお話をよく聞いて
ひとと一緒にお散歩するいきものなんだなあ、
と、しんみりしました。

4キロちょっとのちこにゃんは、こんなかんじです。
かわいいーなー(ぶれない馬鹿)

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おててくんにゃり。ちょっとお耳の覚悟が気にはなりますが。

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かわりばえのしない写真かもしれませんが、
わたしのよろこびのために!!
お手々ほどいたバージョン。

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病院からの帰りは18時過ぎ。すっかり暗くなっていました。
そうだよね、お彼岸だもの。
また明るい時間が長くなる時まで、ちこにゃん一緒に頑張ろうね。

待合室で読もうと持って行った本。いやでも全然無理でした。
ちこにゃにお声がけするのに一生懸命でとてもとても。


わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)

ロンブ カトー/筑摩書房

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14のヨーロッパ系言語と中国語、日本語を、ほとんど自国を出ることなく、純粋に学習という形で身につけてしまった女性の外国語習得術。25年間に16ヵ国語を身につけていく過程と秘訣をつつみ隠さず公開してくれるこの本は、語学の習得にあたって挫折しがちなわたしたちを、必ず目的の外国語は身につけられるという楽天主義に感染させてくれます。通訳者、翻訳者の入門書としても好適。
※アマゾンより引用

津村さんの帯に魅かれて、コツコツ積み重ねのためのささやかなブースト。
米原万里さんの、唯一の翻訳書なのだそうです。知らなかった。
ちびちび読むのがとても楽しいです。
ちょっとなにかよいものを、自分の内側に積み重ねるような。





by chico_book | 2018-09-26 00:18 | ねこ | Comments(1)

あたりまえのでこぼこ

土曜日は語学に行った後、ランチを食べて帰ったのですが
その途中で脂汗が出るほどの下腹部の痛み。
一歩歩くごとに、ずん、ずんと、響くかんじ。
右下腹部、ちょうど盲腸のあたり、
盲腸はもう切った後なのですが、ちょうど盲腸の時のようないたみ。
横浜駅の足早な雑踏をそおっとそおっとかわしながら移動。

三連休だよね、病院やっていなさそう、どうなるかな、
最近見直した生命保険に「テレフォン健康相談サービス」が
あったような気がする、どうしよう、
と、乗り物に乗って帰宅している途中で
すうっと引いていきました。なんだったんだろう。

盲腸の時も、『腎盂炎では』と泌尿器科に行って
『白血球が多いのでとりあえず抗生物質だけ飲んで』
という流れでこじらせたので、
盲腸でないことは確実なのですがちょっと心配。
以前内視鏡していただいた胃腸器内科が近くにあるので
いってみようかなあと考えています。

日曜日はマッサージの予約。ひさしぶりの全身コース。
いつもうとうとからぐっすり寝入りこんでしまいます。
でも今回は
『パンパンで指が全然入りませんでした』
とのこと。
深呼吸して胸を開いて、ゆるめて行きましょう、とのこと、ハイ。

マッサージ屋さんの向かいにストレッチの整体があるので
直行しそうになる。
自力で動かさないとダメってことでしょうか。
それはそうだよね。

そのあとすこし迷ったのですが、久しぶりに映画へ。








ものすごい映画でした。
『タクシー運転手』を観てから、これも併せてみたいなあと
思っていたのですがタイミングよく観ることができてよかった。
最近はちこのこともあり、家を空ける時間を少なくしたいので
映画を控えめだったのですが、公開館の少ないこちらを
サクッとおさえられてよかった。
なにしろHDガッチガチで、映画10本以上録画済みなので
それを減らせばよいということもあり。
なにしろシーズン開幕だしね!! 
この映画についてまた改めて書いておきたいなあ。

羽生さんのシーズンイン、うっかりライストで見てしまう。
いやうっかりって時間ではないですが。
(2時過ぎまでもたもた夜更かししていると流れでうっかり)
AM3:00とか4:00なので、一日のリズムが崩れてしまうのですが。
夜更かししているうちについついというパターン。
「本当に自分のやりたいことをやる」
って、こういうことなのかあ、と、ひたひたと胸を熱くする。
ジョニーとプルさんにほんとうに寄り添っていて、
それをいまの羽生さんが演技するとこういうふうになるのだなあと、
そのイメージの積み重なりがすばらしい。
五輪明けは本当に皆さん伸び伸びしていて見ごたえがあります。
うれしいなー。紀平さんの演技はまだ観ていないのでたのしみ。

本屋さんでココロを動かされましたが、今回は我慢ガマン。
積読がねえ。ほんとにねえ。


ペンギンの憂鬱 (新潮クレスト・ブックス)

アンドレイ・クルコフ/新潮社

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いまある本をもうすこし読んでからね! 備忘のために残しておきます。


最初の悪い男 (新潮クレスト・ブックス)

ミランダ ジュライ/新潮社

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新潮はクレストブックスと文庫が強い……大好きなので、もろもろがあまりにもせつない。

さてちこにゃん、ちょっと気配がおとなしいです。
留守の間にカリカリは減っているので、たべてはいるのですが、
私が帰宅した夜以降、ベッドから出てきません。
ちょっと心配。黒缶をほぐしてベッドまで運びます。

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おお、素晴らしいくいつき。よかったよかった。

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かわいいぺろりん。みじかいぺろりん。
このあとお水を運んでごくごく飲んでいただきます。

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じつはまたちょっと。鼻水が出ています。右の鼻の穴だけ。
この写真では見えませんが。
せっかくようやく治った治ったと、安心していたので、軽く衝撃。
でもはやめ早めの手当てで大丈夫大丈夫、と
自分に言い聞かせているトコロ。
おくすりも切れたころなので、近いうちに病院に行く予定。
急に寒くなったしね。いろいろあります。あって当たり前です。






by chico_book | 2018-09-24 12:26 | 日々 | Comments(4)

ためこんでいた課題をあれこれ


ねこの病院のあとまわしにしていた
ヒトの病院にあれこれ行って
ああなんだかまるでスランプラリーのようだわ、
と感慨しきり。

検査結果の説明を受けて
諸々の注意事項とかとりあえず緊急性はない話とか
次の定期検査をいつ頃にしましょうとか紹介状とか
そんな感じのあれやこれや。
ひとりであれこれこなしていると
なんだか大人になりましたねえ、と、
今更過ぎる感慨が胸をよぎらなくもなく。

気がつけばはしごした病院どちらのドクターも
地元の公立大学の附属病院経由でいまの場所にいる方でした。
単なる偶然なのですが、地元では珍しくない話なのかな、
ちょっとびっくり。
以前知り合いだったかたのお嬢さんが
そこの医学部に合格してそのお祝いを
渋谷の炭火焼のお店でしたことなどぼんやり思い出す。
検査の真っ最中に。

「公立なのよ、学費やすいのよ、
ほんとに彼女の努力は尊いしありがたいのよ、
出来る範囲で一番安く済むんだから
文句なんか言ったら罰あたるのよ
でもねえ、正直6年はしんどいのよ………
しかもうちにはまだ息子がふたりもいるのよ……」

とジョッキ片手に嘆きつつ、運ばれてきた帆立を片手に

「いやああん、武田久美子!! 」

と絶叫していたたのしいマダム。

渋谷の飲み屋は意外とT大生が多い、
場所柄意外なのかいやまあ考えてみれば妥当なのかも
というお話をして

隣のテーブルがじっさいにT大生で
もりあがっていたこと、
私はそのときこの本のことを
思い出していたことなどを


(たぶんこの本の登場人物は別の学校だけれども)

薄暗い検査室で、うつらうつらしながら連想したりなんだりかんだり。

とはいえ、待ち時間が長かったので
一気に本を二冊も読めました。わあい。



誤解を恐れずに言うと、わたしは自分の家族と
あまり共有するものがなく、
シンプルな義務感のようなものでごくゆるく
結びついていると思っています。よくもわるくも。

この作品で描かれる家族とはもちろんまるで異なるけれど
そんな心の裏側の、ひっそりしたところに
ゆるく光を照射するような作品。

不謹慎な話ではありますが、家族を襲う不幸な事件や事故などが
報道されると、わたしはそこに残された家族、
とりわけ子供のことをいつも考えてしまいます。
それこそ条件反射のように。
じんせい残り少なくなってるのに
なぜ子供の立ち位置なんだ、とも思いつつも、
今やほとんどただの生理的な反射なのでやめることも出来ない。
でも、かわすことはずいぶんうまくなりました。たぶん。
当人比でしかありませんが。




タイトルと装丁の美しさ、
そして予測した通りの静かでひそやかで
儚いのにかぼそさのない(むしろ骨太さがあるのに儚い)
堀江敏幸の世界。その豊穣に、存分に浸れるよろこびよ。

偶然手にした古いはがきに書きつけられた
詩のように思える文章に導かれて
その作者を探りゆくまぼろしのような物語。
そのひとの実在は濃淡さまざまに色あいを変えるけれど
その詩人の記した言葉の詩情はふかくひっそりと
長く長く東洋の作家のなかに降りつもり、
そしてそれを私(たち)は受け取ってしまうのだという
ことばの幻惑にひたれるだけでもう充分。
フランス語が出来たらもう少し楽しめたかも。
いえいえこれで充分。







by chico_book | 2018-09-09 22:47 | 日々 | Comments(0)

アイハブワンハンドレッドミリオン

ジャパニーズえん。「Exchange please」

ワタクシたいへん大真面目に重々しく申し上げました。
2003年ローマはスペイン階段そばの
両替屋さんにて。

「……here?」
「Yes,Please」

そしてしずしず差し出す諭吉様おひとり
そうです明後日帰国なのです。
カードメインでしのげるけれど
ちょっと手持ちのユーロが心細くなったのです。
両替屋さんはたしてするっとユーロを出してくれました。
さては慣れてらっしゃる!!
私がその間違いに気づいたのは
その日の夜バスタブにつかりながらだったか
それともかなり後になってからだか、
いまはもう定かではありませんが。
いずれにしろ堂々とした間違いっぷりでした。
(帰国日にイタリア全土の停電に遭遇して
 電車は止まるわカードは使えないわ
 空港に行くのに大変だったので、
 ああほんとに少ないながらも現金あってよかったね、
 というお話はこちら)

フィンたんがツイッターでこんな話を教えてくれたから
そわそわそわそわ。


55000円ですよ…うっとり。

いや難しいんですけどね。
ちこにゃの治療費とかこの倍くらいかかったしね。
それでも自分のなかの気持ちを
ゼロベースにはしないことが大切ねきっと。
とりあえず予定はたてられないけれど
やはりパスポートはとっておこうかしらねえ……。

さてなにゆえワンハンドレッドミリオンなどを
思い出したのかと言いますと
ひさしぶりに映画を観てまいりました。

もうねえ、どれにしようか考えるのめんどくさかったので
さくっとざくっとポップコーンムービー!!
景気いいのを見たいよね!
というチョイス。





ああたのしかった! 弩級にたのしかった!!!
ひたすらゴージャスで景気良くって
有能なガールアンドレディがさっくさくと
すすんでゆくよ!! 
ああこういう世界を知ってるわ。
ずっと前から知ってるわ!!
松苗あけみ先生だわ
一条ゆかり女史だわ
そして西村しのぶの世界でもあり、ブラーバブラーバ!!!
これを紙の上で展開してくれていたなんて
なんて豊穣な時代を漫画とともに過ごしたのでしょう……!!!

とにかくサンドラブロックとケイトさまが
かっこいいです。
ほかもみんなかっこいいけれど。

さらっとヘレナ・ボナム・カーターがいて
やっぱりちょっとファッションがアレな役で
ほんとうに本当にたのしかったです。

ただ私はMETgalaの知識が、
ドキュメンタリー映画を観るまではほぼなかったので
予備知識があってよかったなあとは思います。
(感想記事はこちら)

2018の動画がむっちゃかっこいいのでご紹介。





予備知識なくても、
なんかゴージャスなファッションイベントあるのね?
と思ってそれで十分かもしれませんが。
なんだかんだ言って、
手持ちの知識でやりくりするもんですけれども。
でも私はドキュメンタリーを観ていてよかったなあと思いました。
明らかにこれを踏まえていると思われる展開もあったし。


夏休みの終わりに一気に読んだ本。

書店でちらっと見て……ギャル語?
いやそれは親和性高いだろうけど………
ちょっとどうかなあ?
と思いましたが読みはじめたらばひと息に。


かなりしっかり史実を踏まえていると思います。
(ちなみに私はベルばら→シュテファン・ツヴァイクがベース)
ちょっとひと昔前昔のコバルトっぽい読みやすさわかりやすさ。
これからこの世界に触れる人には(文体の好き嫌いを別にすれば)
最適の入門書ではなかろうか。

マリアテレジアの『圧が鬼』にばくしょう。
『ヨーロッパじゅうに圧が鬼で、末娘にも同じ強度で鬼圧』

清らかで乙女らしいよい娘であれ
優秀な政略結婚の駒となり
敵を作らず万人に愛されるフランス王太子妃
そしてフランス王妃となれ
宮廷の色に染まらず皆と仲良くし
奔放なヴェルサイユでの宮廷の空気に染まることなく
しかしとがめだてもせず受け入れて
子どもを、できれば男子を産み育て、
善き妻善き母になりなさい

この無茶ぶりの圧が、
意外と現代日本の女性にかかるものと近似値で
母と娘のこじれる物語とも相似で
そこに
『草食系男子・趣味に生き放蕩に走らず
 真面目な善き国王・良き家庭人としての夫』
としてのルイ16世再評価の流れもまた
興味深く読めました。
そんな善良な国王を登場させてももうどうにも
とまりようのない運命というのがまた。
そんな人間だからこそ身を捧げたということかもしれませんが。
そしてフェルセンはきっちり騎士道王子様で、
実はフェルセンとルイ16世の間に
友情らしきものがあるというがあり、
ふたりともアントワネットへの想いがきちんとあるという、
その両立がすごい。興味ある方はぜひ。おすすめです。
しかし新潮文庫nexなんてあるんですね。知らなんだ。

夏の終わりに繰り返し聴いている曲。









なんか意味のあるようなならびになりましたが
たまたまですよ。ほんとよ。



by chico_book | 2018-09-03 00:24 | 映画 | Comments(2)

たぶん間違いなく傑作


いまさら何を言ってるんだ、という話でもあるのですが
(羽生くんスケート上手いよねえ、みたいな話でもありますが)



『ちはやふる』を、
ことしの5月頃から少しずつ読んでいます。



このきっらきらの表紙と、
高校生の部活もので実写主演は広瀬すず!!
という情報に、
ああ、なんか評判いいよね、とは思うものの
でもきっと私向きではなさそう(みんな大好きだよねこういうの)
※最新刊の表紙が男子二人で言うほどキラキラしてないので一巻を

というくらいのテンションだったのですが
夫の長きにわたる静かで熱いプッシュプッシュ更にドン、
に根負けした要素が大きいのですが(いまは平伏)

ほんっとごめん!! ごめんなさい!!!
むちゃくちゃ面白いですこれ!

このキラキラの高校生たちが全力で
競技かるたに挑んでゆく物語なのですが
全員の個性をものすごく実体をもって描いています。
これはすごい。
みんなすごいのですが、すごいの裏側にあるダメなところ
ちょっとあれ、ってなるようなところを
破綻なく、きちんと両方成立して描いています。
キャラクターの、立体的な肉づけの凄味。

もちろん、メインの強くて強くて研ぎ澄まされた人たちだけではなく
部活やかるた会で一緒にすごす、あらゆるキャラクターに至るまで
その生活が人生がきちんと成立していて、いまたまさかここにいるのだと思える、
そうとしか思えないこのリアリティ。

そしてそこだけで終わらないのがこの作品のすごさ。
彼らのまわりにいる大人たちが、ものすごくきちんと大人として
むきあっています。
もちろん「競技かるた」を応援するひともいるけれど、
そうでない立場のひとについても
とおりいっぺんの嫌われ役などではなく、
その発言その立場にいるだけの背景がきちんと見える。
そしておとなが全力で若い人の成長をアシストするのだけれど
導くだけではなく、自分の進歩も決してあきらめない。けっして。

これはすごい作品だと思います。
私のなかで、成長もののコミックとして
『ヒカルの碁』がひとつのシンボルなのですが
(週刊少年誌・月刊女性誌と、掲載媒体もかなり毛色が違うので
 安直に比較するのもよくないのですが)
『ヒカルの碁』が22巻で完結しているのに対して
30巻前後から、鮮やかに背景が立ちあがってくる
このダイナミズムは只事ではありません。
ここまできていまからこんなにギアがあがるものなの?
と、びっくりした。ほんとうにびっくりした。

キャラクターとしては、
ほんとに嫌いになるひとがいなくてびっくりします。
いやな子や、いやな人はいるんですよ。
でも、いやに思える部分と表裏一体のなにがしかが
きちんと描かれて、ああ、そうだよね、そういうひとだよね人間って、
なんて、受け入れてしまえる。

こんな幸福なまんが体験ができるなんて。
いままで(偏見で)手を出さなくて本当にごめんなさい。

決して届かないと思っていた場所
一歩でも足をすすめれば、そこに近づくことができる
そのことの尊さ
そして努力すること
あきらめないことの強さ

「ねだるな
 勝ち取れ
 さすれば与えられん」

は、私の胸にこだましているフレーズのひとつなのですが

私はそれを

届いても届かなくても、
自分が望んだもの以上の豊かなものがきっと戻ってくる
そしてそれは思わぬかたちで恩寵のように
自分でも気づかないうちに
それをその形をコントロールすることなんて誰にもできない

という意味で受け止めています。

誰もが誰かを育てているし、
じぶんも自分のやり方で足をすすめる、
自分は自分の戦いを決してやめない、
NEVER,NEVER,NEVER,NEVER!!
というその足の裏に感じる力強さ。

それでいてコミカルな部分も
そしてあくまでメジャーではない、アマチュア競技としての
いろんな不完全さ不安定さも
余すところなく万全に描ききっています。
こんなにそこ力があって華やかさも備えていてなおかつ
やさしく笑かしてくれる作品に、リアルで出会えてよかった。
ほんとうによかった。

「あんたは昔っから家のことせんで
 本のじょう読んでひとつもおぼえんで
 嫁御に出されんちおばあちゃんもいいよった」
 
と、この夏も思い出したように母に言われたワタクシですが

好きなものは、
切り離すことなんてできないのだということを
それは人生そのものなのだということを
今更ながら思い知ることができた(幸福)作品です。
すごい。
いや、ほんと、
おかげですばらしく豊かな人生をおくっております。

図書館で借りて読んでいるのはこちら。


イギリスの高齢者たちの群像劇。
知的階級に属するひとたちがメインなので
古典や美術、歴史とりわけ
(カナリア諸島の別荘地が舞台のひとつなので)スペイン内戦など
話題のひろがりが多岐にわたっていてとても楽しい。
ミーハーなのでとっぷりとひたっております。
急いで読むこともできるのだけれど
そんなもったいないことはしたくない作品。
じりじりねちねちゆっくり読むのがたのしい。
購入した方がいいのかな。いいのかも。

そしてろくろく夏休みがある訳でもないのに
どうしてこうして外国文学とかに
手を出させる魔力があるのが8月半ばという季節(責任転嫁)
夢にみるほど芬語やんなくちゃテンションなのにね!


by chico_book | 2018-08-17 00:01 | まんが | Comments(0)

もいもいちこにゃん

いろいろ変更になりまして
ぽっかり予定外の時間が空きました。

という訳でちこにゃんの様子見に病院へ。

入院中のお見舞は、
『なにより励みになるので積極的に』
派と
『一緒に帰れると思ってぬか喜びさせてかわいそう』
派に分かれるようです。

私も、ちこにゃ置き去りにされた、捨てられちゃった
と、
しょぼんとしてないかしら、と、心配だったので、
どんな様子かお話しだけきければ、
とだけ思ったのですが

「ちょっとまってくださいねぇ」

と、説明する間もなく面会体制に。
・・・・・・・いや、もちろんありがたいです。

以前待合室で、避妊手術に来ていた女子にゃんさんについて

「おむかえは明日ですが、
18時以降なら
麻酔が切れてると思いますから会えますよ」

「いや、あしたでいいです」

という会話を耳にしました。先生一瞬びっくりしてました。
入院中の面会は積極的に、という方針なのでしょうきっと。

はたしてちこにゃんとご面会。わぁ……(感無量)

なんにも様子変わらず、特に反応もしないちこにゃんにゃ。
ヨロコビもさみしがりもしない。うう、うう。
いいのよそれで。
ちこのココロが騒がないのがいちばんだもの。

どんな様子ですか?

『すごく落ちついてずっとすやすや寝てますね』

それではちこにゃ、
寝起きでぽぉっとしているのかもね。

『昨日はちっちが少し出にくかったので、
刺激してあげたらちゃんと出ました。
今朝は自分でしましたよ』

・・・・そうですか。それはなにより。
いやほんとになによりです。

だっこさせてもらう。
おお、この重さ、重心の定まらない感じ、
ほんのりしたあたたかさ。ちこ大好き。

『カリカリは少し食べづらそうですね。
 半分くらいは食べました。
 ウェットは黒缶がお気に入りみたいです』

ふぉぉ!! ありがとうございます。
ほんとうにあれこれためしてみるものの、
なにしろどれもいまひとつ
お気に召さないものばかりでしてのう!ノウ!!!


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(この『15歳以上』とかではないほうがよいのかもしれませんが)

総じて、まったく困ることなく
落ちついてすやすや過ごしているようです。
おためしで、ちっちゃめのエリザベスカラーを
つけてもらってるのだそうで。

でもやっぱり気にはしているようで、
外してあげるとようやくちっちをするし、
そしてその時に一生懸命
お顔をかいてしまうそうなのです。

とにかくあと数日、しっかり見ていただけるので
ちこにゃんがんばろうがんばろう
私もがんばるね

最後まで顎と、おでこをかしかしして、
名残惜しくちこちこ好き好きと伝えて
それではよろしくおねがいします、
と診療室を後にしたところ、

目の前、待合室にグレートデーンがいました!!
ワオ!

顔の位置がほぼ私の胸でした!!
こんな至近距離ではじめてみましたよ!
(お散歩してるところを、遠巻きに見たことはあります)
そういえばこちらの待合室で、ウィペットに
お会いしたこともあります。
大きいわんこさんにあうのは、望外なよろこび。


それにしても、
ねこの不在はじんわりとこたえますね。

私は知らずにこんなにも、いつもいつも
地上20cmあたりを目で追っていたのか、
なんということのないときに、
たとえばドアちゃんと閉めたかしら、
ちこが閉じ込められたりしてないかしら、
なにか引っかかったりしてないかしら
いま、聞こえたようなかすかな物音は
ちこかしら、
エアコン冷えすぎてないかしら
あるいは暑すぎないかしら
ちこのいるあたりの空気の流れはどうかしら
そろそろお水を新しく
汲みなおしてあげた方がいいかしら
洗濯物、黒いものちゃんと分けといたっけ
(毛がついちゃう)

そんなことをなにも、
何ひとつ思わなくていい(その必要がない)なんて

なんていう途方もなさ。
途方もない寂しさ。


シリーズ4作目。
今回は海辺の別荘に手を入れるお話で、
サンルームや屋根裏や、天窓をつけたり、家具や壁紙を選んだり
ねこドアから行ったり来たりするエピソード満載で
たのしく読めました。

そろそろかな、と思っていましたら7/19発売!
やった!!


※まだ読んでいる途中です
兄・頼朝と面会して
さあさあ富士川だ!と思ったらいきなり腰越状へ。
義経の軍事の天才平家追討エピソードまるっとカットですよ。
なにこのスピード感。
そして町田さんがどこを切り取って
どう書きたいのかがビシビシわかって、ぞくぞくします。
これはたまらない!



by chico_book | 2018-07-30 02:30 | ねこ | Comments(3)